JP4457148B2 - アレイアンテナの指向性制御装置及び指向性制御方法 - Google Patents

アレイアンテナの指向性制御装置及び指向性制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、アレイアンテナの指向性制御装置及び指向性制御方法に関し、特に、アレイアンテナの各アンテナ信号についての重み係数を適応的に更新することによりアレイアンテナの指向性を制御するのに用いて好適な技術に関する。
(1)アレイアンテナ
アレイアンテナとは、複数のアンテナを用いて信号を受信し、アンテナ毎に受信信号に重み係数(ウェイト)をかけて特定の方向からの信号を分離する方式である。
例えば図7に示すように、複数(図7では4本)のアンテナ100で受信した信号にそれぞれアンテナ100毎の乗算器101により重み係数w0,w1,w2,w3をそれぞれ乗じる。これらの重み係数w0,w1,w2,w3は、加算器102にて加算(合成)された受信信号と、既知の参照信号であるパイロット信号との比較器103での比較により得られる差分(誤差)eに基づいて重み更新部104によって適応的に更新(制御)される。
これにより、特定の方向に向けて利得を上げる、あるいは特定の方向にヌルを向けて干渉を排除する、などの作用効果を得ることができる。なお、アンテナ100間の距離は受信信号(あるいは送信信号)の1波長あるいは0.5波長が多く用いられる。
図8に、ある重みを用いた場合のアレイアンテナの指向性の一例を示す。この図8では6方向に強い指向性(又はヌル点)をもつことが分かる。このように指向性をもたせることをビームフォーミングという。
(2)アダプティブアレイアンテナ
目標の方向が既知であれば重み係数の設定は容易である。例えば、GPS(Global Posisioning System)を用いる等する方法が考えられる。しかし、移動体通信においては通常、目標の方向は分からないので、例えばNLMS(Normalized Least Mean Square)のようなアルゴリズムを用いて重み係数を設定する。
ここで、図9を参照しながらNLMS法を用いたアダプティブアレイアンテナの具体的な動作(重み係数の更新)について説明する。簡単にいえば、既知のパイロット信号(パターン)と受信信号とを比較して誤差eを求め、この誤差eの二乗が最小になるように重み係数wm〔mはアンテナ番号を表し、m=0,…,M−1(Mは2以上の整数)とする〕を変更する方法である。
即ち、各アンテナ100での受信信号をxmとし、ビームフォーミング後の信号(即ち、加算器102の出力信号)をyとすると、yは次の(1.1)式により表される。
Figure 0004457148
また、パイロット信号について、以下の(1.2)式及び(1.3)式に示すように、正規化係数Pと参照シンボルの振幅Aとを計算する。
Figure 0004457148
さらに、(例えば、チャネル推定値ξを正規化して)位相項Φを下記(1.4)式により求める。
Figure 0004457148
以上より、誤差eは、以下の(1.5)式により求められる。ただし、この(1.5)式において、dはパイロットパターンを表す。

e=AΦd−y (1.5)

図9においては、乗算器105,106及び加算器103によりこの(1.5)式による演算が実現されている。重み更新部104は、この誤差eを用いて重み係数を更新する。現在の重み係数をwm、更新後の重み係数をwm′とすると、以下の(1.6)式により新しい重み係数wm′を求める。
m′=wm+(μ/P)exm (1.6)

この(1.6)式中のμはステップ係数であり、図9において本(1.6)式は、乗算器141,142,143,加算器144及び重み係数(ウェイト)保持部145により実現されている。即ち、各アンテナ100での受信信号xmに乗算器141,142,143にてそれぞれ誤差e,正規化係数1/P,ステップ係数μが乗じられて、上記(1.6)式の第2項〔(μ/P)exm〕が求められ、これに重み係数保持部145に保持されている現在の重み係数wm〔上記(1.6)式の第1項〕が加算器144にてそれぞれ加算されることにより、新たな重み係数wm′が求められる。
このようにして重み係数wmが更新されてゆくことにより、例えば図10(A)に示すごとく誤差eをゼロにする方向にビーム方向が変更されてゆくことになる。したがって、ステップ係数μを1にすると(ノイズなどの影響が無ければ)、1ステップでビームが標的(目標)の方向を向くはずである。しかし、現実にはノイズの影響は無視できない。ここで、上記(1.6)式は0<μ<1ならば収束する。そこで、図10(B)に示すごとく、1ステップ後の誤差eが、(1−μ)×誤差eになるようにビーム方向は制御される。
ここで、ステップ係数μが大きいと、収束は早いがノイズなどの影響を敏感に受けるため、大きく振動しながら収束することになり、また、収束後もビーム方向がノイズに振られて安定せず、結果的に誤差eが大きくなる。そのため、通常はステップ係数μにはかなり小さい値を設定する。しかし、ステップ係数μが小さいと収束が遅くなる。
つまり、NLMSアルゴリズムを用いた場合、目標の方向が移動しなければ、いずれは収束する。しかし、移動体通信に用いる場合、移動する目標(移動端末)を追尾する必要がある。目標が固定されている場合には、ステップ係数μは小さい方がノイズに対して鈍感になるので誤り率は低くなるが、収束が遅くなるため高速移動する目標を追尾することができなくなる。
よって、現状では収束の早さと収束後の誤差eの大きさとのトレードオフを考慮してステップ係数μの大きさを調整している。つまり、NLMSは、本来、標的が移動するような場合には適さないアルゴリズムといえる。そのため、固定されている目標にも、高速で移動する目標にも対応可能なアルゴリズムが求められる。
なお、過去の情報を用いて予測を行なってビーム方向(指向性)の制御を行なう従来技術として、例えば後記特許文献1により提案されている技術がある。
この技術では、受信信号(受信応答ベクトル)を周波数成分(周波数ごとの信号波形)に分解してその係数を求め、時間tを大きくすることで周波数ごとの信号波形の変化を予測し、そのときの信号波形を合成することにより、時間tにおける受信応答ベクトルを推定している。これにより、外挿処理の場合のようにフェージングの影響によって誤差を生じることなく、送信応答ベクトルを推定することができる。したがって、端末移動速度が早くなりフェージングの程度が激しくなっても(ドップラー周波数が高い環境でも)、正確な送信指向性の制御が可能となる。
しかしながら、この技術は、指向性制御という観点からするとかなり大雑把な方法であるといえる。即ち、受信信号を周波数ごとの信号波形に分解してその係数を求め、周波数ごとの信号波形の変化を予測し、そのときの信号波形を合成することにより、受信応答ベクトルを推定して送信応答ベクトルを推定するので、アンテナ数に関わらず詳細な指向性制御が望めない。つまり、アンテナ数が増加して1アンテナあたりのビーム形状が小さくなった場合に、目標に正確に追従できなくなるおそれがある。
また、推定した送信応答ベクトルからウィナー解などのアルゴリズムを用いて送信ウェイトベクトルを計算する処理も必要なので、最終的な送信ウェイトベクトル(重み係数)を得るのに多大な計算量を要し、結果的に、高速移動する目標には追従できなくなるおそれもある。
本発明は、以上のような課題に鑑み創案されたもので、アレイアンテナにおいて、少ない計算量で、詳細なアンテナビームの指向性制御が可能で、高速移動する目標にも正確に追従できるようにすることを目的とする。
特開2003−32167号公報
上記の目的を達成するために、本発明は、下記のアレイアンテナの指向性制御装置及び指向性制御方法を要旨としている。即ち、
(1)本発明のアレイアンテナの指向性制御装置は、複数のアンテナの指向性を各アンテナ信号についての重み係数を適応的に更新することにより変更するアレイアンテナの指向性制御装置であって、該アンテナ信号と既知の参照信号との誤差に基づいて上記各重み係数を更新する重み係数更新手段と、該重み係数更新手段による上記各重み係数の更新量を過去の上記誤差に基づいて予測される予測誤差情報に基づいて補正する更新量補正手段とをそなえたことを特徴としている。
(2)ここで、該更新量補正手段は、過去複数の前記誤差についての差分を基に該予測誤差情報を求める予測誤差情報計算部と、該予測誤差情報計算部により得られた該予測誤差情報を上記各重み係数の更新量に加えて前記補正を行なう加算部とをそなえて構成してもよい。
(3)また、該予測誤差情報計算部は、過去複数の前記誤差についての一次差分を求めるように構成してもよい。
(4)さらに、該予測誤差情報計算部は、過去複数の前記誤差についての一次差分の平均を求めるように構成してもよい。
(5)また、該予測誤差情報計算部は、正規化された前記誤差についての差分を基に該予測誤差情報を求めるように構成してもよい。
(6)さらに、該予測誤差情報計算部は、該更新量補正手段により得られた更新量を求めるのに用いた誤差に、所定の更新幅に応じた量を乗じた誤差を基に該予測誤差情報を求めるように構成してもよい。
(7)また、該更新量補正手段は、該予測誤差情報計算部により得られた該予測誤差情報に基づいて当該予測誤差情報によって該更新量を補正するか否かを判定する判定部をそなえていてもよい。
(8)さらに、該判定部は、該更新量の大きさについての閾値との比較判定により、該更新量を補正するか否かを判定するように構成してもよい。
(9)また、該判定部は、該更新量と該予測誤差情報との比についての閾値判定により、該更新量を補正するか否かを判定するように構成してもよい。
(10)さらに、該予測誤差情報計算部は、該予測誤差情報を求める際に用いる過去複数の前記誤差の数を調整する対象誤差数調整部をそなえて構成してもよい。
(11)また、本発明のアレイアンテナの指向性制御方法は、複数のアンテナの指向性を各アンテナ信号についての重み係数を適応的に更新することにより変更するアレイアンテナの指向性制御方法であって、該アンテナ信号と既知の参照信号との誤差に基づいて上記各重み係数を更新する重み係数更新ステップと、該重み係数更新ステップによる上記各重み係数の更新量を過去の上記誤差に基づいて予測される予測誤差情報に基づいて補正する更新量補正ステップとを有することを特徴としている。
上記本発明によれば、以下の効果ないし利点がある。
(1)標的の次の位置を予測して予め重み係数を調整(補正)しておくことができるので、高速移動している標的にも精度良く追従できる。
(2)また、個々の重み係数の更新にあたって予測誤差情報を加えるという簡単な計算でビーム方向(指向性)の制御が可能であるから、従来のように多量の計算を必要とせず、非常に少ない計算量で高速な指向性制御を実現できる。したがって、アンテナ数が増加して1アンテナあたりのビーム形状が小さくなった場合でも、標的に正確に追従することが可能となる。
本発明の一実施形態としてのアレイアンテナの受信系に適用される重み更新部(アレイアンテナビーム制御装置)の構成を示すブロック図である。 図1に示す誤差履歴保持・差分計算部の構成例を示すブロック図である。 図1に示す重み係数更新部による指向性制御動作イメージを示す図である。 図1に示す重み係数更新部の第1変形例を示すブロック図である。 図1に示す重み係数更新部の第2変形例を示すブロック図である。 図1により上述した重み更新部の第3変形例として誤差履歴保持・差分計算部16に着目した構成を示すブロック図である。 従来のアレイアンテナ(受信系)の構成例を示すブロック図である。 従来のアレイアンテナの指向性の一例を示す図である。 従来のアダプティブアレイアンテナ(受信系)の構成例を示すブロック図である。 (A)及び(B)はいずれも従来のアダプティブアレイアンテナによる指向性制御を説明するための模式図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
〔1〕一実施形態の説明
図1は本発明の一実施形態としてのアレイアンテナの受信系に適用される重み更新部(アレイアンテナビーム制御装置)の構成を示すブロック図で、この図1に示す重み更新部10は、例えば図9により前述したアダプティブアレイアンテナの受信系における重み更新部104と同じ箇所に適用されるもので、アンテナ100(図9参照)毎にそれぞれ設けられた、複数(この図1ではそれぞれ4つずつ)の乗算器11,12,13と、複数(4つ)の加算器14と、複数(4つ)の加算器17とをそなえるとともに、重み係数(ウェイト)保持部15と、誤差履歴保持・差分計算部16とをそなえて構成されている。
つまり、本実施形態の重み更新部10は、図9により前述した重み更新部104に比して、誤差履歴保持・差分計算部16及び加算器17を有する系が付加されている点が異なっているのである。
ここで、各乗算器11は、それぞれ、図9に示す乗算器141と同様に、アンテナ100で受信した信号(アンテナ信号)xm〔mはアンテナ番号を表し、m=0,…,M−1(Mは2以上の整数)とする〕と加算器103(図9参照)により得られた誤差eとを乗算するものであり、各乗算器12は、それぞれ、図9に示す乗算器142と同様に、乗算器11の出力に正規化係数1/Pを乗じるものであり、各乗算器13は、それぞれ、図9に示す乗算器143と同様に、乗算器12の出力にステップ係数μを乗じるものである。
つまり、本例においても、これらの乗算器11,12,13によって、前記(1.6)式の第2項〔(μ/P)exm〕が求められるようになっているのである。
そして、重み係数(ウェイト)保持部15は、図9に示した重み係数保持部145と同様に、アンテナ100毎の現在の重み係数wmを保持するものであり、各加算器14は、それぞれ、図9に示した加算器144と同様に、加算器14の出力(μ/P)exmに、重み係数保持部15に保持されている現在の重み係数wmを加算することによって、前記の(1.6)式で表される新たな(更新後の)重み係数wm′を求める(重み係数更新ステップを実行する)ものである。
つまり、上記の乗算器11,12,13,加算器14及び重み係数保持部15から成る部分は、アンテナ信号とパイロット信号等の既知の参照信号との誤差eに基づいて各アンテナ信号についての重み係数wmを更新する重み係数更新手段として機能するのである。
そして、誤差履歴保持・差分計算部(予測誤差情報計算部)16は、過去nステップ(nは1以上の整数)の正規化された誤差e/Pの履歴をe0,e1,…,enとして保存するとともに、過去nステップの誤差eの一次差分〔目標(標的)の移動速度に相当する〕を計算して保存するもので、本例では、差分計算する際に、後述する理由により、下記(2.1)式で示すように、過去の誤差には(1−μ)を乗じるようなっている。

0′=e0−(1−μ)e1
1′=e1−(1−μ)e2 (2.1)

n-1′=en-1−(1−μ)en

また、この誤差履歴保持・差分計算部16は、これらの過去nステップの誤差の一次差分(e0′,e1′,…,en-1′)の平均をe′(予測誤差情報)として保存する。
このため、誤差履歴保持・差分計算部16は、例えば図2に示すように、過去nステップ分の正規化された誤差e/Pの履歴をe0,e1,…,enとして保持するためのラッチ161と、上記(1−μ)を乗じるための乗算器162と、上記各一次差分e0′,e1′,…,en-1′を求めるための負加算(減算)器163と、これらの減算器163の減算結果を保持するラッチ164と、これらのラッチ164に保持された各値(一次差分e0′,e1′,…,en-1′)の平均を求めて平均値をe′として保持する平均化部165とをそなえて構成される。なお、これらの要素(ブロック)はそれぞれアンテナ100毎に独立してそなえられる。
次に、図1における各加算器(加算部)17は、それぞれ、重み係数保持部15から出力される重み係数wmに、上記誤差履歴保持・差分計算部16により得られた上記一次差分(e0′,e1′,…,en-1′)の平均e′を加算することにより、重み係数wmを更新するものである。
つまり、誤差履歴保持・差分計算部16及び加算器17は、現在の重み係数wm、更新後の重み係数をwm′とすると、下記の(2.2)式により重み係数を更新するのである(更新量補正ステップ)。

m′=wm+(x/P)μe0+e′ (2.2)

これは、標的の次の位置を予測して予め重み係数wmを調整しておく方法であるといえる。例えば図3に上記アルゴリズムによるビーム方向の更新(制御)動作イメージを示す。この図3に示すように、標的が例えば等速直線運動している場合を想定すると、現在のビーム方向22(1ステップ前のビーム方向21からμe1により更新された方向)から現在の標的方向24へビーム方向を更新するには、e0だけビーム方向を更新する必要があるが、これは(1−μ)e1により求められる1ステップ前の標的方向23を基準とすれば当該方向23からの差分e0′〔=e0−(1−μ)e1〕を求めればよいことになる。
したがって、上記(2.2)式は、標的の次の位置を予測して予め重み係数wmを予測項e′により補正しておくことで、高速移動している標的にも精度良く追従できることを意味する。つまり、誤差履歴保持・差分計算部16及び加算器17は、重み係数wmの更新量を過去の上記誤差eに基づいて予測される予測誤差情報e′に基づいて補正する更新量補正手段として機能するのである。
また、本例では、個々の重み係数wmの更新にあたって予測項e′を加えるという簡単な計算でビーム方向(指向性)の制御が可能であるから、従来のように多量の計算を必要とせず、非常に少ない計算量で高速な指向性制御を実現できる。したがって、アンテナ数が増加して1アンテナあたりのビーム形状が小さくなった場合でも、標的に正確に追従することが可能となる。
なお、上記(2.1)式で、過去の誤差に(1−μ)を乗じるのは、最終的な重み係数の更新量は、上記(2.2)式で示されるように、(x/P)μe0+e′となっているため、もし、(1−μ)をかけずに差分を計算すると、μe0の項で更新される分がe′の項で打ち消されてしまうからである。その理由は、μe0の項は通常のNLMSを用いた場合と同じであるが、単純に差分を計算すると、この項でせっかく更新した量を打ち消すようなe′の値が得られるからである。よって、差分を計算する際にステップ係数(所定の更新幅)に応じた量(1−μ)を乗じることにより、NLMSで更新した量以外の差分を基にe′の値を計算するようにしているのである。
つまり、誤差履歴保持・差分計算部16は、上記重み係数wmの更新量を求めるのに用いた誤差eに、ステップ係数(所定の更新幅)に応じた量(1−μ)を乗じた誤差を基に予測項e′を求めるようになっているのである。
〔2〕第1変形例の説明
図4は上述した重み更新部10の第1変形例を示すブロック図で、この図4に示す重み更新部10は、図1により上述した構成に比して、誤差履歴保持・差分計算部16の出力部に閾値絶対判定部18がそなえられている点が異なる。なお、以下において、既述の符号と同一符号を付して説明するものは、特に断らない限り、既述のものと同一若しくは同様のものである。
ここで、上記の閾値絶対判定部18は、誤差履歴保持・差分計算部16により得られた誤差e′に基づいて当該誤差e′によって重み係数wmの更新量を補正するか否かを判定するもので、本例では、誤差履歴保持・差分計算部16で得られた誤差(予測項)e′と誤差e′に関する閾値とを比較して、誤差e′が閾値以上であれば当該誤差e′を加算器17に出力する一方、誤差e′が閾値未満であれば、当該誤差e′を加算器17に出力しないようになっている。
つまり、誤差e′が閾値未満で小さい場合(例えば、標的がほとんど移動していないような場合)には、当該誤差e′は重み係数wmの補正には利用しない(通常のNLMSアルゴリズムによる動作をする)ようになっているのである。
これにより、標的が高速移動しているような場合(誤差e′が閾値以上で大きい場合)には、上述した実施形態と同様に、誤差履歴保持・差分計算部16で得られた誤差e′が加算器17に出力されて、重み係数wmの更新量(x/P)μe0に加えられ補正される。これに対し、標的がほとんど移動していないような場合(誤差e′が閾値未満で小さい場合)には、当該誤差e′は閾値絶対判定部18により加算器17には出力されず、重み係数wmの更新量は補正されない。
このように、本変形例によれば、誤差e′の大きさ(標的の移動状況)によって当該誤差e′を重み係数wmの更新量の補正に利用するか否かを判定して、誤差e′を利用した重み更新アルゴリズム及び誤差e′を利用しない通常のNLMSによる重み更新アルゴリズムのいずれかを選択的に実行するので、上述した実施形態と同様の作用効果が得られるほか、標的の移動状況に応じて適切な重み更新アルゴリズムを適用することができるので、ビーム方向の標的への追従性をより向上することができる。
〔3〕第2変形例の説明
図5は図1により前述した重み更新部10の第2変形例を示すブロック図で、この図5に示す重み更新部10は、図1に示すものに比して、誤差履歴保持・差分計算部16の出力部に閾値比較相対判定部18′がそなえられている点が異なる。
ここで、この閾値比較相対判定部18′も、誤差履歴保持・差分計算部16により得られた誤差e′に基づいて当該誤差e′によって重み係数wmの更新量を補正するか否かを判定するものであるが、本例では、誤差履歴保持・差分計算部16で得られた誤差e′と、加算器13の出力、即ち、重み係数wmの更新量(x/P)μe0との比についての閾値比較により誤差e′を加算器17に出力するか否かを決定するようになっている。例えば、誤差e′の更新量(x/P)μe0に対する割合が閾値以上であれば、当該誤差e′を加算器17に出力し、誤差e′の更新量(x/P)μe0に対する割合が閾値未満であれば、当該誤差e′は加算器17には出力せず、通常のNMLSによる更新アルゴリズムで重み係数wmの更新を行なわせることができる。
このように、本例においても、第1変形例と同様に、標的の移動状況によって当該誤差e′を重み係数wmの更新量の補正に利用するか否かを判定して、誤差e′を利用した重み更新アルゴリズム及び誤差e′を利用しない通常のNLMSによる重み更新アルゴリズムのいずれかを選択的に実行するので、標的の移動状況に応じて適切な重み更新アルゴリズムを適用することができ、ビーム方向の標的への追従性をより向上することができる。
〔4〕第3変形例の説明
図6は図1により上述した重み更新部10の第3変形例として誤差履歴保持・差分計算部16に着目した構成を示すブロック図で、この図6に示す誤差履歴保持・差分計算部16は、図2に示した構成に比して、平均化部165に代えて平均処理部165′がそなえられている点が異なる。
ここで、この平均処理部165′は、平均を求めるのに用いる誤差eの履歴数(過去のステップ数)nを調整する対象誤差数調整部としての機能を有するもので、これにより、収束の早さ(標的に対する追従速度)を重視するかノイズに対して鈍感にする(追従動作の安定性向上を重視する)かの調整が可能になる。
例えば、最初の少数の誤差e′の値が所定の閾値以上であれば、標的が高速移動している状況と考えられるので、平均化対象とする履歴数nを小さくすることにより追従速度を重視し、逆に、誤差e′の値が前記閾値未満であれば、標的がほとんど移動していないような状況と考えられるので、履歴数nを大きくすることにより追従動作の安定性を重視することができる。
また、追従開始直後は平均化対象の履歴数nを小さくしておき、その後、徐々に履歴数nを大きくすることもできる。このようにすれば、追従開始時の計算量を抑えることができるので、追従開始時の指向性制御の応答速度を向上することができる。
さらに、平均をとる際に、過去の履歴ほど比重を下げて加重平均をとることもできる。このようにすれば、実際の標的に対する追従性をより向上することできる。特に、平均化対象の履歴数nが固定の場合には有効な手段になると考えられる。
〔5〕送信系の説明
上述した例においては、いずれも受信系について説明したが、送信系にも上記と同様の方法を適用可能である。
即ち、例えば、パイロット信号等との比較により誤差eのフィードバックが送信系において得られるならば、当該誤差eから上記と同様に予測項である誤差e′を求め、これを送信系アンテナの重み係数に加えて更新することで、上述した受信系と同様に、非常に少ない計算量で、高速移動している標的にも精度良く追従することが可能となる。
また、誤差eをフィードバックするのではなく、受信系において上述したごとく得られた誤差e′、あるいは、誤差e′による補正後の重み係数wmをフィードバックするようにしてもよい。
〔6〕その他
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できることはいうまでもない。
例えば、上述した例においては、誤差履歴保持・差分計算部16において、誤差eの一次差分(標的の移動速度)を計算して保存しているが、二次差分(標的の加速度:e0″,e1″,…,en-1″)や三次差分をも計算、保存して、重み係数wmの更新量の補正に利用するようにしてもよい。
〔7〕付記
(付記1)
複数のアンテナの指向性を各アンテナ信号についての重み係数を適応的に更新することにより変更するアレイアンテナの指向性制御装置であって、
該アンテナ信号と既知の参照信号との誤差に基づいて上記各重み係数を更新する重み係数更新手段と、
該重み係数更新手段による上記各重み係数の更新量を過去の上記誤差に基づいて予測される予測誤差情報に基づいて補正する更新量補正手段とをそなえたことを特徴とする、アレイアンテナの指向性制御装置。
(付記2)
該更新量補正手段が、
過去複数の前記誤差についての差分を基に該予測誤差情報を求める予測誤差情報計算部と、
該予測誤差情報計算部により得られた該予測誤差情報を上記各重み係数の更新量に加えて前記補正を行なう加算部とをそなえて構成されたことを特徴とする、付記1記載のアレイアンテナの指向性制御装置。
(付記3)
該予測誤差情報計算部が、
過去複数の前記誤差についての一次差分を求めるように構成されたことを特徴とする、付記2記載のアレイアンテナの指向性制御装置。
(付記4)
該予測誤差情報計算部が、
過去複数の前記誤差についての一次差分の平均を求めるように構成されたことを特徴とする、付記2記載のアレイアンテナの指向性制御装置。
(付記5)
該予測誤差情報計算部が、
正規化された前記誤差についての差分を基に該予測誤差情報を求めるように構成されたことを特徴とする、付記2〜4のいずれか1項に記載のアレイアンテナの指向性制御装置。
(付記6)
該予測誤差情報計算部が、
該更新量補正手段により得られた更新量を求めるのに用いた誤差に、所定の更新幅に応じた量を乗じた誤差を基に該予測誤差情報を求めるように構成されたことを特徴とする、付記2〜5のいずれか1項に記載のアレイアンテナの指向性制御装置。
(付記7)
該更新量補正手段が、
該予測誤差情報計算部により得られた該予測誤差情報に基づいて当該予測誤差情報によって該更新量を補正するか否かを判定する判定部をそなえたことを特徴とする、付記1〜6のいずれか1項に記載のアレイアンテナの指向性制御装置。
(付記8)
該判定部が、
該更新量の大きさについての閾値との比較判定により、該更新量を補正するか否かを判定するように構成されたことを特徴とする、付記7記載のアレイアンテナの指向性制御装置。
(付記9)
該判定部が、
該更新量と該予測誤差情報との比についての閾値判定により、該更新量を補正するか否かを判定するように構成されたことを特徴とする、付記7記載のアレイアンテナの指向性制御装置。
(付記10)
該予測誤差情報計算部が、
該予測誤差情報を求める際に用いる過去複数の前記誤差の数を調整する対象誤差数調整部をそなえて構成されたことを特徴とする、付記2〜9のいずれか1項に記載のアレイアンテナの指向性制御装置。
(付記11)
複数のアンテナの指向性を各アンテナ信号についての重み係数を適応的に更新することにより変更するアレイアンテナの指向性制御方法であって、
該アンテナ信号と既知の参照信号との誤差に基づいて上記各重み係数を更新する重み係数更新ステップと、
該重み係数更新ステップによる上記各重み係数の更新量を過去の上記誤差に基づいて予測される予測誤差情報に基づいて補正する更新量補正ステップとを有することを特徴とする、アレイアンテナの指向性制御方法。
以上詳述したように、本発明によれば、少ない計算量で、アレイアンテナの詳細な指向性制御が可能で、高速移動する目標にも正確に追従できるので、無線通信分野、特に、移動体通信分野において極めて有用であると考えられる。

Claims (6)

  1. 複数のアンテナの指向性を各アンテナ信号についての重み係数を適応的に更新することにより変更するアレイアンテナの指向性制御装置であって、
    該アンテナ信号と既知の参照信号との誤差に基づいて上記各重み係数を更新する重み係数更新手段と、
    該重み係数更新手段による上記各重み係数の更新量を過去の上記誤差に基づいて予測される予測誤差情報に基づいて補正する更新量補正手段とをそなえたことを特徴とする、アレイアンテナの指向性制御装置。
  2. 該更新量補正手段が、
    過去複数の前記誤差についての差分を基に該予測誤差情報を求める予測誤差情報計算部と、
    該予測誤差情報計算部により得られた該予測誤差情報を上記各重み係数の更新量に加えて前記補正を行なう加算部とをそなえて構成されたことを特徴とする、請求項1記載のアレイアンテナの指向性制御装置
  3. 該予測誤差情報計算部が、
    該更新量補正手段により得られた更新量を求めるのに用いた誤差に、所定の更新幅に応じた量を乗じた誤差を基に該予測誤差情報を求めるように構成されたことを特徴とする、請求項2記載のアレイアンテナの指向性制御装置。
  4. 該更新量補正手段が、
    該予測誤差情報計算部により得られた該予測誤差情報に基づいて当該予測誤差情報によって該更新量を補正するか否かを判定する判定部をそなえたことを特徴とする、請求項1〜のいずれか1項に記載のアレイアンテナの指向性制御装置
  5. 該予測誤差情報計算部が、
    該予測誤差情報を求める際に用いる過去複数の前記誤差の数を調整する対象誤差数調整部をそなえて構成されたことを特徴とする、請求項2〜4のいずれか1項に記載のアレイアンテナの指向性制御装置。
  6. 複数のアンテナの指向性を各アンテナ信号についての重み係数を適応的に更新することにより変更するアレイアンテナの指向性制御方法であって、
    該アンテナ信号と既知の参照信号との誤差に基づいて上記各重み係数を更新する重み係数更新ステップと、
    該重み係数更新ステップによる上記各重み係数の更新量を過去の上記誤差に基づいて予測される予測誤差情報に基づいて補正する更新量補正ステップとを有することを特徴とする、アレイアンテナの指向性制御方法。
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