JP4465769B2 - 軸流圧縮機の可変静翼装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、軸流圧縮機静翼の迎え角を不均一に変化させる可変静翼装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ジェットエンジン等の軸流圧縮機における翼列では、図3に模式的に示したように、流れは、翼列を通過する間に、流入速度V1から流出速度V2まで減速し、その間流入角β1から流出角β2まで方向を変える。流入速度が翼弦となす角度αは迎え角と呼ばれる。また、翼列に対する流入速度V1は、流入空気の軸方向速度Vzと翼列の周方向速度とのベクトル和であり、周方向速度が同一の場合でも、軸方向速度Vzが小さいほど翼列に対する迎え角αが大きくなる。
【0003】
航空機用ジェットエンジンでは、飛行状態によって動翼列の周方向速度ばかりでなく、流入空気の軸方向速度Vzも大きく変動する。そのため、迎え角αの増大による流れの剥離やこれに起因するサージングを防ぐために、図4に模式的に示すように、1段目に可変入口静翼(Variable Inlet Guide Vane:VIGV)や、その後方の数段に可変静翼(Variable Static Vane:VSV)を付けて、空気流の動翼列に対する迎え角αを適正範囲に調節する場合がある。
すなわち、可変入口静翼や可変静翼(以下、可変静翼装置)では、静翼列を構成する各静翼1と、エンジンを囲むリング2が一定の長さのアーム3(取付角可変アーム)で連結されており、リング2を周方向に移動してアーム3を介して各静翼1を揺動させるようになっている。
なお、かかる可変静翼装置は、米国特許第5,308,226号、同第5,593,275号等に提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
航空機の通常の飛行状態(例えば巡航時)では、可変入口静翼に流入する流入空気の軸方向速度Vzは、周方向に一定である。また、その後方の設けられる可変静翼に流入する流入空気の軸方向速度Vzも、通常の飛行状態では、周方向に一定である。この場合、上述した従来の可変静翼装置により、動翼列に対する空気流の迎え角αを適正範囲に調節して、エンジンの効率を維持し剥離やサージングを抑制することができる。
【0005】
しかし、離陸時等の特殊な飛行状態においては、機体の上昇角度が大きい場合等に、空気の周方向の流入速度が部分的に相違する場合がある。かかる現象をインレットディストーションと呼ぶ。インレットディストーションは、図5に模式的に示すように、例えば、急上昇時には、下部に位置する翼への流入速度が低く、上部に位置する流入速度が高くなり、周方向に360°を周期とする速度変化を一般に示す。
【0006】
かかるインレットディストーションが発生すると、従来の可変静翼装置では、動翼列に対する空気流の迎え角αを周方向全体にわたり適正範囲に調節することができなくなり、部分的に迎え角αが過大又は過小となり、部分的な剥離や効率低下が避けられない問題点があった。
【0007】
本発明は、かかる問題点を解決するために創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、インレットディストーションが発生しても、これに対応して動翼列に対する空気流の迎え角αを周方向全体にわたり適正範囲に調節することができ、これにより剥離や効率低下を回避することができる軸流圧縮機の可変静翼装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、半径方向に延びる揺動軸(12a)を中心に揺動可能に支持され翼列を構成する複数の静翼(12)と、該翼列に沿って周方向に延びる円環状のリング部材(14)と、一端部(16a)がそれぞれの揺動軸に連結され他端部(16b)がリング部材に連結された複数のアーム部材(16)と、リング部材を周方向に揺動させる揺動駆動装置(18)と、を備え、前記アーム部材の一端部(16a)は前記揺動軸と共に回転するように連結され、前記他端部(16b)はリング部材に回転可能に枢着されており、かつ、アーム部材は揺動軸又はリング部材と軸方向に摺動可能に構成されており、更に、リング部材を軸方向に傾動させる傾動駆動装置(20)を備える、ことを特徴とする軸流圧縮機の可変静翼装置が提供される。
【0009】
上記本発明の構成によれば、アーム部材(16)の一端部(16a)が揺動軸(12a)と共に回転するように連結され、その他端部(16b)がリング部材(14)に回転可能に枢着されているので、揺動駆動装置(18)によりリング部材を周方向に揺動させることにより、これに枢着された複数のアーム部材の他端部(16b)を連動して周方向に移動し、これにより翼列を構成する複数の静翼(12)を同時に揺動軸(12a)を中心に揺動させることができる。
【0010】
また、各アーム部材(16)は揺動軸又はリング部材と軸方向に摺動可能に構成されているので、傾動駆動装置(20)により、リング部材を軸方向に傾動させることにより、リング部材から揺動軸までのアーム部材の長さLを周方向に360°を周期で変化させることができる。従って、インレットディストーションが発生し、図5に示したように、流入速度が周方向に360°を周期とする速度変化となった場合でも、これに対応させてリング部材を軸方向に傾動させることにより、動翼列に対する空気流の迎え角αを周方向全体にわたり適正範囲に調節することができ、これにより剥離や効率低下を回避することができる。
【0011】
従って、飛行機の離陸時等に、周方向1サイクルの入口ディストーションが発生したときでも、入口静翼取付角を不均一に変化させて剥離やサージの発生を抑えることが可能となり、エンジン性能を向上させることができる。
【0012】
本発明の好ましい実施形態によれば、前記揺動軸(12a)は、その軸線に平行な平行外面(13)を有し、前記アーム部材の一端部(16a)には該平行外面(13)が摺動可能に嵌合する長溝(16c)を有する。
この構成により、傾動駆動装置(20)により、リング部材を軸方向に傾動させると、揺動軸(12a)の平行外面(13)が長溝(16c)に嵌合したままで摺動し、リング部材から揺動軸までのアーム部材の長さLを周方向に360°を周期で変化させることができる。
【0013】
また、前記アーム部材(16)は、揺動軸に固定された第1部材(17a)とリング部材に枢着された第2部材(17b)とからなり、第1部材と第2部材の一方が他方を収容して摺動する長穴(17c)を有する、構成であってもよい。
この構成により、傾動駆動装置(20)により、リング部材を軸方向に傾動させると、第1部材(17a)と第2部材(17b)の一方が他方の長穴(17c)内に収容されながら摺動することにより、同様に、リング部材から揺動軸までのアーム部材の長さLを周方向に360°を周期で変化させることができる。
【0014】
更に、前記傾動駆動装置(20)は、一端がエンジン本体に枢着され他端がリング部材に枢着された少なくとも3本の直動アクチュエータからなるのがよい。
この構成により、直動アクチュエータの伸縮長さを調整することにより、簡単な構造で任意にリング部材を軸方向に傾動させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下本発明の好ましい実施形態について、図面を参照して説明する。なお、各図において、共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
図1は、本発明の軸流圧縮機の可変静翼装置の全体構成図である。この図において、(A)はジェットエンジンに取付けた状態の側面図であり、(B)はその主要部の拡大図である。また、図2(A)は図1のA−A線における断面図である。
【0016】
図1及び図2に示すように、本発明の軸流圧縮機の可変静翼装置10は、翼列を構成する複数の静翼12、リング部材14、複数のアーム部材16、揺動駆動装置18、及び傾動駆動装置20からなる。
【0017】
図2(A)に示すように、複数の静翼12は、半径方向に延びる揺動軸12aを中心に揺動可能に支持されており、全体で翼列を構成している。なお、この例では、1段目の翼列のみを示しているが、図4に示したように、1段目の他、その後方の数段にも、本発明の可変静翼装置を設けてもよい。
【0018】
また、図1及び図2(A)に示すように、この例では、揺動軸12aの端部にその軸線に平行な平行外面13を有している。この平行外面13(この例では平行な2面)は、揺動軸12aを旋回させるトルクを伝達する役割を有している。
【0019】
リング部材14は、この例では、翼列に沿って周方向に円環状に延びている。なお、このリング部材14は、エンジンを囲むように閉じた円形であるのが好ましいが、必要により一部が開いたC型であってもよい。
【0020】
複数のアーム部材16は、各静翼12ごとに1つづつ設けられる。また、アーム部材16の一端部16a(この図で左端部)がそれぞれの揺動軸12aに連結され、他端部16bがリング部材14に連結されている。
【0021】
アーム部材16の一端部16aには長溝16cが設けられ、揺動軸12aの平行外面13がこの長溝16cに嵌合し長溝16cに沿って摺動可能に構成されている。すなわち、アーム部材16の一端部16aと揺動軸12aとの連結は、アーム部材16が揺動軸12aとアーム部材16の長手方向(すなわちほぼエンジン11の軸方向)に摺動可能に構成されている。なお、アーム部材16をリング部材と軸方向に摺動可能に構成してもよい。
また、アーム部材16の他端部16bとリング部材14とは、エンジンの軸線にほぼ直交する半径方向に延びるピン15で連結され、ピンを中心に回転可能に枢着されている。
【0022】
揺動駆動装置18は、この例では、エンジンの周囲に複数配置され、周方向に伸縮する直動アクチュエータ18aからなる。直動アクチュエータ18aの両端は、ピン又はボールジョイントであり、一端がエンジン11の周囲に他端がリング部材14に取付けられ、リング部材14を周方向に揺動させるようになっている。
【0023】
傾動駆動装置20は、この例では、エンジンの周囲に複数(少なくとも3本)配置され、エンジン11のほぼ軸方向に伸縮する直動アクチュエータ20aからなる。この直動アクチュエータ20aの両端は、ピン又はボールジョイントであり、一端がエンジン本体に枢着され他端がリング部材14に枢着され、リング部材を軸方向に傾動させるようになっている。
【0024】
上述した本発明の構成によれば、アーム部材16の一端部16aが揺動軸12aと共に回転するように連結され、その他端部16bがリング部材14に回転可能に枢着されているので、揺動駆動装置18によりリング部材を周方向に揺動させることにより、これに枢着された複数のアーム部材の他端部16bを連動して周方向に移動し、これにより翼列を構成する複数の静翼12を同時に揺動軸12aを中心に揺動させることができる。
【0025】
また、各アーム部材16は揺動軸又はリング部材と軸方向に摺動可能に構成されているので、傾動駆動装置20により、リング部材を軸方向に傾動させることにより、リング部材から揺動軸までのアーム部材の長さLを周方向に360°を周期で変化させることができる。従って、インレットディストーションが発生し、図5に示したように、流入速度が周方向に360°を周期とする速度変化となった場合でも、これに対応させてリング部材を軸方向に傾動させることにより、動翼列に対する空気流の迎え角αを周方向全体にわたり適正範囲に調節することができ、これにより剥離や効率低下を回避することができる。
【0026】
従って、飛行機の離陸時等に、周方向1サイクルの入口ディストーションが発生したときでも、入口静翼取付角を不均一に変化させて剥離やサージの発生を抑えることが可能となり、エンジン性能を向上させることができる。
【0027】
図2(B)は、本発明の別の実施形態を示す図2(A)と同様の図である。この図において、アーム部材16は、揺動軸12aに固定された第1部材17aとリング部材14に枢着された第2部材17bとからなる。また、この例では第2部材17bは、長穴17cを有し、第1部材17aをこの穴内に収容して摺動するようになっている。
この構成によっても、傾動駆動装置20により、リング部材14を軸方向に傾動させることにより、リング部材14から揺動軸12aまでのアーム部材の長さLを周方向に360°を周期で変化させることができる。
【0028】
なお、本発明は上述した実施形態及び実施例に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々に変更できることは勿論である。
【0029】
【発明の効果】
上述したように、本発明の軸流圧縮機の可変静翼装置は、インレットディストーションが発生しても、これに対応して動翼列に対する空気流の迎え角αを周方向全体にわたり適正範囲に調節することができ、これにより剥離、サージ等の発生や効率低下を回避することができる、等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の軸流圧縮機の可変静翼装置の全体構成図である。
【図2】図1のA−A線における断面図である。
【図3】翼列まわりの流れの説明図である。
【図4】従来の軸流圧縮機の可変静翼装置の模式的斜視図である。
【図5】インレットディストーションの説明図である。
【符号の説明】
1 静翼、2 リング、3 アーム、10 可変静翼装置、
11 エンジン本体、12 静翼、12a 揺動軸、13 平行外面、
14 リング部材、15 ピン、16 アーム部材、
16a 一端部、16b 他端部、16c 長溝、
17a 第1部材、17b 第2部材、17c 長穴、
18 揺動駆動装置、20 傾動駆動装置
Claims (4)
- 半径方向に延びる揺動軸(12a)を中心に揺動可能に支持され翼列を構成する複数の静翼(12)と、該翼列に沿って周方向に延びる円環状のリング部材(14)と、一端部(16a)がそれぞれの揺動軸に連結され他端部(16b)がリング部材に連結された複数のアーム部材(16)と、リング部材を周方向に揺動させる揺動駆動装置(18)と、を備え、
前記アーム部材の一端部(16a)は前記揺動軸と共に回転するように連結され、前記他端部(16b)はリング部材に回転可能に枢着されており、かつ、アーム部材は揺動軸又はリング部材と軸方向に摺動可能に構成されており、
更に、リング部材を軸方向に傾動させる傾動駆動装置(20)を備える、ことを特徴とする軸流圧縮機の可変静翼装置。 - 前記揺動軸(12a)は、その軸線に平行な平行外面(13)を有し、前記アーム部材の一端部(16a)には該平行外面(13)が摺動可能に嵌合する長溝(16c)を有する、ことを特徴とする請求項1に記載の軸流圧縮機の可変静翼装置。
- 前記アーム部材(16)は、揺動軸に固定された第1部材(17a)とリング部材に枢着された第2部材(17b)とからなり、第1部材と第2部材の一方が他方を収容して摺動する長穴(17c)を有する、ことを特徴とする請求項1に記載の軸流圧縮機の可変静翼装置。
- 前記傾動駆動装置(20)は、一端がエンジン本体に枢着され他端がリング部材に枢着された少なくとも3本の直動アクチュエータからなる、ことを特徴とする請求項1に記載の軸流圧縮機の可変静翼装置。
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