JP4463160B2 - 個人情報のロック機能を有するテレホンシステム及び個人情報のロック方法 - Google Patents

個人情報のロック機能を有するテレホンシステム及び個人情報のロック方法 Download PDF

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Description

本発明は多機能電話機を有するテレホンシステムに関し、個人情報、特に電話番号データが多機能電話機を通して不正に読み出されることを防ぐ機能を備えたテレホンシステム及び個人情報のロック方法に関する。
近年、個人情報を悪用した犯罪が増えつつあるといった事情から、個人情報保護法が制定されるなど個人情報の不正流出を防ぐことが重要になってきている。
複数の多機能電話機と主装置を含むキーテレホンシステムでは、主装置で管理している個人情報、例えば電話番号データ(氏名あるいは名称と電話番号)を多機能電話機より簡単に呼び出しできるため、悪意ある者により簡単に電話番号データを取り出される可能性があった。多機能電話機というのは、電話番号等の表示機能、キー入力により指定される保留機能やリダイヤル機能、転送機能等に加えて、ソフトキーと呼ばれる特殊キーにより指定される様々なサービス機能を持つ電話機のことである。
一方、携帯電話機等の携帯端末においてはキーロック(手動、遠隔操作またはタイマーによる自動ロック)等の機能により他人による不正使用を防止することが実現されている。しかしながら、携帯端末で使用されているようなキーロック等の不正使用防止技術は、会議室等に設置されて不特定多数の人が操作する可能性がある多機能電話機を含むキーテレホンシステムには適用しにくい。これは、会議室には不特定多数の人間が出入りしそれぞれが多機能電話機を自由に操作することを考慮しなければならないからである。
例えば、特許文献1には、「データ及び電話通信の安全性を提供する方法及びシステム」が開示されている。このシステムでは、簡単に説明すると、コンピュータ装置におけるロック手段としてスクリーンセーバーを起動させて、着信の通知以外は、非常発信のための操作を除きすべてのキー操作を無効とするようにしている。つまり、特許文献1におけるシステムや、携帯端末を対象としたこれまでのキーロック機能は、特定の機能または操作を除きすべての機能及び操作を規制するという考え方が基本となっている。
特開2000−82041号公報
本発明の課題は、ある特定の機能及び操作、具体的には多機能電話機による電話番号データの表示及び電話番号データへのアクセスのみを規制する機能を有するテレホンシステムを提供することにある。
本発明はまた、上記テレホンシステムに適した個人情報のロック方法を提供しようとするものである。
本発明によれば、主装置とこれに接続された1台以上の多機能電話機とを含むテレホンシステムにおいて、前記主装置は、前記多機能電話機のメモリあるいは前記主装置のメモリに記憶されている複数種類のデータのうち、個人情報を含むデータに対するアクセス操作及び表示のみをロックするロック機能の実行手段を備え、前記主装置は当該テレホンシステムを制御する制御部を有して該制御部により前記ロック機能の実行手段を実現し、前記制御部は、多機能電話機においてあらかじめ設定された一定時間何の操作もなされない場合、当該多機能電話機に対する前記ロック機能を自動設定する機能を有し、各多機能電話機は、当該ロック機能の実行手段によるロック中であっても前記個人情報を含むデータに対するアクセス操作及び表示以外の操作及び表示は可能としたことを特徴とするテレホンシステムが提供される。
本テレホンシステムにおいて、前記個人情報を含むデータは、氏名あるいは名称とその電話番号に関する電話番号データである。
本テレホンシステムにおいては、前記1台以上の多機能電話機はそれぞれ、前記制御部に対して当該多機能電話機の前記ロック機能の設定、解除を指定する入力手段を備え、前記主装置のメモリにはデータロックフラグテーブルが用意されており、前記制御部はある多機能電話機において前記ロック機能の設定が指定されると前記データロックフラグテーブルにおいて対応するデータロックフラグをONとし、前記ロック機能の解除が指定されると前記データロックフラグテーブルにおいて対応するデータロックフラグをOFFとし、前記データロックフラグがONとなっている多機能電話機について前記個人情報を含むデータに対するアクセス操作及び表示をロックすることを特徴とする。
本テレホンシステムにおいては更に、前記多機能電話機を複数台有して該複数台の多機能電話機は複数のグループに分けられ、前記個人情報を含むデータとして、前記複数台の多機能電話機すべてに共通する前記電話番号データから成る共通電話帳データと、前記複数のグループのグループ別に共通する前記電話番号データから成るグループ電話帳データと、各多機能電話機毎に入力された前記電話番号データから成る個人電話帳データとが記憶され、前記共通電話帳データ、前記グループ電話帳データ、前記個人電話帳データのうち、少なくとも前記個人電話帳データについて多機能電話機毎に前記ロック機能が設定可能にされていることを特徴とする。
本テレホンシステムにおいては更に、前記制御部は、ある多機能電話機から発信のために前記電話番号データへのアクセスがあると、該アクセス操作をした多機能電話機の電話番号データロックフラグを参照するステップと、参照の結果、該アクセス操作した多機能電話機の電話番号データロックフラグがOFFであれば前記電話番号データへのアクセスを許容し、前記電話番号データロックフラグがONであれば前記ロック機能の解除を待つステップとを実行する。
本テレホンシステムにおいては、前記制御部は更に、ある多機能電話機において発信または着信履歴を参照する操作が行われると、該操作した多機能電話機の電話番号データロックフラグを参照するステップと、参照の結果、該操作した多機能電話機の電話番号データロックフラグがOFFであれば当該多機能電話機の表示部に相手電話番号・発信または着信した時間等の情報と共に前記電話番号データに登録された氏名あるいは名称を表示させ、前記電話番号データロックフラグがONであれば前記氏名あるいは名称を表示させないステップとを実行する。
本テレホンシステムにおいては、前記制御部は更に、ある多機能電話機において着信があると、該着信のあった多機能電話機の電話番号データロックフラグを参照するステップと、参照の結果、該着信のあった多機能電話機の電話番号データロックフラグがOFFであれば当該多機能電話機の表示部に相手電話番号等の情報と共に前記電話番号データに登録された氏名あるいは名称を表示させ、前記電話番号データロックフラグがONであれば前記氏名あるいは名称は表示させないステップとを実行する。
本発明によればまた、主装置とこれに接続された1台以上の多機能電話機とを含むテレホンシステムに適用され、前記多機能電話機のメモリあるいは前記主装置のメモリに記憶されている複数種類のデータのうち、氏名あるいは名称とその電話番号に関する電話番号データに対するアクセス操作及び表示のみを多機能電話機毎にロックできるようにし、前記主装置は当該テレホンシステムを制御する制御部を有して該制御部により前記ロックを実行し、該制御部は多機能電話機においてあらかじめ設定された一定時間何の操作もなされない場合、当該多機能電話機に対する前記ロックを自動設定し、各多機能電話機は、ロック中であっても前記電話番号データに対するアクセス操作及び表示以外の操作及び表示は可能としたことを特徴とするテレホンシステムにおける個人情報のロック方法が提供される。
本個人情報のロック方法において、前記1台以上の多機能電話機からそれぞれ、前記制御部に対して当該多機能電話機の前記ロックの設定、解除を指定するようにし、前記主装置のメモリにはデータロックフラグテーブルが用意されており、ある多機能電話機において前記ロックの設定が指定されると前記データロックフラグテーブルにおいて対応するデータロックフラグがONとされ、前記ロックの解除が指定されると前記データロックフラグテーブルにおいて対応するデータロックフラグがOFFとされ、前記データロックフラグがONとなっている多機能電話機について前記電話番号データに対するアクセス操作及び表示がロックされることを特徴とする。
本個人情報のロック方法においては、ある多機能電話機から発信のために前記電話番号データへのアクセスがあると、該アクセス操作をした多機能電話機の電話番号データロックフラグを参照するステップと、参照の結果、該アクセス操作した多機能電話機の電話番号データロックフラグがOFFであれば前記電話番号データへのアクセスを許容し、前記電話番号データロックフラグがONであれば前記ロック機能の解除を待つステップとが実行される。
本個人情報のロック方法においては、更に、ある多機能電話機において発信または着信履歴を参照する操作が行われると、該操作した多機能電話機の電話番号データロックフラグを参照するステップと、参照の結果、該操作した多機能電話機の電話番号データロックフラグがOFFであれば当該多機能電話機の表示部に相手電話番号・発信または着信した時間等の情報と共に前記電話番号データに登録された氏名あるいは名称を表示させ、前記電話番号データロックフラグがONであれば前記氏名あるいは名称を表示させないステップとが実行される。
本個人情報のロック方法においては、更に、ある多機能電話機において着信があると、該着信のあった多機能電話機の電話番号データロックフラグを参照するステップと、参照の結果、該着信のあった多機能電話機の電話番号データロックフラグがOFFであれば当該多機能電話機の表示部に相手電話番号等の情報と共に前記電話番号データに登録された氏名あるいは名称を表示させ、前記電話番号データロックフラグがONであれば前記氏名あるいは名称は表示させないステップとが実行される。
本発明によれば更に、1台以上の多機能電話機を含むテレホンシステム用の主装置が提供される。本主装置は、前記多機能電話機のメモリあるいは前記主装置のメモリに記憶されている複数種類のデータのうち、氏名あるいは名称とその電話番号に関する電話番号データに対するアクセス操作及び表示のみをロックするロック機能の実行手段を備え、当該主装置は当該テレホンシステムを制御する制御部を有して該制御部により前記ロック機能の実行手段を実現し、前記制御部は、多機能電話機においてあらかじめ設定された一定時間何の操作もなされない場合、当該多機能電話機に対する前記ロック機能を自動設定する機能を有し、各多機能電話機において当該ロック機能の実行手段によるロック中であっても前記個人情報を含むデータに対するアクセス操作及び表示以外の操作及び表示を可能としたことを特徴とする。
本発明によるテレホンシステムは、電話番号データの表示及び電話番号データへのアクセスのみを規制するようにし、その他大部分の機能及び操作は規制しないようにしたことにより以下のような効果が得られる。
電話番号データをロックしておくことで電話番号データを利用できる者が離席していても、悪意ある者に電話番号データに含まれる個人情報(氏名あるいは名称と電話番号)を取り出される心配がない。
電話番号データロック中でも電話番号データに関係する操作及び表示以外の普通の発着信動作は正常に行うことができるので、利便性を損なわずに個人情報の保護を実現できる。
例えば、会議室に設置された多機能電話機を通常は電話番号データロックにしておく。こうすることで悪意ある者による個人情報の流出を防ぐことができ、かつ電話番号データロック中でも着信応答、転送応答、または会議通話など通常の操作に支障はない。各人のデスクの多機能電話機についても、通常は電話番号データロックを解除しておき、離席する際にロックすることで個人情報の流出を防ぐことができる。仮にロック操作を忘れたとしても、自動設定機能により電話番号データロックが自動設定されるので、個人情報流出の可能性は少ない。
以下に、本発明の好ましい実施の形態について説明する。
図1は、本発明が適用されるキーテレホンシステムの概略構成を示す。キーテレホンシステムは、インターフェースカード11を有する主装置10と、この主装置10にインターフェースカード11を通して接続された複数の多機能電話機21−1、21−2、・・・、21−nとを含む。インターフェースカード11は多機能電話機の種別に対応するためのものであり、同じ種別の多機能電話機であれば1つのインターフェースカードを数台の多機能電話機で共用することができる。複数の多機能電話機は様々な場所に設置される。例えば複数の部署があり、これら複数の部署で共用される会議室を持つような会社で言えば、ある多機能電話機は会議室に設置され、他の多機能電話機は各部署の複数のデスクに設置される。以下では、このような設置形態を前提として説明する。
主装置10はまた、CPU(制御部)12−1、メモリ12−2、実行プログラム格納部12−3、外部機器I/F(インターフェース)12−4、システムバスI/F12−5等から成るメインカード12を有する。実行プログラム格納部12−3に格納された実行プログラムは、多機能電話機の呼制御及び各種サービス等を提供するプログラムであり、これをCPU12−1で実行させることで制御が行われる。
各種サービスを提供するために必要なデータは、メモリ12−2に格納されており、電話番号データ及び以下で説明する電話番号データロック機能を実現するために必要な電話番号データロックフラグテーブルもここに格納されている。
本実施の形態は、上記のキーテレホンシステムにおいて、電話番号データロック機能を提供するものである。電話番号データロック機能とは、これを設定された多機能電話機において電話番号データに関係する操作及び表示についてのみロックし、その他の通常の発信及び着信に伴う操作及び表示ついてはそれまでどおり使用できる機能をいう。電話番号データに関係する操作及び表示というのは、電話番号データ(電話帳データ、短縮ダイヤルデータ)へのアクセス及び表示、発着信履歴操作及び表示、及び着信中表示での電話帳または短縮ダイヤルに登録された氏名、名称の表示及びそのための操作を含む。
ロックの内容は、具体的には、電話番号データ(電話帳データ、短縮ダイヤルデータ)の表示禁止、発着信履歴表示禁止及び着信中表示での電話帳または短縮ダイヤルに登録された氏名、名称の表示禁止等が挙げられる。
電話番号データロック機能は、ロックしようとする多機能電話機からの操作、つまり各種サービス機能を指定するためのソフトキーと呼ばれる特殊キーによる手動設定、またはタイマーを利用した一定時間経過による自動設定が可能である。タイマーによる自動設定はCPU12−1により実現される。CPU12−1は、ある操作が行われてからの経過時間をカウントし、一定時間経過しても何の操作も行われない場合にロック機能を設定する。勿論、自動設定は一定時間の経過をもって自動設定するだけでなく、時刻指定によって自動設定するようにしても良い。設定解除は、ロックされた多機能電話機からソフトキーにより解除を指定したうえで、特定のパスワード(暗証番号)を入力することで実現される。
本実施の形態で扱われる電話番号データには、氏名あるいは名称と電話番号による個人の電話帳データ(以下、個人電話帳データと呼ぶ)と、キーテレホンシステムに共通の電話帳データがある。システムに共通の電話帳データには会社全体に共通の電話帳データ(以下、共通電話帳データと呼ぶ)と各部署毎に共通の電話帳データ(以下、グループ電話帳データと呼ぶ)とがある。会社全体に共通の電話帳データは会社内の誰でも参照することができ、部署毎に共通の電話帳データは部署内の人が参照することができる。これらの電話帳データはメモリ12−2に記憶されている。
図2に示すように、メモリ12−2の記憶領域の一部が、共通電話帳データ用の記憶部12−2a、グループ電話帳データ用の記憶部12−2b、及び個人電話帳データ用の記憶部12−2cとして使用される。特に、グループ電話帳データの登録はグループ毎に行われるので記憶部12−2bにおいてはグループ別にグループ電話帳データが記憶され、読み出しもグループ別である。同様に、個人電話帳データの登録は、多機能電話機毎にその使用者により設定されるので、記憶部12−2cにおいても多機能電話別(使用者別)に個人電話帳データが記憶され、読み出しも多機能電話別である。勿論、これらの電話番号データは削除、更新が可能である。なお、電話番号には短縮ダイヤルが設定されるのが普通であり、この場合、設定された短縮ダイヤルデータは電話帳データ内に電話番号とともに記憶される。
いずれにしても、多機能電話機においてソフトキーにより電話帳を指定すると、表示部に「共通」、「グループ」、「電話帳」と表示される。使用者が「共通」、「グループ」、「電話帳」のいずれかを選択すると、選択した電話帳データが表示される。使用者は、スクロール表示機能によって電話帳データの中から所望の氏名あるいは名称、電話番号を検索することができる。
図3は、CPU12−1において上述した電話番号データロック機能を実現するためにメモリ12−2に用意されている電話番号データロックフラグテーブルを示す。この電話番号データロックフラグテーブルにおいては、多機能電話機と電話番号データロックフラグとが1対1の関係で設定される。例えば多機能電話機21−1で上述した電話番号データロック機能の手動設定あるいは自動設定が行われると、CPU12−1がこれを判別して多機能電話機21−1に対応する電話番号データロックフラグをON、つまり”1”にする。一方、多機能電話機21−1で電話番号データロック機能の解除操作が行われると、CPU12−1はこれを判別して対応する電話番号データロックフラグをOFF、つまり”0”にする。CPU12−1は、多機能電話機から前述した電話番号データに関係する操作が行われた時には電話番号データロックフラグテーブルを参照し、上記多機能電話機の電話番号データロックフラグがOFFの時のみ、この多機能電話機において要求されたデータの表示を行わせる。
次に、図4を参照して、CPU12−1で実現される電話番号データロック機能について個人電話帳データを例示して説明する。
図4(a)において、多機能電話機にて電話番号データロック操作(手動設定)、または一定時間(例えば数分〜数十分)何の操作もない場合(タイマーによる自動設定)(ステップS11)、その多機能電話機の電話番号データロックフラグをONにする(ステップS12)。
図4(b)において、多機能電話機で発信するため個人電話帳データにアクセスしようとした場合(ステップS21)、CPU12−1はアクセス操作をした多機能電話機の電話番号データロックフラグを参照する(ステップS22)。参照の結果、アクセス操作した多機能電話機の電話番号データロックフラグがOFFになっていれば個人電話帳データにアクセスして表示できるが(ステップS23)、電話番号データロックフラグがONになっていれば電話番号データロック解除待ちとなる。
図4(c)において、電話番号データロック解除操作(パスワード入力)が行われ(ステップS31)、パスワードが正しければ電話番号データロックフラグがOFFになり(ステップS32)、個人電話帳データにアクセスして表示が可能となる。
図4(d)において、多機能電話機より発信または着信履歴を参照する操作を行った場合(ステップS41)、CPU12−1は操作した多機能電話機の電話番号データロックフラグを参照する(ステップS42)。この多機能電話機の電話番号データロックフラグがOFFであればその多機能電話機の表示部には相手電話番号・発信または着信した時間等の情報と共に個人電話帳データに登録された氏名あるいは名称も表示される(ステップS43)。着信履歴の場合にも個人電話帳データに登録された氏名あるいは名称が表示されるのは、相手電話番号が個人電話帳データに登録されているかどうかの検索が行われるからである。一方、電話番号データロックフラグがONになっている場合、氏名あるいは名称は表示されない(ステップS44)。
発着信履歴と同様、図4(d)において、多機能電話機に着信があった場合(ステップS41)、CPU12−1は着信のあった多機能電話機の電話番号データロックフラグを参照する(ステップS42)。この多機能電話機の電話番号データロックフラグがOFFになっていれば多機能電話機の表示部には相手電話番号等の情報と共に個人電話帳データに登録された氏名あるいは名称も表示されるが(ステップS43)、電話番号データロックフラグがONになっている場合には氏名あるいは名称は表示されない(ステップS44)。
勿論、どの多機能電話機においても、電話番号データロックフラグがONになっていても上記以外の動作については通常通りの動作及び表示を実行することができる。
図4を参照しての説明は、個人電話帳データの場合であるが、共通電話帳データ、グループ電話帳データにも電話番号データロック機能を付与することができる。個人電話帳データ、共通電話帳データ、グループ電話帳データのすべてを一括してロックする場合には図3で説明したような電話番号データロックフラグテーブルをそのまま使用できる。これに対し、個人電話帳データ、共通電話帳データ、グループ電話帳データに対するロックを個別に設定可能にする場合には、図3に示された電話番号データロックフラグを個人電話帳データ用、共通電話帳データ用、グループ電話帳データ用の三種類設定すれば良い。ロックの選択、設定はソフトキーを用いて行うことができ、解除操作もソフトキー及びパスワードの入力で行うことができる。動作は、上記の実施の形態と同じである。
また、上記の説明では、個人電話帳データ、共通電話帳データ、グループ電話帳データのすべてを主装置10のメモリ12−2に記憶させるようにしているが、個人電話帳データについては、多機能電話機のメモリに記憶させても良い。この場合においても、個人電話帳データの記憶場所が異なるだけであって、制御動作はメインカード12内のCPU12−1により実行され、動作は上記の実施の形態とまったく同じである。
さらに、図4(b)、図4(d)の電話番号データロックフラグ判定ステップS22、S42のONに続いて、表示部にパスワードの入力を促すような表示を行うようにしても良い。
上記の実施の形態の説明では、キーテレホンに適用した場合について説明したが、本発明の適用範囲はキーテレホンに限定されない。また、本発明は、複数の多機能電話機が主装置に接続されているテレホンシステムを採用している会社、工場等への設置に適しているが、場合によっては多機能電話機1台、あるいは多機能電話機による親機と1台以上の子機から成るテレホンシステムに適用されても良い。この場合、1台の多機能電話機、親機に内蔵されているCPU及びメモリで図1に示されたCPU12−1、メモリ12−2の機能を実現させれば良い。
本発明が適用されるテレホンシステムの概略構成を示したブロック図である。 図1に示されたメモリの一部で実現される電話帳データの記憶領域に着いて説明するための図である。 図1に示されたメモリの一部で実現される電話番号データロックフラグテーブルについて説明するための図である。 本発明による電話番号データロック機能動作について説明するためのフローチャート図である。
符号の説明
10 主装置
21−1〜21−n 多機能電話機
12−2a 共通電話帳データ用の記憶部
12−2b グループ電話帳データ用の記憶部
12−2c 個人電話帳データ用の記憶部

Claims (13)

  1. 主装置とこれに接続された1台以上の多機能電話機とを含むテレホンシステムにおいて、
    前記主装置は、前記多機能電話機のメモリあるいは前記主装置のメモリに記憶されている複数種類のデータのうち、個人情報を含むデータに対するアクセス操作及び表示のみをロックするロック機能の実行手段を備え
    前記主装置は当該テレホンシステムを制御する制御部を有して該制御部により前記ロック機能の実行手段を実現し、前記制御部は、多機能電話機においてあらかじめ設定された一定時間何の操作もなされない場合、当該多機能電話機に対する前記ロック機能を自動設定する機能を有し、
    各多機能電話機は、当該ロック機能の実行手段によるロック中であっても前記個人情報を含むデータに対するアクセス操作及び表示以外の操作及び表示は可能としたことを特徴とするテレホンシステム。
  2. 請求項1に記載のテレホンシステムにおいて、前記個人情報を含むデータは、氏名あるいは名称とその電話番号に関する電話番号データであることを特徴とするテレホンシステム。
  3. 請求項2に記載のテレホンシステムにおいて、前記1台以上の多機能電話機はそれぞれ、前記制御部に対して当該多機能電話機の前記ロック機能の設定、解除を指定する入力手段を備え、前記主装置のメモリにはデータロックフラグテーブルが用意されており、前記制御部はある多機能電話機において前記ロック機能の設定が指定されると前記データロックフラグテーブルにおいて対応するデータロックフラグをONとし、前記ロック機能の解除が指定されると前記データロックフラグテーブルにおいて対応するデータロックフラグをOFFとし、前記データロックフラグがONとなっている多機能電話機について前記個人情報を含むデータに対するアクセス操作及び表示をロックすることを特徴とするテレホンシステム。
  4. 請求項2または3に記載のテレホンシステムにおいて、前記多機能電話機を複数台有して該複数台の多機能電話機は複数のグループに分けられ、前記個人情報を含むデータとして、前記複数台の多機能電話機すべてに共通する前記電話番号データから成る共通電話帳データと、前記複数のグループのグループ別に共通する前記電話番号データから成るグループ電話帳データと、各多機能電話機毎に入力された前記電話番号データから成る個人電話帳データとが記憶され、前記共通電話帳データ、前記グループ電話帳データ、前記個人電話帳データのうち、少なくとも前記個人電話帳データについて多機能電話機毎に前記ロック機能が設定可能にされていることを特徴とするテレホンシステム。
  5. 請求項3または4に記載のテレホンシステムにおいて、前記制御部は、ある多機能電話機から発信のために前記電話番号データへのアクセスがあると、該アクセス操作をした多機能電話機の電話番号データロックフラグを参照するステップと、参照の結果、該アクセス操作した多機能電話機の電話番号データロックフラグがOFFであれば前記電話番号データへのアクセスを許容し、前記電話番号データロックフラグがONであれば前記ロック機能の解除を待つステップとを実行することを特徴とするテレホンシステム。
  6. 請求項3〜のいずれかに記載のテレホンシステムにおいて、前記制御部は、ある多機能電話機において発信または着信履歴を参照する操作が行われると、該操作した多機能電話機の電話番号データロックフラグを参照するステップと、参照の結果、該操作した多機能電話機の電話番号データロックフラグがOFFであれば当該多機能電話機の表示部に相手電話番号・発信または着信した時間等の情報と共に前記電話番号データに登録された氏名あるいは名称を表示させ、前記電話番号データロックフラグがONであれば前記氏名あるいは名称を表示させないステップとを実行することを特徴とするテレホンシステム。
  7. 請求項3〜のいずれかに記載のテレホンシステムにおいて、前記制御部は、ある多機能電話機において着信があると、該着信のあった多機能電話機の電話番号データロックフラグを参照するステップと、参照の結果、該着信のあった多機能電話機の電話番号データロックフラグがOFFであれば当該多機能電話機の表示部に相手電話番号等の情報と共に前記電話番号データに登録された氏名あるいは名称を表示させ、前記電話番号データロックフラグがONであれば前記氏名あるいは名称は表示させないステップとを実行することを特徴とするテレホンシステム。
  8. 主装置とこれに接続された1台以上の多機能電話機とを含むテレホンシステムに適用され、前記多機能電話機のメモリあるいは前記主装置のメモリに記憶されている複数種類のデータのうち、氏名あるいは名称とその電話番号に関する電話番号データに対するアクセス操作及び表示のみを多機能電話機毎にロックできるようにし、
    前記主装置は当該テレホンシステムを制御する制御部を有して該制御部により前記ロックを実行し、該制御部は多機能電話機においてあらかじめ設定された一定時間何の操作もなされない場合、当該多機能電話機に対する前記ロックを自動設定し、
    各多機能電話機は、ロック中であっても前記電話番号データに対するアクセス操作及び表示以外の操作及び表示は可能としたことを特徴とするテレホンシステムにおける個人情報のロック方法。
  9. 請求項に記載の個人情報のロック方法において、前記1台以上の多機能電話機からそれぞれ、前記制御部に対して当該多機能電話機の前記ロックの設定、解除を指定するようにし、前記主装置のメモリにはデータロックフラグテーブルが用意されており、ある多機能電話機において前記ロックの設定が指定されると前記データロックフラグテーブルにおいて対応するデータロックフラグがONとされ、前記ロックの解除が指定されると前記データロックフラグテーブルにおいて対応するデータロックフラグがOFFとされ、前記データロックフラグがONとなっている多機能電話機について前記電話番号データに対するアクセス操作及び表示がロックされることを特徴とする個人情報のロック方法。
  10. 請求項に記載の個人情報のロック方法において、
    ある多機能電話機から発信のために前記電話番号データへのアクセスがあると、該アクセス操作をした多機能電話機の電話番号データロックフラグを参照するステップと、
    参照の結果、該アクセス操作した多機能電話機の電話番号データロックフラグがOFFであれば前記電話番号データへのアクセスを許容し、前記電話番号データロックフラグがONであれば前記ロック機能の解除を待つステップとを実行することを特徴とする個人情報のロック方法。
  11. 請求項9または10に記載の個人情報のロック方法において、
    更に、ある多機能電話機において発信または着信履歴を参照する操作が行われると、該操作した多機能電話機の電話番号データロックフラグを参照するステップと、
    参照の結果、該操作した多機能電話機の電話番号データロックフラグがOFFであれば当該多機能電話機の表示部に相手電話番号・発信または着信した時間等の情報と共に前記電話番号データに登録された氏名あるいは名称を表示させ、前記電話番号データロックフラグがONであれば前記氏名あるいは名称を表示させないステップとを実行することを特徴とする個人情報のロック方法。
  12. 請求項9〜11のいずれかに記載の個人情報のロック方法において、
    更に、ある多機能電話機において着信があると、該着信のあった多機能電話機の電話番号データロックフラグを参照するステップと、
    参照の結果、該着信のあった多機能電話機の電話番号データロックフラグがOFFであれば当該多機能電話機の表示部に相手電話番号等の情報と共に前記電話番号データに登録された氏名あるいは名称を表示させ、前記電話番号データロックフラグがONであれば前記氏名あるいは名称は表示させないステップとを実行することを特徴とする個人情報のロック方法。
  13. 1台以上の多機能電話機を含むテレホンシステム用の主装置において、
    前記多機能電話機のメモリあるいは前記主装置のメモリに記憶されている複数種類のデータのうち、氏名あるいは名称とその電話番号に関する電話番号データに対するアクセス操作及び表示のみをロックするロック機能の実行手段を備え
    当該主装置は当該テレホンシステムを制御する制御部を有して該制御部により前記ロック機能の実行手段を実現し、前記制御部は、多機能電話機においてあらかじめ設定された一定時間何の操作もなされない場合、当該多機能電話機に対する前記ロック機能を自動設定する機能を有し、
    各多機能電話機において当該ロック機能の実行手段によるロック中であっても前記個人情報を含むデータに対するアクセス操作及び表示以外の操作及び表示を可能としたことを特徴とするテレホンシステム用の主装置。
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