JPH0522488Y2 - - Google Patents

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JPH0522488Y2
JPH0522488Y2 JP1988046971U JP4697188U JPH0522488Y2 JP H0522488 Y2 JPH0522488 Y2 JP H0522488Y2 JP 1988046971 U JP1988046971 U JP 1988046971U JP 4697188 U JP4697188 U JP 4697188U JP H0522488 Y2 JPH0522488 Y2 JP H0522488Y2
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protrusion
beams
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は支柱やビーム、棚板等により組立てら
れて荷(物品)を収納する枠組棚の支柱とビーム
の連結構造に関する。
従来の技術 従来枠組棚において、支柱31間に連結される
水平ビーム32には、第8図および第9図に示す
ように、端部にプレス加工により下方に向く爪3
3を複数個突出成形し、この爪33に対向する支
柱31外面に係合穴34を形成し、第9図a,b
に示すように水平ビーム32の爪33を係合穴3
4に挿入後下方に引下げて爪33を係合穴34の
下部壁34aに係止していた。
考案が解決しようとする課題 しかし、上記従来の構成によれば、支柱31と
水平ビーム32の連結部にかかる荷重はすべて爪
33上端部の水平ビーム32との連結部33aで
支持しており、特に水平ビーム32に上方からか
かる荷重や、支柱31から離れる方向に水平ビー
ム32にかかる荷重に対して強度が小さく、大き
な荷重がかかつた時に爪33が変形してガタ付き
が発生したり、連結部33aがせん断されて爪3
3が剥離し支柱31と水平ビーム32が外れるお
それがあつた。
本考案は上記問題点を解決して強度の大きい枠
組棚の連結構造を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために本考案は、一対の
支柱間に連結されるビームの連結構造であつて、
ビームの両端部に、上部および下部がビームから
連続して支柱側に突出する突出部とこの突出部か
ら左右に張出す爪部とからなる係合突起ならび
に、支柱側に突出する位置決め体を設け、筒状の
両支柱に、前記係合突起が挿入可能な挿入穴部と
この挿入穴部から下方に連続して形成されかつ前
記突出部が上方から嵌入可能で前記爪部により抜
止めされる係止穴部からなる連結穴をそれぞれ設
け、前記両位置決め体が両支柱の相対向する側面
間に嵌脱自在に嵌め込まれる構成としたものであ
る。
作 用 上記構成において、一対の支柱間にビームを連
結する際、両支柱の相対向する側面間にビームの
両位置決め体を嵌め込むことにより、ビームを長
手方向に位置決めすることができる。その後、係
合突起を連結穴の挿入穴部に挿入して係止穴部に
嵌入する。これにより、係合突起は長手方向にず
れることなく簡単に係止穴部に嵌入される。
係合突起は、上部および下部がビームに連続し
て強固にビームから突出し、突出部から張出した
爪部が係止穴部の側壁に係止されるので、大きい
荷重を支持でき、従来に比べて大きい連結強度を
得ることができる。
上記のように一対の支柱間にビームを連結した
場合、両位置決め体が両支柱の相対向する側面に
それぞれ当接しているため、ビームに作用する長
手方向の荷重の一部は位置決め体から支柱側に伝
達され、したがつてビームに作用する長手方向の
荷重の全てが係合突起に加わることはない。
実施例 以下本考案の一実施例を第1図〜第6図に基づ
いて説明する。
第3図および第4図において、四隅に立設配置
された4本の支柱1A,1Bのうち、前部の支柱
1A間および後部の支柱1B間には、それぞれ上
端部および下端部に左右ビーム2が連結されると
ともに、中間部に所定間隔をあけて2本の左右棚
受3が連結され、また前後の支柱1A,1B間に
は、それぞれ上端部および下端部に前後ビーム4
が連結されるとともに、左右棚受3の取付位置に
前後棚受5が連結される。そして、左右ビーム2
および前後ビーム4と、左右棚受3および前後棚
受5に囲まれた空間にはそれぞれ棚板6が取付け
られる。
前記左右ビーム2は、第1図および第6図に示
すように、ビーム本体2aに下端部が内側に折曲
げられた棚板受部7と、上端部が内側に折曲げら
れた補強曲げ部8と、中央部で内面側に突出され
た補強突部9がそれぞれ長手方向に沿つて形成さ
れる。また、ビーム本体2aの両端部には幅広状
の連結面板2bが連続して形成され、この連結面
板2bには上下位置に所定間隔をあけて内面側に
突出する上下一対の係合突起11がプレス加工に
より形成される。すなわち、この係合突起11
は、両側端をせん断し、上端が連結面板2bから
連続して内面側に傾斜する上傾斜面12a,およ
びこの上傾斜面12aから下方に続く垂直面12
b、ならびにこの垂直面12bから連結面板10
に連続する下傾斜面12cとで断面台形状の突出
部12を形成し、さらに突出部12の垂直面12
bには突出部12端面より左右に張出す爪部13
を形成して構成され、連結面板2b内面と爪部1
3との間隙dを支柱1A,1Bを構成する板材の
厚さtより僅かに大きく形成している。また、前
記突出部12は一方のせん断端面を下方ほど他方
の端面側に近づくように傾斜させて下部ほど幅が
狭く形成している。また、この連結面板2bの係
合突起11間には、連結ピン16が挿入されるピ
ン穴10が形成され、さらにせん断端面14aが
各支柱1A,1Bの相対向する右あるいは左側面
1bに当接する位置決め突起14(位置決め体の
一例)が上下2個内面側に突出形成されている。
これら位置決め突起14は、組立時に両支柱1
A,1Bの相対向する右あるいは左側面1b間に
嵌脱自在に嵌め込れ、位置決めおよび左右ビーム
2の長手方向に沿う支柱1A,1B側への荷重を
支柱1A,1Bに伝達し支持させている。この位
置決め突起14はせん断端面14aが連結面板2
bと垂直な鉛直面に沿つて山形状でかつ正面視が
三角形状に形成される。15はビーム本体2aか
ら連結面板2bにわたつて内面側に突出形成され
た補強用リブである。
なお、この位置決め体の一例である位置決め突
起14および補強用リブ15に換えて、第7図に
示すように、連結面板2bのビーム本体2a側端
面に、棚板受部7から湾曲して連結し内側に直角
に折曲げられた位置決め用フランジ部26を位置
決め体の他の例として形成してもよい。
これら位置決め用フランジ部26は、組立時に
両支柱1A,1Bの相対向する右あるいは左側面
1b間に嵌脱自在に嵌め込れ、位置決めおよび左
右ビーム2の長手方向に沿う支柱1A,1B側へ
の荷重を支柱1A,1Bに伝達し支持させてい
る。この位置決め用フランジ部26によれば位置
決めだけではなく曲げや捩りに対して高い強度も
得られる。
前記前後ビーム4には、第1図に示すように、
長手方向に沿つて内面側に突出する棚板受用の突
状部17を形成し、また両端部の上下位置には左
右ビーム2と同様に突出部19と爪部20からな
る係合突起18を外面側に突出形成し、この突出
部19を上下傾斜面19a,19cと垂直面19
bから構成している。
前記支柱1A,1Bは、第5図に示すように、
内側面1c中央に長手方向に沿うスリツト21が
形成された角筒状で、外側面1aの上端部および
下端部の左右対称位置に左右ビーム2の係合突起
11に対応する上下一対の連結穴22と、ピン穴
10に対応するピン穴23が形成される。これら
連結穴22は、係合突起11が挿入可能な挿入穴
部22aと、挿入穴部22aから下方に連続して
形成されて係合突起11の突出部12が嵌入可能
な係止穴部22bとから構成されている。そし
て、支柱1A間および1B間に左右ビーム2を連
結する際、支柱1A,1Bの相対向する右あるい
は左側面1bに左右ビーム2の両位置決め突起1
4を嵌め込むことにより、左右ビーム2を長手方
向(左右方向)に位置決めすることができる。そ
の後、第1図に矢印イで示すように、挿入穴部2
2aに係合突起11を挿入し、左右ビーム2を下
方に引下げることにより、第2図に示すように突
出部12は長手方向(左右方向)にずれることな
く係止穴部22内に簡単に嵌入されて爪部13が
係止穴部22の側壁に係止され、支柱1A,1B
に左右ビーム2が連結固定される。前記係止穴部
22は突出部12に対応して下部ほど幅が狭く形
成される。ここで外側面1aの左右対称位置に連
結穴22およびピン穴23を設けたのは、左右に
連続する枠組棚の場合に両側に左右ビーム2を連
結する中間部の支柱として使用するためである。
上記のように、支柱1A間および1B間に左右
ビーム2を連結した場合、図6に示すように、両
位置決め突起14が支柱1A,1Bの相対向する
右あるいは左側面1bに当接しているため、左右
ビーム2に作用する長手方向荷重F(この場合左
右方向荷重)の一部は各位置決め突起14から支
柱1A,1B側に伝達される。したがつて、左右
ビーム2に作用する長手方向荷重Fの全てが係合
突起11に加わることはない。これにより、長手
方向荷重Fに対して係合突起11を小型化でき
る。
尚、図7に示すように、左右ビーム2に位置決
め用フランジ部26を設けた場合も、上記と同様
に、突出部12は長手方向(左右方向)にずれる
ことなく係止穴部22内に簡単に嵌入されるた
め、支柱1A,1Bと左右ビーム2との連結作業
が簡単かつ正確に行える。さらに、左右ビーム2
に作用する長手方向荷重Fの一部は各フランジ部
26から支柱1A,1B側に伝達されるため、左
右ビーム2に作用する長手方向荷重Fの全てが係
合突起11に加わることはなく、長手方向荷重F
に対して係合突起11を小型化できる。
また、この支柱1A,1Bの左右側面1bの上
端部および下端部には前後ビーム4の係合突起1
8に対応する連結穴24が形成され、この連結穴
24は外側面1aの連結穴22と同様に挿入穴部
24aと係止穴部24bから構成される。したが
つて、第1図に矢印ロで示すように、係合突起1
8を挿入穴部24aに挿入後、前後ビーム4を下
方に引下げることにより、爪部20が係止穴部2
4bの側壁に係止されて前後ビーム4が支柱1
A,1Bに連結される。25は左右端面1bに形
成された棚受3,5の取付用係止孔で、連結穴2
4間に所定間隔ごとに設けられる。
上記実施例によれば、係合突起11,18は、
爪部13が形成された垂直面12bが上下端を上
下傾斜面12a,12cにより連結面板2bに連
結して形成されるので、ビーム2,4に沿う荷重
や上方から加わる荷重に対して大きい強度が得ら
れ、また左右の爪部13が係止穴部22b,24
bの側壁に係止されるので、ビーム2,4が支柱
1A,1Bから離間する方向の荷重に対しても大
きい強度を得ることができる。
考案の効果 以上に述べたごとく本考案によれば、一対の支
柱間にビームを連結する際、両支柱の相対向する
側面間にビームの両位置決め体を嵌め込むことに
より、ビームを長手方向に位置決めすることがで
きる。これにより、係合突起は長手方向にずれる
ことなく簡単に係止穴部に嵌入されるため、ビー
ムの連結作業が簡単にかつ正確に行える。
このように、連結穴の挿入穴部に挿入後、係止
穴部に嵌入された係合突起は、上部および下部が
ビームに連続して強固にビームから突出成形さ
れ、かつ突出部から張出した2枚の爪部が係止穴
部の側壁に係止されるので、多方向から加わる荷
重を確実に支持でき、変形も少なく、従来に比べ
て大きい連結強度を得ることができる。
上記のように一対の支柱間にビームを連結した
場合、両位置決め体が両支柱の相対向する側面に
それぞれ当接しているため、ビームに作用する長
手方向の荷重の一部は位置決め体から支柱側に伝
達され、したがつてビームに作用する長手方向の
荷重の全てが係合突起に加わることはない。これ
により、連結強度を保持するとともに、長手方向
の荷重に対して係合突起を小型化できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本考案の一実施例を示し、第
1図は連結部の分解斜視図、第2図は係合突起と
連結穴の係合状態を示す斜視図、第3図および第
4図は枠組棚の全体正面図および全体側面図、第
5図は支柱の斜視図、第6図は連結部の正面図、
第7図は他の実施例の連結部を示す分解斜視図、
第8図および第9図a,bは従来例を示し、第8
図は連結部の正面図、第9図a,bは爪と係合穴
の分解斜視図および係合状態を示す斜視図であ
る。 1A……前部支柱、1B……後部支柱、2……
左右ビーム、4……前後ビーム、11……係合突
起、12……突出部、13……爪部、18……係
合突起、19……突出部、20……爪部、22…
…連結穴、22a……挿入穴部、22b……係止
穴部、24……連結穴、24a……挿入穴部、2
4b……係止穴部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一対の支柱間に連結されるビームの連結構造で
    あつて、ビームの両端部に、上部および下部がビ
    ームから連続して支柱側に突出する突出部とこの
    突出部から左右に張出す爪部とからなる係合突起
    ならびに、支柱側に突出する位置決め体を設け、
    筒状の両支柱に、前記係合突起が挿入可能な挿入
    穴部とこの挿入穴部から下方に連続して形成され
    かつ前記突出部が上方から嵌入可能で前記爪部に
    より抜止めされる係止穴部からなる連結穴をそれ
    ぞれ設け、前記両位置決め体が両支柱の相対向す
    る側面間に嵌脱自在に嵌め込れることを特徴とす
    る枠組棚の連結構造。
JP1988046971U 1988-04-07 1988-04-07 Expired - Lifetime JPH0522488Y2 (ja)

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JPH01149316U JPH01149316U (ja) 1989-10-16
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