JP2010041652A - 端末装置、基地局装置検出方法、無線通信システム、及び基地局装置 - Google Patents

端末装置、基地局装置検出方法、無線通信システム、及び基地局装置 Download PDF

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章 伊藤
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Abstract

【課題】消費電力を削減した端末装置、基地局装置検出方法、無線通信システム、基地局装置を提供し、また、スループットを向上させた端末装置等を提供する。
【解決手段】第1、第2の基地局群を備えた無線通信システムにおいて利用され、第2の基地局群に属する特定の基地局についてアクセスが許容され、それら以外の基地局についてアクセスが許容されない端末装置において、第1の基地局群に属するいずれかの基地局から識別子を受信する受信部と、受信した識別子が、第1の基地局群に属する基地局のうち前記特定の基地局に対応づけられた基地局の識別子である場合、第2の基地局群についての基地局検出処理を実行し、第1の基地局群に属するいずれかの基地局から受信した識別子が、第1の基地局群に属する基地局のうち前記特定の基地局に対応づけられた基地局の識別子でない場合、第2の基地局群についても基地局検出処理の実行を規制する検出部とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、端末装置、基地局装置検出方法、無線通信システム、及び基地局装置に関する。
3GPP(3rd Generation Partnership Project)において、Home NodeB(例えば室内で使用される基地局装置、以下「フェムトセル」)についての検討がなされている(例えば、以下の非特許文献1)。
フェムトセルには利用可能な端末が予め登録され、登録された端末は当該フェムトセルを利用して通信できる。これにより、端末が室内においてエリア外となることを防止でき、少人数で基地局を占有できるため、通信容量も増加させることができる。また、端末は小さい送信電力でフェムトセルと通信できる。さらに、野外に設置された一般向けの基地局装置(以下、「マクロセル」)にアクセスする端末の数が減るため、このマクロセルを使用する端末はスループットの向上を図ることができる。
3GPP TR 25.820
しかし、フェムトセルは、有用ではあるが、端末はフェムトセルを検出するために、周波数の切り替えやセルサーチ等の処理を頻繁に行うため、消費電力が大きくなる。また、端末はかかる処理を行う分だけ、データ受信に使用できる時間が減り、スループットが低下する。
また、端末はフェムトセルに対するセルサーチを行うことで、検出された全てのフェムトセルからBCH(Broadband Channel:報知チャネル)を受信し、フェムトセルのセルIDを抽出する。しかし、実際には多数あるフェムトセルのうちほとんどは他の端末専用のものである。端末はアクセスできないフェムトセルからBCHを受信することになり、その分だけ端末の消費電力は増加する。
このような事態は、第1の基地局装置が形成するセル内に(複数の)第2の基地局装置が配置される状況があれば同様に生ずる。
そこで、目的の一つは、消費電力を削減した端末装置、基地局装置検出方法、無線通信システム、及び基地局装置を提供することにある。
また、他の目的は、スループットを向上させた端末装置等を提供することにある。
一態様によれば、第1の基地局群、第2の基地局群を備えた無線通信システムにおいて利用される端末装置であって、該第2の基地局群に属する基地局については、特定の基地局についてアクセスが許容され、該特定の基地局以外の基地局についてアクセスが許容されない端末装置において、前記第1の基地局群に属するいずれかの基地局から識別子を受信する受信部と、受信した該識別子が、前記第1の基地局群に属する基地局のうち前記特定の基地局に対応づけられた基地局の識別子である場合、前記第2の基地局群についての基地局検出処理を実行し、前記第1の基地局群に属するいずれかの基地局から受信した識別子が、前記第1の基地局群に属する基地局のうち前記特定の基地局に対応づけられた基地局の識別子でない場合、前記第2の基地局群についても基地局検出処理の実行を規制する検出部とを備える。
また、他の態様によれば、第1の基地局群、第2の基地局群を備えた無線通信システムにおいて利用される端末装置であって、該第2の基地局群に属する基地局については、特定の基地局についてアクセスが許容され、該特定の基地局以外の基地局についてアクセスが許容されない端末装置における基地局検出方法であって、前記第1の基地局群に属するいずれかの基地局から識別子を受信し、受信した該識別子が、前記第1の基地局群に属する基地局のうち前記特定の基地局に対応づけられた基地局の識別子である場合、前記第2の基地局群についての基地局検出処理を実行し、前記第1の基地局群に属するいずれかの基地局から受信した識別子が、前記第1の基地局群に属する基地局のうち前記特定の基地局に対応づけられた基地局の識別子でない場合、前記第2の基地局群についても基地局検出処理の実行を規制する。
さらに、他の態様によれば、第1の基地局群と、第2の基地局群と、該第2の基地局群に属する基地局については、特定の基地局についてアクセスが許容され、該特定の基地局以外の基地局についてアクセスが許容されない端末装置とを備えた無線通信システムにおいて、前記端末装置は、前記第1の基地局群に属するいずれかの基地局から識別子を受信する受信部と、受信した該識別子が、前記第1の基地局群に属する基地局のうち前記特定の基地局に対応づけられた基地局の識別子である場合、前記第2の基地局群についての基地局検出処理を実行し、前記第1の基地局群に属するいずれかの基地局から受信した識別子が、前記第1の基地局群に属する基地局のうち前記特定の基地局に対応づけられた基地局の識別子でない場合、前記第2の基地局群についても基地局検出処理の実行を規制する検出部とを備える。
消費電力を削減した端末装置、基地局装置検出方法、無線通信システム、及び基地局装置を提供することができる。また、スループットを向上させた端末装置等を提供できる。
以下、図面を参照して実施するための最良の形態を説明する。
ここでは、第1の基地局装置の例としてマクロセル基地局、第2の基地局装置の例としてフェムトセル基地局を用いることとするが、これに限らず、第1の基地局装置の形成するセル内に1又は複数の第2の基地局装置が配置されるような無線通信システムを用いることもできる。
(第1の実施例)
図1は端末装置(以下、「端末」)10の構成例を示す図である。端末10は、フェムトセルSCH検出部11と、フェムトセルSCHコード番号記憶部12と、SCHコード番号テーブル13と、マクロセルSCH検出部14と、同一グループ判定部15と、フェムトセル周波数切り替え部16と、データ受信部17、及びデータ送信部18を備える。
フェムトセルSCH検出部11は、フェムトセルから送信されたSCH(Synchronization channel)を検出する。フェムトセルとして、例えば室内等に設置された基地局装置(以下、「基地局」)を用いることができ、当該基地局は、当該基地局に登録された端末10にアクセスを制限し、インターネットサービス等を提供することもできる。この場合、当該基地局に登録されない端末、非登録端末は、フェムトセルを利用した通信サービスを受けないこととなる。なお、マクロセルとして、野外に設置され、端末10と通信できる基地局を用いることができる。マクロセルでは、利用を許容する端末数をフェムトセルに対して多くすることができ、カバーエリアもフェムトセルより大きくすることができる。
フェムトセルSCHコード番号記憶部12は、当該端末10のアクセスが許可された(登録された)フェムトセルについてのSCHのコード番号を記憶する。
SCHコード番号テーブル13は、フェムトセルとマクロセルのそれぞれのSCHのコード番号を記憶したテーブルである。図2はセル構成の例、図3はSCHコード番号テーブル13の例をそれぞれ示す図である。
マクロセルとフェムトセルは、それぞれ予め決められたSCHコード番号が割り当てられる。例えば、図2に示すように、基地局(マクロセル)20‐1はSCHコード番号「12」、基地局(マクロセル)20‐2は「23」、基地局(フェムトセル)21‐1は「17」等が割り振られる。SCHコード番号テーブル13では、マクロセルのセル範囲内に配置されたフェムトセルをSCHコード番号によりグループ化している。あるいは、SCHコード番号がSCHコード番号テーブル13に示されるグループとなるようにフェムトセルとが配置される。言い換えると、マクロセルとそのマクロセル内のフェムトセル(マクロセル外ではあるが、隣接するフェムトセルを含めることもできるし、含めなくともよい)との対応関係が図3のテーブルで定義されており、特に、アクセスが許容されるフェムトセル22‐2とそのフェムトセルをセル内に含むマクロセル23とが対応づけられて記憶されている。例えば図2は、図3によるグループ分けを満たすようにSCHコードが配置されている。すなわち、基地局(マクロセル)20‐2のエリア内に、基地局(フェムトセル)22‐1〜22‐3が存在しているので、基地局(マクロセル)20‐2のSCHコード番号「23」と基地局(フェムトセル)22‐1〜22‐3のSCHコード番号「25」,「26」,「27」は、図3において同じグループになるようネットワーク設計において決定されている。
また、図3の例では、マクロセル用SCHコード番号「12」,「15」の2つの基地局(マクロセル)が「11」〜「18」までの同じフェムトセル用SCHコード番号を有している。例えば、1つのマクロセル用SCHコード番号に対して複数のフェムトセル用SCHコード番号を有してもよいし、3つ以上のマクロセル用SCHコード番号が同じフェムトセル用SCHコード番号を有してもよい。
なお、SCHコード番号は各セルを識別する識別子でもある。マクロセルとフェムトセル(基地局)の構成例は後述する。
図1に戻り、マクロセルSCH検出部14はマクロセルから送信されたSCHを検出し、SCHコード番号を出力する。
同一グループ判定部15は、受信したマクロセルのSCHコード番号が、記憶されたフェムトセルのSCHコード番号と同一グループか否かを判定する。例えば、端末10がフェムトセル22‐2に登録されている場合(図2参照)、このフェムトセルのSCH番号は「26」である。SCHコード番号テーブル13に記憶されているフェムトセルのSCH番号「26」に対応するマクロセルのSCH番号は「21」または「23」である。よって、同一グループ判定部15は、検出したマクロセルのSCH番号が「21」または「23」か否かを検出する。同一グループ判定部15は同一グループと判定したときフェムトセル周波数切り替え部16に周波数切り替えを指示する。
フェムトセル周波数切り替え部16は、周波数切り替え指示を受けたとき、マクロセルの送信周波数からフェムトセルの送信周波数に切り替える。
なお、本実施例では、例えば図2に示すように、各フェムトセル21‐1〜22‐3は同一の周波数でデータ等を送信する。端末10は当該周波数に切り替えることでフェムトセル21‐1〜22‐3に対するセルサーチ等の処理を行う。
また、本実施例では、フェムトセルの基地局21‐1〜22‐3とマクロセルの基地局20‐1,20‐2はそれぞれ異なる周波数で配下の端末と通信するものとする。この場合、例えば図2に示すように、マクロセルの基地局20‐1,20‐2は収容する端末数を増加させるため2つの周波数(周波数1、周波数2)で端末10と通信してもよい。
データ受信部17は基地局(マクロセルとフェムトセル)からデータを受信する。また、データ送信部18は基地局にデータを送信する。
図4は基地局(以下、「基地局」)20の構成例を示す図である。フェムトセルとマクロセルの基地局は同様の構成である。なお、フェムトセルのセル半径は小さくてよいため、送信パワーとマクロセルに対して小さく設定することもできる。基地局20は、SCH送信部21と、BCH送信部22と、データ受信部23、及びデータ送信部24を備える。
SCH送信部21はSCHを送信し、BCH送信部22はセルIDを含むBCHを送信する。フェムトセルとマクロセルの各基地局20のSCHコード番号が図2に示すようにグループ分けされるためには、SCH送信部21は予め決められたSCHコード番号のSCHを送信する。例えば、マクロセルの基地局20‐2の場合、SCH送信部21はSCH番号「23」のSCHを送信し、フェムトセルの基地局22‐2の場合、SCH送信部21は番号「26」のSCHを送信する。なお、各基地局20に割り振られたSCHコード番号はSCH送信部21に記憶される。セルIDも同様に各基地局20に割り当てられBCH送信部22は当該セルIDを含むBCHを送信する。
データ受信部23は端末10からのデータを受信し、データ送信部24は端末10にデータを送信する。
次に動作を説明する。図5は端末10における処理の例を示すフローチャートである。なお、端末10は本処理開始前に、フェムトセル検出部11によりアクセスが許可された(登録された)フェムトセル(例えば、フェムトセル22‐2)からSCHを受信し、フェムトセルSCHコード番号記憶部12に当該フェムトセルのコード番号が記憶されているものとする。
まず、端末10はマクロセルに対するセルサーチを開始する(S10)。例えば、フェムトセル22‐2(SCHコード番号「26」)に登録された端末10が、マクロセル20‐1に近接した他のセルに位置しているときセルサーチを開始する。
次いで、端末10はあるマクロセルを検出すると、検出したマクロセルからSCHを受信する(S11)。例えば、端末10はマクロセル20‐1を検出し、マクロセル20‐1からSCH(コード番号「12」)を受信する。
次いで、同一グループ判定部15は受信したマクロセルのSCHコード番号と、テーブル13に記憶したSCHコード番号とを比較する(S12)。例えば、同一グループ判定部15は、フェムトセルSCHコード番号記憶部12からフェムトセルのSCHコード番号(例えば、「26」)を読み出し、読み出したフェムトセルのSCHコード番号に対応するマクロセルのSCHコード番号(例えば、「21」,「23」)をSCHコード番号テーブル13から読み出す。そして、同一グループ判定部15は、この読み出したマクロセルのSCHコード番号と、マクロセルSCH検出部14からのSCHコード番号(例えば、「12」)とを比較して同一グループか否かを判定する。
次いで、同一グループ判定部15は、受信したマクロセルのSCH番号がマクロセル用のSCHとしてテーブル13に登録されているか否かを判定する(S13)。すなわち、同一グループ判定部15は、受信したマクロセルのSCH番号(例えば、「12」)とテーブル13に記憶されたSCHコード番号(例えば、「21」,「23」)とが一致するか否かを判定する。なお、フェムトセルSCHコード番号記憶部12に記憶しているSCHコード番号「26」に対応するマクロセルSCHコード番号を予め特定、記憶しておき、テーブルの参照処理を後に行わなくてもよいようにすることもできる。その場合、SCHコード番号の一致検出を行う際に、記憶しているフェムトセルSCHコード番号「26」自体を利用しなくてもよいこととなる。
一致しない場合(S13でNo)、端末10はフェムトセルへの周波数切り替えやフェムトセルに対するセルサーチ、BCH受信の処理等を行うことなく、処理を終了する(S16)。すなわち、マクロセルからのサービスを継続する。
上述の例では、記憶されたSCH(番号「21」,「23」)と受信したSCH(番号「12」)は一致しないため、端末10はこれらの処理を行うことなく処理を終了する。この場合、端末10はマクロセル20‐1のセル範囲内に位置し、この範囲でフェムトセルへ周波数を切り替えたとしても登録されたフェムトセル22‐2を検出することはできない。本実施例ではこのような場合に端末10は、フェムトセル22‐2を検出するためにフェムトセルへの周波数切り替え、フェムトセルからのBCH受信等の処理を行わない。従って、かかる処理を行う場合と比較して端末10の消費電力は削減できる。また、端末10はフェムトセルと通信を行うことがないため、フェムトセル検出のための無駄な周波数切り替えを省き、マクロセルにおけるデータ送受信機会を増やすことにより、スループットも向上する。なお、この場合、端末10はマクロセルの周波数を維持したままの状態で一連の処理を終了する。
一方、一致する場合(S13でYes)、フェムトセル周波数切り替え部16はフェムトセルの周波数に切り替える(S14)。そして端末10は、フェムトセルに対しセルサーチを行い、フェムトセルからBCHを受信し、登録されたフェムトセルか否かを検出し、登録されたフェムトセルの場合当該セルと通信を行う(S15)。
例えば、端末10がマクロセル20‐2のセル範囲内に位置したとき、マクロセル20‐2から受信したSCH(コード番号「23」)は、テーブル13に記憶されたマクロセル用のSCH(コード番号「21」,「23」)と一致する。この場合、マクロセル20‐2はそのセル範囲内に登録されたフェムトセル22‐2が配置されているため、フェムトセル用の周波数へ切り替えを行い、セルサーチ等の処理によりセル22‐2の検出を行う。
以上のように、この実施例では、端末は、受信部により識別子をマクロセルを構成するいずれかの基地局から受信するが、受信した識別子が、マクロセルを構成する基地局群に属する基地局のうち、アクセスが許容された特定のフェムトセル基地局に対応づけられた基地局の識別子である場合、フェムトセル群(特定のフェムトセルだけでもよい)についての基地局検出処理を実行するが、マクロセルを構成する基地局群に属するいずれかの基地局から受信した識別子が、アクセスが許容された特定のフェムトセル基地局に対応づけられた基地局の識別子でない場合、フェムトセル群についての基地局検出処理の実行を規制するのである。
(第2の実施例)
次に第2の実施例を説明する。BCHに含まれるセルIDを用いてグループ分けする例である。
図6は第2の実施例における端末10の構成例を示す図である。端末10は、さらにマクロセルBCH受信部101と、セルID抽出部102と、セルID番号テーブル103と、フェムトセルのセルID番号記憶部104を備える。
マクロセルBCH受信部101は、マクロセルから送信されたBCHを受信する。
セルID抽出部102は、受信したBCHからセルIDを抽出する。
セルID番号テーブル103は、マクロセルのセル範囲内に配置されるフェムトセルをセルIDによりグループ化したテーブルである。図7はセルID番号テーブル103の例を示す図である。セルID「64」のマクロセルのセル範囲内に、セルID「65」〜「127」のフェムトセルが配置される。あるいは、セルIDがかかる配置となるようにフェムトセルを設置する。このようなグループ分けの仕方は、SCHコード番号によりグループ分けした第1の実施例と同様である。
このようなグループ分けが実行されるためには、マクロセルとフェムトセルは各々割り振られたセルIDを送信する必要がある。第2の実施例における基地局20の構成例を図4に示す。BCH送信部22は各々グループ分けにより割り振られたセルIDを含むBCHを送信する。フェムトセルのセルID番号記憶部104は、端末10が登録された(アクセス許可された)フェムトセルのセルIDが記憶される。
図8は第2の実施例における端末10の処理の例を示すフローチャートである。端末10は本処理開始前にフェムトセルのセルIDがセルID番号記憶部104に記憶されているものとする。
端末10は、マクロセルに対するセルサーチ(S10)により、あるマクロセルを検出しSCHを受信する(S11)。そして、端末10のマクロセルBCH受信部101はマクロセルからBCHを受信する(S21)。
次いで、セルID抽出部102は受信したBCHからセルIDを抽出し、同一グループ判定部15は、フェムトセルのセルID番号記憶部104からフェムトセルのセルIDを読み出し、セルID番号テーブル103から当該セルIDに対応するマクロセルのセルIDを読み出し、受信したセルIDと一致するか否か判定する(S12,S22)。
一致しないとき(S22でNo)、端末10はフェムトセルへの周波数切り替えや、フェムトセルに対するセルサーチ、フェムトセルからのBCH受信等の処理を行うことなく処理を終了する(S16)。
例えば、端末10がフェムトセル22‐2に登録されて、マクロセル20‐1に位置しているとき、マクロセル20‐1のセルIDのグループにはフェムトセル22‐2のセルIDは含まない。この場合、端末10はフェムトセルへの周波数切り替え等を行うことなく処理を終了する。本第2の実施例でも、端末10はかかる処理を行わないため、周波数切り替え等の処理を行う場合と比較して端末10の消費電力を削減できる。また、フェムトセル検出のための無駄な周波数切り替えを省き、マクロセルにおけるデータ送受信機会を増やすことにより、スループットも向上する。
一方、一致するとき(S23でYes)、端末10はフェムトセルの周波数に切り替えて(S14)、フェムトセルに対するセルサーチやBCH受信等を行い(S15)、一連の処理を終了する。
例えば、端末10が登録したフェムトセル22‐2を含むマクロセル20‐2の位置するとき、フェムトセル周波数切り替え部16はフェムトセルの周波数への切り替え等を行う。そして、端末10はフェムトセル22‐2のセル範囲に位置することを検出すると当該セル22‐2と通信を行う。
(第3の実施例)
次に第3の実施例について説明する。第3の実施例は、SCH検出時に得られるスクランブルコードによりセルをグループ化した例である。図9は端末10の構成例を示す図である。基地局20の構成例は第1の実施例と同様に図4に示す。
端末10は、さらにフェムトセルスクランブリングコード検出部(以下、第3の実施例において「フェムトセルコード検出部」)111と、フェムトセルのスクランブリングコード番号記憶部(以下、第3の実施例において「コード番号記憶部」)112と、スクランブリングコード番号テーブル(以下、第3の実施例において「コード番号テーブル」)113と、マクロセルスクランブリングコード検出部(以下、第3の実施例において「マクロセルコード検出部」)114を備える。
フェムトセルコード検出部111は、フェムトセルSCH検出部11で検出されたSCHに基づいて、登録されたフェムトセルのスクランブリングコード番号を検出する。例えば、フェムトセルコード検出部111は、SCHの検出により得られたタイミングなどの情報に基づいてフェムトセルのスクランブルコードを検出する。
コード番号記憶部112は、端末10が登録されたフェムトセルのスクランブリングコード番号を記憶する。なお、コード番号記憶部112へのコード番号記憶は、端末10が予めフェムトセル配下に位置してフェムトセルへの登録するときに記憶される。
コード番号テーブル113は、マクロセルのセル範囲内に配置されるフェムトセルをスクランブリングコード番号によりグループ化したテーブルである。図10はコード番号テーブル113の例を示す図である。スクランブリングコード番号「20」,「25」のマクロセルのセル範囲内に、スクランブリングコード番号「17」〜「32」のフェムトセルが配置される。あるいは、スクランブリングコード番号がかかる配置となるようにフェムトセルを設置する。このようなグループ分けの仕方は、SCHコード番号によりグループ分けした第1の実施例と同様である。
マクロセルコード検出部114は、マクロセルSCH検出部14で検出されたマクロセルのSCHに基づいて、マクロセルのスクランブリングコード番号を検出する。例えば、マクロセルコード検出部114は、SCH検出で得られたタイミングなどの情報に基づいてコード番号を検出する。マクロセルコード検出部114は、検出したコード番号を同一グループ判定部15に出力する。
図11は端末10における処理の例を示すフローチャートである。端末10はマクロセルのSCHを検出(S11)した後、マクロセルコード検出部114がマクロセルに対するスクランブリングコード番号を検出する(S31)。
次いで、同一グループ判定部15は、コード番号記憶部112からフェムトセルのスクランブリングコード番号を読み出し、対応するマクロセルのスクランブリングコード番号をコード番号テーブル113から読み出し、受信したスクランブリングコード番号と一致するか否かと一致するか否かを判定する(S12,S32)。
一致しない場合(S32でNo)、端末10はフェムトセルの周波数への切り替えや、フェムトセルに対するセルサーチ、フェムトセルからのBCH受信等の処理を行うことなく終了する(S16)。
一方、一致する場合(S32でYes)、端末10はフェムトセルへ周波数を切り替え(S14)、フェムトセルに対するセルサーチやBCH受信等の処理を行い、一連の処理を終了する(S15,S16)。その後、端末10は登録したフェムトセルを検出すると当該セルと通信を行う。
本実施例も、例えば端末10がマクロセル20‐1のセル範囲に位置するとき、登録されたフェムトセル22‐1をセル範囲に持つマクロセル20‐2とは異なるスクランブリングコード番号を受信する(S32でNo)。この場合、端末10は周波数切り替え等の処理を行うことなく処理を終了する(S16)。従って、端末10は消費電力の削減とスループットの向上を図ることができる。
また、第3の実施例は、第2の実施例と比較してBCHの受信処理(S21)を省いて同一グループの判定(S32)を行うことができるため、さらに消費電力を削減できる。
なお、第3の実施例は、W−CDMA等のように、セルの識別にスクランブリングコード番号を用いている場合に有効である。
(その他の実施例)
第1〜第3の実施例において同一グループ判定部15で行う判定は種々のものが考えられる。例えば、第1の実施例において、フェムトセルSCHコード番号記憶部12は、記憶したSCHのコード番号に対応するマクロセルのコード番号をSCHコード番号テーブル13から読み出して記憶してもよい。同一グループ判定部15は、記憶部12に記憶されたマクロセルのSCHコード番号と、受信したマクロセルのSCHコード番号とを比較して判定できる。第2、第3の実施例も同様に実施できる。
また、第1〜第3の実施例において、マクロセルとフェムトセルの端末10と通信するための周波数は、異なるものとして説明した(図2等)。2つの周波数が同じ場合でも実施できる。この場合、図3に示すSCHコード番号テーブル13においてフェムトセルのSCHコード番号と、マクロセルのSCHコード番号とは全て異なる番号が割り当てられる。第2及び第3の実施例も同様に各ID等がマクロセルとフェムトセルとで異なるように割り当てられる。コード番号が同じでも周波数が異なれば端末10は異なるセルからのコード番号と認識できるからである。
さらに、第1の実施例において、SCHコード番号テーブル13とフェムトセルSCHコード番号記憶部12とは別々の構成ではなく一構成でも実施可能である。第2〜第3の実施例でも同様である。
以上まとめると付記のようになる。
(付記1)
第1の基地局群、第2の基地局群を備えた無線通信システムにおいて利用される端末装置であって、該第2の基地局群に属する基地局については、特定の基地局についてアクセスが許容され、該特定の基地局以外の基地局についてアクセスが許容されない端末装置において、
前記第1の基地局群に属するいずれかの基地局から識別子を受信する受信部と、
受信した該識別子が、前記第1の基地局群に属する基地局のうち前記特定の基地局に対応づけられた基地局の識別子である場合、前記第2の基地局群についての基地局検出処理を実行し、前記第1の基地局群に属するいずれかの基地局から受信した識別子が、前記第1の基地局群に属する基地局のうち前記特定の基地局に対応づけられた基地局の識別子でない場合、前記第2の基地局群についても基地局検出処理の実行を規制する検出部と
を備えることを特徴とする端末装置。
(付記2)
前記第1の基地局群に属する基地局のうち前記特定の基地局に対応づけられた基地局は、該特定の基地局を自身のセル内に含む前記第1の基地局群に属する基地局であることを特徴とする付記1記載の端末装置。
(付記3)
前記検出部は前記第2の基地局群のうち前記特定の基地局の送信周波数に切り替えることにより前記基地局検出処理を実行することを特徴とする付記1記載の端末装置。
(付記4)
前記識別子はSCH(Synchronization channel)であることを特徴とする付記1記載の端末装置。
(付記5)
前記識別子はBCH(Broadcast channel)に含まれるセルIDであることを特徴とする付記1記載の端末装置。
(付記6)
前記識別子はスクランブリングコードであることを特徴とする付記1記載の端末装置。
(付記7)
第1の基地局群、第2の基地局群を備えた無線通信システムにおいて利用される端末装置であって、該第2の基地局群に属する基地局については、特定の基地局についてアクセスが許容され、該特定の基地局以外の基地局についてアクセスが許容されない端末装置における基地局検出方法であって、
前記第1の基地局群に属するいずれかの基地局から識別子を受信し、
受信した該識別子が、前記第1の基地局群に属する基地局のうち前記特定の基地局に対応づけられた基地局の識別子である場合、前記第2の基地局群についての基地局検出処理を実行し、前記第1の基地局群に属するいずれかの基地局から受信した識別子が、前記第1の基地局群に属する基地局のうち前記特定の基地局に対応づけられた基地局の識別子でない場合、前記第2の基地局群についても基地局検出処理の実行を規制する
ことを特徴とする基地局検出方法。
(付記8)
前記第1の基地局群に属する基地局のうち前記特定の基地局に対応づけられた基地局は、該特定の基地局を自身のセル内に含む前記第1の基地局群に属する基地局であることを特徴とする付記7記載の基地局検出方法。
(付記9)
前記検出部は前記第2の基地局群のうち前記特定の基地局の送信周波数に切り替えることにより前記基地局検出処理を実行することを特徴とする付記7記載の基地局検出方法。
(付記10)
前記識別子はSCH(Synchronization channel)であることを特徴とする付記7記載の基地局検出方法。
(付記11)
前記識別子はBCH(Broadcast channel)に含まれるセルIDであることを特徴とする付記7記載の基地局検出方法。
(付記12)
前記識別子はスクランブリングコードであることを特徴とする付記7記載の基地局検出方法。
(付記13)
第1の基地局群と、
第2の基地局群と、
該第2の基地局群に属する基地局については、特定の基地局についてアクセスが許容され、該特定の基地局以外の基地局についてアクセスが許容されない端末装置とを備えた無線通信システムにおいて、
前記端末装置は、前記第1の基地局群に属するいずれかの基地局から識別子を受信する受信部と、受信した該識別子が、前記第1の基地局群に属する基地局のうち前記特定の基地局に対応づけられた基地局の識別子である場合、前記第2の基地局群についての基地局検出処理を実行し、前記第1の基地局群に属するいずれかの基地局から受信した識別子が、前記第1の基地局群に属する基地局のうち前記特定の基地局に対応づけられた基地局の識別子でない場合、前記第2の基地局群についても基地局検出処理の実行を規制する検出部とを備えることを特徴とする無線通信システム。
(付記14)
前記第1の基地局群に属する基地局のうち前記特定の基地局に対応づけられた基地局は、該特定の基地局を自身のセル内に含む前記第1の基地局群に属する基地局であることを特徴とする付記13記載の無線通信システム。
(付記15)
前記検出部は前記第2の基地局群のうち前記特定の基地局の送信周波数に切り替えることにより前記基地局検出処理を実行することを特徴とする付記13記載の無線通信システム。
(付記16)
前記識別子はSCH(Synchronization channel)であることを特徴とする付記13記載の無線通信システム。
(付記17)
前記識別子はBCH(Broadcast channel)に含まれるセルIDであることを特徴とする付記13記載の無線通信システム。
(付記18)
前記識別子はスクランブリングコードであることを特徴とする付記13記載の無線通信システム。
図1は端末装置の構成例を示す図である。 図2はセルの構成例を示す図である。 図3はSCHコード番号テーブルの例を示す図である。 図4は基地局装置の構成例を示す図である。 図5は処理の例を示すフローチャートである。 図6は端末装置の他の構成例を示す図である。 図7はセルID番号テーブルの例を示す図である。 図8は処理の例を示すフローチャートである。 図9は端末装置の他の構成例を示す図である。 図10はスクランブリングコード番号テーブルの例を示す図である。 図11は処理の例を示すフローチャートである。
符号の説明
10 端末装置(端末)、 11 フェムトセルSCH検出部、 12 フェムトセルSCHコード番号記憶部、 13 SCHコード番号テーブル、 14 マクロセルSCH検出部、 15 同一グループ判定部、 16 フェムトセル周波数切り替え部、 17 データ受信部、 18 データ送信部、 20 基地局装置(基地局)、 20‐1〜20‐2 マクロセル(基地局)、 21‐1〜21‐4,22‐1〜22‐3 フェムトセル(基地局)、 21 SCH送信部、 22 BCH送信部、 23 データ受信部、 24 データ送信部、 101 マクロセルBCH受信部、 102 セルID抽出部、 103 セルID番号テーブル、 104 フェムトセルのセルID番号記憶部、 111 フェムトセルスクランブリングコード検出部(フェムトセルコード検出部)、 112 フェムトセルスクランブリングコード番号記憶部(コード番号記憶部)、 113 スクランブリングコード番号テーブル(コード番号テーブル)、 114 マクロセルスクランブリングコード検出部(マクロセルコード検出部)

Claims (8)

  1. 第1の基地局群、第2の基地局群を備えた無線通信システムにおいて利用される端末装置であって、該第2の基地局群に属する基地局については、特定の基地局についてアクセスが許容され、該特定の基地局以外の基地局についてアクセスが許容されない端末装置において、
    前記第1の基地局群に属するいずれかの基地局から識別子を受信する受信部と、
    受信した該識別子が、前記第1の基地局群に属する基地局のうち前記特定の基地局に対応づけられた基地局の識別子である場合、前記第2の基地局群についての基地局検出処理を実行し、前記第1の基地局群に属するいずれかの基地局から受信した識別子が、前記第1の基地局群に属する基地局のうち前記特定の基地局に対応づけられた基地局の識別子でない場合、前記第2の基地局群についても基地局検出処理の実行を規制する検出部と
    を備えることを特徴とする端末装置。
  2. 前記第1の基地局群に属する基地局のうち前記特定の基地局に対応づけられた基地局は、該特定の基地局を自身のセル内に含む前記第1の基地局群に属する基地局であることを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  3. 前記検出部は前記第2の基地局群のうち前記特定の基地局の送信周波数に切り替えることにより前記基地局検出処理を実行することを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  4. 前記識別子はSCH(Synchronization channel)であることを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  5. 前記識別子はBCH(Broadcast channel)に含まれるセルIDであることを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  6. 前記識別子はスクランブリングコードであることを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  7. 第1の基地局群、第2の基地局群を備えた無線通信システムにおいて利用される端末装置であって、該第2の基地局群に属する基地局については、特定の基地局についてアクセスが許容され、該特定の基地局以外の基地局についてアクセスが許容されない端末装置における基地局検出方法であって、
    前記第1の基地局群に属するいずれかの基地局から識別子を受信し、
    受信した該識別子が、前記第1の基地局群に属する基地局のうち前記特定の基地局に対応づけられた基地局の識別子である場合、前記第2の基地局群についての基地局検出処理を実行し、前記第1の基地局群に属するいずれかの基地局から受信した識別子が、前記第1の基地局群に属する基地局のうち前記特定の基地局に対応づけられた基地局の識別子でない場合、前記第2の基地局群についても基地局検出処理の実行を規制する
    ことを特徴とする基地局検出方法。
  8. 第1の基地局群と、
    第2の基地局群と、
    該第2の基地局群に属する基地局については、特定の基地局についてアクセスが許容され、該特定の基地局以外の基地局についてアクセスが許容されない端末装置とを備えた無線通信システムにおいて、
    前記端末装置は、前記第1の基地局群に属するいずれかの基地局から識別子を受信する受信部と、受信した該識別子が、前記第1の基地局群に属する基地局のうち前記特定の基地局に対応づけられた基地局の識別子である場合、前記第2の基地局群についての基地局検出処理を実行し、前記第1の基地局群に属するいずれかの基地局から受信した識別子が、前記第1の基地局群に属する基地局のうち前記特定の基地局に対応づけられた基地局の識別子でない場合、前記第2の基地局群についても基地局検出処理の実行を規制する検出部とを備えることを特徴とする無線通信システム。
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