JP5190533B2 - 眼鏡フレーム - Google Patents

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Description

本発明は眼鏡フレームに関し、特に、テンプルを大きく開いた場合でも、レンズに影響を与えることのない眼鏡フレームに関する。
一般に、眼鏡フレームは、一対のレンズを保持するフロント枠の両端部に蝶番を介してテンプルが連結されている。フロント枠としては、フルリムタイプ、ハーフリムタイプ、又はツーポイントと呼ばれるリムレスのものがある。
使用者が通常眼鏡フレームを使用しているときは、フロント枠に対してテンプルが最大に拡開した状態(最大拡開状態)で使用している。すなわち、使用者が眼鏡フレームを購入する際に、蝶番の開き具合やテンプルの曲がり具合を調節して、テンプルが頭部に大きな力を及ぼすことがな、また、頭部に密着するようにしている。
しかしながら、眼鏡を装着する際や取り外す際には、使用者は、無意識に最大拡開状態よりもさらに大きくテンプルを広げている。このために、眼鏡フレームを長期間使用していると、次第にテンプルが頭部に密着しなくなり、使用に支障を来すようになる。また、時にはフロント枠に大きな力が作用して、レンズを破損させることもある。
例えば、特許文献1には、テンプルを大きく開いた場合でもレンズに力が作用することのない眼鏡フレームが記載されている。図6に示すように、この眼鏡フレーム110は、L字状をなして、レンズ160の内側部を保持する左右一対のレンズステー122と、この一対のレンズステー122を連結するブリッジ123と、レンズステー122にそれぞれ連結される長尺の鎧部124と、この鎧部124に蝶番130を介して折り畳み可能に連結されるテンプル131とを備え、両レンズステー122にはレンズ160を保持するレンズ止め162が取付けられている。
ここで、レンズ160は、レンズ止め162によって、レンズステー122にワンポイントで取付けられている。このため、テンプル131を大きく開いた場合でも、両レンズ160には殆ど力が作用しないようになっている。また、テンプル131とともに、長尺の鎧部124が弾性を有しているので、大きな拡開を繰り返しても、テンプル131及び鎧部124の弾性範囲内とすることができる。
しかしながら、特許文献1に記載された発明のみでは、デザインの幅が限られており、フルリムタイプのフロント枠等については、同様の機能を備える他のデザインを開発する必要がある。
特開2008−76743号公報
そこで、本発明の目的は、テンプルを大きく開いた場合でも、そのレンズには殆ど力が作用しない眼鏡フレームであって、斬新なデザインを備えるとともに、さらに幅広いデザインの展開が可能な眼鏡フレームを提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の請求項1に係る眼鏡フレームは、レンズを備える左右一対の内リムがブリッジで連結された内側フレームと、互いに離間して設けられる左右一対の外リムがそれぞれの外端部に蝶番を介してテンプルを備える外側フレームとを有し、前記ブリッジと左右一対の前記外リムとの間を弾性連結体で連結して、前記内側フレームと前記外側フレームとが一体化されている手段を採用している。
また、本発明の請求項2に係る眼鏡フレームは、請求項1に記載の眼鏡フレームにおいて、前記弾性連結体について、前記外リムに連結される外側固定部間の距離が、前記ブリッジに連結される内側固定部間の距離に対して3倍以上である手段を採用している。また、本発明の請求項3に係る眼鏡フレームは、請求項1又は2に記載の眼鏡フレームにおいて、前記外リムが、ハーフリムタイプである手段を採用している。また、本発明の請求項4に係る眼鏡フレームは、請求項1乃至3の何れか1項に記載の眼鏡フレームにおいて、前記内リムが、ナイロールタイプである手段を採用している。
また、本発明の請求項5に係る眼鏡フレームは、請求項1乃至4の何れか1項に記載の眼鏡フレームにおいて、ノーズパッドが、前記内側フレームに取付けられている手段を採用している。
上記のような構成としたことにより、本発明の眼鏡フレームは、実用的であるとともに斬新なデザインを備えた眼鏡フレームであって、レンズに力を殆ど作用させることなく、テンプルを大きく開くことができる。また、デザインは、さらに幅広いバリエーションを備えることができる。
本発明の実施の一例を示す眼鏡フレームであり、(a)は概略正面図、(b)は概略側面図、(c)は概略平面図である。 図1の眼鏡フレームのフロント部を示す概略斜視図である。 図1の眼鏡フレームの外側フレームを示し、(a)は概略平面図、(b)は概略正面図である。 図1の眼鏡フレームの内側フレーム及び弾性連結体を共に示し、(a)は概略平面図、(b)は概略正面図である。 内側フレーム及び弾性連結体についての説明図である。 従来の眼鏡フレームの一例を示す概略斜視図である。
図1は、本発明の実施の一例である眼鏡フレーム10を示しており、(a)はその正面図、(b)は側面図、(c)は平面図である。図2は、眼鏡フレーム10のフロント部を示す斜視図である。本発明の眼鏡フレーム10は、外側フレーム20及び内側フレーム50により構成されていることを特徴としている。図3は眼鏡フレーム10の外側フレーム20を示し、(a)はその平面図、(b)は正面図である。図4は眼鏡フレーム10の内側フレーム50及び弾性連結体70を共に示し、(a)はその平面図、(b)は正面図である。
すなわち、眼鏡フレーム10は、一見すると通常のハーフリムタイプの外観を呈しているが、外側フレーム20と内側フレーム50とによって構成されている。外側フレーム20には、外側フロント枠21、蝶番30及びテンプル31が含まれ、外側フロント枠21は鎧部24を備える左右一対の外リム22によって構成されている。内側フレーム50には、内側フロント枠51及び一対のレンズ60が含まれ、内側フロント枠51は左右一対の内リム52及びブリッジ53で構成されている。外側フレーム20と内側フレーム50とは、弾性連結体70によって連結され、一体化されている。
左右一対の外リム22は、互いに離間して設けられ、それぞれの外端部を構成する鎧部24に蝶番30を介してテンプル31が回動可能に取り付けられている。しかしながら、一対のリム22の内側には、互いを連結するブリッジを備えていないので、外側フレーム20は、単独では、左右がバラバラの状態となっている。この例において、外リム22は、ハーフリムタイプで示されているが、フルリムタイプとすることも可能である。また、テンプル31については金属製で示されているが、樹脂製とすることもできる。
蝶番30は、外リム22に対してテンプル31を回動可能にするとともに、その回動範囲を制限するようになっている。すなわち、眼鏡フレーム10の使用状態では、最大拡開状態以上に回動しないようになっており、不使用状態では、テンプル31を内側に折り畳んでケースに収納できるようにしている。
図4に示すように、内側フレーム50の内側フロント枠51は、左右一対のリム52がブリッジ53で連結され、左右一対のレンズ60が取り付けられている。この例において、内リム52は、ナイロールタイプ(ハーフリムタイプ)で示されているが、フルリムタイプとすることもできる。
図示された内リム52は、通常のハーフリムタイプよりも短く形成されており、使用者の鼻に近い部分のみで構成されている。すなわち、リム52の長さはレンズ60の外周の4分の1程度である。このような内側フロント枠51は、レンズ60との間で形状を合わせる部分が少なくなるので、製作が容易となり、レンズ60面の曲率が大きい場合には特に有利となる。
内側フレーム50と外側フレーム20とは、ブリッジ53と外リム22との間を弾性連結体70で連結することにより、一体化されている。すなわち、弾性連結体70は、その内側固定部71がブリッジ53に固定され、外側固定部72がリム22に固定されている。そして、弾性連結体70は、リム22に沿うように形成されているので、眼鏡フレーム10を正面から見ると、ブリッジ53とリム22とが一体に、フロント枠を形成しているかのように見える。
図5に示すように、弾性連結体70がブリッジ53に連結されている内側固定部71間の距離をxとし、弾性連結体70が外リム22に連結されている外側固定部72間の距離をyとすると、xとyとの好ましい関係を示すことができる。すなわち、当然yはxよりも大きいのであるが、yはxの3倍以上であることが好ましく、4倍から6倍の間とすることが特に好ましい。
本発明の眼鏡フレーム10は、以上のような構成としたことによって、テンプル31を大きく開いた場合には、その力は、外側フレーム20の外リム22から弾性連結体70の外側固定部72に作用することになる。したがって、弾性連結体70は全体が変形することになるが、弾性連結体70の内側固定部71が剛性の高いブリッジ53に固定されているので、その力はそれ以上に作用することはない。この結果、テンプル31を大きく開いても、レンズ60には全く影響を与えないことになる。
本発明の眼鏡フレーム10は、非常に斬新なデザインを備えているが、決して奇抜ではなく、誰にでも受け入れられるデザインである。そして、外リム22は、ハーフリムタイプとしたりフルリムタイプとしたりすることが可能であり、内リム52は、ナイロールタイプとしたりフルリムタイプとしたりすることが可能である。また、テンプル31は、金属製とすることも樹脂製とすることもできる。したがって、幅広いバリエーションを備えることになる。
なお、眼鏡フレーム10では、ノーズパッド61が内側フレーム50に取り付けられる例を示したが、外側フレーム20に取り付けることも可能である。
10 眼鏡フレーム
20 外側フレーム
21 外側フロント枠
22 リム
30 蝶番
31 テンプル
50 内側フレーム
51 内側フロント枠
52 リム
53 ブリッジ
60 レンズ
61 ノーズパッド
70 弾性連結
71 内側固定
72 外側固定

Claims (5)

  1. レンズを備える左右一対の内リムがブリッジで連結された内側フレームと、
    互いに離間して設けられる左右一対の外リムがそれぞれの外端部に蝶番を介してテンプルを備える外側フレームとを有し、
    前記ブリッジと左右一対の前記外リムとの間を弾性連結体で連結して、前記内側フレームと前記外側フレームとが一体化されていることを特徴とする眼鏡フレーム。
  2. 前記弾性連結体について、前記外リムに連結される外側固定部間の距離が、前記ブリッジに連結される内側固定部間の距離に対して3倍以上であることを特徴とする請求項1に記載の眼鏡フレーム。
  3. 前記外リムが、ハーフリムタイプであることを特徴とする請求項1又は2に記載の眼鏡フレーム。
  4. 前記内リムが、ナイロールタイプであることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の眼鏡フレーム。
  5. ノーズパッドが、前記内側フレームに取付けられていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の眼鏡フレーム。
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