JP4457975B2 - ガラス母材の製造方法 - Google Patents

ガラス母材の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4457975B2
JP4457975B2 JP2005156008A JP2005156008A JP4457975B2 JP 4457975 B2 JP4457975 B2 JP 4457975B2 JP 2005156008 A JP2005156008 A JP 2005156008A JP 2005156008 A JP2005156008 A JP 2005156008A JP 4457975 B2 JP4457975 B2 JP 4457975B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gripping
base material
glass base
gripping member
glass
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005156008A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006327898A (ja
Inventor
充 高城
利巳 幅崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP2005156008A priority Critical patent/JP4457975B2/ja
Publication of JP2006327898A publication Critical patent/JP2006327898A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4457975B2 publication Critical patent/JP4457975B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B23/00Re-forming shaped glass
    • C03B23/04Re-forming tubes or rods
    • C03B23/047Re-forming tubes or rods by drawing
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B37/00Manufacture or treatment of flakes, fibres, or filaments from softened glass, minerals, or slags
    • C03B37/01Manufacture of glass fibres or filaments
    • C03B37/012Manufacture of preforms for drawing fibres or filaments
    • C03B37/01205Manufacture of preforms for drawing fibres or filaments starting from tubes, rods, fibres or filaments
    • C03B37/01225Means for changing or stabilising the shape, e.g. diameter, of tubes or rods in general, e.g. collapsing
    • C03B37/0124Means for reducing the diameter of rods or tubes by drawing, e.g. for preform draw-down

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Geochemistry & Mineralogy (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
  • Manufacture, Treatment Of Glass Fibers (AREA)

Description

本発明はガラス母材の製造方法に係り、例えばガラス母材を下方向に延伸しながら切断することにより、連続して延伸加工を行うことができるガラス母材の製造方法に関するものである。
従来より、母材の下方の端部をチャック等の把持部材により把持し、このチャックを下方向に移動させることにより母材を延伸させている光ファイバの延伸方法が知られている。この延伸方法では、母材の延伸が完了するまで母材からチャックを外されない。(例えば特許文献1参照)
一方、近年のガラス母材の製造方法では、切り取り式と呼ばれるタイプがある。この切り取り式の製造方法では、複数のチャックを用いてガラス母材を複数箇所で把持し、チャックが下まで移動したらチャックのつかみ替えを行う。すなわち、延伸されたガラスを把持しているチャックを解除し、このチャックを上方向に移動させて延伸途中や延伸開始のところのガラスを把持するようにつかみ替える。この上下往復移動およびつかみ替えを繰返しながらガラス母材を製造していく。
なお、短い延伸ガラスを製造するときには、カッターを用い、カッターを延伸速度と同じ速度に制御して延伸したガラスを切断する。このため、延伸工程をストップさせることなく切断作業が行え、チャックのつかみ替え(把持/解除)を何度も行うことができるので連続してガラス母材の製造を行うことができるという利点がある(例えば特許文献2参照)。
特開平8−40741号公報(図1) 特開2005−15278号公報(図1)
ところで、特許文献2に開示されているような切り取り式のガラス母材の製造方法では、つかみ替えの際にチャックが母材や延伸ガラスを確実に把持したことを検知するために、把持検知装置が設けられている。この把持検知装置はバネ機構及びリミットスイッチが用いられているため、延伸された母材のサイズが異なると、チャックの把持時及び解除時に、延伸されている母材に対して延伸する方向(下方向)と直交する方向(横方向)に外力が作用し、延伸したガラスを移動させて屈曲させる場合があるという不都合がある。
すなわち、図7(A)に示すように、延伸前の当初ガラス母材101を延伸用加熱炉102に通して上端をAチャック103で把持するとともに、下端部をCチャック105で把持する。そして、延伸用加熱炉102によりガラス母材101の下端部所定位置を加熱溶融するとともに、Cチャック105を降下させて延伸を開始する。なお、Bチャック104は開放状態である。
次いで、図7(B)に示すように、Cチャック105が所定位置まで降下すると、図7(C)に示すように、Bチャック104により溶融されたガラス母材106を把持する。このとき、Bチャック104の把持に先立って、Bチャック104に設けられているガラス母材106を検出する検出センサ104aがバネの力によりガラス母材106に押し付けられるので、Cチャック105で把持されている位置を始点としてガラス母材106が図7(C)中矢印A方向に回動して、加熱溶融部分PAにずれを生じる。そして、図7(D)に示すように、検出センサ104aがガラス母材106を検出した後、Bチャック104がガラス母材106を把持すると、ガラス母材106は図7(D)中矢印B方向に押されて正規の位置に押し戻されるので、加熱溶融部PBに逆向きのずれを生じる。これを繰り返すことにより、ガラス母材106には所定間隔で屈曲部が発生することになる。
本発明の目的は、ガラス母材を屈曲させることなく連続して製造することができるガラス母材の製造方法を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明にかかるガラス母材の製造方法は、ガラス母材の延伸加工中に延伸されたガラス母材の把持部を把持具により把持する把持工程と、前記把持具を介し前記ガラス母材の延伸を継続する継続延伸工程とを有するガラス母材の製造方法であり、前記把持部近傍における前記延伸されたガラス母材の延伸方向に垂直な面内の面内位置を非接触の検出器で検出する把持位置検出工程を有し、前記把持具は、前記延伸されたガラス母材を把持する第1の把持部材と第2の把持部材とを有し、前記把持工程では、前記面内位置に関する情報に基づき、前記延伸されたガラス母材に対する前記把持具全体の相対位置を調整し、その後、前記第1の把持部材と前記第2の把持部材により前記把持部を把持し、前記把持工程で、前記第1の把持部材が前記延伸されたガラス母材に接触し、前記第1の把持部材に作用する圧力を検知する歪みゲージあるいはロードセルが所定の把持力を検知した時点で、前記第1の把持部材と前記第2の把持部材の把持のための移動を停止することを特徴とする。
このように構成されたガラス母材の製造方法においては、ガラス母材を把持具によりつかみ替えながら継続延伸する際に、非接触の検出器によりガラス母材の延伸方向に垂直な面内における面内位置を検出し、この面内位置に基づいて把持具の第1の把持部材および第2の把持部材を移動させてガラス母材を把持する。このため、検出器がガラス母材を押して移動させることにより屈曲部が発生するのを防止することができる。また、延伸されたガラス母材を溶融延伸部において把持する際に、第1の把持部材あるいは第2の把持部材によりガラス母材を押して移動させて位置ずれが発生するのを防止することができるので、延伸母材に屈曲が発生するのを防止して、真っ直ぐなガラス母材を製造することができることになる。ここで、非接触の検出器として、例えば、レーザー光線からの反射光計測器、外径測定器などを用いることができる。
また、第1の把持部材の圧力検出機構がガラス母材に接触して所定の把持力を検出したら、さらなる把持のための移動を停止するので過剰な把持力を延伸ガラス母材に加えることなく、適切な把持力で、ガラス母材の把持を行うことができることになる。
また、前述した目的を達成するために、本発明にかかるガラス母材の製造方法は、ガラス母材の延伸加工中に延伸されたガラス母材の把持部を把持具により把持する把持工程と、前記把持具を介し前記ガラス母材の延伸を継続する継続延伸工程とを有するガラス母材の製造方法であり、前記把持部近傍における前記延伸されたガラス母材の延伸方向に垂直な面内の面内位置を非接触の検出器で検出する把持位置検出工程を有し、前記把持具は、前記延伸されたガラス母材を把持する第1の把持部材と第2の把持部材とを有し、前記把持工程では、前記面内位置に関する情報に基づき、前記延伸されたガラス母材に対する前記把持具全体の相対位置を調整し、その後、前記第1の把持部材と前記第2の把持部材により前記把持部を把持し、前記ガラス母材の断面形状が円柱状である場合に、前記把持具は、第1の把持部材と第2の把持部材とを有し、前記第1の把持部材は、開き角2・θ1のV溝形状の把持面を有し、前記第2の把持部材は、開き角2・θ2のV溝形状の把持面または準平面状の把持面(θ2=90°)を有し、前記把持工程で、前記第2の把持部材の把持のための移動速度v2に対し、前記第1の把持部材の移動速度をv2・sinθ2/sinθ1としたことを特徴とする。
このように構成されたガラス母材の製造方法において、ガラス母材が円形断面である場合には、把持具を構成する第1の把持部材にV溝形状の把持面を設け、第2の把持部材にはV溝または準平面の把持面を設けたので、両把持面によりガラス母材を確実に把持することができることになる。また、第1の把持部材の移動速度を、第2の把持部材の移動速度のsinθ2/sinθ1倍としたことにより、ガラス母材に接触する第1の把持部材および第2の把持部材の接触点がガラス母材に接近する速度が均一になるので、ガラス母材を把持する際にガラス母材が所定の面内位置からずれることがなく、ガラス母材が屈曲するのを防止することができる。なお、ここで、「準平面状」とは、平面状または凹面状の把持面を有し、中心線で接触する場合を指し、θ2が略90°の場合に相当する。
また、本発明にかかるガラス母材の製造方法は、前記面内位置は、ガラス母材の延伸方向に垂直な面内の3方向から検出した結果に基づき決定することが望ましい。
このように構成されたガラス母材の製造方法においては、ガラス母材の延伸方向に垂直な面内における位置を測定する際に、当該面内における3方向から測定するので、ガラス母材が非円化している場合も測定が可能となる。
また、本発明にかかるガラス母材の製造方法は、前記面内位置は、前記把持部に対して、延伸用加熱炉とは反対側に若干離れた部分を検出することが望ましい。
このように構成されたガラス母材の製造方法においては、把持部材に対して延伸用加熱炉とは反対側の位置においてガラス母材の面内位置を測定するので、延伸用加熱炉からの熱の影響を少なくすることができる。このため、よりガラス母材に近接した位置での計測が可能になり、正確な位置検出を行うことができることになる。
また、本発明にかかるガラス母材の製造方法は、前記把持工程で、前記第1の把持部材が前記延伸されたガラス母材に接触し、前記第1の把持部材に作用する圧力を検知する圧力検出機構が所定の把持力を検知した時点で、前記第1の把持部材と前記第2の把持部材の把持のための移動を停止することが望ましい。
このように構成されたガラス母材の製造方法においては、第1の把持部材の圧力検出機構がガラス母材に接触して所定の把持力を検出したら、さらなる把持のための移動を停止するので過剰な把持力を延伸ガラス母材に加えることなく、適切な把持力で、ガラス母材の把持を行うことができることになる。
また、本発明にかかるガラス母材の製造方法は、前記所定の把持力を、前記延伸されたガラス母材の外径に応じて設定することが望ましい。
このように構成されたガラス母材の製造方法においては、ガラス母材の外径に応じて把持力を設定するので、把持力が過大になってガラス母材に変形や傷を付けたり、把持力が過小になってガラス母材が落下するのを防止して、ガラス母材を確実かつ所望な把持力により把持することができることになる。
また、本発明にかかるガラス母材の製造方法は、前記ガラス母材の断面形状が円柱状である場合に、前記把持具は、第1の把持部材と第2の把持部材とを有し、前記第1の把持部材は、開き角2・θ1のV溝形状の把持面を有し、前記第2の把持部材は、開き角2・θ2のV溝形状の把持面または準平面状の把持面(θ2≒90°)を有し、前記把持工程で、前記第2の把持部材の把持のための移動速度v2に対し、前記第1の把持部材の移動速度をv2・sinθ2/sinθ1とすることが望ましい。
このように構成されたガラス母材の製造方法においては、ガラス母材が円形断面である場合には、把持具を構成する第1の把持部材にV溝形状の把持面を設け、第2の把持部材にはV溝または準平面の把持面を設けたので、両把持面によりガラス母材を確実に把持することができることになる。また、第1の把持部材の移動速度を、第2の把持部材の移動速度のsinθ2/sinθ1倍としたことにより、ガラス母材に接触する第1の把持部材および第2の把持部材の接触点がガラス母材に接近する速度が均一になるので、ガラス母材を把持する際にガラス母材が所定の面内位置からずれることがなく、ガラス母材が屈曲するのを防止することができる。なお、ここで、「準平面状」とは、平面状または凹面状の把持面を有し、中心線で接触する場合を指し、θ2が略90°の場合に相当する。
また、本発明にかかるガラス母材の製造方法は、把持位置近傍では、前記第1の把持部材と前紀第2の把持部材の移動速度を減速させることが望ましい。
このように構成されたガラス母材の製造方法においては、把持位置までは、速い速度で移動させ、把持位置近傍で減速させることで、迅速かつ安全にガラス母材を把持することができることになる。
本発明によれば、従来のように延伸されたガラス母材を溶融延伸部において把持する際に、第1の把持部材あるいは第2の把持部材によりガラス母材を押して移動させることによる位置ずれの発生を解消でき、これにより延伸母材に屈曲が発生するのを防止して、真っ直ぐなガラス母材を製造することができるという効果が得られる。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明のガラス母材の製造方法を実践するガラス母材の製造装置の一例の概略構成図、図2は把持具の平面図、図3は把持具の拡大平面図、図4(A)はガラス母材を把持している状態を示す平面図、図4(B)は図4(A)中B−B方向から見た断面図である。
図1に示すように、本発明のガラス母材の製造方法を実施する製造装置10は、予め所定の太径に形成された延伸前の当初ガラス母材(例えば、50mmφ以上の径を有する)11を線引き機での処理に適合する所定径のガラス母材12に延伸するために加熱する延伸用加熱炉13と、当初ガラス母材11の上端あるいは当初ガラス母材11の上端に連結されている支持ロッド14を把持して上下移動可能な第1のチャック21と、延伸用加熱炉13により加熱されて下方に繰り出されるガラス母材12を軸方向(延伸方向)に離間した2位置で支持する2基の第2のチャック22および第3のチャック23とを有している。第2のチャック22および第3のチャック23は、それぞれ上下移動機構15(図2参照)によって個別に昇降可能に設けられている。
また、第1のチャック21は、ガラス母材12の外径が適正に維持されるように、第2のチャック22および第3のチャック23の昇降動作等に応じて、昇降制御可能になっている。なお、図示はしないが、第3のチャック23の下側にはガラス母材12を切断する切断装置および切断したガラス母材12を収容する母材受け等を設けることができる。
当初ガラス母材11は、例えば、コア及びクラッドの一部を有するガラスロッドの両端に、石英製の種棒あるいはダミーロッドを加熱溶融することにより接続して出発コアロッドを得て、この出発コアロッドの外周に、生成されたガラス微粒子を堆積させて多孔質ガラス体を形成して複合母材を得る。そして、この複合母材を加熱、透明ガラス化して当初ガラス母材11を得ることで、所定の太径に形成されている。
次に、把持具としての第2のチャック22および第3のチャック23について説明する。なお、両チャック22、23は同じ構造をしているので、以降の説明では、特に区別する場合を除き、チャック20として説明する。
図2に示すように、チャック20は第1の把持部材24と第2の把持部材25とを有している。第1の把持部材24は第1のアーム部材24aの先端に取り付けられており、第1のアーム部材24aは、ガイド部材26に沿ってX方向に移動自在に設けられている。また、第2の把持部材25は第2のアーム部材25aの先端に取り付けられており、第2のアーム部材25aは、ガイド部材26に沿ってX方向に移動自在に設けられている。これにより、両把持部材24、25は、互いに接近離反自在に設けられることになる。
ガイド部材26は上下移動機構15により上下移動自在に設けられている。なお、ガイド部材26を上下移動機構15に対してX方向およびY方向へ移動自在にするのが望ましい。あるいは、第1の把持部材24および第2の把持部材25をガイド部材26に対してY方向へ移動自在に設けるようにしてもよい。
図3に示すように、第1の把持部材24は、開き角2・θ1のV溝形状の把持面24bを有し、第2の把持部材25は、開き角2・θ2のV溝形状または準平面状の把持面25bを有している。なお、ここで、「準平面状」とは、平面状または凹面状の把持面を有し、中心線で接触する場合を指し、θ2が略90°の場合に相当する。
これにより、ガラス母材12が円形断面である場合には、第1の把持部材24のV溝形状の把持面24bと第2の把持部材25のV溝または準平面の把持面25bによりガラス母材を確実に把持することができることになる。
第1の把持部材24には、第1の把持部材24からガラス母材12に作用する圧力を測定するための圧力検出機構である圧力検出器40(図2参照)が設けられている。圧力検出器40としては、歪みゲージやロードセルを第1の把持部材24とアーム部材24aとの間に設けたり、第1把持部材24および第2の把持部材25を互いに接近・離反させるモータ(図示省略)に設けて駆動電流(負荷)を測定するものを例示することができる。
図2および図4に示すように、第1の把持部材24および第2の把持部材25により把持されるガラス母材12の把持部12a(図4(B)参照)の近傍において、延伸されたガラス母材12の延伸方向(図4(B)において上下方向)に垂直な面内の面内位置を測定するための把持位置検出装置30が、把持部12aに対して、延伸用加熱炉13とは反対側(図1および図4(B)において下側)に若干離れた位置で検出するように設けられている。
従って、把持部材24、25に対して延伸用加熱炉13とは反対側の位置においてガラス母材12の面内位置を測定することになるので、延伸用加熱炉13からの熱の影響を少なくすることができ、よりガラス母材12に近接した位置での計測が可能になり、正確な位置検出を行うことができることになる。
図2に示すように、把持位置検出装置30は、ガラス母材12の延伸方向に垂直な面内の3方向から検出するために、第1〜第3の検出器31、32、33が設けられており、各検出器31、32、33は、ガラス母材12の外側を覆うように一部開口したC字状の取付部材34に取り付けられている。この取付部材34は前述したように、第1〜第3の検出器31、32、33が把持部材24、25に対して延伸用加熱炉13と反対側に位置するように設けられている。
取付部材34において、例えば、第1の検出器31は図2中ガラス母材12の上側縁端部の位置を検出し、第2の検出器32は図2中ガラス母材12の下側縁端部の位置を検出し、第3の検出器33は図2中ガラス母材12の右側縁端部の位置を検出するように設けることができる。このように、ガラス母材12の外周面の3点の位置を検出することにより、ガラス母材12の面内位置(中心位置)を求めることができる。
なお、検出器31、32、33は非接触式であり、側定時にガラス母材12に対して力が作用しないので、ガラス母材12を移動させることがない。また、検出器31、32、33としては、レーザー光線からの反射光計測器、外径測定器などを用いることができる。
次に、上述したガラス母材の製造装置を用いた本発明にかかるガラス母材の製造方法を図5および図6に基づいて説明する。
このガラス母材の製造方法では、ガラス母材12の延伸加工中に延伸されたガラス母材12の把持部12aを把持具である第2のチャック22および第3のチャック23により把持する把持工程と、この第2のチャック22および第3のチャック23を介しガラス母材12の延伸を継続する継続延伸工程とを有している。
そして、把持部12a近傍における延伸されたガラス母材12の延伸方向(図5および図6において上下方向)に垂直な面(図5および図6において左右方向)内の面内位置を非接触の検出器である第1の検出器31、第2の検出器32、第3の検出器33で検出する把持位置検出工程を有している。面内位置は、第1の検出器31、第2の検出器32、第3の検出器33により、ガラス母材12の延伸方向に垂直な両内の3方向から検出した結果に基づき決定される(図2参照)。
また、第2のチャック22および第3のチャック23は、図2〜図4において前述したように、延伸されたガラス母材12を把持する第1の把持部材24と第2の把持部材25とを有し、把持工程では、把持位置検出工程により求められた面内位置に関する情報に基づき、延伸されたガラス母材12に対する第2のチャック22および第3のチャック23の相対位置を調整し、その後、第2のチャック22および第3のチャック23の第1の把持部材24と第2の把持部材25により把持部12aを把持する。
このとき、図3において前述したように、ガラス母材12の断面形状が円柱状である場合で、第2のチャック22および第3のチャック23が、第1の把持部材24と第2の把持部材25とを有し、第1の把持部材24は、開き角2・θ1のV溝形状の把持面24bを有し、第2の把持部材25は、開き角2・θ2のV溝形状または準平面状(θ2≒90°)の把持面25bを有している場合には、両把持部材24、25が接近する際の速度は、第2の把持部材25の把持のための移動速度をv2とすると、第1の把持部材の移動速度v1は、v1=v2・sinθ2/sinθ1となるように制御している。
従って、最終的にガラス母材12と第1の把持部材24の把持面24b、24bとの接点PA、PAがガラス母材12に向かって接近する速度は、v1・sinθ1であるので、v1=(v2・sinθ2/sinθ1)・sinθ1=v2・sinθ2となり、第2の把持部材25の接触点PBがガラス母材12に近付く速度と等しくなる。このため、ガラス母材12を把持する際にガラス母材12の面内位置からずれることがなく、屈曲するのを防止することができる。
また、把持位置近傍では、第1の把持部材24と第2の把持部材25の移動速度を減速させるとともに、第1の把持部材24が延伸されたガラス母材12に接触し、第1の把持部材24に作用する圧力を検知する圧力検出器40が所定の把持力を検知した時点で、第1の把持部材24と第2の把持部材25の把持のための移動を停止する。
これにより、過剰な把持力を延伸ガラス母材12に加えることなく、適切な把持力で、ガラス母材12の把持を行うことができることになる。なお、把持力は、延伸されたガラス母材12の外径に応じて設定するようにする。
次に、ガラス母材の製造方法の工程の概略を、図5(A)〜(G)および図6(E)〜(H)に基づいて説明する。
まず、図5(A)に示すように、延伸用の第2のチャック22および第3のチャック23をそれぞれ初期位置H3、H1に位置させ、当初ガラス母材11を延伸用加熱炉13内にセットして支持ロッド14の上端を第1のチャック21により把持する。そして、延伸用加熱炉13の下方に繰り出されたガラス母材12の下端部を下側に位置した第3のチャック23に把持させる。なお、第2のチャック22および第3のチャック23がガラス母材12を把持する際には、常に、上述したように制御されて把持するので、ガラス母材12を面内位置から移動させることなく、また、適正な把持力でガラス母材12を把持することができるようになっている。
第3のチャック23によりガラス母材12を適正に把持すると、図5(B)に示すように、第3のチャック23の降下によって延伸処理を開始する。そして、ガラス母材12が所定長L1に確保できたら、第3のチャック23にはガラス母材12の把持を解除させ、それと同時に、基準位置H3に待機していた第2のチャック22にガラス母材12を把持させ、第2のチャック22の降下により延伸を継続する。なお、把持の際には把持位置近傍では第1の把持部材24および第2の把持部材25の接近速度を減少させて把持をしたが、把持の解除の際には、第1の把持部材24および第2の把持部材25を、いきなり100%の速さで離反させるようにしてもよい。
図5(C)に示すように、第3のチャック23は、基準位置H1に復帰させて、ガラス母材12を把持した状態に戻す。そして、基準位置H1に復帰した第3のチャック23は、第2のチャック22によるガラス母材12の延伸速度で、降下を開始する。更に、基準位置H1に復帰した第3のチャック23よりも下方に突出している所定長L1のガラス母材12を図示省略の母材受け具に収納し、図5(D)に示すように、降下しながら所定長L1のガラス母材12を切断装置により切断して母材受け具により収容する。
図6(E)に示すように、ガラス母材12を切断して収容したら、第2のチャック22によるガラス母材12の把持を解除して、図6(F)に示すように、基準位置H3に復帰させる。このとき、第3のチャック23はガラス母材12を把持した状態で降下を続けて、延伸を継続している。
そして、図6(F)に示すように、第3のチャック23が基準位置H2まで降下したら、第2のチャック22にガラス母材12を把持させ、この第2のチャック22が降下して、ガラス母材12を延伸する。このとき、第3のチャック23は、ガラス母材12の把持を解除して、図6(G)に示すように、基準位置H1に戻る。そして、基準位置H1に戻った第3のチャック23の下では、延伸済みの所定長L1のガラス母材12が母材受け具に収容される。
そして、図6(H)に示すように、母材受け具に収容された所定長L1のガラス母材12を切断装置によって切断して母材受け具に収容し、以下、当初ガラス母材11が存在する間、(E)〜(H)の処理を順に繰り返す。
以上、前述したガラス母材の製造方法によれば、ガラス母材12を第2のチャック22および第3のチャック23によりつかみ替えながら継続延伸する際に、非接触の検出器31、32、33によりガラス母材12の延伸方向に垂直な面内における面内位置を検出し、この面内位置に基づいて第2のチャック22および第3のチャック23の第1の把持部材24および第2の把持部材25を移動させてガラス母材12を把持する。このため、延伸されたガラス母材12を溶融延伸部において把持する際に、第1の把持部材24あるいは第2の把持部材25によりガラス母材12を押して移動させて位置ずれが発生するのを防止することができるので、ガラス母材12に屈曲が発生するのを防止して、真っ直ぐなガラス母材12を製造することができることになる。
なお、本発明のガラス母材の製造方法は、前述した実施形態に限定されるものでなく、適宜な変形,改良等が可能である。
例えば、前述した実施形態において、第1の把持部材24の把持面24bとして、V溝を有する場合を例示したが、これに代わり、2枚の平面状の把持面を有する部材を用い、2枚が、V字状または逆『ハ』の字状に配列した状態を保持して、一定速度で個別に移動するものを用いることもできる。また、第2の把持部材25として平面状の把持面25bを有する場合について説明したが、把持面25bもV形状溝等とすることもできる。
また、前述した実施形態においては、ガラス母材12に対して3方向から面内位置の検出を行ったが、ガラス母材12が円形断面の場合には、2方向からの検出により面内位置を求めることができる。また、外径測定器を用いる場合も、2方向からの検出により面内位置を求めることが可能である。
また、圧力検出器40を第1の把持部材24に設けた場合について説明したが、第2の把持部材25に設けるようにすることも可能である。
(実施例)
具体例について説明する。直径125mmの当初ガラス母材11を外径30mmに延伸した場合、従来の製造装置・製造方法によると、延伸方向に10〜20mm、延伸直角方向に3mmの屈曲部が発生した。一方、本発明にかかるガラス母材の製造方法によると、延伸直角方向の屈曲が0.5mm程度と、著しく改善されたことがわかった。
以上のように、本発明に係るガラス母材の製造方法は、従来のような延伸されたガラス母材を溶融延伸部において把持する際に、第1の把持部材あるいは第2の把持部材によりガラス母材を押して移動させて位置ずれが発生するという問題を解消でき、これにより延伸母材に屈曲が発生するのを防止して、真っ直ぐなガラス母材を製造することができるという効果を有し、例えばガラス母材を下方向に延伸しながら切断することにより、連続で延伸加工を行うことができるガラス母材の製造方法等として有用である。
本発明のガラス母材の製造方法を実践するガラス母材の製造装置の一例の概略構成図である。 把持具の平面図である。 把持具の拡大平面図である。 (A)はガラス母材を把持している状態を示す平面図である。 (B)は図4(A)中B−B方向から見た断面図である。 (A)〜(D)は、ガラス母材の製造方法の各工程を示す説明図である。 (E)〜(H)は、ガラス母材の製造方法の各工程を示す説明図である。 (A)〜(D)は、従来技術の問題点を示す説明図である。
符号の説明
12 ガラス母材
12a 把持部
13 延伸用加熱炉
22 第2のチャック(把持具)
23 第3のチャック(把持具)
24b、25b 把持面
31 第1の検出器(検出器)
24 第1の把持部材
25 第2の把持部材
32 第2の検出器(検出器)
33 第3の検出器(検出器)
40 圧力検出器(圧力検出機構)

Claims (8)

  1. ガラス母材の延伸加工中に延伸されたガラス母材の把持部を把持具により把持する把持工程と、前記把持具を介し前記ガラス母材の延伸を継続する継続延伸工程とを有するガラス母材の製造方法であり、
    前記把持部近傍における前記延伸されたガラス母材の延伸方向に垂直な面内の面内位置を非接触の検出器で検出する把持位置検出工程を有し、
    前記把持具は、前記延伸されたガラス母材を把持する第1の把持部材と第2の把持部材とを有し、前記把持工程では、前記面内位置に関する情報に基づき、前記延伸されたガラス母材に対する前記把持具全体の相対位置を調整し、その後、前記第1の把持部材と前記第2の把持部材により前記把持部を把持し、
    前記把持工程で、前記第1の把持部材が前記延伸されたガラス母材に接触し、前記第1の把持部材に作用する圧力を検知する歪みゲージあるいはロードセルが所定の把持力を検知した時点で、前記第1の把持部材と前記第2の把持部材の把持のための移動を停止することを特徴とするガラス母材の製造方法。
  2. ガラス母材の延伸加工中に延伸されたガラス母材の把持部を把持具により把持する把持工程と、前記把持具を介し前記ガラス母材の延伸を継続する継続延伸工程とを有するガラス母材の製造方法であり、
    前記把持部近傍における前記延伸されたガラス母材の延伸方向に垂直な面内の面内位置を非接触の検出器で検出する把持位置検出工程を有し、
    前記把持具は、前記延伸されたガラス母材を把持する第1の把持部材と第2の把持部材とを有し、前記把持工程では、前記面内位置に関する情報に基づき、前記延伸されたガラス母材に対する前記把持具全体の相対位置を調整し、その後、前記第1の把持部材と前記第2の把持部材により前記把持部を把持し、
    前記ガラス母材の断面形状が円柱状である場合に、
    前記把持具は、第1の把持部材と第2の把持部材とを有し、
    前記第1の把持部材は、開き角2・θ1のV溝形状の把持面を有し、前記第2の把持部材は、開き角2・θ2のV溝形状の把持面または準平面状の把持面(θ2=90°)を有し、
    前記把持工程で、前記第2の把持部材の把持のための移動速度v2に対し、前記第1の把持部材の移動速度をv2・sinθ2/sinθ1としたことを特徴とするガラス母材の製造方法。
  3. 前記面内位置は、ガラス母材の延伸方向に垂直な面内の3方向から検出した結果に基づき決定することを特徴とする請求項1または2記載のガラス母材の製造方法。
  4. 前記面内位置は、前記把持部に対して、延伸用加熱炉とは反対側に若干離れた部分を検出することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のガラス母材の製造方法。
  5. 前記把持工程で、前記第1の把持部材が前記延伸されたガラス母材に接触し、前記第1の把持部材に作用する圧力を検知する圧力検出機構が所定の把持力を検知した時点で、前記第1の把持部材と前記第2の把持部材の把持のための移動を停止することを特徴とする請求項に記載のガラス母材の製造方法。
  6. 前記所定の把持力を、前記延伸されたガラス母材の外径に応じて設定することを特徴とする請求項1または請求項5に記載のガラス母材の製造方法。
  7. 前記ガラス母材の断面形状が円柱状である場合に、
    前記把持具は、第1の把持部材と第2の把持部材とを有し、
    前記第1の把持部材は、開き角2・θ1のV溝形状の把持面を有し、前記第2の把持部材は、開き角2・θ2のV溝形状の把持面または準平面状の把持面(θ2=90°)を有し、
    前記把持工程で、前記第2の把持部材の把持のための移動速度v2に対し、前記第1の把持部材の移動速度をv2・sinθ2/sinθ1としたことを特徴とする請求項記載のガラス母材の製造方法。
  8. 把持位置近傍では、前記第1の把持部材と前紀第2の把持部材の移動速度を減速させることを特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載のガラス母材の製造方法。
JP2005156008A 2005-05-27 2005-05-27 ガラス母材の製造方法 Expired - Fee Related JP4457975B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005156008A JP4457975B2 (ja) 2005-05-27 2005-05-27 ガラス母材の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005156008A JP4457975B2 (ja) 2005-05-27 2005-05-27 ガラス母材の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006327898A JP2006327898A (ja) 2006-12-07
JP4457975B2 true JP4457975B2 (ja) 2010-04-28

Family

ID=37549980

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005156008A Expired - Fee Related JP4457975B2 (ja) 2005-05-27 2005-05-27 ガラス母材の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4457975B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5924788B2 (ja) * 2014-10-30 2016-05-25 信越化学工業株式会社 ガラス母材の延伸装置
KR102317064B1 (ko) * 2015-01-22 2021-10-25 헤래우스 쿼츠 노쓰 아메리카 엘엘씨 그리퍼 디바이스를 사용하여 완만하게 만곡된 가늘고 긴 유리 부품을 성형하는 장치 및 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006327898A (ja) 2006-12-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2261595B1 (en) Circularity measuring apparatus
KR102500937B1 (ko) 유리판의 제조 방법 및 그 제조 장치
EP2944414A1 (en) Three-dimensional laser processing machine
JP6522763B2 (ja) グリッパーデバイスを使用する低いバウを有する長尺ガラスコンポーネントの形成
JP4457975B2 (ja) ガラス母材の製造方法
US20070169515A1 (en) Processing method and processing apparatus of glass base material for optical fiber
KR20190122668A (ko) 공작 기계를 제어하기 위한 방법
US7165331B1 (en) Apparatus and method for scribing a semiconductor wafer while controlling scribing forces
US8397374B2 (en) Micro spherical stylus manufacturing machine
TW202108521A (zh) 具有切割邊緣的玻璃元件及其製造方法
JP2006242676A (ja) 外径測定装置、及び測定子
CN109153057B (zh) 用于旋转弯曲机的弯曲梁
JP2007050447A (ja) ロボットによる曲げ加工システム及び曲げ加工方法
WO2017094408A1 (ja) レーザ加工機、算出装置、及びワークの加工方法
JP7007812B2 (ja) 位置決めシステム及び位置決め方法
JP2799477B2 (ja) 光ファイバ母材の加工装置
JP6136554B2 (ja) ガラス母材の延伸装置およびガラス母材の製造方法
JP2531034B2 (ja) 薄板の成形金型
JP2021192921A (ja) レーザ加工機用の焦点位置決め治具
KR101149099B1 (ko) 절단속도에 따라 레이저 출력을 제어하는 레이저 절단 장치 및 그 방법
US10816447B2 (en) High-speed tension testing machine
WO2005090246A1 (ja) 光ファイバ母材の延伸方法
JP3151387B2 (ja) 光ファイバ母材の製造方法
JP2000335931A (ja) 光ファイバ母材加工用把持装置
JP7354723B2 (ja) 線状部材整形装置および線状部材整形方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080424

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090918

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091006

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091203

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100119

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100201

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130219

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140219

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees