JP3198964U - 眼鏡 - Google Patents

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【課題】構造がシンプルであり、使用者の頭部に簡単にフィットさせることができると共に、掛け心地にも優れる眼鏡を提供する。【解決手段】左右一対のレンズLを有するフロント部Fと、フロント部Fの両端から後方に延びるテンプル部Tと、テンプル部Tに取り付けられたモダン部Mとを備える眼鏡100であって、テンプル部Tが、フロント部Fに取り付けられた本体部と、本体部の後端から後方に延びるライン状の取付部とからなり、モダン部Mが、取付部を挿入可能な中空状の後支持部と、後支持部の前端から前方に延びる前支持部とからなり、後支持部に取付部を挿入することにより、モダン部Mが、テンプル部Tに取り付けられており、前支持部及び後支持部が使用者の側頭部に当接される。【選択図】図1

Description

本考案は、眼鏡に関し、更に詳しくは、構造がシンプルであり、使用者の頭部に簡単にフィットさせることができると共に、掛け心地にも優れる眼鏡に関する。
眼鏡は一般に、左右一対のレンズを有するフロント部と、フロント部に取り付けられる鼻パッドと、フロント部の両側から後方に延びるテンプル部と、テンプル部に取り付けられるモダン部とから構成される。
かかる眼鏡は、使用者の鼻に鼻パッドを掛け、使用者の頭部を両側からモダン部で挟み込むと共に、モダン部を耳に掛けることにより着用される。
ところで、眼鏡を着用する際、使用者の鼻の高さや頭部の形状には個人差があるため、鼻パッドが鼻にフィットしない場合があり、また、モダン部が頭部の形状にフィットしない場合がある。
これらの場合、着用した眼鏡がずれ易くなる欠点がある。
また、モダン部のフィット感が極めて悪い場合、極端には頭痛が生じる恐れもある。
それに対し、近年、眼鏡のフィット感を向上させるため、モダン部の改良が行われている。
例えば、眼鏡フレームのヨロイに基端側が連結されるテンプル本体と、このテンプル本体に連結され、顔の側面を挟むことができる挟み体と、を有し、テンプル本体と挟み体が第一のリンクを介して、第一のリンクがテンプル本体に対してテンプル本体の長手方向に直交する第一の軸の回りを相対的に回転でき、かつ挟み体が第一のリンクに対して第一の軸と平行な第二の軸の回りを相対的に回転できるように連結され、そして、テンプル本体と挟み体とが、挟み体がテンプル本体に対して相対的にスライドでき、かつ挟み体がテンプル本体に対して第一及び第二の軸と平行な第三の軸の回りを相対的に回転できるように連結される眼鏡フレーム用テンプルが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−102454号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の眼鏡フレーム用テンプルは、第一に構造が複雑であるという欠点がある。
また、モダンの回転がトーションばねにより拘束されているため、モダンを頭部にフィットさせた際には、トーションばねによる部分的な力がモダンから頭部に伝わることになる。その結果、部分的に頭部が圧迫され、掛け心地が悪くなる傾向にある。
本考案は上記事情に鑑みてなされたものであり、構造がシンプルであり、使用者の頭部に簡単にフィットさせることができると共に、掛け心地にも優れる眼鏡を提供することを目的とする。
本考案者は、上記課題を解決するため鋭意検討したところ、モダン部の後支持部にテンプル部の取付部を挿入することにより、モダン部をテンプル部に取り付け可能とし、且つ、モダン部の前支持部及び後支持部を使用者の側頭部に当接させる構造とすることにより、上記問題点を解決できることを見出し、本考案を完成させるに至った。
本考案は、(1)左右一対のレンズを有するフロント部と、該フロント部の両端から後方に延びるテンプル部と、該テンプル部に取り付けられたモダン部とを備える眼鏡であって、テンプル部が、フロント部に取り付けられた本体部と、該本体部の後端から後方に延びるライン状の取付部とからなり、モダン部が、取付部を挿入可能な中空状の後支持部と、該後支持部の前端から前方に延びる前支持部とからなり、後支持部に取付部を挿入することにより、モダン部が、テンプル部に取り付けられており、前支持部及び後支持部が使用者の側頭部に当接される眼鏡に存する。
本考案は、(2)モダン部のみを使用者の側頭部に当接させることにより支持される上記(1)記載の眼鏡に存する。
本考案は、(3)前支持部が前方に行く程、内側に屈曲しており且つ下方に屈曲している上記(1)又は(2)に記載の眼鏡に存する。
本考案は、(4)前支持部が、前端に使用者の側頭部に当接させるための当接部を有し、該当接部が、他の前支持部の部分よりも上下幅が大きくなっている上記(1)〜(3)のいずれか1つに記載の眼鏡に存する。
本考案は、(5)前支持部が二股形状となっている上記(4)記載の眼鏡に存する。
本考案は、(6)後支持部に取付部を挿入又は後支持部から取付部を抜去することにより、モダン部が、テンプル部から着脱自在となっている上記(1)〜(5)のいずれか1つに記載の眼鏡に存する。
本考案は、(7)前支持部の材質がエラストマーからなるものである上記(1)〜(6)のいずれか1つに記載の眼鏡に存する。
本考案は、(8)前支持部には金属芯が挿入されている上記(7)記載の眼鏡に存する。
本考案は、(9)前支持部がねじれ方向に塑性変形可能となっている上記(8)記載の眼鏡に存する。
本考案は、(10)後支持部の材質が熱可塑性樹脂からなるものである上記(1)〜(9)のいずれか1つに記載の眼鏡に存する。
本考案の眼鏡は、モダン部の後支持部を中空状とし、テンプル部の取付部をライン状とし、取付部を後支持部に挿入することにより、モダン部がテンプル部に取り付けられるので、構造が極めてシンプルである。
また、これにより、部品点数が少なくなるため、眼鏡の製造も極めて容易となる。
本考案の眼鏡は、モダン部が前支持部を有し、当該前支持部と後支持部とを使用者の側頭部に当接させる構造とすることにより、使用者の頭部の形状が異なる場合であっても、その形状に合わせてモダン部を全体的に使用者の頭部にフィットさせることができる。これにより、モダン部が部分的に頭部を圧迫することがなく、掛け心地が極めて優れるものとなる。
また、頭部の両側からモダン部が全体的に当接されるため、眼鏡のずれも抑制することができる。
このとき、モダン部のみを使用者の側頭部に当接させることにより支持されることが好ましい。すなわち、眼鏡は、鼻パッドを有さず、また、眼鏡のフレーム部が使用者の鼻に当接されることもなく、モダン部のみにより眼鏡が支持されるので、使用者の鼻の高さにかかわらず、使用者の頭部に眼鏡をフィットさせることができる。
本考案の眼鏡は、前支持部が前方に行く程、内側に屈曲しているので、モダン部を頭部に当接させ易い。
また、前支持部が前方に行く程、下方に屈曲しているので、当接させた前支持部が眼鏡の重量で下方にずり下がることを抑制することができる。
本考案の眼鏡は、前支持部が、前端に使用者の側頭部に当接させるための当接部を有し、該当接部が、他の前支持部の部分よりも上下幅が大きくなっているので、当接による圧力が分散される。これにより、頭部が圧迫されることなく、掛け心地がより優れるものとなる。
このとき、前支持部が二股形状となっているとフィット感をより向上させることができる。
本考案の眼鏡は、後支持部に取付部を挿入又は後支持部から取付部を抜去することにより、モダン部が、テンプル部から着脱自在となっているので、モダン部のサイズが使用者の頭部に合わない場合は簡単に取り換えることができる。
また、破損した場合等に簡単に新しいものと交換することができる。
本考案の眼鏡は、前支持部の材質がエラストマーからなるものであるので、軽量であり且つ柔軟性にも優れる。このため、使用者の頭部の形状が異なる場合であっても、その形状に合わせてモダン部を全体的に使用者の頭部にフィットさせることができる。
また、前支持部に金属芯が挿入されている場合、所定の形態を維持することができる。
このとき、前支持部がねじれ方向に塑性変形が可能となっていると、フィット感をより向上させることができる。
本考案の眼鏡は、後支持部の材質が熱可塑性樹脂からなるものであるので、軽量であり、且つ後支持部の製造が容易である。
図1は、本考案に係る眼鏡の一実施形態を示す斜視図である。 図2は、本実施形態に係る眼鏡におけるテンプル部を示す側面図である。 図3(a)は、本実施形態に係る眼鏡におけるモダン部を示す側面図であり、(b)は、(a)の上面図である。 図4は、本実施形態に係る眼鏡におけるモダン部の前支持部の動きを説明するための説明図である。 図5の(a)は、本実施形態に係る眼鏡においてモダン部をテンプル部に取り付けた状態を示す側面図であり、(b)は、(a)の上面図である。 図6は、本実施形態に係る眼鏡を使用者が着用した状態を示す模式上面図である。 図7の(a)又は(b)は、他の実施形態に係る眼鏡におけるモダン部を示す側面図である。 図8の(a)又は(b)は、他の実施形態に係る眼鏡におけるモダン部を示す側面図である。
以下、必要に応じて図面を参照しつつ、本考案の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面中、同一要素には同一符号を付すこととし、重複する説明は省略する。また、図面の寸法比率は図示の比率に限られるものではない。
図1は、本考案に係る眼鏡の一実施形態を示す斜視図である。
図1に示すように、本実施形態に係る眼鏡100は、左右一対のレンズLを有するフロント部Fと、該フロント部Fの両端に設けられたヒンジ部Sを介して、フロント部Fの両端から後方に延びるテンプル部Tと、該テンプル部Tの後方に取り付けられたモダン部Mとを備える。
眼鏡100においては、いわゆる鼻パッドを有しておらず、モダン部Mのみを使用者の側頭部に当接させる。すなわち、眼鏡100は、使用者の鼻の高さにかかわらず、モダン部Mのみを使用者の側頭部に両側から当接させることにより、使用者の頭部にフィットさせることが可能となっている。
フロント部Fは、左右一対のレンズLと、両レンズLを架橋するブリッジ1と、を有する。
また、フロント部Fの両側には、それぞれ、ヒンジ部Sを介してテンプル部Tが折畳み可能となるように取付けられている。なお、当該ヒンジ部Sは、公知のものを適宜採用することができる。
図2は、本実施形態に係る眼鏡におけるテンプル部を示す側面図である。
図2に示すように、テンプル部Tは、ヒンジ部Sを介してフロント部Fに取り付けられた本体部2aと、該本体部2aの後端が先細りしながら更に後方に延びる取付部2bとからなる。
テンプル部Tにおいて、本体部2aと取付部2bとは連続しており、一体となっている。
ここで、本体部2a及び取付部2bの材質は、特に限定されないが、金属からなることが好ましい。
かかる金属としては、例えば、チタン合金、ステンレス等が挙げられる。
本体部2aは、板状となっており、フロント部Fに対して折畳み可能となるようにヒンジ部Sを介してフロント部Fに接続されている。
一方、取付部2bは、ライン状となっており、後述するモダン部Mの後支持部の中空部に挿入可能となっている。
図3(a)は、本実施形態に係る眼鏡におけるモダン部を示す側面図であり、(b)は、(a)の上面図である。
図3の(a)及び(b)に示すように、モダン部Mは、テンプル部Tの取付部2bを挿入可能な中空状の後支持部3bと、該後支持部3bの前端から前方に延びる前支持部3aとからなる。
また、後支持部3bには、中空部7が設けられている。
モダン部Mにおいて、前支持部3aと後支持部3bとは連続しており、一体となっている。
モダン部Mは、使用者の頭部の形状に沿うように、内側の側面が湾曲した平面となっている。このため、着用した際には、モダン部M全体を使用者の頭部に当接させることができる。これにより、使用者の頭部へのモダン部Mの接触面積が大きくなるので、眼鏡100を頭部にフィットさせた際の安定度が向上する。
ここで、前支持部3aの材質は、エラストマーからなる。
かかるエラストマーとしては、例えば、天然ゴム、合成ゴム等の加硫ゴム、ウレタンゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴム等の熱硬化性エラストマー、スチレン系、オレフィン系、塩ビ系、ウレタン系、アミド系等の熱可塑性エラストマーが挙げられる。
一方、後支持部3bの材質は、エラストマー又は熱可塑性樹脂からなる。これらの中でも、後支持部3bの材質は、熱可塑性樹脂からなることが好ましい。
かかるエラストマーとしては、上述した前支持部3aの材質におけるエラストマーと同質のものを用いることができる。なお、後支持部3bの材質がエラストマーである場合、前支持部3aの材質と後支持部3bの材質とは同じであっても、異なっていてもよい。
かかる熱可塑性樹脂としては、ポリエチレン又はポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリ酢酸ビニル、ポリウレタン、テフロン、ABS樹脂、AS樹脂、アクリル樹脂、ポリアミド、ポリアセタール、ポリカーボネート、ポリエステル、変性ポリフェニレンエーテル、ポリフェニレンスルファイド、ポリサルフォン、ポリエーテルサルフォン、非晶ポリアリレート、ポリエーテルエーテルケトン、ポリイミド、ポリアミドイミド、セルロースプロピオネート、セルロースアセテート等が挙げられる。
なお、前支持部3aと後支持部3bとの連結は、溶着や接着剤を用いて行われる。
眼鏡100において、前支持部3aがエラストマーからなり、後支持部3bが熱可塑性樹脂からなるため、モダン部Mは、軽量であり且つ柔軟性にも優れる。
図4は、本実施形態に係る眼鏡におけるモダン部の前支持部の動きを説明するための説明図である。
図4に示すように、前支持部3aは、エラストマーからなるため、後支持部3bが動かない場合であっても、水平方向に変形させることができる。これにより、使用者の頭部の形状が異なる場合であっても、その形状に合わせてモダン部Mを変形させ、全体的に使用者の頭部にフィットさせることが可能となる。
図3に戻り、モダン部Mにおいては、前支持部3aの内部に前支持部3aの長手方向に沿って金属芯4が挿入されている。これにより、前支持部3aが極めて柔軟性の高いエラストマーからなる場合であっても、所定の形状を維持することが可能となる。
例えば、前支持部3aがエラストマーからなるので、捻じることが可能であり、更に、前支持部3aに金属芯4が挿入されているので、その捻じった方向に塑性変形が可能となる。このため、着用の際には、使用者の側頭部の角度に対応するようにモダン部Mを捻じらせることにより、フィット感をより向上させることができる。
かかる金属芯4の材質としては、特に限定されないが、例えば、チタン合金やステンレス等が挙げられる。
モダン部Mにおいて、前支持部3aは、前方に行く程、内側に屈曲している。これにより、モダン部M全体を頭部に沿って当接させることが可能となる。
また、これに加え、前支持部3aは、前方に行く程、下方に屈曲している。
これらのことにより、着用した際、眼鏡100は、モダン部Mのみで支持されているにも拘らず、ずれ難くなる。
また、使用者の側頭部に当接させた前支持部3aが眼鏡100の重量で下方にずり下がることも抑制することができる。
前支持部3aは、前端に使用者の側頭部に当接させるための当接部5を有する。
かかる当接部5は、他の前支持部3aの部分よりも上下幅が大きくなっている。このため、モダン部Mを使用者の側頭部に当接された際には、その当接による圧力が当接部の面方向に分散されることになる。その結果、頭部が圧迫されることなく、掛け心地がより優れるものとなる。
後支持部3bは、上述したテンプル部Tの取付部2bを挿入可能な中空部7を有している。
図5の(a)は、本実施形態に係る眼鏡においてモダン部をテンプル部に取り付けた状態を示す側面図であり、(b)は、(a)の上面図である。
図5の(a)及び(b)に示すように、眼鏡100は、モダン部Mの後支持部3bの中空部7にテンプル部Tの取付部2bを挿入することにより、モダン部Mが、テンプル部Tに取り付けられる。
このように、眼鏡100においては、モダン部Mの後支持部3bを中空状とし、テンプル部Tの取付部2bをライン状とし、取付部2bを後支持部3bに挿入することにより、モダン部がテンプル部に取り付けられるので、構造が極めてシンプルである。
また、これにより、部品点数が少なくなるため、眼鏡の製造も極めて容易となる。
眼鏡100においては、後支持部3bに取付部2bを挿入するのみならず、後支持部3bから取付部2bを抜去することも可能となっている。すなわち、モダン部Mは、テンプル部Tから着脱自在となっている。これにより、仮に、モダン部Mのサイズが使用者の頭部に合わない場合が生じたとしても簡単に取り換えることができる。
また、破損した場合に簡単に新しいモダン部Mと交換することができ、衣装や髪型等に応じて、異なるデザインのモダン部Mに交換することもできる。
図6は、本実施形態に係る眼鏡を使用者が着用した状態を示す模式上面図である。
図6に示すように、本実施形態に係る眼鏡100は、使用者の頭部を両側からモダン部Mで挟み込むと共に、モダン部Mが頭部を把持することにより着用される。
このとき、前支持部3a及び後支持部3bが使用者の側頭部に当接される。
眼鏡100においては、上述したように、モダン部Mの内側の側面が湾曲した平面となっているので、使用者の頭部の形状に沿わせて簡単にフィットさせることができる。
また、眼鏡100においては、モダン部Mの前支持部3bの柔軟性が優れるので、フィットさせる際、前支持部3bのみを水平方向に変形させることができる。これにより、使用者の頭部の形状が異なる場合であっても、その形状に合わせてモダン部Mを全体的に使用者の頭部にフィットさせることができるので、眼鏡のずれを抑制することができる。
さらに、眼鏡100においては、モダン部Mが部分的に頭部を圧迫することがないため、掛け心地が極めて優れる。
さらにまた、眼鏡100全体として見た場合にも、特別なリンク機構等を設けないため、部品点数が少なく、又、溶接加工が不要で、製造コストが低く、シンプルな構造とすることができる。
以上、本考案の好適な実施形態について説明したが、本考案は上記実施形態に限定されるものではない。
本実施形態に係る眼鏡は、フロント部Fの両端に設けられたヒンジ部Sを介してテンプル部Tが設けられているが、必ずしもヒンジ部Sを介している必要はない。
例えば、フロント部Fの両端から直接テンプル部Tが取り付けられていてもよい。この場合、テンプル部Tの本体部2aには弾性があることが望ましい。
本実施形態に係る眼鏡は、鼻パッドを有していないが有していてもよい。
本実施形態に係る眼鏡において、フロント部Fは、左右一対のレンズLと、両レンズLを架橋するブリッジ1とを有しているが、レンズLは、フレームに取り付けられたものであってもよく、フレームのみでレンズがないものであってもよい。
本実施形態に係る眼鏡において、テンプル部Tの本体部2aは、板状となっているが、これに限定されない。例えば、複数の線からなるものであってもよい。
また、本体部2aには模様やキャラクター等の意匠が描かれていてもよく、これらが描かれたものが本体部2aに付与されていてもよい。
本実施形態に係る眼鏡において、モダン部Mは、使用者の頭部の形状に沿うように、内側の側面が湾曲した平面となっているが、必ずしも使用者の頭部の形状に沿うように湾曲させる必要はない。
本実施形態に係る眼鏡において、前支持部3aは、後支持部3bの前端から前方に延びた構造となっているが、これに限定されない。
図7の(a)又は(b)は、他の実施形態に係る眼鏡におけるモダン部を示す側面図である。
図7の(a)に示すように、前支持部31aは、後支持部31bの前端から前方に二股に延びた構造となっていてもよい。すなわち、前支持部は、二股形状となっていてもよい。この場合、モダン部M1と側頭部との接触面積が増えるので、フィット感をより向上させることができる。
また、図7の(b)に示すように、前支持部32aは、前端が下方に屈曲していてもよい。この場合、モダン部M2と側頭部との接触面積が増えるので、フィット感をより向上させることができる。
本実施形態に係る眼鏡において、前支持部3aの材質は、エラストマーからなっているが、柔軟性を有するものであれば、これに限定されない。
また、後支持部3bの材質は、熱可塑性樹脂からなっているが、これに限定されない。
なお、前支持部3aの材質と後支持部3bの材質とは同じであっても、異なっていてもよい。
本実施形態に係る眼鏡において、モダン部Mにおいては、前支持部3aの内部に前支持部3aの長手方向に沿って一本の金属芯4が挿入されているが。これに限定されない。
図8の(a)又は(b)は、他の実施形態に係る眼鏡におけるモダン部を示す側面図である。
図8の(a)に示すように、金属芯41は、二股形状となるように前支持部3aの内部に挿入されていてもよい。この場合、前支持部をねじれ方向に塑性変形させ易い。
また、図8の(b)に示すように、金属芯42は、前端が下方に屈曲していてもよい。この場合、前支持部をねじれ方向に塑性変形させ易い。
なお、図示しないが、金属芯は、複数本が前支持部3aの内部に挿入されていてもよい。
本考案は、近視用、老眼用、乱視用、ファッション用等の眼鏡として用いることができる。本考案によれば、構造がシンプルであり、使用者の頭部に簡単にフィットさせることができると共に、掛け心地にも優れる。
1・・・ブリッジ
100・・・眼鏡
2a・・・本体部
2b・・・取付部
3a,31a,32a・・・前支持部
3b,31b・・・後支持部
4,41,42・・・金属芯
5・・・当接部
7・・・中空部
F・・・フロント部
L・・・レンズ
M,M1,M2・・・モダン部
S・・・ヒンジ部
T・・・テンプル部

Claims (10)

  1. 左右一対のレンズを有するフロント部と、該フロント部の両端から後方に延びるテンプル部と、該テンプル部に取り付けられたモダン部とを備える眼鏡であって、
    前記テンプル部が、前記フロント部に取り付けられた本体部と、該本体部の後端から後方に延びるライン状の取付部とからなり、
    モダン部が、前記取付部を挿入可能な中空状の後支持部と、該後支持部の前端から前方に延びる前支持部とからなり、
    前記後支持部に前記取付部を挿入することにより、前記モダン部が、前記テンプル部に取り付けられており、
    前記前支持部及び前記後支持部が使用者の側頭部に当接される眼鏡。
  2. 前記モダン部のみを使用者の側頭部に当接させることにより支持される請求項1記載の眼鏡。
  3. 前記前支持部が前方に行く程、内側に屈曲しており且つ下方に屈曲している請求項1又は2に記載の眼鏡。
  4. 前記前支持部が、前端に使用者の側頭部に当接させるための当接部を有し、
    該当接部が、他の前支持部の部分よりも上下幅が大きくなっている請求項1〜3のいずれか1項に記載の眼鏡。
  5. 前記前支持部が二股形状となっている請求項4記載の眼鏡。
  6. 前記後支持部に前記取付部を挿入又は前記後支持部から前記取付部を抜去することにより、前記モダン部が、前記テンプル部から着脱自在となっている請求項1〜5のいずれか1項に記載の眼鏡。
  7. 前記前支持部の材質がエラストマーからなるものである請求項1〜6のいずれか1項に記載の眼鏡。
  8. 前記前支持部には金属芯が挿入されている請求項7記載の眼鏡。
  9. 前記前支持部がねじれ方向に塑性変形可能となっている請求項8記載の眼鏡。
  10. 前記後支持部の材質が熱可塑性樹脂からなるものである請求項1〜9のいずれか1項に記載の眼鏡。
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