JP2008273704A - エレベータの制御装置及びエレベータの改修方法 - Google Patents

エレベータの制御装置及びエレベータの改修方法 Download PDF

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Abstract

【課題】エレベータで閉じ込めや故障等が発生した場合に、エレベータに関する特別な技術を有していない者であっても、安全且つ確実に、乗客の救出やエレベータの復旧等に必要な作業を行うことができるようにする。
【解決手段】エレベータの所定の非常時状態を検出判定する検出判定回路11と、エレベータの各種状態を検出する状態検出回路10と、所定の者に、非常時状態に応じた所定の作業を行わせるための作業手順、及び、この作業手順を進行させるために必要なエレベータ状態の条件が記録された記録部12とを備えるとともに、上記所定の非常時状態が検出された場合に、対応の作業手順に沿ったエレベータ状態の条件と現在のエレベータ状態とを比較し、作業手順が正しく進行されているか否かを判定する。そして、その判定結果に応じて、必要な情報を所定の表示装置2に表示する。
【選択図】図1

Description

この発明は、要時に、エレベータでの救出作業や点検作業を円滑に実施させるためのエレベータの制御装置、及び、エレベータでの救出作業や点検作業が円滑に実施できるように既設エレベータを改修するエレベータの改修方法に関するものである。
エレベータで閉じ込めが発生したり、何らかの故障が発生したりすると、従来では、エレベータの保守管理会社等に通報がなされ、この保守管理会社等から派遣された専門の技術者によって、上記問題の解決が図られていた。
また、従来技術として、エレベータで閉じ込めが発生した際に、救出に向かう人が携帯する情報表示端末に、エレベータの故障箇所等の情報を表示させることにより、上記救出者が現場に到着すると同時に、必要な救出活動を開始できるように構成したものも提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−338860号公報
特許文献1記載のものを含め、従来では、エレベータで閉じ込めが発生したり、何らかの故障が発生したりした場合、現場に駆けつけるのは保守管理会社等から派遣された専門の技術者や、訓練を受けたレスキュー隊員等であった。このため、エレベータの乗場に設置されたディスプレイやレスキュー隊員が携帯する情報表示端末には、特許文献1に記載のもののように、エレベータの故障箇所等、エレベータの専門家でなければ理解できない(有益ではない)情報しか表示されず、特別な技術を有していない一般の者は、救出活動等を行うことができなかった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、エレベータで閉じ込めや故障等が発生した場合に、エレベータに関する特別な技術を有していない者であっても、安全且つ確実に、乗客の救出やエレベータの復旧等に必要な作業を行うことができるエレベータの制御装置、及び、そのようなことができるように既設エレベータを改修するエレベータの改修方法を提供することである。
この発明に係るエレベータの制御装置は、エレベータの所定の非常時状態を検出判定する検出判定手段と、エレベータの各種状態を検出する状態検出手段と、エレベータに関する特別の技術を有していない者に、非常時状態に応じた所定の作業を行わせるための作業手順、及び、この作業手順を進行させるために必要なエレベータ状態の条件が記録された記録手段と、検出判定手段によって所定の非常時状態が検出された場合に、対応の作業手順に沿ったエレベータ状態の条件と状態検出手段によって検出されたエレベータ状態とを比較し、作業手順が正しく進行されているか否かを判定する作業判定手段と、作業判定手段の判定結果に基づいて、作業手順を正しく進行させるために必要な情報を、所定の表示装置に表示させる情報出力手段と、を備えたものである。
この発明に係るエレベータの改修方法は、エレベータの運転制御を司る制御手段を備えた既設エレベータに、制御手段からの信号に基づいて、エレベータの所定の非常時状態を検出判定する検出判定手段と、制御手段からの信号に基づいて、エレベータの各種状態を検出する状態検出手段と、エレベータに関する特別の技術を有していない者に、非常時状態に応じた所定の作業を行わせるための作業手順、及び、この作業手順を進行させるために必要なエレベータ状態の条件が記録された記録手段と、検出判定手段によって所定の非常時状態が検出された場合に、対応の作業手順に沿ったエレベータ状態の条件と状態検出手段によって検出されたエレベータ状態とを比較し、作業手順が正しく進行されているか否かを判定する作業判定手段と、作業判定手段の判定結果に基づいて、作業手順を正しく進行させるために必要な情報を、所定の表示装置に表示させる情報出力手段と、を新たに付加するものである。
この発明によれば、エレベータで閉じ込めや故障等が発生した場合に、特別な技術を有していない者であっても、安全且つ確実に、乗客の救出やエレベータの復旧等に必要な作業を行うことができるようになる。
この発明をより詳細に説明するため、添付の図面に従ってこれを説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの制御装置を示す構成図である。図1において、1はエレベータの制御装置、2はエレベータの所定の乗場に設置され、その乗場にいる人に対して情報を表示する表示装置、3は表示装置2が設けられたエレベータ乗場と同じ乗場に設置され、表示装置2に表示された内容等を、その乗場にいる人に対して音声によって案内する音声出力装置である。
4は制御装置1に常時或いは要時に接続され、制御装置1内の情報を外部からの操作によって入力したり変更したりする外部入力装置である。5は外部のエレベータ保守会社、6はエレベータが備えられたビルの管理会社であり、上記保守会社5とビル管理会社6とは、電話回線7によってエレベータの制御装置1に接続されている。また、8は表示装置2が設けられたエレベータ乗場と同じ乗場に設置された通話装置である。
上記エレベータの制御装置1には、エレベータの各種運転制御等を司る制御回路9の他、例えば、状態検出回路10、検出判定回路11、記録部12、作業判定回路13、情報出力回路14が備えられている。状態検出回路10は、制御回路9からの信号に基づいて、エレベータの各種状態を検出する手段である。この状態検出回路10は、例えば、制御回路9からの信号に基づいて、かご位置や、安全装置の動作状態、ドアの開閉状態、着床レベル等といったエレベータ状態を検出し、その検出結果をエレベータの状態情報として出力する。
検出判定回路11は、制御回路9からの信号に基づいて、エレベータの通常ではない所定の状態(非常時状態)を検出判定するための手段である。この検出判定回路11は、例えば、制御回路9からの信号に基づいて、閉じ込めの発生や、地震後に行われる地震時管制運転動作等といった非常時状態を検出判定し、その検出判定した結果を判定情報として出力する。記録部12は、上記非常時状態に応じた所定の作業を所定の者に行わせるための作業手順と、この作業手順を進行させるために必要なエレベータ状態の各種条件とを記録するための手段である。なお、記録部12に記録されている作業手順は、例えば、エレベータに閉じ込められた乗客を救出する際の救出作業手順や、地震時管制運転後にエレベータを点検する際の点検作業手順等のことをいい、エレベータに関する特別の技術を有していない一般の者でも、上記救出作業や点検作業ができるように、詳細な手順が記録されている。
作業判定回路13は、上記状態検出回路10、検出判定回路11、記録部12からの各種情報に基づいて、要時に、救出作業等が手順通りに問題なく進行しているか否かを判定するための手段である。即ち、作業判定回路13は、検出判定回路11から判定情報が入力されると、その判定情報に対応する作業手順とエレベータ条件とを記録部12内から選択するとともに、その作業手順に沿ったエレベータ状態の条件と、状態検出回路10からのエレベータ状態情報とを比較し、作業手順が正しく進行されているか否かを判定する。情報出力回路14は、作業判定回路13の判定結果に基づいて、作業手順を正しく進行させるために必要な情報を作業者に案内するための手段である。即ち、表示装置2と音声出力装置3とは、情報出力回路14によって制御される。
また、15は外部入力装置4によって記録部12の内容を変更及び修正するためのI/F回路、16は保守会社5から電話回線7を利用して記録部12の内容を設定したり、作業判定回路13の判定結果を保守会社5で参照したりするためのI/F回路、17は保守会社5と通話装置8との間で、電話回線7を利用した通話を実現するためのI/F回路である。なお、電話回線7を利用して、ビル管理会社6や保守会社5の表示装置(図示せず)に、乗場に設置された表示装置2と同一の内容を表示させるようにしても良い。
次に、エレベータで閉じ込めが発生した場合を例にとり、図2乃至図4に基づいて、ビルの管理者(エレベータに関する特別な技術を有していない者)の動作と、上記構成の制御装置1の動作とを具体的に説明する。なお、図2はエレベータで閉じ込めが発生した際のビル管理者の救出動作を示すフローチャート、図3はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの制御装置の動作を示すフローチャート、図4はこの発明の実施の形態1における表示装置の表示例を示す図である。
先ず、図2に基づき、閉じ込めが発生した際のビル管理者の動作を説明する。
何らかの理由によりエレベータで閉じ込めが発生すると、かご内に設置されたインターホン(図示せず)により、ビル管理者に連絡が入る。ビル管理者は、この連絡を受けて、エレベータに閉じ込められた乗客を救出するための作業を開始する。
ビル管理者は、ビルの管理室等からエレベータ乗場に移動し、乗場に設置された表示装置2の表示及び音声出力装置3からの音声案内を参考に、以下の救出作業を順序良く確実に実施する。ビル管理者は、先ず、乗場に設置されたインターホン(図示せず)によってかご内に呼び掛け、閉じ込められた乗客と連絡を取る(S101)。そして、乗客に対して、かご内の行先釦や戸開釦の操作を促したり、かご内の状況(閉じ込め人数等)を確認したりする(S102)。なお、エレベータに故障等が発生した場合、かご内からの釦操作等だけでは、戸開することができない場合が多い。かかる場合、ビル管理者は、乗場の通話装置8によって保守会社5に連絡を取り(S103)、保守会社5のスタッフと会話して、閉じ込められた乗客の人数やかご内の状況等を伝える。
次に、ビル管理者は、閉じ込められた乗客を救出するため、エレベータ専門の技術者が従来実施していた以下に示す各種救出作業を自分で行う。先ず、各階の乗場の戸が閉まっているかを確認し、エレベータの電源リセットを試みる(S104、S105)。S105での電源リセットによりエレベータの故障状態が復旧した場合、エレベータは再起動を開始し、かごが最寄り階に走行及び停止する。このため、ビル管理者は、かごが停止した階床において戸開し、乗客をかご外に脱出させる。上記動作が実施できた場合、救出作業は完了する(S106)。
一方、S105における電源リセットでエレベータの再起動ができない場合、ビル管理者は、次に、乗場の戸を少し開き、その乗場からレベルマーキングを確認する。即ち、乗場から乗客を救出できる位置にかごが停止しているか否か(例えば、乗場の戸の敷居とかごの戸の敷居との段差によって判断)を確認する(S107)。レベルマーキングを確認した結果、乗客を救出できる位置にかごが停止していると判断した場合には、かごに近接する乗場において、手動で乗場の戸等を開放し、乗客を救出する(S108)。
また、レベルマーキングを確認した結果、乗場敷居とかご敷居との段差が大きいと判断した場合、ビル管理者は、かごを走行させるため、乗場において運転装置を所定箇所に取り付ける(S109)。そして、運転装置を適切に取り付けた後、この運転装置によってかごを電動低速運転で走行できるか否かを確認し(S110)、走行可能であれば、ビル管理者は、運転装置を操作することによってかごを最寄り階のドアゾーンまで走行させる。なお、かごを最寄り階のドアゾーンまで走行させた後は、手動で乗場の戸等を開放し、乗客を救出する(S111)。
一方、上記運転装置を操作してもかごが走行しない場合、ビル管理者は、エレベータ巻上機のブレーキ装置を強制開放させることによって、かご及び釣合い重りの重量差を利用して、かごを最寄り階のドアゾーンまで走行させる。そして、ドアゾーンにかごを停止させた後、手動で乗場の戸等を開放して、乗客を救出する(S112)。
図2のフローチャートに示す上記動作は、ビル管理者が、エレベータに閉じ込められた乗客を救出する際の動作である。しかし、ビル管理者は、エレベータに関する専門の知識を有していないため、自己の判断では、上記動作の全てを行うことはできない。このため、ビルの管理者は、以前に教育された内容に基づき、乗場に設置された表示装置2の表示及び音声出力装置3からの音声案内に従って、上記動作を行う。以下に、ビル管理者が上記救出作業を実施する際の制御装置1の動作と、表示装置2の表示内容について、図3及び図4に基づき、具体的に説明する。
エレベータの運転中に何らかの故障が発生し、乗客がかご内に閉じ込められると、検出判定回路11によって、閉じ込め故障が検出され、その情報が、作業判定回路13、記録部12、I/F回路16を経由して、電話回線7を介して保守会社5へ発報される。そして、検出判定回路11によって閉じ込め故障が検出されると、作業判定回路13は、ビル管理者(エレベータに関する特別な技術を有していない者)が救出作業を安全且つ確実に行うことができるように、以下の判定処理を開始する。
なお、作業判定回路13の判定処理は、記録部12に予め記録された救出作業手順に沿って行われ、状態検出回路10からのエレベータの状態情報が、記録部12に予め記録されたエレベータの各種条件に該当するか否かによって判断される。そして、エレベータの状態情報が上記条件に該当する場合には、記録されている手順通りに順次判定処理を行う。また、作業判定回路13は、判定結果に合わせて表示装置2の表示内容を変更し、乗場にいるビル管理者に対して救出手順や安全のポイント等を報知する。
具体的に、作業判定回路13は、先ず、乗場に設置されたインターホンが操作されたか否かを判定する(S201)。そして、上記インターホンがまだ操作されていなければ、図4(a)に示す「メッセージ01」を表示装置2に表示させるための信号を、情報出力回路14に対して出力する(S202)。ビル管理者は、表示装置2に表示された救出手順及びアドバイス等を確認することにより、図2におけるS101及びS102の動作を実施する。
上記インターホンの操作がエレベータの状態情報から確認されると、作業判定回路13は、次に、通話装置8によって保守会社5と接続されたか否かを判定する(S203)。そして、保守会社5とまだ接続されていなければ、図4(b)に示す「メッセージ02」を表示装置2に表示させる(S204)。ビル管理者は、表示装置2の表示内容を確認することにより、図2におけるS103の動作を実施する。
S203において保守会社5への接続が確認されると、作業判定回路13は、次に、各階の乗場の戸が閉じているか否かを判定する(S205)。なお、この判定は、例えば、乗場の戸の全閉状態を検出する戸閉スイッチのON/OFF状態に基づいて行われる。そして、乗場の戸の全閉状態が確認できなければ、図4(c)に示す「メッセージ03」を表示装置2に表示させる(S206)。ビル管理者は、表示装置2の表示内容を確認することにより、図2におけるS104の動作を実施する。
S205において各階の乗場の戸の全閉状態が確認されると、作業判定回路13は、次に、エレベータの電源がリセットされたか否かを判定する(S207)。そして、電源の遮断が検出できなければ、図4(d)に示す「メッセージ04」を表示装置2に表示させる(S208)。ビル管理者は、表示装置2の表示内容を確認することにより、図2におけるS105の動作を実施する。
S207において電源がリセットされたことが確認されると、作業判定回路13は、次に、エレベータが走行し、ドアゾーン内で停止及び戸開したか否かを判定する(S209)。電源リセット後にかごがドアゾーン内に停止していれば、図4(e)に示す「メッセージ05」を表示装置2に表示させ、動作を終了する(S210)。一方、電源リセット後にもかごがドアゾーン内に停止してなければ、ビル管理者に図2におけるS107以下の動作を実施させるため、作業判定回路13は、図4(f)に示す「メッセージ06」を表示装置2に表示させる(S211)。
このように、作業判定回路13は、救出作業手順に対する各種エレベータ機器類の動作状態を、予め記録されたフローにより判定し、必要な情報を乗場の表示装置2に適宜表示させる。また、乗場への情報の報知は、表示装置2への表示とともに、音声出力装置3による音声案内によっても実施される。
なお、上記は、ビル管理者が閉じ込め救出を行う場合を一例として説明したものであり、他の救出作業手順を採用する場合や、地震時管制運転後の復旧作業を行う場合等には、検出判定回路11からの判定情報と記録部12に記録された作業手順及び条件とに合わせた、上記とは異なる判定処理が行われる。また、ビル管理者の作業手順や操作に間違いや漏れが生じた場合には、表示装置2に、警告や回避方法等のメッセージを表示させるようにしても良い。更に、表示装置2の表示内容を見ただけではビル管理者が手順の誤りや操作漏れを正すことができない場合、或いは想定外の状態に陥った場合には、ビル管理者は、通話装置8により保守会社5の指示を仰ぐことも可能である。
この発明の実施の形態1によれば、エレベータで閉じ込めや故障等が発生した場合に、特別な技術を有していない者であっても、安全且つ確実に、乗客の救出やエレベータの復旧等に必要な作業を行うことができるようになる。
なお、上記構成の制御装置1は、エレベータで一般的に使用されている制御回路9以外の構成をアセンブリとして、例えば、リレー系の既設エレベータに追加することにより、リレー接点等からエレベータの各種信号を取り込むことで、幅広い利用が可能となる。
この発明の実施の形態1におけるエレベータの制御装置を示す構成図である。 エレベータで閉じ込めが発生した際のビル管理者の救出動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1におけるエレベータの制御装置の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1における表示装置の表示例を示す図である。
符号の説明
1 制御装置
2 表示装置
3 音声出力装置
4 外部入力装置
5 保守会社
6 ビル管理会社
7 電話回線
8 通話装置
9 制御回路
10 状態検出回路
11 検出判定回路
12 記録部
13 作業判定回路
14 情報出力回路
15〜17 I/F回路

Claims (5)

  1. エレベータの所定の非常時状態を検出判定する検出判定手段と、
    エレベータの各種状態を検出する状態検出手段と、
    エレベータに関する特別の技術を有していない者に、非常時状態に応じた所定の作業を行わせるための作業手順、及び、この作業手順を進行させるために必要なエレベータ状態の条件が記録された記録手段と、
    前記検出判定手段によって所定の非常時状態が検出された場合に、対応の作業手順に沿ったエレベータ状態の条件と前記状態検出手段によって検出されたエレベータ状態とを比較し、作業手順が正しく進行されているか否かを判定する作業判定手段と、
    前記作業判定手段の判定結果に基づいて、作業手順を正しく進行させるために必要な情報を、所定の表示装置に表示させる情報出力手段と、
    を備えたことを特徴とするエレベータの制御装置。
  2. 表示装置は、所定のエレベータ乗場に設けられ、前記乗場に、前記表示装置に表示された内容を音声によって案内する音声出力装置が設けられたことを特徴とする請求項1に記載のエレベータの制御装置。
  3. 検出判定手段によって所定の非常時状態が検出判定されたことを、外部のエレベータ保守会社に発報する発報手段と、
    表示装置に近接して設けられ、前記保守会社と通話可能な通話装置と、
    を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエレベータの制御装置。
  4. 記録手段に記録された作業手順及び条件は、外部からの入力操作によって、変更及び修正が可能なことを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載のエレベータの制御装置。
  5. エレベータの運転制御を司る制御手段を備えた既設エレベータに、
    前記制御手段からの信号に基づいて、エレベータの所定の非常時状態を検出判定する検出判定手段と、
    前記制御手段からの信号に基づいて、エレベータの各種状態を検出する状態検出手段と、
    エレベータに関する特別の技術を有していない者に、非常時状態に応じた所定の作業を行わせるための作業手順、及び、この作業手順を進行させるために必要なエレベータ状態の条件が記録された記録手段と、
    前記検出判定手段によって所定の非常時状態が検出された場合に、対応の作業手順に沿ったエレベータ状態の条件と前記状態検出手段によって検出されたエレベータ状態とを比較し、作業手順が正しく進行されているか否かを判定する作業判定手段と、
    前記作業判定手段の判定結果に基づいて、作業手順を正しく進行させるために必要な情報を、所定の表示装置に表示させる情報出力手段と、
    を新たに付加することを特徴とするエレベータの改修方法。
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