JP4447297B2 - ゲートアレイ半導体装置 - Google Patents

ゲートアレイ半導体装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4447297B2
JP4447297B2 JP2003411036A JP2003411036A JP4447297B2 JP 4447297 B2 JP4447297 B2 JP 4447297B2 JP 2003411036 A JP2003411036 A JP 2003411036A JP 2003411036 A JP2003411036 A JP 2003411036A JP 4447297 B2 JP4447297 B2 JP 4447297B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cell
conductivity type
type semiconductor
contact
horizontal direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003411036A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005175092A (ja
Inventor
利行 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Electronics Corp
Original Assignee
NEC Electronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Electronics Corp filed Critical NEC Electronics Corp
Priority to JP2003411036A priority Critical patent/JP4447297B2/ja
Publication of JP2005175092A publication Critical patent/JP2005175092A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4447297B2 publication Critical patent/JP4447297B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)

Description

この発明は、ゲートアレイ半導体装置に係り、詳しくは、複数のセルから成る基本セルを有するゲートアレイ半導体装置に関する。
大規模集積回路(LSI)で代表される半導体装置において、セミカスタム半導体装置が広く用いられている。このセミカスタム半導体装置は、半導体メーカで提供された設計部分と顧客(カストマー)で提供された設計部分とを組み合わせて完成される半導体装置であり、ゲートアレイ方式の半導体装置(以下、ゲートアレイ半導体装置と称する)とスタンダードセル方式の半導体装置(以下、スタンダードセル半導体装置と称する)とに大別される。
ゲートアレイ半導体装置は、半導体メーカ側において予め半導体チップ上にトランジスタゲートから成る複数の基本セルを配置した半完成品を、顧客側において必要な論理に基づいた配線パターンを基本セル上に形成して半導体装置を完成させるものである。一方、スタンダードセル半導体装置は、半導体メーカ側において予め所望の論理ゲートを組み合わせた標準的な基本セルを配置した半完成品を、顧客側において必要な論理に基づいてその基本セルを組み合わせて半導体装置を完成させるものである。ゲートアレイ半導体装置はスタンダードセル半導体装置に比較して、開発期間が短いという利点を有するので好んで用いられているが、その反面使用されない基本セルが生ずるため集積度の点で劣ることから、ゲートアレイ半導体装置においてもその基本セルのサイズをできる限り縮小して、集積度を向上させることが求められている。基本セルのサイズを縮小するためには、プロセスの微細化が必要になる。
ここで、一般に、半導体装置においてはプロセスの微細化による種々のシグナルインティグリティ(Signal Integrity)の問題が顕在化してきている。その一つに、メタル配線やコンタクトホールの劣化を引き起こすエレクトロマイグレーションが存在する。エレクトロマイグレーションによるメタル配線やコンタクトホールの劣化は、配線に流れる電流量に依存することから、電流駆動能力の大きな出力端子にはエレクトロマイグレーションに対する耐性を強化する必要がある。このためには、電流が流れる配線の断面積を大きくする必要がある。具体的には、メタル配線に関しては配線幅を広くする必要があり、一方、コンタクトホールに関しては配線形成時に複数個のコンタクトホールを形成する必要がある。
また、エレクトロマイグレーションに対する耐性は、プリミティブブロック(Primitive Block)のレイアウトに大きく影響される。このため、プリミティブブロックのレイアウトには、エレクトロマイグレーションに強く、高い信頼性を持つことが求められている。
上述したように、スタンダードセル半導体装置に比べて集積度が低いというゲートアレイ半導体装置の欠点を改善するために、基本セルのサイズを縮小させるように構成したゲートアレイ半導体装置が、例えば特許文献1に開示されている。同ゲートアレイ半導体装置は、図5に示すように、基本セル50が、垂直方向(上下方向)に沿って上部に配置されたNウエル51に、水平方向(左右方向)に沿って形成された略長方形状の3個のP型半導体領域52A〜52Cと、垂直方向に沿って下部に配置されたPウエル53に、水平方向に沿って形成された略長方形状の3個のN型半導体領域54A〜54Cと、P型半導体領域52A、52B間とN型半導体領域54C、54B間との間に垂直方向に沿って延在している共通の第1のゲート55と、P型半導体領域52B、52C間とN型半導体領域54B、54A間との間に垂直方向に沿って延在している共通の第2のゲート56と、Nウエル51及びPウエル53の対角位置にそれぞれ形成されたNウエルコンタクト57及びPウエルコンタクト58とから構成されている。ここで、後述するように、P型半導体領域52A、52Cは一対のPMOS型トランジスタQ1、Q2の各ドレイン領域を、P型半導体領域52BはQ1、Q2の共通のソース領域を構成する。また、N型半導体領域54A、54Cは一対のNMOS型トランジスタQ3、Q4の各ドレイン領域を、N型半導体領域54BはQ3、Q4の共通のソース領域を構成する。
P型半導体領域52Aには垂直方向に沿って上からコンタクトホール52a、52bが、同様にしてP型半導体領域52Bにはコンタクトホール52c〜52fが、同様にしてP型半導体領域52Cにはコンタクトホール52g〜52iが、それぞれ設けられる。一方、N型半導体領域54Aには垂直方向に沿って下からコンタクトホール54a、54bが、同様にしてN型半導体領域54Bにはコンタクトホール54c〜54fが、同様にしてN型半導体領域54Cにはコンタクトホール54g〜54iが、それぞれ設けられる。また、第1のゲート55には垂直方向に沿って上からコンタクトホール55a、55bが、第2のゲート56には垂直方向に沿って下からコンタクトホール56a、56bが、それぞれ設けられる。この第1及び第2のゲート55、56は、基本セル50の中央部を中心にして点対称に配置されている。また、Nウエルコンタクト57にはコンタクトホール57aが、Pウエルコンタクト58にはコンタクトホール58aが、それぞれ設けられる。
また、Nウエルコンタクト57にコンタクトホール57aを介して接続されるVDD(電源)配線59が水平方向に沿って配置される一方、Pウエルコンタクト58にコンタクトホール58aを介して接続されるGND(接地)配線60が水平方向に配置される。また、P型半導体領域52A〜52C、N型半導体領域54A〜54C、第1及び第2のゲート55、56に、それぞれ該当したコンタクトホールを介して接続される7本の配線トラック61〜67が水平方向に沿って配置される。
以上の構成により、基本セル50には、Nウエル51に一対のPMOS型トランジスタQ1、Q2が形成されるとともに、Pウエル53に一対のNMOS型トランジスタQ3、Q4が形成される。そして、Q1とQ3とは共通の第1のゲート55により、Q3とQ4とは共通の第2のゲート56により、それぞれCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)回路を構成している。
このような構成の基本セル50を有するゲートアレイ半導体装置によれば、水平方向の配線トラックがVDD配線59及びGND配線60を除いても、7本(61〜67)のみで構成することができ、また垂直方向の配線トラック(図示せず)に関しても3本のみで構成することができることから、基本セル50のサイズを縮小することができるようになる。
次に、図5に示した基本セル50を有するゲートアレイ半導体装置に対して、前述したようにエレクトロマイグレーションに対する耐性を強化すべく電流が流れる配線の断面積を大きくするために、電流駆動能力の大きな出力端子となる一対のPMOS型トランジスタQ1、Q2のソース領域52Bと、一対のNMOS型トランジスタQ3、Q4のソース領域54BにそれぞれVDD配線59及びGND配線60を形成する例について、図6を参照して説明する。同半導体装置に対してそのようにVDD配線59及びGND配線60を形成するには、同図に示すように、VDD配線59を、基本セル50のNウエルコンタクト57にコンタクトホール57aを通じて形成するとともに、ソース領域となるP型半導体領域52Bに垂直方向に設けられている2個所のコンタクトホール52c、52dを通じて形成することになる。同様にして、GND配線60を、基本セル50のPウエルコンタクト58にコンタクトホール58aを通じて形成するとともに、ソース領域となるN型半導体領域54Bに垂直方向に設けられている2個所のコンタクトホール54c、54dを通じて形成することになる。このような構成によれば、各ソース領域に対してコンタクトホールの数を増加させてVDD配線59及びGND配線60を形成するので、電流駆動能力の大きな出力端子に対して電流が流れる配線の断面積を大きくすることができ、エレクトロマイグレーションに対する耐性を強化することができるようになる。
また、ゲートアレイ半導体装置において、基本セルの配置効率を改善するために、基本セル上に信号配線を挟むように電源配線を2本に分割して配置するように構成したものが、例えば特許文献2に開示されている。同半導体装置は、図7に示すように、半導体基板上にマトリクス状に配置された複数の基本セルを信号配線101又は電源配線102等と相互接続した構成において、基本セル上において電源配線102を信号配線101を挟むように第1電源配線102Aと第2電源配線102Bとに2本に分割して配置している。符号103はN型拡散領域(第1拡散領域)、104はP型拡散領域(第2拡散領域)、105はゲート電極、106はゲート接続領域、107は基板電極である。
また、ゲートアレイ半導体装置において、配線効率を向上させるために、電源ライン等を複数に分割して、その1つを電源供給用に、残りを電源供給用又は信号伝送用に使用するように構成したものが、例えば特許文献3に開示されている。同ゲートアレイ半導体装置は、図8に示すように、P型半導体基板110のNウエル111上に配置されたPMOS群112上に、絶縁層を介在させて電源ライン113及び信号ライン114を設ける。一方、P型基板110上に配置されたNMOS群115上に、絶縁層を介在させて接地ライン116及び信号ライン117を設ける。これにより、信号ライン114、117をクロック信号供給用等に使用し、またNウエル111を例えば5V電源用と3V電源用とに分割して、電源ライン113を介して5Vを、信号ライン114を介して3Vを供給することにより、容易に2種類の電源電圧混在のゲートアレイ半導体装置を構成することができる。
米国特許第5923059号公報 特開平7−58301号公報 特開平11−31803号公報
ところで、特許文献1記載の従来のゲートアレイ半導体装置では、集積度を向上させるとともに、エレクトロマイグレーションに対する耐性を強化することができない、という問題がある。
すなわち、特許文献1記載の同半導体装置では、図5を参照して説明したように、基本セル50のサイズを縮小することができるので、集積度を向上させることができるようになる。一方、図6を参照して説明したように、同半導体装置でエレクトロマイグレーションに対する耐性を強化しようとすると、それぞれソース領域となるP型半導体領域52B及びN型半導体領域54Bに対し、垂直方向のそれぞれの2個所のコンタクトホール52c、52d及び54c、54dを利用して、それぞれVDD配線59及びGND配線60を形成することになるので、垂直方向に余分の面積を占有してしまうことになる。それゆえ、図5に示した7本の配線トラック61〜67のうち、2本の配線トラック61、67の配置領域がなくなってしまうことになる。したがって、元々の7本の配線トラック61〜67を形成するには、2本の配線トラック61、67の配置領域を垂直方向に新たに設けなければならず、この分余分の領域が必要になるので、基本セル50のサイズが拡大されるようになって、集積度を向上させることができなくなる。
次に、特許文献2、3には、基本セルの配置効率を改善するために、信号配線及び電源配線を基本セル上に配置するようにした半導体装置が示されているが、これら特許文献2、3には、この発明で課題としているゲートアレイ半導体装置において、集積度を向上させるとともに、エレクトロマイグレーションに対する耐性を強化することについては、何ら考慮されていない。
この発明は、上述の事情に鑑みてなされたもので、集積度を向上させるとともに、エレクトロマイグレーションに対する耐性を強化することができるようにしたゲートアレイ半導体装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、第1導電型のウエルに水平方向に沿って形成された複数の第2導電型半導体領域及び第1導電型ウエルコンタクト、第2導電型のウエルに水平方向に沿って形成された複数の第1導電型半導体領域及び第2導電型ウエルコンタクトを備える第1のセルと、第1導電型のウエルに水平方向に沿って形成された複数の第2導電型半導体領域及び第2導電型のウエルに水平方向に沿って形成された複数の第1導電型半導体領域を備える第2のセルとから少なくとも成る基本セルを有するゲートアレイ半導体装置に係り、上記第1のセルの上記第1導電型ウエルコンタクトに接続され、かつ上記第2のセルの上記複数の第2導電型半導体領域のいずれか一つの領域に上記水平方向の複数のコンタクトホールを通じて接続された電源配線と、上記第1のセルの上記第2導電型ウエルコンタクトに接続され、かつ上記第2のセルの上記複数の第1導電型半導体領域のいずれか一つの領域に上記水平方向の複数のコンタクトホールを通じて接続された接地配線とを備えてなると共に、上記第2のセルの上記電源配線が接続された上記第2導電型半導体領域の一部が、上記第1のセルの上記第1導電型ウエルコンタクトの形成位置に相当した位置まで水平方向に延在して形成されている一方、上記第2のセルの上記接地配線が接続された上記第1導電型半導体領域の一部が、上記第1のセルの上記第2導電型ウエルコンタクトの形成位置に相当した位置まで水平方向に延在して形成されていることを特徴としている。
また、請求項記載の発明は、第1導電型のウエルに水平方向に沿って形成された複数の第2導電型半導体領域及び第1導電型ウエルコンタクト、第2導電型のウエルに水平方向に沿って形成された複数の第1導電型半導体領域及び第2導電型ウエルコンタクトを備える第1のセルと、第1導電型のウエルに水平方向に沿って形成された複数の第2導電型半導体領域及び第1導電型ウエルコンタクト、第2導電型のウエルに水平方向に沿って形成された複数の第1導電型半導体領域及び第2導電型ウエルコンタクトを備える第2のセルとから少なくとも成る基本セルを有するゲートアレイ半導体装置に係り、上記第1のセルの上記第1導電型ウエルコンタクト及び上記複数の第2導電型半導体領域のいずれか一つの領域に上記水平方向の複数のコンタクトホールを通じて接続され、かつ上記第2のセルの上記第1導電型ウエルコンタクト及び上記複数の第2導電型半導体領域のいずれか一つの領域に上記水平方向の複数のコンタクトホールを通じて接続された電源配線と、上記第1のセルの上記第2導電型ウエルコンタクト及び上記複数の第1導電型半導体領域のいずれか一つの領域に上記水平方向の複数のコンタクトホールを通じて接続され、かつ上記第2のセルの上記第2導電型ウエルコンタクト及び上記複数の第2導電型半導体領域のいずれか一つの領域に上記水平方向の複数のコンタクトホールを通じて接続された接地配線とを備えてなると共に、上記第1のセルの上記電源配線が接続された上記第2導電型半導体領域の一部及び上記第2のセルの上記電源配線が接続された上記第2導電型半導体領域の一部が、上記水平方向に延在して形成されている一方、上記第1のセルの上記接地配線が接続された上記第1導電型半導体領域の一部及び上記第2のセルの上記接地配線が接続された上記第1導電型半導体領域の一部が、上記水平方向に延在して形成されていることを特徴としている。
また、請求項記載の発明は、請求項記載のゲートアレイ半導体装置に係り、上記第1のセルの上記第2導電型ウエルコンタクトと上記第2のセルの上記第2導電型ウエルコンタクトとが、共通のウエルコンタクトから成ることを特徴としている。
また、請求項記載の発明は、請求項記載のゲートアレイ半導体装置に係り、上記共通のウエルコンタクトが、上記第1のセルと上記第2のセルとにオーバーラップして配置されていることを特徴としている。
また、請求項記載の発明は、請求項1乃至のいずれか一に記載のゲートアレイ半導体装置に係り、上記第1導電型がN導電型であり、上記第2導電型がP導電型であることを特徴としている。
この発明のゲートアレイ半導体装置によれば、第1導電型のウエルコンタクトに接続する電源配線を垂直方向に余分の面積を占有することなく、第2導電型半導体領域に複数のコンタクトホールを通じて接続することができるとともに、基本セルの第2導電型のウエルコンタクトに接続する接地配線を垂直方向に余分の面積を占有することなく、第1導電型半導体領域に複数のコンタクトホールを通じて接続することができるので、集積度を向上させるとともに、エレクトロマイグレーションに対する耐性を強化することができる。
この発明のゲートアレイ半導体装置は、第1導電型のウエルに水平方向に沿って形成された複数の第2導電型半導体領域及び第1導電型ウエルコンタクト、第2導電型のウエルに水平方向に沿って形成された複数の第1導電型半導体領域及び第2導電型ウエルコンタクトを備える第1のセルと、第1導電型のウエルに水平方向に沿って形成された複数の第2導電型半導体領域及び第2導電型のウエルに水平方向に沿って形成された複数の第1導電型半導体領域を備える第2のセルとから少なくとも成る基本セルを有する構成において、第1のセルの第1導電型ウエルコンタクトに接続され、かつ第2のセルの複数の第2導電型半導体領域のいずれか一つの領域に水平方向の複数のコンタクトホールを通じて接続された電源配線と、第1のセルの第2導電型ウエルコンタクトに接続され、かつ第2のセルの複数の第1導電型半導体領域のいずれか一つの領域に水平方向の複数のコンタクトホールを通じて接続された接地配線とを備える。
図1は、この発明の実施例1であるゲートアレイ半導体装置を構成する基本セルを示す平面図、図2は同基本セルの同一半導体領域の二個所にコンタクトホールを形成した例を示す平面図である。
この例のゲートアレイ半導体装置は、図1に示すように、基本セル9が、Q1〜Q4の4個のMOS型トランジスタを有する第1のセル10と、Q5〜Q8の4個のMOS型トランジスタを有する第2のセル11とから構成されている。第1のセル10は、垂直方向に沿って上部に配置されたNウエル1に、水平方向に沿って形成された略長方形状の3個のP型半導体領域2A〜2Cと、垂直方向に沿って下部に配置されたPウエル3に、水平方向に沿って形成された略長方形状の3個のN型半導体領域4A〜4Cと、P型半導体領域2A、2B間とN型半導体領域4C、4B間との間に垂直方向に沿って延在している共通の第1のゲート5と、P型半導体領域2B、2C間とN型半導体領域4B、4A間との間に垂直方向に沿って延在している共通の第2のゲート6と、Nウエル1及びPウエル3にそれぞれ形成されたNウエルコンタクト7及びPウエルコンタクト8とから構成されている。ここで、後述するように、P型半導体領域2A、2Cは一対のPMOS型トランジスタQ1、Q2の各ドレイン領域を、P型半導体領域2BはQ1、Q2の共通のソース領域を構成する。また、N型半導体領域4A、4Cは一対のNMOS型トランジスタQ3、Q4の各ドレイン領域を、N型半導体領域4BはQ3、Q4の共通のソース領域を構成する。
第2のセル11は、垂直方向に沿って上部に配置されたNウエル1に、水平方向に沿って形成された略長方形状の2個のP型半導体領域12A、12C及びL状のP型半導体領域12Bと、垂直方向に沿って下部に配置されたPウエル3に、水平方向に沿って形成された略長方形状の2個のN型半導体領域14A、14C及びL状のN型半導体領域14Bと、P型半導体領域12A、12B間とN型半導体領域14C、14B間との間に垂直方向に沿って延在している共通の第1のゲート15と、P型半導体領域12B、12C間とN型半導体領域14B、14A間との間に垂直方向に沿って延在している共通の第2のゲート16とから構成されている。第1のセル10に形成されたNウエルコンタクト7及びPウエルコンタクト8は、第2のセル11でも共通に使用される。3個のP型半導体領域12A〜12Cのうち、中央のL状のP型半導体領域12Bの上端は、第1のセル10のNウエルコンタクト7の形成位置に相当した位置まで水平方向に延在して形成されている。同様にして、3個のN型半導体領域14A〜14Cのうち、中央のL状のN型半導体領域14Bの下端は、第1のセル10のPウエルコンタクト8の形成位置に相当した位置まで水平方向に延在して形成されている。
ここで、後述するように、第1のセル10において、P型半導体領域2A、2Cは一対のPMOS型トランジスタQ1、Q2の各ドレイン領域を、P型半導体領域2BはQ1、Q2の共通のソース領域を構成する。また、N型半導体領域4A、4Cは一対のNMOS型トランジスタQ3、Q4の各ドレイン領域を、N型半導体領域4BはQ3、Q4の共通のソース領域を構成する。同様にして、第2のセル11において、P型半導体領域12A、12Cは一対のPMOS型トランジスタQ5、Q6の各ドレイン領域を、P型半導体領域12BはQ5、Q6の共通のソース領域を構成する。また、N型半導体領域14A、14Cは一対のNMOS型トランジスタQ7、Q8の各ドレイン領域を、N型半導体領域14BはQ7、Q8の共通のソース領域を構成する。
第1のセル10において、P型半導体領域2Aには垂直方向に沿って上からコンタクトホール2a、2bが、同様にしてP型半導体領域2Bにはコンタクトホール2c〜2fが、同様にしてP型半導体領域2Cにはコンタクトホール2g〜2iが、それぞれ設けられる。一方、N型半導体領域4Aには垂直方向に沿って下からコンタクトホール4a、4bが、同様にしてN型半導体領域4Bにはコンタクトホール4c〜4fが、同様にしてN型半導体領域4Cにはコンタクトホール4g〜4iが、それぞれ設けられる。また、第1のゲート5には垂直方向に沿って上からコンタクトホール5a、5bが、第2のゲート6には垂直方向に沿って下からコンタクトホール6a、6bが、それぞれ設けられる。この第1及び第2のゲート5、6は、第1のセル10の中央部を中心にして点対称に配置されている。また、Nウエルコンタクト7にはコンタクトホール7aが、Pウエルコンタクト8にはコンタクトホール8aが、それぞれ設けられる。
第2のセル11において、P型半導体領域12Aには垂直方向に沿って上からコンタクトホール12a、12bが、同様にしてP型半導体領域12Bにはコンタクトホール12c〜12f及び12jが、同様にしてP型半導体領域12Cにはコンタクトホール12g〜12iが、それぞれ設けられる。一方、N型半導体領域14Aには垂直方向に沿って下からコンタクトホール14a、14bが、同様にしてN型半導体領域14Bにはコンタクトホール14c〜14f及び14jが、同様にしてN型半導体領域14Cにはコンタクトホール14g〜14iが、それぞれ設けられる。また、第1のゲート15には垂直方向に沿って上からコンタクトホール15a、15bが、第2のゲート16には垂直方向に沿って下からコンタクトホール16a、16bが、それぞれ設けられる。この第1及び第2のゲート15、16は、第2のセル11の中央部を中心にして点対称に配置されている。
また、第1及び第2のセル10、11に共通のNウエルコンタクト7にコンタクトホール7aを介して接続されるVDD(電源)配線19が水平方向に沿って配置される一方、第1及び第2のセル10、11に共通のPウエルコンタクト8にコンタクトホール8aを介して接続されるGND(接地)配線20が水平方向に配置される。また、P型半導体領域2A〜2C、12A〜12C、N型半導体領域4A、4C、14A〜14C、各第1のゲート5、15、各第2のゲート6、16に、それぞれ該当したコンタクトホールを介して接続される7本の配線トラック21〜27が水平方向に沿って配置される。
以上の構成により、基本セル9の第1のセル10には、Nウエル1に一対のPMOS型トランジスタQ1、Q2が形成されるとともに、Pウエル3に一対のNMOS型トランジスタQ3、Q4が形成される。そして、Q1とQ3とは共通の第1のゲート5により、Q3とQ4とは共通の第2のゲート6により、それぞれCMOS回路を構成している。同様にして、基本セル9の第2のセル11には、Nウエル1に一対のPMOS型トランジスタQ5、Q6が形成されるとともに、Pウエル3に一対のNMOS型トランジスタQ7、Q8が形成される。そして、Q5とQ7とは共通の第1のゲート15により、Q6とQ8とは共通の第2のゲート16により、それぞれCMOS回路を構成している。
次に、図2を参照して、この例の基本セル9を有するゲートアレイ半導体装置に対して、電流駆動能力の大きな出力端子となる第2のセル11の一対のPMOS型トランジスタQ5、Q6のソース領域12BにVDD配線19を形成するとともに、第2のセル11の一対のNMOS型トランジスタQ7、Q8のソース領域14BにGND配線20を形成する例について説明する。同図に示すように、VDD配線19を、基本セル9の第1のセル10のNウエルコンタクト7にコンタクトホール7aを通じて形成するとともに、第2のセル11のソース領域となるP型半導体領域12Bに水平方向に設けられている2個所のコンタクトホール12c、12jを通じて形成する。同様にして、GND配線20を、基本セル9の第1のセル10のPウエルコンタクト8にコンタクトホール8aを通じて形成するとともに、第2のセル11のソース領域となるP型半導体領域14Bに水平方向に設けられている2個所のコンタクトホール14c、14jを通じて形成する。
このような構成によれば、基本セル9の第1のセル10のNウエルコンタクト7に接続するVDD配線19を垂直方向に余分の面積を占有することなく、第2のセル11のソース領域となるP型半導体領域12Bに2個所のコンタクトホール12c、12jを通じて接続することができるとともに、基本セル9の第1のセル10のPウエルコンタクト8に接続するVSS配線20を垂直方向に余分の面積を占有することなく、第2のセル11のソース領域となるN型半導体領域14Bに2個所のコンタクトホール14c、14jを通じて接続することができるようになる。したがって、7本の配線トラック21〜27の形成領域を確保した上で、各ソース領域に対してコンタクトホールの数を増加させることができるため、電流駆動能力の大きな出力端子に対して電流が流れる配線の断面積を大きくすることができるので、集積度を低下させることなくエレクトロマイグレーションに対する耐性を強化することができるようになる。
このように、この例のゲートアレイ半導体装置によれば、Nウエル1に水平方向に沿って形成された3個のP型半導体領域2A〜2C及びNウエルコンタクト7、Pウエル3に水平方向に沿って形成された3個のP型半導体領域4A〜4C及びPウエルコンタクト8を少なくとも備える第1のセル10と、Nウエル1に水平方向に沿って形成された3個のN型半導体領域12A〜12C及びPウエル3に水平方向に沿って形成された3個のN型半導体領域14A〜14Cを少なくとも備える第2のセル11とから成る基本セル9を有する構成において、第1のセル10のN型ウエルコンタクト7に接続され、かつ第2のセル11のP型半導体領域12Bに水平方向の二個所のコンタクトホール12c、12jを通じて接続されたVDD配線19と、第1のセル10のP型ウエルコンタクト8に接続され、かつ第2のセル11のN型半導体領域14Bに水平方向のコンタクトホール14c、14jを通じて接続されたGND配線20とを備えるので、垂直方向に余分の面積を占有することなく、電流駆動能力の大きな出力端子として作用するソース領域であるP型半導体領域12B及びN型半導体領域14Bに各配線19、20を接続することができる。
したがって、集積度を向上させるとともに、エレクトロマイグレーションに対する耐性を強化することができる。
図3は、この発明の実施例2であるゲートアレイ半導体装置を構成する基本セルを示す平面図、図4は同基本セルの同一半導体領域の二個所にコンタクトホールを形成した例を示す平面図である。この例のゲートアレイ半導体装置の構成が、上述した実施例1の構成と大きく異なるところは、基本セルが第1のセルと第2のセルとから成る構成において、第1のセルにおいてもVDD配線及びGND配線をそれぞれ水平方向の二個所のコンタクトホールを通じてP型半導体領域及びN型半導体領域に接続するようにした点である。
この例のゲートアレイ半導体装置は、図3に示すように、第1のセル10と第2のセルとは、中央の垂直な軸に関して対称な位置関係を有することを基本的な特徴としている。すなわち、実施例1と比較して、第1のセル10のNウエルコンタクト7Aが水平方向に沿って左方向に移動して配置され、これにより生じた空き領域にP型半導体領域2Bの上端がNウエルコンタクト7Aに向かって水平方向に延在して形成されている。また、第1及び第2のセル10、11にオーバーラップした位置に両セル10、11に共通なPウエルコンタクト8が配置され、これにより生じた空き領域にN型半導体領域4Bの下端がPウエルコンタクト8に向かって水平方向に延在して形成されている。同様にして、第2のセル11のNウエルコンタクト7Bが水平方向に沿って右方向に移動して配置され、これにより生じた空き領域にP型半導体領域12Bの上端がNウエルコンタクト7Bに向かって水平方向に延在して形成されている。また、共通なPウエルコンタクト8に向かって、N型半導体領域14Bの下端が水平方向に延在して形成されている。
第1のセル10において、P型半導体領域2Bの上端には水平方向に沿って二個所にコンタクトホール2c、2kが、N型半導体領域4Bの下端には水平方向に沿って二個所にコンタクトホール4c、4kが、それぞれ形成されている。同様にして、第2のセル11において、P型半導体領域12Bの上端には水平方向に沿って二個所にコンタクトホール12c、12kが、N型半導体領域14Bの下端には水平方向に沿って二個所にコンタクトホール14c、14kが、それぞれ形成されている。また、Nウエルコンタクト7Bにはコンタクトホール7bが形成されている。
次に、図4を参照して、この例の基本セル9を有するゲートアレイ半導体装置に対して、電流駆動能力の大きな出力端子となる第1及び第2のセル10、11の一対のPMOS型トランジスタQ1、Q2及びQ5、Q6のソース領域2B、12BにVDD配線19を形成するとともに、第1及び第2のセル10、11の一対のNMOS型トランジスタQ3、Q4及びQ7、Q8のソース領域4B、14BにGND配線20を形成する例について説明する。同図に示すように、VDD配線19を、基本セル9の第1のセル10のNウエルコンタクト7Aにコンタクトホール7aを通じて形成するとともにP型半導体領域2Bの2個所のコンタクトホール12c、12kを通じて形成し、かつ第2のセル11のNウエルコンタクト7Bにコンタクトホール7bを通じて形成するとともにP型半導体領域12Bの2個所のコンタクトホール12c、12kを通じて形成する。
同様にして、GND配線20を、基本セル9の第1のセル10の共通なPウエルコンタクト8のコンタクトホール8aを通じて形成するとともにN型半導体領域4Bの2個所のコンタクトホール4c、4kを通じて形成し、かつ第2のセル11のN型半導体領域14Bに2個所のコンタクトホール14c、14kを通じて形成する。
これ以外は、上述した実施例1と略同様である。それゆえ、図3及び図4において、図1及び図2の構成部分と対応する各部には、同一の番号を付してその説明を省略する。
このような構成によれば、基本セル9の第1及び第2のセル10、11のNウエルコンタクト7A、7Bに接続するVDD配線19を垂直方向に余分の面積を占有することなく、第1のセル10のソース領域となるP型半導体領域2Bに2個所のコンタクトホール2c、2kを通じて接続することができるとともに、第2のセル11のソース領域となるP型半導体領域12Bに2個所のコンタクトホール12c、12kを通じて接続することができる。同様にして、基本セル9の第1及び第2のセル10、11の共通のPウエルコンタクト8に接続するVDD配線19を垂直方向に余分の面積を占有することなく、第1のセル10のソース領域となるN型半導体領域4Bに2個所のコンタクトホール4c、4kを通じて接続することができるとともに、第2のセル11のソース領域となるN型半導体領域14Bに2個所のコンタクトホール14c、14kを通じて接続することができるようになる。したがって、7本の配線トラック21〜27の形成領域を確保した上で、各ソース領域に対してコンタクトホールの数を増加させることができるため、電流駆動能力の大きな出力端子に対して電流が流れる配線の断面積を大きくすることができるので、集積度を低下させることなくエレクトロマイグレーションに対する耐性を強化することができるようになる。
上述したように、P型半導体領域2B、12B及びN型半導体領域4B、14Bにそれぞれ2個所にコンタクトホールを形成するには、デザインルールで決められたコンタクトホール間の最小スペーシングやコンタクトホールと拡散領域との最小スペーシング、拡散領域とウエルコンタクトとの最小スペーシングを満足できる状態であればよく、VDD配線19あるいはGND配線20の直下のコンタクトホール配置可能領域は、必ずしも配線トラック上に位置する必要はない。スペーシングを満足できない場合は、スペーシングを満足させるだけセル間の距離を少し広げるようにする。一般的に、ゲートアレイセルではコンタクトホール間のスペーシングは垂直方向の配線ピッチよりも小さくなる。すなわち、(配線ピッチ≧コンタクトホールのサイズ+コンタクトホール・ゲート間最小スペーシング×2+ゲート長さ)となる。したがって、セル間の距離を広げる場合でも、1ピッチ分よりも小さな距離を広げるだけで、上述の最小スペーシングを満足できるようになるため、セルサイズの増加はわずかに抑えることができる。なお、断面積が2倍の矩形の断面を有するコンタクトホールを用いることができれば、コンタクトホール間のスペーシングを考慮する必要がなく、より狭い領域で済むため、セルの面積を増加させずに実効的にコンタクトホールを2個所に配置することと同じ効果が得られる。
特に、実施例2の構成によれば、第1及び第2の両セルにそれぞれソース領域となる半導体領域に対して2個所にコンタクトホールを形成することができるので、2セルに1セルの割合でのみ形成可能という制限を受けないため、ゲートアレイの設計の自由度を向上させることができる、という効果も得られる。
このように、この例の構成によっても実施例1と略同様な効果を得ることができる。
加えて、この例の構成によれば、ゲートアレイの設計の自由度を向上させることができる。
以上、この発明の実施例を図面により詳述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。例えば各実施例では第1のセルと第2のセルとの2つのセルにより基本セルを構成する例で説明したが、これに限らず3つ以上のセルにより基本セルを構成することもできる。また、コンタクトホールを2個所に形成する対象領域は必ずしもソース領域に限ることはない。また、例えば、各実施例に用いられたMOS型トランジスタは、ゲート絶縁膜としては酸化膜(Oxide)に限ることなく窒化膜(Nitride Film)でも良く、あるいは酸化膜と窒化膜との2重膜構成でも良い。つまり、MIS(Metal Insulator Semiconductor)型トランジスタである限り、MOS型トランジスタに限らずに、MNS(Metal Nitride Semiconductor)型トランジスタでも良く、あるいは、MNOS(Metal Nitride Oxide Semiconductor)型トランジスタでも良い。
この発明の実施例1であるゲートアレイ半導体装置を構成する基本セルを示す平面図である。 同基本セルの同一半導体領域の二個所にコンタクトホールを形成した例を示す平面図である。 この発明の実施例2であるゲートアレイ半導体装置を構成する基本セルを示す平面図である。 同基本セルの同一半導体領域の二個所にコンタクトホールを形成した例を示す平面図である。 従来のゲートアレイ半導体装置を構成する基本セルを示す平面図である。 同ゲートアレイ半導体装置にそれぞれVDD配線及びGND配線を形成した例を示す平面図である。 従来の半導体装置の構成を示す平面図である。 従来の半導体装置の構成を示す平面図である。
符号の説明
1 Nウエル
2A〜2C、12A〜12C P型半導体領域
2a〜2k、4a〜4k、5a、5b、6a、6b、7a、7b、8a、12a〜12k、14a〜14k コンタクトホール
3 Pウエル
4A〜4C、14〜14C N型半導体領域
5、15 第1のゲート
6、16 第2のゲート
7、7A、7B Nウエルコンタクト
8 Pウエルコンタクト(共通のウエルコンタクト)
9 基本セル
10 第1のセル
11 第2のセル
19 VDD(電源)配線
20 GND(接地)配線
21〜27 配線トラック
Q1、Q2、Q5、Q6 PMOS型トランジスタ
Q3、Q4、Q7、Q8 NMOS型トランジスタ

Claims (5)

  1. 第1導電型のウエルに水平方向に沿って形成された複数の第2導電型半導体領域及び第1導電型ウエルコンタクト、第2導電型のウエルに水平方向に沿って形成された複数の第1導電型半導体領域及び第2導電型ウエルコンタクトを備える第1のセルと、第1導電型のウエルに水平方向に沿って形成された複数の第2導電型半導体領域及び第2導電型のウエルに水平方向に沿って形成された複数の第1導電型半導体領域を備える第2のセルとから少なくとも成る基本セルを有するゲートアレイ半導体装置であって、
    前記第1のセルの前記第1導電型ウエルコンタクトに接続され、かつ前記第2のセルの前記複数の第2導電型半導体領域のいずれか一つの領域に前記水平方向の複数のコンタクトホールを通じて接続された電源配線と、
    前記第1のセルの前記第2導電型ウエルコンタクトに接続され、かつ前記第2のセルの前記複数の第1導電型半導体領域のいずれか一つの領域に前記水平方向の複数のコンタクトホールを通じて接続された接地配線とを備えてなると共に、
    前記第2のセルの前記電源配線が接続された前記第2導電型半導体領域の一部が、前記第1のセルの前記第1導電型ウエルコンタクトの形成位置に相当した位置まで水平方向に延在して形成されている一方、前記第2のセルの前記接地配線が接続された前記第1導電型半導体領域の一部が、前記第1のセルの前記第2導電型ウエルコンタクトの形成位置に相当した位置まで水平方向に延在して形成されていることを特徴とするゲートアレイ半導体装置。
  2. 第1導電型のウエルに水平方向に沿って形成された複数の第2導電型半導体領域及び第1導電型ウエルコンタクト、第2導電型のウエルに水平方向に沿って形成された複数の第1導電型半導体領域及び第2導電型ウエルコンタクトを備える第1のセルと、第1導電型のウエルに水平方向に沿って形成された複数の第2導電型半導体領域及び第1導電型ウエルコンタクト、第2導電型のウエルに水平方向に沿って形成された複数の第1導電型半導体領域及び第2導電型ウエルコンタクトを備える第2のセルとから少なくとも成る基本セルを有するゲートアレイ半導体装置であって、
    前記第1のセルの前記第1導電型ウエルコンタクト及び前記複数の第2導電型半導体領域のいずれか一つの領域に前記水平方向の複数のコンタクトホールを通じて接続され、かつ前記第2のセルの前記第1導電型ウエルコンタクト及び前記複数の第2導電型半導体領域のいずれか一つの領域に前記水平方向の複数のコンタクトホールを通じて接続された電源配線と、
    前記第1のセルの前記第2導電型ウエルコンタクト及び前記複数の第1導電型半導体領域のいずれか一つの領域に前記水平方向の複数のコンタクトホールを通じて接続され、かつ前記第2のセルの前記第2導電型ウエルコンタクト及び前記複数の第2導電型半導体領域のいずれか一つの領域に前記水平方向の複数のコンタクトホールを通じて接続された接地配線とを備えてなると共に、
    前記第1のセルの前記電源配線が接続された前記第2導電型半導体領域の一部及び前記第2のセルの前記電源配線が接続された前記第2導電型半導体領域の一部が、前記水平方向に延在して形成されている一方、前記第1のセルの前記接地配線が接続された前記第1導電型半導体領域の一部及び前記第2のセルの前記接地配線が接続された前記第1導電型半導体領域の一部が、前記水平方向に延在して形成されていることを特徴とするゲートアレイ半導体装置。
  3. 前記第1のセルの前記第2導電型ウエルコンタクトと前記第2のセルの前記第2導電型ウエルコンタクトとが、共通のウエルコンタクトから成ることを特徴とする請求項記載のゲートアレイ半導体装置。
  4. 前記共通のウエルコンタクトが、前記第1のセルと前記第2のセルとにオーバーラップして配置されていることを特徴とする請求項記載のゲートアレイ半導体装置。
  5. 前記第1導電型がN導電型であり、前記第2導電型がP導電型であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一に記載のゲートアレイ半導体装置。
JP2003411036A 2003-12-09 2003-12-09 ゲートアレイ半導体装置 Expired - Fee Related JP4447297B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003411036A JP4447297B2 (ja) 2003-12-09 2003-12-09 ゲートアレイ半導体装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003411036A JP4447297B2 (ja) 2003-12-09 2003-12-09 ゲートアレイ半導体装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005175092A JP2005175092A (ja) 2005-06-30
JP4447297B2 true JP4447297B2 (ja) 2010-04-07

Family

ID=34731907

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003411036A Expired - Fee Related JP4447297B2 (ja) 2003-12-09 2003-12-09 ゲートアレイ半導体装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4447297B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113470718A (zh) * 2021-06-30 2021-10-01 芯天下技术股份有限公司 一种闪存结构、擦除方法、装置和电子设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005175092A (ja) 2005-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8410526B2 (en) Semiconductor integrated circuit device with reduced cell size
JP2005072607A (ja) 静電気保護素子とパワークランプで構成された入出力静電気放電保護セルを具備する集積回路装置
US20150048425A1 (en) Gate array architecture with multiple programmable regions
US6967361B2 (en) Sea-of-cells array of transistors
JP4942973B2 (ja) 半導体集積回路
JP2007067207A (ja) 半導体装置
US7257779B2 (en) Sea-of-cells array of transistors
US8788984B2 (en) Gate array architecture with multiple programmable regions
US9484424B2 (en) Semiconductor device with a NAND circuit having four transistors
US10748933B2 (en) Semiconductor device
JP5519120B2 (ja) 半導体装置
US9627496B2 (en) Semiconductor with a two-input NOR circuit
US8178904B2 (en) Gate array
US7868359B2 (en) Semiconductor device
CN110634860B (zh) 半导体装置
JP4447297B2 (ja) ゲートアレイ半導体装置
JP2000223575A (ja) 半導体装置の設計方法、半導体装置および半導体装置の製造方法
EP1009031B1 (en) Semiconductor integrated circuit device and method of producing the same
US20240038757A1 (en) Semiconductor integrated circuit device
JP2023110556A (ja) 半導体集積回路
EP0495990A1 (en) Semiconductor device
CN113161341A (zh) 包括集成的标准单元结构的集成电路
JP2012074731A (ja) 半導体集積回路
JP2005277081A (ja) ゲート回路及びディレイ回路
JPH09172090A (ja) Cmos回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061108

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090929

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090930

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091222

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100120

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130129

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130129

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130129

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130129

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140129

Year of fee payment: 4

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees