JP4438010B2 - 中継装置、中継方法および中継制御プログラム - Google Patents

中継装置、中継方法および中継制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、ストレージ装置の設定情報が記憶されている上位装置と、SAS(Serial Attached SCSI)規格またはSATA(Serial Advanced Technology Attachment)規格のインタフェースを有する記憶媒体との間で行われるデータの送受信を中継する中継装置、中継方法および中継制御プログラムに関し、特に、記憶媒体の状態が頻繁に変化した場合であっても、上位装置による設定情報更新処理が記憶媒体の状態変化の頻度に追いつかなくなる状況を防止することができる中継装置、中継方法および中継制御プログラムに関するものである。
近年、ハードディスク等の記憶媒体を接続する規格として、SAS規格またはSATA規格を採用するストレージ装置がある(特許文献1参照)。このようなストレージ装置では、接続されている記憶媒体の状態に変化があった場合(記憶媒体が取り外されたり装着されたりした場合や、記憶媒体に対して書き込み処理が行えなくなる等のエラーが発生した場合等)、記憶媒体の接続構成等を設定情報として記憶する制御部(上位装置)が、設定情報を自動的に更新するように構成されているものがある。
具体的には、ストレージ装置内に、上位装置と記憶媒体との間で行われるデータの送受信を中継する中継装置が実装される。この中継装置は、SAS規格またはSATA規格の物理ポートを有し、その物理ポートに接続されている記憶媒体に状態変化があった場合に、状態変化があったことをブロードキャストにより上位装置に通知する。かかる通知を受信した上位装置は、中継装置内の各物理ポートから記憶媒体の状態を取得し、取得した情報を用いて設定情報を更新する。このように、上位装置は、自身に記憶されている設定情報を自動的に更新する。
特開2006−072636号公報
しかしながら、上述した従来技術は、上位装置による設定情報更新処理が終了する前に、中継装置が新たな状態変化通知を発行し続けると、上位装置が設定情報更新処理を完了することができないという問題があった。
例えば、上位装置が設定情報更新処理を1回行うのに1秒間かかり、中継装置が上位装置に対して状態変化通知を1秒間に2回発行し続けるとすると、上位装置は、設定情報を更新し続けなければならない。
上位装置による設定情報更新処理が記憶媒体の状態変化の頻度に追いつかない状況が続き、上位装置が設定情報を更新し続けている間は、設定情報に最新の情報が反映されていないことになる。このような状況下では、書き込みが行えなくなっている記憶媒体に書込指示を行ってしまい書き込みエラーが発生するといった重大な問題を招く。
本発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、記憶媒体の状態が頻繁に変化した場合であっても、上位装置による設定情報更新処理が記憶媒体の状態変化の頻度に追いつかなくなる状況を防止することができる中継装置、中継方法および中継制御プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一つの態様では、記憶媒体を接続するための複数の物理ポートを有し、ストレージ装置の設定情報を記憶する上位装置と、記憶媒体との間で行われるデータの送受信を中継する中継装置であって、前記物理ポートに接続される記憶媒体の状態変化を検知した場合に、前記上位装置に対して記憶媒体に状態変化があったことを通知する状態変化通知を行う通知手段と、前記物理ポートに基づく状態変化通知の発行回数が所定の閾値を超えるか否かを物理ポート毎に監視する発行回数監視手段と、前記発行回数監視手段により前記物理ポートに基づく状態変化通知の発行回数が所定の閾値を超えていると検知された場合に、該物理ポートの機能を無効にする無効化手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の他の態様では、上記の発明の態様において、前記発行回数を物理ポート毎に記憶する発行回数記憶手段と、前記閾値を記憶する閾値記憶手段とをさらに備え、前記通知手段は、前記物理ポートに接続される記憶媒体の状態変化を検知した場合に、前記発行回数記憶手段に記憶されている該物理ポートに対応する発行回数を更新し、前記発行回数監視手段は、前記発行回数記憶手段に記憶されている発行回数が、前記閾値記憶手段に記憶されている閾値を超えるか否かを物理ポート毎に監視することを特徴とする。
これらの発明の態様によれば、記憶媒体の状態が頻繁に変化した場合であっても、上位装置による設定情報更新処理が記憶媒体の状態変化の頻度に追いつかなくなる状況を防止することができる。
また、本発明の他の態様では、上記の発明の態様において、前記閾値を物理ポート毎に記憶する閾値記憶手段をさらに備え、前記発行回数監視手段は、前記物理ポートに基づく状態変化通知の発行回数が、前記閾値記憶手段に記憶されている該物理ポートに対応する閾値を超えるか否かを物理ポート毎に監視することを特徴とする。
この発明の態様によれば、物理ポートの信頼性によって物理ポート毎に状態変化を通知することができる回数を変更することができる。
また、本発明の他の態様では、上記の発明の態様において、前記発行回数監視手段は、すべての物理ポートに基づく状態変化通知の発行回数の平均値が、閾値を超えるか否かを監視することを特徴とする。
この発明の態様によれば、特定の物理ポートに基づく状態変化通知の発行回数が閾値を超えている場合であっても、その特定の物理ポートの機能を有効にしたままにすることができる。
また、本発明の他の態様では、上記の発明の態様において、前記無効化手段は、前記発行回数監視手段により前記物理ポートに基づく状態変化通知の発行回数が閾値を超えていると検知された場合に、該物理ポートに接続されている記憶媒体がRAIDを構成する記憶媒体であるか否かを判定し、該記憶媒体がRAIDを構成する記憶媒体でない場合に、該物理ポートの機能を無効にし、該記憶媒体がRAIDを構成する記憶媒体である場合に、該物理ポートの機能を無効にしても該RAIDを構成する他の記憶媒体からデータを取得することで該物理ポートの機能を無効にする前のデータと同一のデータが取得できる場合のみ該物理ポートの機能を無効にすることを特徴とする。
この発明の態様によれば、物理ポートの機能を無効にした場合であっても、物理ポートの機能を無効にする前のデータと同一のデータを取得することができる。
なお、本発明の構成要素、表現または構成要素の任意の組合せを、方法、装置、システム、コンピュータプログラム、記録媒体、データ構造などに適用したものも本発明の態様として有効である。
本発明の一つの態様によれば、記憶媒体の状態が頻繁に変化した場合であっても、上位装置による設定情報更新処理が記憶媒体の状態変化の頻度に追いつかなくなる状況を防止することができるという効果を奏する。
また、本発明の一つの態様によれば、物理ポートの信頼性によって物理ポート毎に状態変化を通知することができる回数を変更することができるという効果を奏する。
また、本発明の一つの態様によれば、特定の物理ポートに基づく状態変化通知の発行回数が閾値を超えている場合であっても、その特定の物理ポートの機能を有効にしたままにすることができるという効果を奏する。
また、本発明の一つの態様によれば、物理ポートの機能を無効にした場合であっても、物理ポートの機能を無効にする前のデータと同一のデータを取得することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る中継装置、中継方法および中継制御プログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
まず、本実施例に係る中継装置の特徴を明らかにするため、SAS規格またSATA規格の物理ポートを有する従来のストレージ装置の構成、および、そのようなストレージ装置における従来の設定情報更新処理について説明する。図9は、従来のストレージ装置の構成を示す機能ブロック図である。同図では、ストレージ装置内の各部の構成が二重化されている例を示す。
同図に示すように、ストレージ装置100は、サーバ400に接続されており、コントローラ200aおよび200bを有する。サーバ400は、図示しないパーソナルコンピュータ等によって共有される情報を記憶したり、パーソナルコンピュータ等に所定のサービスを提供したりする装置であり、ストレージ装置100に対して、データの取得指示や記憶指示等を行う。
コントローラ200aは、HDD(Hard Disk Drive)31〜33および41〜43が接続されており、I/F部210aと、RAID−on−Chip(以下、「RoC」という)220aと、中継装置300aとを有する。同様に、コントローラ200bは、HDD31〜33および41〜43が接続されており、I/F部210bと、RoC220bと、中継装置300bとを有する。
HDD31〜33および41〜43は、SAS規格またはSATA規格に対応するハードディスクである。なお、中継装置300aおよび300bに接続される記憶媒体は、ハードディスクに限られず、光ディスク等であってもよい。I/F部210aおよび210bは、サーバ400との間でデータ通信を行うためのインタフェース部である。
RoC220aおよび220bは、I/F部210aまたは210bを介してサーバ400から受け付けた命令を実行する装置である。例えば、RoC220aおよび220bは、サーバ400からデータの取得指示命令を受け付けると、中継装置300aまたは300bを介して、HDD31〜33または41〜43からデータを取得して、取得したデータをI/F部210aまたは210bを介してサーバ400へ送信する。
また、RoC220aは、ストレージ装置100が有するすべての記憶媒体の接続構成等を設定情報として保持する。この設定情報は、図9に示した例では、HDD31〜33および41〜43の接続構成やHDD31〜33および41〜43のRAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)構成に関する情報である。同様に、RoC220bは、ストレージ装置100が有するすべての記憶媒体の接続構成等を設定情報として保持する。
中継装置300aは、RoC220aとHDD31〜33および41〜43との間で行われるデータの送受信を中継する装置であり、Phy(Physical Layer)11〜18と、制御部310aとを有する。同様に、中継装置300bは、RoC220bとHDD31〜33および41〜43との間で行われるデータの送受信を中継する装置であり、Phy21〜28と、制御部310bとを有する。なお、中継装置300aおよび300bは、一般的には、「エクスパンダ(EXPANDER)」と呼ばれる。
Phy11〜18は、SAS規格またはSATA規格の物理ポートであり、中継装置300aと他の装置とをバスを介して接続する。具体的には、Phy11〜16は、中継装置300aとHDD31〜33および41〜43とを接続し、Phy17は、中継装置300aとRoC220aとを接続し、Phy18は、中継装置300aと中継装置300bとを接続する。
同様に、Phy21〜28は、SAS規格またはSATA規格の物理ポートであり、Phy21〜26は、中継装置300bとHDD31〜33および41〜43とを接続し、Phy27は、中継装置300bとRoC220bとを接続し、Phy28は、中継装置300bと中継装置300aとを接続する。
制御部310aは、中継装置300aを全体制御する制御部であり、通知部311aを有する。通知部311aは、Phy11〜16を監視して、HDD31〜33または41〜43が取り外されたり装着されたりした場合や、HDD31〜33または41〜43に対して書き込み処理が行えなくなる等のエラーが発生した場合等(以下、記憶媒体が取り外されたり装着されたりした場合や、記憶媒体に対して書き込み処理が行えなくなる等のエラーが発生した場合等を「状態変化」という)に、ブロードキャストによりHDD31〜33または41〜43に状態変化があったことを、Phy17を介してRoC220aへ通知するとともに、Phy18とPhy28と制御部310bとPhy27とを介してRoC220bへ通知する(以下、記憶媒体に状態変化があったことを通知することを「状態変化通知」という)。
なお、「状態変化通知」には、どのHDD31〜33または41〜43に状態変化があったかを示す情報は含まれない。すなわち、状態変化通知を受信したRoC220aおよび220bは、どのHDD31〜33または41〜43に状態変化があったかを判断できない。
同様に、制御部310bは、中継装置300bを全体制御する制御部であり、通知部311bを有する。通知部311bは、Phy21〜26を監視して、HDD31〜33または41〜43に状態変化があった場合に、ブロードキャストによりPhy27を介してRoC220bへ状態変化通知を行うとともに、Phy28とPhy18と制御部310aとPhy17とを介してRoC220aへ状態変化通知を行う。
図9を用いて、RoC220aおよび220bが保持する設定情報の従来の更新手順について説明する。上述したように、通知部311aは、Phy11〜16を監視して、HDD31〜33または41〜43に状態変化があった場合に、RoC220aへ状態変化通知を行うとともに、RoC220bへ状態変化通知を行う。
通知部311aから状態変化通知を受信したRoC220aは、Phy17と制御部310aとを介してPhy11〜16から、HDD31〜33または41〜43に状態変化があったか否かを示す情報を取得する。また、RoC220aは、Phy17と制御部310aとPhy18とPhy28と制御部310bとを介してPhy21〜26から、HDD31〜33または41〜43に状態変化があったか否かを示す情報を取得する。そして、RoC220aは、Phy11〜16および21〜26から取得した情報を用いてRoC220aに記憶されている設定情報を更新する。
また、通知部311aから状態変化通知を受信したRoC220bは、Phy27と制御部310bとを介してPhy21〜26から、HDD31〜33または41〜43に状態変化があったか否かを示す情報を取得するとともに、Phy27と制御部310bとPhy28とPhy18と制御部310aとを介してPhy11〜16から、HDD31〜33または41〜43に状態変化があったか否か示す情報を取得する。そして、RoC220bは、取得した情報を用いてRoC220bに記憶されている設定情報を更新する。なお、図9に示した例では、ストレージ装置100は、各部の構成が二重化されており、RoC220aとRoC220bは、所定のタイミングで設定情報を交換し、設定情報の同期化を行う。
同様に、通知部311bは、Phy21〜26を監視して、HDD31〜33または41〜43に状態変化があった場合に、Phy27を介してRoC220bへ状態変化通知を行うとともに、Phy28を介してRoC220aへ状態変化通知を行う。状態変化通知を受信したRoC220aおよびRoC220bは、上述したように、Phy11〜16および21〜26から情報を取得して、設定情報を更新する。
このようにして、従来の設定情報更新処理では、HDD31〜33または41〜43に状態変化があった場合に、通知部311aおよび311bがRoC220aおよび220bへ状態変化通知を行い、かかる状態変化通知を受信したRoC220aおよび220bが、Phy11〜16および21〜26からHDD31〜33および41〜43に状態変化があったか否かを示す情報を取得して、取得した情報を用いて設定情報を更新する。
しかしながら、従来の設定情報更新処理を用いたストレージ装置100は、RoC220aおよび220bによる設定情報の更新処理が終了する前に、通知部311aおよび311bが新たな状態変化通知を発行し続けると、RoC220aおよび220bが設定情報更新処理を完了することができないという問題があった。RoC220aおよび220bによる設定情報更新処理が、記憶媒体の状態変化の頻度に追いつかない状況が続くと、RoC220aおよび220bに記憶されている設定情報は最新の情報が反映されていない状態となる。このような状況下では、RoC220aおよび220bがHDD31〜33または41〜43に対してデータの取得指示等の命令コマンドを発行しても、書き込みが行えなくなっている記憶媒体に書込指示を行ってしまう可能性があり、その結果、書き込みエラーが発生するといった重大な問題を招く。
次に、本実施例に係る中継装置の概要を説明する。図1は、本実施例に係る中継装置の概要を説明するための図である。なお、以下の説明では、図9に示した構成部位と同様の機能を有する部位には同一符号を付すこととしてその詳細な説明を省略する。
同図に示すように、ストレージ装置500は、HDD31〜33と、RoC220と、中継装置600とを有する。本実施例に係る中継装置600は、Phy11〜13と、記憶部610と、制御部620とを有する。
記憶部610は、状態変化通知の単位時間当たりの発行回数をPhy毎に記憶する。制御部620は、Phy11〜13を監視し、HDD31〜33に状態変化があった場合に(ステップS1)、RoC220へ状態変化通知を行うとともに(ステップS2)、記憶部610に記憶されている状態変化が検知されたPhyに対応する発行回数を更新する(ステップS3)。
そして、制御部620は、記憶部610に記憶されている各Phyの状態変化通知の発行回数が所定の閾値を超えるか否かを監視し(ステップS4)、状態変化通知の発行回数が所定の閾値を超えるPhyが存在する場合、該当のPhyの機能を無効にする(ステップS5)。
なお、閾値は、RoC220が設定情報更新処理を十分の終了することができる回数が設定されている。また、「Phyの機能を無効にする」とは、Phyの機能を論理的に無効にすることを示す。機能を無効にされたPhyは、接続されている記憶媒体を認識することができなくなり、制御部620は、接続されている記憶媒体に状態変化があった場合であっても、状態変化を検知することができず状態変化通知を行うことはない。
このように、本実施例に係る中継装置600は、各Phyにおける状態変化通知の発行回数が、RoC220が設定情報更新処理を十分の終了することができる回数を超える場合、該当のPhyの機能を無効にするので、RoC220による設定情報更新処理がHDD31〜33の状態変化の頻度に追いつかなくなる状況を防止することができる。これにより、HDD31〜33の状態が頻繁に変化した場合であっても、RoC220は、設定情報更新処理を完了することができるので、設定情報に最新の情報を反映することができる。したがって、書き込みが行えなくなっている記憶媒体に書込指示を行ってしまい書き込みエラーが発生するといった問題も回避できる。
次に、本実施例に係るストレージ装置の構成について説明する。図2は、本実施例に係るストレージ装置の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、本実施例に係るストレージ装置500は、コントローラ200a内に中継装置600aを有し、コントローラ200b内に中継装置600bを有する。
中継装置600aは、記憶部610aと、制御部620aとを有する。記憶部610aは、RAM(Random Access Memory)等の記憶デバイスであり、発行回数テーブル611aと、閾値テーブル612aとを有する。同様に、中継装置600bは、記憶部610bと、制御部620bとを有する。記憶部610bは、発行回数テーブル611bと、閾値テーブル612bとを有する。
発行回数テーブル611aおよび611bは、各Phyに対応付けて状態変化通知の単位時間当たりの発行回数が記憶されるテーブルである。図2に示した例では、発行回数テーブル611aは、Phy11〜16に基づく状態変化通知の単位時間当たりの発行回数を記憶し、発行回数テーブル611bは、Phy21〜26に基づく状態変化通知の単位時間当たりの発行回数を記憶する。
なお、発行回数テーブル611aおよび611bに記憶されている発行回数は、制御部620aまたは620bによって、単位時間毎に「0」にリセットされる。例えば、発行回数テーブル611aおよび611bに記憶する発行回数の単位時間を「5秒」とすると、発行回数テーブル611aおよび611bに記憶されている発行回数は、「5秒」毎に「0」にリセットされる。
図3は、発行回数テーブル611aの一例を示す図である。同図に示すように、発行回数テーブル611aは、Phy毎に状態変化通知の発行回数を記憶する。同図に示した例では、Phy「11」が図2に示したPhy11に対応し、Phy「12」が図2に示したPhy12に対応し、Phy「13」が図2に示したPhy13に対応し、Phy「14」が図2に示したPhy14に対応し、Phy「15」が図2に示したPhy15に対応し、Phy「16」が図2に示したPhy16に対応するものとする。同図の例では、Phy11に基づく単位時間当たりの状態変化通知の発行回数は、「5回」であり、Phy12に基づく単位時間当たりの状態変化通知の発行回数は、「11回」であり、Phy13〜16に基づく単位時間当たりの状態変化通知の発行回数は、「8回」である場合を示している。発行回数テーブル611bについても、図3と同様の構成のテーブルとなる。
閾値テーブル612aおよび612bは、各Phyに基づく状態変化通知の発行回数の閾値を記憶する。図2に示した例では、閾値テーブル612aは、Phy11〜16に基づく状態変化通知の発行回数の閾値を記憶し、閾値テーブル612bは、Phy21〜26に基づく状態変化通知の発行回数の閾値を記憶する。
図4は、閾値テーブル612aの一例を示す図である。同図に示した例では、閾値テーブル612aは、Phy11〜16に基づく状態変化通知の回数の閾値として「10」を記憶する。閾値テーブル612bについても、図4と同様の構成のテーブルとなる。
制御部620aは、中継装置600aを全体制御する制御部であり、通知部621aと、発行回数監視部622aと、無効化部623aとを有する。同様に、制御部620bは、中継装置600bを全体制御する制御部であり、通知部621bと、発行回数監視部622bと、無効化部623bとを有する。
通知部621aは、Phy11〜16を監視して、HDD31〜33または41〜43に状態変化があった場合に、ブロードキャストによりPhy17を介してRoC220aへ状態変化通知を行うとともに、Phy18とPhy28と制御部620bとPhy27とを介してRoC220bへ状態変化通知を行う。
また、通知部621aは、状態変化通知を行った場合、発行回数テーブル611aの状態変化が検知されたPhyに対応する発行回数を更新する。例えば、通知部621aは、Phy11からHDD43の状態変化を「3秒間」に「5回」検知した場合、状態変化通知を「3秒間」に「5回」行う。すなわち、通知部621aは、発行回数テーブル611aのPhy11に対応する発行回数を、状態変化通知を行う度に「1」「2」・・「5」と順次更新する。上述したように、発行回数テーブル611aに記憶されている発行回数は、制御部620aにより単位時間毎に「0」にリセットされる。したがって、単位時間が経過した後に、通知部621aがPhy11からHDD43の状態変化を検知した場合、通知部621aは発行回数テーブル611aのPhy11に対応する発行回数を「0」から「1」に更新する。
同様に、通知部621bは、Phy21〜26を監視して、HDD31〜33または41〜43に状態変化があった場合に、ブロードキャストによりPhy27を介してRoC220bへ状態変化通知を行うとともに、Phy28とPhy18と制御部620aとPhy17とを介してRoC220aへ状態変化通知を行う。また、通知部621bは、状態変化通知を行った場合、発行回数テーブル611bの状態変化が検知されたPhyに対応する発行回数を更新する。
発行回数監視部622aは、Phy11〜16に基づく状態変化通知の回数が閾値を超えているか否かを監視する処理部である。具体的には、発行回数監視部622aは、発行回数テーブル611aに記憶されているPhy11〜16に対応する発行回数と、閾値テーブル612aに記憶されている閾値とを比較し、発行回数が閾値を超えるPhyが存在する場合、該当のPhyの識別番号を含むPhy無効化依頼を無効化部623aへ通知する。なお、Phyの識別番号は、Phyを一意に識別するものであればいなかる値であってもよい。
図2〜4に示した例では、発行回数テーブル611aに記憶されているPhy11に対応する発行回数「5」が、閾値テーブル612aに記憶されている閾値「10」を超えていないので、発行回数監視部622aは、Phy11の識別番号を含むPhy無効化依頼を無効化部623aへ通知しない。同様に、Phy13〜16の発行回数「8」が、閾値「10」を超えていないので、発行回数監視部622aは、Phy13〜16の識別番号を含むPhy無効化依頼を無効化部623aへ通知しない。
一方、発行回数テーブル611aに記憶されているPhy12に対応する発行回数「11」が、閾値テーブル612aに記憶されている閾値「10」を超えているため、発行回数監視部622aは、Phy12の識別番号を含むPhy無効化依頼を無効化部623aへ通知する。
同様に、発行回数監視部622bは、発行回数テーブル611bに記憶されているPhy21〜26に対応する発行回数と、閾値テーブル612bに記憶されている閾値とを比較し、発行回数が閾値を超えるPhyが存在する場合、該当のPhyの識別番号を含むPhy無効化依頼を無効化部623bへ通知する。
なお、発行回数監視部622aまたは622bが、発行回数テーブル611aまたは611bを監視するタイミングは、通知部621aまたは621bが状態変化通知を行う前であってもよいし、通知部621aまたは621bが状態変化通知を行う後であってもよいし、所定の時間毎(例えば、1秒毎)であってもよい。
無効化部623aは、発行回数監視部622aからPhy無効化依頼を受信した場合に、Phy無効化依頼に含まれるPhyの識別番号に該当するPhyの機能を無効にする。
上述した図2〜4に示した例では、Phy12における状態変化通知の発行回数「11」が、閾値テーブル612bに記憶されている閾値「10」を超えているため、無効化部623aは、発行回数監視部622aからPhy12の識別番号を含む無効化依頼を受信するので、Phy12の機能を無効にする。
同様に、無効化部623bは、発行回数監視部622bからPhy無効化依頼を受信した場合に、Phy無効化依頼に含まれるPhyの識別番号に該当するPhyの機能を無効にする。
次に、本実施例に係る中継装置600aによるPhyの無効化処理手順について説明する。図5は、本実施例に係る中継装置600aによるPhyの無効化処理手順を示すフローチャートである。同図では、通知部621aが状態変化通知を行った後に、中継装置600aがPhyの無効化処理を行う例を示す。なお、中継装置600bによるPhyの無効化処理手順についても同図に示す処理手順と同様である。
同図に示すように、通知部621aは、Phy11〜16を監視して、HDD31〜33または41〜43に状態変化があった場合に、状態変化通知を行うとともに、発行回数テーブル611aの状態変化が検知されたPhyに対応する発行回数を更新する(ステップS701)。
そして、発行回数監視部622aは、発行回数テーブル611aに記憶されているPhy11〜16に対応する発行回数と、閾値テーブル612aに記憶されている閾値とを比較する(ステップS702)。
発行回数が閾値を超えるPhyが存在する場合(ステップS703肯定)、発行回数監視部622aは、該当のPhyの識別番号を含むPhy無効化依頼を無効化部623aへ通知する。
かかるPhy無効化依頼を受信した無効化部623aは、Phy無効化依頼に含まれる識別番号に該当するPhyの機能を無効にする(ステップS704)。
上述してきたように、上記実施例では、通知部621aおよび621bが、状態変化通知を行うとともに、発行回数テーブル611aまたは611bに記憶されている発行回数を更新し、発行回数監視部622aおよび622bが、発行回数テーブル611aまたは611bに記憶されている状態変化通知の発行回数と、閾値テーブル612aまたは612bに記憶されている閾値とを比較し、状態変化通知の発行回数が閾値を超えるPhyが存在する場合に、該当のPhyの識別番号を含むPhy無効化依頼を無効化部623aまたは623bへ通知し、かかる通知を受信した無効化部623aまたは623bが、Phy無効化依頼に含まれる識別番号に該当するPhyの機能を無効にするように構成したので、RoC220aおよび220bによる設定情報更新処理がHDD31〜33または41〜43の状態変化の頻度に追いつかなくなる状況を防止することができる。これにより、HDD31〜33または41〜43の状態が頻繁に変化した場合であっても、RoC220aおよび220bは、設定情報更新処理を完了することができるので、設定情報に最新の情報を反映することができる。したがって、書き込みが行えなくなっている記憶媒体に書込指示を行ってしまい書き込みエラーが発生するといった問題も回避できる。
なお、上記実施例では、すべてのPhyに共通の閾値を設ける例を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、Phy毎に閾値を設けるように構成してもよい。Phy毎に閾値を設けることは、特に、Phyに接続される記憶媒体の信頼性が異なる場合に有効である。例えば、一般的に、SATA規格の記憶媒体は、SAS規格の記憶媒体よりも信頼性が低いので、SATA規格の記憶媒体は、SAS規格の記憶媒体より状態変化が発生する可能性が高い。Phy毎に閾値を設けるように構成すると、SATA規格の記憶媒体が接続されているPhyの閾値を高く設定し、SAS規格の記憶媒体が接続されているPhyの閾値を低く設定することができる。
図6は、Phy毎に閾値を設ける場合における閾値テーブルの一例を示す図である。同図に示した例では、Phy11は閾値が「10回」であり、Phy12は閾値が「7回」であり、Phy13〜16は閾値が「5回」である。例えば、各Phyに基づく状態変化通知の発行回数が図3に示した状態である場合、Phy11に対応する発行回数「5」が、図6に示したPhy11に対応する閾値「10」を超えていないので、Phy11の機能を無効にしない。一方、Phy12に対応する発行回数「11」が、図6に示したPhy12に対応する閾値「7」を超えているので、Phy12の機能を無効にする。同様に、Phy13〜16に対応する発行回数「8」が、図6に示したPhy13〜16に対応する閾値「5」を超えているので、Phy13〜16の機能を無効にする。
また、上記実施例では、状態変化通知の発行回数が閾値を超えているPhyの機能を無効にする例を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各Phyの発行回数を合算して平均値を算出し、算出した発行回数の平均値が閾値を超える場合に、閾値を超えているPhyの機能を無効にするように構成してもよい。
図3および4に示した例では、Phy11〜16の発行回数の平均値は、「(5+11+8+8+8+8)/6」=「8」であり、図4に示した閾値「10」を超えていないため、たとえPhy12の発行回数「11」が閾値「10」を超えている場合であっても、Phy11〜16のすべての機能を無効にしない。一方、例えば、Phy11〜16の発行回数がそれぞれ「10」、「8」、「15」、「11」、「11」、「11」である場合、発行回数の平均値は「11」となり、閾値「10」を超えるため、閾値「10」を超えているPhy11および13〜16の機能を無効にする。
また、上記実施例では、状態変化通知の発行回数が閾値を超えているPhyの機能を無条件で無効にする例を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、状態変化通知の発行回数が閾値を超えているPhyに接続されている記憶媒体がRAIDを構成する記憶媒体である場合、該当のPhyの機能を無効にしても、RAIDを構成する他の記憶媒体からデータを取得することで、該当のPhyの機能を無効にする前のデータと同一のデータが取得できる場合のみ該当のPhyの機能を無効にするように構成してもよい。
例えば、図2に示したHDD42とHDD43とがRAID1(ミラーリング)を構成しており、Phy11の状態変化通知の発行回数が閾値を超えていると検知した場合、Phy12の機能が無効にされているか確認する。そして、Phy12の機能が無効にされていない場合は、Phy11の機能を無効にしても、Phy12に接続されているHDD42からHDD43に記憶されているデータと同一のデータを取得することができるので、Phy11の機能を無効にする。一方、Phy12の機能が無効にされている場合は、Phy11の機能を無効にするとHDD42および43に記憶されているデータを取得できなくなるので、Phy11の機能を無効にしない。
また、図2に示したHDD41〜43がRAID5を構成しており、Phy11の状態変化通知の発行回数が閾値を超えていると検知した場合、Phy12および13の機能が無効にされているか確認する。そして、Phy12および13の機能が無効にされていない場合は、Phy11の機能を無効にしても、Phy12および13に接続されているHDD41および42からHDD41〜43に記憶されているデータと同一のデータを取得することができるので、Phy11の機能を無効にする。一方、Phy12および13のいずれか一方でも機能が無効にされている場合は、Phy11の機能を無効にするとHDD41〜43に記憶されているデータを取得できなくなるので、Phy11の機能を無効にしない。
上述したように記憶媒体のRAID構成によりPhyの機能を無効にするか否かを判断する場合、中継装置は、記憶媒体のRAID構成に関する情報を、RoCに記憶されている設定情報から取得してもよいし、中継装置の記憶部にRAIDに関する情報を記憶しておいてもよい。
また、上記実施例では、発行回数テーブル611aまたは611bに記憶されている発行回数を単位時間毎に「0」に更新する場合を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、単位時間当たりの状態変化通知の発行回数を取得できれば、発行回数テーブル611aまたは611bに記憶する発行回数はいかなる態様であってもよい。
図7を用いて、発行回数テーブル611aに記憶する発行回数の他の態様について説明する。図7は、状態変化通知の発行時刻を記憶する場合における発行回数テーブル611aの一例を示す図である。同図に示すように、発行回数テーブル611aは、状態変化通知を行った時刻を順次記憶する。かかる場合、現在時刻から単位時間前(例えば、5秒前)までの状態変化通知の回数をカウントすることで、単位時間当たりの状態変化通知の発行回数を取得することができる。図7に示した例において、現在時刻が「9時1分15秒」であり、単位時間が「5秒間」であるとすると、Phy11については、現在時刻の5秒前の「9時1分11秒」以降の「9時1分11秒」、「9時1分12秒」、「9時1分13秒」を取得し、取得した数をカウントすることで、Phy11に基づく状態変化通知の発行回数「3」を取得することができる。発行回数テーブル611aを図7に示した例のように構成すると、図3に示した例と異なり、発行回数を単位時間毎に「0」に更新する処理が不要となる。なお、図7に示した例では、説明を簡単にするために、「時分秒」のみを記憶する場合を示したが、本来は「年月日時分秒」を記憶する。
なお、図2に示した中継装置600aおよび600bの構成は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々に変更することができる。例えば、中継装置600aの制御部620aの機能をソフトウェアとして実装し、これを所定の演算手段で実行することにより、制御部620aと同等の機能を実現することもできる。以下に、制御部620aの各機能をソフトウェアとして実装した場合における中継装置600aの構成の一例を示す。
図8は、中継制御プログラム1031を実行する中継装置600aを示す機能ブロック図である。中継制御プログラム1031は、制御部620aの各機能をソフトウェアとして実装したプログラムである。なお、図8には、中継制御プログラム1031を実行するのに必要な構成部位のみを示す。
同図に示すように、中継装置600aは、各種演算処理を実行する演算手段であるCPU(Central Processing Unit)1010と、各種情報を一時記憶するRAM1020と、不揮発性メモリであるROM(Read Only Memory)1030とをバス1040で接続して構成される。なお、RAM1020とROM1030は、図2に示した記憶部610aに対応する。
ROM1030には、図2に示した制御部620aと同様の機能を有する中継制御プログラム1031と、閾値テーブル612aに対応する閾値データ1032とが記憶される。RAM1020には、CPU1010が中継制御プログラム1031をROM1030から読み出して展開される中継制御プロセス1021と、図2に示した発行回数テーブル611aに対応する発行回数データ1022とが記憶される。
そして、中継制御プロセス1021は、閾値データ1032から読み出した情報等を適宜RAM1020上に展開し、この展開したデータ等に基づいて各種データ処理を実行する。
(付記1)記憶媒体を接続するための複数の物理ポートを有し、ストレージ装置の設定情報を記憶する上位装置と、記憶媒体との間で行われるデータの送受信を中継する中継装置であって、
前記物理ポートに接続される記憶媒体の状態変化を検知した場合に、前記上位装置に対して記憶媒体に状態変化があったことを通知する状態変化通知を行う通知手段と、
前記物理ポートに基づく状態変化通知の発行回数が所定の閾値を超えるか否かを物理ポート毎に監視する発行回数監視手段と、
前記発行回数監視手段により前記物理ポートに基づく状態変化通知の発行回数が所定の閾値を超えていると検知された場合に、該物理ポートの機能を無効にする無効化手段と
を備えたことを特徴とする中継装置。
(付記2)前記発行回数を物理ポート毎に記憶する発行回数記憶手段と、前記閾値を記憶する閾値記憶手段とをさらに備え、
前記通知手段は、前記物理ポートに接続される記憶媒体の状態変化を検知した場合に、前記発行回数記憶手段に記憶されている該物理ポートに対応する発行回数を更新し、
前記発行回数監視手段は、前記発行回数記憶手段に記憶されている発行回数が、前記閾値記憶手段に記憶されている閾値を超えるか否かを物理ポート毎に監視することを特徴とする付記1に記載の中継装置。
(付記3)前記閾値を物理ポート毎に記憶する閾値記憶手段をさらに備え、
前記発行回数監視手段は、前記物理ポートに基づく状態変化通知の発行回数が、前記閾値記憶手段に記憶されている該物理ポートに対応する閾値を超えるか否かを物理ポート毎に監視することを特徴とする付記1に記載の中継装置。
(付記4)前記発行回数監視手段は、すべての物理ポートに基づく状態変化通知の発行回数の平均値が、閾値を超えるか否かを監視することを特徴とする付記1または2に記載の中継装置。
(付記5)前記無効化手段は、前記発行回数監視手段により前記物理ポートに基づく状態変化通知の発行回数が閾値を超えていると検知された場合に、該物理ポートに接続されている記憶媒体がRAIDを構成する記憶媒体であるか否かを判定し、該記憶媒体がRAIDを構成する記憶媒体でない場合に、該物理ポートの機能を無効にし、該記憶媒体がRAIDを構成する記憶媒体である場合に、該物理ポートの機能を無効にしても該RAIDを構成する他の記憶媒体からデータを取得することで該物理ポートの機能を無効にする前のデータと同一のデータが取得できる場合のみ該物理ポートの機能を無効にすることを特徴とする付記1または2に記載の中継装置。
(付記6)記憶媒体を接続するための複数の物理ポートを有し、ストレージ装置の設定情報を記憶する上位装置と、記憶媒体との間で行われるデータの送受信を中継する中継装置が行う中継方法であって、
前記物理ポートに接続される記憶媒体の状態変化を検知した場合に、前記上位装置に対して記憶媒体に状態変化があったことを通知する状態変化通知を行う通知ステップと、
前記物理ポートに基づく状態変化通知の発行回数が所定の閾値を超えるか否かを物理ポート毎に監視する発行回数監視ステップと、
前記発行回数監視ステップにより前記物理ポートに基づく状態変化通知の発行回数が所定の閾値を超えていると検知された場合に、該物理ポートの機能を無効にする無効化ステップと
を含んだことを特徴とする中継方法。
(付記7)前記通知ステップは、前記物理ポートに接続される記憶媒体の状態変化を検知した場合に、前記発行回数を物理ポート毎に記憶する発行回数記憶手段に記憶されている該物理ポートに対応する発行回数を更新し、
前記発行回数監視ステップは、前記発行回数記憶手段に記憶されている発行回数が、前記閾値を記憶する閾値記憶手段に記憶されている閾値を超えるか否かを物理ポート毎に監視することを特徴とする付記6に記載の中継方法。
(付記8)前記発行回数監視ステップは、前記物理ポートに基づく状態変化通知の発行回数が、前記閾値を物理ポート毎に記憶する閾値記憶手段に記憶されている該物理ポートに対応する閾値を超えるか否かを物理ポート毎に監視することを特徴とする付記6に記載の中継方法。
(付記9)前記発行回数監視ステップは、すべての物理ポートに基づく状態変化通知の発行回数の平均値が、閾値を超えるか否かを監視することを特徴とする付記6または7に記載の中継方法。
(付記10)前記無効化ステップは、前記発行回数監視ステップにより前記物理ポートに基づく状態変化通知の発行回数が閾値を超えていると検知された場合に、該物理ポートに接続されている記憶媒体がRAIDを構成する記憶媒体であるか否かを判定し、該記憶媒体がRAIDを構成する記憶媒体でない場合に、該物理ポートの機能を無効にし、該記憶媒体がRAIDを構成する記憶媒体である場合に、該物理ポートの機能を無効にしても該RAIDを構成する他の記憶媒体からデータを取得することで該物理ポートの機能を無効にする前のデータと同一のデータが取得できる場合のみ該物理ポートの機能を無効にすることを特徴とする付記6または7に記載の中継方法。
(付記11)記憶媒体を接続するための複数の物理ポートを有し、ストレージ装置の設定情報を記憶する上位装置と、記憶媒体との間で行われるデータの送受信を中継する中継装置において実行される中継制御プログラムであって、
前記物理ポートに接続される記憶媒体の状態変化を検知した場合に、前記上位装置に対して記憶媒体に状態変化があったことを通知する状態変化通知を行う通知手順と、
前記物理ポートに基づく状態変化通知の発行回数が所定の閾値を超えるか否かを物理ポート毎に監視する発行回数監視手順と、
前記発行回数監視手順により前記物理ポートに基づく状態変化通知の発行回数が所定の閾値を超えていると検知された場合に、該物理ポートの機能を無効にする無効化手順と
を演算手段に実行させることを特徴とする中継制御プログラム。
(付記12)前記通知手順は、前記物理ポートに接続される記憶媒体の状態変化を検知した場合に、前記発行回数を物理ポート毎に記憶する発行回数記憶手段に記憶されている該物理ポートに対応する発行回数を更新し、
前記発行回数監視手順は、前記発行回数記憶手段に記憶されている発行回数が、前記閾値を記憶する閾値記憶手段に記憶されている閾値を超えるか否かを物理ポート毎に監視することを特徴とする付記11に記載の中継制御プログラム。
(付記13)前記発行回数監視手順は、前記物理ポートに基づく状態変化通知の発行回数が、前記閾値を物理ポート毎に記憶する閾値記憶手段に記憶されている該物理ポートに対応する閾値を超えるか否かを物理ポート毎に監視することを特徴とする付記11に記載の中継制御プログラム。
(付記14)前記発行回数監視手順は、すべての物理ポートに基づく状態変化通知の発行回数の平均値が、閾値を超えるか否かを監視することを特徴とする付記11または12に記載の中継制御プログラム。
(付記15)前記無効化手順は、前記発行回数監視手順により前記物理ポートに基づく状態変化通知の発行回数が閾値を超えていると検知された場合に、該物理ポートに接続されている記憶媒体がRAIDを構成する記憶媒体であるか否かを判定し、該記憶媒体がRAIDを構成する記憶媒体でない場合に、該物理ポートの機能を無効にし、該記憶媒体がRAIDを構成する記憶媒体である場合に、該物理ポートの機能を無効にしても該RAIDを構成する他の記憶媒体からデータを取得することで該物理ポートの機能を無効にする前のデータと同一のデータが取得できる場合のみ該物理ポートの機能を無効にすることを特徴とする付記11または12に記載の中継制御プログラム。
以上のように、本発明に係る中継装置、中継方法および中継制御プログラムは、ストレージ装置の設定情報が記憶されている上位装置と記憶媒体との間で行われるデータの送受信を中継する中継装置、中継方法および中継制御プログラムに有用であり、特に、記憶媒体の状態が頻繁に変化した場合であっても、上位装置による設定情報更新処理が記憶媒体の状態変化の頻度に追いつかなくなる状況を防止することが必要な場合に適している。
本実施例に係る中継装置の概要を説明するための図である。 本実施例に係るストレージ装置の構成を示す機能ブロック図である。 発行回数テーブルの一例を示す図である。 閾値テーブルの一例を示す図である。 本実施例に係る中継装置によるPhyの無効化処理手順を示すフローチャートである。 Phy毎に閾値を設ける場合における閾値テーブルの一例を示す図である。 状態変化通知の発行時刻を記憶する場合における発行回数テーブルの一例を示す図である。 中継制御プログラムを実行する中継装置を示す機能ブロック図である。 従来のストレージ装置の構成を示す機能ブロック図である。
符号の説明
11〜18、21〜28 Phy
31〜33、41〜43 HDD
100、500 ストレージ装置
200a、200b コントローラ
210a、210b I/F部
220、220a、220b RoC
300a、300b、600、600a、600b 中継装置
310a、310b、620、620a、620b 制御部
311a、311b、621a、621b 通知部
400 サーバ
610、610a、610b 記憶部
611a、611b 発行回数テーブル
612a、612b 閾値テーブル
622a、622b 発行回数監視部
623a、623b 無効化部
1010 CPU
1020 RAM
1021 中継制御プロセス
1022 発行回数データ
1030 ROM
1031 中継制御プログラム
1032 閾値データ
1040 バス

Claims (7)

  1. 記憶媒体の動作状態または接続状態に関する変化である状態変化があった場合にストレージ装置の設定情報を更新する上位装置と、前記記憶媒体との間で行われるデータの送受信を中継する中継装置であって、
    前記記憶媒体を接続するための複数の物理ポートと、
    前記物理ポートに接続される記憶媒体の状態変化を検知した場合に、前記上位装置に対して記憶媒体に状態変化があったことを通知する状態変化通知を行う通知手段と、
    前記物理ポートに基づく単位時間あたりの状態変化通知の発行回数が所定の閾値を超えるか否かを物理ポート毎に監視する発行回数監視手段と、
    前記発行回数監視手段により前記物理ポートに基づく状態変化通知の発行回数が所定の閾値を超えていると検知された場合に、該物理ポートの機能を無効にする無効化手段と
    を備えたことを特徴とする中継装置。
  2. 前記単位時間あたりの状態変化通知の発行回数を物理ポート毎に記憶する発行回数記憶手段と、前記閾値を記憶する閾値記憶手段とをさらに備え、
    前記通知手段は、前記物理ポートに接続される記憶媒体の状態変化を検知した場合に、前記発行回数記憶手段に記憶されている該物理ポートに対応する発行回数を更新し、
    前記発行回数監視手段は、前記発行回数記憶手段に記憶されている発行回数が、前記閾値記憶手段に記憶されている閾値を超えるか否かを物理ポート毎に監視することを特徴とする請求項1に記載の中継装置。
  3. 前記閾値を物理ポート毎に記憶する閾値記憶手段をさらに備え、
    前記発行回数監視手段は、前記物理ポートに基づく状態変化通知の発行回数が、前記閾値記憶手段に記憶されている該物理ポートに対応する閾値を超えるか否かを物理ポート毎に監視することを特徴とする請求項1に記載の中継装置。
  4. 前記発行回数監視手段は、すべての物理ポートに基づく状態変化通知の発行回数の平均値が、閾値を超えるか否かを監視することを特徴とする請求項1または2に記載の中継装置。
  5. 前記無効化手段は、前記発行回数監視手段により前記物理ポートに基づく状態変化通知の発行回数が閾値を超えていると検知された場合に、前記設定情報に含まれるRAIDに関する構成情報に基づいて、該物理ポートに接続されている記憶媒体がRAIDを構成する記憶媒体であるか否かを判定し、該記憶媒体がRAIDを構成する記憶媒体でない場合に、該物理ポートの機能を無効にし、該記憶媒体がRAIDを構成する記憶媒体である場合に、該物理ポートの機能を無効にしても該RAIDを構成する他の記憶媒体からデータを取得することで該物理ポートの機能を無効にする前のデータと同一のデータが取得できる場合のみ該物理ポートの機能を無効にすることを特徴とする請求項1または2に記載の中継装置。
  6. 記憶媒体の動作状態または接続状態に関する変化である状態変化があった場合にストレージ装置の設定情報を更新する上位装置と、前記記憶媒体との間で行われるデータの送受信を中継する中継装置が行う中継方法であって、
    前記記憶媒体を接続するための物理ポートに接続される記憶媒体の状態変化を検知した場合に、前記上位装置に対して記憶媒体に状態変化があったことを通知する状態変化通知を行う通知ステップと、
    前記物理ポートに基づく単位時間あたりの状態変化通知の発行回数が所定の閾値を超えるか否かを物理ポート毎に監視する発行回数監視ステップと、
    前記発行回数監視ステップにより前記物理ポートに基づく状態変化通知の発行回数が所定の閾値を超えていると検知された場合に、該物理ポートの機能を無効にする無効化ステップと
    を含んだことを特徴とする中継方法。
  7. 記憶媒体の動作状態または接続状態に関する変化である状態変化があった場合にストレージ装置の設定情報を更新する上位装置と、前記記憶媒体との間で行われるデータの送受信を中継する中継装置において実行される中継制御プログラムであって、
    前記記憶媒体を接続するための物理ポートに接続される記憶媒体の状態変化を検知した場合に、前記上位装置に対して記憶媒体に状態変化があったことを通知する状態変化通知を行う通知手順と、
    前記物理ポートに基づく単位時間あたりの状態変化通知の発行回数が所定の閾値を超えるか否かを物理ポート毎に監視する発行回数監視手順と、
    前記発行回数監視手順により前記物理ポートに基づく状態変化通知の発行回数が所定の閾値を超えていると検知された場合に、該物理ポートの機能を無効にする無効化手順と
    を演算手段に実行させることを特徴とする中継制御プログラム。
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