JP4454391B2 - 合成樹脂製容器 - Google Patents

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Description

本発明は、温度の高い内容物を充填するのに適した減圧吸収壁を備える合成樹脂製の容器に関するもので、該容器の減圧吸収能を、外観形状を損ねたりラベルの装着位置が限定されることなしに高い状態に維持しようとするものである。
ペットボトルに代表される合成樹脂製の容器は、軽量で取り扱いが容易であること、また、透明性を確保できガラス性の容器に比較して遜色のない外観を呈ししかもコスト的にも安価であることから近年、食品や飲料、化粧料あるいは薬剤等を充填する容器として多用されている。
とくに、高温の内容物を充填するのに適した耐熱性を有する容器については、胴部に複数の減圧吸収パネルが配置されており、容器内の減圧に伴う形状変形(外観形状の変形)を該パネルの変位によって吸収することにより防止している(例えば特許文献1参照)。
実公平3−15449号公報
ところで、減圧吸収パネルを有するタイプの容器は、該パネルの面積を大きくすることにより減圧吸収能を高めることができるものの、かかる面積が拡大されるとそれを除く他の部位の面積が小さくなることからパネル面以外の領域にラベルを巻きつける場合(食品等の容器)に、ラベルのサイズや装着位置が限定されてしまう不具合があり、また、熱収縮を伴うシュリンクラベルを減圧吸収パネルを取り囲むように装着する場合においては減圧吸収パネルの面積が大きくなるほどその部位が痩せて見え商品の見栄えを損なうこともあって、この種の容器においては減圧吸収能を高い状態に維持するにも限界があった。
本発明の課題は、従来生じていた上記のような不都合を起こすことなしに減圧吸収能を必要充分に確保できる新規な合成樹脂製容器を提案するところにある。
本発明は、胴部の周りに区画凹所を設けてそれを減圧吸収パネルとする合成樹脂製の容器であって、
前記減圧吸収パネルは、容器の口部から底部へ向かって延びるとともに胴部の周りで相互に間隔を開けて配列される複数の縦壁と、隣接する縦壁を相互に連結する少なくとも1つの横壁からなることを特徴とする合成樹脂製容器であり、該横溝は、縦壁の上端又は下端の何れか一方で連結するのが好ましい。
また、上記の容器において横壁は、縦壁の上端同士及び下端同士をそれぞれ一つおきに交互につないで全体としてエンドレスの波形形状に区画するものが望ましい。
さらに、前記横壁は、縦壁の上端同士又は下端同士をそれぞれ連結してU字又は逆U字形状に区画することもできる。
縦壁同士を横壁よってつなぎ合わせた区画凹所とすることで縦壁のみならず横壁も減圧吸収に寄与することから減圧吸収能が高められる。
また、縦壁の配置間隔や長さは比較的自由に設定できるのでラベルの装着領域が狭まることがないし、縦壁の相互間には柱(あるいはリブ)が存在するのでその周りにシュリンクラベルを装着しても痩せて見えることがない。
以下、図面を用いて本発明をより具体的に説明する。
図1は本発明にしたがう合成樹脂製容器(ボトル型)の実施の形態を示したものであり、図2はその側面図、図3はA−A断面図である。
本発明の実施の形態で例示した容器は、容器の胴部をウエスト1を境にして上下に二分し、上側胴部に容器の径方向における強度を高める横溝2を4本設け、下側胴部に区画凹所からなる減圧吸収パネル3を設けた構成のものであり、該減圧吸収パネル3は容器の口部から底部へ向かって延びかつ胴部の周りで相互に間隔Lを開けて配列される縦壁3a〜3hと、この縦壁3a〜3hの上端及び下端をそれぞれ一つおきに交互につなぐ横壁3i〜3pからなっている。
減圧吸収パネル3は縦壁3a〜3hと横壁3i〜3pが全てつながったエンドレスの波形形状からなっており、この区画凹所が全体で変位することで容器の減圧に伴う形状変形を吸収する。
減圧吸収量は縦壁3a〜3hの幅や長さあるいは横壁3i〜3pの幅、長さの調整により十分な減圧吸収量を確保することが可能で、パネルの面積を単に拡大して吸収能を高める(減圧吸収量を大きくする)従来型の容器に比較して容器の外観形状に対する影響が少なく、縦壁の各相互間にはリブが存在するためその部位にラベルを装着しても痩せて見えることはない。
また、縦壁3a〜3hの長さを短くすることでパネル面を除く領域を広くできるので該領域にラベルを装着するに当たってラベルのサイズに制限を受ける不都合もない。なお、縦壁3a〜3hの長さを短くすると短くした分だけ減圧吸収量が小さくなるので、この場合には該縦壁3a〜3hの幅寸法を大きくするか、あるいはこれと同時に横壁3i〜3pの長さ、幅寸法を変更すればよい。
図4〜図6は本発明にしたがう合成樹脂製容器の他の実施の形態を示したものである。縦壁3a〜3hをつなぐ横壁3i〜3pは図4、図5に示すように湾曲した区画凹所としこれでもって連結することも可能である。このタイプの減圧吸収パネル3は減圧吸収の際にスムーズに変位させることができる利点がある。
図7〜図10は、本発明にしたがう他の実施の形態を示した図である。
図7は縦壁3a〜3hのうちの隣接する2本を1組としてそれらをその上端で横壁3i〜3pで連結して逆U字状に区画した構成の展開図であり、図8は縦壁3a〜3hのうちの隣接する3本を一組としてそれらの上端と下端を順次に連結してN字形状に区画した構成の展開図であり、図9は縦壁3a〜3hのうちの隣接する4本を一組としてそれらの上端と下端を交互に連結してM字状に区画した構成の展開図、さらに図10は縦壁3a〜3hのうちの隣接する2本を1組としてその相互間を縦壁3a〜3hの中央部で横壁3i〜3pによって連結してH字状に区画した構成の展開図である。
上記ような構成においては、容器の減圧吸収に際して横壁が有効に変位するため充分な吸収量が確保できるだけでなく、減圧吸収パネル3の相互間には柱4が形成されるため容器の座屈強度が高められる。
縦壁3a〜3hを連結する横溝3i〜3pは、対象とする容器の用途やサイズによって任意の位置に配置することが可能で(ただし、減圧吸収パネル3が胴部の周りで均等に変位するような配置とする。)、減圧吸収パネルの形状は図示したような波形、逆U字(U字を含む)、N字(逆N字を含む)、M字(逆M字を含む)形状あるいはH字状にのみ限定されるものではなく種々の変更が可能である。
容器を構成する樹脂としてはポリエチレンレテフタレートやポリプロピレンやポリエチレン等の合成樹脂を用いることができるが、使用する樹脂については適宜選択されるものであり、また、成形法もブロー成形のみならず射出成形を適用することも可能で成形法についてもとくに限定されない。
容器の外観やラベルの装着位置に影響を与えることなしに高い減圧吸収能を確保できる合成樹脂製容器が提供できる。
本発明にしたがう合成樹脂製容器の実施の形態を示した図(正面図)である。 図1に示した容器の側面図である。 図1に示した容器のA−A断面図である。 本発明にしたがう合成樹脂製容器の他の実施の形態を示した図である。 図4に示した容器の側面図である。 図4に示した容器のB−B断面図である。 本発明にしたがう合成樹脂製容器の他の実施の形態を示した図である。 本発明にしたがう合成樹脂製容器の他の実施の形態を示した図である。 本発明にしたがう合成樹脂製容器の他の実施の形態を示した図である。 本発明にしたがう合成樹脂製容器の他の実施の形態を示した図である。
符号の説明
1 ウエスト
2 横溝
3a〜3h 縦壁
3i〜3p 横壁
4 柱

Claims (4)

  1. 胴部の周りに区画凹所を設けてそれを減圧吸収パネルとする合成樹脂製の容器であって、
    前記減圧吸収パネルは、容器の口部から底部へ向かって延びるとともに胴部の周りで相互に間隔を開けて配列される複数の縦壁と、隣接する縦壁を相互に連結する少なくとも1つの横壁からなることを特徴とする合成樹脂製容器。
  2. 前記横壁は、縦壁の上端又は下端の何れか一方で連結する請求項1記載の合成樹脂製容器。
  3. 前記横壁は、前記縦壁の上端同士及び下端同士をそれぞれ一つおきに交互に連結し全体としてエンドレスの波形形状に区画するものである、請求項1又は2記載の合成樹脂製容器。
  4. 前記横壁は、前記縦壁の上端同士又は下端同士をそれぞれ連結しU字又は逆U字形状に区画するものである、請求項1又は2記載の合成樹脂製容器。
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