JP4453863B2 - ワンタッチキャップ - Google Patents

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Description

本発明はワンタッチキャップに関し、詳しくは、押圧板を押し込むことにより、気密性に富んだ係合強度の大きい蓋体と本体との係合を容易に外し、自動的に開蓋することができるワンタッチキャップに関する。
キャップ本体に開閉可能に設けた蓋体を弾性反転ヒンジ機構を介して連結したものが知られている。(例えば、特許文献1参照)。
このキャップは、本体と蓋体の後部両側をそれぞれヒンジで連結し、その中央部に於いて、上端を蓋体頂面にヒンジ連結し下端を本体後面にヒンジ連結した逆L状の弾性板を設け、閉蓋状態と所定角度の開蓋状態との間でそれぞれ安定状態を維持し、所定角度まで開蓋させると弾性板の作用で開蓋安定状態に弾性反転する如く構成している。また、開蓋用のプッシュピースを設けている。このプッシュピースは本体前面に押圧可能に露出した操作部を備え、この操作部の押し込みにより本体上面をスライド可能に設けており、また、蓋体から垂設した突起下端の傾斜面と摺動可能に当接する傾斜面を備えている。そして、プッシュピースを押し込むことにより傾斜面相互が摺動して蓋体全部を押し上げた後、プッシュピースの後端部により弾性板を後方へ押し込み蓋体を弾性反転位置まで開蓋させ、その後自動的に所定角度まで開蓋する如く構成している。
特開2002−37294号公報
上記キャップはプッシュピースの操作部を押圧することにより開蓋できるものであるが、閉蓋状態を維持するためのに弾性板の変形のない一方の安定な状態に起因させているため、蓋体の密閉性を充分に維持することが比較的難しくこの点に改良の余地がある。
本発明は上記した点に鑑みてなされたもので、押圧板を押圧することにより片手でワンタッチの開蓋を容易に行うことができ、しかも、閉蓋時は充分な気密性を付与できるワンタッチキャップを提案するものである。
第1の手段として、以下の通り構成した。即ち、キャップ本体2と、該キャップ本体に対して弾性ヒンジ機構Aを介して連結して前記キャップ本体上面を開閉可能に設けた蓋体3とを備え、前記弾性ヒンジ機構Aは、自由端とした上縁に中央ヒンジ23を介して前記蓋体3後部下端を連結し、前記キャップ本体後部に揺動可能に設けて閉状態の前記蓋体の前方への押し出しを可能に構成した弾性押圧板7と、該弾性押圧板の両側に於いて上端を上部ヒンジ30を介して蓋体3後面に連結するとともに、下端を下部ヒンジ31を介して前記キャップ本体2後面に連結した一対の弾性板32とを備え、前記蓋体の鋭角な第1開蓋状態と、該状態から前記弾性押圧板7の押し込みにより各弾性板32を弾性変形しつつ開いたより広い第2開蓋状態でそれぞれ前記蓋体の安定状態を維持する如く構成した。
第2の手段として、以下の通り構成した。即ち、前記第1の手段に於いて、前記キャップ本体2の後部両側に前記蓋体3後部両側が開蓋の際に摺動上昇する摺動面aを設けてなる。
本発明のワンタッチキャップは、弾性押圧板7を押し込むという簡単な操作により開蓋することができ、しかも、蓋体3をキャップ本体2に係合強度の大きい凹凸係合手段で係止して良好な密閉性を付与しても簡単に開蓋することができる。
また、キャップ本体2後部に摺動面aを設けたものにあっては、弾性押圧板7を押し込んで蓋体3のキャップ本体2との係合を解除した際に、弾性ヒンジ機構Aによる上方付勢力が弱くなっていても、蓋体3と摺動面aとの当接により確実に蓋体3を回動させることができる。
以下、本発明の実施例の形態を図面を参照して説明する。
本発明のワンタッチキャップ1は、キャップ本体2と、該本体に対して弾性ヒンジ機構Aを介して連結してキャップ本体上面を開閉可能に設けた蓋体3とを備えている。
キャップ本体2は、容器体の口頸部等に装着するもので、図示例では、周壁4より頂壁5を延設した下端開口の筒状をなし、周壁4後部上方中央部に内方へ凹む操作用凹部6を形成し、この凹部後縁に弾性押圧板7を起立している。また、周壁4前部上端より頂壁5中央を縦断して前記操作用凹部6に至る帯状の嵌合凹部8を設けている。この嵌合凹部8は操作用凹部6より幅広で、操作用凹部6両側の嵌合凹部奥壁部分を蓋体3後部下端部が摺動する摺動面aとして構成している。また、嵌合凹部8内の頂壁前部には振出口9を穿設し、周壁4前部分後方へ凹ました部分の嵌合凹部8奥壁部分である蓋体前面には、蓋体3を係止するための係止突起10を設けている。また、周壁4内周下部には容器体等に螺着させるための螺条11を周設している。
蓋体3は、上記本体上面を開閉可能に閉塞する如く設けたものであり、図示例では、矩形状の頂板部20の前後縁よりそれぞれ前部垂壁部21及び後部垂壁部22を垂設して構成しており、前記嵌合凹部8内に嵌合させて後端を前記操作用凹部6の後部まで延設して後部垂壁部22下端縁中央部を中央ヒンジ23を介して前記弾性押圧板7の上端縁に連結している。また、前部垂壁部21の内面に突設した係合突起24を前記本体の係止突起10に乗り越え係合可能に構成している。また、頂板部20裏面から垂設した棒栓25を前記振出口9に嵌合可能に構成している。
弾性ヒンジ機構Aは、自由端とした上縁に前記中央ヒンジ23を介して蓋体3後部下端を連結してキャップ本体2後部に揺動可能に設けて閉状態の蓋体3の前方への押し出しを可能に構成した前記弾性押圧板7と、該押圧板の両側に於いて上端を上部ヒンジ30を介して蓋体3後面に連結するとともに、下端を下部ヒンジ31を介して前記キャップ本体2後面に連結した一対の弾性板32とを備えている。
また、この弾性ヒンジ機構Aにより、図2に示す如き蓋体3の鋭角な第1開蓋状態と、該状態から前記弾性押圧板7の押し込みにより各弾性板32を弾性変形しつつ開いた、図3に示す如き、より広い第2開蓋状態でそれぞれ蓋体3の安定状態が維持される如く構成している。
即ち、図2に示す第1開蓋状態では、図4(a) に部分拡大図で示す如く、各弾性板32に弾性変形していない状態或いは殆ど弾性変形していない状態で、各弾性板32により鋭角な開蓋状態を支持して蓋体3の安定状態となっており、従って、この状態から蓋体3を閉じると図4(b) に示す如く、各弾性板32は弾性変形した状態となり元の状態に戻る如く付勢される。同様に所定角度範囲内の開く方向に回動させた場合も元の状態に戻る如く付勢される。よって、第1開蓋状態から蓋体3を閉じ、前記係合突起24を係止突起10に乗り越え係合させた状態では蓋体3は常時開方向へ付勢されている。
また、第2開蓋状態は、弾性押圧板7を押し込むことにより第1開蓋状態の蓋体3を更に開いて、それよりも広い開蓋状態、具体的には内容物の取り出し可能状態に移行させたものである。弾性押圧板7を押し込むと中央ヒンジ23が前方へ移行するとともに、中央ヒンジ23よりそれぞれ上下に連結されている両側各弾性板32の支持により蓋体3は更に開くが、所定開蓋状態(第2開蓋状態)に於いて、図4(c) に示す如く、各弾性板32と弾性押圧板7の力が均衡してその状態での安定状態を維持する。
図示例では、蓋体3は第1開蓋状態として約15°程度の開蓋角度を呈し、第2開蓋状態として約90°程度の開蓋角度を呈しているが、各弾性板32の長さ、形状,各上下ヒンジの具体的取付位置等を選択することにより、この開蓋角度は適宜選択することができる。
前記の如く構成したワンタッチキャップは、図1の状態から弾性押圧板7を押し込むと、中央ヒンジ23部分が前方へ移行して蓋体3を前方へ押し出し、蓋体3の係合突起24がキャップ本体2の係止突起10より外れる。この際、蓋体3は開方向に付勢されているため、第1開蓋状態まで自動的に開く。また、図示例では、弾性押圧板7を押し込んだ際に蓋体3後部下端部が前記摺動面aにそれぞれ当接して摺動上昇する如く構成しているため、蓋体3の上方付勢力が弱い場合でも、当接部分を支点としてより確実に開蓋することができる。次いでなおも弾性押圧板7を押し込むと、上記した如く蓋体3が第2開蓋状態まで開き止まる。尚、実際の開蓋操作の場合には弾性押圧板7を一気に押し込むことで、連続的に第2開蓋状態まで移行させることができる。蓋体3を閉じる場合には例えば、指等により蓋体3を回動させて係合突起24を係止突起10に乗り越え係合させれば良い。
尚、上記実施形態の各図は判り易く説明するため便宜上一体に形成された如く描写されているが、実際には成形上の都合で、例えば蓋体3,弾性押圧板7,弾性ヒンジ機構A及びキャップ本体2の一部を合成樹脂により別に一体形成し、合成樹脂により形成されたその他の部分に組み付ける方法で形成できる。
本発明キャップを示す縦断面図である。(実施例1) 本発明キャップの第1開蓋状態を示す縦断面図である。(実施例1) 本発明キャップの第2開蓋状態を示す縦断面図である。(実施例1) 本発明キャップの弾性ヒンジ機構を説明する説明図である。(実施例1) 本発明キャップの第2開蓋状態の平面図である。(実施例1) 本発明キャップの後面図である。(実施例1)
符号の説明
2…キャップ本体,3…蓋体,7…弾性押圧板,23…中央ヒンジ,30…上部ヒンジ,
31…下部ヒンジ,32…弾性板,a…摺動面,A…弾性ヒンジ機構

Claims (2)

  1. キャップ本体2と、該キャップ本体に対して弾性ヒンジ機構Aを介して連結して前記キャップ本体上面を開閉可能に設けた蓋体3とを備え、前記弾性ヒンジ機構Aは、自由端とした上縁に中央ヒンジ23を介して前記蓋体3後部下端を連結し、前記キャップ本体後部に揺動可能に設けて閉状態の前記蓋体の前方への押し出しを可能に構成した弾性押圧板7と、該弾性押圧板の両側に於いて上端を上部ヒンジ30を介して蓋体3後面に連結するとともに、下端を下部ヒンジ31を介して前記キャップ本体2後面に連結した一対の弾性板32とを備え、前記蓋体の鋭角な第1開蓋状態と、該状態から前記弾性押圧板7の押し込みにより各弾性板32を弾性変形しつつ開いたより広い第2開蓋状態でそれぞれ前記蓋体の安定状態を維持する如く構成したことを特徴とするワンタッチキャップ。
  2. 前記キャップ本体2の後部両側に前記蓋体3後部両側が開蓋の際に摺動上昇する摺動面aを設けてなる請求項1記載のワンタッチキャップ。
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