JP4478377B2 - 自動合焦方法及び撮像装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子スチルカメラなどの撮像装置における特に、自動合焦方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、電子スチルカメラやビデオカメラなどのオートフォーカス装置では、CCDなどの撮像素子から得られる輝度信号の高域成分が最大になるレンズ位置を合焦位置とする方式において、撮像素子から得られる輝度信号の高域成分(以下、焦点評価値と言う)が増加する方向にレンズを動かし、焦点評価値が最大になる位置を合焦位置とする山登り方式や、測距範囲の全域にわたりレンズを駆動しながら焦点評価値を記憶していき、記憶した値の最大値に相当するレンズ位置を合焦位置とするスキャン方式が知られている。
【0003】
これらの方式では通常、図12のように撮影画面に対して中央部分を測距枠とし、この範囲内の被写体に対して焦点評価値が最大になるレンズ位置を合焦位置としている。このようにして得られたレンズ位置と焦点評価値の関係は図13のような山の形になる。
【0004】
この時被写体のコントラストが低く図13のような山の形が得られず、合焦位置の算出が不可能な場合にはフォーカスレンズを予め設定された所定の位置に移動する方式が知られている。この所定位置は確率的に被写体が多く存在しそうな位置や、無限遠を被写界深度の遠側に含む、いわゆる過焦点位置に設定することが多い。
【0005】
また、撮影者が手動操作によりピント位置を調節するマニュアルフォーカス機能とこのオートフォーカス機能の両方を備え、これらの機能を撮影者が選択できるようになっているものもある。このようなカメラにおいて、撮影者がマニュアルフォーカスによりピントを概略合わせた後、そのときのフォーカスレンズ位置の前後の狭い範囲をオートフォーカスによりスキャンしてピントの微調整を行う方式が知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
マニュアルフォーカスで合わせた位置の前後をオートフォーカスによりスキャンしたとき、被写体のコントラストが低く合焦位置の算出ができない場合に、前述のように設定した所定位置にフォーカスレンズを移動すると、撮影者が概略合わせたピント位置が大きく変わってしまう可能性がある。
【0007】
例えば前述の所定位置が過焦点位置に設定されている場合、撮影者が合焦可能範囲の最至近位置付近にフォーカスレンズを移動したとする。ここでオートフォーカスを行ったとき、被写体のコントラストが低く合焦位置の算出ができない場合には過焦点位置にレンズを移動してしまう。つまり撮影者が手動操作により至近位置にレンズを移動していたにもかかわらず、無限端付近にレンズが移動してしまう。そのため撮影者が撮影しようとしていた被写体からは大きくピントが外れてしまい、ピント位置の微調整をしようとして却ってピント位置を大きく狂わせてしまう。
【0008】
本発明はかかる実情に鑑み、つねに適正な合焦動作を行ない得る自動合焦方法及び装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明による撮像装置は、被写体像の焦点調節を行うフォーカスレンズを駆動指示して撮影準備を指示するための第1のスイッチと、前記フォーカスレンズによって結像された被写体像を電気信号に変換する光電変換手段と、前記光電変換手段の出力信号から被写体のコントラストに応じた信号を抽出する抽出手段と、前記フォーカスレンズの駆動を手動操作により指示するためのフォーカスレンズ駆動指示スイッチと、装置動作を制御する制御手段とを有し、
前記制御手段は、
オートフォーカスモードの場合には前記撮影準備を指示するための第1のスイッチの操作により前記フォーカスレンズを合焦位置を検出するために第1の範囲駆動させ、
マニュアルフォーカスモードの場合には前記フォーカスレンズ駆動指示スイッチの操作に応じて前記フォーカスレンズを駆動し停止したのち、前記撮影準備を指示するための第1のスイッチとは異なる第2のスイッチの操作に応じて前記フォーカスレンズを前記第1の範囲よりも狭く且つ前記フォーカスレンズの停止位置を含む第2の範囲駆動させ、当該駆動中の前記抽出手段からの出力結果に基づいて合焦位置とすべき位置が得られないときは前記フォーカスレンズ駆動指示スイッチの操作に応じて駆動させた際に前記フォーカスレンズを停止させた位置に前記フォーカスレンズを駆動するようにしたことを特徴とする。
【0010】
また、本発明による自動合焦方法は、光学系を介して得られる被写体像を合焦させるための自動合焦方法であって、
オートフォーカスモードの場合にはフォーカスレンズを駆動指示して撮影準備を指示するための第1のスイッチの操作により前記フォーカスレンズを合焦位置を検出するために第1の範囲駆動させ、
マニュアルフォーカスモードの場合には前記フォーカスレンズの駆動を手動操作により指示するためのフォーカスレンズ駆動指示スイッチの操作に応じて前記フォーカスレンズを駆動し停止したのち、前記撮影準備を指示するための第1のスイッチとは異なる第2のスイッチの操作に応じて前記フォーカスレンズを前記第1の範囲よりも狭く且つ前記フォーカスレンズの停止位置を含む第2の範囲駆動させ、被写体のコントラストに応じた信号を抽出する抽出手段からの当該駆動中の出力結果に基づいて合焦位置とすべき位置が得られないときは前記フォーカスレンズ駆動指示スイッチの操作に応じて駆動させた際に前記フォーカスレンズを停止させた位置に前記フォーカスレンズを駆動するようにしたことを特徴とする。
【0017】
また、本発明の記録媒体は、上記いずれかの各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラムを格納したコンピュータ読取り可能な記憶媒体である。
また、本発明の記録媒体は、上記処理手順を実行させるためのプログラムを格納したコンピュータ読取り可能な記憶媒体である。
【0020】
本発明によれば、マニュアルフォーカス時に撮影者が自分である程度合わせたピント位置の前後の狭い範囲をスキャン範囲とし、オートフォーカス動作を行うようにしたのでピントの微調整を行うことができる。その場合、測距不能の時はオートフォーカスを開始する前の位置にフォーカスレンズを駆動するようにしたので、測距不能な場合でも撮影者が自分である程度合わせたピントを大きく外してしまうことがない。
【0021】
また、合焦表示及び合焦音を通常のオートフォーカス時とマニュアルフォーカス時の微小オートフォーカス時とで別のものにしたので、撮影者に現在のフォーカスモードの設定を容易に知らせることができる。さらに、ズームレンズの位置に応じてマニュアルフォーカス時の微小オートフォーカス時のスキャン範囲を変えるようにしたので、どのズームレンズ位置でも同等の距離の被写体に合焦させることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明を適用した電子カメラのブロック図である。101は後述する撮像素子上に焦点を合わせるためのフォーカスレンズ、102はフォーカスレンズ101の初期位置を検出するフォトインタラプタ、103はフォーカスレンズ101を駆動するモータ、104はモータ103に駆動信号を入力してフォーカスレンズ101を動かすフォーカスレンズ駆動回路、105は絞り及びシャッタなどの光量制御部材、106は絞り・シャッタ105を駆動するモータ、107はモータ106に駆動信号を入力して絞り・シャッタ105を動かす絞り・シャッタ駆動回路、108は撮影レンズの焦点距離を変更するズームレンズ、109はズームレンズ108の初期位置を検出するフォトインタラプタ、110はズームレンズ108を駆動するモータ、111はモータ110に駆動信号を入力してズームレンズ108を動かすズームレンズ駆動回路である。
【0023】
また、112は被写体からの反射光を電気信号に変換する撮像素子、113は撮像素子112から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器、114は撮像素子112やA/D変換器113を動作させるために必要なタイミング信号を発生するタイミング信号発生回路(以下、TGとする)、115はA/D変換器113から入力された画像データに所定の処理を施す画像処理プロセッサ、116は画像処理プロセッサ115で処理された画像データを一時的に記憶するバッファメモリ、117は後述する記録媒体との接続のためのインターフェース、118はメモリカードやハードディスクなどの記録媒体である。
【0024】
また、119は撮影シーケンスなどシステムを制御するためのマイクロコントローラ(以下、CPUとする)、120はズーム動作の開始および停止を指示する信号をCPU119に入力するズームSW、121はAFやAE等の撮影準備を指示するためのスイッチ(以下、SW1とする)、122は撮影準備指示スイッチ121の操作後、本露光及び記録動作等の撮影処理を指示するための撮影処理指示スイッチ(以下、SW2とする)、123はシステムに電源を投入するためのメインスイッチ、124はカメラの動作モードを設定するモードスイッチである。
【0025】
また、125はCPU119で実行されるプログラムが記憶されているプログラムメモリ、126はCPU119がプログラムメモリ125に記憶されているプログラムに従って処理を行う際に必要な各種データを書き込み及び読み出しするワークメモリ、127はカメラの動作状態や各種警告表示を行う操作表示部、128は画像を表示する電子ビューファインダ(以下、EVFとする)、129は各種設定を行う設定スイッチ、130はオートフォーカスとマニュアルフォーカスの切り替えを行うフォーカスモードスイッチ、131はフォーカスレンズ101の駆動を手動操作により指示するためのフォーカスレンズ駆動指示スイッチ、132は焦点調節の開始を指示するスイッチ、133は各種警告音及び操作音や音声を鳴らすためのスピーカである。
【0026】
次に、図2のフローチャートを使って本発明の電子カメラについて説明する。まず、ステップS201では撮影準備を指示するSW1の状態を判定し、ONならばステップS205へ、そうでなければステップS202へ進む。ステップS202では絞り105やシャッタスピードを制御してEVF128に表示される画像の明るさが適正になるようAE動作を行う。ステップS203では光源の色温度によらずに、EVF128に表示される画像が適切な色バランスになるようオートホワイトバランス(AWB)動作を行う。ステップS204では撮像素子112から読み出した画像信号に所定の処理を施してEVF128へ表示する。ステップS205では後述する手順に従って撮影処理を行う。
【0027】
ステップS206ではフォーカスモードSW130によって、フォーカスモードがマニュアルフォーカスに設定されているかどうか調べる。マニュアルフォーカスモードになっていればステップS207へ、そうでなければステップS201へ進む。ステップS207ではフォーカス駆動SW131の状態を調べ、ONであればステップS210へ、そうでなければステップS208へ進む。ステップS208では焦点調節開始指示SW132の状態を調べ、ONであればステップS209へ、そうでなければS201へ進む。ステップS209では後述する手順に従ってAF処理を行う。ステップS210ではフォーカス駆動SW131の操作状態に応じてフォーカスレンズ101を駆動する。
【0028】
図3は、図2におけるステップS205の撮影処理を説明するフローチャートである。ステップS301では本露光用AE処理を行う。ステップS302ではフォーカスモードSW130によってフォーカスモードがマニュアルフォーカスに設定されているかどうか調べる。マニュアルフォーカスモードになっていなければステップS303へ、なっていればステップS304へ進む。ステップS303では後述する手順に従って本露光用AF処理を行う。ステップS304では後述する手順にしたがって本露光及び記録を行う。
【0029】
図4は、図2におけるステップS209及び図3におけるステップS302のAF処理を説明するフローチャートである。まず、ステップS401ではフォーカスレンズ101の現在位置をワークメモリ126に記憶する。フォーカスレンズ駆動モータ103にステッピングモータを使用する場合は、フォトインタラプタ102によって検出される初期位置からの相対駆動パルス数をもってフォーカスレンズ101の位置とする。また、図示しないロータリーエンコーダ等を用いて絶対位置を測定しても良い。
【0030】
ステップS402では後述する手順に従って測距範囲を設定する。ステップS403では後述する手順にしたがってスキャン動作を行う。ステップS404ではステップS403でのスキャン動作で得られたAF評価値に所定の演算を施し、ピントピーク値の算出が可能な場合は算出したピントピーク位置をワークメモリ126に記憶するとともに測距結果をOKと記憶する。被写体のコントラストが低い場合など、ピントピーク位置の算出が不能な場合はワークメモリ126に測距結果をNGと記憶する。
【0031】
ステップS405ではステップS404で記憶した測距結果がOKならばステップS413へ、NGならばステップS406へ進む。ステップS406ではフォーカスモードSW130によって、フォーカスモードがマニュアルフォーカスに設定されているかどうか調べる。マニュアルフォーカスモードになっていればステップS410へ、そうでなければステップS407へ進む。ステップS407では予め決められた所定位置へフォーカスレンズ101を移動する。ステップS408では合焦音を合焦NG時のものに設定する。ステップS409では合焦表示を合焦NG時のものに設定する。
【0032】
ステップS410ではステップS401で記憶した位置へフォーカスレンズ101を移動する。ステップS411では合焦音をMF時のものに設定する。ステップS412では合焦表示をMF時のものに設定する。
【0033】
ステップS413ではステップS404で算出したピントピーク位置へフォーカスレンズ101を移動する。つまりフォーカスモードがマニュアルフォーカスモードのときはAF処理を開始する前の位置にフォーカスレンズ101を移動する。これはフォーカスモードがマニュアルフォーカスモードの場合でも測距結果がNGの場合に移動するフォーカスレンズ101の位置を、ステップS407のように予め決められた所定位置とすると、撮影者が自分である程度合わせた位置からピントが大きく外れてしまう可能性があるからである。そこで、ステップS413のようにAF処理を開始するときの位置にフォーカスレンズ101を移動するようにすれば、測距NGの場合でも撮影者が自分である程度合わせたピントをそれ以上外すことがなくなる。
【0034】
ステップS414ではフォーカスモードSW130によって、フォーカスモードがマニュアルフォーカスに設定されているかどうか調べる。マニュアルフォーカスモードになっていればステップS411へ、そうでなければステップS415へ進む。ステップS415では合焦音を合焦OK時のものに設定する。ステップS416では合焦表示を合焦OK時のものに設定する。
【0035】
図4のステップS408、ステップS411及びステップS415において、測距結果及びフォーカスモードに応じて合焦音の設定を変えるようにしたが、これらの設定はスピーカ133から発音させるビープ音の回数を変えることによって区別する。また、ステップS409、ステップS412及びステップS416において、測距結果及びフォーカスモードに応じて合焦表示の設定を変えるようにしたが、これらの設定はEVF128に表示する合焦マークの色を変えることによって区別する。
【0036】
図5は、その一例を示している。合焦OKの時は合焦音は2回、合焦表示は緑、合焦NGの時は合焦音は1回、合焦表示は黄、MFの時は合焦音は3回、合焦表示は白といった具合である。このように測距結果及びフォーカスモードに応じて合焦音と合焦表示を変えることによって合焦に成功したか否か、もしくは現在オートフォーカスモードで測距しているのか否かを撮影者に知らせることができる。そのため失敗や誤操作を未然に防ぐことができる。
【0037】
図6は、図4におけるステップS402の測距範囲の設定を説明するフローチャートである。まず、ステップS601ではフォーカスモードSW130によって、フォーカスモードがマニュアルフォーカスに設定されているかどうか調べる。マニュアルフォーカスモードになっていればステップS602へ、そうでなければステップS605へ進む。ステップS602ではスキャン開始位置をPS1に設定する。ステップS603ではスキャン終了位置をPE1に設定する。ステップS604では焦点評価値を取得するフォーカスレンズ位置間隔であるスキャン間隔をSS1に設定する。これらPS1、PE1、SS1については後述する。
【0038】
ステップS605ではスキャン開始位置をPS2に設定する。ステップS606ではスキャン終了位置をPE2に設定する。ステップS607ではスキャン間隔をSS2に設定する。これらPS2、PE2、SS2についても後述する。
【0039】
ステップS602、ステップS603、ステップS605及びステップS606におけるPS1、PE1、及びPS2、PE2の位置関係は図7のようになっている。すなわち、合焦可能範囲の無限端をPS2とし、至近端をPE2とする。一方、PS1はPS2よりも至近側に位置し、PE1はPE2よりも無限側に位置する。つまり、PS1からPE1までの測距範囲の方が、PS2からPE2までの測距範囲よりも狭くなっている。従って、フォーカスモードSW130によってフォーカスモードがマニュアルフォーカスに設定されていれば狭い範囲を、設定されていなければ広い範囲をスキャンすることになる。
【0040】
また、PS1、PE1はそれぞれ図2のステップS210で移動したフォーカスレンズ101の位置を中心として、前後に所定量分の範囲をもって設定する。つまり、マニュアルフォーカスモードの場合は撮影者がフォーカス駆動SW131を操作することによって移動させたフォーカスレンズ101の位置の前後の狭い範囲をスキャンすることになるので、撮影者が撮影しようとする被写体に対するピント位置の微調整を行うことができる。
【0041】
一方、オートフォーカスモードの場合には撮影者がどのような距離にある被写体を撮影しようとしているのか分からないので、合焦範囲の全域をスキャンするべくスキャン開始位置=無限端、スキャン終了位置=至近端とする。こうすることであらゆる距離に位置する被写体に対しても確実にピントを合わせることができる。
【0042】
さらに、マニュアルフォーカスモード時のスキャン間隔をオートフォーカスモード時のものより狭く設定する。すなわち、SS1<SS2とする。こうすることでマニュアルフォーカス時にはより正確にピントを合わせることができる。
【0043】
図8は、図4におけるステップS403のスキャン動作を説明するフローチャートである。まず、ステップS801ではフォーカスレンズ101をスキャン開始位置へ移動する。このスキャン開始位置は図6のフローチャートを使って説明したPS1またはPS2である。ステップS802では撮像素子112から読み出されたアナログ映像信号をA/D変換器113を使って、デジタル信号に変換し、その出力を画像処理プロセッサ115において輝度信号の高周波成分を抽出し、これを焦点評価値としてワークメモリ126に記憶する。ステップS803ではフォーカスレンズ101の現在位置を取得し、ワークメモリ126に記憶する。
【0044】
フォーカスレンズ駆動モータ103としてステッピングモータを使用する場合は、フォトインタラプタ102によって検出される初期位置からの相対駆動パルス数をもってフォーカスレンズ101の位置とする。また、図示しないロータリーエンコーダ等を用いて絶対位置を測定しても良い。ステップS804ではフォーカスレンズ101の現在位置がスキャン終了位置と等しいか調べ、等しくなければステップS805へ進み、そうでなければスキャン動作を終了する。このスキャン終了位置は、図6のフローチャートを使って説明したPE1またはPE2である。ステップS805ではフォーカスレンズ101をスキャン終了方向へ向かってスキャン間隔分移動する。このスキャン間隔は、図6のフローチャートを使って説明したSS1またはSS2である。
【0045】
図9は、図3のステップS304における本露光処理を説明するフローチャートである。まず、ステップS901では撮像素子112への露光を行う。ステップS902では撮像素子112に蓄積されたデータを読み出す。ステップS903ではA/D変換器113を使って、撮像素子112から読み出したアナログ信号をデジタル信号に変換する。ステップS904では画像処理プロセッサ115を使って、A/D変換器113から出力されるデジタル信号に各種画像処理を施す。ステップS905ではステップS904で処理した画像をJPEGなどのフォーマットにしたがって圧縮する。ステップS906ではステップS905で圧縮したデータを記録媒体インターフェース117を介して、電子カメラ本体に装着されたメモリカードなどの記録媒体118へ記録する。
【0046】
(第2の実施形態)
前述の説明ではフォーカスモードがマニュアルフォーカスモードの場合のスキャン開始位置及びスキャン終了位置、スキャン間隔を1種類設定したが、これをズームレンズ108の位置に応じて変えても良い。次ぎに、このように構成した場合の処理について説明する。
【0047】
図10は、第1の実施形態における図6の測距範囲の設定を説明するフローチャートに対応している。まず、ステップS1001ではフォーカスモードSW130によって、フォーカスモードがマニュアルフォーカスに設定されているかどうか調べる。マニュアルフォーカスモードになっていればステップS1002へ、そうでなければステップS1009へ進む。ステップS1002ではズームレンズ108の位置がワイドかどうか調べ、ワイドならばステップS1003へ、そうでなければステップS1006へ進む。
【0048】
ステップS1003ではスキャン開始位置をPSW1に設定する。ステップS1004ではスキャン終了位置をPEW1に設定する。ステップS1005では焦点評価値を取得するフォーカスレンズ位置間隔であるスキャン間隔をSSW1に設定する。
【0049】
ステップS1006ではスキャン開始位置をPST1に設定する。ステップS1007ではスキャン終了位置をPET1に設定する。ステップS1008では焦点評価値を取得するフォーカスレンズ位置間隔であるスキャン間隔をSST1に設定する。これらPSW1、PEW1、SSW1、PST1、PET1、SST1については後述する。
【0050】
ステップS1009ではスキャン開始位置をPS2に設定する。ステップS1010ではスキャン終了位置をPE2に設定する。ステップS1011ではスキャン間隔をSS2に設定する。これらPS2、PE2、SS2についても後述する。
【0051】
ステップS1003、ステップS1004、ステップS1006、ステップS1007、ステップS1009及びステップS1010におけるPSW1、PEW1、PST1、PET1及びPS2、PE2の位置関係は、図11のようになっている。すなわち、合焦可能範囲の無限端をPS2とし、至近端をPE2とする。一方、PSW1はPS2よりも至近側に位置し、PET1はPE2よりも無限側に位置する。つまり、PSW1からPEW1までの測距範囲の方がPS2からPE2までの測距範囲よりも狭くなっている。
【0052】
また、PST1はPSW1とPS2の間に位置し、PET1はPEW1とPE2の間に位置する。つまり、PST1からPET1までの測距範囲の方がPSW1からPEW1までの測距範囲よりも広くなっている。従ってズームレンズ108の位置がワイド端に位置している場合は狭い範囲を、ワイド端に位置していない場合は比較的広い範囲をスキャンすることになる。ズームレンズ108がワイド端に位置している時に比べてそうでないときは、同じフォーカスレンズ101の移動量でもピントの合う被写体距離の移動量は小さくなる。従って前述のようにズームレンズ108の位置がワイド端に位置しているときよりも、そうでないときの方がスキャン範囲を広くしておくことによって、ズームレンズ108の位置によらず同等の測距範囲を得ることができる。
【0053】
さらに、ズームレンズ108の位置がワイド端の時のスキャン間隔をワイド端でない時のものより狭く設定する。すなわち、SSW1<SST1とする。こうすることでズームレンズ108の位置がワイド端になく、スキャン範囲が比較的広くなった場合でも測距時間が長くなるのを防ぐことができる。
【0054】
ここで、上記様々な実施形態に示した各機能ブロックおよび処理手順は、ハードウェアにより構成しても良いし、CPUあるいはMPU、ROMおよびRAM等からなるマイクロコンピュータシステムによって構成し、その動作をROMやRAMに格納された作業プログラムに従って実現するようにしても良い。また、上記各機能ブロックの機能を実現するように当該機能を実現するためのソフトウェアのプログラムをRAMに供給し、そのプログラムに従って上記各機能ブロックを動作させることによって実施したものも、本発明の範疇に含まれる。
【0055】
この場合、上記ソフトウェアのプログラム自体が上述した各実施形態の機能を実現することになり、そのプログラム自体、及びそのプログラムをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムを格納した記録媒体は本発明を構成する。かかるプログラムを記憶する記憶媒体としては、上記ROMやRAMの他に例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−I、CD−R、CD−RW、DVD、zip、磁気テープ、あるいは不揮発性のメモリカード等を用いることができる。
【0056】
また、コンピュータが供給されたプログラムを実行することにより、上述の実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムがコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティングシステム)あるいは他のアプリケーションソフト等の共同して上述の実施形態の機能が実現される場合にもかかるプログラムは本発明の実施形態に含まれることは言うまでもない。
【0057】
さらに、供給されたプログラムがコンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そのプログラムの指示に基づいてその機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれることは言うまでもない。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、この種の自動合焦装置においてフォーカスレンズの停止位置を基準とする所定範囲でフォーカスレンズを駆動しながら、抽出手段からの出力をフォーカスレンズの位置と関連付けて記憶し、抽出手段の出力から測距の可否を判定する。これにより判定結果から測距不能と判定された場合には停止位置にフォーカスレンズを駆動することで、つねにフォーカスレンズを適正位置に位置させ、高品位の画像を撮像することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における実施形態を示す電子カメラのブロック図である。
【図2】本発明における実施形態を示す電子カメラの基本的な動作を示すフローチャートである。
【図3】図2における撮影処理を示すフローチャートである。
【図4】図3における本露光用AF処理を示すフローチャートである。
【図5】図4における合焦音及び合焦表示を表す図である。
【図6】図4における測距範囲の設定を説明するフローチャートである。
【図7】図6で設定した測距範囲を説明する図である。
【図8】図4におけるスキャン動作を説明するフローチャートである。
【図9】図3における本露光処理を説明するフローチャートである。
【図10】本発明の第2の実施形態における測距範囲の設定を説明するフローチャートである。
【図11】図10で設定した測距範囲を説明する図である。
【図12】撮影画面における測距枠を表す図である。
【図13】フォーカスレンズ位置に対する焦点評価値を表すグラフである。
【符号の説明】
101 フォーカスレンズ、102 フォトインタラプタ、103 フォーカスレンズ駆動モータ、104 フォーカスレンズ駆動回路、105 光量制御部材、106 絞り・シャッタ駆動モータ、107 絞り・シャッタ駆動回路、108 ズームレンズ、109 フォトインタラプタ、110 ズームレンズ駆動モータ、111 ズームレンズ駆動回路、112 撮像素子、113 A/D変換器、114 タイミング信号発生回路、115 画像処理プロセッサ、116 バッファメモリ、117 インターフェース、118 記録媒体、119 マイクロコントローラ、120 ズームSW、121 撮影準備指示スイッチ、122 撮影処理指示スイッチ、123 メインスイッチ、124 モードスイッチ、125 プログラムメモリ、126 ワークメモリ、127 操作表示部、128 電子ビューファインダ、129 設定スイッチ、130 フォーカスモードスイッチ、131 フォーカスレンズ駆動指示スイッチ、132 焦点調節開始指示スイッチ、133 スピーカ。
Claims (9)
- 被写体像の焦点調節を行うフォーカスレンズを駆動指示して撮影準備を指示するための第1のスイッチと、前記フォーカスレンズによって結像された被写体像を電気信号に変換する光電変換手段と、前記光電変換手段の出力信号から被写体のコントラストに応じた信号を抽出する抽出手段と、前記フォーカスレンズの駆動を手動操作により指示するためのフォーカスレンズ駆動指示スイッチと、装置動作を制御する制御手段とを有し、
前記制御手段は、
オートフォーカスモードの場合には前記撮影準備を指示するための第1のスイッチの操作により前記フォーカスレンズを合焦位置を検出するために第1の範囲駆動させ、
マニュアルフォーカスモードの場合には前記フォーカスレンズ駆動指示スイッチの操作に応じて前記フォーカスレンズを駆動し停止したのち、前記撮影準備を指示するための第1のスイッチとは異なる第2のスイッチの操作に応じて前記フォーカスレンズを前記第1の範囲よりも狭く且つ前記フォーカスレンズの停止位置を含む第2の範囲駆動させ、当該駆動中の前記抽出手段からの出力結果に基づいて合焦位置とすべき位置が得られないときは前記フォーカスレンズ駆動指示スイッチの操作に応じて駆動させた際に前記フォーカスレンズを停止させた位置に前記フォーカスレンズを駆動するようにしたことを特徴とする撮像装置。 - 前記フォーカスレンズを駆動しながら、前記抽出手段からの出力を前記フォーカスレンズの位置と関連付けて記憶することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 焦点調節結果の可否を撮影者に報知する焦点調節結果報知手段をさらに有し、
フォーカスモードの状態に応じて、前記焦点調節結果報知手段の出力を変えることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。 - 前記焦点調節結果報知手段は、表示装置であることを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
- 前記焦点調節結果報知手段は、発音装置であることを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
- 撮影レンズの焦点距離を変更するズームレンズをさらに有し、
前記ズームレンズの位置に応じて、前記停止位置を基準とする前記フォーカスレンズの駆動範囲を変えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の撮像装置。 - 光学系を介して得られる被写体像を合焦させるための自動合焦方法であって、
オートフォーカスモードの場合にはフォーカスレンズを駆動指示して撮影準備を指示するための第1のスイッチの操作により前記フォーカスレンズを合焦位置を検出するために第1の範囲駆動させ、
マニュアルフォーカスモードの場合には前記フォーカスレンズの駆動を手動操作により指示するためのフォーカスレンズ駆動指示スイッチの操作に応じて前記フォーカスレンズを駆動し停止したのち、前記撮影準備を指示するための第1のスイッチとは異なる第2のスイッチの操作に応じて前記フォーカスレンズを前記第1の範囲よりも狭く且つ前記フォーカスレンズの停止位置を含む第2の範囲駆動させ、被写体のコントラストに応じた信号を抽出する抽出手段からの当該駆動中の出力結果に基づいて合焦位置とすべき位置が得られないときは前記フォーカスレンズ駆動指示スイッチの操作に応じて駆動させた際に前記フォーカスレンズを停止させた位置に前記フォーカスレンズを駆動するようにしたことを特徴とする自動合焦方法。 - 請求項1〜6のいずれか1項に記載の撮像装置の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラムを格納したコンピュータ読取り可能な記憶媒体。
- 請求項7に記載の自動合焦方法の各処理手順をコンピュータに実行させるためのプログラムを格納したコンピュータ読取り可能な記憶媒体。
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