JP4458786B2 - 液晶表示装置およびその検査方法 - Google Patents

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Description

本発明は、液晶表示装置およびその検査方法に関し、特に信号線について断線や短絡を検出する技術に関する。
一般に液晶表示装置は軽量で薄型、低消費電力であるため、テレビ、携帯情報端末、あるいはグラフィックディスプレイなどに利用されている。特に画素毎にスイッチング素子として薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor :TFT)を用いたマトリクス型の液晶表示装置(TFT−LCD)は、高速応答性に優れ、高精細化に適しており、ディスプレイ画面の高画質化、大型化およびカラー画像化を実現するものとして注目されている。
従来、この種の液晶表示装置としては、例えば図3の回路図に示す液晶表示装置が知られている。同図の液晶表示装置は、ガラス製のアレイ基板100上に走査用の複数の走査線11および画像信号用の複数の信号線12が交差するように配線され、これら走査線11および信号線12の各交差部分にそれぞれ画素が設けられている。各画素では、薄膜トランジスタ13のゲートが走査線11に接続され、ソースが信号線12に接続され、ドレインが画素電極14に接続される。画素電極14には、補助容量15の一方の端子が接続され、補助容量15の他方の端子には補助容量線16が接続される。
アレイ基板100は、図示しない液晶層を介して対向基板に対向して配置されており、画素電極14は、対向基板上の対向電極と液晶層を介して対向配置される。
各走査線11は走査線駆動回路18に、各信号線12は信号線駆動回路19に、対向電極は対向電極駆動回路(図示せず)にそれぞれ接続されている。各走査線11に対しては、走査線駆動回路18によって、同図の上方から順次に水平走査周期に対応する電圧が印加される。また各信号線12には信号線駆動回路19から画像信号に対応する電圧が印加される。これによって、薄膜トランジスタ13は、走査線11を通じて電圧が印加されたタイミングでオン状態になり、信号線12からの画像信号に対応する電圧をサンプリングして画素電極14に与える。液晶層には、画素電極14に加わった電圧と、対向電極駆動回路から対向電極に加わった電圧との差分が充電され、液晶層が駆動して光学応答によって表示動作が行われる。
この液晶表示装置は、走査線駆動回路18および信号線駆動回路19がアレイ基板100上に形成される場合であり、薄膜トランジスタ13に用いられる半導体材料の種類からp−Si(多結晶シリコン)型液晶表示装置と呼ばれる。一方、半導体材料としてa−Si(非晶質シリコン)を用いたものは、a−Si型液晶表示装置と呼ばれる。a−Si型液晶表示装置は、p−Si型液晶表示装置に比べてトランジスタ特性が劣るため、アレイ基板100上に駆動回路を設けることは困難である。従って、a−Si型液晶表示装置のアレイ基板上には、図4の回路図に示すように、各画素からなる表示領域のみが形成され、走査線駆動回路18、信号線駆動回路19は形成されない。各駆動回路18,19は、半導体集積回路(ドライバIC)としてアレイ基板100とは別途作成され、アレイ基板100のOLB(Outer Lead Bonding)パッド21m,22n(m,nは正の整数)にTAB(Tape Automated Bonding)等の技術を用いて接続される。
p−Si型におけるアレイ基板とa−Si型におけるアレイ基板との相違点の1つは、OLBパッドである。図4に示すように、a−Si型では走査線11がOLBパッド21mに、信号線12がOLBパッド22nにそれぞれ直接的に引き出される。従って、OLBパッドの数とピッチは、走査線11や信号線12の数とピッチと同等である。一方、図3に示すように、p−Si型では、走査線11、信号線12は、アレイ基板100上に共に形成された駆動回路18,19によって駆動されるため、直接OLBパッドに引き出されることはない。OLBパッドから入力されるのは、駆動回路18,19への入力信号であり、その本数は一般に、走査線11や信号線12の数よりも1桁程度小さい。従って、接続信頼性確保のためOLBパッドのピッチを大きくすることができる。
これらp−Si型とa−Si型とでOLBパッドの相違をまとめると図5の表のようになる。ここでは、パソコン用として一般的な10.4インチXGA対応の液晶表示装置の場合について示す。a−Si型に比べてp−Si型では、プローバの精度は低くてもよく、設備投資額が小さくで済むというメリットがある。
こういったOLBパッドの違いはアレイ基板の製造工程中における検査にも影響を与えることとなる。a−Si型では、アレイ基板の製造工程中で信号線が形成されると、断線(オープン)と短絡(ショート)の検査(以下、OS検査という)が実施される。この検査は、信号線の一方の端に接続されたOLBパッドと他方の端に設けられたプロービング・パッドにプローブをあて、所定の電圧を印加し、このときに流れる電流を測定することにより行われる。ここで、信号線が正常に形成されていれば、印加電圧と信号線の抵抗から定まる所定の電流が検出される。もし、信号線が断線していれば電流が流れないので、断線不良を検出することができる。また、検査時に走査線や補助容量線に、信号線とは異なる電圧を印加しておけば、信号線がそれらとショートしたときには異常な電流が流れるので、短絡不良を検出することができる。
一方、p−Si型におけるアレイ基板の製造工程ではOS検査がない。これは、信号線の端にプローブをあてるためのOLBパッドが無いためである。アレイ基板の製造工程の最終段階では検査を行うが、p−Si型では駆動回路18,19を介して画素部分を検査することとなるため、S/Nが悪く、信号線についての欠陥の検出率は十分ではない。
このように、p−Si型では、a−Si型に比べて信号線の断線、短絡といった欠陥の検出率が低い。この結果、不良のアレイ基板がセル製造工程で使われることとなり、無駄な製造コストを発生させる。p−Si型における信号線の断線、短絡を検出するための技術としては、特許文献1に記載のものが知られている。
特開2003−29296号公報
一般に、p−Si型のアレイ基板でOS検査を実施しようとすると、信号線の両端にプローブをあてるパッドが必要になり、このプロービング・パッドはOLBパッドとほぼ同じ大きさとなる。これを信号線と信号線駆動回路の間に設けると、実質上、信号線駆動回路の面積が増大することになる。この結果、製品である液晶モジュールのコンパクトさが失われるという問題がある。さらに、プロービング・パッドを設けたとしても、そのピッチは信号線のピッチと同等となり、p−Si型のアレイ基板の検査に、高精度なa−Si型のアレイ基板検査用のプローバが必要になる。このため、設備投資額が増大するという問題もある。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、信号線駆動回路の面積増加や設備投資の増大を招くことなく、p−Si型のアレイ基板について高精度のOS検査を可能にし得る液晶表示装置およびその検査方法を提供することにある。
本発明に係る液晶表示装置は、交差するように配線された複数の信号線および複数の走査線と、多結晶シリコンで形成された薄膜トランジスタを前記信号線と前記走査線の各交差部分に設けた画素と、前記複数の走査線の一方の端に接続された走査線駆動回路と、前記信号線の一方の端にk本(kは3以上の整数)ずつの信号線に対応して1本ずつ接続された映像信号配線とk本ずつの信号線のうちの1本を選択するための選択信号線とで形成される信号線駆動回路と、各信号線毎に信号線の他方の端に2個ずつ異なる向きで接続されたダイオードと、前記信号線に前記ダイオードを介して接続される配線とをアレイ基板上に形成し、前記配線はk本あり隣接する前記信号線には異なる前記配線が接続されていることを特徴とする。
本発明に係る液晶表示装置の検査方法は、上記液晶表示装置に対して、k本ずつの信号線のうちの1本を選択するための選択信号を前記選択信号線に印加するステップと、選択された信号線に接続されている映像信号配線と当該信号線に2個のダイオードを介してそれぞれ接続されている配線との間に所定の電圧を印加するステップと、前記所定の電圧を印加した信号線および映像信号配線に流れる電流を測定するステップと、を有することを特徴とする。
本発明にあっては、信号線k本ずつに対して1本の割合で映像信号配線を接続するとともに、各信号線の他方の端に2個ずつ異なる方向でダイオードを接続したことで、このダイオードと映像信号配線をOLBパッドに接続できるようにして、信号線と映像信号配線についてOS検査ができるようにし、信号線と信号線駆動回路の間にプロービング・パッドを設けることを不要にするとともに、a−Si型のアレイ基板検査用のプローバを用いることを不要にしている。
また、信号線k本ずつに対して1本の割合で映像信号配線を接続し、選択信号によりk本の信号線のうちの1本を選択可能にしたことで、全ての信号線について1本ずつ映像信号配線を設けた場合に比べて、OLBパッドの数が1/kになるようにしている。
本発明に係る液晶表示装置およびその検査方法によれば、信号線駆動回路の面積増加や設備投資の増大を招くことなく、p−Si型のアレイ基板について高精度のOS検査を可能にでき、もって不良のアレイ基板がセル製造工程で使われることがなく、無駄な製造コストを低減することができる。
以下、一実施の形態における液晶表示装置について図面を用いて説明する。
図1の回路図に示すように、本液晶表示装置は、ガラス製のアレイ基板1上に走査用の複数の走査線11および画像信号用の複数の信号線12が交差するように配線され、これら走査線11および信号線12の各交差部分にそれぞれ画素が設けられている。各画素では、スイッチング素子としての薄膜トランジスタ13のゲートが走査線11に接続され、ソースが信号線12に接続され、ドレインが画素電極14に接続されている。画素電極14には、補助容量15の一方の端子が接続され、補助容量15の他方の端子には補助容量線16が接続されている。
図2に示すように、アレイ基板1とこれに対向して配置された対向基板2との間隙に液晶層3を保持した状態で、両基板1,2の間はシール材5により封止される。対向基板2の液晶層3に接する側の表面には、対向電極4がアレイ基板1上の画素電極14に対向するように配置される。
各走査線11は走査線駆動回路18に、各信号線12は信号線駆動回路19に、対向電極は対向電極駆動回路(図示せず)にそれぞれ接続される。各走査線11は、走査線駆動回路18によって図1の上方から順に駆動され、薄膜トランジスタ13によるスイッチングを制御する。また、各信号線12には信号線駆動回路19によって映像信号が供給される。
信号線駆動回路19の内部では、各信号線12の端にアナログスイッチ19bを介して、信号線3本ずつに対応して1本ずつ映像信号配線33が接続されている。映像信号配線はn本(nは正の整数)あり、信号線12は3n本ある。以降、映像信号配線については映像信号配線33(1),33(2),…33(n)と適宜称し、各信号線については信号線12(1),12(2),…12(3n)と適宜称するものとする。
各信号線12に設けられたアナログスイッチ19bのゲートには、アナログスイッチ19b(1),19(2),19(3),…に対応して選択信号線32a,32b,32c,…がそれぞれ接続される。
各信号線12の他方の端には、2個ずつ異なる向きでダイオード34が接続される。図1では、ダイオード34aのアノード端子およびダイオード34bのカソード端子が信号線12(1)に接続され、ダイオード34cのアノード端子およびダイオード34dのカソード端子が信号線12(2)に接続され、ダイオード34eのアノード端子およびダイオード34fのカソード端子が信号線12(3)に接続されている。他の信号線についても、同様にダイオード34a乃至34fが接続される。これらダイオード34a乃至34fは、アレイ基板上の配線31a乃至31fにそれぞれ接続される。
走査線駆動回路18に接続された2本の制御信号線は、OLBパッド21a,21bにそれぞれ接続される。選択信号線32a乃至32cは、OLBパッド22a乃至22cにそれぞれ接続される。映像信号配線33(1),33(2),…33(n)は、OLBパッド23(1),23(2),…23(n)に接続される。補助容量線16は、OLBパッド24に接続される。アレイ基板上配線31a乃至31fは、OLBパッド25a乃至25fにそれぞれ接続される。
本液晶表示装置では、アレイ基板1の外部に、各駆動回路18,19に対して制御信号や選択信号を供給する外部駆動回路と、各信号線12に映像信号を供給する駆動ICを備えており、これら外部駆動回路および駆動ICはTABの技術によってOLBパッドに接続される。
次に、このように構成された液晶表示装置の検査方法について説明する。本検査方法は、各OLBパッドを通じて、アレイ基板上配線31と映像信号配線33との間に所定の電圧を印加し、そのときの電流を測定することにより、信号線12および映像信号配線33の断線や短絡の不良の有無を検出するようにしたものである。
まず、ダイオード34の基本的な機能について説明する。アレイ基板上配線31aには正常な信号線電位より高い電位が、同配線31bには正常な信号線電位より低い電位が印加される。従って、信号線電位が正常な場合には、2つのダイオード34a,34bはともにオフ状態となり、信号線12(1)および映像信号配線33(1)には電流は流れない。ここで、信号線12(1)に異常な電圧が発生した場合を考える。もし、信号線12(1)の電位が正常な電位よりも高くなると、ダイオード34aがオン状態となり、信号線12(1)とアレイ基板上配線31aの間に電流が流れる。この電流は信号線12(1)の電位が正常に戻り、アレイ基板上配線31aの電位より低くなるまで流れ続ける。逆に、信号線12(1)の電位が正常な電位よりも低くなると、ダイオード34bがオン状態となり、信号線12(1)とアレイ基板上配線31bの間に電流が流れる。この電流は信号線12(1)の電位が正常に戻り、アレイ基板上配線31bの電位より高くなるまで流れ続ける。以上の動作により、2つのダイオード34a,34bは、信号線12(1)に発生した異常な電圧をアレイ基板上配線31を通して外部に逃がすことにより、信号線12(1)を過電圧による破壊から保護している。他の信号線12(2),12(3),…12(3n)についても同様である。
続いて、信号線12および映像信号配線33について本検査方法によりOS検査を実施する場合について説明する。ここでは、まず信号線12(1)および映像信号配線33(1)を例にして説明する。アレイ基板上配線31aを用いる場合は、同配線の電位を正常な信号線電位より低くし、ダイオード34aをオン状態にし、映像信号配線33(1)からアレイ基板上配線31aまでの電流経路を確保する。そして、電圧源42a又は電圧源42gを用いて、OLBパッド23(1)とOLBパッド25aを通じて、映像信号配線33(1)とアレイ基板上配線31aの間に所定の電圧を印加する。このときの電流を電流計41a又は41gを用いて測定することにより、信号線12(1)または映像信号配線33(1)の断線や短絡の不良の有無を検出する。断線が生じている場合には、信号線12(1)および映像信号配線33(1)に流れる電流は小さいこととなるので、電流量によって断線の有無を検出する。また、隣接する信号線間あるいは映像信号配線間で短絡が生じている場合には、その隣接する信号線または映像信号配線に流れる電流は大きいこととなるので、その隣接する信号線に接続されたダイオードを介して電流を測定することで短絡の有無を検出する。また、アレイ基板上配線31bを用いる場合には、逆に、同配線の電位を正常な信号線電位より高くし、ダイオード34bをオン状態にして、OS検査を行う。他の信号線12(2),12(3),…12(3n)についても同様である。
本液晶表示装置では、信号線3本ずつに対して1本の映像信号配線33を接続し、3本の選択信号線32a乃至32cに供給される選択信号を制御することにより、3本のうちの1本の信号線を選択する。例えば、1水平走査期間において前半の1/3の期間では選択信号線32aをオン、選択信号線32b,32cをオフとし、信号線12(1),12(4),…12(3n-2)およびこれらに接続されている映像信号配線に所定の電圧を印加して、電流を測定する。その後の1/3の期間では選択信号線32bをオン、選択信号線32a,32cをオフとし、信号線12(2),12(5),…12(3n-1)およびこれらに接続されている映像信号配線に所定の電圧を印加して、電流を測定する。また、次の1/3の期間では選択信号線32cをオン、選択信号線32a,32bをオフとし、信号線12(3),12(6),…12(3n)およびこれらに接続されている映像信号配線に所定の電圧を印加し、電流を測定する。
このように、信号線3本ずつに対して1本の割合で設けた映像信号配線33をOLBパッド23に接続した構成とすることで、全ての信号線12についてOLBパッド23を設けた場合に比べて、OLBパッドの数を1/3にしている。
したがって、本実施の形態によれば、信号線3本ずつに対して1本の割合で映像信号配線33を設けるとともに、各信号線の他方の端に2個ずつ異なる方向でダイオード34を設けたことで、映像信号配線33、ダイオード34をOLBパッド23、25にそれぞれ接続した状態で、信号線と映像信号配線についてOS検査ができるようになるので、信号線と信号線駆動回路19の間にプロービング・パッドを設けることが不要となり、信号線駆動回路19の面積増大を招くことなく、p−Si型のアレイ基板について高精度のOS検査を行うことができる。
本実施の形態では、信号線12にダイオード34を介して接続されるアレイ基板上配線31を3本用意し、隣接する信号線12には異なるアレイ基板上配線31を接続することで、隣接する信号線12がつながる電源系が異なるようになって、隣接する信号線12が同電位の際にも検査精度を向上させることができる。
本実施の形態によれば、a−Si型のアレイ基板検査用のプローバを用いる必要がないので、設備投資の増大を招くことがなく、低精度かつ低価格のp−Si用プローバを用いてアレイ基板のOS検査を行うことができる。
本実施の形態によれば、ダイオード34がオン状態となるようにアレイ基板上配線31の電位を設定し、信号線12と映像信号配線33との間に電流経路を確保したことで、電流の測定によって不良の有無を検出するだけでなく、不良の種類が断線か短絡かを特定することが可能となり、検査精度を向上させることができ、もって不良のアレイ基板がセル製造工程へ流れることを確実に防止でき、無駄な製造コストを削減することができる。
本実施の形態によれば、信号線3本ずつに対して1本の割合で設けた映像信号配線33をOLBパッド23に接続し、選択信号により3本のうちの1本の信号線を選択可能な構成としたことで、全ての信号線12について1本ずつ映像信号配線33を設けた場合に比べて、OLBパッドの数が1/3になるので、OLBパッドに接続されるTABの数を大幅に削減でき、製造コスト、製品コストを削減することができる。
なお、本実施の形態においては、信号線3本ずつに対して1本の割合で映像信号配線33を設けることとしたが、信号線k本(kは3以上の整数)ずつに対して1本の割合で映像信号配線33を設けるようにしてもよい。この場合には、選択信号線もk本用意することとし、信号線k本ずつのうちの1本を選択できるようにする。kの数を増加した構成にすることによって、OLBパッド、TABの数をさらに削減することができる。
一実施形態における液晶表示装置の構成を示す回路図である。 上記液晶表示装置の構成を示す断面図である。 従来のp−Si型の液晶表示装置の構成を示す回路図である。 従来のa−Si型の液晶表示装置の構成を示す回路図である。 p−Si型とa−Si型のOLBパッドの相違をまとめた表である。
符号の説明
1…アレイ基板
2…対向基板
3…液晶層
4…対向電極
11…走査線
12…信号線
13…薄膜トランジスタ
14…画素電極
15…補助容量
16…補助容量線
18…走査線駆動回路
19…信号線駆動回路
19b…アナログスイッチ
21〜25…OLBパッド
31…アレイ基板上配線
32…選択信号線
33…映像信号配線
34…ダイオード
41…電流計
42…電圧源

Claims (4)

  1. 交差するように配線された複数の信号線および複数の走査線と、
    多結晶シリコンで形成された薄膜トランジスタを前記信号線と前記走査線の各交差部分に設けた画素と、
    前記複数の走査線の一方の端に接続された走査線駆動回路と、
    前記信号線の一方の端にk本(kは3以上の整数)ずつの信号線に対応して1本ずつ接続された映像信号配線とk本ずつの信号線のうちの1本を選択するための選択信号線とで形成される信号線駆動回路と
    各信号線毎に信号線の他方の端に2個ずつ異なる向きで接続されたダイオードと、
    前記信号線に前記ダイオードを介して接続される配線とをアレイ基板上に形成し、
    前記配線はk本あり隣接する前記信号線には異なる前記配線が接続されていることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 請求項1記載の液晶表示装置に対して、
    k本ずつの信号線のうちの1本を選択するための選択信号を前記選択信号線に印加するステップと、
    選択された信号線に接続されている映像信号配線と当該信号線に2個のダイオードを介してそれぞれ接続されている配線との間に所定の電圧を印加するステップと、
    信号線および映像信号配線に流れる電流を測定するステップと、
    を有することを特徴とする液晶表示装置の検査方法。
  3. 選択された信号線に接続されているダイオードがオン状態となるように、当該ダイオードに接続されている配線の電位を設定することを特徴とする請求項2記載の液晶表示装置の検査方法。
  4. 前記電流を測定するステップにおいて、隣接する信号線または映像信号配線に前記ダイオードを介して接続されているそれぞれの配線に流れる電流の大きさによって、当該信号線または当該映像信号配線の断線、あるいは隣接する信号線または映像信号配線との短絡を検出することを特徴とする請求項3記載の液晶表示装置の検査方法。
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