JP4478249B2 - 振分装置及び方法 - Google Patents

振分装置及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4478249B2
JP4478249B2 JP21544899A JP21544899A JP4478249B2 JP 4478249 B2 JP4478249 B2 JP 4478249B2 JP 21544899 A JP21544899 A JP 21544899A JP 21544899 A JP21544899 A JP 21544899A JP 4478249 B2 JP4478249 B2 JP 4478249B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cups
articles
slide plate
openings
moving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP21544899A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001039409A (ja
Inventor
昇 鈴木
Original Assignee
アンリツ産機システム株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アンリツ産機システム株式会社 filed Critical アンリツ産機システム株式会社
Priority to JP21544899A priority Critical patent/JP4478249B2/ja
Publication of JP2001039409A publication Critical patent/JP2001039409A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4478249B2 publication Critical patent/JP4478249B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、所定単位で投入された塊状の物品を振り分けて排出する振分装置に係り、特に、粘着性を有する物品を円滑に振分け排出できる振分装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
物品を振り分ける振分装置として深絞り投入装置と呼ばれるものがある。この装置は、組合わせ計量機等の後段に配置される。組合わせ計量機は、連続的に流れる物品を所定の重量単位を1つの塊として振分装置に順次供給する。なお、この塊とは、物品が全て結合されているものではなく、所定の重量を満たした細かい物品の集まりで構成されている。
振分装置は、この重量単位の物品を包装容器(例えばトレー等)に投入するものであり、複数列に並んだトレーに対して物品をそれぞれ振分け排出するものである。
【0003】
図7は、従来の振分装置を示す側面図である。
振分装置80の下部にはコンベア80が設けられ、手前側から奥方向にトレーTを搬送する。図示のように、トレーTは横方向に複数列配列されている。
このため、振分装置80には、揺動自在なシュート81を備え、上部から物品が供給される都度、シュート81を異なるトレーTの方向に揺動させて各トレーTに排出するようになっている。
【0004】
コンベア80は、図中横方向のトレーTに物品が排出された後に、次のトレーTがシュート81下部に位置するようピッチ搬送される。また、コンベア80の奥方にはトレーT内に物品を収容させる押し込み部、及びトレーTをラップ等で包装する包装部が設けられ、包装されたトレーTは最奥部で順に排出されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記の振分装置は、シュート81が傾斜して物品を振分けるため、このシュート81の振分けに時間がかかり、動作の高速化が達成できない。また、トレーTの数(図中横方向の列数)が増えると、対応してシュート81の傾斜角度が緩やかになり、物品を円滑に排出できない問題が生じる。
【0006】
特に、振分装置は、物品として粘着性を有する食品(肉製品等)を個別包装するために用いられることが多い。このため、供給された物品を排出するまでの経路は傾斜しないようできるだけ鉛直な状態であることが望ましい。
しかし、上記のシュート81では、傾斜するシュート81内部に物品が付着しやすく、排出できない場合がある。この場合、トレーT内に収容される物品の重量が計量時と異なるという問題が生じる。これでは計量機側で計量精度を向上させても結果として計量精度の悪化を招くことになってしまう。
【0007】
また、上記の振分装置80では、シュート81が傾斜するため、トレーTに対し物品が角度を有して投入されることとなり、トレ−Tから物品がこぼれやすかった。
【0008】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、物品が付着せず円滑かつ高速に振分けでき、また物品のこぼれを防止できる振分装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の振分装置は、請求項1記載のように、所定単位の塊状の物品が1か所から投入され、該投入された物品を複数の箇所に振り分け排出する振分装置において、
物品を収容する上下が開口された円筒形状の第1,第2のカップ(20,21)と、
前記第1,第2のカップを行方向に並設した状態を保持しつつ、前記物品の投入位置部分に前記第1,第2のカップのいずれかが位置するよう該行方向に水平に移動させる第1の移動手段(22,23)と、
前記第1,第2のカップの下面に摺接して設けられ、該第1,第2のカップに連通可能な開口部が複数形成されたものであり、前記投入位置下部を除いて前記第1,第2のカップが移動する行方向上にそれぞれ設けられた第1,第2の開口部(24a,24b)と、前記第1,第2のカップの移動方向と直交する列方向の位置に設けられた第3の開口部(24c)とを備えた第1のスライド板(24)と、
前記第1のスライド板を前記列方向に水平に移動させる第2の移動手段(25)と、
を備え、
前記第1の移動手段により第1,第2のカップを前記行方向に移動させて前記物品を前記第1,第2の開口部からそれぞれ排出させ、また、前記第1のスライド板を前記列方向に移動させて物品を第3の開口部から排出させることにより、行方向に沿った1直線上の異なる3か所にそれぞれ振分排出することを特徴とする。
【0014】
また、請求項記載のように、前記第1〜第3の開口部を介して排出される物品をそれぞれ受け入れ収容するものであり、前記行方向の1直線上に並設されそれぞれ上下が開口された円筒形状の第4〜第6のカップ(30,31,32)と、
前記第4〜第6のカップを並設した状態を保持しつつ、該第4〜第6のカップを前記列方向に移動させる第3の移動手段(33,33a)と、
前記第4〜第6のカップの下面に摺接して設けられ、該第4〜第6のカップに連通可能な開口部が複数形成されたものであり、該第4〜第6のカップの配列方向と並行する行方向の1直線上にそれぞれ設けられた第4〜第6の開口部(34a〜34c)を備えた第2のスライド板(34)と、
前記第2のスライド板を前記列方向に移動させる第4の移動手段(35)と、を備え、前記第3の移動手段により前記第4〜第6のカップを列方向に移動させて、また、前記第4の移動手段により前記第2のスライド板を列方向に移動させることにより、前記第4〜第6のカップに収容された物品を行方向の3か所づつ、列方向の2か所の計6箇所に振分排出する構成としてもよい。
【0015】
請求項に記載した本発明の振分方法は、請求項記載の振分装置を用いて物品を振分排出する振分方法であって、
前記第1,第2のカップ(20,21)の一方に物品を供給、収容した後、
該物品を収容した第1,第2のカップ、あるいは第1のスライド板(24)を移動させて収容されている物品を前記第1〜第3の開口部(24a〜24c)から排出させ、
前記排出と並行して前記第1,第2のカップの他方に物品を供給、収容することを繰り返すことを特徴とする。
【0016】
所定単位の塊として投入された物品は、スライド板24上のカップ20,21に収容される。移動手段23,25によりカップ20,21あるいはスライド板24を水平方向に移動させることにより、開口部24a〜24c上にカップ20,21が位置すると、物品はこの開口部24a〜24cから下方に落下排出される。これらカップ20,21、スライド板24の移動によって、それぞれ異なる位置の開口部24a〜24cから物品を振り分け排出することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の振分装置1の全体構成を示す側面図、図2は同正面図である。装置の最上部には1個の投入シュート2が設けられる。この投入シュート2には所定単位で計量後の物品が塊として装置1の動作に合わせた所定タイミングを有して間欠的に供給されるようになっている。
【0018】
投入シュート2や以下に説明する各シュート、及び各カップは、全て中空な円環状に形成されており、上部が投入口、下部が排出口として開口されている。
うち、シュートはいずれもカップの上部位置に位置するよう装置1に固定して設けられ、下部がカップの径程度に絞り込まれた形状である。
また、カップはいずれも上下部が同一な開口径を有しており、いずれも水平方向に移動する構成である。
【0019】
投入シュート2の下部には、順に良否選別部4、振分部5が設けられている。振分部5下部には複数の排出シュート7が設けられている。この排出シュート7は、2行3列計6個からなり、前記投入された物品は、いずれか1個から順次塊の状態のまま搬送部8上に排出されるようになっている。
【0020】
搬送部8は、コンベア10を備え、コンベア10の上部搬送面には、それぞれトレーTを位置決め保持するための凹溝10aが形成されている。この凹溝10aは、排出シュート7の列数に対応して幅方向Xに3列形成されている。このコンベア10は搬送方向(行方向Y)に沿って所定長さを有しており、この行方向のトレーTの配列間隔Pに対応した搬送量単位でピッチ搬送され、順次新たなトレ−Tに物品が投入されるようになっている。
【0021】
図3は、良否選別部4を示す一部裁断側面図である。
投入シュート2の直下位置には、カップ12が設けられ、このカップ12の下面には、スライド板13が摺接している。
これらカップ12,スライド板13は、移動手段14によりそれぞれX方向に移動自在である。移動手段14はそれぞれ、エアシリンダ14a,14bで構成されている。
【0022】
スライド板13には、移動方向X上にカップ12の内径に対応した開口部13aが開口形成されている。
【0023】
図4は、上段の振分部5Aを示す斜視図である。
振分部5は、上下2段で構成されている。上段の振分部5Aには、X方向に沿って2個のカップ20,21が設けられ、これらは固定板22に固定され互いの間隔Lが保持されている。固定板22は、移動手段(エアシリンダ)23に連結されており、X方向に移動自在である。
【0024】
カップ20,21の下面には、スライド板24が摺接している。スライド板24には、X方向に対してカップ20,21の間隔Lの2倍の間隔2Lを有した両端部にそれぞれ開口部24a,24bが開口形成されている。
また、Y方向に対しては、これら開口部24a,24bの中心軸の延長線上に開口部24cが開口形成されている。この開口部24cは、Y軸方向でみて開口部24a,24bの開口位置と重ならない位置に偏位して設けられる。
このスライド板24は、移動手段(エアシリンダ)25によってY方向に移動自在である。
【0025】
スライド板24の下面には、X方向に沿って3個のシュート29(29a〜29c)が設けられている。これらシュート29の間隔は、カップ20,21の間隔Lに対応している。
図5は、下段の振分部5Bの構成を示す一部裁断正面図である。
各シュート29の下部には、X方向に沿ってカップ30,31,32が設けられ、これらカップ30,31,32は固定板33aを介して移動手段(エアシリンダ)33に連結されている。
【0026】
カップ30〜32の下面には、スライド板34が摺接している。スライド板34には、各カップ30〜32に対応した開口部34a〜34cが行方向Xに沿って一直線上に開口形成されている。このスライド板34は、移動手段(エアシリンダ)35に連結されている。
カップ30〜32、あるいはスライド板34は、移動手段33、35によってそれぞれY方向に移動自在である。
スライド板34の下部には、行方向Xに3列、列方向Yに2列(計6個)の排出シュート7が設けられている。図中には列方向の2列の排出シュート7A,7Bが示されている。
【0027】
次に、上記構成による振分装置の動作について説明する。
1か所の投入シュート12には、前段の組合わせ計量機で計量された所定単位の塊の物品が所定のタイミングで投入される。
良否選別部4では、投入された物品のうち、計量結果等が不良となった物品を選別排出する。
【0028】
即ち、良品として投入シュート12に投入された物品は、カップ12内に収容された際にスライド板13が図中x1方向に移動して、シュート15を介して下段の振分部5に落下供給される。
一方、不良品として投入シュート12に投入された物品は、カップ12が図中x2方向に移動することにより、排出シュート16を介して不良品の収容部(不図示)に落下排出される。
【0029】
図6は、上段の振分部5Aの振分動作を説明するための動作概要図(平面図)である。
先ず、図6(a)に示すように、投入シュート12に供給された物品は、直下に位置するカップ20にそのまま投入される。この際、カップ20の下面にはスライド板24が摺接しており、カップ20内に物品が収容される(図中斜線で記載)。
【0030】
次に、図6(b)に示すように、移動手段23がカップ20を図中x3方向に移動させると、カップ20がスライド板24の開口部24a上に位置して、物品はこの開口部24a部分から下方に排出される。この物品は、シュート29aを介し下段の振分部5Bのカップ30に収容される。
【0031】
次に、図6(c)に示すように、投入シュート12に次の物品が投入され、直下に位置するカップ21にそのまま投入される。この際、カップ21の下面にはスライド板24が摺接しており、カップ21内に物品が収容される。
【0032】
次に、図6(d)に示すように、移動手段23がカップ21を図中x4方向に移動させると、カップ21がスライド板24の開口部24b上に位置して、物品はこの開口部24b部分から下方に排出される。この物品は、シュート29cを介し下段の振分部5Bのカップ32に収容される。
【0033】
次に、図6(e)に示すように、投入シュート12に次の物品が投入され、直下に位置するカップ20にそのまま投入される。この際、カップ20の下面にはスライド板24が摺接しており、カップ20内に物品が収容される。
【0034】
次に、図6(f)に示すように、移動手段25がスライド板24を図中y1方向に移動させると、スライド板24の開口部24cがカップ20の下部に位置して、物品はこの開口部24c部分から下方に排出される。この物品は、シュート29bを介し下段の振分部5Bのカップ31に収容される。
【0035】
上記の動作により、上部の振分部5Aは、1か所の投入シュート12に投入された物品を下部の振分部5Bの行方向Xに並ぶ3個のカップ30,31,32にそれぞれ振り分ける。
【0036】
下段の振分部5Bにおいては、行方向Xに沿った3個のカップ30,31,32に投入された物品を列方向Yに対して2列に振り分ける。
図5を用いて説明すると、3列の各カップ30〜32全てに物品が投入された状態の後、移動手段35が動作して、スライド板34が図中y2方向に移動する。これにより、カップ30〜32内の物品は、それぞれ開口部34a〜34cから排出シュート7Aを介してトレーT1(X方向の3個)上に排出される。
【0037】
この後、移動手段35が復帰しスライド板34が各カップ30〜32の下部を塞いだ状態で、上部の振分部5Aは、上述した一連の振分動作を実行する。これにより、振分部5Aは、再度各カップ30〜32に物品を収容する。
【0038】
この後、下段の振分部5Bは、移動手段33が動作して、カップ30〜32を図中y3方向に移動させる。これにより、カップ30〜32内の物品は、開口部34a〜34cから排出シュート7Bを介してトレーT2(X方向の3個)上に排出される。
このように、下段の振分部5Bにより、搬送方向Yに沿って2行のトレーT1,T2(合計6個)にそれぞれ3個づつ物品が排出される。
【0039】
そして、行方向Xで2行のトレーT1,T2にそれぞれ物品が収容された後、コンベア10は搬送方向(行方向Y)に対しトレーTの配列間隔Pの2倍(2P)分だけピッチ搬送させ、新たなトレ−Tを排出シュート7A,7B部分に位置させる。なお、トレーTの配列間隔Pの2倍(2P)分だけピッチ搬送させる構成により、コンベア10の停止期間を相対的に長く取ることができるようになり、例えば、後段においてトレーTを手作業で取り出す際の作業の効率化が図れるようになる。
【0040】
上記1連の動作を繰り返すことにより、1か所の投入シュート2から投入された物品は、2列3行(計6個)の排出シュート7から順次振り分け排出させることができる。
【0041】
この振り分けは、カップあるいはスライド板が水平方向に移動してなされるため、カップ内に収容された物品の塊全体を円滑に下方に排出できるようになっている。また、装置の高さを極力低くすることができる。
また、物品は、良否選別部4、上段の振分部5A、下段の振分部5Bへの排出時に、それぞれカップの高さ程度の落差で排出できるため、物品自体を損傷させることがなく、物品の飛散を防止できるとともに、装置の高さを低くすることができるようになる。
また、カップ自体が上下が開口された円筒形状であり内部での物品の張り付きを極力防止できる。
【0042】
ところで、上記動作において、カップ20,21に対する物品の投入と排出を並行して行なうことができる。例えば、図6(b)に示すように一方のカップ20に物品が投入されこのカッ20が開口部24a上に位置して物品を排出する際に、他方のカップ21で物品の供給を受けることができる。
このように、2個のカップ20,21の一方に収容された物品を各開口部24a〜24cから排出する際には、他方のカップ20,21に次の物品を供給することができ、振分動作の速度を向上させることができる。
【0043】
また、図6(e)に示すように開口部24cから物品を排出する工程時においては、カップ20に物品を投入する際に、スライド板24を図(f)に示した位置、即ちカップ20と開口部24cが連通する状態にしておいてもよい。これにより、カップ20に投入された物品はスライド板24を通過してそのまま下部に排出することができ、振分け動作の速度を向上させることができる。
【0044】
【発明の効果】
本発明によれば、カップとスライド板が水平方向に移動して物品を落下排出させるため、カップ内での物品の貼り付きを防止して円滑に振り分けできるようになる。また、カップ及びスライド板がいずれも水平移動する構成であり、装置の高さを取らず小型化できるようになる。さらに、物品はカップの高さ程度の落差で排出でき、物品の損傷及び飛散を防止できる。
そして、2個のカップと3つの開口部のスライド板を用い行列方向に移動させる構成なので、物品を行方向の1直線上で3か所に振分排出できるようになる。
請求項記載のように、3個のカップと3つの開口部のスライド板を用い列方向に移動させる構成とすれば、行方向で3か所、列方向で2か所の計6箇所に振分排出することができるようになる。
請求項記載の方法によれば、一方のカップから物品を排出する際に、並行して他方のカップに新たな物品を供給、収容することができるようになり振分動作の速度を向上できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の振分装置の全体を示す側面図。
【図2】同振分装置の全体を示す正面図。
【図3】良否選別部を示す一部裁断側面図。
【図4】上段の振分部を示す斜視図。
【図5】下段の振分部を示す一部裁断正面図。
【図6】振分部の振り分け動作を示す平面図。
【図7】従来の振分装置を示す図。
【符号の説明】
1…振分装置、2…投入シュート、4…良否選別部、5…振分部、5A…上段の振分部、5B…下段の振分部、7…排出シュート、8…搬送部、10…コンベア、10a…凹溝、12,20,21,30〜32…カップ、13,22,24,34…スライド板、13a,24a〜24c,34a〜34c…開口部、14,23,25,33,35…移動手段(エアシリンダ),T…トレー。

Claims (3)

  1. 所定単位の塊状の物品が1か所から投入され、該投入された物品を複数の箇所に振り分け排出する振分装置において、
    物品を収容する上下が開口された円筒形状の第1,第2のカップ(20,21)と、
    前記第1,第2のカップを行方向に並設した状態を保持しつつ、前記物品の投入位置部分に前記第1,第2のカップのいずれかが位置するよう該行方向に水平に移動させる第1の移動手段(22,23)と、
    前記第1,第2のカップの下面に摺接して設けられ、該第1,第2のカップに連通可能な開口部が複数形成されたものであり、前記投入位置下部を除いて前記第1,第2のカップが移動する行方向上にそれぞれ設けられた第1,第2の開口部(24a,24b)と、前記第1,第2のカップの移動方向と直交する列方向の位置に設けられた第3の開口部(24c)とを備えた第1のスライド板(24)と、
    前記第1のスライド板を前記列方向に水平に移動させる第2の移動手段(25)と、
    を備え、
    前記第1の移動手段により第1,第2のカップを前記行方向に移動させて前記物品を前記第1,第2の開口部からそれぞれ排出させ、また、前記第1のスライド板を前記列方向に移動させて物品を第3の開口部から排出させることにより、行方向に沿った1直線上の異なる3か所にそれぞれ振分排出することを特徴とする振分装置。
  2. 前記第1〜第3の開口部を介して排出される物品をそれぞれ受け入れ収容するものであり、前記行方向の1直線上に並設されそれぞれ上下が開口された円筒形状の第4〜第6のカップ(30,31,32)と、
    前記第4〜第6のカップを並設した状態を保持しつつ、該第4〜第6のカップを前記列方向に移動させる第3の移動手段(33,33a)と、
    前記第4〜第6のカップの下面に摺接して設けられ、該第4〜第6のカップに連通可能な開口部が複数形成されたものであり、該第4〜第6のカップの配列方向と並行する行方向の1直線上にそれぞれ設けられた第4〜第6の開口部(34a〜34c)を備えた第2のスライド板(34)と、
    前記第2のスライド板を前記列方向に移動させる第4の移動手段(35)と、を備え、前記第3の移動手段により前記第4〜第6のカップを列方向に移動させて、また、前記第4の移動手段により前記第2のスライド板を列方向に移動させることにより、前記第4〜第6のカップに収容された物品を行方向の3か所づつ、列方向の2か所の計6箇所に振分排出することを特徴とする請求項記載の振分装置。
  3. 請求項記載の振分装置を用いて物品を振分排出する振分方法であって、
    前記第1,第2のカップ(20,21)の一方に物品を供給、収容した後、
    該物品を収容した第1,第2のカップ、あるいは第1のスライド板(24)を移動させて収容されている物品を前記第1〜第3の開口部(24a〜24c)から排出させ、
    前記排出と並行して前記第1,第2のカップの他方に物品を供給、収容することを繰り返すことを特徴とする振分方法。
JP21544899A 1999-07-29 1999-07-29 振分装置及び方法 Expired - Lifetime JP4478249B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21544899A JP4478249B2 (ja) 1999-07-29 1999-07-29 振分装置及び方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21544899A JP4478249B2 (ja) 1999-07-29 1999-07-29 振分装置及び方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001039409A JP2001039409A (ja) 2001-02-13
JP4478249B2 true JP4478249B2 (ja) 2010-06-09

Family

ID=16672540

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21544899A Expired - Lifetime JP4478249B2 (ja) 1999-07-29 1999-07-29 振分装置及び方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4478249B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008260567A (ja) * 2007-04-13 2008-10-30 Daisey Machinery Co Ltd スライス食パンの包装装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001039409A (ja) 2001-02-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO1995001909A1 (en) A method and a system for building up weighed-out portions of objects
JPH10500652A (ja) 注文の整理統合番号付けシステム
JP2015232548A (ja) 食品片のランク選別方法および装置
JP7395603B2 (ja) パーテルノステルコンベアを備えるオーダーピッキングシステムおよびそのようなシステムの使用方法
JPH0158448B2 (ja)
US5810061A (en) Drug dispenser and method for dispensing drug
US7946429B2 (en) Sorting apparatus and method
JP4478249B2 (ja) 振分装置及び方法
EP1611418A1 (en) A system for producing packages of items of a predetermined weight
JP3587922B2 (ja) 投入物品の反転排出装置及び排出シュート
JPH0829242A (ja) 計量方法と計量装置
JPH104816A (ja) 鶏卵等の選別収集装置
JP2853855B2 (ja) 青果物選別機の定数定量仕分け搬出方法
JP4152021B2 (ja) 卵の自動選別包装装置
JP3617863B2 (ja) 組合せ秤
JP4634699B2 (ja) 農産物の選別包装装置
JP6971928B2 (ja) 組合せ計量装置
JPH0519786Y2 (ja)
JPS6111318A (ja) 果実類の自動パツク詰め方法
JPH0659324U (ja) 物品供給装置
JP2005060048A (ja) 果肉振り分け装置、果肉充填装置及び果肉振り分け方法
JP3617870B2 (ja) 組合せ秤
JP3725676B2 (ja) 組合せ秤の物品供給装置
KR20210137468A (ko) 패터노스터 컨베이어를 포함하는 오더 피킹 시스템 및 상기 시스템을 사용하는 방법
JPH06235655A (ja) 計量装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060419

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090615

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090714

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090819

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100302

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100315

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4478249

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140319

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term