JP4458158B2 - 表示装置、表示方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、表示装置、表示方法、及びプログラムに関する。
近年、情報処理技術、及び通信技術の急速な発展に伴い、ネットワークを介して個々人が所有するコンテンツの共有利用が実現されるようになってきた。例えば、ユーザは、友人や家族と共に外出した際に撮影した写真や動画データ等をコンテンツ共有サーバにアップロードし、そのコンテンツ共有サーバ上のコンテンツを友人同士、或いは、家族全員で視聴することができる。こうした利用形態において、各ユーザは、アップロードされたコンテンツの撮影日時等を参考にして所望のコンテンツを閲覧したり、分類したりする。そのため、ユーザにとって、コンテンツ共有サーバ上のコンテンツが時系列に表示されることが好ましい。
通常、デジタルカメラやデジタルビデオカメラ等で撮影された写真や動画データには、その撮影日時、或いは、その撮影に関連する時間情報が記録される。そこで、こうした時間情報に基づいてコンテンツを時系列に表示する技術が開発された。例えば、下記の特許文献1には、写真等のコンテンツに含まれる時間情報、或いは、それに関連するコメント等の情報に基づいてサイクリックな時間概念を表現する技術が記載されている。当該技術は、例えば、春夏秋冬や朝昼夜等の周期性を有する時間概念を視覚的に表示する表示方法、及びその表示技術に特徴を有している。
特開2002−74322号公報
上記の特許文献1に記載された技術は、周期的な時間概念を見事に表現することができるため、写真では伝えきれない自然感覚を周期的な時間の流れを通じてユーザに想起させることができる点で大変優れている。しかしながら、複数のユーザが時間情報をキー情報にして、共有されたコンテンツを閲覧するようなケースにはあまり適していない。また、画面上に写真を平面的に並べる従来の方法では、高い俯瞰性を得られるものの、時間情報をキーにしたコンテンツ間の繋がりや、撮影日時の隔たりが分かり難い。
こうした問題に対し、例えば、撮影時間順に等間隔に写真を表示する方法や、撮影時間間隔に比例した間隔で写真を並べて表示する方法が考えられる。ところが、こうした方法を用いると、撮影していない時間帯が合間に含まれる場合に、その纏まりが分かり難くなる。そこで、撮影したコンテンツを所定の単位でグループ化して管理する方法も考えられる。例えば、写真をアルバム単位で管理しておくことで、アルバムを基に纏まりを把握しながら写真を閲覧することができる。しかしながら、複数のユーザが同じイベント等に参加して一緒に写真や動画等を撮影したとしても、ユーザ毎のアルバムで写真や動画等が管理されてしまうため、アルバムを意識せずに、複数ユーザの写真や動画等を共通して閲覧し難いという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、コンテンツを閲覧するユーザに対して時間基準に基づくコンテンツ間の纏まりを容易に認識させることが可能な、新規かつ改良された表示装置、表示方法、及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、所定の表示領域に複数のコンテンツを表示する表示装置が提供される。当該表示装置は、各前記コンテンツが有する時間情報に基づき、時間的に隣接する前記コンテンツ間の時間差を算出する時間差算出部と、前記所定の表示領域の奥行き方向に沿って前記時間差に応じた間隔で前記複数のコンテンツを表示するコンテンツ表示部とを備えることを特徴とする。
上記のように、前記時間差算出部は、各前記コンテンツが有する時間情報に基づき、時間的に隣接する前記コンテンツ間の時間差を算出する。前記コンテンツ表示部は、前記所定の表示領域の奥行き方向に沿って前記時間差に応じた間隔で前記複数のコンテンツを表示する。かかる構成により、時間基準で把握されるコンテンツ間の纏まりを直感的に把握することが可能になる。
また、前記コンテンツ表示部は、前記複数のコンテンツが複数のグループに分けられている場合に、前記グループ間で共通の時間軸を基準にして、グループ毎に設けられた前記所定の表示領域の奥行き方向に沿って各前記グループに対応する複数のコンテンツを表示してもよい。かかる構成により、異なるグループのコンテンツについて、グループの区分を把握しつつ、グループを横断して閲覧することができるため、時間基準で把握されるコンテンツの纏まりをグループ毎に把握することが可能になる。
また、前記表示装置は、前記コンテンツの重心位置を算出する重心位置算出部をさらに備えていてもよい。そして、前記コンテンツ表示部は、前記重心位置算出部により算出された前記コンテンツの重心位置と、前記所定の表示領域の重心位置とが一致するように当該コンテンツを表示してもよい。かかる構成により、表示領域の形状が不定形であっても、各表示領域の好適な位置にコンテンツを表示することが可能になる。
また、前記コンテンツ表示部は、前記時間差が所定値より大きい場合、当該時間差に応じた間隔よりも短い間隔で前記コンテンツを表示してもよい。かかる構成により、時間的に間延びして表示されるコンテンツをより見易い表示にすることが可能になる。
また、前記コンテンツ表示部は、前記時間差が所定値より小さい場合、当該時間差に応じた間隔よりも長い間隔で前記コンテンツを表示してもよい。かかる構成により、時間的に密に表示されるコンテンツをより見易い表示にすることが可能になる。
また、前記コンテンツ表示部は、前記時間差が大きいものほど前記コンテンツの大きさを小さく表示してもよい。かかる構成により、各表示領域に表示されるコンテンツが遠近的な表現で表示されるため、より直感的に時間情報を把握できるようになる。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、所定の表示領域に複数のコンテンツを表示するための表示方法が提供される。当該表示方法は、各前記コンテンツが有する時間情報に基づき、時間的に隣接する前記コンテンツ間の時間差が算出される時間差算出ステップと、前記時間差に応じた間隔で前記所定の表示領域の奥行き方向に沿って前記複数のコンテンツが表示されるコンテンツ表示ステップとを含むことを特徴とする。
上記のように、前記時間差算出ステップでは、各前記コンテンツが有する時間情報に基づき、時間的に隣接する前記コンテンツ間の時間差が算出される。前記コンテンツ表示ステップでは、前記時間差に応じた間隔で前記所定の表示領域の奥行き方向に沿って前記複数のコンテンツが表示される。かかる構成により、時間基準で把握されるコンテンツ間の纏まりを直感的に把握することが可能になる。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、所定の表示領域に複数のコンテンツを表示する機能をコンピュータに実現させるためのプログラムが提供される。当該プログラムは、各前記コンテンツが有する時間情報に基づき、時間的に隣接する前記コンテンツ間の時間差を算出する時間差算出機能と、前記時間差に応じた間隔で前記所定の表示領域の奥行き方向に沿って前記複数のコンテンツを表示するコンテンツ表示機能とをコンピュータに実現させるためのプログラムである。
上記のように、前記時間差算出機能は、各前記コンテンツが有する時間情報に基づき、時間的に隣接する前記コンテンツ間の時間差を算出する。前記コンテンツ表示機能は、前記時間差に応じた間隔で前記所定の表示領域の奥行き方向に沿って前記複数のコンテンツを表示する。かかる構成により、時間基準で把握されるコンテンツ間の纏まりを直感的に把握することが可能になる。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、表示形式が変更される際に、表示領域が変形する間、各表示領域内に表示されたコンテンツ間の位置関係をユーザが継続的に認識し続けられるようなグラフィカルユーザインターフェースが提供される。当該グラフィカルユーザインターフェースは、コンテンツが表示される表示領域の形状変形方法に関し、一の方向に延伸した略矩形の第1形状と、画面内の基準点から放射状に延伸した一対の境界線で区画される第2形状との間で変形される際に、前記第1形状の表示領域を形成する隣接した一対の曲折部と前記基準点とが一致し、当該第1形状の表示領域を形成する他の曲折部と前記基準点以外の前記境界線の端部とが一致するように前記表示領域が変形されるものである。尚、上記で「一致」と表現したが、ユーザが視覚的に一致していると認識できる程度であれば僅かに離隔していたとしても、実質的に一致していると看做せる。そのため、こうした場合も上記の技術的範囲に属する。
また、前記グラフィカルユーザインターフェースは、前記第1形状の表示領域と前記第2形状の表示領域との間で変形される際に、画面内に設定された所定の中心点を基準にして、当該中心点と前記曲折部との間の距離変化が極小になるような軌跡で前記曲折部を移動されてもよい。また、前記基準点に一致するように移動される前記一対の曲折部と、前記基準点と異なる境界線の端部に一致するように移動される前記他の曲折部とで、異なる中心点が設定されていてもよい。さらに、前記グラフィカルユーザインターフェースは、画面中心を基準として、前記曲折部がどの象限に位置するかに応じて、前記曲折部の移動軌跡を決定するための中心点が切り替えられてもよい。
また、前記第1形状の表示領域には、複数のコンテンツが前記一の方向に沿って時系列で配置されていてもよく、当該表示領域が前記第2形状に変形される場合、画面の奥行き方向に沿って時系列で配置されるように当該各コンテンツの表示位置が変更されてもよい。さらに、前記第1形状の表示領域で前記一の方向に沿って配置されたコンテンツ間の距離関係と、前記第2形状の表示領域で前記画面の奥行き方向に沿って配置されたコンテンツ間の距離関係とが対応するように前記各コンテンツの表示位置が変更されてもよい。
上記のグラフィカルユーザインターフェースを適用すると、第1形状と第2形状との間で表示領域の形状が変化する際に、各表示領域に表示されるコンテンツ間の位置関係がシームレスに変化する。そのため、ユーザは、表示領域の形状が変化したとしても、注目しているコンテンツ又はコンテンツ群の位置関係を視覚的に追うことができる。その結果、ユーザは、表示領域の形状変化の前後で、コンテンツの時間情報に応じて時系列で配置されたコンテンツの時間的な関連性を見失う事が無くなり、時間基準に基づくコンテンツ間の纏まりを認識し続けることができるようになる。
以上説明したように本発明によれば、コンテンツを閲覧するユーザに対して時間基準に基づくコンテンツ間の纏まりを容易に認識させることが可能になる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<第1実施形態>
本発明に係る第1実施形態について説明する。本実施形態は、複数のコンテンツが時間基準で所定方向に配列される際に、そのコンテンツが取得された時間情報に基づいてコンテンツ間の配置間隔が調整されることで、ユーザに対して時間基準の纏まり感を認識させる技術に特徴を有する。以下では、説明の都合上、写真の場合を例に挙げて説明するが、本実施形態に係る技術が適用可能なコンテンツはこれに限定されない。例えば、各種の静止画、動画像、或いは、音楽コンテンツのアイコンや他のサムネイル画像等もその対象に含まれる。
[システム構成]
まず、図1を参照しながら、本実施形態に係るコンテンツ共有システム1000のシステム構成について説明する。図1は、本実施形態に係るコンテンツ共有システム1000のシステム構成を示す説明図である。
図1に示すように、コンテンツ共有システム1000は、複数の情報処理装置100、300、400と、データベースサーバ200とにより構成される。複数の情報処理装置100、300、400、及びデータベースサーバ200は、ネットワーク932を介して接続されている。尚、ネットワーク932は、片方向接続の通信網であっても、双方向接続の通信網であってもよいし、さらに、LAN(Local Area Network)等の局所通信網であっても、インターネット等の広域通信網であってもよい。
情報処理装置100、300、400は、ユーザ端末の一例である。例えば、情報処理装置100には、キーボードやマウス等の入力デバイス106、108が接続されている。また、情報処理装置100には、表示画面150を有する表示部102が接続されている。従って、情報処理装置100は、表示部102に対してコンテンツや当該コンテンツに関する情報等を表示させるための表示制御装置の一例でもある。
また、情報処理装置300は、例えば、撮像装置302が接続可能であり、当該撮像装置302で撮影された写真データを取得することができる。さらに、情報処理装置300は、ネットワーク932を介してデータベースサーバ200に接続されており、撮像装置302で撮影された写真をデータベースサーバ200にアップロードすることが可能である。同様に、情報処理装置400には、例えば、撮像装置402が接続可能であり、当該撮像装置402で撮像された動画データや静止画データ等を取得することができる。さらに、情報処理装置400は、ネットワーク932を介してデータベースサーバ200に接続されており、撮像装置402で撮像された動画データや静止画データ等をデータベースサーバ200にアップロードすることが可能である。
データベースサーバ200は、データベース202に接続されており、情報処理装置100、300、400によりアップロードされた写真、動画データ、静止画データ等のコンテンツをデータベース202に格納することができる。但し、データベース202は、データベースサーバ200の内部又は外部に設置された記憶装置により構成される。また、データベースサーバ200は、データベース202に格納されたコンテンツを情報処理装置100、300、400から閲覧できるように公開することができる。
さらに、データベースサーバ200は、複数の情報処理装置100、300、400間でデータベース202に格納されたコンテンツを共有させる機能を提供することもできる。そのため、情報処理装置100は、例えば、情報処理装置300のユーザが撮影した写真を閲覧したり、或いは、情報処理装置400のユーザが撮像した動画を再生することが可能になる。さらに、情報処理装置100、300、400は、データベースサーバ200に同時にアクセスし、各情報処理装置(100、300、400)のユーザがアップロードしたコンテンツを同時に閲覧することができる。
もちろん、ユーザは、他のユーザがアクセスする時間帯とは関係無く、データベースサーバ200にアップロードされたコンテンツを任意の時間帯に閲覧してもよい。尚、データベースサーバ200に代えて、情報処理装置100、300、400がデータベースサーバ200の機能を提供してもよい。また、情報処理装置100は、情報処理装置300、400が有する機能の一部又は全部を有していてもよい。このように、コンテンツ共有システム1000は、ユーザ間でコンテンツを共有して利用できる構成を有していれば足り、具体的な利用形態に応じて、適宜、そのシステム構成を変更可能である。
以上、本実施形態に係るコンテンツ共有システム1000のシステム構成について簡単に説明した。上記の通り、コンテンツ共有システム1000は、情報処理装置100、300、400等のユーザ端末からデータベースサーバ200で管理される共有コンテンツを閲覧したり、取得したり、或いは、各共有コンテンツに関する情報を交換したりする機能をユーザに提供するものである。
以下、情報処理装置100に注目して説明するが、本実施形態に係る技術はこれに限定されない。図1は、説明の都合上、例示的に記載されたシステム構成であって、情報処理装置100、300、400、及びデータベースサーバ200の形態も、これに限定されない。情報処理装置100、300、400として、例えば、携帯電話、ゲーム機、情報家電、携帯端末、カメラやビデオカメラ等の撮像装置自体、デジタルテレビ、録画再生機器等、種々の電子機器を採用することが可能である。
[情報処理装置100(表示制御装置)]
次に、図2を参照しながら、本実施形態に係る情報処理装置100の機能構成について説明する。図2は、本実施形態に係る情報処理装置100の機能構成を示す説明図である。尚、情報処理装置100は、表示部102にコンテンツを表示するための表示制御装置の一例である。従って、情報処理装置100は、表示部102に表示されるコンテンツの表示方法やグラフィカルユーザインターフェースの動作方法等を制御する手段を提供するものである。
図2に示すように、情報処理装置100は、主に、通信部112と、コンテンツ取得部114と、コンテンツ配列部116と、時間差算出部118と、重心位置算出部120と、表示位置設定部122と、明度調整部124と、コンテンツ表示部126と、操作インターフェース128と、表示形式切替部130とにより構成される。
(通信部112)
通信部112は、ネットワーク932を介してデータベースサーバ200、及び他の情報処理装置300、400との間で通信するための手段である。例えば、通信部112は、共有されたコンテンツに関する情報をデータベースサーバ200、又は他の情報処理装置300、400から取得することができる。以下、データベース202に格納されたコンテンツに関するデータがデータベースサーバ200から取得されるケースのみを例示するが、上記の通り、本実施形態に係る通信部112の機能構成はこれに限定されない。
また、データベースサーバ200に接続されたデータベース202には、共有されるコンテンツが格納されたコンテンツデータベース212と、当該コンテンツに関連するコメントが格納されたコメントデータベース214とが含まれるものとする。この場合、通信部112は、コンテンツデータベース212に格納されたコンテンツをデータベースサーバ200から取得したり、さらに、コメントデータベース214からコンテンツに関連するコメントを取得することができる。通信部112は、取得したコンテンツをコンテンツ取得部114に入力する。同様に、通信部112は、取得したコメントをコメント表示部132に入力する。
(コンテンツ取得部114)
コンテンツ取得部114は、通信部112を介してデータベースサーバ200からコンテンツを取得する手段である。コンテンツ取得部114は、例えば、他の情報処理装置300、400のユーザがデータベースサーバ200にアップロードしたコンテンツを取得することができる。このとき、コンテンツは、ユーザ単位でグループ化されていてもよい。コンテンツが写真である場合、各ユーザにより撮影された複数の写真がアルバムとして管理される場合が多いため、コンテンツ取得部114は、アルバム単位で複数の写真を取得してもよい。もちろん、コンテンツは、任意の単位でグループ化されていてもよい。コンテンツ取得部114は、取得したコンテンツをコンテンツ配列部116、重心位置算出部120、コンテンツ表示部126に入力する。
(コンテンツ配列部116)
コンテンツ配列部116は、コンテンツ取得部114により取得されたコンテンツを時間基準で並べ替える手段である。例えば、コンテンツ配列部116は、各コンテンツの取得日時に基づき、コンテンツ取得部114により取得された複数のコンテンツを取得日時が新しい順又は古い順に配列することができる。また、コンテンツ配列部116は、コンテンツ取得部114により取得されたコンテンツがグループ化されていた場合であっても、そのグループに関係無く全てのコンテンツを時間基準で配列する。
コンテンツが写真の場合、例えば、時間情報として撮影日時が参照される。通常、写真データには、EXIF領域と呼ばれるメタデータの格納領域が設けられており、この領域に撮影日時の情報が記録されている。そのため、コンテンツ配列部116は、各写真データに付与された撮影日時の情報を参照し、時間基準で写真を配列することが可能になる。もちろん、EXIF領域とは関係無く、別途、撮影日時の情報が写真データに関連付けて保存されていてもよい。この場合、コンテンツ配列部116は、別途保存された撮影日時を参照し、写真を配列することができる。
尚、コンテンツが動画データの場合も同様にメタデータとして記録された撮影日時を基準にして配列されてもよいし、別途記録された撮影日時の情報に基づいて配列されてもよい。他のコンテンツに関しても、その取得日時等の時間情報に基づいて配列されうる。時間情報としては、例えば、上記のような撮影日時や取得日時の他、コンテンツの作成日時や変更日時、或いは、ユーザにより設定された任意の時間情報が対象となり得る。また、上記では時間情報を「日時」と表現したが、例えば、「日」「時」「週」「月」「年」「秒」「分」等の他の時間単位でもよいし、これらの組み合わせでもよい。コンテンツ配列部116は、時間基準で配列したコンテンツの情報を時間差算出部118に入力する。
(時間差算出部118)
時間差算出部118は、コンテンツ配列部116により時間基準で配列されたコンテンツについて、隣接するコンテンツの間にある時間情報の差分(以下、単に時間差と表現する場合がある。)を算出する手段である。つまり、時間差算出部118は、時間的に隣接するコンテンツ間の撮影時間差や取得時間差等を算出する。上記の例のようにコンテンツが写真の場合、時間差算出部118は、時間的に隣接する写真間の撮影日時の差分を計算することができる。尚、時間差算出部118は、コンテンツがグループ化されていても、コンテンツ配列部116により配列された順序を基準としてコンテンツ間の時間差を算出する。時間差算出部118は、算出したコンテンツ間の時間差情報を表示位置設定部122に入力する。
(重心位置算出部120)
重心位置算出部120は、コンテンツ取得部114により取得された各コンテンツの重心位置を算出する手段である。例えば、コンテンツが写真の場合、重心位置算出部120は、写真に含まれる被写体の顔検出や構図解析等の技術を用いて写真の重心位置を算出する。重心位置算出部120は、算出された各コンテンツの重心位置情報を表示位置設定部122に入力する。
(表示位置設定部122)
表示位置設定部122は、時間差算出部118により算出されたコンテンツ間の時間差情報と、重心位置算出部120により算出された各コンテンツの重心位置情報とに基づいて各コンテンツの表示位置を設定する手段である。まず、表示位置設定部122は、画面内の所定方向に時間軸を設定又は想定し、各コンテンツの時間情報に基づいて各コンテンツが配置される時間軸上の位置を設定する。尚、表示位置設定部122は、コンテンツがグループ化されている場合であっても、一の時間軸を基準として全てのコンテンツの位置を設定する。但し、表示位置設定部122は、一の時間軸を基準として位置を設定するものの、各コンテンツをグループ毎に区別できるような表示設定にすることができる。
表示位置設定部122は、例えば、時間軸を画面の奥行き方向、或いは、画面に平行な水平面上の一方向に設定することができる。時間軸が画面の奥行き方向に設定される場合、表示位置設定部122は、透視図法等の技術に基づいてコンテンツの大きさやコンテンツが配置される位置を決定し、時間軸上で3次元的な距離感を表現することができる。一方、時間軸が画面に平行な水平面上の一方向に設定される場合、表示位置設定部122は、コンテンツ間の時間差に応じて、表示されるコンテンツ間の間隔を設定する。
上記の通り、表示位置設定部122は、コンテンツの時間情報を基準として時間軸上の配置を決定し、コンテンツ間の時間差に応じて時間軸上の距離を設定している。しかしながら、コンテンツ間の時間差が非常に大きい場合に、表示が間延びしてしまい、時間基準におけるコンテンツの纏まり感が表現され難い。一方で、短い時間内に多数のコンテンツが集中した場合に、各コンテンツの内容が視認し難くなってしまう。また、時間軸が画面の奥行き方向に設定される場合、時間差が大きくなると、コンテンツの大きさが小さくなり過ぎてコンテンツの内容を視認し難くなってしまう。一方、時間軸が画面に平行な水平面上の一方向に設定される場合、時間差が大きくなると、表示領域に収まらず、そもそもコンテンツ間の時間的な関係を視認することすら難しくなる。
そこで、表示位置設定部122は、コンテンツ間の時間差が所定値以上の場合、当該コンテンツに関する時間軸上の間隔を短く設定する。つまり、表示位置設定部122は、時間差が所定値よりも大きい場合、その時間差基準で設定される時間軸上の間隔よりも短い間隔に設定する。同様に、表示位置設定部122は、コンテンツ間の時間差が所定値以下の場合、当該コンテンツに関する時間軸上の間隔を長く設定してもよい。つまり、表示位置設定部122は、時間差が所定値よりも小さい場合、その時間差基準で設定される時間軸上の間隔よりも長い間隔に設定してもよい。
さらに、表示位置設定部122は、コンテンツが表示される表示領域の形状に適合するように、当該表示領域内でコンテンツが表示される位置を設定することができる。例えば、表示位置設定部122は、コンテンツが表示される表示領域の重心位置と、重心位置算出部120により算出された各コンテンツの重心位置とが一致するように、表示領域内でコンテンツが表示される位置を設定することができる。このように、表示領域の重心位置とコンテンツの重心位置とを一致させることで、表示領域の形状がコンテンツの形状と大きく異なっていても、コンテンツの内容が視認し易くなる。表示位置設定部122は、各コンテンツについて、時間軸上の位置に関する情報を明度調整部124、及びコンテンツ表示部126に入力する。
(明度調整部124)
明度調整部124は、表示位置設定部122により設定された時間軸上の位置に応じて、各位置で表示されるコンテンツの明度を調整する手段である。上記の通り、画面の奥行き方向に時間軸が設定された場合、画面の手前に表示されるコンテンツとの間の時間差が大きいコンテンツは、奥行き方向に沿って遠くの位置に表示される。つまり、その距離が大きくなるにつれ、コンテンツの大きさが小さくなるように表示される。こうした奥行き方向の距離感をより強調するため、明度調整部124は、奥行き方向に向かって暗くなるように、奥行き方向の距離に応じてコンテンツの明度を調整する。明度調整部124は、各コンテンツの明度に関する情報をコンテンツ表示部126に入力する。
(コンテンツ表示部126)
コンテンツ表示部126は、表示位置設定部122により設定された時間軸上の位置情報、及び明度調整部124による調整後の明度に関する情報に基づいてコンテンツ取得部114により取得されたコンテンツを表示部102に表示させる手段である。
例えば、コンテンツ表示部126は、表示部102の画面上にグループ毎の表示領域を区画し、各表示領域にグループ毎のコンテンツを表示することができる。このとき、コンテンツ表示部126は、各表示領域について、表示位置設定部122により設定された時間軸上の位置情報に基づいて画面の奥行き方向にコンテンツが配置されるように表示させる。また、コンテンツ表示部126は、奥行き方向の距離に応じた明度でコンテンツを表示させる。尚、コンテンツ表示部126により表示される具体的な画面構成、及び表示制御方法については後段において詳述する。
ところで、コンテンツ表示部126は、コンテンツデータベース212に解像度の異なるコンテンツが格納されている場合、小さく表示されるコンテンツ、又は他のコンテンツの背後に隠れるように表示されるコンテンツ等について、比較的低解像度のコンテンツを選択して表示することができる。例えば、同じ被写体を互いに異なる解像度で撮影した複数の写真がコンテンツデータベース212に登録されている場合、コンテンツ表示部126は、時間軸上で遠方に位置する写真(小さく表示される写真)や、他の写真の背面に配置される写真に比較的低解像度で撮影された写真を表示することができる。その結果、使用されるメモリ量が低減されると共に、描画処理が高速化される。
(操作インターフェース128)
操作インターフェース128は、キーボードやマウス等の入力デバイス106、108によるユーザの入力操作を中継する手段である。例えば、画面上に表示されたグラフィカルユーザインターフェースの操作や表示形式の切り替え操作等のユーザ操作は、操作インターフェース128を介して表示形式切替部130に入力される。その他のユーザ操作についても、操作インターフェース128を介して情報処理装置100の各構成要素に入力される。
(表示形式切替部130)
表示形式切替部130は、表示部102に表示されるコンテンツ表示画面の構成を切り替える手段である。例えば、表示形式切替部130は、コンテンツが配置される時間軸の方向を画面の奥行き方向と、画面に平行な水平面上の一方向との間で切り替えることができる。また、表示形式切替部130は、コンテンツ表示画面の構成をシームレスに切り替えるための切り替え処理を実行する手段でもある。この切り替え処理に関する表示形式切替部130の機能構成等については後段において詳述する。
(コメント表示部132)
コメント表示部132は、通信部112を介してデータベースサーバ200から取得したコメントを表示部102に表示させる手段である。また、コメント表示部132は、コメントを入力するためのコメント入力インターフェースを表示部102に表示してもよい。さらに、コメント表示部132は、コメントが表示される表示領域、及びコンテンツとコメントとの関係を示すオブジェクトを表示部102に表示させる。
以上、本実施形態に係る情報処理装置100の機能構成について説明した。上記の通り、本実施形態に係る情報処理装置100は、コンテンツの時間情報に基づいて複数のコンテンツを時間基準で表示する点に1つの特徴を有する。また、情報処理装置100は、時間基準で表示されるコンテンツ間の表示間隔を時間差に応じて設定する際に、時間差に所定の閾値を設けて表示間隔を調整する点に1つの特徴を有する。さらに、情報処理装置100は、グループ化されたコンテンツであっても、全てのコンテンツについて時間差を算出し、その時間差に基づいて一つの時間軸を基準とする表示位置の設定をする点に1つの特徴がある。以下、コンテンツが写真である場合を例に挙げ、より具体的に説明する。
[表示位置の設定方法]
次に、図3を参照しながら、本実施形態に係る表示位置の設定方法について説明する。図3は、本実施形態に係る表示位置の設定処理の流れを示す説明図である。尚、図3は、写真の場合を例に挙げているが、他種類のコンテンツの場合もほぼ同様の処理によって本実施形態に係る表示位置の設定処理を実現することが可能である。
図3に示すように、まず、コンテンツ取得部114によりアルバム数が取得される(S102)。次いで、全てのアルバムの写真が読み込まれたか否かが判断される(S104)。全てのアルバムが読み込まれていない場合、情報処理装置100は、ステップS106の処理に進行する。一方、全てのアルバムが読み込まれた場合、情報処理装置100は、ステップS108の処理に進行する。ステップS106において、コンテンツ取得部114は、未だ読み込まれていないアルバムの写真を読み込み(S106)、ステップS104の処理に進行する。
ステップS108において、コンテンツ配列部116は、各写真の撮影時刻に基づいて全ての写真を時系列に並べる(S108)。次いで、時間差算出部118は、先頭から2番目に位置する写真に注目する(S110)。次いで、時間差算出部118は、注目した写真と、その前に位置する写真との間の撮影時刻差を算出する(S112)。次いで、表示位置設定部122は、時間差算出部118により算出された撮影時刻差が所定値よりも大きいか否かを判断する(S114)。撮影時間差が所定値よりも大きい場合、情報処理装置100は、ステップS116の処理に進行する。一方、撮影時間差が所定値よりも小さい場合、情報処理装置100は、ステップS118の処理に進行する。
ステップS116において、表示位置設定部122により撮影時刻差が蓄積(加算)されて蓄積量として保持され(S116)、ステップS118の処理に進行する。ステップS118において、表示位置設定部122により撮影時刻差の蓄積量が、その写真のオフセット量として保存される(S118)。次いで、情報処理装置100は、次の写真が存在するか否かを判断する(S120)。次の写真が存在する場合、情報処理装置100は、ステップS122の処理に進行する。一方、次の写真が存在しない場合、情報処理装置100は、表示位置の設定処理を終了する。
但し、次の写真とは、注目した写真よりも時間的に後に位置する写真のことを意味する。ステップS122において、時間差算出部118は、次の写真に注目し(S122)、ステップS112の処理に進行する。ステップS112からステップS120の間の処理は、時間軸上に全ての写真が配置されるまで繰り返される。
上記の説明を補足する。既に述べた通り、各写真は、撮影時刻差に応じて時間軸上の位置が設定される。しかし、撮影時刻差が所定値よりも大きい写真は、例えば、「撮影時刻差=所定値(又は、撮影時刻差<所定値)」に相当する時間軸上の位置に設定される。このような補正処理を加えると、時間軸上に表示されるコンテンツ間の距離と実際の撮影時間差とが乖離するため、この補正処理に応じた表示画面の調整が必要になる。そこで、補正処理がされた写真の撮影時刻差に関するオフセット値を保持しておき、表示画面の調整を行う際に利用できるようにしている。
以上、本実施形態に係る表示位置の設定方法について説明した。上記の通り、本実施形態に係る表示位置の設定方法を適用すると、撮影時間差が所定値よりも大きい写真は、その前に位置する写真との間の時間軸上の間隔が短く調整される。ステップS114の処理を変更することで、撮影時間差が所定値よりも小さい写真について時間軸上の間隔を長く調整することも可能である。
[具体的な表示画面構成1]
次に、図4を参照しながら、本実施形態に係る情報処理装置100により実現される具体的な表示画面構成の一例について説明する。図4は、本実施形態に係る具体的な表示画面構成の一例を示す説明図である。尚、以下の説明において、この表示形式をピザビューと呼ぶ場合がある。この表示形式において、時間軸は、画面の奥行き方向に設定される。つまり、表示されるコンテンツの大きさや表示位置等により透視図法等の立体表示手法に基づいて距離感が表現され、時間軸に沿った奥行き方向への距離が規定される。
図4には、表示部102の表示画面150に表示されるグラフィカルユーザインターフェースの一例が示されている。図4に示すように、表示画面150は、主に、コンテンツ表示領域152と、コメント表示領域154と、コメント追加ボタン156とにより構成される。
(コンテンツ表示領域152)
コンテンツ表示領域152は、その中心付近を基準点にして放射状に延伸した複数の境界領域160で区画された複数の表示領域により形成される。これらの表示領域は、それぞれグループ毎に割り当てられている。
図4の例では、ユーザ毎に写真がグループ化されているものとして、各ユーザ用の領域(user1用領域、user2用領域、user3用領域、user4用領域、user5用領域)が表示されている。ユーザ用の領域には、それぞれ、写真(T1、T2、T3、T4、T5)が表示されている。この写真Ti(i=1〜5)には、撮影時刻が比較的新しい順にインデックスiの小さい符号Tiが付されている。従って、写真T5よりも写真T1の方が時間軸上の手前の位置に表示されている。
さらに、各写真の周囲には、コンテンツ枠162が設けられている。このコンテンツ枠162は、その写真が属するグループの固有色で表示される。例えば、user1のグループがオレンジ色の場合、そのグループに属する写真のコンテンツ枠162がオレンジ色で表示される。また、コメントが付された写真(T1)には、コメントオブジェクト164が付される。このコメントオブジェクト164は、例えば、図4に示すような吹き出し形状のオブジェクトであってもよい。
境界領域160には、各領域がどのユーザに割り当てられたものかが明確になるようにuser1、user2等の表示がされている。これらの境界領域160で囲まれたコンテンツ表示領域152の中央付近には、基準時刻表示領域158が表示されている。この基準時刻表示領域158には、時間軸上の最も手前に位置する基準時刻が表示されている。さらに、境界領域160には、表示形式を切り替えるための表示切替タブ166が付されている。この表示切替タブ166がクリックされると、後述する他の表示形式に切り替わる。
(コメント表示領域154、コメント追加ボタン156)
コメント表示領域154には、各ユーザにより記入されたコメントが表示される。図4の例では、複数のユーザ(user1、user2、user3、user4、user5)によるコメントが表示されている。これらのコメントは、コンテンツ表示領域152に表示された写真に対して付されたものであってもよいし、他のユーザとの間の自由なコミュニケーションのために書き込まれたコメントであってもよい。但し、コメントが写真に対して付されたものである場合、コンテンツ表示領域152に表示された写真にコメントオブジェクト164が表示される。
これらのコメントは、ネットワーク932を介して他のユーザと共有されている。つまり、コメント表示領域154に記入されたコメントは、ネットワーク932を介してデータベースサーバ200に伝達され、データベース202のコメントデータベース214に蓄積される。そのため、各ユーザは、情報処理装置300、400等を用いてコメントデータベース214から他のユーザのコメントを共有されたコメントとして閲覧できる。また、コメントが表示された領域の枠は、そのコメントが付された写真のコンテンツ枠162と同じ色で表示される。さらに、コメントが表示された領域がクリックされることで、そのコメントが付された写真の撮影時刻に基準時刻が変更される。
コメント追加ボタン156は、コメント表示領域154にコメントを追加するためのボタンである。例えば、コメント追加ボタン156が押下されると、コメントを入力するためのテキスト入力画面が表示される。ユーザは、そのテキスト入力画面に所望のコメントを記入することにより、コメント表示領域154にコメントを追加することができる。また、ユーザは、例えば、コンテンツ表示領域152に表示された写真を指定した上でコメントを追加することにより、その指定した写真にコメントを付することができる。
(ユーザ操作による表示制御方法について)
ここで、上記の表示構成を念頭に置きつつ、図4を参照しながら、ユーザ操作による表示制御方法について簡単に説明する。
ピザビューでは、コンテンツ表示領域152に表示された写真の選択操作、及び基準時刻表示領域158に表示された基準時刻の変更操作が可能である。これらの操作には、キーボードやマウス等の入力デバイス106、108が用いられる。
例えば、マウスポインタがコンテンツ表示領域152に表示された写真をポイントすると、その写真のコンテンツ枠162の色彩又は明度等が変化し、その写真がポイントされたことが視覚的に表現される。さらに、その写真がポイントされた状態でマウスによりクリックされると、そのクリックされた写真が選択され、その選択された写真が前面に表示される。このとき、前面に表示された写真の撮影時刻で基準時刻が更新され、基準時刻表示領域158に表示される基準時刻、及びコンテンツ表示領域152に表示される写真の位置が変更される。
また、キーボードの上下キーが操作された場合にも、基準時刻表示領域158に表示される基準時刻が更新される。さらに、基準時刻表示領域158の周囲に形成されたジョグダイアル168がマウスポインタで操作された場合にも、基準時刻表示領域158に表示される基準時刻が更新される。もちろん、これらの操作による基準時刻の変更に応じて、コンテンツ表示領域152に表示される写真の位置も更新される。
例えば、ジョグダイアル168が時計の12時方向を基準に右方向に回転されると基準時刻が進行し、逆に、12時方向を基準に左方向に回転されると基準時刻が後退する。但し、ジョグダイアル168が回転されている間、基準時刻の進行又は後退が進み続ける。つまり、基準時刻の自動送り機能を有している。この機能は、例えば、マウスの右クリックに割り当てられており、トグル動作で送りの開始及び停止が制御される。また、時間軸上に配置された最後の写真に対応する時刻まで移動すると、開始時刻に戻るように設定されていてもよい。また、ジョグダイアル168が大きく回転されるほど、単位時間当りの進み具合が大きくなる。
以上、本実施形態に係る具体的な表示画面構成の一例について説明した。上記のように、本実施形態に係る表示画面は、例えば、複数のグループの表示領域が個別に設けられており、各グループに属するコンテンツが同時に表示されるような構成を有する。また、全ての表示領域に表示されるコンテンツが共通の時間軸上に配置されているため、全ての表示領域に表示されるコンテンツの表示が時間情報に基づいて対応付けられている。
つまり、一つの基準時刻が指定されると、例えば、その基準時刻に一致する時間軸上の位置が画面の最前面に表示され、その位置を基準とした時間軸上の距離に応じて、奥行き方向に距離感が表現されたコンテンツが表示される。その結果、ユーザは、グループ分けされたコンテンツに対して、各コンテンツのグループ属性を把握しつつ、全てのコンテンツに関する時間基準の纏まり感を容易に認識することができるようになる。
こうした表示画面構成は、複数のユーザが共通の行動過程で取得されたコンテンツを共有する場合等において非常に有用である。例えば、複数のユーザが共通のイベントに参加した際に撮影した写真を共有する場合、各ユーザは、他のユーザの写真を同時に閲覧したいと思うであろう。また、複数のユーザが行動を共にしていた場合等において、各ユーザは、ある時点で他のユーザが撮影した写真を同時に閲覧したいと思うであろう。これまで知られているコンテンツ閲覧方法では、アルバム間を横断して全ての写真を表示し、さらに、アルバムの区別を認識しつつ、その時間的な纏まりを把握することが困難であった。上記の通り、本実施形態は、こうした課題を効果的に解消しているのである。
[具体的な表示画面構成2]
次に、図5を参照しながら、本実施形態に係る他の具体的な表示画面構成について説明する。図5は、本実施形態に係る他の具体的な表示画面構成の一例を示す説明図である。以下の説明において、図5の表示画面構成(表示形式)のことをタイムラインビューと呼ぶことがある。尚、図5に示す表示画面構成は、後述するように、図4に示した表示画面構成からシームレスに遷移される。
図5に示すように、タイムラインビューにおける表示画面150は、主に、コンテンツ表示領域152と、コメント表示領域154と、コメント追加ボタン156とにより構成されている。ピザビューとの主な相違点は、コンテンツ表示領域152の表示形式である。そこで、コンテンツ表示領域152に係る相違点を中心に説明する。
(コンテンツ表示領域152)
この表示形式において、表示画面150の右向き方向をz軸、上向き方向をy軸、奥行き方向を−x軸と表現する。また、時間軸がz軸方向に設定されており、写真は、z軸方向に沿って表示される。但し、図5に示したように、z軸の方向は、右向き方向であるが、やや傾斜した方向に設定されている。このように、写真が配列される方向は、表示画面150内の任意の一方向に設定することが可能である。
ピザビューの場合と同様に写真がグループ毎に分けられている。このグループ毎の区分を表現するために、タイムラインビューでは、コンテンツ表示領域152のy軸方向に表示領域が並置される。図5の例では、ユーザ毎にグループ分けされているため、ユーザ毎に写真が表示される表示領域が形成される。そのため、図5に示すように、コンテンツ表示領域152には、ユーザ毎の表示領域を区画するための境界領域160がy軸方向に並置されている。また、最上段に表示された境界領域160には、表示形式を切り替えるための表示切替タブ166が設けられている。
この表示形式を用いると、ユーザは、ピザビューに比べて比較的広い時間範囲で写真の纏まりを把握することができる。例えば、比較的短い時間内に撮影された複数の写真が重なるように纏まって表示されるため、ユーザは、図5に表示したコンテンツグループPGのような写真の纏まりを容易に把握することができる。但し、時間軸上で、所定値よりも短い時間内に多数の写真が集中してしまう場合、集中した写真の一部又は全部をz軸方向に分散させてもよい。このように分散して配置することで俯瞰性がより向上する。
さて、図5に例示したタイムラインビューの場合、基準時刻BTは、コンテンツ表示領域152の上部に表示されている。また、図5には、z軸方向に伸びた時間軸における基準時刻の位置を示すために基準線BLを記載した。尚、実際の表示画面には、基準時刻BT、コンテンツグループPGを示す枠線、及び基準線BLが表示されていなくてもよい。タイムラインビューでは、基準線BLの位置と時間軸とが連動しており、基準時刻BTが変更されると、その基準時刻BTに対応する時間軸上の位置が基準線BLに一致するように写真の表示位置が更新される。つまり、基準時刻BTが変更されると、z軸方向に流れるように写真の位置が変更される。
(ユーザ操作による表示制御方法について)
ここで、上記の表示構成を念頭に置きつつ、図5を参照しながら、ユーザ操作による表示制御方法について簡単に説明する。
タイムラインビューでは、コンテンツ表示領域152に表示された写真の選択操作、及び基準時刻BTの変更操作が可能である。これらの操作には、キーボードやマウス等の入力デバイス106、108が用いられる。例えば、マウスにより写真がポイントされると、ポイントされた写真の周囲に枠が表示され、その写真が前面に浮かび上がる。このとき、ポイントされた写真の周囲に表示される枠の色は、その写真が属するグループに固有の色であってもよい。また、ポイントされた写真がマウスでクリックされると、クリックされた写真が選択されると共に、その選択された写真の撮影時刻に基準時刻BTが更新される。そして、更新された基準時刻BTを基準に全ての写真の表示位置が変更される。尚、基準時刻BTは、例えば、キーボードの左右キーの操作に応じて変更可能である。
以上、本実施形態に係る具体的な表示画面構成の一例について説明した。図4を参照しながら説明したピザビューの場合と同様に、本実施形態に係る表示画面は、例えば、複数のグループの表示領域が個別に設けられており、各グループに属するコンテンツが同時に表示されるような構成を有する。また、全ての表示領域に表示されるコンテンツが共通の時間軸上に配置され、基準時刻を中心に表示されているため、全ての表示領域に表示されるコンテンツの表示が時間情報に基づいて対応付けられている。
つまり、一つの基準時刻が指定されると、例えば、その基準時刻に一致する時間軸上の位置が画面の中心に表示され、その位置を基準とした時間軸上の距離に応じてx軸方向にコンテンツが表示される。その結果、ユーザは、グループ分けされたコンテンツに対して、各コンテンツのグループ属性を把握しつつ、全てのコンテンツに関する時間基準の纏まり感を容易に認識することができるようになる。
[表示形式の切り替え方法]
上記の通り、本実施形態に係る情報処理装置100は、既に説明したピザビュー、及びタイムラインビューという特徴的な2つの表示形式を実現することができる。各表示形式単独でも格別な効果が得られるが、本実施形態に係る情報処理装置100は、これらの表示形式をシームレスに切り替える手段(表示形式切替部130)を有している。そのため、ユーザは、利用形態に応じて両表示形式を切り替えることができる。以下、表示形式切替部130の機能構成について、より詳細な説明を加える。
(表示形式切替部130の機能構成)
まず、図6を参照しながら、表示形式切替部130の詳細な機能構成について説明する。図6は、表示形式切替部130の詳細な機能構成を示す説明図である。
図6に示すように、表示形式切替部130は、主に、領域変形部1302と、変形中心設定部1304と、カメラ位置移動部1306と、コンテンツ位置移動部1308とにより構成される。
(領域変形部1302)
領域変形部1302は、境界領域160により区画されるグループ毎の表示領域(以下、表示区画)を変形する手段である。領域変形部1302は、例えば、図4に示すようなピザビューと、図5に示すようなタイムラインビューとの間で各表示区画の形状を変形する。但し、領域変形部1302は、表示形式の変形処理に際してユーザが表示区画の対応関係を見失わないようにシームレスに変形する点に特徴がある。そこで、この変形方法について、以下でより詳細に説明する。
(変形中心設定部1304)
変形中心設定部1304は、領域変形部1302により表示区画が変形される際に、その変形処理の基準となる変形中心を設定する手段である。例えば、変形中心設定部1304は、図10に示すように、コンテンツ表示領域152の中心部、各象限の中心部、或いは、所定の視覚効果を想定してコンテンツ表示領域152の所定位置に変形中心を設定する。このとき、変形中心設定部1304は、表示区画の形状を規定するための複数の点又はベクトル等の各々を区別して複数の変形中心を設定してもよい。
(表示区画の変形方法について)
以下、図7、図8、図9、図10を適宜参照しながら、本実施形態に係る表示区画の変形方法について説明する。
まず、図7を参照する。図7には、タイムラインビューにおける複数の表示区画(A)、及び、これに対応するピザビューにおける複数の表示区画(B)が模式的に示されている。ここで、タイムラインビューにおける点(a,b,c,d)で規定された一つの表示区画(B1)に注目し、ピザビューにおける点(e,f,g,h)又は点(e,h,k)で規定された表示区画(B2、B2’)に変形する方法を例に挙げて説明する。もちろん、本実施形態に係る表示区画の変形方法は、これに限定されるものではない。
領域変形部1302は、例えば、矩形の表示区画(B1)を規定するために点a,bの位置ベクトルp1,p2、及び、点a,bを始点として点c,dを終点とするベクトルv1,v2の情報を保持している。そして、領域変形部1302は、位置ベクトルp1,p2、及びベクトルv1,v2を所定の規則に則って変化させ、所望の表示区画(B2,B2’)に一致するように表示区画を変形する。
まず、図8を参照しながら、タイムラインビューにおける点(a,b,c,d)で規定された表示区画(B1)をピザビューにおける点(e,h,k)で規定された表示区画(B2’)に変形する方法について説明する。
まず、領域変形部1302は、位置ベクトルp1,p2が点eを終点とする位置ベクトルに一致するように滑らかに位置ベクトルp1,p2を変化させる。また、領域変形部1302は、ベクトルv1が点eを始点として点kを終点とするベクトルに一致するようにベクトルv1を滑らかに変化させる。さらに、領域変形部1302は、ベクトルv2が点eを始点として点hを終点とするベクトルに一致するようにベクトルv2を滑らかに変化させる。位置ベクトルp1,p2を変化させる処理、及びベクトルv1,v2を変化させる処理は、ステップS202、S204に示すように滑らかに連続して実行される。
次に、図9を参照しながら、タイムラインビューにおける点(a,b,c,d)で規定された表示区画(B1)をピザビューにおける点(e,f,g,h)で規定された表示区画(B2)に変形する方法について説明する。
まず、領域変形部1302は、位置ベクトルp1,p2が点eを終点とする位置ベクトルに一致するように滑らかに位置ベクトルp1,p2を変化させる。また、領域変形部1302は、ベクトルv1が点eを始点として点hを終点とするベクトルに一致するようにベクトルv1を滑らかに変化させる。その際、領域変形部1302は、ベクトルv1と始点を同じくするベクトルv3を規定し、このベクトルv3が点eを始点として点gを終点とするベクトルに一致するようにベクトルv3を滑らかに変化させる。
さらに、領域変形部1302は、ベクトルv2が点eを始点として点fを終点とするベクトルに一致するようにベクトルv2を滑らかに変化させる。位置ベクトルp1,p2を変化させる処理、及びベクトルv1,v2,v3を変化させる処理は、ステップS212、S214に示すように滑らかに連続して実行される。
上記の図8、及び図9に例示したように、各ベクトルが滑らかに変化することで表示区画がスムーズに変形される。尚、ピザビューからタイムラインビューに表示形式が変更される場合には、上記の処理が逆順で実行されることにより、スムーズな表示区画の変形が実現される。このとき、図9に例示したベクトルv3は、ベクトルv1に一致するように変形される。また、領域変形部1302は、各ベクトルを変化させる際、直線的に変化させてもよいが、所定の規則に従って非直線的に変化させてもよい。非直線的な変化の仕方として、例えば、次のような方法がある。
ここで、図10を参照する。図10には、中心を原点にして各象限に区画されたコンテンツ表示領域152が模式的に描画されている。また、コンテンツ表示領域152には、変形中心設定部1304により、複数の変形中心(変形中心1、変形中心2、変形中心3)が設定されている。変形中心1は、例えば、コンテンツ表示領域152の中心付近に配置される。また、変形中心2、及び変形中心3は、例えば、各象限の中心付近に配置される。領域変形部1302は、これらの変形中心を用いてベクトルを非直線的に変化させることができる。
例えば、領域変形部1302は、位置ベクトルp1,p2を変化させる場合、変形中心1と位置ベクトルp1,p2が示す位置との間の距離変化が最小になるように、位置ベクトルp1,p2を変化させる。一方、ベクトルv1,v2(,v3)を変化させる場合、領域変形部1302は、ベクトルv1,v2(,v3)の終点位置がコンテンツ表示領域152の中でどの象限に位置するかを判断する。
例えば、ベクトルv1,v2(,v3)の終点位置が第1象限(右上)に位置する場合に、領域変形部1302は、変形中心3とベクトルv1,v2(,v3)の終点位置との間の距離変化が最小になるように、ベクトルv1,v2(,v3)を変化させる。同様に、ベクトルv1,v2(,v3)の終点位置が第4象限(右下)に位置する場合に、領域変形部1302は、変形中心2とベクトルv1,v2(,v3)の終点位置との間の距離変化が最小になるように、ベクトルv1,v2(,v3)を変化させる。
但し、領域変形部1302は、上記のように、各ベクトルの終点が位置する象限を基準に変形中心を選択してもよいし、或いは、単純にコンテンツ表示領域152の上側/下側、又は右側/左側等の基準に基づいて変形中心を選択してもよい。上記の方法に基づいて各ベクトルが変形されると、図13に示すように、表示区画の全体で扇の開閉動作と似た変形動作が実現される。以上説明したように、領域変形部1302、及び変形中心設定部1304により、各表示区画が変形される。
(カメラ位置移動部1306)
再び図6を参照する。カメラ位置移動部1306は、コンテンツの表示位置が変更される際に、その表示位置の決定基準になる視点(以下、カメラ)の方向、及び位置を移動する手段である。特に、カメラ位置移動部1306は、個々の表示区画についてカメラの方向、及び位置を移動させる。
コンテンツ表示領域152に表示されるコンテンツは、表示区画毎に形成された仮想的な立体空間上に配置されているものと考えることができる。そして、各表示区画には、所定の方向を向いたカメラから観察される仮想的な立体空間上に配置されたコンテンツの一側面が表示されているものと考えることができる。もちろん、2次元的な画面上に立体的にコンテンツが表示される場合、例えば、透視図法等の立体表現技法が用いられるが、こうした表現技法自体は、情報処理装置100の演算機能を利用して実現可能である。
上記のような考えに基づくと、カメラ位置を移動して視点を変更することは、画面上に表現されるコンテンツの見え方を変更していることになる。例えば、カメラ位置移動部1306によるカメラ位置の移動処理は、その移動方向、及び移動位置に応じて各表示区画内に表示されるコンテンツの見え方を変更していることになる。逆に、コンテンツの位置や向き等が変更されると、カメラ位置が移動したことになる。つまり、コンテンツの位置や向き等を変更することでユーザの視点を変更するのと実質的に同等の処理が実現される。より具体的には、カメラ位置移動部1306は、移動したカメラから観察されるイメージを表示区画に表示されるコンテンツに反映する処理を実行する。
(コンテンツ位置移動部1308)
コンテンツ位置移動部1308は、コンテンツの表示位置を移動させる手段である。コンテンツ位置移動部1308は、カメラ位置移動部1306によりコンテンツの表示イメージが変更された後、各コンテンツの位置関係を調整する。例えば、コンテンツ位置移動部1308は、一の表示形式で複数コンテンツの完全な重積表示を避けるためにずらして表示していた場合、そのズレを元に戻したり、他の表示形式での重積表示を避けるためにずらして表示したりする。また、コンテンツ位置移動部1308は、カメラ位置移動部1306により移動されたカメラ位置に正対するようにコンテンツの向きを変更する。
(コンテンツの移動方法について)
以下、カメラ位置とコンテンツの表示イメージとの関係を具体的に示しながら、カメラ位置移動部1306、及びコンテンツ位置移動部1308によるコンテンツの移動方法について説明する。
まず、図11、及び図12を参照しながら、タイムラインビュー、及びピザビューにおけるコンテンツとカメラとの位置関係について説明する。尚、図4、図5との整合性を考慮し、コンテンツが写真である場合を例に挙げて説明する。
図11は、一の表示区画に対応する仮想的な立体空間(x,y,z)を表現したものである。但し、x軸、y軸、z軸の方向は、図5に示したコンテンツ表示領域152の方向に対応する。また、図11(A)は、−y方向に沿って仮想空間内に配置された写真を観察した場合のイメージを示している。一方、図11(B)は、−z方向に沿って仮想空間内に配置された写真を観察した場合のイメージを示している。タイムラインビューの場合、図11(A)(B)に示すように−x方向に向けてカメラ(以下、カメラT)が設置されているものとする。
図12は、一の表示区画に対応する仮想的な立体空間(x,y,z)を表現したものである。但し、x軸、y軸、z軸の方向は、図4に示したコンテンツ表示領域152の方向(奥行き方向をz軸)に対応する。また、図12(A)は、−x方向に沿って仮想空間内に配置された写真を観察した場合のイメージを示している。一方、図12(B)は、−y方向に沿って仮想空間内に配置された写真を観察した場合のイメージを示している。ピザビューの場合、図12(A)(B)に示すようにz方向に向けてカメラ(以下、カメラP)が設置されているものとする。
上記のようなカメラと写真との間の位置関係を踏まえ、タイムラインビューからピザビューへと表示形式を変更する方法について説明する。但し、ピザビューからタイムラインビューへと表示形式を変更する方法についても同様の方法で実現される。
まず、カメラ位置移動部1306は、−x方向を向いていたカメラをz方向に移動させる。上記の通り、実際は、カメラ位置移動部1306は、コンテンツの位置を移動させる際に基準となる視点の位置を変更している。つまり、カメラ位置移動部1306は、x−y面が表示画面150の正面を向くようにy軸の周りに表示画面を90度回転しているのである。また、図11、図12を対比して参照すると分かる通り、カメラTの位置からカメラPの位置に視点を移動すると、カメラTの位置に正対していた写真は側面しか観察されなくなる。そこで、コンテンツ位置移動部1308は、各写真がカメラPに正対するように写真の向きをy軸の周りに90度回転する。
このとき、y方向、又はx方向にずらして表示されていた写真は、コンテンツ位置移動部1308により元の位置に移動される。また、z軸方向に重積して表示される写真のうち、後方に位置する写真が前方に位置する写真に被覆されないように、前方又は後方に位置する写真の位置が調整される。尚、これらの移動/調整処理は、同時に実行されてもよい。また、カメラ位置移動部1306、及びコンテンツ位置移動部1308による処理は同時進行されてもよい。
以上、本実施形態に係る表示形式切替部130の機能構成、及び表示形式の切り替え方法について説明した。上記の表示形式の切り替え処理は、コンテンツ表示領域152に表示された表示切替タブ166がクリックされることで実行される。尚、表示形式の切り替え処理の前後で基準時刻が継承される。また、表示形式の切り替え過程における表示画面構成は、図13のようになる。図13に示すように、基準時刻表示領域158がフェードアウトされ、各境界領域160の位置や形状等が変更される。しかしながら、各表示区画と、そこに表示されるコンテンツとの位置関係が維持されるため、ユーザは、時間基準でコンテンツの纏まりを自然に把握し続けることができる。
<第2実施形態>
次に、本発明に係る第2実施形態について説明する。但し、上記の第1実施形態と実質的に同一の機能構成を有する構成要素については詳細な説明を省略する。本実施形態は、上記の第1実施形態に係る情報処理装置100が有する機能の一部をWebアプリケーションとして提供する点で第1実施形態と相違する。つまり、本実施形態に係る技術を用いる場合、上記の各表示形式に係る機能構成、及び表示形式間の遷移処理に係る機能構成は、主にアプリケーションサーバ上で実行される。
[システム構成]
まず、図14を参照しながら、本実施形態に係るコンテンツ共有システム2000のシステム構成について説明する。図14は、本実施形態に係るコンテンツ共有システム2000のシステム構成を示す説明図である。
図14に示すように、コンテンツ共有システム2000は、主に、データベースサーバ200と、複数の情報処理装置300、400と、アプリケーションサーバ500とにより構成される。データベースサーバ200には、その内部又は外部に設けられた記憶装置内に構築されたデータベース202が接続されている。また、情報処理装置300は、Webブラウザ312を備えている。
(アプリケーションサーバ500)
アプリケーションサーバ500は、上記の第1実施形態に係る情報処理装置100が有する機能の一部をWebアプリケーションとして提供するための手段である。従って、アプリケーションサーバ500の機能構成は、図2に示した情報処理装置100の機能構成と実質的に同一である。但し、操作インターフェース128等によるユーザ入力は、通信部112を介して入力される情報処理装置300等からの操作信号に置換される。また、コンテンツ表示部126による表示処理、及びコメント表示部132による表示処理は、通信部112を介して情報処理装置300等のWebブラウザ312に表示させる処理に置換される。尚、アプリケーションサーバ500の機能をデータベースサーバ200に内蔵させてもよい。
[具体的な表示画面構成]
ここで、図15を参照しながら、情報処理装置300が有するWebブラウザ312に表示される具体的な表示画面構成について簡単に説明する。図15は、本実施形態に係る表示画面構成の一例を示す説明図である。
図15に示すように、Webブラウザ312には、グループ毎に区画された複数の領域を有するブラウザ表示領域314が表示される。図15の例では、ユーザ毎にグループが設けられており、各ユーザ用の領域が表示されている。また、この例では、複数のコメント表示領域(C1,C2、C3)がユーザ用領域に重積表示されている。さらに、各ユーザ用領域には、コンテンツとして写真(Pict1、Pict2、Pict3、Pict4、Pict5)が表示されている。
このWebアプリケーションにおいて、ユーザは、写真の選択操作、及び基準時刻(非図示)の変更操作等を実行することができる。その操作には、情報処理装置300に接続されたマウス等が利用される。例えば、マウスにより写真がクリックされると、そのクリックされた写真が選択され、その選択された写真の撮影時刻に基準時刻が設定されて、その基準時刻とほぼ同じ撮影時刻の写真が前面に表示される。また、Webブラウザ312上に表示される操作オブジェクト(非図示)が操作されると、基準時間の送り/戻し処理が実行される。さらに、所定の操作により、自動送り機能が提供される。
以上、本発明の第2実施形態について説明した。上記のように、Webアプリケーションの形式で機能が実現されることにより、ユーザは、特別なアプリケーションをユーザ端末にインストールする必要が無くなり、より簡単に利用することができるようになる。
以上説明した通り、上記の各実施形態に係る技術を適用すると、グループ毎に分けて管理されているコンテンツであっても、容易にグループ間でコンテンツを対比させながら閲覧することができる。また、ビザビューのように、奥行き方向に時間軸を設定して遠近感を利用した表示にすることで、時間的な遠近感が直感的に把握できるようになる。さらに、自動送り機能を利用して表示制御させることで、ピザビューの場合、情景が走馬灯のように流れるような表示となり、コンテンツを取得した際の思い出がよりリアルに想起できるようになる。他にも、コメントが共有されていることにより、共有コンテンツをキーとしたコミュニケーションツールとしての活用が期待できる。例えば、写真に付されたコメントを閲覧して楽しむだけでなく、コメントをブックマークのように活用して、コメント内容に基づいて写真を検索したり、写真だけでは得られない情報をコメントで取得するといった活用法が期待できる。
[ハードウェア構成(情報処理装置)]
上記装置が有する各構成要素の機能は、例えば、当該機能を実現するためのプログラムを用いて、図16に示すハードウェア構成を有する情報処理装置により実現することが可能である。図16は、上記装置の各構成要素が有する機能を実現することが可能な情報処理装置のハードウェア構成を示す説明図である。
図16に示すように、前記の情報処理装置は、主に、CPU(Central Processing Unit)902と、ROM(Read Only Memory)904と、RAM(Random Access Memory)906と、ホストバス908と、ブリッジ910と、外部バス912と、インターフェース914と、入力部916と、出力部918と、記憶部920と、ドライブ922と、接続ポート924と、通信部926とにより構成される。
CPU902は、例えば、演算処理装置又は制御装置として機能し、ROM904、RAM906、記憶部920、又はリムーバブル記録媒体928に記録された各種プログラムに基づいて各構成要素の動作全般又はその一部を制御する。ROM904は、例えば、CPU902に読み込まれるプログラムや演算に用いるデータ等を格納する。RAM906は、例えば、CPU902に読み込まれるプログラムや、そのプログラムを実行する際に適宜変化する各種パラメータ等を一時的又は永続的に格納する。これらの構成要素は、例えば、高速なデータ伝送が可能なホストバス908によって相互に接続されている。また、ホストバス908は、例えば、ブリッジ910を介して比較的データ伝送速度が低速な外部バス912に接続されている。
入力部916は、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、スイッチ、及びレバー等の操作手段である。また、入力部916は、赤外線やその他の電波を利用して制御信号を送信することが可能なリモートコントロール手段(所謂、リモコン)であってもよい。なお、入力部916は、上記の操作手段を用いて入力された情報を入力信号としてCPU902に伝送するための入力制御回路等により構成されている。
出力部918は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma DisplayPanel)、又はELD(Electro−Luminescence Display)等のディスプレイ装置、スピーカ、ヘッドホン等のオーディオ出力装置、プリンタ、携帯電話、又はファクシミリ等、取得した情報を利用者に対して視覚的又は聴覚的に通知することが可能な装置である。
記憶部920は、各種のデータを格納するための装置であり、例えば、ハードディスクドライブ(HDD;Hard Disk Drive)等の磁気記憶デバイス、半導体記憶デバイス、光記憶デバイス、又は光磁気記憶デバイス等により構成される。
ドライブ922は、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体928に記録された情報を読み出し、又はリムーバブル記録媒体928に情報を書き込む装置である。リムーバブル記録媒体928は、例えば、DVDメディア、Blu−rayメディア、HD−DVDメディア、コンパクトフラッシュ(CF;CompactFlash)(登録商標)、メモリースティック、又はSDメモリカード(Secure Digital memory card)等である。もちろん、リムーバブル記録媒体928は、例えば、非接触型ICチップを搭載したICカード(Integrated Circuit Card)、又は電子機器等であってもよい。
接続ポート924は、例えば、USB(Universal Serial Bus)ポート、IEEE1394ポート、SCSI(Small Computer System Interface)、RS−232Cポート、又は光オーディオ端子等のような外部接続機器930を接続するためのポートである。外部接続機器930は、例えば、プリンタ、携帯音楽プレーヤ、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、又はICレコーダ等である。
通信部926は、ネットワーク932に接続するための通信デバイスであり、例えば、有線又は無線LAN(Local Area Network)、Bluetooth(登録商標)、又はWUSB(Wireless USB)用の通信カード、光通信用のルータ、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)用のルータ、又は各種通信用のモデム等である。また、通信部926に接続されるネットワーク932は、有線又は無線により接続されたネットワークにより構成され、例えば、インターネット、家庭内LAN、赤外線通信、可視光通信、放送、又は衛星通信等である。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記の説明において、ユーザ毎のグループを例示して説明したが、本発明に係る実施の形態としては、これに限定されない。例えば、部署単位や会社単位、或いは、地域単位やサークル単位等でグループ化されていてもよい。さらに、これらのグループは、各コンテンツに静的に割り当てられたもの以外にも、写真等のコンテンツに付属するメタデータを用いて動的に生成されたグループであってもよい。尚、本発明に係る技術を適用可能なコンテンツには、上記の説明中に例示した写真の他、動画等の視覚的に表示可能なあらゆるコンテンツが含まれる。
本発明の一実施形態に係るコンテンツ共有システムのシステム構成を示す説明図である。 同実施形態に係る表示制御装置の機能構成を示す説明図である。 同実施形態に係る表示方法の流れを示す説明図である。 同実施形態に係る表示画面の一例を示す説明図である。 同実施形態に係る表示画面の一例を示す説明図である。 同実施形態に係る表示形式切替部の機能構成を示す説明図である。 同実施形態に係る表示領域の変形方法を示す説明図である。 同実施形態に係る表示領域の変形方法を示す説明図である。 同実施形態に係る表示領域の変形方法を示す説明図である。 同実施形態に係る表示領域の変形方法を示す説明図である。 同実施形態に係る表示領域の変形方法を示す説明図である。 同実施形態に係る表示領域の変形方法を示す説明図である。 同実施形態に係る表示画面の一例を示す説明図である。 本発明の第2実施形態に係るコンテンツ共有システムのシステム構成を示す説明図である。 同実施形態に係る表示画面の一例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係るハードウェア構成例を示す説明図である。
符号の説明
1000、2000 コンテンツ共有システム
100 情報処理装置
102 表示部
106、108 入力デバイス
112 通信部
114 コンテンツ取得部
116 コンテンツ配列部
118 時間差算出部
120 重心位置算出部
122 表示位置設定部
124 明度調整部
126 コンテンツ表示部
128 操作インターフェース
130 表示形式切替部
1302 領域変形部
1304 変形中心設定部
1306 カメラ位置移動部
1308 コンテンツ位置移動部
132 コメント表示部
150 表示画面
152 コンテンツ表示領域
154 コメント表示領域
156 コメント追加ボタン
158 基準時刻表示領域
160 境界領域
162 コンテンツ枠
164 コメントオブジェクト
166 表示切替タブ
168 ジョグダイアル
200 データベースサーバ
202 データベース
212 コンテンツデータベース
214 コメントデータベース
300、400 情報処理装置
302、402 撮像装置
312 Webブラウザ
314 ブラウザ表示領域
500 アプリケーションサーバ
932 ネットワーク
BT 基準時刻
BL 基準線
PG コンテンツグループ
C1、C2、C3 コメント表示領域

Claims (6)

  1. 所定の表示領域に複数のコンテンツを表示する表示装置であって、
    各前記コンテンツが有する時間情報に基づき、時間的に隣接する前記コンテンツ間の時間差を算出する時間差算出部と、
    前記所定の表示領域の奥行き方向に沿って前記時間差に応じた間隔で前記複数のコンテンツを表示するコンテンツ表示部と、
    前記コンテンツ表示部が表示する複数のコンテンツの重心位置を算出する重心位置算出部と、
    を備え、
    前記コンテンツ表示部は、
    前記複数のコンテンツが複数のグループに分けられている場合に、前記グループ間で共通の時間軸を基準にして、グループ毎に設けられた前記所定の表示領域の奥行き方向に沿って各前記グループに対応する複数のコンテンツを表示するとき、前記重心位置算出部により算出された当該複数のコンテンツの重心位置と、前記所定の表示領域の重心位置とが一致するように当該複数のコンテンツを表示する、表示装置。
  2. 前記コンテンツ表示部は、前記時間差が所定値より大きい場合、当該時間差に応じた間隔よりも短い間隔で前記コンテンツを表示する、請求項に記載の表示装置。
  3. 前記コンテンツ表示部は、前記時間差が所定値より小さい場合、当該時間差に応じた間隔よりも長い間隔で前記コンテンツを表示する、請求項に記載の表示装置。
  4. 前記コンテンツ表示部は、前記時間差が大きいものほど前記コンテンツの大きさを小さく表示する、請求項に記載の表示装置。
  5. 所定の表示領域に複数のコンテンツを表示するための表示方法であって、
    各前記コンテンツが有する時間情報に基づき、時間的に隣接する前記コンテンツ間の時間差が算出される時間差算出ステップと、
    前記時間差に応じた間隔で前記所定の表示領域の奥行き方向に沿って前記複数のコンテンツが表示されるコンテンツ表示ステップと、
    前記コンテンツ表示ステップで表示される複数のコンテンツの重心位置を算出する重心位置算出ステップと、
    を含み、
    前記コンテンツ表示ステップでは、
    前記複数のコンテンツが複数のグループに分けられている場合に、前記グループ間で共通の時間軸を基準にして、グループ毎に設けられた前記所定の表示領域の奥行き方向に沿って各前記グループに対応する複数のコンテンツが表示されるとき、前記重心位置算出ステップで算出された当該複数のコンテンツの重心位置と、前記所定の表示領域の重心位置とが一致するように当該複数のコンテンツが表示される、表示方法。
  6. 所定の表示領域に複数のコンテンツを表示する機能をコンピュータに実現させるためのプログラムであって、
    各前記コンテンツが有する時間情報に基づき、時間的に隣接する前記コンテンツ間の時間差を算出する時間差算出機能と、
    前記時間差に応じた間隔で前記所定の表示領域の奥行き方向に沿って前記複数のコンテンツを表示するコンテンツ表示機能と、
    前記コンテンツ表示機能が表示する複数のコンテンツの重心位置を算出する重心位置算出機能と、
    をコンピュータに実現させるためのプログラムであり、
    前記コンテンツ表示機能は、
    前記複数のコンテンツが複数のグループに分けられている場合に、前記グループ間で共通の時間軸を基準にして、グループ毎に設けられた前記所定の表示領域の奥行き方向に沿って各前記グループに対応する複数のコンテンツを表示するととき、前記重心位置算出機能により算出された当該複数のコンテンツの重心位置と、前記所定の表示領域の重心位置とが一致するように当該複数のコンテンツを表示する、プログラム。
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