JP4462131B2 - エレベータ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、一般住宅や集合住宅に用いられるエレベータ装置に設けられるエレベータ乗場のエレベータ装置に関するものである。
従来からエレベータ装置は商業施設のみならず集合住宅、一般住宅にも設置されるようになっていて、特に一般住宅においては高齢者増に伴い、設置が進んできている。このうち作動音が比較的低い油圧などの液圧式と呼ばれるエレベータ装置が、一般家庭向けに普及している(特許文献1等)。
また、停電などが発生した場合には、補助バッテリー、無停電電源等の補助機能を用いて、エレベータかごを下層階に降下させ、安全に利用者を脱出させる、という機能も備わっている。液圧式のエレベータ装置では、エレベータかごを昇降させる液圧式ジャッキに導入されている液体を、バルブなどを開放し、例えばエレベータかごの自重で放出することで下降させることも行なわれている。
一方で、停電などが復旧した場合に、下降原因が停電のみであった場合などは、特にメンテナンス担当者が個別に確認せずとも問題ない場合があるものの、制御回路等が異常状態で固定されてしまい、初期化をし、安全を確認する必要があったので、利用者にとって不満が残るところであった。
登録特許第3041054号公報
本願発明は、上記背景技術に鑑みて発明されたものであり、その課題は、停電などが生じた場合であっても、運転再開時に支障が出にくいエレベータ装置を提供することである。
上記課題を解決するために、本願発明の請求項1に係るエレベータ装置は、 液圧式ジャッキでエレベータかごを直接昇降させるエレベータ装置において、該エレベータ装置は、液圧式ジャッキと液体タンクとの連結路中にある開閉バルブを開放し液圧式ジャッキから液体を液体タンクに戻しながらエレベータかごを所定階に下降させるとともに、この下降時に、液体を液圧式ジャッキに供給するための駆動ポンプを作動させず、同駆動ポンプの制御回路に対し該制御回路に異常状態が残らないようにして運転再開を可能な状態とする初期化を行うことを特徴とするエレベータ装置とすることを特徴としている。
また本願発明の請求項2に係るエレベータ装置では、上記に加え、駆動ポンプがインバータ制御式モータで駆動され、初期化される駆動ポンプの制御回路が少なくとも該インバータ制御回路を含むことを特徴としている。
また本願発明の請求項3に係るエレベータ装置では、上記に加え、初期化のための信号として、開閉バルブの開放制御信号としたことを特徴としている。
また本願発明の請求項4に係るエレベータ装置では、上記に加え、初期化のタイミングを、エレベータかごが着床した後としたことを特徴としている。
本願発明の請求項1に係るエレベータ装置では、エレベータかごの下降に伴い、駆動ポンプの制御回路を初期化したことで、停電等に伴う影響が駆動ポンプの制御回路に残ることを防止でき、運転再開を簡便に行なわしめることができる。
本願発明の請求項2に係るエレベータ装置ではさらに、インバータ制御回路を必ず初期化するようにしたので、停電等に伴う影響が一番でやすい部位を確実に初期化することができる。
本願発明の請求項3に係るエレベータ装置ではさらに、停電等に関わらず常に下降時に初期化が行なわれるので、当該制御に関し、複雑な回路構成とする必要が無くなり、簡単に構成することができる。
本願発明の請求項4に係るエレベータ装置ではさらに、着床後にこれら初期化を行なわしめるので、万一駆動ポンプ等、作動中に初期化が行なわれると安全性に問題がある場合でも初期化ができるようになっている。
本願発明の最良の形態を図1に示される以下の実施形態にて説明する。
本実施形態では、図1に本願発明の要部として示したように、液圧式ジャッキ1でエレベータかご2を直接昇降させるエレベータ装置3において、該エレベータ装置3は、液圧式ジャッキ1と液体タンク4との連結路中にあるエレベータかご2下降用の開閉バルブ5を開放し液圧式ジャッキ1から液体を液体タンク4に戻しながらエレベータかご2を所定階に下降させるとともに、液体を液圧式ジャッキ1に供給するための駆動ポンプの制御回路7を初期化することを特徴とするエレベータ装置3としている。なお、液体には油、水その他の種々の液体が用いられる。
そして駆動ポンプ6がインバータ制御式モータ で駆動され、初期化される駆動ポンプ6の制御回路として少なくとも該インバータ制御回路71を含めていて、さらに初期化のための信号として、下降用の開閉バルブ5の開放制御信号を活用している。
このエレベータ装置3は、昇降路内に液圧式ジャッキ1、プラットホーム21上に載置され液圧式ジャッキ1により昇降されるエレベータかご2が配置され、液圧式ジャッキ1は、中途に開閉バルブ5を介して液体タンク4から液体を駆動ポンプ6によりホースなどの管体により連結されている。そしてこれら制御をつかさどるのが、エレベータ装置の制御装置8である。これにより、利用者等の各種操作に伴い、例えばエレベータかご2が上昇するときは、上昇用バルブ51に「開放」信号が入力され、次いで、駆動ポンプ6を作動させるために駆動ポンプの制御回路7に「駆動」信号が入力される。
下降時には、駆動ポンプ6は作動させず、エレベータ回路の制御回路8から下降用バルブ52に「開放」信号を入力し該バルブを開放する。そしてエレベータかご2の自重で、液圧式ジャッキ1から液体を放出され液体タンク4に液体が格納される。
そのため、インバータ制御回路71の初期化タイミングは、エレベータかご2が下降し始めたとき、すなわち、開閉バルブ5が開いた時に同時に初期化を行なわせることができる。もちろん遅延回路を設け一定のタイムラグを設けても良い。そして初期化信号は、開閉バルブ5の「開放」を指示するエレベータ装置3の制御回路からの信号であってもよいし、開閉バルブ5が開放されたことを検出して発生させても良い。また、停電等により作動する特別な回路(例えば「停電救出回路」)によって特別に初期化信号を発生させても良い。
なお開閉バルブ5が開放されたことを検出して行なわしめる場合は、開閉バルブ5自体に何らかの不具合が発生し誤発生することを考慮し、例えば駆動ポンプ6の作動信号と論理積をとるなどする必要があると考えられる。
ここで駆動ポンプ6により液体タンク4から液体を開閉バルブ5を通して液圧式ジャッキ1に注入しているが、該開閉バルブ5は、内部に上昇用バルブ51、下降用バルブ52を有していて、エレベータかご2の昇降に伴い、適宜エレベータ装置制御回路8からの開閉信号により開閉され用いられる。
本実施形態のようにエレベータ装置1を構成した場合、次のような場合などに特に効果があると考えられる。
すなわち、停電が発生し自動着床した場合に、通常なら復旧のためのメンテナンス担当者が現場を確認し、復旧を行なわしめることが望ましいところ、現場に出動する必要があるが、例えば、メンテナンス担当者と電話で確認し、利用者がその指示に従い確認を行なわせることができるようになる。そうすると、不具合の有無を確認し、必要があればメンテナンス担当者が現場に出向くことが可能となるので、地域全体が停電し、少数のメンテナンス担当者だけでは復旧に時間がかかる場合であっても、コールセンターなどの担当者がマニュアルに従い確認し、不具合が起こっている判断される場合のみ現場に担当者を派遣するなど、柔軟な運用が可能になると考えられる。
また本実施形態のように、エレベータかご2の下降時には駆動ポンプ6は動作せず、そして常にエレベータかご2の下降に伴い信号を発生させるようにすれば、発生タイミングなどを細かく設定する必要が無く、簡易に初期化を行なわせることができる。この場合、通常のエレベータかご2の下降に伴い、常に初期化が行なわれることになる。
なお、初期化のタイミングを上記実施形態と異なり、エレベータかご2が着床した後としたこととすると、停電時などで自動着床制御をしている際に、駆動ポンプ6が着床時にも動作されている場合であっても、駆動ポンプ6に不用意に初期化信号が入り、結果、不具合が生じることを防ぐことができる。
本願発明の一実施形態であるエレベータ装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 液圧式ジャッキ
2 エレベータかご
3 エレベータ装置
4 液体タンク
5 開閉バルブ
6 駆動ポンプ
61 インバータ制御式モータ
7 駆動ポンプの制御回路
71 インバータ制御回路
8 エレベータ装置制御回路

Claims (4)

  1. 液圧式ジャッキでエレベータかごを直接昇降させるエレベータ装置において、該エレベータ装置は、液圧式ジャッキと液体タンクとの連結路中にある開閉バルブを開放し液圧式ジャッキから液体を液体タンクに戻しながらエレベータかごを所定階に下降させるとともに、この下降時に、液体を液圧式ジャッキに供給するための駆動ポンプを作動させず、同駆動ポンプの制御回路に対し該制御回路に異常状態が残らないようにして運転再開を可能な状態とする初期化を行うことを特徴とするエレベータ装置。
  2. 駆動ポンプがインバータ制御式モータで駆動され、初期化される駆動ポンプの制御回路が少なくとも該インバータ制御回路を含むことを特徴とする請求項1記載のエレベータ装置。
  3. 初期化のための信号として、開閉バルブの開放制御信号としたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエレベータ装置。
  4. 初期化のタイミングを、エレベータかごが着床した後としたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエレベータ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102659001A (zh) * 2012-05-16 2012-09-12 绍兴文理学院 一种智能型液压蓄能电梯

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