JP5266784B2 - 端末装置、その情報秘匿方法及び情報秘匿プログラム - Google Patents

端末装置、その情報秘匿方法及び情報秘匿プログラム Download PDF

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Description

本発明は、携帯電話装置等の個人情報等の保存機能を備えた端末装置の情報秘匿に関し、特に、情報の秘匿処理を強化した端末装置、情報秘匿方法及び情報秘匿プログラムに関する。
情報を保存する機能を備える端末装置として例えば、携帯電話装置には、内部情報を人に見られたくない場合、一部の情報を非公開とするプライバシーモードがある。このプライバシーモードでは、情報の種別や情報の個々に対する秘匿設定によって情報を非表示とするか、又は情報の表示内容を変更することによって非公開とすることが行われているが、このような情報秘匿は、各情報に対してユーザが予め秘匿設定とすることが必要である。
装置の使用可否によって情報を保護するものに関し、特許文献1には、静脈パターンセンサで取り込まれた静脈パターンデータの特徴データを、登録されている正規使用者の登録静脈パターンデータと照合し、一致している場合に、正規使用者本人であると判定して、携帯端末装置の使用を許可し、携帯端末装置上に管理されている秘密情報を保護することが開示されている。これは、情報を秘匿するものではない。
特開2006−172129号公報
ところで、従来の端末装置のプライバシーモードの処理では、新たに取得した情報や初めて利用した機能については別に秘匿設定操作が必要であり、また、その設定操作が複雑であるため、秘匿の設定操作を行っていることが他者に知られるという不都合があった。また、秘匿設定を忘れたり、面倒な秘匿設定であると、非公開としたい情報が保護されず、他人の目に触れるという不都合があった。
携帯端末装置の使用の可否を生体認証の照合により決定するもの(特許文献1)では、携帯端末装置の使用が拒否される場合には結果として内部情報の保護が行われるものの、携帯端末装置が使用状態にある場合に内部情報をどのように保護するかの対策については何ら開示も示唆もない。また、非公開としたい情報を他人の目に触れることなく、秘匿したという要請に応えるものでもない。
斯かる要求や課題について、特許文献1にはその開示や示唆はなく、それを解決する構成等についての開示や示唆はない。
そこで、本発明の目的は、携帯電話装置等の個人情報等の各種情報の保存機能を備える端末装置に関し、個人情報等の秘匿機能を向上させることにある。
上記目的を達成するため、この端末装置、情報秘匿方法又は情報秘匿プログラムでは、蓄積手段に蓄積する情報と認証情報の入力とを監視し、蓄積対象情報の入力開始から前記蓄積指示までの期間に前記認証情報が入力された場合には公開を許可し、認証情報の入力がなければ蓄積対象情報の公開を禁止する構成を備えている。即ち、ユーザが公開のための操作即ち、公開を許可するための認証情報を入力しない限り、保存される情報は秘匿情報として保存されるとともに、秘匿設定操作は不要であり、秘匿設定や秘匿操作を他人に知られることもなく、個人情報等の秘匿機能を向上させ、プライバシーが守られる。
そこで、上記目的を達成するため、この端末装置は、情報の保存機能を備える端末装置であって、情報を蓄積する蓄積手段と、前記情報の公開を許可するための認証情報を入力する認証情報入力手段と、前記蓄積手段への蓄積指示を受付けた場合に、蓄積対象情報の入力開始から前記蓄積指示までの期間に前記認証情報入力手段による前記認証情報の入力があったか否かを判定し、前記認証情報の入力があれば前記蓄積対象情報公開可として蓄積し、前記認証情報の入力がなければ前記蓄積対象情報開禁として蓄積する処理手段とを備えることである。
この端末装置では、蓄積対象情報の入力開始から前記蓄積指示までの期間に蓄積手段に蓄積する前記蓄積対象情報と前記認証情報の入力とを監視し、認証情報が入力された場合にのみ、公開が許可され、認証情報が入力されなければ公開が禁止されるので、個人情報等の各種の情報が秘匿処理されて保存され、プライバシーが守られる。また、各種の情報は原則として秘匿情報として扱われ、認証情報が入力されない限り、公開されることはないし、また、認証情報の入力で公開が許可されるので、秘匿のための操作がなく、秘匿操作を他人に知られることがない上、その情報が秘匿情報であるか否か、その情報を秘匿操作したか否かも他人に知られることがなく、プライバシーが守られる。
また、上記目的を達成するためには、上記端末装置において、好ましくは、前記処理手段が公開可として蓄積した場合に、公開可として蓄積された前記蓄積対象情報を表示する表示手段を備えてもよいし、また、前記蓄積対象情報の公開時間を設定する時間設定手段を備え、前記処理手段は、前記時間設定手段に設定されている前記公開時間を参照し、前記蓄積対象情報を前記公開時間の間だけ公開する構成としてもよいし、また、前記認証情報は、記号情報、又は/及び、指紋情報、静脈情報、その他の生体情報を用いてもよい。
即ち、表示手段が設置されていれば、公開可として蓄積された情報をその表示手段に表示することができる。また、公開時間を設定する時間設定手段を備えていれば、処理手段は時間設定手段に設定された公開時間を参照し、その公開時間の間だけその蓄積対象情報を公開し、公開時間が経過すれば、その情報は秘匿情報として扱われる。また、認証情報には、認証のために入力可能な情報であればどのような情報でもよく、例えば、記号情報であってもよいし、指紋情報、静脈情報、その他の生体情報であってもよいし、これら記号情報と生体情報とを併用してもよい。指紋情報を用いた場合には例えば、指紋センサに指を触れるだけで認証処理が行える。
また、上記目的を達成するため、この端末装置の情報秘匿方法は、情報の保存機能を備える端末装置の情報秘匿方法であって、公開を許可するための認証情報を入力するステップと、蓄積手段への蓄積指示を受付けた場合に、蓄積対象情報の入力開始から前記蓄積指示までの期間に前記認証情報の入力があったか否かを判定し、前記認証情報の入力があれば前記蓄積対象情報公開可として蓄積し、前記認証情報の入力がなければ前記蓄積対象情報開禁として蓄積するステップとを含むことである。このような方法によっても、既述の端末装置について述べた情報秘匿が行え、同様にプライバシーが守られる。
また、上記目的を達成するため、この端末装置の情報秘匿プログラムは、情報の保存機能を備える端末装置の情報秘匿プログラムであって、コンピュータに、公開を許可するための認証情報を入力するステップと、蓄積手段への蓄積指示を受付けた場合に、蓄積対象情報の入力開始から前記蓄積指示までの期間に前記認証情報の入力があったか否かを判定し、前記認証情報の入力があれば前記蓄積対象情報を公開可として蓄積し、前記認証情報の入力がなければ前記蓄積対象情報を公開禁止として蓄積するステップとを含む各ステップを実行させることである。端末装置にはコンピュータが搭載されているので、斯かるプログラムによっても既述の端末装置に述べた情報秘匿が行え、同様にプライバシーが守られる。
本発明によれば、次のような効果が得られる。
(1) 情報取得中又は機能操作中に認証情報を入力すれば、保存される個人情報等の情報の一時公開を許可し、認証情報の入力がなければ公開を禁止して秘匿情報とするので、秘匿設定操作を経ることなく情報を秘匿でき、秘匿設定忘れ等を防止でき、プライバシーを守ることができる。
(2) 情報の公開時間を設定する構成とすれば、設定されている公開時間を参照し、情報を前記公開時間の間だけ公開を許可することができ、個人情報等の情報を秘匿でき、プライバシーを守ることができる。
(3) 情報の一時公開を許可する条件としての認証情報に、記号情報、又は/及び、指紋情報、静脈情報、その他の生体情報を用いれば、情報取得中又は機能操作中等の処理途上での認証情報の入力が容易であり、保存される情報の秘匿化の容易化を図ることができる。
(4) 端末装置によれば、例えば、プライバシー情報設定対応の携帯電話装置を容易に実現することができる。
そして、本発明の他の目的、特徴及び利点は、添付図面及び各実施の形態を参照することにより、一層明確になるであろう。
〔第1の実施の形態〕
第1の実施の形態について、図1を参照する。図1は、第1の実施の形態に係る端末装置を示す図である。図1に示す構成は一例であって、斯かる構成に本発明が限定されるものではない。
この端末装置2は通信機能、情報処理機能、情報保存機能を備える例えば、移動体装置として構成される。この端末装置2の構成では、情報入力部4、公開情報蓄積部6、秘匿情報蓄積部8、情報保存制御部10、指紋情報蓄積部12、指紋検出部14、表示制御部16、画面表示部18及び一時公開時間管理部20を備えている。
情報入力部4は、入力される各種情報を受け付ける情報入力手段の一例であって、電話着信やメール受信等、外部からの情報を受け付ける。ここで情報とは、端末装置2で扱う全ての情報であって、個人情報等の各種の情報であり、電話番号やメールアドレス等の情報の他、プログラム等も含まれる。
公開情報蓄積部6は、公開情報を蓄積する情報蓄積手段の一例であって、公開情報を保持する。ここで公開情報とは、公開が許可された情報、秘匿設定されない情報である。
秘匿情報蓄積部8は、秘匿設定されている情報又は秘匿設定される情報を蓄積する情報蓄積手段の一例であって、秘匿情報を保持する。この秘匿情報蓄積部8には、蓄積情報のデータベースである情報蓄積テーブルとして電話帳22が設定され、情報毎に保存日時及び一時公開の可否を表す情報が格納されている。図中、「×」は一時公開の禁止、「○」は一時公開の許可を表している。
情報保存制御部10は、入力情報の保存形態や保存場所の選択等、保存制御を実行する制御手段の一例てあって、例えば、情報入力部4から入力された入力情報が公開情報か、秘匿情報かによって、情報保存先を振分ける。
指紋情報蓄積部12は、指紋情報の蓄積手段の一例であって、情報公開に用いる認証情報の一例として情報公開用指紋情報を保持する。この指紋情報は例えば、指紋から抽出された特徴情報である。
指紋検出部14は、指紋を検出し、指紋入力を確認する指紋検出手段の一例であって、情報公開用指紋の入力の有無を確認する。
表示制御部16は、画像表示等の表示を制御する制御手段であって、例えば、公開情報と秘匿情報から表示可能な情報を抽出し、その情報を画面表示部18に提供する。
画面表示部18は、文字や図形等の画像を画面に表示する手段であって、例えば、ディスプレイを備え、表示制御部16からの指示に基づき、表示可能な情報をディスプレイに表示する。
一時公開時間管理部20は、一時公開の公開時間を管理し、公開時間の経過後、一時公開を禁止する公開管理手段であるとともに、時間設定手段であって、例えば、秘匿情報が一時公開から一定時間として例えば、12時間の時間経過を検出した場合に、一時公開可能となっていた情報を一時公開不可の情報に変更する機能を備えている。情報入力部4からの入力によって公開時間の設定が可能である。
斯かる構成を備えたことにより、情報公開用の指紋情報を登録し、情報処理途上の例えば、情報取得中又は機能操作中に情報公開用の指紋情報入力を検出し、情報公開用の指紋情報の入力がある場合には保存する情報が公開され、情報公開用の指紋情報の入力がない場合には公開を禁止する。
次に、この端末装置のハードウェアについて、図2及び図3を参照する。図2は、端末装置のハードウェア構成を示す図、図3は、端末装置の外観構成例を示す図である。図2及び図3に示す構成は一例であって、斯かる構成に本発明が限定されるものではない。図2及び図3において、図1と同一部分又は対応箇所には同一符号を付してある。
この端末装置2は、プロセッサ24、記憶部26、RAM(Random-Access Memory)28、無線部30、LCD(Liquid Crystal Display)32、タイマ34、指紋読取りデバイス36、入力操作部38、音声入出力部39を備えている。
プロセッサ24は、情報の演算、保存等の情報処理を行う処理手段、情報入力制御、画面表示制御、秘匿制御等、各種機能部の制御を行う制御手段の一例であって、CPU(Central Processing Unit )やMPU(Micro Processor Unit)で構成され、記憶部26にあるOS(Operating System)やアプリケーションプログラムを実行するコンピュータを構成する。このプロセッサ24は、既述の情報保存制御部10、表示制御部16及び/又は一時公開時間管理部20を構成し、又はこれらの機能を実現する手段である。
記憶部26は、プログラムやデータを記憶する記憶手段であって、例えば、ROM(Read-Only Memory)40及びデータ記憶部42で構成される。ROM40はプログラム記憶部の一例であって、OSやアプリケーションプログラムを格納する記録媒体で構成されている。データ記憶部42は、各種データを記憶する記憶手段であって、記憶データの書き込みが可能であるとともに、格納されたデータが保存される記録媒体で構成される。データ記憶部42は、既述の公開情報蓄積部6、秘匿情報蓄積部8及び/又は指紋情報蓄積部12を構成し、又はこれらと同等のデータ蓄積機能を実現する手段であり、例えば、電話番号やメールアドレス等を格納する電話帳はデータ記憶部42に構築されるデータベースの一例である。RAM28は、ワークメモリを構成している。
無線部30は図示しない基地局との無線通信による通話やデータの送受を実行する通信手段であって、アンテナ44を備え、基地局との間で無線信号の授受を行う。この無線部30を通じて、外部からの情報を取得できる。この無線部30は、既述の情報入力部4を構成し、情報入力の機能を備える。
LCD32は画像表示手段の一例であって、LCD表示素子で構成される。このLCD32は、既述の画面表示部18を構成する。
タイマ34は経時手段の一例であって、公開時間等の管理に用いられる。このタイマ34は、プロセッサ24とともに一時公開時間管理部20を構成する。
指紋読取りデバイス36は、ユーザの認証情報入力手段の一例であって、指紋検出部14を構成し、ユーザの指紋から特徴情報を取得する。認証情報として他の生体情報、例えば、静脈情報を用いてもよく、その場合には静脈情報の読取りデバイスを設置すればよく、また、生体情報として人相情報を用いる場合にはカメラの使用も可能である。また、生体情報以外の認証情報として文字等の記号情報を用いる場合には、入力操作部38が認証情報の入力手段に用いられる。
入力操作部38は、ユーザ操作による情報入力手段であって、文字等の記号情報を入力するための複数のキー46を備える。
音声入出力部39は音声情報の入出力手段の一例であって、マイクロフォン48及びレシーバ50を備え、マイクロフォン48からの音声入力、レシーバ50から音声出力を再生させる。スピーカを備える構成としてもよい。
斯かる構成の端末装置2は例えば、図3に示すように、筐体として第1の筐体部52と第2の筐体部54とを備え、これら筐体部52、54をヒンジ部55で連結し、ヒンジ部55により開閉可能に構成されている。筐体部52には入力操作部38の複数のキー46、指紋読取りデバイス36、マイクロフォン48が設置され、筐体部54には画面表示部18、アンテナ44、レシーバ50が設置されている。
次に、情報の登録について、図4を参照する。図4は、端末装置の情報登録の処理手順を示すフローチャートである。図4に示す処理手順は一例であって、斯かる処理手順に本件発明が限定されるものではない。
この処理手順は、情報秘匿方法又は情報秘匿プログラムの一例であって、電話番号等の各種情報の登録の処理手順である。この実施の形態では、蓄積手段に情報を蓄積する際に、情報を公開するための認証情報が入力されたか否かを監視しており、「蓄積手段に情報を蓄積する際」の一例として、情報入力部4に対する情報入力開始からユーザの保存操作までの期間を設定している。
図4に示すように、情報入力部4に登録予定の電話番号等の情報が入力されると(ステップS11)、情報入力部4にその情報が一時的に保持される(ステップS12)。この情報は、情報入力部4に対するユーザの保存操作により(ステップS13)、情報保存制御部10に転送される(ステップS14)。
情報の転送を受けた情報保存制御部10では、情報公開用指紋が入力されているか否かを監視し、情報入力部4に対する情報入力開始からユーザの保存操作までの期間に、指紋検出部14に対する情報公開用指紋の入力の有無を問い合わせ(ステップS15)、情報公開用指紋の入力があれば(ステップS15のYES)、その情報は秘匿情報蓄積部8に一時公開可の秘匿情報(即ち、一時公開情報)として保存され(ステップS16)、一時公開が行われる。情報公開用指紋が入力されたか否かの判断では、例えば、指紋検出部14において、入力された指紋情報と情報公開用指紋とが一致するか否かを判断し、入力指紋が情報公開用指紋に一致すれば、情報公開用指紋が入力されたことになる。情報の一時公開は、画面表示部18の表示によって実行される。
情報入力部4に対する情報入力開始からユーザの保存操作までの期間において、情報公開用指紋の入力がなければ(ステップS15のNO)、既述の情報は一時公開不可の秘匿情報(即ち、非公開情報)として秘匿情報蓄積部8に保存される(ステップS17)。この登録情報には、例えば図1に示すように、一時公開が不可である旨の情報も秘匿情報蓄積部8に格納される。
以上のように、蓄積すべき情報が入力された場合に、情報入力部4に対する情報入力開始からユーザの保存操作までの期間において、情報公開用指紋の入力を監視し、情報公開用指紋の入力があれば入力情報を公開情報として蓄積し、情報公開用指紋の入力がなければ秘匿情報として蓄積される。即ち、ユーザが入力情報を秘匿情報とするか一時公開情報とするかを判断し、情報公開用指紋を入力するか否かにより、蓄積された情報が秘匿情報として保存され、又は一時公開される公開情報として保存されるかを選択することができる。公開情報は画面表示部18に表示され、一時公開即ち、一時的に公開される。
次に、情報として例えば、電話番号A、Bの登録について、図5を参照する。図5は、端末装置の情報登録の処理手順を示すフローチャートである。図5に示す処理手順は一例であって、斯かる処理手順に本件発明が限定されるものではない。
この場合、電話番号Aは秘匿情報、電話番号Bは公開情報であり、これらは図1に示す端末装置2の秘匿情報蓄積部8の電話帳22に登録される。先ず、電話番号Aの登録について説明すると、情報入力部4に電話番号Aが入力されると(ステップS21)、この電話番号Aは情報入力部4に一時的に保持され(ステップS22)、情報入力部4に対し、ユーザが保存のための操作により(ステップS23)、情報保存制御部10に転送される(ステップS24)。
情報保存制御部10では、情報入力部4に対する情報入力開始からユーザの保存操作までの期間において、情報公開用指紋が入力されているか否かを監視し、指紋検出部14に情報公開用指紋の入力の有無についての問い合わせを行い、情報公開用指紋が入力されたか否かを判断する(ステップS25)。情報公開用指紋が入力されなければ即ち、指紋情報蓄積部12にある情報公開用指紋と一致する入力指紋がなければ(ステップS25のNO)、非公開情報として電話番号Aが秘匿情報蓄積部8の電話帳22に登録される(ステップS26)。電話番号Aは画面表示部18に表示されない。
これに対し、公開情報として扱われる電話番号Bの登録について説明すると、情報入力部4に登録予定の電話番号Bが入力されると(ステップS21)、この情報入力部4にその電話番号Bが一時的に保持される(ステップS22)。この電話番号Bは、情報入力部4に対し、ユーザが保存のための操作により(ステップS23)、情報保存制御部10に転送される(ステップS24)。
情報保存制御部10では、情報入力部4に対する情報入力開始からユーザの保存操作までの期間において、情報公開用指紋の入力があれば(ステップS25のYES)、電話番号Bは一時公開情報として秘匿情報蓄積部8の電話帳22に登録される(ステップS27)。この電話番号Bには一時公開が可である旨の情報も秘匿情報蓄積部8に格納されて保存される。この場合、電話番号Bは画面表示部18に表示され、一時公開される。
このように情報入力部4に対する情報入力開始からユーザの保存操作までの期間、即ち、秘匿情報蓄積部8に情報を蓄積する際に、ユーザの判断により、情報公開用指紋を入力するか否かに基づき、電話番号Aは秘匿情報として、また、電話番号Bは公開情報として登録される。
次に、情報の公開について、図6を参照する。図6は、電話帳表示の処理手順を示すフローチャートである。図6に示す処理手順は一例であって、斯かる処理手順に本件発明が限定されるものではない。
これらの処理手順は情報秘匿方法又は情報秘匿プログラムの一例であって、一時公開が予定されている秘匿情報の公開の処理手順である。
図6に示すように、ユーザが電話帳22の表示操作を実行すると(ステップS31)、電話帳22に一時公開中の情報があるか否かの判断を行い(ステップS32)、一時公開中の情報があれば(ステップS32のYES)、一時公開中の情報を抜き出し(ステップS33)、公開情報蓄積部6にある公開情報と、一時公開中の情報とが表示され(ステップS34)、一時公開中の情報がなければ(ステップS32のNO)、公開情報蓄積部6にある公開情報のみが表示される(ステップS35)。
この実施の形態では、秘匿情報蓄積部8の電話帳22に一時公開中の情報として電話番号Bが存在しているので、電話帳22から電話番号Bのみが抜き出され(ステップS33)、表示制御部16により電話番号Bと公開情報蓄積部6にある公開情報とが画面表示部18に表示される(ステップS34)。
このようにデータ登録の際に情報公開用指紋を入力するという一時公開操作を介在させ、情報公開用指紋の入力を行えば、その登録情報が公開されるように、情報公開用指紋の入力を行わなければ、その登録情報が非公開となるように設定でき、所望の情報を公開又は非公開とすることができる。
次に、一時公開された情報の秘匿について、図7を参照する。図7は、秘匿情報の処理手順を示すフローチャートである。図7に示す処理手順は一例であって、斯かる処理手順に本件発明が限定されるものではない。
この秘匿処理に関し、端末装置2には一時公開時間管理部20が設けられ、秘匿情報が一時公開から一定時間(例えば、12時間)経過を検出した場合に、一時公開可能となっていた情報を一時公開不可の情報へと自動的に変更する機能を備えている。これにより、一時公開した秘匿情報であっても、ユーザが秘匿情報蓄積部8から公開情報蓄積部6に情報を移動しない限り、その情報は秘匿状態におかれ、秘密が保持される。この結果、秘匿設定を忘れても、非公開としたい情報を見られることはない。
この処理手順は情報秘匿方法又は情報秘匿プログラムの一例であって、情報の一時公開後の秘匿処理の処理手順である。図7に示すように、情報公開中の情報について、一時公開中の情報があるか否かの判断を行い(ステップS41)、一時公開中の情報があれば(ステップS41のYES)、公開時間が経過したか否かの判断を行い(ステップS42)、経過した場合には(ステップS42のYES)、秘匿処理を実行する(ステップS43)。また、ステップS41において、一時公開中の情報がない場合(ステップS41のNO)には、この処理を終了する。
また、登録情報の処理に関し、登録情報を公開情報に変更する場合には、GUI(Graphical User Interface)等の入力手段の操作により、秘匿情報蓄積部8に登録されている情報を公開情報蓄積部6に移動させればよい。
以上の実施の形態の利点又は効果を列挙すれば次の通りである。
(1) 情報公開用の指紋情報を登録し、情報取得中又は/及び機能操作中に情報公開用の指紋情報入力を検出することにより、情報公開用指紋情報の入力がある場合にのみ、保存する情報が公開されるというユーザ操作を実現することができる。
(2) 新たに取得した情報や初めて利用した機能について、ユーザが秘匿設定操作をしなくとも保存する情報が常に秘匿情報として扱われ、また、情報取得時に一時的に表示したい場合は、指紋入力という目立たない操作で表示される状態にできることから、秘匿設定/解除操作していることを他者に知られることがなく、プライバシーが守られる。
(3) その結果、ユーザが情報公開用の操作をしない場合には、保存する情報は秘匿情報として扱われ、秘匿設定操作していることを他者に知られることがなく、秘匿設定忘れによる不都合もない。
(4) 従来の端末装置のプライバシーモードの処理では、新たに取得した情報や初めて利用した機能については別に秘匿設定操作が必要であり、且つその操作が複雑であるため、秘匿の設定操作を行っていることが他者に知られるという不都合があったが、情報を秘匿情報として扱い、その公開又は一時公開のための操作によって情報を公開するので、秘匿設定を忘れる不都合がなく、面倒な秘匿設定であると、非公開としたい情報が保護されず、他人の目に触れるという不都合もない。
(5) 非公開としたい情報を他人の目に触れることなく、秘匿したという要請に応えることができ、例えば、プライバシー情報設定対応の携帯電話装置を容易に実現できる。
〔第2の実施の形態〕
第2の実施の形態について、図8、図9及び図10を参照する。図8は、第2の実施の形態に係る端末装置を示す図、図9は、端末装置のハードウェア構成を示す図、図10は、第2の実施の形態に係る処理手順を示すフローチャートである。図8、図9及び図10に示す構成は一例であって、斯かる構成に本発明が限定されるものではない。
この実施の形態の端末装置2では、一時公開時間(一時公開可能から一時公開不可へ自動的に遷移するまでの期限)は、ユーザにより設定可能とし、図8に示すように、その設定値を公開時間情報格納部56に保存する構成としたものである。一時公開時間超過は例えば、情報の保存日時と現在日時の差分の周期監視により検出すればよい。
公開時間情報格納部56は、図9に示すように、データ記憶部42に設定すればよい。また、この実施の形態の端末装置2には図2及び図3に示す端末装置2が用いられる。図8及び図9において、図1〜図3と同一部分には、同一符号を付し、その説明を省略する。
このような公開時間情報格納部56を備えて、一時公開時間をユーザにより設定可能とした場合の処理手順(図10)は、情報秘匿方法又は情報秘匿プログラムの一例であって、一時公開時間の設定を行う(ステップS51)。この場合、初期設定値を有する構成としてもよい。
新規情報を取得し(ステップS52)、一時公開用指紋の入力があるか否かを判定し(ステップS53)、一時公開用指紋の入力があれば(ステップS53のYES)、その新規情報は、一時公開可の秘匿情報として秘匿情報蓄積部8に保存され(ステップS54)、一時公開用指紋の入力がなければ(ステップS53のNO)、一時公開不可の秘匿情報として秘匿情報蓄積部8に保存される(ステップS55)。
このような保存の後、ユーザによる公開操作があるか否かを監視し(ステップS56)、公開操作があれば(ステップS56のYES)、秘匿情報は秘匿情報蓄積部8から公開情報蓄積部6に移行させて公開情報として保存する(ステップS57)。
また、公開操作がなければ(ステップS56のNO)、一時公開が設定された秘匿情報は、情報保存から一時公開時間の経過を監視し(ステップS58)、一時公開時間が経過すれば(ステップS58のYES)、一時公開不可の秘匿情報として秘匿情報蓄積部8に保存される(ステップS59)。
このように公開時間情報格納部56に公開時間を設定すれば、設定された公開時間だけ情報を公開することができ、その公開時間の経過後、一時公開不可の秘匿情報として保存することができる。その他の利点及び効果は第1の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
〔他の実施の形態〕
上記実施の形態では、一時公開時間管理部20(図1、図8)を備えて秘匿情報が一時公開から一定時間例えば、12時間を経過した場合に、一時公開が可能となっていた情報を一時公開不可の情報に自動変更する構成としているが、このような機能に加え、例えば、一時公開の可否を編集する編集機能を備えた構成としてもよい。
上記実施の形態では、登録情報を公開情報としたい場合にGUI等での操作により秘匿情報蓄積部8の情報を公開情報蓄積部6に移動する機能について説明したが、斯かる構成において、秘匿情報の公開操作の容易化のため、一時公開中の秘匿情報を一括で公開情報蓄積部6に移動する機能部を設けてもよい。
認証情報に関し、上記実施の形態では、指紋情報を例示したが、画面表示部18に表示される記号情報の選択や、入力操作部38からユーザにより入力又は選択される記号情報であってもよく、また、指紋情報以外の生体情報として例えば、静脈情報、その他の生体情報であってもよく、これら記号情報と生体情報とを併用してもよい。
また、認証情報に関し、例えば、図11に示すように、掌58の人指し指指紋60を端末装置2の立ち上げのための認証情報に使用し、薬指指紋62を既述の一時公開用指紋に設定し、指の種類で認証情報を異ならせてもよいし、同一指紋を用いてもよい。
上記実施の形態では、端末装置2として携帯電話機等の携帯端末装置(図3)を例示したが、図12に示すように、パーソナルコンピュータ(PC)200であってもよいし、図13に示すように、携帯情報端末機(PDA:Personal Digital Assistant)400であってもよい。これらPC200、PDA400には、図1、図2、図3、図8、図9と同一部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
次に、以上述べた本発明の実施の形態から抽出される技術的思想を請求項の記載形式に準じて付記として列挙する。本発明に係る技術的思想は上位概念から下位概念まで、様々なレベルやバリエーションにより把握できるものであり、以下の付記に本発明が限定されるものではない。
(付記1) 情報の保存機能を備える端末装置であって、
情報を蓄積する蓄積手段と、
前記情報の公開を許可するための認証情報を入力する認証情報入力手段と、
前記蓄積手段に蓄積する前記情報と前記認証情報の入力とを監視し、前記認証情報の入力があれば前記情報の公開を許可し、前記認証情報の入力がなければ前記情報の公開を禁止する処理手段と、
を備えることを特徴とする端末装置。
(付記2) 付記1記載の端末装置において、
前記処理手段が公開を許可した場合に、公開が許可された前記情報を表示する表示手段を備えることを特徴とする端末装置。
(付記3) 付記1記載の端末装置において、
前記処理手段は、情報取得中又は機能操作中に前記認証情報の入力があれば前記情報の公開を許可することを特徴とする端末装置。
(付記4) 付記1記載の端末装置において、
前記処理手段は、前記情報の入力開始から保存までの間に前記認証情報の入力があれば前記情報の公開を許可することを特徴とする端末装置。
(付記5) 付記1記載の端末装置において、
前記情報の公開時間を設定する時間設定手段を備え、前記処理手段は、前記時間設定手段に設定されている前記公開時間を参照し、前記情報を前記公開時間の間だけ公開することを特徴とする端末装置。
(付記6) 付記1、2、3又は4記載の端末装置において、
前記認証情報は、記号情報、又は/及び、指紋情報、静脈情報、その他の生体情報であることを特徴とする端末装置。
(付記7) 情報の保存機能を備える端末装置の情報秘匿方法であって、
公開を許可するための認証情報を入力するステップと、
蓄積手段に蓄積される前記情報と前記認証情報の入力とを監視し、前記認証情報の入力があれば前記情報の公開を許可し、前記認証情報の入力がなければ前記情報の公開を禁止するステップと、
を含むことを特徴とする、端末装置の情報秘匿方法。
(付記8) 付記7記載の端末装置の情報秘匿方法において、
公開が許可された前記情報を表示するステップを含むことを特徴とする、端末装置の情報秘匿方法。
(付記9) 付記7記載の端末装置の情報秘匿方法において、
情報取得中又は機能操作中に前記認証情報の入力があれば前記情報の公開を許可するステップを含むことを特徴とする、端末装置の情報秘匿方法。
(付記10) 付記7記載の端末装置の情報秘匿方法において、
前記情報の入力開始から保存までの間に前記認証情報の入力があれば前記情報の公開を許可するステップを含むことを特徴とする、端末装置の情報秘匿方法。
(付記11) 付記7記載の端末装置の情報秘匿方法において、
前記情報の公開時間を設定するステップと、
前記公開時間を参照し、前記情報を前記公開時間の間だけ公開するステップと、
を含むことを特徴とする、端末装置の情報秘匿方法。
(付記12) 付記7、8、9又は10記載の端末装置の情報秘匿方法において、
前記認証情報は、記号情報、又は/及び、指紋情報、静脈情報、その他の生体情報であることを特徴とする、端末装置の情報秘匿方法。
(付記13) 情報の保存機能を備える端末装置の情報秘匿プログラムであって、
公開を許可するための認証情報を入力するステップと、
蓄積手段に蓄積される前記情報と前記認証情報の入力とを監視し、前記認証情報の入力があれば前記情報の公開を許可し、前記認証情報の入力がなければ前記情報の公開を禁止するステップと、
を含むことを特徴とする、端末装置の情報秘匿プログラム。
(付記14) 付記13記載の端末装置の情報秘匿プログラムにおいて、
公開が許可された前記情報を表示するステップを含むことを特徴とする、端末装置の情報秘匿プログラム。
(付記15) 付記13記載の端末装置の情報秘匿プログラムにおいて、
情報取得中又は機能操作中に前記認証情報の入力があれば前記情報の公開を許可するステップを含むことを特徴とする、端末装置の情報秘匿プログラム。
(付記16) 付記13記載の端末装置の情報秘匿プログラムにおいて、
前記情報の入力開始から保存までの間に前記認証情報の入力があれば前記情報の公開を許可するステップを含むことを特徴とする、端末装置の情報秘匿プログラム。
(付記17) 付記13記載の端末装置の情報秘匿プログラムにおいて、
前記情報の公開時間を設定するステップと、
前記公開時間を参照し、前記情報を前記公開時間の間だけ公開するステップと、
を含むことを特徴とする、端末装置の情報秘匿プログラム。
(付記18) 付記13、14、15又は16記載の端末装置の情報秘匿プログラムにおいて、
前記認証情報は、記号情報、又は/及び、指紋情報、静脈情報、その他の生体情報であることを特徴とする、端末装置の情報秘匿プログラム。
(付記19) 情報の保存機能を備える端末装置の情報秘匿プログラムを格納し、コンピュータ読取り可能な記録媒体であって、
公開を許可するための認証情報を入力するステップと、
前記蓄積手段に蓄積する前記情報と前記認証情報の入力とを監視し、前記認証情報の入力があれば前記情報の公開を許可し、前記認証情報の入力がなければ前記情報の公開を禁止するステップと、
を含む情報秘匿プログラムを格納したことを特徴とする、コンピュータ読取り可能な記録媒体。
(付記20) 付記19記載のコンピュータ読取り可能な記録媒体において、
公開が許可された前記情報を表示するステップを含む情報秘匿プログラムを格納したことを特徴とする、コンピュータ読取り可能な記録媒体。
(付記21) 付記19記載のコンピュータ読取り可能な記録媒体において、
情報取得中又は機能操作中に前記認証情報の入力があれば前記情報の公開を許可するステップを含む情報秘匿プログラムを格納したことを特徴とする、コンピュータ読取り可能な記録媒体。
(付記22) 付記19記載のコンピュータ読取り可能な記録媒体において、
前記情報の入力開始から保存までの間に前記認証情報の入力があれば前記情報の公開を許可するステップを含む情報秘匿プログラムことを特徴とする、コンピュータ読取り可能な記録媒体。
(付記23) 付記19記載のコンピュータ読取り可能な記録媒体において、
前記情報の公開時間を設定するステップと、
前記公開時間を参照し、前記情報を前記公開時間の間だけ公開するステップと、
を含む情報秘匿プログラムを格納したことを特徴とする、コンピュータ読取り可能な記録媒体。
(付記24) 付記19、20、21又は22記載のコンピュータ読取り可能な記録媒体において、
前記認証情報は、記号情報、又は/及び、指紋情報、静脈情報、その他の生体情報であることを特徴とする、コンピュータ読取り可能な記録媒体。
以上説明したように、本発明の最も好ましい実施の形態等について説明したが、本発明は、上記記載に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載され、又は明細書に開示された発明の要旨に基づき、当業者において様々な変形や変更が可能であることは勿論であり、斯かる変形や変更が、本発明の範囲に含まれることは言うまでもない。
本発明は、携帯電話装置等の個人情報等の保存機能を備えた端末装置の情報秘匿に関し、蓄積手段に蓄積される情報と認証情報の入力とを監視し、認証情報の入力があれば、情報を公開情報として保存し、認証情報の入力がなければ、情報を秘匿情報として保存するので、電話番号等の個人情報、その他の情報を保護し、プライバシーを守ることができ、プライバシー情報設定対応の携帯電話機として実現できる等、有用である。
第1の実施の形態に係る端末装置を示す図である。 端末装置のハードウェア構成を示す図である。 端末装置の外観構成例を示す図である。 端末装置の情報登録の処理手順を示すフローチャートである。 端末装置の情報登録の処理手順を示すフローチャートである。 電話帳表示の処理手順を示すフローチャートである。 秘匿情報の処理手順を示すフローチャートである。 第2の実施の形態に係る端末装置を示す図である。 端末装置のハードウェア構成を示す図である。 第2の実施の形態に係る処理手順を示すフローチャートである。 認証情報の一例を示す図である。 他の実施の形態に係るPCを示す図である。 他の実施の形態に係るPDAを示す図である。
符号の説明
2 端末装置
4 情報入力部
6 公開情報蓄積部
8 秘匿情報蓄積部
10 情報保存制御部
12 指紋情報蓄積部
14 指紋検出部
20 一時公開時間管理部
24 プロセッサ
36 指紋読取りデバイス
38 入力操作部

Claims (6)

  1. 情報の保存機能を備える端末装置であって、
    情報を蓄積する蓄積手段と、
    前記情報の公開を許可するための認証情報を入力する認証情報入力手段と、
    前記蓄積手段への蓄積指示を受付けた場合に、蓄積対象情報の入力開始から前記蓄積指示までの期間に前記認証情報入力手段による前記認証情報の入力があったか否かを判定し、前記認証情報の入力があれば前記蓄積対象情報を公開可として蓄積し、前記認証情報の入力がなければ前記蓄積対象情報を公開禁止として蓄積する処理手段と、
    を備えることを特徴とする端末装置。
  2. 請求項1記載の端末装置において、
    前記処理手段が公開可として蓄積した場合に、公開可として蓄積された前記蓄積対象情報を表示する表示手段を備えることを特徴とする端末装置。
  3. 請求項1記載の端末装置において、
    前記蓄積対象情報の公開時間を設定する時間設定手段を備え、前記処理手段は、前記時間設定手段に設定されている前記公開時間を参照し、前記蓄積対象情報を前記公開時間の間だけ公開することを特徴とする端末装置。
  4. 請求項1記載の端末装置において、
    前記認証情報は、記号情報、又は/及び、指紋情報、静脈情報、その他の生体情報であることを特徴とする端末装置。
  5. 情報の保存機能を備える端末装置の情報秘匿方法であって、
    公開を許可するための認証情報を入力するステップと、
    蓄積手段への蓄積指示を受付けた場合に、蓄積対象情報の入力開始から前記蓄積指示までの期間に前記認証情報の入力があったか否かを判定し、前記認証情報の入力があれば前記蓄積対象情報を公開可として蓄積し、前記認証情報の入力がなければ前記蓄積対象情報を公開禁止として蓄積するステップと、
    を含むことを特徴とする、端末装置の情報秘匿方法。
  6. 情報の保存機能を備える端末装置の情報秘匿プログラムであって、
    コンピュータに、
    公開を許可するための認証情報を入力するステップと、
    蓄積手段への蓄積指示を受付けた場合に、蓄積対象情報の入力開始から前記蓄積指示までの期間に前記認証情報の入力があったか否かを判定し、前記認証情報の入力があれば前記蓄積対象情報を公開可として蓄積し、前記認証情報の入力がなければ前記蓄積対象情報を公開禁止として蓄積するステップと、
    を含む各ステップを実行させることを特徴とする、端末装置の情報秘匿プログラム。
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