JP4445244B2 - 背凭れ傾動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、背凭れ傾動装置に関する。さらに詳述すると、本発明は、椅子や乗物用座席の背凭れを座に対して傾動可能に接続する背凭れ傾動装置の構造に関する。
従来、背凭れが座に対して傾動可能に連結されたロッキング椅子や乗物用座席においては、特許文献1〜3に開示される物のように、背凭れの回転中心を、転子点あるいはH点やヒップポイントなどと呼ばれる着座者の股関節軸の側面視上の点に、一致させる技術が提案されている。図7は、転子点P2を中心に、後方に回転すなわち後傾する前後の背凭れ101と着座者を示し、二点鎖線で描いた背凭れ101および着座者が後傾した後を示している。特許文献1〜3の技術では、背凭れ101の回転中心Cを、着座者の上半身が下半身に対して屈曲する点である転子点P2に一致させる若しくは転子点P2の近傍に設定することにより、背凭れ101の傾動と着座者の背中の動きとを同期化させ、背凭れ101が着座者の背中に接触しながらずれてしまうことを防ぎ、衣服に皺が寄ってしまう事や背中への不快感を軽減することを図っている。
特開平5−8676号 特開平6−253943号 実開平6−64546号
しかしながら、特許文献1〜3に従い図7に示すように、背凭れ101の回転中心Cを転子点P2に一致させる場合、背凭れ101の背面側への傾動に従い着座者の体重を支える坐骨結節102が、転子点P2を中心に回転して、同図の符号102の二点鎖線の矢印で指し示すように、座面S101より更に下方且つ前方に移動しようとするため、坐骨結節102が座面S101に強く押しつけられて、着座者の臀部に強い負荷がかかり、着座者に不快感を与えてしまうことがある。さらに、坐骨結節102が座面S101に当たり、転子点P2回りの坐骨結節102の回転が座面S101により規制される結果、着座者の骨盤の後方回転が抑えられ、過度の腰椎前彎を助長して着座者の背骨が反った状態となってしまい、着座者の腰背部への負荷増加を誘発する虞がある。
また、傾動した背凭れを初期位置に復帰させるために、一般に圧縮コイルばねが用いられているが、この場合、背凭れの円弧運動をリンクを介して直線運動に変換して圧縮コイルばねに伝達する必要があるため、機構が複雑となり、部品点数や組立工数が多くなり、コスト高となる。また、背凭れが傾動するストロークを長くするといった要請に対応するためには、全長の長い圧縮コイルばねを用いる必要があり、機構が大型化してしまう問題がある。背凭れの円弧運動を直接的に利用するために、トーションバーを背凭れの回転軸に取り付けることも考えられるが、トーションバーは長手方向の長さを必要とするために、椅子の幅方向すなわち着座者の肩幅方向のスペースを大きくとる必要がある。さらに、圧縮コイルばねやトーションバーは、一般にばね定数が高く、ばねの変形に対する反力の立ち上がりが大きい。このため、ロッキングの感触が重く硬く感じられる傾向にある。このため、着座者の背に負担をかけてしまう虞がある。軽く柔らかいロッキング感覚を実現するために、ばね定数の小さいゴム材を背凭れの回転軸に取り付けることも考えられるが、この場合、金属材料等にゴム材を焼き付け等で一体化する必要があり、廃棄時において金属材料等とゴム材とを分別することが極めて困難で、環境的な問題がある。
そこで本発明は、背凭れの傾動時における着座者の臀部や腰背部への負担を軽減できる背凭れ傾動装置を提供することを目的とする。また本発明は、背凭れの傾動ストロークを長くする要請にも容易に対応でき、且つ軽く柔らかいロッキング感覚を備え、廃棄時における環境問題も解消した背凭れ傾動装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するため、請求項1記載の発明は、背凭れを座に対して傾動可能に接続する背凭れ傾動装置において、背凭れの回転中心を、座の表面よりも上方もしくは側面視で座の表面と一致する位置、且つ初期位置にある背凭れの表面の縦中央において最も前方に位置する点よりも前方であって、尚且つ座に座る着座者の転子点よりも座の表面に近い側で且つ背凭れの表面に近い側に設定するようにしている。
着座者の坐骨結節上における座面に最も近接する点である坐骨結節点は、着座者の転子点よりも座面寄り且つ背凭れ面寄りに位置している。したがって、背凭れの回転中心は、転子点までの距離よりも坐骨結節点までの距離の方が短くなる位置、換言すれば坐骨結節点の近傍もしくは坐骨結節点と一致する位置に設定されることとなる。従って、背凭れの傾動に追従して回転する着座者の坐骨結節を、座面の下方へと沈み込ませないように、座面上で自然に回転させることができる。これにより、着座者の体重を支える坐骨結節が座面に強く押しつけられることを防いで、着座者の臀部への負荷を軽減することができる。また、坐骨結節が座面上で自然に回転するため、着座者の背中が倒れるに従って、着座者の骨盤も坐骨結節点を支点として自然に後方に回転する。従って、過度の腰椎前彎を防いで、即ち着座者の背骨が反った状態となってしまうことを防いで、着座者の腰背部への負荷をも軽減することができる。
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の背凭れ傾動装置において、座の両側から上方に延びる2つの座側アームと、背凭れの両側から前方に延びる2つの背側アームとを、それぞれ背凭れの回転中心を成す回り対偶で接続するようにしている。
この場合、座と背凭れの間に例えば滑り対偶や複数の回り対偶等を有する複雑なリンク機構を設ける必要は無く、構成を簡素化できコンパクトにできる。これにより、デザインの自由度を高めることができ、座面を低く設定することも可能になる。
また、請求項3記載の発明は、請求項2記載の背凭れ傾動装置において、座側アームと背側アームとの接続部分に、傾動する背凭れに対し該背凭れを初期位置に復帰させる方向への力を作用させる反力装置を組み込むようにしている。
この場合、座側アームと背側アームとの接続部分に反力装置が収まるので、座の下方や背凭れの裏側等に反力装置のスペースを設ける必要が無く、構成をよりコンパクトにでき、デザインの自由度をより高めることができ、座面をより低く設定することも可能になる。
また、請求項4記載の発明は、請求項3記載の背凭れ傾動装置において、反力装置は、一端が座側アームに取り付けられると共に他端が背側アームに取り付けられる渦巻ばねを有するものとしている。
渦巻ばねは、巻き締めることによりばね力を発生させるため、背凭れの座に対する円弧運動による回転モーメントを直接的に利用して、背凭れを初期位置に復帰させる方向への反力を渦巻ばねに蓄積させることができる。さらに、渦巻ばねは、渦巻状を成すが故に、トーションバーや捩じりコイルばね等のように一方向に突出することがない。従って空間占有率を抑えつつ目的のばね力を得ることができる。しかも、渦巻ばねは、コンパクトでありながら即ち空間占有率が小さいにもかかわらず、圧縮コイルばねやトーションバー等と比較して、変位可能な範囲が大きい。従って、コンパクトな構成として尚且つ背凭れの傾動のストロークを大きくとることも可能となる。加えて、渦巻ばねは、ばね定数が圧縮コイルばねやトーションバー等と比較して小さい。換言すれば、渦巻ばねは、変位の増加すなわち背凭れの傾動角度の増加に対する反力の増加が小さく、ほぼ一定の反力を発生させる。したがって、あたかもゴム材を用いた場合のように、着座者の背に負担がかからない軽く柔らかい快適なロッキング感覚を実現することができる。
しかして請求項1記載の背凭れ傾動装置によれば、背凭れの回転中心を、座の表面よりも上方もしくは側面視で座の表面と一致する位置、且つ初期位置にある背凭れの表面の縦中央において最も前方に位置する点よりも前方であって、尚且つ座に座る着座者の転子点よりも座の表面に近い側で且つ背凭れの表面に近い側に設定しているので、換言すれば転子点までの距離よりも坐骨結節点までの距離の方が短くなる位置、さらに換言すれば坐骨結節点の近傍もしくは坐骨結節点と一致する位置に、背凭れの回転中心を設定しているので、着座者の体重を支える坐骨結節が座面に強く押しつけられることを防いで、着座者の臀部への負荷を軽減することができ、且つ着座者の背骨が反った状態となってしまうことを防いで、着座者の腰背部への負荷をも軽減することができる。さらに、背凭れの傾動に応じて着座者の骨盤が自然に回転するため、背凭れの回転中心を転子点に一致させた場合と比較して、背凭れの傾動に伴う着座者の股関節の屈曲角度を若干増加でき、背凭れの傾動時に着座者により大きい開放感を与えることができる。逆に、背凭れの傾動範囲を小さくしても背凭れの傾動時に充分な開放感が得られる背凭れ傾動装置を提供でき、省スペース化にも寄与する。また、背凭れが着座者の背中に接触しながらずれてしまう量も小さくなるので、衣服に皺が寄ってしまう事を防ぐ等、背凭れの回転中心を転子点に一致させた場合と同等の効果も得られる。
さらに、請求項2記載の背凭れ傾動装置によれば、座の両側から上方に延びる2つの座側アームと、背凭れの両側から前方に延びる2つの背側アームとを、それぞれ背凭れの回転中心を成す回り対偶で接続するようにしているので、座と背凭れの間に例えば滑り対偶や複数の回り対偶等を有する複雑なリンク機構を設ける必要は無く、構成を簡素化できコンパクトにでき、デザインの自由度を高め、座面を低く設定することも可能になる。
さらに、請求項3記載の背凭れ傾動装置によれば、座側アームと背側アームとの接続部分に、傾動する背凭れに対し該背凭れを初期位置に復帰させる方向への力を作用させる反力装置を組み込んでいるので、座の下方や背凭れの裏側等に反力装置のスペースを設ける必要が無く、構成をよりコンパクトにでき、デザインの自由度をより高め、座面をより低く設定することも可能になる。
さらに、請求項4記載の背凭れ傾動装置によれば、反力装置は、一端が座側アームに取り付けられると共に他端が背側アームに取り付けられる渦巻ばねを有しているので、背凭れの座に対する円弧運動による回転モーメントを直接的に利用して、背凭れを初期位置に復帰させる方向への反力を渦巻ばねに蓄積させることができ、機構の単純化、部品点数および組立工数の削減、ひいてはコスト低減に寄与する。さらに、渦巻ばねは、トーションバーや捩じりコイルばね等のように一方向に突出することがないので、空間占有率を抑えつつ目的のばね力を得ることができる。しかも、渦巻ばねは、コンパクトでありながら圧縮コイルばねやトーションバー等と比較して変位可能な範囲が大きいので、コンパクトな構成として尚且つ背凭れの傾動のストロークを大きくとることも可能となる。加えて、渦巻ばねは、ばね定数が圧縮コイルばねやトーションバー等と比較して小さいので、背凭れの傾動角度の増加に対する反力の増加が小さく、ほぼ一定の反力を発生させる。したがって、あたかもゴム材を用いた場合のように、着座者の背に負担がかからない軽く柔らかい快適なロッキング感覚を実現することができる。しかも、廃棄する場合等に、金属材料等と一体化されたゴム材を分別するといった手間や問題はない。
以下、本発明の構成を図面に示す実施形態に基づいて詳細に説明する。
図1から図6に本発明の背凭れ傾動装置の実施の一形態を示す。なお、本実施形態では、本発明の背凭れ傾動装置5を、ロッキング動作可能な事務用の回転椅子1に適用した場合について説明する。また、本明細書中で前方とは着座者の向く側を意味し、上方とは鉛直方向の上側を意味する。また、本実施形態では説明の便宜上、前方とその逆方向である後方とを結ぶ水平線が成す方向を前後方向とし、上方とその逆方向である下方とを結ぶ鉛直線が成す方向を上下方向とし、前後方向および上下方向に直交する方向を左右方向とする。
背凭れ2を座3に対して傾動可能に接続する背凭れ傾動装置5を備える椅子1では、背凭れ2の回転中心Cを、着座者の臀部と接する座3の表面すなわち座面S1よりも上方もしくは側面視で座面S1と一致する位置、且つ着座者の背中と接する背凭れ2の表面すなわち背凭れ面S2の縦中央において最も前方に位置する点(以下、背凭れ点と呼ぶ)よりも前方であって、尚且つ座3に座る着座者の転子点P2よりも、座面S1寄りの側で且つ背凭れ面S2寄りの側に設定するようにしている。例えば本実施形態では図1に示すように、背凭れ2の回転中心Cから転子点P2までの距離よりも背凭れ2の回転中心Cから坐骨結節点P1までの距離の方が短くなる位置、換言すれば坐骨結節点P1の近傍、より具体的には坐骨結節点P1よりも若干後方かつ若干上方となる位置に、背凭れ2の回転中心Cを設定するようにしている。但し、図6に示すように、側面視上で坐骨結節点P1と一致する位置に背凭れ2の回転中心Cを設定するようにしても良い。ここで、坐骨結節点P1と一致させずその近傍に背凭れ2の回転中心Cを設定する場合は、回転中心Cを坐骨結節点P1の前方に設定するよりも、本実施形態のように坐骨結節点P1の後方に回転中心Cを設定することが望ましい。回転中心Cが坐骨結節点P1よりも前方にあると、背凭れ2を後傾させる際に坐骨結節4が座面S1より更に下方に移動しようとするため、坐骨結節4が座面S1に押しつけられて着座者の臀部に負荷がかかってしまうが、回転中心Cが坐骨結節点P1よりも後方にあれば、背凭れ2を後傾させる際に坐骨結節4が座面S1の上方に移動しようとするため、坐骨結節4が座面S1に強く押しつけられれることを防ぎ、着座者の臀部への負荷を軽減できるからである。
ここで、坐骨結節点P1とは、着座者の坐骨結節4上における座面S1に最も近接する点であり、図1に示すように、着座者の転子点P2よりも座面S1寄り且つ背凭れ面S2寄りに位置している。平均的もしくは理想的な着座者の転子点P2が経験や統計等に基いて得られるように、平均的もしくは理想的な着座者の坐骨結節点P1も経験や統計等に基いて得ることは可能である。例えば、左右方向と直交する平面に椅子1を投影した場合、すなわち椅子1の側面視において、背凭れ2の回転中心Cを通る鉛直線が座3の中央縦断面すなわち座面S1の縦中央と接する点と、回転中心Cとの上下方向における距離を図1に示すようにaとし、初期位置にある背凭れ2の中央縦断面上で最も前方に位置する点である背凭れ点と、回転中心Cとの前後方向における距離を図1に示すようにbとすると、aは約0cm〜約7cm程度とすることが好ましく、bは約4cm〜約12cm程度とすることが好ましい。尚、座面S1や背凭れ面S2は平面である必要は無く、人間工学や美的処理の観点等から適宜曲面形状等を採用して良い。例えば本実施形態の背凭れ面S2は、着座者の腰部に向かって突出する曲面形状を成しており、座面S1は図1中の破線で示すように着座者の臀部と対向する部分がやや窪んだ曲面形状を成している。
また、本実施形態では、座3の両側から座面S1よりも上方に延びる2つの座側アーム6と、背凭れ2の両側から背凭れ面S2よりも前方に延びる2つの背側アーム7とを、それぞれ背凭れ2の回転中心Cを成す回り対偶で接続するようにしている。リンク機構を介して背凭れ2と座3を連結し、上述した背凭れ2の回転中心Cとなる位置に仮想的な回転軸を設定し、当該仮想回転軸回りに背凭れ2を傾動させることも可能ではあるが、本実施形態のように構成することで、座3と背凭れ2の間に例えば滑り対偶や複数の回り対偶等を有する複雑なリンク機構を設ける必要は無く、椅子1の構成を簡素化できコンパクトにできる。これにより、椅子1のデザインの自由度を高めることができ、座面S1を低く設定することも可能になる。
本実施形態の背凭れ2は、例えば背凭れ面S2を形成する背凭れ本体2aと、背凭れ本体2aを背面側から支持するインナーシェル2bと、インナーシェル2bの背面を覆う背カバー2cとで構成される。各背側アーム7の一端側には固定部7aが一体に設けられており、この固定部7aが背凭れ2の下部にねじ止めで固定される。より具体的には図3に示すように、インナーシェル2bの下方裏側に取付板8を介して固定部7aがボルトおよびナットにより締結され、当該締結後、図2に示すように、固定部7aを覆い隠すように背カバー2cがインナーシェル2bに取り付けられる。図3中の符号9は、背側アーム7の固定部7aをインナーシェル2bにねじ止めするための孔である。尚、背カバー2cには図示を省略する係止爪が一体形成されており、この係止爪をインナーシェル2bに設けた図示を省略する孔に嵌め込むことで、背カバー2cがインナーシェル2bに取り付けられるようにしている。各背側アーム7は、背凭れ2の下部の左右両側から左右方向外側に一旦延びた後、前方且つやや下方に向かって延びている。各背側アーム7の先端には、背側連結部7bが一体に設けられている。
また、本実施形態の座3は、例えば座面S1を形成する座本体3aとこの座本体3aを支持する座受部材3bとで構成される。座受部材3bの下面には脚軸10の一端側が回転可能に取り付けられており、脚軸10の他端側には、キャスタ11を備える脚羽根12が取り付けられている。座側アーム6は、座受部材3bに溶接等の固定手段で固定されるアームベース6aと、アームベース6aにねじ止めで固定される取付部6cと、取付部6cと一体に設けられた座側連結部6bとで構成されている。アームベース6aは、座受部材3bの両側面から左右方向外側に一旦延びた後、上方かつやや後方に向かって延びている。アームベース6aの各先端には、それぞれ座側連結部6bに固定された取付部6cが差し込まれてねじ止めで固定される。
背側連結部7bと座側連結部6bとは、例えば同じ外径を有する円盤形状に形成されており、図2に示すように、背凭れ2の回転中心C回りに相対回転可能に嵌め合わせられている。そして本実施形態では、例えば図5に示すように、座側アーム6と背側アーム7との接続部分である座側連結部6bと背側連結部7bとに、傾動する背凭れ2に対し背凭れ2を初期位置に復帰させる方向への力を作用させる反力装置13を組み込んでいる。この構成の場合、座側アーム6と背側アーム7との接続部分に反力装置13が収まるので、座3の下方や背凭れ2の裏側等に反力装置13のスペースを設ける必要が無く、椅子1の構成をよりコンパクトにでき、デザインの自由度をより高めることができ、座面S1をより低く設定することも可能になる。
さらに例えば本実施形態では、上記の反力装置13に、一端が座側アーム6の座側連結部6bに取り付けられると共に他端が背側アーム7の背側連結部7bに取り付けられる渦巻ばね14を用いている。渦巻ばね14は、巻き締めることによりばね力を発生させるため、背凭れ2の座3に対する円弧運動による回転モーメントを直接的に利用して、背凭れ2を初期位置に復帰させる方向への反力を渦巻ばね14に蓄積させることができる。このため、背凭れ2の座3に対する円弧運動を直線運動に変換するためのリンクは不要であり、機構の単純化、部品点数および組立工数の削減、ひいてはコスト低減に寄与する。さらに、渦巻ばね14は、渦巻状を成すが故に、トーションバーや捩じりコイルばね等のように一方向に突出することがない。従って空間占有率を抑えつつ目的のばね力を得ることができる。しかも、渦巻ばね14は、コンパクトでありながら即ち空間占有率が小さいにもかかわらず、圧縮コイルばねやトーションバー等と比較して、変位可能な範囲が大きい。従って、コンパクトな構成として尚且つ背凭れ2の傾動のストロークを大きくとることも可能となる。加えて、渦巻ばね14は、ばね定数が圧縮コイルばねやトーションバー等と比較して小さい。換言すれば、渦巻ばね14は、変位の増加すなわち背凭れ2の傾動角度の増加に対する反力の増加が小さく、ほぼ一定の反力を発生させる。したがって、あたかもゴム材を用いた場合のように、着座者の背に負担がかからない軽く柔らかい快適なロッキング感覚を実現することができる。しかも、椅子1を廃棄する場合等に、金属材料等と一体化されたゴム材を分別するといった手間や問題はない。
渦巻ばね14は、帯状の弾性素材を渦巻形に巻いたものである。渦巻ばね14の両端部は、座側連結部6bと背側連結部7bとにそれぞれ引っ掛けることで係止されるように、フック状に形成されている。以下、渦巻の中心側の端部に形成されたフックを内フック14aと呼び、渦巻の外周側の端部に形成されたフックを外フック14bと呼ぶ。内フック14aと外フック14bは、応力集中による破損を防止するべく、角張る部分が無いように丸く曲面状に形成することが好ましい。尚、渦巻ばね14の個数、材質、寸法等は、目的とするばね力を得るためのものを適宜選択して良い。例えば本実施形態では渦巻ばね14の素材に硬鋼線材を用い、嵌め合わされた座側連結部6bと背側連結部7bの内部に形成される空間に1つの渦巻ばね14を配置するようにしている。従って、椅子1の左右両側にそれぞれ1つ、合計2つの渦巻ばね14が設置されることとなる。
背側連結部7bは、図3及び図5に示すように、座側連結部6bと対向する面側が開放された中空の円盤状に形成されており、背側連結部7bの内周縁には内側に凹んだ凹状段部15が形成されている。凹状段部15は円の一部を切り欠いた円弧状すなわちC形に形成されている。また凹状段部15の一部が背側連結部7bの内部の中心に向かって突出しており、この突出部分が回転規制部16を構成している。背側連結部7bの内部の中心部には、渦巻ばね14の内フック14aが掛けられる溝17aを有する取付軸17が設けられている。
座側連結部6bも、図4に示すように、背側連結部7bと対向する面側が開放された中空の円盤状に形成されており、座側連結部6bの内周縁には、背側連結部7bの側に突出して背側連結部7bの凹状段部15と嵌合する凸状段部18が形成されている。凸状段部18は円の一部を切り欠いた円弧状すなわちC形に形成されている。また凸状段部18の内周には、背側連結部7bの回転規制部16と係合する第1規制部19と第2規制部20とが、図5に示すように回転規制部16を挟む位置に形成されている。また、座側連結部6bの内周縁には渦巻ばね14の外フック14bが掛けられるばね掛け部21が設けられている。このばね掛け部21は、ばね掛け部21に掛けられた外フック14bが凸状段部18および凹状段部15の途切れた部分に位置するように設けられ、例えば第2規制部20と一体に設けられている。また、座側連結部6bの内部の中心部には、取付軸17が回転可能に嵌められる孔22が設けられている。
従って、渦巻ばね14の内フック14aを取付軸17の溝17aに引っ掛けると共に外フック14bをばね掛け部21に引っ掛けて、凸状段部18を凹状段部15に嵌合させ且つ取付軸17を孔22に挿入することで、背側連結部7bと座側連結部6bとが嵌め合わせられ、渦巻ばね14は背側連結部7bと座側連結部6bとで形成される内部空間に内蔵される。渦巻ばね14が外観には現れないため見栄えが良くなると共に、渦巻ばね14に手や物を挟むといった事故も無くなる。
椅子1の左右両側において夫々背側連結部7bと座側連結部6bとが嵌め合わせられることにより、背凭れ2が座3に対して回転可能に連結されるとともに、当該回転以外の背凭れ2の移動が禁止される。そして、図5に示すように、背側連結部7bと一体に回転する回転規制部16と、座側連結部6bと一体に設けられた第1規制部19と第2規制部20とにより、背凭れ2の回転範囲が規制される。即ち、渦巻ばね14は、背側連結部7bの回転規制部16を第2規制部20に当接させるようにばね力を作用させている。回転規制部16が第2規制部20に当接している状態が、背凭れ2が初期位置にある状態となる。一方、渦巻ばね14のばね力に抗しながら背凭れ2を傾動させると、即ち背側連結部7bを座側連結部6bに対して回転させると、回転規制部16が第1規制部19に当接する。回転規制部16が第1規制部19に当接している状態が、背凭れ2が最も後方に倒れた状態となる。
ここで、渦巻ばね14を巻き締める際に、渦巻を成す線材の間に密着が生じると、その密着した部分より内側の部分では渦巻ばね14が実質的に働かないので、充分なばね力が得られず、また渦巻ばね14に過負荷がかかって渦巻ばね14が破損する虞もある。そこで本実施形態では、取付軸17を周縁が真円ではない略閉曲線を成す形状、例えば略楕円形状としている。これにより、渦巻ばね14の線材間の密着を防いで上記のような不都合を防止できる。
また、座側連結部6bにおける背側連結部7bと対向する面と逆側の面には、肘掛け23が例えばねじ止めで取り付けられている。尚、図4中の符号24は、肘掛け23を座側連結部6bにねじ止めするためのねじ孔であり、図2中の符号25は当該ねじ止め後に肘掛け23に嵌め付けるキャップである。尚、以上に説明した椅子1を構成する各部材の材質は、必要とされる又は望ましい機械的強度、軽量性、耐候性、加工容易性等を備える金属材料や合成樹脂等を適宜選択可能である。例えば本実施形態では、背側アーム7はアルミダイカストで一体成形され、座側連結部6bおよび取付部6cもアルミダイカストで一体成形されている。また、背凭れ2のインナーシェル2bはポリプロピレン製としている。また、背凭れ本体2aおよび座本体3aには、例えばポリウレタン等の発泡樹脂や繊維状のクッション材などを布地などの表皮部材で包んだものを用いている。
以上のように構成された本実施形態の椅子1によれば、次のようにして背凭れ2が傾動する。即ち、初期位置にある背凭れ2に対して着座者が凭れかかることにより荷重を作用させると、C点を中心に背凭れ2が後方に倒れるように回転する。背凭れ2の回転中心Cは坐骨結節点P1の近傍に設定されている。ここで、図6は、坐骨結節点P1を中心に、後方に回転すなわち後傾する前後の背凭れ2及び着座者を示し、二点鎖線で描いた背凭れ2および着座者が後傾した後を示している。同図に示されるように、坐骨結節点P1を中心に回転する着座者の坐骨結節4は、座面S1の更に下方へと沈み込もうとはせずに、座面S1の上で回転する。従って、背凭れ2の回転中心Cを坐骨結節点P1の近傍に設定することで、特に本実施形態のように回転中心Cを坐骨結節点P1よりもやや後方に設定することで、着座者の体重を支える坐骨結節4が座面S1に強く押しつけられることを防いで、着座者の臀部への負荷を軽減することができる。また、坐骨結節4が座面S1の上で自然に回転するため、着座者の背中が倒れるに従って、着座者の骨盤も坐骨結節点P1を支点として自然に後方に回転する。従って、過度の腰椎前彎を防いで、即ち着座者の背骨が反った状態となってしまうことを防いで、着座者の腰背部への負荷をも軽減することができる。さらに、背凭れ2の傾動に応じて着座者の骨盤が自然に回転するため、背凭れ2の回転中心Cを転子点P2に一致させた図7に示す従来技術と比較して、背凭れ2の傾動に伴う着座者の股関節の屈曲角度を若干増加でき、椅子1のロッキング時に着座者に開放感を与えることができる。逆に、背凭れ2の傾動範囲を小さくしても、ロッキング時に充分な開放感が得られるロッキング椅子1を提供でき、省スペース化の要請にも対応できる。また、背凭れ2の回転中心Cを座面S1の下方に設けた場合や背凭れ面S2よりも後方に設けた場合等と比較して背凭れ2が着座者の背中に接触しながらずれてしまう量も小さくなるので、衣服に皺が寄ってしまう事を防ぐ等、背凭れ2の回転中心Cを転子点P2に一致させた場合と同等の効果も得られる。
そして、座3に対する背凭れ2の後方回転に従って、背側アーム7および背側連結部7bおよび取付軸17が、座側アーム6および座側連結部6bに対して回転し、渦巻ばね14を巻き締める。これにより、背凭れ2を初期位置に復帰させようとする反力が渦巻ばね14に発生する。ここで、渦巻ばね14は背凭れ2の傾動角度の増加に対する反力の増加が小さくほぼ一定の反力を発生させるので、着座者の背に負担をかけることなく、軽く柔らかい心地の良いロッキング感覚を着座者に与えることができる。背凭れ2を後傾する外力が解除されれば、渦巻ばね14の復帰力によって背凭れ2が初期位置に復帰する。本実施形態の椅子1によれば、座3を連動させることなく背凭れ2の傾動のみで、違和感の無い心地の良いロッキング感覚を実現することができる。
なお、上述の実施形態は本発明の好適な実施の一例ではあるがこれに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。例えば、上述の実施形態では、本発明の背凭れ傾動装置5を事務用の回転椅子1に適用した例について説明したが、他の椅子、例えば作業用椅子、看護用椅子、医療用椅子など、椅子全般に本発明を適用できるのは勿論であり、自動車等の乗物用座席にも本発明を適用して良い。また、上述の実施形態では、座側アーム6と背側アーム7との接続部分に渦巻ばね14を用いた反力装置13を組み込んだが、必ずしもこの例には限らず、例えば当該接続部分にモータ等を組み込み、電動で背凭れ2を傾動させるようにしても良い。
また、上述の実施形態では、背凭れ2の回転中心Cを成す回り対偶により座3と背凭れ2を連結したが、リンク機構を介して背凭れ2と座3を連結し、背凭れ2の回転中心Cとなる位置に仮想的な回転軸を設定するようにしても良い。さらに、本発明によれば、背凭れ2の傾動のみでも上述したように従来にない心地の良いロッキング感覚を着座者に与えることが可能であるが、背凭れ2の傾動と連動して座3を揺動させるリンク機構を介して背凭れ2と座3を連結するようにしても良い。また、上述の実施形態では、背凭れ2の回転中心Cを座面S1よりも上方に設けたが、回転中心Cを側面視で座面S1と一致する位置に設けても良い。ここで、「座面S1と一致する位置」には、座面S1とほぼ一致する位置も含むものとする。
本発明の背凭れ傾動装置を回転椅子に適用した実施の一形態を示す側面図である。 上記椅子の背凭れを示す斜視図である。 背側アームを拡大して示す斜視図である。 座側アームを拡大して示す斜視図である。 座側アームと背側アームとの接続部分に組み込こまれた反力装置を示す側面図である。 坐骨結節点を中心に、後傾する前後の背凭れ及び着座者を示す側面図である。 転子点を中心に、後傾する前後の背凭れ及び着座者を示す側面図である。
符号の説明
1 椅子
2 背凭れ
3 座
5 背凭れ傾動装置
6 座側アーム
7 背側アーム
13 反力装置
14 渦巻ばね
C 背凭れの回転中心
P1 坐骨結節点
P2 転子点
S1 座面(座の表面)
S2 背凭れ面(背凭れの表面)

Claims (4)

  1. 背凭れを座に対して傾動可能に接続する背凭れ傾動装置において、前記背凭れの回転中心を、前記座の表面よりも上方もしくは側面視で前記座の表面と一致する位置、且つ初期位置にある前記背凭れの表面の縦中央において最も前方に位置する点よりも前方であって、尚且つ前記座に座る着座者の転子点よりも、前記座の表面に近い側で且つ前記背凭れの表面に近い側に、設定したことを特徴とする背凭れ傾動装置。
  2. 前記座の両側から上方に延びる2つの座側アームと、前記背凭れの両側から前方に延びる2つの背側アームとを、それぞれ前記背凭れの回転中心を成す回り対偶で接続したことを特徴とする請求項1記載の背凭れ傾動装置。
  3. 前記座側アームと前記背側アームとの接続部分に、傾動する前記背凭れに対し該背凭れを初期位置に復帰させる方向への力を作用させる反力装置を組み込んだことを特徴とする請求項2記載の背凭れ傾動装置。
  4. 前記反力装置は、一端が前記座側アームに取り付けられると共に他端が前記背側アームに取り付けられる渦巻ばねを有することを特徴とする請求項3記載の背凭れ傾動装置。
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