JP4474223B2 - ボタン付けミシン及びボタン付けミシンの縫製方法 - Google Patents
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Description
また、縫い針が布地の折り返し部を挿通するようにタングが配置されていることから、ボタンが布地に縫着されても、縫い糸が布地の裏面に表れることなく縫製を行うことを可能としていた。
ところが、上記従来のボタン付けミシンにあっては、2つのボタン穴の間に縫い糸を掛け渡す場合には常に布地Wへ針を挿通させるすくい縫いを前提として構成されていたため、上記空縫いのような針を挿通させない縫い目、換言すれば、ボタンの縫着に貢献しない縫い目を形成することができなかった。
なお、上記した従来のボタン付けミシンにおいても、糸通し穴H1−H2間には渡り糸N5が発生するが、この渡り糸N5は、1本の縫い目を形成するのみであり、デザイン上要求されるような複数の縫い糸を掛け渡すことはできず、また、布地Wを縫い針が挿通することにより行なわれており、空縫いにより行なわれるものではなかった。さらに、従来のボタン付けミシンでは、渡り糸が形成されない糸通し穴H4−H3間に縫い糸を掛け渡して空縫いの縫い目N4を形成することは、全くできなかった。
このため、縫着に貢献しない二つの糸通し穴の間に縫い糸を掛け渡す場合には、手縫いに頼らざるを得ず、作業負担が大きく、作業時間の浪費も大きくなるという不都合があった。
また、空縫い回数設定手段により、空縫いの繰り返し回数が設定されると、被縫製物への縫い針の挿通を伴わないようにして、二つの糸通し穴に対して、上下動を行う縫い針が位置決め手段により、交互に挿通されると共に、当該交互の挿通が設定回数繰り返される。
また、空縫いが行われる場合には、被縫製物への縫い針の挿通を伴わない二つの糸通し穴に対して、上下動を行う縫い針が位置決め手段により、交互に挿通されると共に、当該交互の挿通が複数回数繰り返される。
また、これらのような空縫い縫製を手作業で行う必要がなくなり、作業負担の解消及び作業時間の浪費を解消することが可能となる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態たるボタン付けミシン1の外観の概略構成を、制御回路のブロック図とともに示すものである。ボタン付けミシン1は、ベッド部2と、ベッド部2から立設する縦胴部3と、縦胴部3からベッド部2に対向するように延設するアーム部4とから構成される。以下の説明では、ボタン付けミシン1の前後方向、上下方向は図1で示す通りであり、それぞれY軸方向、Z軸方向とする。また図1の紙面に垂直な方向を左右方向(X軸方向)としている。
ボタン付けミシン1は、ボタンBや布地Wなどを独立に自在に搬送することによって、多様なボタン付け縫いが可能となっている。以下では、ボタン等を搬送する各種機構について詳細に説明する。
針棒9は、上下動手段としての主軸モータ14を駆動源としてクランク機構を介して上下動が行われる。また針棒9は、Y軸方向(前後方向)を中心として揺動可能な針棒支持体により上下動可能に支持されている。従って、針棒9は、上下動を行いながらその下端部の縫い針5をX軸方向(左右方向)に沿って揺動させることが可能となっている。
針棒支持体は、パルスモータである針振りモータ20を駆動源とする。この針振りモータ20は、その駆動時には、その揺動における両端部に縫い針5が位置するときに下死点となるように主軸モータ14と同期して駆動制御される。
ボタンBは、ミシンアーム部の中間下部において垂下支持されると共にその先端部が縫い針5の上下動経路近傍まで延設されたボタン保持手段としてのボタン保持アームにより保持される。かかるボタン保持アームは、その基端部において、ミシンアーム部に対してY軸方向に沿って移動可能に支持されると共に上Y送りモータ32により当該Y軸方向への駆動が行われるようになっている。
さらに、ボタン保持アームは、その基端部がX軸方向を中心として揺動可能に支持されており、且つ基端部には揺動駆動源としての上下駆動モータ35が併設されている。かかる上下駆動モータにより、ボタン保持アームの先端側で保持されるボタンBは、上下に移動することが可能となっている。
かかるチャック機構は、ボタン保持アームの先端部において、左右方向を中心として回動可能に装備されており、エアにより作動する回転シリンダ37により、90度の範囲で角度の切り替えが可能となっている。即ち、回転シリンダ37は、チャック機構がボタンBを水平に保持した通常保持位置と、ボタンBの底面が前方を向いて起立した起立保持位置とに切り替えることができる。ボタンBが水平状態の時には、すくい縫いやベタ縫いが行われ、起立状態の時には根巻き縫製が行われるようになっている。
また、チャック機構には、当該チャック機構を介してボタン保持アームに対してボタンBをX軸方向に移動位置決めするための差動モータ72が併設されている。かかる差動モータ72の制御により、ボタンBをX軸方向の任意の位置に位置決めすることが可能となっている。
ミシンベッド部は、その上面が、すくい縫いではない通常のボタン縫着縫製(いわゆるベタ縫い)を行う場合において、被縫製物たる布地Wを広げて載置する載置台となっている。かかる載置台には、力ボタンの縫着縫製を行う際に当該力ボタンを保持する力ボタン保持部が設けられている。
さらに、ミシンベッド部の前側先端部には、保持部材としてのタング57がその基端部をX軸方向を中心に回動可能に支持装備されている。かかるタング57は、その先端部が後方を向いた状態でミシンベッド部の前側先端部に装備されており、当該先端部には布地Wが折り返した状態で装着を行うように先端が薄くなる板片状に形成されている。かかるタング57の先端部は、その基端部の回動により、縫い針5の上下動経路に接離可能となっている。タングの回動はタングシリンダ66を駆動源としており、タング57の先端部が縫い針5の上下動経路に近づけると当該接近を検知するタングセンサ64が載置台に設けられており、当該タングセンサ64の出力によりタング57の先端部が縫い針5の上下動経路に最接近した状態となる使用位置にタングシリンダ66が引き寄せるようになっている。なお、使用位置までタング57が移動すると、タング57の先端部にセットされた布地Wを挟み込んで保持する板ばねが載置台の前方端部に設けられている。なお、タングシリンダ66は、縫製が終了すれば自動的にOFFになり、タング57は前方に倒れて元の待機位置に戻る。
前述した載置台とタング57とは、ミシンベッド部の後方本体によりY軸方向に移動可能に支持されており、下Y送りモータ51により移動位置決めすることが可能となっている。
次に、ボタン付けミシン1の制御回路について図1に基づいて説明する。ボタン付けミシン1には、本発明の制御手段であるCPU102を備える電装ボックス101が設けられ、この電装ボックス101に各部が接続されている。
例えば、電装ボックス101には、操作パネル103、電源スイッチ104、スタートペダル105、一時停止スイッチ106が接続されている。
操作パネル103は作業者が根巻き縫いなしのすくい縫い、すくい根巻き縫い、下ボタン付け縫い、べた付け縫いなどからボタン付けの種類を選択したり、選択したボタン付け縫製の縫製条件などを入力したり、あるいは設定されている縫製条件や縫製状況などを表示するものである。操作パネル103には外部メモリ103aが接続可能であり、外部メモリ103aからの縫製データを読み込んで縫製条件を設定できるようにもなっている。また、逆に、操作パネル103から入力した各種の縫製条件を外部メモリ103aで記憶することもできるようになっている。
電源スイッチ104は、ボタン付けミシン1を通電状態にするためのON/OFFスイッチである。スタートペダル105は、縫製をスタートするときに操作するペダルであり、これを操作するとCPU102の制御により縫製を開始する。一時停止スイッチ106は、縫製開始後に、一時的に停止するためのスイッチである。
また、電装ボックス101内には、図示しないインターフェースが設けられ、CPU102からの制御信号がこのインターフェースを介して、さらに図示しない駆動回路を介して各駆動源に出力されるようになっている。
すなわち、前記インターフェースを介して、前述の主軸モータ14、針振りモータ20、上Y送りモータ32、上下駆動モータ35、差動モータ72、下Y送りモータ51が接続されている。また、前記インターフェースを介して電磁弁108が接続され、この電磁弁108を介して回転シリンダ37、タングシリンダ66、布押えシリンダ107が接続されている。さらに、ボタン付けミシン1には、図示しない糸切り機構が設けられ、縫製途中や縫製後に所定のタイミングで糸が切断されるようになっており、その駆動源として糸切りモータ109や糸切りシリンダ110が設けられている。
また、布地Wに関しては下Y送りモータ51の駆動によりY方向に移動させることができる。加えて、X軸方向に針棒9を揺動させる針振りモータ20の駆動により、縫い針5の針落ち位置をX軸方向について位置決めすることができる。
即ち、上記針振りモータ20,上Y送りモータ32,差動モータ72及び下Y送りモータ51が協働することで、ボタン保持アーム34に保持されたボタンB及びタング57に保持された布地Wに対して縫い針5の針落ち位置を相対的に位置決めする位置決め手段として機能する。また、下Y送りモータ51は、タング57を縫い針5から退避させる移動手段としても機能する。
以下の説明において、上記構成からなるボタン付けミシン1による固有の各種処理について詳説する。図2は、四つの糸通し穴が設けられたボタンBをすくい縫いにより布地Wに縫着する場合のボタンBの移動に関する各種のパラメータを示す説明図であって、図3は縫い針5及び布地Wの移動に関するパラメータを示す説明図である。これら各パラメータは、作業者が操作パネル103から入力を行う。なお、各図では当該図における下方がミシンの前方、図の上方がミシンの後方、図の左方がミシンの左方、図の右方がミシンの右方に対応している。
上記符号a,b,c,dの値と糸通し穴が四つであることが操作パネル103から入力されると、CPU102は、所定の処理プログラムに従い、演算を行って各糸通し穴H1〜H4の中心位置座標を算出する。またこれらに基づく差動モータ72及び上Y送りモータ32の差動量が算出される。これらの設定値及び算出されたデータは、外部メモリ103a又は図示しないメモリに記憶される。
符号jはタングの回避量を示す。即ち、この回避量jは、各糸通し穴H3,H4に縫い針5が挿通されるときにタング57の原点位置からの前方移動量を示す(図8参照)。
符号iはすくい幅であり、このすくい幅と等しく針振り量が設定される。
上記符号e,i,jの値が操作パネル103から入力されると、CPU102は、所定の処理プログラムに従い、演算を行って針振りモータ20及び下Y送りモータ51の差動量が算出される。これらの設定値及び算出されたデータは、外部メモリ103a又は図示しないメモリに記憶される。
ここで、すくい縫いとは、任意に選んだ二つの糸通し穴に繰り返し交互に針落ちを行って各糸通し穴で形成されるループにより結節を形成する縫いであって、一方の糸通し穴に対して布地と共に縫い針5を挿通し、他方の糸通し穴に対しては当該糸通し穴のみに縫い針5を挿通する縫いをいう。
また、空縫いとは、任意に選んだ二つの糸通し穴に繰り返し交互に針落ちを行って各糸通し穴で形成されるループにより結節を形成する縫いであって、いずれの糸通し穴に対しても布地に縫い針5を挿通することなく糸通し穴のみに縫い針5を挿通する縫いをいう。
上記縫いの設定は、操作パネル103から行われる。即ち、各縫いN1〜N4ごとに、二つの糸通し穴H1〜H4、すくい縫いか空縫いか、縫いの繰り返し回数(m1〜m4)がすくい縫い及び空縫いに対応して設定入力される。
かかる入力が行われると、CPU102は所定の処理プログラムに従って、縫い針5の針落ち位置とのその順番を特定する。図2及び図3の各吹き出しには、ボタンBと布地Wのそれぞれに対して針落ちが行われる順番を示す数値が表示されている。
また、これらの設定値及び特定された針落ち位置及びその順番のデータは、外部メモリ103a又は図示しないメモリに記憶される。
上記構成からなるボタン付けミシン1における動作説明をすくい縫いを行う場合に例として図5〜図9に基づいて説明する。図5はボタン付けミシン1の全体動作を示すフローチャート、図6は縫製動作の詳細を示すフローチャート、図7〜図9は縫製時における縫い針5,ボタンB及び布地Wの相対的な位置関係を示す説明図である。
まず、ボタン付けミシン1における当初の処理として、前述したすくい縫いに関する各種のパラメータ(ボタン穴数、空縫いの有無、すくい縫い及び空縫いに対応する繰り返し回数m1〜m4、各種パラメータa〜j等)の設定入力を受けると、これらの設定値及び算出データ等を外部メモリ103a又は図示しない内部メモリに記憶する(図5:ステップS1)。
そして、布地Wのタング57への装着及びボタンBのボタン保持アーム34への装着待ち状態となり(図5:ステップS4)、装着が完了して縫製スタートスイッチであるスタートペダル105の入力が行われると(図5:ステップS5)、縫製処理に移行する(図5:ステップS6)。
さらに、第二針目では図8に示すように、縫い針5の針落ち位置に対して回避量jだけタング57が前方に退避し且つボタン保持アームが糸通し穴H1−H4間の距離cだけ針落ち位置に対して前方に移動して、縫い針5は糸通し穴H4のみに挿通される。
そして、縫いN1に設定されたすくい縫いの繰り返し回数m1に応じて糸通し穴H1−H4間で針落ちが行われる(図6:ステップS12)。
また同様にして、糸通し穴H2にも縫い針が挿通され、縫いN2に設定された空縫いの繰り返し回数m2に応じて糸通し穴H1−H2間で針落ちが行われる(図6:ステップS14)。
そして、縫いN3に設定されたすくい縫いの繰り返し回数m3に応じて糸通し穴H2−H3間で針落ちが行われる(図6:ステップS16)。
そして、ボタン縫着縫製が完了する。
上記ボタン付けミシン1は、二つの糸通し穴について布地Wへの縫い針5の挿通を伴わない空縫いにおいて、予め二点間での糸の掛け渡しを設定回数分の縫い糸の掛け渡しを行う縫製が可能となる。つまり、従来行われていなかった二つのボタン穴の間で自在に糸の掛け渡しを行うことが可能となる。また、これらのような空縫い縫製を手作業で行う必要がなくなり、作業負担の解消及び作業時間の浪費を解消することが可能となる。
上記実施形態では、糸通し穴が四つ形成されたボタンBによる縫着縫製を例示したが、例えば、糸通し穴が三つの場合には、その内の一つの糸通し穴と残る二つの糸通し穴のそれぞれとがすくい縫いが行われ、当該残りの二つの糸通し穴の間で空縫いが行われるように設定すれば良い。この場合、従来であれば被縫製物に縫い針が挿通しないボタン穴間には縫い目を形成することができないので、ボタンに対しV字型の縫い目が形成され美観上好ましくないが、本願発明によれば、すくい縫いが行なわれない残りの二つの糸通し穴間にも複数の縫い目を形成することができ、結果として、ボタンの表面に三角形の縫い目を形成することができ、縫製された製品の美観を向上することができる。
また、三つの糸通し穴を有するボタンの場合にも、空縫いを行う糸通し穴がタング側(前側)に属する場合には、空縫いの際にタングを前方に退避移動させる設定を行うことで、良好に空縫いを行うことが可能となる。
5 縫い針
9 針棒
20 針振りモータ(位置決め手段)
32 上Y送りモータ(位置決め手段)
34 ボタン保持アーム(ボタン保持手段)
51 上Y送りモータ(位置決め手段)
57 タング(保持部材)
72 差動モータ(位置決め手段)
102 CPU(すくい縫い制御手段,空縫い制御手段)
103 操作パネル(すくい縫い回数設定手段,空縫い回数設定手段)
B ボタン
W 布地(被縫製物)
H1〜H4 糸通し穴
Claims (4)
- 縫い針を保持する針棒を上下動させる上下駆動手段と、
両面を貫通する複数の糸通し穴を有するボタンを略水平に保持するボタン保持手段と、
被縫製物を先端部で折り返すと共に当該先端部を前記縫い針の通過線上に接近させて保持する保持部材と、
前記保持されたボタン及び保持された被縫製物に対して前記縫い針の針落ち位置を相対的に位置決めする位置決め手段と、
前記ボタンの所定の二つの糸通し穴間に被縫製物への縫い針の挿通を伴って縫い糸の掛け渡しを行うすくい縫いの繰り返し回数を設定するすくい縫い回数設定手段と、
前記設定された繰り返し回数のすくい縫いが行われるように前記上下駆動手段と前記位置決め手段の動作制御を行うすくい縫い制御手段と、を備えたボタン付けミシンにおいて、
前記ボタンの任意の二つの糸通し穴間に被縫製物への縫い針の挿通を伴わずに縫い糸の掛け渡しを行う空縫いの繰り返し回数を設定する空縫い回数設定手段と、
空縫いの繰り返し回数が設定された前記任意の二つの糸通し穴に対して、設定された繰り返し回数の空縫いが行われるように前記上下駆動手段と前記位置決め手段の動作制御を行う空縫い制御手段とを備えたことを特徴とするボタン付けミシン。 - 前記保持部材を、前記被縫製物の先端部を縫い針の前記通過線上とするすくい縫い位置と、前記被縫製物の先端部を縫い針の前記通過線上から隔離した空縫い位置にとに往復移動可能とした移動手段と、
前記保持部材を、前記すくい縫いを行なう際に前記すくい縫い位置に移動させ、前記空縫いを行なう際に前記空縫い位置に移動させる移動制御手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載のボタン付けミシン。 - 縫い針を保持する針棒を上下動させる上下駆動手段と、
両面を貫通する複数の糸通し穴を有するボタンを略水平に保持するボタン保持手段と、
被縫製物を先端部で折り返すと共に当該先端部を前記縫い針の通過線上に接近させて保持する保持部材と、
前記保持されたボタン及び保持された被縫製物に対して前記縫い針の針落ち位置を相対的に位置決めする位置決め手段と、を備え、
前記位置決め手段による針落ち位置の相対的な位置決めによって、前記被縫製物への縫い針の挿通を伴って前記ボタンの所定の二つの糸通し穴に対して縫い糸の掛け渡しを行うすくい縫いを複数回行なって、被縫製物にボタンを縫着するボタン付けミシンの縫製方法であって、
前記被縫製物への縫い針の挿通を伴わないで前記ボタンの任意の二つの糸通し穴に対して縫い糸の掛け渡しを行う空縫いを複数回行うことを特徴とするボタン付けミシンの縫製方法。 - 前記空縫い時には、前記被縫製物の先端部を縫い針の通過線上から隔離した位置に移動させてから前記空縫いを行なうことを特徴とする請求項3記載のボタン付けミシンの縫製方法。
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