JP4480931B2 - 階層セル構造におけるマクロセルとマイクロセルとの間のハンドオフ方法 - Google Patents

階層セル構造におけるマクロセルとマイクロセルとの間のハンドオフ方法 Download PDF

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Description

【0001】
(技術分野)
本発明は、無線通信システムにおけるハンドオフ方法およびその方法を実現させるためのプログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体に関し、特に、無線通信システムの階層セル構造においてマクロセルとマイクロセルとの間でハンドオフを行う方法およびその方法を実現させるためのプログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体に関する。
(背景技術)
一般に、無線通信システムにおける階層セルの構成時には、マクロセルとマイクロセルおよびピコセルが、同じサービス帯域に混在し得る。マクロセルを上位セルに、マイクロセルを下位セルにした場合を一例として説明することにする。
【0002】
同一サービス帯域とは、符号分割多重接続(CDMA: code division multiplexing access)方式のセルラー移動通信(cellular movable communication)、個人携帯通信(PCS: personal communication system)などのように相異なるサービス帯域を持つ通信方法の中で、いずれか一つのサービス帯域をいう。
【0003】
現在GSM(global system for mobile communication)方式では、PDC(pacific digital cellular)とPHS(personal handyphone system)との間の階層セル構造が使用されている。しかし、GSM階層セル方式は、相異なる周波数帯域が割り当てられた相異なるサービス帯域間に階層セルを形成されるものである。
【0004】
一方、コード分割多重接続(CDMA)方式でもまた、相異なるサービス帯域間にこのような階層セルを形成する構想がかなり練られている。現在セルラー移動通信サービス帯域、個人携帯通信(PCS)サービス帯域および次世代移動通信(IMT-2000)サービス帯域に区分されているが、多くの研究を通じて、階層セル構造にこれらを適用することとなる。
【0005】
しかし、同じセルラー移動通信サービス帯域、個人携帯通信(PCS)サービス帯域および次世代移動通信(IMT-2000)サービス帯域などのそれぞれのサービス帯域に適用できる階層セル間のハンドオフシステムが求められてきている。また、二重モード移動局構造ではなく、単一モード移動局でマクロセルおよびマイクロセルに対するサービスが有効であり、マクロセルとマイクロセルとの間のハンドオフをサポートできる機能が要求されてきている。
(発明の開示)
したがって、本発明は、無線通信システムの階層セル構造におけるマクロセルとマイクロセルとの間でハンドオフを行う方法、また、その方法を実現させるためのプログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体を提供することを目的とする。
【0006】
上記課題を解決するために、本発明に係るハンドオフ方法は、階層セル構造におけるマクロセルからマイクロセル(ピコセル)へのアイドルハンドオフを行う方法において、階層セルを構成するために、同一サービス帯域でマクロセルおよびマイクロセル(ピコセル)に異なる周波数割当て(FA)を与える第1ステップと、基地局から移動局に、隣接基地局のセル構成情報と擬似雑音(PN)コードを伝送する第2ステップと、隣接基地局のセル構成情報を利用して、マクロセルを通じてサービスを受けている移動局が、階層セルにあるか否かを確認する第3ステップと、T_ADDは隣接セットの基地局が候補セットに含まれるために必要な基地局パイロット強度の値を表し、Ecは一つの擬似雑音チップ周期の間に蓄積されたパイロットエネルギーを表し、Ioはマクロセルの受信帯域幅内の総電力スペクトル密度を示すとき、マイクロセルへのアイドルハンドオフを行うために、マイクロセルの擬似雑音(PN)コードを周期的に検索し、擬似雑音(PN)コードの値が、T_ADD以上であり、Ec/Io以上であるか否かを確認する第4ステップと、単一モード移動局の番号割当てモジュール(NAM: number assignment module)の主チャネルにマクロセルの周波数を割り当てると共に単一モード移動局の番号割当てモジュールの副チャネルにマイクロセル(ピコセル)の周波数を割り当てるか、あるいは、単一モード移動局の番号割当てモジュールの副チャネルにマクロセルの周波数を割り当てると共に単一モード移動局の番号割当てモジュールの主チャネルにマイクロセル(ピコセル)の周波数を割り当てる第5ステップとを含む。
【0007】
また、本発明係るハンドオフ方法は、階層セル構造におけるマイクロセル(ピコセル)からマクロセルへのアイドルハンドオフを行う方法において、階層セルを構成するために、同一サービス帯域でマクロセルおよびマイクロセル(ピコセル)に異なる周波数割当て(FA)を与える第1ステップと、基地局から移動局に、隣接基地局のセル構成情報と擬似雑音(PN)コードを伝送する第2ステップと、隣接基地局のセル構成情報を利用して、マイクロセル(ピコセル)を通じてサービスを受けている移動局が、階層セルにあるか否かを確認する第3ステップと、マイクロセル信号のパイロット信号強度に応じて、マクロセルの信号を検索するタイミングを決定する第4ステップと、T_ADDは隣接セットの基地局が候補セットに含まれるために必要な基地局パイロット強度の値を表し、Ecは一つの擬似雑音チップ周期の間に蓄積されたパイロットエネルギーを表し、Ioはマクロセルの受信帯域幅内の総電力スペクトル密度を示すとき、マクロセルへのアイドルハンドオフを行うために、マクロセルの擬似雑音(PN)コードを周期的に検索し、擬似雑音(PN)コードの値が、T_ADD以上であり、Ec/Io以上であるか否かを確認する第5ステップと、単一モード移動局の番号割当てモジュール(NAM: number assignment module)の主チャネルにマクロセルの周波数を割り当てると共に単一モード移動局の番号割当てモジュールの副チャネルにマイクロセル(ピコセル)の周波数を割り当てるか、あるいは、単一モード移動局の番号割当てモジュールの副チャネルにマクロセルの周波数を割り当てると共に単一モード移動局の番号割当てモジュールの主チャネルにマイクロセル(ピコセル)の周波数を割り当てる第6ステップとを含む。また、本発明に係るハンドオフ方法は、階層セル構造におけるマクロセルからマイクロセル(ピコセル)へのトラフィックでのハンドオフを行う方法において、階層セルを構成するために、同一サービス帯域でマクロセルおよびマイクロセル(ピコセル)に異なる周波数割当て(FA)を与える第1ステップと、基地局から移動局に、隣接基地局のセル構成情報と擬似雑音(PN)コードを伝送する第2ステップと、隣接基地局のセル構成情報を利用して、マクロセル内のトラフィックにおける移動局が、階層セルにあるか否かを確認する第3ステップと、隣接セットの基地局が候補セットに含まれるために必要な基地局パイロット強度の値をT_ADDと表すとき、マイクロセルへのトラフィックでのハンドオフを行うために、マイクロセルの擬似雑音(PN)コードを周期的に検索し、擬似雑音(PN)コードの値が、T_ADD以上か否かを確認する第4ステップと、単一モード移動局の番号割当てモジュール(NAM: number assignment module)の主チャネルにマクロセルの周波数を割り当てると共に単一モード移動局の番号割当てモジュールの副チャネルにマイクロセル(ピコセル)の周波数を割り当てるか、あるいは、単一モード移動局の番号割当てモジュールの副チャネルにマクロセルの周波数を割り当てると共に単一モード移動局の番号割当てモジュールの主チャネルにマイクロセル(ピコセル)の周波数を割り当てる第5ステップとを含む。
【0008】
また、本発明に係るハンドオフ方法は、階層セル構造におけるマイクロセル(ピコセル)からマクロセルへのトラフィックでのハンドオフを行う方法において、階層セルを構成するために、同一サービス帯域でマクロセルおよびマイクロセル(ピコセル)に異なる周波数割当て(FA)を与える第1ステップと、基地局から移動局に、隣接基地局のセル構成情報と擬似雑音(PN)コードを伝送する第2ステップと、隣接基地局のセル構成情報を利用して、マイクロセル(ピコセル)を通じてサービスを受けている移動局が、階層セルにあるか否かを確認する第3ステップと、マイクロセル信号のパイロット信号強度に応じて、マクロセルの信号を検索するタイミングを決定する第4ステップと、T_ADDは隣接セットの基地局が候補セットに含まれるために必要な基地局パイロット強度の値を表すとき、マクロセルへのトラフィックでのハンドオフを行うために、マクロセルの擬似雑音(PN)コードを周期的に検索し、擬似雑音(PN)コードの値が、T_ADD以上であるか否かを確認する第5ステップと、単一モード移動局の番号割当てモジュール(NAM: number assignment module)の主チャネルにマクロセルの周波数を割り当てると共に単一モード移動局の番号割当てモジュールの副チャネルにマイクロセル(ピコセル)の周波数を割り当てるか、あるいは、単一モード移動局の番号割当てモジュールの副チャネルにマクロセルの周波数を割り当てると共に単一モード移動局の番号割当てモジュールの主チャネルにマイクロセル(ピコセル)の周波数を割り当てる第6ステップとを含む。
【0009】
また、本発明に係るハンドオフ方法は、階層セル構造における上位セルと下位セルとの間でハンドオフを行う方法において、階層セルを構成するために、同一サービス帯域で上位セルおよび下位セルに異なる周波数割当て(FA)を与える第1ステップと、隣接基地局のセル構成情報により階層セルを確認し、ムーブメントセルのPNコードを検索してハンドオフを行う第2ステップと、単一モード移動局の番号割当てモジュール(NAM: number assignment module)の主チャネルに前記上位セルの周波数を割り当てると共に単一モード移動局の番号割当てモジュールの副チャネルに前記下位セルの周波数を割り当てるか、あるいは、単一モード移動局の番号割当てモジュールの副チャネルに前記上位セルの周波数を割り当てると共に単一モード移動局の番号割当てモジュールの主チャネルに前記下位セルの周波数を割り当てる第3ステップとを含む。
【0010】
また、本発明に係るハンドオフ方法を機能として実現させるためのプログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体には、マイクロプロセッサーを備えた無線通信システムにおける階層セル構造においてマクロセルからマイクロセル(ピコセル)へのアイドルハンドオフを行う機能として、階層セルを構成するために、同一サービス帯域でマクロセルおよびマイクロセル(ピコセル)に異なる周波数割当て(FA)を与える第1機能と、基地局から移動局に、隣接基地局のセル構成情報と擬似雑音(PN)コードを伝送する第2機能と、隣接基地局のセル構成情報を利用して、マクロセルを通じてサービスを受けている移動局が、階層セルにあるか否かを確認する第3機能と、T_ADDは隣接セットの基地局が候補セットに含まれるために必要な基地局パイロット強度の値を表し、Ecは一つの擬似雑音チップ周期の間に蓄積されたパイロットエネルギーを表し、Ioはマクロセルの受信帯域幅内の総電力スペクトル密度を示すとき、マイクロセルへのアイドルハンドオフを行うために、マイクロセルの擬似雑音(PN)コードを周期的に検索し、擬似雑音(PN)コードの値が、T_ADD以上であり、Ec/Io以上であるか否かを確認する第4機能と、単一モード移動局の番号割当てモジュール(NAM: number assignment module)の主チャネルにマクロセルの周波数を割り当てると共に単一モード移動局の番号割当てモジュールの副チャネルにマイクロセル(ピコセル)の周波数を割り当てるか、あるいは、単一モード移動局の番号割当てモジュールの副チャネルにマクロセルの周波数を割り当てると共に単一モード移動局の番号割当てモジュールの主チャネルにマイクロセル(ピコセル)の周波数を割り当てる第5機能とを含めて記録する。
【0011】
また、本発明に係るハンドオフ方法を機能として実現させるためのプログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体には、マイクロプロセッサーを備えた無線通信システムにおける階層セル構造においてマイクロセル(ピコセル)からマクロセルへのアイドルハンドオフを行う機能として、階層セルを構成するために、同一サービス帯域でマクロセルおよびマイクロセル(ピコセル)に異なる周波数割当て(FA)を与える第1機能と、基地局から移動局に、隣接基地局のセル構成情報と擬似雑音(PN)コードを伝送する第2機能と、隣接基地局のセル構成情報を利用して、マイクロセル(ピコセル)を通じてサービスを受けている移動局が、階層セルにあるか否かを確認する第3機能と、マイクロセル信号のパイロット信号強度に応じて、マクロセルの信号を検索するタイミングを決定する第4機能と、T_ADDは隣接セットの基地局が候補セットに含まれるために必要な基地局パイロット強度の値を表し、Ecは一つの擬似雑音チップ周期の間に蓄積されたパイロットエネルギーを表し、Ioは前記マクロセルの受信帯域幅内の総電力スペクトル密度を示すとき、マクロセルへのアイドルハンドオフを行うために、マクロセルの擬似雑音(PN)コードを(周期的に)検索し、擬似雑音(PN)コードの値が、T_ADD以上であり、Ec/Io以上であるか否かを確認する第5機能と、単一モード移動局の番号割当てモジュール(NAM: number assignment module)の主チャネルにマクロセルの周波数を割り当てると共に単一モード移動局の番号割当てモジュールの副チャネルにマイクロセル(ピコセル)の周波数を割り当てるか、あるいは、単一モード移動局の番号割当てモジュールの副チャネルにマクロセルの周波数を割り当てると共に単一モード移動局の番号割当てモジュールの主チャネルにマイクロセル(ピコセル)の周波数を割り当てる第6機能とを含めて記録する。
【0012】
また、本発明に係るハンドオフ方法を機能として実現させるためのプログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体には、マイクロプロセッサーを備えた無線通信システムにおける階層セル構造においてマクロセルからマイクロセル(ピコセル)へのトラフィックでのハンドオフを行う機能として、階層セルを構成するために、同一サービス帯域でマクロセルおよびマイクロセル(ピコセル)に異なる周波数割当て(FA)を与える第1機能と、基地局から移動局に、隣接基地局のセル構成情報と擬似雑音(PN)コードを伝送する第2機能と、隣接基地局のセル構成情報を利用して、マクロセル内のトラフィックにおける移動局が、階層セルにあるか否かを確認する第3機能と、T_ADDは隣接セットの基地局が候補セットに含まれるために必要な基地局パイロット強度の値を表すとき、マイクロセルへのトラフィックでのハンドオフを行うために、マイクロセルの擬似雑音(PN)コードを周期的に検索し、擬似雑音(PN)コードの値が、T_ADD以上か否かを確認する第4機能と、単一モード移動局の番号割当てモジュール(NAM: number assignment module)の主チャネルにマクロセルの周波数を割り当てると共に単一モード移動局の番号割当てモジュールの副チャネルにマイクロセル(ピコセル)の周波数を割り当てるか、あるいは、単一モード移動局の番号割当てモジュールの副チャネルにマクロセルの周波数を割り当てると共に単一モード移動局の番号割当てモジュールの主チャネルにマイクロセル(ピコセル)の周波数を割り当てる第5機能とを含めて記録する。
【0013】
また、本発明に係るハンドオフ方法を機能として実現させるためのプログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体には、マイクロプロセッサーを備えた無線通信システムにおける階層セル構造においてマイクロセル(ピコセル)からマクロセルへのトラフィックでのハンドオフを行う機能として、階層セルを構成するために、同一サービス帯域でマクロセルおよびマイクロセル(ピコセル)に異なる周波数割当て(FA)を与える第1機能と、基地局から移動局に、隣接基地局のセル構成情報と擬似雑音(PN)コードを伝送する第2機能と、隣接基地局のセル構成情報を利用して、マイクロセル(ピコセル)を通じてサービスを受けている移動局が、階層セルにあるか否かを確認する第3機能と、マイクロセル信号のパイロット信号強度に応じて、マクロセルの信号を検索するタイミングを決定する第4機能と、T_ADDは隣接セットの基地局が候補セットに含まれるために必要な基地局パイロット強度の値を表すとき、マクロセルへのトラフィックでのハンドオフを行うために、マクロセルの擬似雑音(PN)コードを周期的に検索し、擬似雑音(PN)コードの値が、T_ADD以上であるか否かを確認する第5機能と、単一モード移動局の番号割当てモジュール(NAM: number assignment module)の主チャネルにマクロセルの周波数を割り当てると共に単一モード移動局の番号割当てモジュールの副チャネルにマイクロセル(ピコセル)の周波数を割り当てるか、あるいは、単一モード移動局の番号割当てモジュールの副チャネルにマクロセルの周波数を割り当てると共に単一モード移動局の番号割当てモジュールの主チャネルにマイクロセル(ピコセル)の周波数を割り当てる第6機能とを含めて記録する。
【0014】
また、本発明に係るハンドオフ方法を機能として実現させるためのプログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体には、マイクロプロセッサーを備えた無線通信システムにおける階層セル構造において上位セルと下位セルとの間でハンドオフを行う機能として、階層セルを構成するために、同一サービス帯域で上位セルおよび下位セルに異なる周波数割当て(FA)を与える第1機能と、隣接基地局のセル構成情報により階層セルを確認し、ムーブメントセルのPNコードを検索してハンドオフを行う第2機能と、単一モード移動局の番号割当てモジュール(NAM: number assignment module)の主チャネルに前記上位セルの周波数を割り当てると共に単一モード移動局の番号割当てモジュールの副チャネルに前記下位セルの周波数を割り当てるか、あるいは、単一モード移動局の番号割当てモジュールの副チャネルに前記上位セルの周波数を割り当てると共に単一モード移動局の番号割当てモジュールの主チャネルに前記下位セルの周波数を割り当てる第3機能とを含めて記録する。
【0015】
IS-95B等で提案されている無線データサービスを概略すると、音声サービスから音声およびデータサービスに変わる傾向にあることが、第1に挙げられる。これに伴い、マクロセルの構想は、マイクロセルや、さらにはピコセルにまで発展すべきものである。なぜなら、セルラー移動通信事業者や個人携帯通信事業者などの事業者は、与えられた周波数資源を活用して、すべての音声およびデータサービスを提供すべきであり、このためには、マクロセルはマイクロセルまたはピコセルに発展すべきである。
【0016】
このとき、マクロセルとマイクロセル(ピコセル)に同じ周波数割当て(FA: frequency assignment)を与えると、次のような問題点が発生する。例えば、同じ周波数割当て(FA)における異なる擬似雑音(PN: pseudo noise)コードを通じて、サービスが提供された場合には、すべての移動局でサービスを提供できるように、使用されるすべての周波数割当て(FA)の数が、マクロセルとマイクロセル(ピコセル)との間で同一でなければならず、そのことは、ハードウェアの浪費を引き起こす。
【0017】
したがって、より円滑で多様なサービスを提供するために、本発明においては、マクロセルおよびマイクロセルの帯域に相異なる周波数を割り当てる。このとき、1つの考えとして、高速の音声サービスを利用する加入者はマクロセルでサービスを受け、高速のデータおよび音声サービスなどを利用する加入者はマイクロセルでサービスを受けるとよい。
【0018】
マクロセルおよびマイクロセル(ピコセル)に割り当てられた相異なる周波数の間での円滑なハードハンドオフ(hard handoff)のために、パイロットビーコン(pilot beacon)を使用することができる。しかし、この場合、初期システムパラメータメッセージを介して受信したチャネルリストから、移動局が単独で取るべきチャネルを探し得ない可能性がある。すなわち、マクロセルおよびマイクロセルで使用されるすべてのチャネルに関する情報が、チャネルリストメッセージに伝送されると、移動局は、チャネルリストを参照して自分の番号とハッシング関数を実行し、サービスを受けるための符号分割多重接続(CDMA)チャネルに移動する。ここで、移動局がマイクロセルのチャネルに割り当てられ、マクロセルにある場合、該当するチャネルはマクロセルでビーコン(beacon)として使用されるので、移動局は初期状態を、引続き繰り返す。そして、移動局がサービスを受けられなくなるという問題点が発生し得る。
【0019】
したがって、本発明において、それぞれのセルが互いに区分されるように、番号割当てモジュール(NAM: number assignment module)の主チャネル(primary channel)および副チャネル(secondary channel)に、マクロセルの周波数およびマイクロセル(ピコセル)の周波数を互いに交差するように割り当てる。それにより、同一サービス帯域のマイクロセルに周波数が異なるように割り当てられた階層セル構造において、単一モード移動局で、サービスの提供が可能となる。
【0020】
すなわち、本発明では、同一サービス帯域で周波数割当て(FA)が異なるように二重モード移動局ではなく単一モード移動局で階層セルサービスを行うためのハンドオフ方法を提案する。
【0021】
図1は、本発明の実施の形態に係るマクロセルとマイクロセルで構成される階層セル構造を示す概念図である。
【0022】
一般に、全体的なサービス領域には、マクロセルが存在する領域とマイクロセル(ピコセル)が存在する領域とがあり、また階層セルがあり得る。しかし、本発明における一つの実施の形態で、マクロセルと重なった階層セルの形態のみを考慮する。現在提供されている階層セルサービスを考慮すると、このとき、マイクロセルが既存のマクロセルの内部に位置するためである。
【0023】
図1で、符号101ないし103はマクロセルを示し、104ないし108はマイクロセル(ピコセル)を示す。移動局は、それ自体の位置と関係なく、すべての位置でネットワーク全体へのサービスが有効でなければならない。このために、最初に移動局がサービスを受けるセルを選択する方法、およびアイドル状態またはトラフィック状態でのハンドオフ方法が重要である。
【0024】
移動局が、基地局と同期して単純にサービスを受けることは、既存の方法と同様に進行される。この場合には、すべてのセルで、すべての同じ周波数帯域が順々に使用される。このために、移動局のEEPROM(electrically erasable programmable read only memory)のようなメモリ素子に、主チャネルと副チャネルとが順々に決定される。例えば、符号分割多重接続(CDMA)セルラーサービスをしている「SKテレコム(株)」の場合に、779チャネルと738チャネルとが、それぞれ主チャネルおよび副チャネルとして決定されている。
【0025】
図1に示されているように、階層セル形態に発展する場合や、マクロセルおよびマイクロセル(ピコセル)が同じ周波数割当て(FA)を使用する場合に、高周波(RF: radio frequency)エンジニアリングの面で、多くの困難が発生する。例えば、符号分割多重接続(CDMA)システムが、電力制御を基本とするために、移動局は、信号の強度に応じて各位置で電力制御を行う。それに対し、マイクロセル(ピコセル)がほとんどマクロセルの外側に存在し、移動局がマイクロセル(ピコセル)にはサービスがなされていない場合に、移動局は、マクロセルの電力制御を受けて信号を放出することとなる。このとき、同一周波数割当て(FA)を使用するので、マクロセルが隣接したマイクロセル(ピコセル)に非常に強く影響を与えるために、マイクロセルでは場合によって容量が落ち得る。また、その先でも多くの問題が発生することとなる。
【0026】
これを解決するために、同一符号分割多重接続(CDMA)サービス帯域でマクロセルおよびマイクロセル(ピコセル)の階層構造では、相異なる周波数割当て(FA)が、互いに区分するために、使用される。
【0027】
図2は、本発明に係る実施の形態において、同一サービス帯域で、マクロセルおよびマイクロセルに、異なる周波数が割り当てられるときの、主チャネル割当てと周波数割当てを示す図面である。
【0028】
図2では、現在使用されているディジタル符号分割多重接続(CDMA)セルラー帯域周波数割当て(FA)にマッチングされるアナログセルラーシステム(AMPS)のチャネル番号が、一例として挙げられている。図2の例は、既存のシステムに応用することもできるが、新しく割り当てられた符号分割多重接続(CDMA)帯域にも利用することができる。ここでは、単純に割り当てられる符号分割多重接続(CDMA)の帯域であり、使用可能な周波数割当て(FA)の数が9個であると仮定されている。
【0029】
1FAないし6FAは、マクロセルで使用される帯域に割り当てられ、7FAないし9FAは、マイクロセル(ピコセル)で使用する帯域に割り当てられる。従来では、マクロセルで9個の周波数割当て(FA)をすべて使用されたが、都心部などの密集地域やビルディングなどの事務室内部では、マイクロセル(ピコセル)の概念が適用される。それにより、より効率的な階層セル構造へ発展させるために、周波数割当て(FA)を異にする形式の階層セルを考慮し、図1のような階層セル構造に、図2に示したようなマクロセルおよびマイクロセル(ピコセル)の周波数割当て(FA)を実施する。
【0030】
このとき、マクロセルおよびマイクロセルの二つの帯域をすべてサービスするためには、移動局を二重モードに変更するか、またはソフトウェアを変更させて二つの帯域、すべてにサービスがなされるようにしなければならない。そこで、本発明では、既存の移動局を使用して階層セルサービスが可能となるようにするため、移動局の番号割当てモジュール(NAM)プログラムを後述のようにアップグレードしてサービスを提供する。
【0031】
図2に示されているように、マクロセルのために移動局では、1FA(203)とAMPSチャネル番号1011が、主チャネルとして割り当てられ、7FA(204)とAMPSチャネル番号234が、副チャネルとして割り当てられる。初期化状態になれば、移動局は、マクロセルで最初に登録してサービスを受けるために、主チャネルをまず検索する。ただし、階層セルからマイクロセル(ピコセル)の信号が入るときのみ、移動局は、マクロセルのために、副チャネルを検索してマイクロセル(ピコセル)に登録する。
【0032】
それに対し、マイクロセル(ピコセル)のために、移動局では、マクロセルと反対に、7FA(204)とAMPSチャネル番号234が主チャネルとして割り当てられ、1FA(203)とAMPSチャネル番号1011が副チャネルに割り当てられる。初期化状態になれば、移動局がどこに位置しても、EEPROMにプログラムされた主チャネルが、まず検索され、見つかれば、マイクロセル(ピコセル)での登録がなされ、見つからなければ、マクロセルに登録するために、副チャネルが検索される。
【0033】
例えば、移動局が、図1のマイクロセル104に位置しており、主チャネルにマクロのための周波数が割り当てられている場合、マイクロセル104は、マクロセル102の内部に存在するマイクロセル(ピコセル)であるので、ここにマクロセル102の信号も存在することとなる。したがって、初期化が要求されると移動局が、自分の主チャネルであるマクロセルの1FA(203)の信号を検索して同期し、マクロセルにシステムが決定される。
【0034】
しかし、移動局がマイクロセル104の位置にあり、主チャネルにマイクロセル(ピコセル)のための周波数が割り当てられている場合、移動局の主チャネルがマイクロセルの1FA(204)であり、この信号が存在するので、移動局はこの信号の擬似雑音(PN)コードを検索して同期し、マイクロセル(ピコセル)にシステムが決定される。
【0035】
主チャネルにマイクロセルの周波数が割り当てられている移動局が、マクロセルしかない地点101に存在すると、移動局は、最初に主チャネルを検索したときに信号が存在しないので、副チャネルを検索する。副チャネルを検索すると信号は存在するので、移動局は、ここに同期し、マクロセルにシステムが決定される。
【0036】
一方、マクロセルおよびマイクロセル(ピコセル)の階層構造におけるハンドオフを行うために考慮すべき点がある。すなわち、基地局側では、移動局に伝送するパラメータを変更または追加し、移動局では、これを処理するルーチンを新しく備えるべきである。これは単にソフトウェアのみを修正することで可能であり、パラメータは従来から使用しているものの中から確保されたものを使用することができ、また、新しく追加することもできる。
【0037】
図3は、基地局から移動局に伝送するページングチャネルに隣接リストメッセージ(neighbor list message)を示し、隣接基地局状態(NGHBR_CONFIG)は、隣接セルの構成を示す。すなわち、セルの同一構成が存在すること、または存在しないこと、セルの周波数割当て(FA)の番号が存在すること、または存在しないこと、およびページングチャネルが存在すること、または存在しないことを示す。ここで、商用化されたシステムで使用されているものは、301の4個であり、302の4個は使用されていない。したがって、302を階層セル構造に割り当てて使用することによって、各場合にハンドオフを展開することができる。
【0038】
一方、相異なるセルの構成において、フィールドはさらに使用されることができる。すなわち、周波数割当て(FA)が異なるように階層セルに与えられたときは、図3の100および101が使用され、同一の周波数割当て(FA)が階層セルに与えられたときは、他の値が使用されることもできる。これに対する確定および適用は、規格化されるべきである。ただし、本発明ではこのフィールドを利用することができることを示し、該当する構成に対する値は変更することができ、他の構成が追加されることも可能である。このとき、すべての移動局で、共通して使用されることを前提とするために、すべての移動局が受信することのできるメッセージが選択されるべきである。このとき、ページングチャネルのオーバーヘッドチャネルメッセージが利用される。
【0039】
すなわち、本発明では、符号分割多重接続(CDMA)方式のページングチャネルを介して、基地局から移動局に伝送するオーバーヘッドメッセージのうち、隣接リストメッセージを介して、マクロセルの内部にマイクロセルがあることを認知させ、それによる擬似雑音(PN)コードを伝送するか、または、新しいフィールドを追加してそのフィールドを介してマクロセルの内部にマイクロセルがあることを認知させ、それによる擬似雑音(PN)コードを伝送することができる。
【0040】
図4は、本発明の実施の形態に係るパイロット強度測定メッセージ(PSMM: pilot strength measurement message)のフィールド変更部分に対する説明図である。
【0041】
図4に示されているように、確保されたビットが0ないし7であって、現在はこの値が0に設定されている。しかし、本発明では、この値は他の値として、例えば、1として伝送される方法や、最後のビットに1を割り当てて伝送される方法で使用される。
【0042】
パイロット強度測定メッセージ(PSMM)の形態は、使用される既存のものと同様に、フィールド内に確保されたビットが利用されて階層セルのパイロット強度測定メッセージ(PSMM)値であることを表す方法があり、MSG_TYPEが、現在使用されない値に割り当てられて使用されることも可能である。
【0043】
以下、マイクロセル(ピコセル)のための移動局を基準に、マクロセルとマイクロセル(ピコセル)との間の階層セル構造における相互間のハンドオフ方法について図5ないし図10を参照しながら説明する。
【0044】
まず、ハンドオフのタイミングを決定するために、本発明で使用されるパラメータの一例を説明する。
【0045】
図5ないし図10で、T_ADD値は、隣接セット(neighboring set)の基地局が、候補セット(candidate set)に入るために満足すべき基地局パイロット強度の値である。Ec/Ioは、受信帯域幅内の総電力スペクトル密度(Io)に対する一つの擬似雑音(PN)チップ周期の間に蓄積されたパイロットエネルギー(Ec)の比率を示す。T_Periodは、引続きマイクロセルを検索することができないので、一定時間の間隔でマイクロセルの擬似雑音(PN)を検索するための値である。T_Drop値は、基地局が活性セット(active set)に残るための最低信号レベル値である。Rx_Tは、ハンドオフ信号を検索するタイミング時点を示す受信レベルしきい値である。また、T_Thresholdは、ハンドオフ信号を検索するタイミングを示すパイロット信号強度のしきい値である。ここで、T_Thresholdの値は、T_ADDとT_Dropとの間の値となり得るし、別途に決める値とすることもでき、範囲を設定することもできる。
【0046】
図5は、本発明の実施の形態に係るアイドル状態でのマクロセルからマイクロセル(ピコセル)へのハンドオフ方法を示すフローチャートである。
【0047】
アイドル(idle)状態でマクロセルからマイクロセル(ピコセル)へのハンドオフ方法は、ユーザの移動局が、図1に示したマクロセルの領域101、102、103から、マイクロセルの領域104ないし108に移動するときに適用される方法であって、さらに詳細には、基本的にマクロセル102からマイクロセル104ないし107に、またはマクロセル103からマイクロセル108に移動するときに適用される。
【0048】
このとき、ユーザの移動局が、マクロセル102の信号のみが検索されてマクロセルに登録されている状態で、マイクロセル(ピコセル)の領域104ないし107に移動する場合を説明する。ユーザの移動局は、マクロセルの領域102で、ページングチャネルを介して、マクロセルの内部にマイクロセルがあることを認知させる情報などの隣接基地局のセル構成情報を受信する。これを通して、図3に示したような階層セルとしての形態が確認され、擬似雑音(PN)コードがメッセージとして伝送されることも確認される。
【0049】
したがって、ユーザの移動局は、隣接基地局のセル構成情報に対する信号を受信し、マイクロセル(ピコセル)の主チャネルをT_Periodの時間間隔で監視することとなる。この周期は、スロットサイクルインデックスの値によって継続的に監視することもできるが、このことはアイドル状態では、移動局のバッテリーの寿命を短縮させ、通話中のトラフィック状態では移動局の寿命だけでなく、通話品質にも影響を及ぼす。
【0050】
したがって、ユーザの移動局は、隣接基地局のセル構成情報で階層セル形態のメッセージが伝達されると、周期的にマイクロセル(ピコセル)の主チャネルで与えられた擬似雑音(PN)コードを検索し、この結果がT_ADD値以上であり、この値がマクロセルのEc/Io値以上であるとき、マイクロセル(ピコセル)に移動局のモードを変換させ、該当するセルに同期する。そして、このことが、該当する基地局に認知されて、登録が行われる。すなわち、アイドルハンドオフが行われる。
【0051】
図5に示されているように、ステップ501で、マクロセルでサービスを受けている移動局が、ページングチャネルを介してオーバーヘッドメッセージを受信する。
【0052】
ステップ502で、隣接リストメッセージに含まれている隣接基地局のセル構成情報を確認する。確認の結果、階層セル形態でなければ、ステップ501を再び実行する。
【0053】
ステップ503で、ステップ502の確認の結果、階層セル形態であるならば、タイマーカウントを開始する。
【0054】
ステップ504で、マイクロセルの擬似雑音(PN)コードを一定時間の間検索する。
【0055】
ステップ505で、検索されたマイクロセルの擬似雑音(PN)コード値がT_ADD以上であり、マクロセルのEc/Io値以上であるか否かを判断する。
【0056】
ステップ506で、ステップ505での判断の結果、検索されたマイクロセルの擬似雑音(PN)コード値がT_ADD以上であり、マクロセルのEc/Io値以上であれば、マイクロセルにアイドルハンドオフを行い、マイクロセルでサービスを受けることとなる。
【0057】
ステップ505での条件を満足しなければ、ステップ507で、引き続きマクロセルでサービスを受けながら、タイマーカウント値が所定の擬似雑音(PN)の検索周期であるT_Period値を経過したか否かを確認する。その結果、経過していれば、隣接基地局のセル構成情報を確認して階層セル内にあるか否かを確認するためのステップ502から繰り返し行われる。
【0058】
図6は、本発明の実施の形態に係るアイドル状態でのマイクロセル(ピコセル)からマクロセルへのハンドオフ方法を示すフローチャートである。
【0059】
ユーザの移動局がマイクロセルの領域104ないし107に存在するとき、移動局は、マイクロセル(ピコセル)の信号を受信し、ここに同期する。このとき、移動局が外部マクロセルの領域102に移動すれば、移動局は、外部にマクロセルが存在することを認知する。すなわち、ユーザの移動局がページングチャネルを介して、マクロセルの内部にマイクロセルがあることを知らせる情報などの隣接基地局のセル構成情報を受信することとなる。これを通して図3に示したような階層セル形態が分かり、擬似雑音(PN)コードもメッセージとして伝送される。
【0060】
したがって、ユーザの移動局は、隣接基地局のセル構成情報に対する信号を受信すると、マイクロセル信号の受信レベルとEc/Io値が所定のしきい値未満であるか否かを確認した後、マクロセルの主チャネルをT_Periodの時間間隔で監視することとなる。すなわち、移動局のマイクロセル信号受信レベルが、あらかじめ決定された所定のしきい値Rx_T未満であり、マイクロセルのEc/Io値が、あらかじめ決定された所定のしきい値T_Threshold未満であるとき、移動局はカウントを開始し、マクロセルの擬似雑音(PN)コードを検索する。
【0061】
以後、周期的にマクロセルの主チャネルで与えられた擬似雑音(PN)コードを検索した値がT_ADD値以上であり、この値がマイクロセルのEc/Io値以上であるとき、マクロセルに移動局のモード(FAおよびPN)を変換させて該当するセルに同期する。そして、このことが、該当する基地局に認知されて、登録が行われる。すなわち、アイドルハンドオフが行われる。
【0062】
図6に示されているように、ステップ601で、マイクロセル(ピコセル)でサービスを受けている移動局が、ページングチャネルを介してオーバーヘッドメッセージを受信する。
【0063】
ステップ602で、隣接リストメッセージに含まれている隣接基地局のセル構成情報を確認する。確認の結果、階層セル形態でなければ、ステップ601を再び実行する。
【0064】
階層セル形態であれば、ステップ603で、マイクロセル信号の受信レベルがあらかじめ決定された所定のしきい値Rx_T未満であり、マイクロセルのEc/Io値があらかじめ決定された所定のしきい値T_Threshold未満であるか否かを確認する。確認の結果、条件を満足しなければ、ステップ603を続けて行う。
【0065】
ステップ603の確認の結果、条件を満足すれば、ステップ604でタイマーカウントを開始する。
【0066】
ステップ605で、マクロセルの擬似雑音(PN)コードを一定時間の間検索する。ここで、しきい値Rx_TとT_Thresholdとを使用する理由は、マイクロセルからマクロセルに移動することによって、セルの境界が決められるべきであるので、このとき、マクロセルの信号を検索するタイミングを受信レベルとパイロット信号の強度とで決定するようにするためである。一般に、符号分割多重接続(CDMA)システムでは、パイロット信号の強度のみでハンドオフのタイミングが決定される。したがって、本発明でもRx_Tを使用せず、単にT_Thresholdのみを利用してハンドオフのタイミングが決定されることも可能である。
【0067】
ステップ606で、検索されたマクロセルの擬似雑音(PN)コード値がT_ADD以上であり、マイクロセルのEc/Io値以上であるか否かを判断する。
【0068】
ステップ607で、ステップ606での判断の結果、検索されたマクロセルの擬似雑音(PN)コード値がT_ADD以上であり、マイクロセルのEc/Io値以上であれば、マクロセルにアイドルハンドオフを行い、マクロセルでサービスを受けることとなる。
【0069】
ステップ606での条件を満足しなければ、ステップ608で、引き続きマイクロセルでサービスを受けながら、タイマーカウント値が所定の擬似雑音(PN)の検索周期であるT_Period値を経過したか否かを確認する。その結果、経過すれば、マイクロセル信号の受信レベルおよびEc/IoをRx_TおよびT_Thresholdとそれぞれ比較するステップ603から繰り返し実行する。
【0070】
図7は、本発明の実施の形態に係るトラフィック状態でのマクロセルからマイクロセル(ピコセル)へのハンドオフ方法を示すフローチャートである。
【0071】
一般に、通話中には移動局がオーバーヘッドチャネルを受信することができないので、移動局は、隣接基地局の状況をコールセットアップ(call setup)時の状況と認知している。しかし、通話中移動をして状況が変われば、基地局は、トラフィックチャネルを介して移動局で隣接基地局の情報を認知することとなる。隣接基地局の情報は、隣接リスト更新メッセージ(neighbor list update message)に含まれて与えられるが、隣接基地局の擬似雑音(PN)コード値だけが、与えられるので、マクロセル内にマイクロセルがあることを確認することができない。これを解決するために、隣接リスト更新メッセージの最後のビット(end bit)にパイロット強度測定メッセージ(PSMM)の場合のように、1を挿入してマイクロセルの擬似雑音(PN)コードを伝送すれば、移動局は、このメッセージを見てマクロセルの擬似雑音(PN)コードであることを確認し、セル構成も階層セルとなっていることが分かる。このことは、マイクロセル外部にマクロセルがある場合にも同様に適用される。
【0072】
すなわち、トラフィック状態である場合には、現在サービスがなされているセルの内部と外部とに、異なる形態のセルの区分を、隣接リスト更新メッセージの確保されたフィールドの最後のビットを1とすることで認知させる。
【0073】
この方法以外にも、トラフィック状態で隣接リスト更新メッセージ1(neighbor list update message1)のような新しいメッセージを作って使用しても良い。
【0074】
したがって、図1のような階層セル構造において、移動局がマクロセル102と通話中にある場合、移動局は通話している基地局102内部にマイクロセル(ピコセル)104ないし107が存在することは、隣接リスト更新メッセージを介して認知されているので、通話中にも周期的にマイクロセルの主チャネル(図2の204)の擬似雑音(PN)コードを検索してその値がT_ADD以上になれば、移動局はマイクロセルにトラフィックでのハンドオフを行う。
【0075】
図7に示されているように、ステップ701で、マクロセルでトラフィック状態にある移動局が、トラフィックチャネルを介して隣接リスト更新メッセージを受信する。
【0076】
ステップ702で、隣接リスト更新メッセージに含まれている隣接基地局のセル構成情報を確認する。確認の結果、階層セル形態でなければ、ステップ701を再び繰り返す。
【0077】
ステップ702の確認の結果、階層セル形態であるならば、ステップ703でタイマーカウントを開始する。
【0078】
ステップ704で、マイクロセルの擬似雑音(PN)コードを一定時間の間検索する。
【0079】
ステップ705で、検索されたマイクロセルの擬似雑音(PN)コード値がT_ADD以上であるか否かを判断する。
【0080】
ステップ705の判断の結果、検索されたマイクロセルの擬似雑音(PN)コード値がT_ADD以上であるならば、ステップ706で、図8に示すように、マイクロセルにトラフィックでのハンドオフを行う。
【0081】
ステップ705での判断の結果、条件を満足しなければ、ステップ707で、引き続きマクロセルでサービスを受けながらタイマーカウント値が所定の擬似雑音(PN)の検索周期であるT_Period値を経過したか否かを確認する。確認の結果、経過すれば、隣接基地局のセル構成情報を確認して続けて階層セル内にあるか否かを確認するステップ702から繰り返し行う。
【0082】
図8は、図7のマイクロセルにトラフィックでのハンドオフを行うステップ706に対する実施の形態を示すフローチャートである。
【0083】
ステップ801で、検索した擬似雑音(PN)コード値が、T_ADD以上になれば、移動局は、逆方向トラフィックチャネルを介して、図4に示したようなパイロット強度測定メッセージ(PSMM)をマクロセルの基地局に伝送する。
【0084】
ステップ802で、マクロセルの基地局は、この信号を介して、移動局が、マイクロセル(ピコセル)の基地局に移動局が新たに進入したという情報を送って、ハンドオフを準備させる。
【0085】
ステップ803で、該当するマイクロセル(ピコセル)の基地局は、該当する移動局に使用される周波数割当て(FA)番号やトラフィックチャネル番号などをマクロセルの基地局に伝送する。
【0086】
ステップ804で、ナルトラフィック(null traffic)を続けて該当する移動局に伝送する。
【0087】
ステップ805で、マクロセルの基地局は、該当する移動局に該当するマイクロセル(ピコセル)の基地局で自分が取ることとなる周波数割当て(FA)番号やトラフィックチャネル番号などのハンドオフに必要な情報をハンドオフディレクションメッセージ(HDM: handoff direction message)として伝送する。
【0088】
ステップ806で、ハンドオフディレクションメッセージ(HDM)を受信した移動局は、該当するマイクロセル(ピコセル)の基地局にトラフィックでのハンドオフを行う。
【0089】
ステップ807で、該当マイクロセル(ピコセル)の基地局にハンドオフ完了メッセージ(HCM: handoff completion message)を伝送することによってハンドオフが完了する。
【0090】
以後、通話が終わると、移動局は、該当するサービスを行うマイクロセル(ピコセル)の同期チャネルを介してメッセージを受信して該当するセルと同期することとなる。
【0091】
ここで、パイロット強度測定メッセージ(PSMM)において、マイクロセル(ピコセル)を認知させる方法により、確保されたフィールドが利用されることが一つの方法であり、階層セルのマイクロセル(ピコセル)で伝送するパイロット強度測定メッセージ1(PSMM1)のようなメッセージを異なるように決めて使用することができる。このとき、パイロット強度測定メッセージ(PSMM1)は、移動局がマクロセルの内部のマイクロセルにあることを認知して、ハンドオフのために送る信号と定義し、または移動局がマイクロセル外部のマクロセルにあることを認知して、ハンドオフのために送る信号と定義する。
【0092】
図9は、本発明の実施の形態に係るトラフィック状態でのマイクロセル(ピコセル)からマクロセルへのハンドオフ方法を示すフローチャートである。
【0093】
図1のような階層セル構造において、移動局がマイクロセル104ないし107と通話中にある場合に、移動局は、通話している基地局104ないし107外部にマクロセル102が存在することが、隣接リスト更新メッセージを介して認知する。また、自分の受信レベルとEc/Io値とが続けて計算されており、この値があらかじめ決定されたしきい値(境界値)未満になれば、移動局は、外部マクロセルの主チャネルの該当する擬似雑音(PN)コードを検索することとなる。すなわち、移動局は、マイクロセル(ピコセル)の値を続けて確認し、受信レベルがあらかじめ決定されたしきい値未満となり、Ec/Io値がしきい値(T_Threshold)未満となれば、タイマーを動作させマクロセルの擬似雑音(PN)コードを検索する。検索されたマクロセルの擬似雑音(PN)コード値がT_ADD以上であれば、マクロセルにトラフィックでのハンドオフを行う。
【0094】
図9に示されているように、ステップ901で、マイクロセル(ピコセル)でトラフィック状態にある移動局が、トラフィックチャネルを介して隣接リスト更新メッセージを受信する。
【0095】
ステップ902で、隣接リスト更新メッセージに含まれている隣接基地局のセル構成情報を確認する。確認の結果、階層セル形態でなければ、ステップ901を行う。
【0096】
ステップ902の確認の結果、階層セル形態であれば、ステップ903で、マイクロセル信号の受信レベルがあらかじめ決定された所定のしきい値(Rx_T)未満であり、マイクロセルのEc/Io値があらかじめ決定された所定のしきい値(T_Threshold)未満であるか否かを確認する。確認の結果、条件を満足しなければ、引き続きマイクロセルでサービスを受けながらステップ903を繰り返す。
【0097】
ステップ903の確認の結果、条件を満足すれば、ステップ904でタイマーカウントを開始する。
【0098】
ステップ905で、マクロセルの擬似雑音(PN)コードを一定時間の間検索する。ここで、しきい値Rx_TとT_Thresholdとを使用する理由は、マイクロセルからマクロセルに移動することによって、セルの境界が決められるべきであるので、このとき、マクロセルの信号を検索するタイミングが受信レベルとパイロット信号の強度とにより決定されるようにするためである。現在符号分割多重接続(CDMA)システムでは、パイロット信号の強度でハンドオフタイミングを判定する。したがって、本発明でもRx_Tを使用せず、T_Thresholdのみ利用してハンドオフタイミングが決定されることが可能である。これは、パイロット重複地域では受信レベルが高くてもパイロット信号の強度が落ちる場合が多いためである。
【0099】
ステップ906で、検索したマクロセルの擬似雑音(PN)コード値がT_ADD以上であるか否かを判断する。
【0100】
ステップ907で、ステップ906の判断の結果、検索されたマイクロセルの擬似雑音(PN)コード値がT_ADD以上であるならば、マクロセルにトラフィックでのハンドオフを行う。
【0101】
ステップ908で、ステップ906での判断の結果、条件を満足しなければ、続けてタイマーカウント値が所定の擬似雑音(PN)の検索周期であるT_Period値を経過したか否かを確認する。
【0102】
確認の結果、経過すれば、マイクロセル信号の受信レベルとEc/Io値とをしきい値と比較するステップ903から繰り返し行う。
【0103】
図10は、図9のマクロセルにトラフィックでのハンドオフを行うステップ907を示すフローチャートである。
【0104】
図10に示されているように、ステップ1001で、検索した擬似雑音(PN)コード値がT_ADD以上となれば、移動局は、逆方向トラフィックチャネルを介して図4に示したようなパイロット強度測定メッセージ(PSMM)をマイクロセル(ピコセル)の基地局に伝送する。
【0105】
ステップ1002で、マイクロセルの基地局は、パイロット強度測定メッセージ(PSMM)を介して移動局がマクロセル102に進入することが認知されるため、該当マクロセルの基地局に移動局が新しく進入したという情報を送ってハンドオフを準備させる。
【0106】
ステップ1003で、該当するマクロセルの基地局は、該当する移動局が使用することとなる周波数割当て(FA)番号とトラフィックチャネル番号などをマイクロセルの基地局に伝送する。
【0107】
ステップ1004で、ナルトラフィックを続けて該当移動局に伝送する。
【0108】
ステップ1005で、マイクロセルの基地局は、該当移動局に該当するマクロセルの基地局で自分が取ることとなる周波数割当て(FA)番号とトラフィックチャネル番号などのようなハンドオフに必要な情報を、ハンドオフディレクションメッセージ(HDM)を介して伝送する。
【0109】
ステップ1006で、ハンドオフディレクションメッセージ(HDM)を受信した移動局は、該当するマクロセルの基地局にトラフィックでのハンドオフを行う。
【0110】
ステップ1007で、該当マクロセルの基地局にハンドオフ完了メッセージ(HCM)を伝送することによって、ハンドオフが完了する。
【0111】
以後、通話が終われば、移動局は、該当サービスを行ったマクロセルの同期チャネルを介して、メッセージを受信して該当セルと同期を合せることとなる。一方、セルが単独で存在するときには、既存の方式でハンドオフが行われる。
【0112】
階層セルでのハンドオフは、ハードハンドオフであるが、上述したように、ハンドオフを行うことによって、より効率的に適用が可能であり、既存のパイロットビーコンを利用した方式と同様にして進行させることができる。
【0113】
また、ハンドオフ時に進行される呼処理手順は、既存の方式と同様に適用される。ただし、上述したように、マクロセルとマイクロセルとの間の領域区分のために、移動局のソフトウェアが若干変更されるべきであり、移動局と基地局との間のメッセージのフィールドが、すこし変更されるべきである。
【0114】
本発明は、現在使用している移動局をプログラムのみ若干変更して使用することができるようにし、基地局装置の変更なしに、単に基地局の運用プログラムのみを変更して重なったマクロセルとマイクロセル(ピコセル)とでサービスが提供できるようにし、また、二重モード移動局ではない既存の単一モード移動局にも階層セルサービスが可能である。
【0115】
また、セルラー移動通信、個人携帯通信(PCS)または次世代移動通信(IMT-2000)の各同一サービス帯域で階層セルサービスを具体化することが可能であり、移動局および基地局の構造変更なしにソフトウェアアップグレードのみで階層セルサービスが可能である。
【0116】
本発明は、必要な周波数割当て(FA)個数のみをマイクロセル(ピコセル)に割り当ててサービスするので、資源の利用側面で効率的であり、マイクロセル(ピコセル)の容量が不足するときには、周波数割当て(FA)を増やす作業を容易に進行することができる。これはマクロセルとマイクロセルとが独立して展開していくことができるためである。
【0117】
また、階層セル間のハンドオフは、実際的にハードハンドオフであるが、パイロットビーコンを使用してハンドオフをする方式と類似して進行されるので、ハンドオフ失敗率が減少し、チャネル資源を効率的に使用することによって、全体的な容量の増加をもたらし収益を向上させることができる。
【0118】
本発明の技術思想は、上記好ましい実施例によって具体的に記述されたが、上記した実施例は、その説明のためのものであって、その制限のためのものでないことに留意されるべきである。また、本発明の技術分野における通常の専門家であるならば、本発明の技術思想の範囲内で種々の実施例に想到可能であることを理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係るマクロセルとマイクロセルで構成される階層セル構造を示す概念図である。
【図2】 本発明に係る実施の形態において、同一サービス帯域で、マクロセルおよびマイクロセルに、異なる周波数が割り当てられるときの、主チャネル割当てと周波数割当てを示す図面である。
【図3】 基地局から移動局に伝送するページングチャネルに隣接リストメッセージ(neighbor list message)を示す図面である。
【図4】 本発明の実施の形態に係るパイロット強度測定メッセージ(PSMM: pilot strength measurement message)のフィールド変更部分に対する説明図である。
【図5】 本発明の実施の形態に係るアイドル状態でのマクロセルからマイクロセル(ピコセル)へのハンドオフ方法を示すフローチャートである。
【図6】 本発明の実施の形態に係るアイドル状態でのマイクロセル(ピコセル)からマクロセルへのハンドオフ方法を示すフローチャートである。
【図7】 本発明の実施の形態に係るトラフィック状態でのマクロセルからマイクロセル(ピコセル)へのハンドオフ方法を示すフローチャートである。
【図8】 図7のマイクロセルにトラフィックでのハンドオフを行うステップ706に対する実施の形態を示すフローチャートである。
【図9】 本発明の実施の形態に係るトラフィック状態でのマイクロセル(ピコセル)からマクロセルへのハンドオフ方法を示すフローチャートである。
【図10】 図9のマクロセルにトラフィックでのハンドオフを行うステップ907を示すフローチャートである。

Claims (24)

  1. 階層セル構造におけるマクロセルからマイクロセル(ピコセル)へのアイドルハンドオフ方法において、
    前記階層セルを構成するために、同一サービス帯域で前記マクロセルおよび前記マイクロセル(ピコセル)に異なる周波数割当て(FA)を与える第1ステップと、
    基地局から移動局に、隣接基地局のセル構成情報と擬似雑音(PN)コードを伝送する第2ステップと、
    前記隣接基地局の前記セル構成情報を利用して、前記マクロセルを通じてサービスを受けている前記移動局が、前記階層セルにあるか否かを確認する第3ステップと、
    T_ADDは隣接セットの基地局が候補セットに含まれるために必要な基地局パイロット強度の値を表し、Ecは一つの擬似雑音チップ周期の間に蓄積されたパイロットエネルギーを表し、Ioは前記マクロセルの受信帯域幅内の総電力スペクトル密度を示すとき、前記マイクロセルへの前記アイドルハンドオフを行うために、前記マイクロセルの前記擬似雑音(PN)コードを周期的に検索し、前記擬似雑音(PN)コードの値が、T_ADD以上であり、Ec/Io以上であるか否かを確認する第4ステップと、
    単一モード移動局の番号割当てモジュール(NAM: number assignment module)の主チャネルにマクロセルの周波数を割り当てると共に単一モード移動局の番号割当てモジュールの副チャネルにマイクロセル(ピコセル)の周波数を割り当てるか、あるいは、単一モード移動局の番号割当てモジュールの副チャネルにマクロセルの周波数を割り当てると共に単一モード移動局の番号割当てモジュールの主チャネルにマイクロセル(ピコセル)の周波数を割り当てる第5ステップとを含むことを特徴とするハンドオフ方法。
  2. 前記隣接基地局の前記セル構成情報は、ページングチャネルのオーバーヘッドメッセージに含まれて伝送されることを特徴とする請求項1に記載のハンドオフ方法。
  3. 前記隣接基地局の前記セル構成情報は、隣接リストメッセージの予備フィールドまたは追加フィールドを利用して、伝送されることを特徴とする請求項1に記載のハンドオフ方法。
  4. 階層セル構造におけるマイクロセル(ピコセル)からマクロセルへのアイドルハンドオフ方法において、
    前記階層セルを構成するために、同一サービス帯域で前記マクロセルおよび前記マイクロセル(ピコセル)に異なる周波数割当て(FA)を与える第1ステップと、
    基地局から移動局に、隣接基地局のセル構成情報と擬似雑音(PN)コードを伝送する第2ステップと、
    前記隣接基地局の前記セル構成情報を利用して、前記マイクロセル(ピコセル)を通じてサービスを受けている前記移動局が、前記階層セルにあるか否かを確認する第3ステップと、
    マイクロセル信号のパイロット信号強度に応じて、前記マクロセルの信号を検索するタイミングを決定する第4ステップと、
    T_ADDは隣接セットの基地局が候補セットに含まれるために必要な基地局パイロット強度の値を表し、Ecは一つの擬似雑音チップ周期の間に蓄積されたパイロットエネルギーを表し、Ioは前記マイクロセルの受信帯域幅内の総電力スペクトル密度を示すとき、前記マクロセルへの前記アイドルハンドオフを行うために、前記マクロセルの前記擬似雑音(PN)コードを周期的に検索し、前記擬似雑音(PN)コードの値が、T_ADD以上であり、Ec/Io以上であるか否かを確認する第5ステップと
    単一モード移動局の番号割当てモジュール(NAM: number assignment module)の主チャネルにマクロセルの周波数を割り当てると共に単一モード移動局の番号割当てモジュールの副チャネルにマイクロセル(ピコセル)の周波数を割り当てるか、あるいは、単一モード移動局の番号割当てモジュールの副チャネルにマクロセルの周波数を割り当てると共に単一モード移動局の番号割当てモジュールの主チャネルにマイクロセル(ピコセル)の周波数を割り当てる第6ステップとを含むことを特徴とするハンドオフ方法。
  5. Rx_Tは、ハンドオフを準備するタイミングを示し、T_Thresholdは、ハンドオフ信号を検索するタイミングを表すとき、前記第4ステップにおいて、マイクロセル信号の受信レベルが受信レベルしきい値Rx_T未満であり、マイクロセル信号のEc/Ioがパイロット信号強度のしきい値T_Threshold未満であるときに、前記ハンドオフのために前記マクロセルの信号が検索されることを特徴とする請求項に記載のハンドオフ方法。
  6. 前記隣接基地局の前記セル構成情報は、ページングチャネルのオーバーヘッドメッセージに含まれて伝送されることを特徴とする請求項に記載のハンドオフ方法。
  7. 前記隣接基地局の前記セル構成情報は、隣接リストメッセージの予備フィールドまたは追加フィールドを利用して、伝送されることを特徴とする請求項に記載のハンドオフ方法。
  8. 階層セル構造におけるマクロセルからマイクロセル(ピコセル)へのトラフィックでのハンドオフ方法において、
    前記階層セルを構成するために、同一サービス帯域で前記マクロセルおよび前記マイクロセル(ピコセル)に異なる周波数割当て(FA)を与える第1ステップと、
    基地局から移動局に、隣接基地局のセル構成情報と擬似雑音(PN)コードを伝送する第2ステップと、
    前記隣接基地局の前記セル構成情報を利用して、前記マクロセル内のトラフィックにおける前記移動局が、前記階層セルにあるか否かを確認する第3ステップと、
    隣接セットの基地局が候補セットに含まれるために必要な基地局パイロット強度の値をT_ADDと表すとき、前記マイクロセルへの前記トラフィックでのハンドオフを行うために、前記マイクロセルの前記擬似雑音(PN)コードを周期的に検索し、前記擬似雑音(PN)コードの値が、T_ADD以上か否かを確認する第4ステップと、
    単一モード移動局の番号割当てモジュール(NAM: number assignment module)の主チャネルにマクロセルの周波数を割り当てると共に単一モード移動局の番号割当てモジュールの副チャネルにマイクロセル(ピコセル)の周波数を割り当てるか、あるいは、単一モード移動局の番号割当てモジュールの副チャネルにマクロセルの周波数を割り当てると共に単一モード移動局の番号割当てモジュールの主チャネルにマイクロセル(ピコセル)の周波数を割り当てる第5ステップとを含むことを特徴とする記載のハンドオフ方法。
  9. 前記第4ステップは、
    逆方向トラフィックチャネルを介して、前記移動局により、パイロット強度測定メッセージ(PSMM)を前記マクロセルの前記基地局に伝送する第4の1ステップと、
    前記マクロセルの前記基地局は、受信した前記パイロット強度測定メッセージ(PSMM)を介して、前記移動局が前記マイクロセル(ピコセル)に進入したことを認知し、前記ハンドオフを準備するために、対応するマイクロセル(ピコセル)の基地局に情報を伝送する第4の2ステップと、
    前記マイクロセル(ピコセル)の基地局により、前記移動局で使用される、周波数割当て(FA)番号とトラフィックチャネル番号を前記マクロセルの前記基地局に伝送し、ナルトラフィックを前記移動局に伝送する第4の3ステップと、
    前記マクロセルの前記基地局により、前記移動局にハンドオフに必要な情報を、ハンドオフディレクションメッセージ(HDM)を介して伝送する第4の4ステップと、
    前記ハンドオフディレクションメッセージ(HDM)が受信される前記移動局から、前記マイクロセル(ピコセル)の前記基地局にトラフィックでの前記ハンドオフを行い、前記マイクロセル(ピコセル)の基地局にハンドオフ完了メッセージ(HCM)を伝送する第4の5ステップと
    を含むことを特徴とする請求項8に記載のハンドオフ方法。
  10. 前記隣接基地局の前記セル構成情報は、トラフィックチャネルの隣接リスト更新メッセージに含まれて伝送されることを特徴とする請求項に記載のハンドオフ方法。
  11. 前記隣接基地局の前記セル構成情報は、前記隣接リスト更新メッセージの予備フィールドまたは追加フィールドを利用して、伝送されることを特徴とする請求項に記載のハンドオフ方法。
  12. 階層セル構造におけるマイクロセル(ピコセル)からマクロセルへのトラフィックでのハンドオフ方法において、
    前記階層セルを構成するために、同一サービス帯域で前記マクロセルおよび前記マイクロセル(ピコセル)に異なる周波数割当て(FA)を与える第1ステップと、
    基地局から移動局に、隣接基地局のセル構成情報と擬似雑音(PN)コードを伝送する第2ステップと、
    前記隣接基地局の前記セル構成情報を利用して、前記マイクロセル(ピコセル)を通じてサービスを受けている前記移動局が、前記階層セルにあるか否かを確認する第3ステップと、
    マイクロセル信号のパイロット信号強度に応じて、前記マクロセルの信号を検索するタイミングを決定する第4ステップと、
    T_ADDは隣接セットの基地局が候補セットに含まれるために必要な基地局パイロット強度の値を表すとき、前記マクロセルへのトラフィックでの前記ハンドオフを行うために、前記マクロセルの前記擬似雑音(PN)コードを周期的に検索し、前記擬似雑音(PN)コードの値が、T_ADD以上であるか否かを確認する第5ステップと、
    単一モード移動局の番号割当てモジュール(NAM: number assignment module)の主チャネルにマクロセルの周波数を割り当てると共に単一モード移動局の番号割当てモジュールの副チャネルにマイクロセル(ピコセル)の周波数を割り当てるか、あるいは、単一モード移動局の番号割当てモジュールの副チャネルにマクロセルの周波数を割り当てると共に単一モード移動局の番号割当てモジュールの主チャネルにマイクロセル(ピコセル)の周波数を割り当てる第6ステップとを含むことを特徴とするハンドオフ方法。
  13. 前記第5ステップは、
    逆方向トラフィックチャネルを介して、前記移動局により、パイロット強度測定メッセージ(PSMM)を前記マイクロセル(ピコセル)の前記基地局に伝送する第5の1ステップと、
    前記マイクロセル(ピコセル)の前記基地局は、受信した前記パイロット強度測定メッセージ(PSMM)を介して、前記移動局が前記マクロセルに進入したことを認知し、前記ハンドオフを準備するために、対応する前記マクロセルの基地局に情報を伝送する第5の2ステップと、
    前記マクロセルの基地局により、前記移動局で使用される、周波数割当て(FA)番号とトラフィックチャネル番号を前記マイクロセル(ピコセル)の前記基地局に伝送し、ナルトラフィックを前記移動局に伝送する第5の3ステップと、
    前記マイクロセル(ピコセル)の前記基地局により、前記移動局にハンドオフに必要な情報を、ハンドオフディレクションメッセージ(HDM)を介して伝送する第5の4ステップと、
    前記ハンドオフディレクションメッセージ(HDM)が受信される前記移動局から、前記マクロセルの前記基地局にトラフィックでの前記ハンドオフを行い、前記マクロセルの基地局に前記ハンドオフ完了メッセージ(HCM)を伝送する第5の5ステップと
    を含むことを特徴とする請求項12に記載のハンドオフ方法。
  14. Ecは一つの擬似雑音チップ周期の間に蓄積されたパイロットエネルギーを表し、Ioは前記マクロセルの受信帯域幅内の総電力スペクトル密度を示し、Rx_Tは、ハンドオフ信号を検索するタイミングを示し、T_Thresholdは、ハンドオフ信号を検索するタイミングを表すとき、前記第4ステップにおいて、マイクロセル信号の受信レベルが受信レベルしきい値Rx_T未満であり、マイクロセル信号のEc/Ioがパイロット信号強度のしきい値T_Threshold未満であるときに、前記ハンドオフのために前記マクロセルの信号が検索されることを特徴とする請求項12に記載のトラフィックでのハンドオフ方法。
  15. 前記隣接基地局の前記セル構成情報は、隣接リスト更新メッセージに含まれて伝送されることを特徴とする請求項12に記載のハンドオフ方法。
  16. 前記隣接基地局の前記セル構成情報は、隣接リスト更新メッセージの予備フィールドまたは追加フィールドを利用して、伝送されることを特徴とする請求項12に記載のハンドオフ方法。
  17. 階層セル構造における上位セルと下位セルとの間でハンドオフ方法において、
    前記階層セルを構成するために、同一サービス帯域で前記上位セルおよび前記下位セルに異なる周波数割当て(FA)を与える第1ステップと、
    隣接基地局のセル構成情報により前記階層セルを確認し、ムーブメントセルのPNコードを検索して前記ハンドオフを行う第2ステップと、
    単一モード移動局の番号割当てモジュール(NAM: number assignment module)の主チャネルに前記上位セルの周波数を割り当てると共に単一モード移動局の番号割当てモジュールの副チャネルに前記下位セルの周波数を割り当てるか、あるいは、単一モード移動局の番号割当てモジュールの副チャネルに前記上位セルの周波数を割り当てると共に単一モード移動局の番号割当てモジュールの主チャネルに前記下位セルの周波数を割り当てる第3ステップとを含むことを特徴とするハンドオフ方法。
  18. マイクロプロセッサーを備えた無線通信システムにおける階層セル構造においてマクロセルからマイクロセル(ピコセル)へのアイドルハンドオフを行う方法を機能として実現させるためのプログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体において、その方法が、
    前記階層セルを構成するために、同一サービス帯域で前記マクロセルおよび前記マイクロセル(ピコセル)に異なる周波数割当て(FA)を与える第1機能と、
    基地局から移動局に、隣接基地局のセル構成情報と擬似雑音(PN)コードを伝送する第2機能と、
    前記隣接基地局の前記セル構成情報を利用して、前記マクロセルを通じてサービスを受けている前記移動局が、前記階層セルにあるか否かを確認する第3機能と、
    T_ADDは隣接セットの基地局が候補セットに含まれるために必要な基地局パイロット強度の値を表し、Ecは一つの擬似雑音チップ周期の間に蓄積されたパイロットエネルギーを表し、Ioは前記マクロセルの受信帯域幅内の総電力スペクトル密度を示すとき、前記マイクロセルへの前記アイドルハンドオフを行うために、前記マイクロセルの前記擬似雑音(PN)コードを周期的に検索し、前記擬似雑音(PN)コードの値が、T_ADD以上であり、Ec/Io以上であるか否かを確認する第4機能と、
    単一モード移動局の番号割当てモジュール(NAM: number assignment module)の主チャネルにマクロセルの周波数を割り当てると共に単一モード移動局の番号割当てモジュールの副チャネルにマイクロセル(ピコセル)の周波数を割り当てるか、あるいは、単一モード移動局の番号割当てモジュールの副チャネルにマクロセルの周波数を割り当てると共に単一モード移動局の番号割当てモジュールの主チャネルにマイクロセル(ピコセル)の周波数を割り当てる第5機能とを含むことを特徴とする記録媒体。
  19. マイクロプロセッサーを備えた無線通信システムにおける階層セル構造においてマイクロセル(ピコセル)からマクロセルへのアイドルハンドオフを行う方法を機能として実現させるためのプログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体において、その方法が、
    前記階層セルを構成するために、同一サービス帯域で前記マクロセルおよび前記マイクロセル(ピコセル)に異なる周波数割当て(FA)を与える第1機能と、
    基地局から移動局に、隣接基地局のセル構成情報と擬似雑音(PN)コードを伝送する第2機能と、
    前記隣接基地局の前記セル構成情報を利用して、前記マイクロセル(ピコセル)を通じてサービスを受けている前記移動局が、前記階層セルにあるか否かを確認する第3機能と、
    マイクロセル信号のパイロット信号強度に応じて、前記マクロセルの信号を検索するタイミングを決定する第4機能と、
    T_ADDは隣接セットの基地局が候補セットに含まれるために必要な基地局パイロット強度の値を表し、Ecは一つの擬似雑音チップ周期の間に蓄積されたパイロットエネルギーを表し、Ioは前記マクロセルの受信帯域幅内の総電力スペクトル密度を示すとき、前記マクロセルへの前記アイドルハンドオフを行うために、前記マクロセルの前記擬似雑音(PN)コードを(周期的に)検索し、前記擬似雑音(PN)コードの値が、T_ADD以上であり、Ec/Io以上であるか否かを確認する第5機能と、
    単一モード移動局の番号割当てモジュール(NAM: number assignment module)の主チャネルにマクロセルの周波数を割り当てると共に単一モード移動局の番号割当てモジュールの副チャネルにマイクロセル(ピコセル)の周波数を割り当てるか、あるいは、単一モード移動局の番号割当てモジュールの副チャネルにマクロセルの周波数を割り当てると共に単一モード移動局の番号割当てモジュールの主チャネルにマイクロセル(ピコセル)の周波数を割り当てる第6機能とを含むことを特徴とする記録媒体。
  20. マイクロプロセッサーを備えた無線通信システムにおける階層セル構造においてマクロセルからマイクロセル(ピコセル)へのトラフィックでのハンドオフを行う方法を機能として実現させるためのプログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体において、その方法が、
    前記階層セルを構成するために、同一サービス帯域で前記マクロセルおよび前記マイクロセル(ピコセル)に異なる周波数割当て(FA)を与える第1機能と、
    基地局から移動局に、隣接基地局のセル構成情報と擬似雑音(PN)コードを伝送する第2機能と、
    前記隣接基地局の前記セル構成情報を利用して、前記マクロセル内のトラフィックにおける前記移動局が、前記階層セルにあるか否かを確認する第3機能と、
    T_ADDは隣接セットの基地局が候補セットに含まれるために必要な基地局パイロット強度の値を表すとき、前記マイクロセルへの前記トラフィックでのハンドオフを行うために、前記マイクロセルの前記擬似雑音(PN)コードを周期的に検索し、前記擬似雑音(PN)コードの値が、T_ADD以上か否かを確認する第4機能と、
    単一モード移動局の番号割当てモジュール(NAM: number assignment module)の主チャネルにマクロセルの周波数を割り当てると共に単一モード移動局の番号割当てモジュールの副チャネルにマイクロセル(ピコセル)の周波数を割り当てるか、あるいは、単一モード移動局の番号割当てモジュールの副チャネルにマクロセルの周波数を割り当てると共に単一モード移動局の番号割当てモジュールの主チャネルにマイクロセル(ピコセル)の周波数を割り当てる第5機能とを含むことを特徴とする記録媒体。
  21. マイクロプロセッサーを備えた無線通信システムにおける階層セル構造においてマイクロセル(ピコセル)からマクロセルへのトラフィックでのハンドオフを行う方法を機能として実現させるためのプログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体において、その方法が、
    前記階層セルを構成するために、同一サービス帯域で前記マクロセルおよび前記マイクロセル(ピコセル)に異なる周波数割当て(FA)を与える第1機能と、
    基地局から移動局に、隣接基地局のセル構成情報と擬似雑音(PN)コードを伝送する第2機能と、
    前記隣接基地局の前記セル構成情報を利用して、前記マイクロセル(ピコセル)を通じてサービスを受けている前記移動局が、前記階層セルにあるか否かを確認する第3機能と、
    マイクロセル信号のパイロット信号強度に応じて、前記マクロセルの信号を検索するタイミングを決定する第4機能と、
    T_ADDは隣接セットの基地局が候補セットに含まれるために必要な基地局パイロット強度の値を表すとき、前記マクロセルへのトラフィックでの前記ハンドオフを行うために、前記マクロセルの前記擬似雑音(PN)コードを周期的に検索し、前記擬似雑音(PN)コードの値が、T_ADD以上であるか否かを確認する第5機能と、
    単一モード移動局の番号割当てモジュール(NAM: number assignment module)の主チャネルにマクロセルの周波数を割り当てると共に単一モード移動局の番号割当てモジュールの副チャネルにマイクロセル(ピコセル)の周波数を割り当てるか、あるいは、単一モード移動局の番号割当てモジュールの副チャネルにマクロセルの周波数を割り当てると共に単一モード移動局の番号割当てモジュールの主チャネルにマイクロセル(ピコセル)の周波数を割り当てる第6機能とを含むことを特徴とする記録媒体。
  22. マイクロプロセッサーを備えた無線通信システムにおける階層セル構造において上位セルと下位セルとの間でハンドオフを行う方法を機能として実現させるためのプログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体において、その方法が、
    前記階層セルを構成するために、同一サービス帯域で前記上位セルおよび前記下位セルに異なる周波数割当て(FA)を与える第1機能と、
    隣接基地局のセル構成情報により前記階層セルを確認し、ムーブメントセルのPNコードを検索して前記ハンドオフを行う第2機能と、
    単一モード移動局の番号割当てモジュール(NAM: number assignment module)の主チャネルに前記上位セルの周波数を割り当てると共に単一モード移動局の番号割当てモジュールの副チャネルに前記下位セルの周波数を割り当てるか、あるいは、単一モード移動局の番号割当てモジュールの副チャネルに前記上位セルの周波数を割り当てると共に単一モード移動局の番号割当てモジュールの主チャネルに前記下位セルの周波数を割り当てる第3機能とを含むことを特徴とする記録媒体。
  23. 前記移動局が、マクロセルが主チャネルとして割り当てられている際に、主チャネルをまず検索し、マイクロセル(ピコセル)の信号が受信されるときのみ、副チャネルを検索してマイクロセル(ピコセル)に登録することを特徴とする請求項1〜16のいずれか1項に記載のハンドオフ方法。
  24. 前記移動局が、マイクロセル(ピコセル)が主チャネルとして割り当てられている際に、主チャネルをまず検索し、見つからなければ副チャネルを検索してマクロセルに登録することを特徴とする請求項1〜16のいずれか1項に記載のハンドオフ方法。
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