JP4443460B2 - 温度管理システム及び温度管理システムを備えた機器 - Google Patents

温度管理システム及び温度管理システムを備えた機器 Download PDF

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Description

本発明は、複数の温度制御装置を備えた温度管理システム及び前記温度管理システムを備えた機器に関する。
従来、機器を構成する主要部または主要領域に温度を検知する温度検知手段と送風制御を行なうファンとからなる温度制御装置を設置し、前記温度検知手段により検知された温度に基づいて前記ファンにより送風制御を行なうことで、前記機器が作動することにより発生する熱で当該機器の温度が異常に上昇すること防止していた。つまり、前記機器を構成するデバイスが定格値で作動し続けることが可能なように、前記デバイス周辺の温度制御が行なわれていた。
また、通常、前記機器は、複数のデバイスから構成されるため、所定サイズのデバイス設置領域が必要となるため、前記機器における特定領域毎に前記温度制御装置が設置され、各デバイスの周辺環境が適切な温度に保たれるように温度制御が行なわれていた。
また更には、前記各温度制御装置の何れかの温度検知手段が故障したときには、ユーザに前記温度検知手段が故障した旨の通知を行なうとともに、前記機器の動作を停止していた。
特開平5−164450号公報 特開平6−67485号公報 特開平10−240139号公報
しかし、上述の温度検知手段は、あくまでも、前記デバイスが定格値で作動するように前記デバイスの周辺環境を適切な温度に保つために設置されているものであり、前記温度検知手段が故障した時点では、必ずしも前記デバイスの周辺環境が異常な高温状態に陥っている訳ではない。つまり、何れかの温度制御装置における温度検知手段が故障する度に前記機器の動作を停止した場合には、前記デバイスの周辺環境が、前記デバイスが定格値で作動可能な温度であるにもかかわらず、または、前記デバイスが定格値で作動不可能となるような異常な高温状態になると予測された状態でないにもかかわらず、前記機器の動作を停止させることとなり、前記機器の稼働率を必要以上に低下させてしまうという問題が生じていた。
本発明は、従来欠点に鑑み、機器の稼働率を必要以上に低下させることなく、前記機器を構成するデバイスが定格値で作動可能なように前記デバイスの周辺環境を適切な温度に保つことができる温度管理システム及び温度管理システムを備えた機器を提供する点にある。
上述の目的を達成するため、本発明による温度管理システムの第一の特徴構成は、特許請求の範囲の書類の請求項1に記載した通り、機器内部の第一の温度を検知する第一の温度検知手段と前記第一の温度検知手段により検知された第一の温度に基づいて送風制御を行なう第一のファンとにより第一の温度制御を行なう第一の温度制御装置と、前記機器内部の第二の温度を検知する第二の温度検知手段と前記第二の温度検知手段により検知された第二の温度に基づいて送風制御を行なう第二のファンとにより第二の温度制御を行なう第二の温度制御装置とを備え、前記機器内部の温度管理を実施する温度管理システムであって、前記第一の温度制御装置と前記第二の温度制御装置とが、互いに共通の空間における異なる領域での温度制御を行なうとともに、前記第一の温度制御装置は、前記第二の温度検知手段が故障したときに、前記第一の温度検知手段により検知される第一の温度が前記第一のファンにより送風を開始してから第一の所定時間経過しても所定温度まで低下しないときに、前記第一の温度検知手段により検知された第一の温度に基づいて前記第二のファンの送風制御を開始する点にある。
上述の構成によれば、前記第一の温度制御装置と前記第二の温度制御装置とは、互いに共通の空間における異なる領域での温度制御を行なうため、例えば、前記第一の温度制御装置は、前記第二の温度制御装置が温度制御を行なう領域の温度制御を間接的に行なうことになるのである。つまり、前記第一の温度検知手段により検知される第一の温度と前記第二の温度検知手段により検知される第二の温度とは、前記第一の温度検知手段が設置される領域の第一の温度と前記第二の温度検知手段が設置される領域の第二の温度とが相互に影響を与えた温度となっているのである。また、前記第二の温度検知手段が故障したときに、前記第一の温度制御装置が前記第一の温度検知手段により検知された第一の温度に基づいて前記第一のファンの送風制御を実施しつつ、前記第二のファンの送風制御をも実施し、かつ、上述のように、前記第一の温度検知手段により検知される第一の温度が前記第二の温度検知手段の設置されていた領域の第二の温度に影響される温度であるため、前記第二の温度検知手段が故障しても、前記第一の温度制御装置により引き続き前記第二の温度制御装置が温度制御を行なっていた領域の温度制御をも前記第一の温度に基づいて実施することが可能となるのである。つまり、例えば、複写機やその他の機器を構成する各デバイスの夫々に当該温度管理システムにおける前記第一の温度制御装置及び第二の温度制御装置が適用される場合には、前記第二の温度検知手段が故障しても、引き続き前記複写機やその他の機器を構成するデバイスが定格値で作動可能なように前記デバイス周辺の温度環境を適切な温度に保つことができるため、前記第二の温度検知手段の故障により前記複写機やその他の機器を停止させる必要がなくなり、前記複写機やその他の機器の稼働率を必要以上に低下させることのない温度管理システムとすることができるのである。
そして、前記第一の温度制御装置は、前記第一のファンによる送風制御のみで温度制御が可能なときには、前記第二のファンによる送風を開始しないのである。つまり、必要以上に電力を消費することなく、機器を構成するデバイスが定格値で作動可能なように前記デバイス周辺の温度環境を適切な温度に保つことができる温度管理システムとなるのである。
同第二の特徴構成は、同請求項2に記載した通り、上述の第一の特徴構成に加えて、前記第二の温度検知手段が故障した場合において、前記第二のファンによる送風を開始した後に第二の所定時間経過しても、前記第一の温度検知手段により検知される第一の温度が前記所定温度まで低下しないときに、警告を通知する点にある。
上述の構成によれば、例えば、前記デバイスが定格値で作動不可能となるような異常な高温状態になると予測された状態になったときに警告を通知するため、当該温度管理システムが適用された機器が故障する前に、前記機器を停止する等の処置を行なうことが可能となるのである。つまり、機器を停止する必要が生じたときには、確実に前記機器を停止させることが可能な温度管理システムとなるのである。
上述の目的を達成するため、本発明による温度管理システムを備えた機器の第一の特徴構成は、同請求項に記載した通り、上述の第の特徴構成の温度管理システムを備え、前記温度管理システムにより通知される警告に基づいて動作を停止する点にある。
上述の構成によれば、当該機器を構成するデバイスが定格値で作動不可能となるような異常な高温状態になると予測された状態になったときに、前記温度管理システムから警告が通知されるため、前記警告に基づいて当該機器が故障する前に当該機器を停止することで、当該機器の故障を未然に防止することができるのである。
以上説明した通り、本発明によれば、機器の稼働率を必要以上に低下させることなく、前記機器を構成するデバイスが定格値で作動可能なように前記デバイスの周辺環境を適切な温度に保つことができる温度管理システム及び温度管理システムを備えた機器を提供することができるようになった。
以下に本発明による温度管理システムをデジタル複写機1に適用した場合の実施形態について説明する。前記デジタル複写機1は、図2に示すように、各種の複写モードを設定する複写モード設定キーや設定された複写モードで複写動作を起動するプリントキーなどが配置された操作パネル部2と、原稿載置部3にセットされた一連の原稿を順次読込んで電子データに変換する画像読取部4と、前記画像読取部4の下部に設けられ、前記画像読取部4によって電子データに変換された画像データに基づいて用紙上にトナー像を形成して出力する電子写真方式の画像形成部5と、それぞれ異なるサイズまたは種類の用紙が収容された複数の給紙カセット6(6a〜6d)及び機械左側部に設けられた手差し給紙口(図示せず)を備えて構成されている。
前記操作パネル部2の回路構成は、図3に示すように、前記操作パネル部2に設けられた各種のキーやカラー液晶表示部20に対する入出力制御を実行するとともに上述の画像読取部4及び画像形成部5の制御用CPUに対して設定された複写モードデータ等を送信するCPU200と、CPU200による実行プログラムが格納されたROM210と、ワーキングエリアとして使用される不揮発性のRAM220と、複数種類の入出力回路230とが内部バスを介して接続されている。前記入出力回路230には、前記カラー液晶表示部20のドライバ回路20aに表示データを供給する表示バッファ231、前記カラー液晶表示部20の表面に形成された透明電極シートスイッチに対する入力回路232、各種のキー入力を受け付けるキーマトリクス入力回路233、前記画像読取部4と接続するスキャナインターフェース回路234、外部のパーソナルコンピュータを接続するインターフェース回路235、メディアドライバ236、ハードディスクユニット238と接続するインターフェース回路237等を備えて回路ユニット51として構成され、図2に示すように、当該デジタル複写機1の外枠50に覆われた回路ユニット設置部52に設置されている。
ここで、本発明による温度管理システムは、発熱デバイスがマウントされた各種の回路ユニット、例えばトランスで降圧されたAC26Vの低圧交流電源からモータやソレノイド等の各種のアクチュエータを駆動するためのDC24Vの低圧直流電源に変換する直流電源回路ユニット等が設置されるような回路ユニット設置部の温度管理に広く適用されるもので、以下では、一例として前記回路ユニット51に形成された前記種々の回路を構成するデバイスが定格値で作動可能なように前記回路ユニット51が設置された前記回路ユニット設置部52の温度管理に適用される場合を説明する。
前記温度管理システムは、図4(a)、図4(b)に示すように、当該デジタル複写機1の外枠50に覆われた回路ユニット設置部52としての当該デジタル複写機1の内部空間を、凡そ第一の領域E1と第二の領域E2とに見立て、前記第一の領域E1に、前記第一の領域E1の温度(以下「第一の温度T1」と記す)を検知する第一の温度検知手段53と前記第一の温度検知手段53により検知された第一の温度T1に基づいて前記第一の領域E1に対して送風制御を行なう第一のファン54とからなる第一の温度制御装置55を備え、また、前記第二の領域E2に、前記第二の領域E2の温度(以下「第二の温度T2」と記す)を検知する第二の温度検知手段56と前記第二の温度検知手段56により検知された第二の温度T2に基づいて前記第二の領域E2に対して送風制御を行なう第二のファン57とからなる第二の温度制御装置58を備え、更に、前記第一の温度制御装置55と前記第二の温度制御装置58とを制御する制御部59を備えて構成されている。
前記回路ユニット設置部52が形成される当該デジタル複写機1の外枠50には、前記第一のファン54または前記第二のファン57による送風制御、つまり、前記回路ユニット設置部52の排熱効果が有効に実施されるように、前記夫々のファンの設置部に排気口60、61が形成され、また、前記第一のファン54または前記第二のファン57の設置部とは異なる位置に、例えば、前記排気口60、61との凡そ中間位置に送風口62、63が形成されている。
つまり、前記第一のファン54及び前記第二のファン57は、前記回路ユニット51により発生する熱気を前記回路ユニット設置部52から前記排気口60、61を介して排気し、前記排気により発生する前記回路ユニット設置部52と外部との気圧差により、前記送風口62、63を介して外部の冷気を前記回路ユニット設置部52内に送風するように構成されている。
前記温度検知手段53及び前記温度検知手段56は、例えば、温度が変化することにより抵抗値が変化することを利用した温度センサとしてのサーミスタ等により構成されている。
前記制御部59は、各機能ブロックを制御するCPUと、CPUの実行プログラムを格納するメモリなどを備えて構成されている。尚、前記制御部59は、前記操作パネル部2の回路が構成されている前記回路ユニット51に一体的に形成されていてもよい。
前記回路ユニット設置部52の温度管理にかかる機能ブロック構成は、図1に示すように、前記第一の温度検知手段53により検知された第一の温度T1に基づいて前記第一のファン54の送風制御を行なう第一のコントローラ64と、前記第二の温度検知手段56により検知された第二の温度T2に基づいて前記第二のファン57の送風制御を行なう第二のコントローラ65と、前記第一の温度検知手段53及び前記第二の温度検知手段56の状態を検出する故障状態検出手段66とを備えて構成されている
前記故障状態検出手段66は、前記第一の温度検知手段53及び前記第二の温度検知手段56が故障しているか否かの検出を行うもので、前記第一の温度検知手段53からの第一の温度検知信号が、例えば、断線等により途絶えたような場合に、第一フラグF1をセットするように、また、前記第二の温度検知手段56からの第二の温度検知信号が、同じく断線等により途絶えたような場合に、第二フラグF2をセットするように構成されている。
つまり、前記故障状態検出手段66の動作について、図5に示すフローチャートに基づいて説明すると、前記第一の温度検知手段53からの第一の温度検知信号が検出できれば(SA1)、前記第一のフラグF1をリセットし(SA2)、前記第一の温度検知手段53からの第一の温度検知信号が検出できなければ(SA1)、前記第一のフラグF1をセットする(SA3)。
また、前記第一の温度検知手段56からの第二の温度検知信号が検出できれば(SA4)、前記第二のフラグF2をリセットし(SA5)、前記第二の温度検知手段56からの第二の温度検知信号が検出できなければ(SA4)、前記第一のフラグF2をセットする(SA6)。
尚、前記故障状態検出手段66は、前記第一の温度検知手段53または前記第二の温度検知手段56の何れかが故障していることを検知した場合には、前記デジタル複写機1にその旨を通知する構成としてもよい。つまり、前記デジタル複写機1は、前記通知に基づいてユーザにその旨の通知を行う構成としてもよい。
前記第一のコントローラ64は、前記第一フラッグF1がセットされていないときに、前記第一の温度検知手段53により検知された第一の温度T1に基づいて前記第一のファン54の送風制御を行なうように構成されている。つまり、前記第一の温度T1が予め設定されている第一の所定温度Tth1まで上昇したときに、前記第一のファン54による送風を開始し、前記第一の温度T1が予め設定されている第一の目標温度Tx1まで低下したときに、前記第一のファン54による送風を停止するように構成されている。
また、前記第一のコントローラ64は、前記第一フラッグF1がセットされてなく、かつ、前記第二フラッグF2がセットされているときに、前記第一の温度検知手段53により検知された第一の温度T1に基づいて前記第一のファン54及び前記第二のファン57の送風制御を行なうように構成されている。つまり、前記第一の温度T1が前記第一の所定温度Tth1まで上昇したときに、前記第一のファン54による送風を開始し、前記第一の温度T1が前記第一の目標温度Tx1まで低下したときに、前記第一のファン54による送風を停止するように構成され、また、前記第一のファン54による送風を開始し、前記第一のファン54による送風が開始されてからの時間J1が予め設定されている第一の所定時間Jth1を経過しても、前記第一の温度T1が前記第一の目標温度Tx1まで低下しないときに、前記第二のファン57による送風をも開始し、前記第一の温度T1が前記第一の目標温度Tx1まで低下したときに、前記第一のファン54による送風を停止するとともに前記第二のファン57による送風をも停止するように構成されている。更に、上述したように、前記第一のファン54の送風を開始し、尚且つ、その後、前記第二のファン57による送風を開始したときに、前記第一のファン54による送風が開始されてからの時間J1が予め設定されている第二の所定時間Jth2を経過しても、前記第一の温度T1が前記第一の目標温度Tx1まで低下しなければ、前記デジタル複写機1に対して警告を通知するように構成されている。ここで、前記デジタル複写機1は、前記警告に基づいてその動作を停止するように構成されている。
更に、前記第一のコントローラ64は、前記第一フラッグF1がセットされているときには、何れのファンの送風制御をも行なわず、また、前記第一のファン54をフリーな状態とする。つまり、前記第一のファン54が前記第二のコントローラ65により制御可能な状態とするように構成されている。
尚、前記第一のコントローラ64は、前記第一のファン54による送風を行なっているときには第三のフラグF3をセットし、前記第二のファン57による送風を行なっているときには第四のフラグF4をセットすることで、当該第一のコントローラ64による前記第一のファン54及び前記第二のファン57の送風制御状態が確認可能なように構成されている。
つまり、前記第一のコントローラ64の動作について図6のフローチャートに基づいて説明すると、前記デジタル複写機1の電源が投入されると前記時間J1をカウントするための第一内部カウンタJ1を0にリセットし(SB1)、前記故障検出手段66により設定される前記第一フラグF1の確認を行い(SB2)、前記第一フラグF1がセットされているときには、前記第一のファン54をフリーな状態とする(SB3)。また、前記第一フラグF1がセットされていないときには、前記第三フラグF3の確認を行なう(SB4)。つまり、前記第一のファン54の送風制御の状態の確認を行なう。
前記第三フラグF3がセットされていないときには、前記第一のファン54による送風が行なわれていないため、前記第一の温度検知手段53により検知される第一の温度T1と前記第一の所定温度Tth1とを比較し(SB5)、前記第一の温度T1が前記第一の所定温度Tth1よりも高ければ、前記第一のファン54により送風を開始し(SB6)、前記第三フラグF3をセットする(SB7)。また、前記第一の温度T1が前記第一の所定温度Tth1よりも低ければ、前記ステップSB2へ戻る。
また、前記故障検出手段66により設定される前記第二フラグF2の確認を行い(SB8)、前記第二フラグF2がセットされていないときには、前記ステップSB2へ戻る。また、前記第二フラグF2がセットされているときには、前記第二のファン57の送風制御をも行なうべく、前記第一内部カウンタJ1をインクリメントする(SB9)。つまり、前記第一のファン54による送風を開始してからの時間をカウントする。
前記第一内部カウンタJ1が前記第二の所定時間Jth2以下で(SB10)、更に、前記第一の所定時間Jth1以下のときには(SB11)、前記ステップSB2へ戻り、前記第一のファン54のみの送風を継続する。また、前記第一の所定時間Jth1を超えているときには、前記第四フラグF4の確認を行い(SB12)、つまり、前記第二のファン57の送風制御状態の確認を行ない、前記第四フラグF4がセットされていなければ、前記第二のファン57による送風を開始し(SB13)、前記第四フラグF4をセットする(SB14)。そして、前記SB2へ戻る。尚、前記第四フラグF4がセットされていれば、そのまま前記ステップSB2へ戻る。つまり、前記第二のファン57による送風が行なわれていなければ新たに送風を開始し、送風が既に行なわれていれば、そのまま送風を継続する。
前記ステップSB4において、前記第三フラグF3がセットされているときには、前記第一のファン54による送風が行なわれているため、前記第一の温度検知手段53により検知される第一の温度T1と前記第一の目標温度Tx1とを比較し(SB15)、前記第一の温度T1が前記第一の目標温度Tx1以上であれば、そのまま前記第一のファン54による送風を継続すべく前記ステップSB8へ移行する。また、前記第一の温度T1が前記第一の目標温度Tx1より低ければ、前記第一のファン54による送風を停止し(SB16)、前記第三フラグF3をリセットする(SB17)。更に、前記第四フラグF4がセットされていれば(SB18)、つまり、前記第二のファン57による送風も行なわれていれば、前記第二のファン57による送風を停止し(SB19)、前記第四フラグF4をリセットする(SB20)。そして、前記ステップSB1へ戻る。
また、前記ステップSB10において、前記第一内部カウンタJ1が前記第二の所定時間Jth2を超えたときには、つまり、前記第一のファン54及び前記第二のファン57による送風によっても、前記第一の温度T1が前記第一の目標温度Tx1よりも低くできないと判断されるときには、前記デジタル複写機1へ警告の通知を行なう(SB21)。このとき、前記デジタル複写機1は、前記警告に基づいてその動作を停止する。
前記第二のコントローラ65は、前記第二フラッグF2がセットされていないときに、前記第二の温度検知手段56により検知された第二の温度T2に基づいて前記第二のファン57の送風制御を行なうように構成されている。つまり、前記第二の温度T2が予め設定されている第二の所定温度Tth2まで上昇したときに、前記第二のファン57による送風を開始し、前記第二の温度T2が予め設定されている第二の目標温度Tx2まで低下したときに、前記第二のファン57による送風を停止するように構成されている。
また、前記第二のコントローラ65は、前記第二フラッグF2がセットされていなく、かつ、前記第一フラッグF1がセットされているときに、前記第二の温度検知手段56により検知された第二の温度T2に基づいて前記第一のファン53及び前記第二のファン57の送風制御を行なうように構成されている。つまり、前記第二の温度T2が前記第二の所定温度Tth2まで上昇したときに、前記第二のファン57による送風を開始し、前記第二の温度T2が前記第二の目標温度Tx2まで低下したときに、前記第二のファン57による送風を停止するように構成され、また、前記第二のファン57による送風を開始し、前記第二のファン57による送風が開始されてからの時間J2が予め設定されている第三の所定時間Jth3を経過しても、前記第二の温度T2が前記第二の目標温度Tx2まで低下しないときに、前記第一のファン54による送風をも開始し、前記第二の温度T2が前記第二の目標温度Tx2まで低下したときに、前記第二のファン57による送風を停止するとともに前記第一のファン54による送風をも停止するように構成されている。更に、上述したように、前記第二のファン57の送風を開始し、尚且つ、その後、前記第一のファン54による送風を開始したときに、前記第二のファン57による送風が開始されてからの時間J2が予め設定されている第四の所定時間Jth4を経過しても、前記第二の温度T2が前記第二の目標温度Tx2まで低下しなければ、前記デジタル複写機1に対して警告を通知するように構成されている。ここで、前記デジタル複写機1は、前記警告に基づいてその動作を停止するように構成されている。
更に、前記第二のコントローラ65は、前記第二フラッグF2がセットされているときには、何れのファンの送風制御をも行なわず、また、前記第二のファン57をフリーな状態とする。つまり、前記第二のファン57が前記第一のコントローラ64により制御可能な状態とするように構成されている。
尚、前記第二のコントローラ65は、前記第二のファン57による送風を行なっているときには第五のフラグF5をセットし、前記第一のファン54による送風を行なっているときには第六のフラグF6をセットすることで、当該第二のコントローラ65による前記第一のファン54及び前記第二のファン57の送風制御状態が確認可能なように構成されている。
つまり、前記第二のコントローラ65の動作について図7のフローチャートに基づいて説明すると、前記デジタル複写機1の電源が投入されると前記時間J2をカウントするための第二内部カウンタJ2を0にリセットし(SC1)、前記故障検出手段66により設定される前記第二フラグF2の確認を行い(SC2)、前記第二フラグF2がセットされているときには、前記第二のファン57をフリーな状態とする(SC3)。また、前記第二フラグF2がセットされていないときには、前記第五フラグF5の確認を行なう(SC4)。つまり、前記第二のファン57の送風制御の状態の確認を行なう。
前記第五フラグF5がセットされていないときには、前記第二のファン57による送風が行なわれていないため、前記第二の温度検知手段56により検知される第二の温度T2と前記第二の所定温度Tth2とを比較し(SC5)、前記第二の温度T2が前記第二の所定温度Tth2よりも高ければ、前記第二のファン57により送風を開始し(SC6)、前記第五フラグF5をセットする(SC7)。また、前記第二の温度T2が前記第二の所定温度Tth2よりも低ければ、前記ステップSC2へ戻る。
また、前記故障検出手段66により設定される前記第一フラグF1の確認を行い(SC8)、前記第一フラグF1がセットされていないときには、前記ステップSC2へ戻る。また、前記第一フラグF1がセットされているときには、前記第一のファン54の送風制御をも行なうべく、前記第二内部カウンタJ2をインクリメントする(SC9)。つまり、前記第二のファン57による送風を開始してからの時間をカウントする。
前記第二内部カウンタJ2が前記第四の所定時間Jth4以下で(SC10)、更に、前記第三の所定時間Jth3以下のときには(SC11)、前記ステップSC2へ戻り、前記第二のファン57のみの送風を継続する。また、前記第三の所定時間Jth3を超えているときには、前記第六フラグF6の確認を行い(SC12)、つまり、前記第一のファン54の送風制御状態の確認を行ない、前記第六フラグF6がセットされていなければ、前記第一のファン54による送風を開始し(SC13)、前記第六フラグF6をセットする(SC14)。そして、前記SC2へ戻る。尚、前記第六フラグF6がセットされていれば、そのまま前記ステップSC2へ戻る。つまり、前記第一のファン54による送風が行なわれていなければ新たに送風を開始し、既に送風が行なわれていれば、そのまま送風を継続する。
前記ステップSC4において、前記第五フラグF5がセットされているときには、前記第二のファン57による送風が行なわれているため、前記第二の温度検知手段56により検知される第二の温度T2と前記第二の目標温度Tx2とを比較し(SC15)、前記第二の温度T2が前記第二の目標温度Tx2以上であれば、そのまま前記第二のファン57による送風を継続すべく前記ステップSC8へ移行する。また、前記第二の温度T2が前記第二の目標温度Tx2より低ければ、前記第二のファン57による送風を停止し(SC16)、前記第五フラグF5をリセットする(SC17)。更に、前記第六フラグF6がセットされていれば(SC18)、つまり、前記第一のファン54による送風も行なわれていれば、前記第一のファン54による送風を停止し(SC19)、前記第六フラグF6をリセットする(SC20)。そして、前記ステップSC1へ戻る。
また、前記ステップSC10において、前記第二内部カウンタJ2が前記第四の所定時間Jth4を超えたときには、つまり、前記第一のファン54及び前記第二のファン57による送風によっても、前記第二の温度T2が前記第二の目標温度Tx2よりも低くできないと判断されるときには、前記デジタル複写機1へ警告の通知を行なう(SC21)。このとき、前記デジタル複写機1は、前記警告に基づいてその動作を停止する。
以下、別の実施形態について説明する。上述では、前記回路ユニット設置部52を第一の領域E1と第二の領域E2とに見立て、夫々に第一の温度制御装置55と第二の温度制御装置58とを備えた場合について説明したが、前記回路ユニット設置部52を更に複数の領域に見立て、各領域に対応する温度制御装置を備えた構成としてもよい。何れかの温度制御装置における温度検知手段が故障した場合には、前記温度検知手段が故障した温度制御装置におけるファンが、他の何れかの温度制御装置における温度検知手段に基づいて送風制御が行なわれるように予め設定しておけばよい。より空間の広い回路ユニット設置部に対応することが可能となり、また、より発熱量の大きい回路ユニットが設置される回路ユニット設置部にも対応することが可能となる。
上述では、本発明の温度管理システムをデジタル複写機に適用した場合について説明したが、複数のデバイスからなる種々の機器に適用することが可能である。
尚、上述した実施形態は、本発明の一例に過ぎず、本発明の作用効果を奏する範囲において各ブロックの具体的構成等を適宜変更設計できることは言うまでもない。
温度管理にかかる機能ブロック構成の説明図 デジタル複写機の外観構成の説明図 操作パネル部の回路構成の説明図 温度管理システムの説明図であり、(a)は回路ユニット設置部に対する上面図、(b)は回路ユニット設置部に対する正面図 故障検出手段の動作を説明するためのフローチャート 第一のコントローラの動作を説明するためのフローチャート 第二のコントローラの動作を説明するためのフローチャート
1:デジタル複写機
50:外枠
51:回路ユニット
52:回路ユニット設置部
53:第一の温度検知手段
54:第一のファン
55:第一の温度制御装置
56:第二の温度検知手段
57:第二のファン
58:第二の温度制御装置
59:制御部
60、61:排気口
62、63:送風口
64:第一のコントローラ
65:第二のコントローラ
66:故障検出手段

Claims (3)

  1. 機器内部の第一の温度を検知する第一の温度検知手段と前記第一の温度検知手段により検知された第一の温度に基づいて送風制御を行なう第一のファンとにより第一の温度制御を行なう第一の温度制御装置と、前記機器内部の第二の温度を検知する第二の温度検知手段と前記第二の温度検知手段により検知された第二の温度に基づいて送風制御を行なう第二のファンとにより第二の温度制御を行なう第二の温度制御装置とを備え、前記機器内部の温度管理を実施する温度管理システムであって、
    前記第一の温度制御装置と前記第二の温度制御装置とが、互いに共通の空間における異なる領域での温度制御を行なうとともに、前記第一の温度制御装置は、前記第二の温度検知手段が故障したときに、前記第一の温度検知手段により検知される第一の温度が前記第一のファンにより送風を開始してから第一の所定時間経過しても所定温度まで低下しないときに、前記第一の温度検知手段により検知された第一の温度に基づいて前記第二のファンの送風制御を開始する温度管理システム。
  2. 前記第二の温度検知手段が故障した場合において、前記第二のファンによる送風を開始した後に第二の所定時間経過しても、前記第一の温度検知手段により検知される第一の温度が前記所定温度まで低下しないときに、前記機器に警告を通知する請求項に記載の温度管理システム。
  3. 請求項に記載の温度管理システムを備え、前記温度管理システムにより通知される警告に基づいて動作を停止する機器。
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