JP4469947B2 - 眼鏡フレーム - Google Patents

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株式会社フォーナインズ
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Description

この発明は湾曲させる力を作用させても確実に元の状態に復帰することができるような弾性を有する眼鏡フレームに関するものである。
一般に眼鏡フレームにあっては、フルリムタイプ、ツーポイントタイプのものが存在する。この場合、レンズの周囲に渡ってリムで保持するフルリムタイプの方が、レンズの保持や、破損を防止するためには優れている。このフルリムタイプの眼鏡フレームにあっては、両レンズを全周に渡って保持する環状の左右一対のリムが単一のブリッジによって一体に連結され、この両リムの内側にそれぞれノーズパッドを保持する脚が取り付けられ、一方、両リムの外側にはそれぞれ鎧を介して使用者の頭部の側部に当接するテンプルが回動可能に取り付けられている。
上記のように構成されている眼鏡フレームにあっては、両テンプルで使用者の頭部を挟持するとともに、両ノーズパッドが使用者の鼻に当接することで、使用者の目の前面に両レンズを保持するように構成されている。そして、鎧やテンプルの曲げ具合を調整し、さらに脚を曲げてノーズパッドの位置を調整する等して使用者に対して最適な状態になるように調整している。
しかしながら、両レンズを保持するリムは単一のブリッジを介して連結されているので、たとえば、ブリッジを境にして両リムを前方向あるいは後方向に、さらには上下方向に屈曲する力が作用して屈曲変形した場合は弾性復帰力が小さいのでその屈曲した状態に保持されてしまうことになる。特に、両リムに互いに反対方向に捩じる力が作用して両リムが捩じれてしまった場合には捩じれてしまったままとなり、元の状態に復帰させるには微妙な調整が必要となって簡単な調整ではなくなってしまうという問題があった。
特開平8−286153号公報
この発明は、ブリッジを境にして両リムを前方向あるいは後方向、さらには上下方向に屈曲する力が作用しても大きな弾性復帰力によって元の状態に復元可能とし、さらに、両リムに互いに反対方向に捩じる力が作用した場合であっても捩じれに対する大きな弾性復帰力によって元の状態に復元可能とすることを目的とする。
さらに、使用者が装着した状態で両リムが変形するような力が作用した場合であっても、両テンプルが使用者の頭部を柔軟に挟持することを目的とする。
この発明は、ブリッジを介してノーズパッドがそれぞれ取付けられた左右リムが溶着されて連結された眼鏡フレームであって、該眼鏡フレームは、前記ブリッジを少しの間隔を置いて略平行する複数本の条体で構成するとともに、所定の条体を左右リムの前面側で、残りの条体を裏面側で互いに溶着して両リムを連結することを特徴とする。
また、この発明は、ブリッジを介して左右リムが連結された眼鏡フレームであって、該眼鏡フレームは、前記ブリッジを3つの条体で構成するとともに、上位と下位の条体を左右リムの前面側で、中位の条体を裏面側で互いに隙間を有した状態で溶着して両リムを連結したことを特徴とする。
さらに、この発明は、ブリッジを介して左右リムが連結された眼鏡フレームであって、該眼鏡フレームは、前記ブリッジを3つの条体で構成するとともに、上位と下位の条体を左右リムの前面側で、中位の条体を裏面側で互いに隙間を有した状態で溶着して両リムを連結し、この両リムの外側に湾曲状の鎧を介してテンプルがそれぞれ配設されていることを特徴とする。
そして、前記左右リムの裏面側に溶着される中位の条体は、その裏面側および側面側が溶着されている。
この発明の眼鏡フレームにあっては、使用者が確実に使用することができるとともに、両リムを連結するブリッジを複数本で形成するとともに、ブリッジを構成する複数の条体のうちの所定の条体を両リムの前面側で、また残りの条体を裏面側で連結するようにしたので、大きな弾性復帰力を有するようにな
したがって、ブリッジを境にして両リムが互いに後方に屈曲した場合や、互いに前方に屈曲した場合、さらには上方あるいは下方に屈曲した場合であっても確実に元の状態に復帰することができる。さらに、両リムを互いに逆方向に捩じった場合であっても確実に元の状態に復帰することができる。
さらに、上記の力が使用者が掛けた状態で作用したとしてもノーズパッドによって衝撃を和らげることが出来る。
そして、この構造はすべての眼鏡フレームに有効であり、リムを有するタイプおよび所謂ツーポイントタイプにも有効である。
フルリムタイプの眼鏡フレームにおいて、ブリッジを境にして両リムが前後方向、上下方向に屈曲し、さらには互いに反対方向に捩じれた場合であっても大きな弾性力によって確実に元の状態に復帰させるという目的を、両リムを連結するブリッジを互いに隙間を有した状態で複数本で形成することで達成できた。
さらに、湾曲状の鎧を用いることで両リムが変位するような力が作用しても頭部を挟持した当初の状態に保持することができる。
以下、図面に示すこの発明の実施例について説明する。
図1にはこの発明による眼鏡フレームが示されていて、この眼鏡フレーム1はブリッジ2を介して連結された左右一対のリム3、3と、この左右一対のリム3、3の外側にそれぞれ取り付けられた湾曲状の鎧4、4と、両鎧4、4にそれぞれ連結されたテンプル5、5とを有している。
この鎧4、4は湾曲状をなしているのでテンプルが変位する時は鎧4、4の全体で変位力を受け取るようになる。
なお、6、6は両リム3、3の内側に取り付けられた脚7、7に取り付けられて使用者の鼻の両側で保持するためのノーズパッド、8、8は両リム3、3によって保持されているレンズである。
上記のような眼鏡フレーム1の両リム3、3と、この両リム3、3を連結しているブリッジ2との位置関係は図2、図3に示されている。
この場合、図2は眼鏡フレーム1の前面側から見た概略図、図3は後面側から見た概略図である。
図2、図3において、両リム3、3は3本の条体2a、2b、2cから構成されているブリッジ2によって一体に連結されている。この3本の条体2a、2b、2cは、上位および下位のもの2a、2cはその両端が両リム3、3の前面側に溶着されており、中位のもの2bは、その両端が両リム3、3の裏面側に溶着されている。この場合、中位のもの2bはその裏面側および側面側が両リム3、3に溶着されている。しかも、各条体2a、2b、2c間には隙間が形成されている。
なお、図2および図3においてはブリッジ2を3本の条体2a、2b、2cで構成したが、複数本であれば良いものである。
また、前記両リム3、3の内側には脚7、7が溶着され、各脚7、7にはノーズパッド6、6がそれぞれ配設されている。
上記のように構成されている眼鏡フレーム1において、まず、両リム3、3を前方あるいは後方へ曲げるような力が作用した場合にはこの力はブリッジ2に集中して作用する。この場合、ブリッジ2は3本の条体2a、2b、2cで構成され、しかも、互いに隙間を有しているとともに、上位および下位のもの2a、2cは両リム3、3の前面側に溶着され、中位のもの2bは両リム3、3の裏面側に溶着されているので、1本のブリッジと比べて大きな弾性復帰力となる。
このために、両リム3、3は元の状態に確実に復帰することになる。このことは、両リム3、3を上方あるいは下方に変位するような力が作用した場合であっても、さらには、両リム3、3を互いに逆方向に捩じるような力が作用した場合であっても、その時の力はブリッジ2に集中して作用する。そしてブリッジ2は隙間を有する3本の条体2a、2b、2cによって構成されているので大きな弾性復帰力を得ることができて確実に元の状態に復帰することができる。
しかも、湾曲状の鎧によって使用者の頭部を挟持した状態を保持することができる。
この発明による眼鏡フレームを下方から見た状態を示す概略図である。 この発明による眼鏡フレームを前面から見た時の要部の概略正面図である。 この発明による眼鏡フレームを後面から見た時の要部の概略裏面図である。
符号の説明
1 眼鏡フレーム
2 ブリッジ
2a、2b、2c 条体
3 リム
4 鎧
5 テンプル
6 ノーズパッド
7 脚
8 レンズ

Claims (4)

  1. ブリッジを介してノーズパッドがそれぞれ取付けられた左右リムが溶着されて連結された眼鏡フレームであって、該眼鏡フレームは、前記ブリッジを少しの間隔を置いて略平行する複数本の条体で構成するとともに、所定の条体を左右リムの前面側で、残りの条体を裏面側で互いに溶着して両リムを連結することを特徴とする眼鏡フレーム。
  2. ブリッジを介して左右リムが連結された眼鏡フレームであって、該眼鏡フレームは、前記ブリッジを3本の条体で構成するとともに、上位と下位の条体を左右リムの前面側で、中位の条体を裏面側で互いに隙間を有した状態で溶着して両リムを連結することを特徴とする眼鏡フレーム。
  3. ブリッジを介して左右リムが連結された眼鏡フレームであって、該眼鏡フレームは、前記ブリッジを3本の条体で構成するとともに、上位と下位の条体を左右リムの前面側で、中位の条体を裏面側で互いに隙間を有した状態で溶着して両リムを連結し、この両リムの外側に湾曲状の鎧を介してテンプルがそれぞれ配設されていることを特徴とする眼鏡フレーム。
  4. 前記左右リムの裏面側に溶着される中位の条体は、その裏面側および側面側が溶着されている請求項2および3記載の眼鏡フレーム。
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