JP4447732B2 - 間仕切パネルにおける上部支柱の連結構造 - Google Patents

間仕切パネルにおける上部支柱の連結構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、オフィス等の空間を仕切るローパーティションの高さを変更する際の間仕切パネルにおける上部支柱の連結構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
互いに隣接するパネル本体の対向面同士を支柱に引っ掛けるなどしてローパーティションを形成するものにおいて、間仕切パネルの高さを高くする際には、支柱を長くする必要があるが、従来は支柱自体を新たに長寸のものに交換するか、あるいは高くしたい分の長さの上部支柱を既設の支柱の上端部に差し込んでねじ止めするなどしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した前者のように、支柱自体を交換して間仕切パネルの高さを高くしようとすると、既に施工してあるパネル本体や支柱等が不要となるため、それらを分解して取外し、全てを新たに施工し直す必要があり、その作業が面倒であるとともに、施工費や交換部材の費用が嵩む。
【0004】
一方、上記後者のように、必要な長さの上部支柱を既設の支柱の上端部に差し込んで連結するものは、必要最小限の部材を取外すのみで施工し得る利点があるが、上部支柱の下端部を単に既設の支柱の上端部に差し込んでねじ止めしただけでは、連結部の強度が小さく、上部支柱に棚板等を取付けて使用することはできない。
【0005】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、既設の支柱の上端部に、上部支柱を強固に連結し、パネルの高さを容易かつ安価な施工費で変更し得るようにした間仕切パネルにおける上部支柱の連結構造を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の間仕切パネルにおける上部支柱の連結構造は、互いに隣接するパネル本体の対向面に形成された上下方向を向く各凹溝部を、少なくとも前面側に多数の縦長孔を有する角筒状の支柱に取付けて形成された間仕切パネルにおける前記支柱の上端部に、高さ変更用パネルを取付けるための上部支柱を連結する際の連結構造であって、
前記支柱とほぼ同形の角筒状をなす上部支柱の内面下部に、支柱の上端部内に密に嵌合可能な嵌合杆を突設するとともに、上部支柱の一側面に、前記一方のパネル本体の凹溝に挿入可能な補強杆を、前記嵌合杆との間に前記支柱の側壁の肉厚よりも僅かに大きな隙間が形成されるように対向状に固着し、前記嵌合杆を支柱の上端部に嵌合して上部支柱を立設させたとき、嵌合杆と補強杆とにより支柱の側壁を狭持するようにしたことを特徴としている。
上記構成の本発明によると、上部支柱は、支柱の上端部に嵌合した嵌合杆の嵌合強度と、嵌合杆と補強杆とによる支柱側壁の狭持強度とにより、支柱に強固に連結されるため、高さ変更用パネルを安定的に支持することができる。
また、支柱自体を交換する必要がないので、既設のパネル本体等を分解して取り外し、新たに施工し直す手間が省けるとともに、施工費や交換部材の費用も安価となる。
【0007】
本発明の間仕切りパネルにおける上部支柱の連結構造は、上部支柱の他側面にも、嵌合杆とにより支柱の他方の側壁を狭持可能な補強杆を設けるのが好ましい。
このようにすると、支柱の両側面が2つの補強杆と嵌合杆とにより狭持されるため、上部支柱はより強固に連結される。
【0008】
本発明の間仕切りパネルにおける上部支柱の連結構造は、補強杆の前後の端縁に側方を向く折曲片を連設し、両折曲片の前後面をパネル本体の凹溝内の前後の面と当接又は近接させるのが好ましい。
このようにすると、上部支柱の前後方向の曲げ強度が向上する。
【0009】
本発明の間仕切りパネルにおける上部支柱の連結構造は、嵌合杆の下端部に、該嵌合杆を支柱に嵌合したとき、支柱の縦長孔と弾性係合する係止部材を設けるのが好ましい。
このようにすると、上部支柱が支柱より簡単に抜け外れることがなくなる。
【0010】
本発明の間仕切りパネルにおける上部支柱の連結構造は、係止部材を、前後方向に撓曲可能な弾性片よりなるものとし、かつ下端部に、斜前上方を向いて傾斜するとともに、上端に支柱の縦長孔の上端縁に係止可能なほぼ水平の係止縁を有する係合爪部を備えるものとするのが好ましい。
このようにすると、上部支柱の嵌合杆を支柱に嵌合するだけで、係合爪部が自動的に支柱の縦長孔に突入して係止されるとともに、係合爪部を前方より押圧すれば、縦長孔より離脱するので、上部支柱の取外しも容易となる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。先ず本発明の間仕切パネルにおける上部支柱の連結構造に係る第1実施形態につき説明する。
【0012】
図1〜図5は本発明の第1実施形態を示す。図1はパネル本体上端に上部パネルを取り付ける状態を示す斜視図、図2はパネル本体上端に上部パネルを取り付けた状態を示す斜視図、図3の(a)はパネル本体間を接続する支柱を示す部分斜視図、(b)は支柱の接合部を示す部分拡大斜視図、図4はパネル本体間を接続する支柱に上部支柱を取り付ける連結構造を示す分解組立斜視図であり、図5は図2のA−A断面図である。
【0013】
本発明は、間仕切パネルの高さを更に高くする際に、パネル本体の上端に上部パネルを接続するめに使用される上部支柱の連結構造に関するものである。
【0014】
すなわち、図1に示すように、1は間仕切パネルを示し、この間仕切パネル1は、ローパーティション2と、その上部に接続される上部パーティション3とで構成されている。
【0015】
ローパーティション2は、複数の支柱4を介して横方向に接続される複数のパネル本体5によって構成され、このローパーティション2の上部に接続される上部パーティション3は、上記各支柱4の上端に連結された上部支柱6を介して接続される複数の上部パネル7から構成されている。
【0016】
パネル本体5は、周知の通り2枚のパネル5a、5b間に図示しない枠体を挟んで所定厚味を有する矩形状に形成され、その両端部には2枚のパネル5a、5b間に上下方向を向く凹溝部8が形成され、これらパネル本体5は平面状のものや湾曲状のものから構成されている。
【0017】
このローパーティション2は、オフィス等の空間を仕切るために複数のパネル本体5を、該パネル本体5間の対向面に形成された凹溝部8に各支柱4を挿嵌して接続されるが、これらの支柱4は、パネル本体5を例えば平面視直線状、T字形または十字形状に接続するよう構成することができる。
【0018】
ここで支柱4の構造につき簡単に説明すると、この支柱4は、図3の(a)、(b)及び図4に示されるように、帯状鋼板の両側を折曲したコ字状の部材を離間して対向させて断面矩形または正方形の角筒状に形成されており、対向する折曲片4a、4bの少なくとも前面側には多数の縦長孔9が上下方向に形成され、対向する折曲片4a、4bには上下方向に所定間隔毎に矩形状の凹溝10a、10bが形成されている。
【0019】
一方、互いに接続される2枚のパネル5a、5b間によって、端部の対向面に形成される凹溝部8の底面には、支柱4の両折曲片4a、4bに上下方向に配置された各凹溝10a、10bに対応するよう上下方向に複数の係止片12が所定間隔で配置されている。
【0020】
更に、これら係止片12は、両凹溝10a、10b内に所定高さ(両凹溝10a、10bの深さより低い高さで構成されている)の平面から成る当接面Tの幅方向両側から一対の舌片13a、13bが突設し、両舌片13a、13bの幅方向の間隔、並びに縦方向の長さは両凹溝10a、10bの縦及び横の寸法より短寸に形成されており、舌片13a、13bの少なくとも下方には両凹溝10a、10bの下端に板厚部が係合可能な係止溝Mが形成されている。
【0021】
従って、パネル本体5間が接合される際には、パネル本体5間の対向面に形成される凹溝部8に角筒状の支柱4の側面が挿嵌された状態で、係止片12の両舌片13a、13bが両凹溝10a、10bに係合されるが、係合する際に挿嵌された支柱4の片側側面が係止片12の当接面Tに当接し、支柱4の片側側面とパネル本体5端部の凹溝部8底面との間に所定の隙間Sが形成される。
【0022】
次に、上記支柱4の上端に連結される上部支柱6の連結構造につき説明する。上部支柱6は、図4に示されるように、前述した支柱4を短縮したもので、長さ以外は同一に構成されている。
【0023】
上部支柱6の下端には、この上部支柱6の内部に角筒状をなす嵌合杆14が挿嵌固定されてその下端から所定長さ突設しており、上部支柱6下端の一側面には上記嵌合杆14に対向して補強杆15が下方に突設するよう固定されている。
【0024】
この補強杆15は、一方のパネル本体5の凹溝部8内に、支柱4の片側側面とパネル本体5端部の凹溝部8底面との間で形成される隙間Sに挿嵌可能な断面形状に構成されている。
【0025】
更に詳しくは、補強杆15は、前後の端縁に側方を向く折曲片15a、15bを連設してコ字形状に形成し、両折曲片15a、15bの前後面をパネル本体5の凹溝部8内に形成される隙間Sの前後の面と当接又は近接するように形成されている。
【0026】
更に補強杆15は、嵌合杆14との間に支柱4側壁の肉厚よりも僅かに大きな隙間Gが形成されるように対向状に固着されおり、嵌合杆14を支柱4の上端部に嵌合して上部支柱6を立設させたとき、嵌合杆14と補強杆15とにより支柱4の側壁を狭持するように構成される。
【0027】
加えて、上部支柱6の内部に挿嵌固定された嵌合杆14の下端部には、この嵌合杆14内部に設けられた支持板16に一端が固定された支杆21の係止部材18の下端が突設されており、この係止部材18は、嵌合杆14を支柱4の上端に嵌合したとき、支柱4の側面に上下方向に列設される複数の縦長孔9のうち特定(例えば最上端の縦長孔)の縦長孔9と弾性係合するよう構成されている。
【0028】
詳しくは、上記係止部材18は、前後方向に撓曲可能な弾性片19よりなるものとし、かつ下端部に、斜前上方を向いて傾斜するとともに、上端に支柱4の縦長孔9の上端縁に係止可能なほぼ水平の係止縁20を有する係合爪部22を備えている。
【0029】
次に、上記構成の間仕切パネルにおける上部支柱の連結手順につき説明する。
【0030】
先ず、図1及び図3の(a)、(b)に示されるように、間仕切パネル1の基礎となる各パネル本体5を接合するに際し、互いに隣接する一方のパネル本体5の対向する凹溝部8内に上下方向に配置される係止片12の両舌片13a、13bを、支柱4の一側面に形成される両凹溝10a、10bの下端縁に係止させると共に、支柱4の対向する側面を係止片12の当接面Tに当接させた状態でパネル本体5の凹溝部8内に挿嵌する。
【0031】
次に、一方のパネル本体5端部に取り付けられた支柱4の反対側側面の両凹溝10a、10bに、相手側パネル本体5凹溝部8内に上下に配置される係止片12の両舌片13a、13bをそれぞれ係止させると共に、この支柱4の反対側側面を対向する係止片12の当接面Tに当接させた状態で相手側パネル本体5の凹溝部8内に挿嵌する。
【0032】
このようにして、各パネル本体5が支柱4を介して接続されてローパーティション2が構成されてオフィス等の床面上に立設されると、これら各パネル本体5の上端に、上部支柱6を介して複数の上部パネル7からなる上部パーティション3が接続される。
【0033】
図1及び図3に示されるように、各上部パネル7は、前述した接合手順と同様の手順によって上部支柱6を介して横方向に接合されるので、詳細な説明は省略する。
【0034】
各パネル本体5の上端に、複数の上部パネル7を接続するに際し、横方向に接続された各上部パネル7の上部支柱6の下端を、各パネル本体5を接続した各支柱4の上端にそれぞれ連結する。
【0035】
この連結に際し、図4に示されるように、上部支柱6下端の角筒状をなす嵌合杆14を各支柱4上端の内部に挿嵌すると共に、コ字状の補強杆15を、支柱4の両側面とパネル本体5端部の凹溝部8底面との間で形成される隙間Sに上方から挿嵌する。
【0036】
各支柱4の上端に上部支柱6を挿嵌するに際し、嵌合杆14の下端から外方に僅かに突出した弾性片19下端部の係合爪部22は、各支柱4内部に挿入する下降動作で弾性変形するが、この係合爪部22が支柱4の縦長孔9に一致した際に、自己の復帰弾力により縦長孔9に突入して水平の係止縁20が縦長孔9の上端縁に係止される。また、支柱4の上端に接続された上部支柱6を離脱する際は、係合爪部22を前方より押圧すれば、縦長孔9より離脱される。
【0037】
このように、各上部パネル7間を接続した上部支柱6を、各支柱4の上端にそれぞれ連結することによって、ローパーティション2の上部に横方向に接続された上部パネル7から成る上部パーティション3が接続されて間仕切パネル1の組立が完成する。
【0038】
このようにすることによって、上部支柱6が、支柱4の上端部に嵌合した嵌合杆14の嵌合強度と、嵌合杆14と補強杆15とによる支柱4側壁の狭持強度とにより、支柱4に強固に連結されるため、上部パネル7を安定的に支持することができる。
【0039】
また、支柱4自体を交換する必要がないので、既設のパネル本体5等を分解して取り外し、新たに施工し直す手間が省けるとともに、施工費や交換部材の費用も安価となる。
【0040】
更に、上部支柱6の補強杆15が、その前後の端縁に側方を向く折曲片15a、15bを連設して断面コ字状に形成し、両折曲片15a、15bの前後面をパネル本体5の凹溝部8内に形成される隙間Sの前後の面と当接又は近接させるよう構成されているので、上部支柱6の前後方向の曲げ強度が向上する。
【0041】
加えて、上部支柱6の嵌合杆14の下端部に、この嵌合杆14を支柱4の内部に嵌合したとき、撓曲可能な弾性片19が支柱4の縦長孔9と弾性係合する係止部材18の前後方向に設けられているので、支柱4の内部に嵌合した上部支柱6は、支柱4より簡単に抜け外れることがなくなる。
【0042】
また、係止部材18が、前後方向に撓曲可能な弾性片19より成り、この弾性片19が、その下端部に斜前上方を向いて傾斜するとともに、支柱4の縦長孔9上端縁に係止可能な水平の係止縁20を有する係合爪部22を備えた構成となっているので、上部支柱6の嵌合杆14を支柱4に嵌合するだけで、係合爪部22が自動的に支柱4の縦長孔9に突入して係止されるとともに、この係合爪部22を前方より押圧すれば、縦長孔9より離脱するので、上部支柱6の取外しも容易に行うことができる。
【0043】
次に、本発明の第2実施形態につき説明する。図6は本発明の第2実施形態に係り、パネル本体間を接続する支柱に上部支柱を取り付ける連結構造を示す分解組立斜視図である。なお、上記実施形態における構成部分と同一構成部分に関しては同一符号を付し、重複する説明を省略する。
【0044】
本実施形態における連結構造は、上部支柱6の片側側面に固定された補強杆15に加え、上部支柱6の他側面にも同一構造の補強杆を取付たものである。
【0045】
すなわち、上部支柱6下端の片側側面には、上記実施形態と同様に角筒状をなす嵌合杆14が所定長さ突設しており、嵌合杆14に対向して上部支柱6下端の一側面には補強杆15が下方に突設するよう固定されている。
【0046】
更に、上部支柱6の他側面にも、同一形状のコ字形をした補強杆25が下方に突設するよう固定され、この補強杆25は、嵌合杆14との間に支柱4側壁の肉厚よりも僅かに大きな隙間Gが形成されるように対向状に固着されており、嵌合杆14を支柱4上端部に嵌合して上部支柱6を立設させたとき、嵌合杆14と補強杆25とにより支柱4の他の側壁を狭持するように構成されている。
【0047】
そして、この補強杆25は、一方のパネル本体5と対向して接続される相手側のパネル本体5の凹溝部8′内に、支柱4の他側面とパネル本体5端部の凹溝部8′底面との間で形成される隙間S′に挿嵌可能な断面形状として構成されている。
【0048】
詳しくは、補強杆25は、前後の端縁に側方を向く折曲片25a、25bを連設してコ字形状に形成し、両折曲片25a、25bの前後面を接続される相手側のパネル本体5の凹溝部8′内に形成される隙間S′の前後の面と当接又は近接するように形成されており、嵌合杆14と補強杆15とにより支柱4の他の側壁を狭持するように構成されている。
【0049】
次に、第2実施形態に係る上記構成の間仕切パネルにおける上部支柱の連結手順につき説明する。
【0050】
上記第1実施形態と同様に、間仕切パネル1の基礎となる各パネル本体5が支柱4を介して接続されると、オフィス等の床面上に立設された各パネル本体5の上端に上部支柱6を介して複数の上部パネル7が接続される。
【0051】
上部支柱6の連結に際し、図6に示されるように、この上部支柱6下端の嵌合杆14を、各支柱4上端の内部に挿嵌すると共にコ字状の補強杆15と、上部支柱6の反対側側面に固定された別の補強杆25とを、支柱4の片側側面とパネル本体5端部の凹溝部8底面との間で形成される隙間S、及び支柱4の他の側面と接続された相手側のパネル本体5端部の凹溝部8′底面との間で形成される隙間S′に上方から同時に挿嵌する。
【0052】
これにより、上部支柱6の片側側面に固定された補強杆15に加え、上部支柱6の他側面にも同一構造の補強杆25が取付けられているので、支柱4上端の両側面が2つの補強杆15、25と嵌合杆14とにより狭持されるため、上部支柱6がより強固に連結される。
【0053】
【発明の効果】
本発明によれば、次のような効果が得られる。
【0054】
(a)請求項1に記載の発明によれば、上部支柱が、支柱の上端部に嵌合した嵌合杆の嵌合強度と、嵌合杆と補強杆とによる支柱側壁の狭持強度とにより、支柱に強固に連結されるため、高さ変更用パネルを安定的に支持することができる。
また、支柱自体を交換する必要がないので、既設のパネル本体等を分解して取り外し、新たに施工し直す手間が省けるとともに、施工費や交換部材の費用も安価となる。
【0055】
(b)請求項2に記載の発明によれば、支柱の両側面が2つの補強杆と嵌合杆とにより狭持されるため、上部支柱はより強固に連結される。
【0056】
(c)請求項3に記載の発明によれば、上部支柱の前後方向の曲げ強度が向上する。
【0057】
(d)請求項4に記載の発明によれば、上部支柱が支柱より簡単に抜け外れることがなくなる。
【0058】
(e)請求項5に記載の発明によれば、上部支柱の嵌合杆を支柱に嵌合するだけで、係合爪部が自動的に支柱の縦長孔に突入して係止されるとともに、係合爪部を前方より押圧すれば、縦長孔より離脱するので、上部支柱の取外しも容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パネル本体上端に上部パネルを取り付ける状態を示す斜視図である。
【図2】パネル本体上端に上部パネルを取り付けた状態を示す斜視図である。
【図3】(a)はパネル本体間を接続する支柱を示す部分斜視図、(b)は支柱の接合部を示す部分拡大斜視図である。
【図4】パネル本体間を接続する支柱に上部支柱を取り付ける連結構造を示す分解組立斜視図である。
【図5】図2のA−A断面図である。
【図6】本発明の第2実施形態に係り、パネル本体間を接続する支柱に上部支柱を取り付ける連結構造を示す分解組立斜視図である。
【符号の説明】
1 間仕切パネル
2 ローパーティション
3 上部パーティション
4 支柱
4a、4b 折曲片
5 パネル本体
5a、5b パネル
6 上部支柱
7 上部パネル
8 凹溝部
9 縦長孔
10a、10b 凹溝
12 係止片
13a、13b 舌片
14 嵌合杆
15 補強杆
15a 、15b 折曲片
16 支持板
18 係止部材
19 弾性片
20 係止縁
21 支杆
22 係合爪部
25a 、25b 折曲片
25 補強杆
G 隙間
M 係止溝
S 隙間
T 当接面

Claims (5)

  1. 互いに隣接するパネル本体の対向面に形成された上下方向を向く各凹溝部を、少なくとも前面側に多数の縦長孔を有する角筒状の支柱に取付けて形成された間仕切パネルにおける前記支柱の上端部に、高さ変更用パネルを取付けるための上部支柱を連結する際の連結構造であって、
    前記支柱とほぼ同形の角筒状をなす上部支柱の内面下部に、支柱の上端部内に密に嵌合可能な嵌合杆を突設するとともに、上部支柱の一側面に、前記一方のパネル本体の凹溝に挿入可能な補強杆を、前記嵌合杆との間に前記支柱の側壁の肉厚よりも僅かに大きな隙間が形成されるように対向状に固着し、前記嵌合杆を支柱の上端部に嵌合して上部支柱を立設させたとき、嵌合杆と補強杆とにより支柱の側壁を狭持するようにしたことを特徴とする間仕切パネルにおける上部支柱の連結構造。
  2. 上部支柱の他側面にも、嵌合杆とにより支柱の他方の側壁を狭持可能な補強杆を設けた請求項1に記載の間仕切パネルにおける上部支柱の連結構造。
  3. 補強杆の前後の端縁に側方を向く折曲片を連設し、両折曲片の前後面をパネル本体の凹溝内の前後の面と当接又は近接させた請求項1または2に記載の間仕切パネルにおける上部支柱の連結構造。
  4. 嵌合杆の下端部に、該嵌合杆を支柱に嵌合したとき、支柱の縦長孔と弾性係合する係止部材を設けた請求項1ないし3のいずれかに記載の間仕切パネルにおける上部支柱の連結構造。
  5. 係止部材を、前後方向に撓曲可能な弾性片よりなるものとし、かつ下端部に、斜前上方を向いて傾斜するとともに、上端に支柱の縦長孔の上端縁に係止可能なほぼ水平の係止縁を有する係合爪部を備えるものとした請求項4に記載の間仕切パネルにおける上部支柱の連結構造。
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