JP2007025933A - ストレージシステム及びそのファームウェア自動更新方法 - Google Patents

ストレージシステム及びそのファームウェア自動更新方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 保守部品配備されている部品に実装されているファームウェアの改良版への更新をより簡易化する。
【解決手段】 ストレージシステムは、メイン電源が投入されると(S101)、ストレージシステムの資源管理プロセッサに実装されているメインファームウェアのリビジョンを格納するリビジョンテーブルを作成する(S103)。次に、システムドライブからメインファームウェアをキャッシュメモリ上にロードする(S104)。資源管理プロセッサに実装されているメインファームウェアのリビジョンが古い場合には、そのメインファームウェアをキャッシュ上にロードされたメインファームウェアに更新する(S106)。
【選択図】 図8

Description

本発明はストレージシステム及びそのファームウェア自動更新方法に関する。
データセンタ等のような大規模なデータを取り扱うデータベースシステムでは、ホストコンピュータとは別に構成されたストレージシステムを用いてデータを管理する。このストレージシステムは、例えば、ディスクアレイ装置等から構成される。ディスクアレイ装置は、多数のストレージデバイスをアレイ状に配設して構成されるもので、例えば、RAID(Redundant Array of Independent Inexpensive Disks)に基づいて構築されている。ストレージデバイス群が提供する物理的な記憶領域上には、少なくとも1つ以上の論理ボリュームが形成され、この論理ボリュームがホストシステムに提供される。ホストシステムは、論理ボリュームに対してライトアクセスやリードアクセスを行うことができきる。ところで、このようなストレージシステムが市場に出荷された後において、ストレージシステムの部品に実装されているファームウェアに不具合などが発覚すると、ファームウェアを更新する必要がある。
尚、特許文献1には、ファームウェアの自動ダウンロードについて言及されている。
特開2005−71042号公報
しかし、保守部品を配備する保守拠点には、ストレージシステムが配備されていないので、保守部品配備されている部品に実装されているファームウェアを改良版のものに更新することは容易でない。現状では、保守部品配備されている部品を全て回収して、改良版のものに交換するか、或いは保守部品配備されている部品に実装されているファームウェアのリビジョンを確認した上で、部品交換を行っているので、更新作業が煩雑である。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、保守部品配備されている部品に実装されているファームウェアの改良版への更新をより簡易化することを課題とする。
上記の課題を解決するため、本発明のストレージシステムは、ホストシステムからのI/Oリクエストに応答してストレージデバイスへのデータ入出力を制御するコントローラと、筺体資源を管理する資源管理プロセッサと、資源管理プロセッサのメインファームウェアを格納するシステムドライブとを備える。コントローラは、資源管理プロセッサに実装されているメインファームウェアのリビジョンと、システムドライブに格納されているメインファームウェアのリビジョンとを比較する比較判定を行い、資源管理プロセッサに実装されているメインファームウェアのリビジョンがシステムドライブに格納されているメインファームウェアのリビジョンよりも古い場合に、資源管理プロセッサに実装されているメインファームウェアをシステムドライブに格納されているメインファームウェアに更新する。
ストレージシステムがFC/SATAコンバータを更に備えている場合には、FC/SATAコンバータのメインファームウェアについても同様に、リビジョンの比較判定を行い、FC/SATAコンバータに実装されているメインファームウェアのリビジョンがシステムドライブに格納されているメインファームウェアのリビジョンよりも古い場合に、FC/SATAコンバータに実装されているメインファームウェアをシステムドライブに格納されているメインファームウェアに更新する。
メインファームウェアのリビジョンを比較判定する契機としては、例えば、メイン電源投入時、ストレージシステムの筺体増設時、コントローラ交換時、システムドライブに格納されているメインファームウェアの更新時、資源管理プロセッサ交換時、FC/SATAコンバータ交換時などを挙げることができる。ストレージシステムがオンラインの状態にあるときには、比較判定を一定周期で繰り返し行ってもよい。
本発明によれば、ストレージシステムに実装されているメインファームウェアのリビジョンが古い場合には自動的に新しいリビジョンのファームウェアに更新されるので、ストレージシステムの保守管理が容易になる。
以下、各図を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1は本実施形態に係るストレージシステム10の基本筺体20のシステム構成を示している。ストレージシステム10は、基本筺体20単体で構成することもできるし、或いは、基本筺体20に一台又は複数台の増設筺体を接続することによっても構成できる。増設筺体の詳細については後述する。
ストレージシステム10は、通信ネットワーク61を介して一台又は複数台のホストシステム60に接続している。ホストシステム60は、例えば、業務用サーバシステム、ワークステーション、メインフレーム、パーソナルコンピュータ等である。通信ネットワーク61としては、例えば、SAN(Storage Area Network)、LAN(Local Area Network)、インターネット、専用回線、公衆回線等を挙げることができる。ホストシステム60がSANを介してストレージシステム10に接続する場合には、ホストシステム60は、ファイバチャネルプロトコルに従って、ストレージシステム10の記憶資源のデータ管理単位であるブロックを単位としてデータ入出力を要求する。ホストシステム60がLANを介してストレージシステム10に接続する場合には、ホストシステム60は、NFS(Network File System)等のプロトコルにより、ファイル名を指定してファイル単位でのデータ入出力を要求する。ホストシステム60からのファイルアクセス要求を受け付けるためには、ストレージシステム10にNAS(Network Attached Storage)機能を搭載する必要がある。
基本筺体20は、複数のFC(Fiber Chanel)ディスクドライブ51と、複数のFCディスクドライブ51へのデータ入出力を制御するコントローラ30,40を備える。
コントローラ30,40は、複数のFCディスクドライブ51をいわゆるRAID方式に規定されるRAIDレベル(例えば、0,1,5)で制御することができる。RAID方式においては、複数のFCディスクドライブ51一つのRAIDグループとして管理される。RAIDグループ上には、ホストシステム60からのアクセス単位である複数の論理ボリュームが定義されている。各論理ボリュームには、LUN(Logical Unit Number)がアサインされる。コントローラ30,40と、複数のFCディスクドライブ51は、バックボード50を介して接続される。
コントローラ30は、ホストインターフェース(I/F)301,302、FCコントローラ(F−CTL)303、データコントローラ(D−CTL)304、CPU/PCIブリッジ305、メインプロセッサ(MPU)306、ローカルメモリ(LM)307、キャッシュメモリ(CM)308、FCコントローラ(F−CTL)309、ポートバイパス回路(PBC)310,311,312,313、FC−AL(Fibre Channel Arbitrated Loop)314,315、FCパス316,317,318,319、及びSES(SCSI Enclosure Service)320制御部を備える。
メインプロセッサ306は、ホストシステム60からのI/Oリクエストに応答して、複数のFCディスクドライブ51へのI/O処理(ライトアクセス又はリードアクセス)を制御する。ローカルメモリ307は、メインプロセッサ306の各種プログラム(メインマイクロソースファイル等)を格納する他、メインプロセッサ306のワークエリアとして機能する。CPU/PCIブリッジ305は、メインプロセッサ306、ローカルメモリ307、及びデータコントローラ304を相互に接続する。キャッシュメモリ308は、FCディスクドライブ51に書き込むためのデータ、又はFCディスクドライブ51から読み出したリードデータを一時的に格納するバッファメモリである。キャッシュメモリ308は、電源バックアップされており、ストレージシステム10に電源障害が発生した場合でも、キャッシュデータのロストを防ぐ不揮発性メモリとして構成されている。
FCコントローラ303は、ホストインターフェース制御用のコントローラであり、例えば、ファイバチャネルプロトコルによるホストシステム60からのブロックアクセス要求を受信する機能を有する。一方、FCコントローラ309は、バックインターフェース制御用のコントローラであり、複数のFCディスクドライブ51へのデータ入出力を制御する。データコントローラ304は、CPU/PCIブリッジ305、キャッシュメモリ308、及びFCコントローラ303、309を相互に接続し、ホストシステム60とFCディスクドライブ51との間のデータ転送を制御する。より詳細には、データコントローラ304は、ホストシステム60からのライトアクセスに応答して、ホストシステム60から受け取ったライトデータ(ダーティデータ)をキャッシュメモリ308に書き込む。その後、キャッシュメモリ308上のライトデータがある程度蓄積された段階で、データコントローラ304は、そのライトデータをFCディスクドライブ51に非同期書き込みする。一方、データコントローラ304は、ホストシステム60からのリードアクセスに応答して、FCディスクドライブ51から読み取ったリードデータをキャッシュメモリ308に書き込むとともに、ホストシステム60に転送する。
FCコントローラ309は、ポートバイパス回路310,311を介してそれぞれFC−AL314,315に接続している。FC−AL314は、偶数番目のFCディスクドライブ51に接続している。FC−AL315は、奇数番目のFCディスクドライブ51に接続している。FC−AL314にループ障害が生じると、ポートバイパス回路310は、接続先をFC−AL314からFCパス316に切り替えることができる。同様に、FC−AL315にループ障害が生じると、ポートバイパス回路311は、接続先をFC−AL315からFCパス317に切り替えることができる。基本筺体20に増設筺体が接続されている場合には、ポートバイパス回路312は、FC−AL314を後段のFCパス318に接続し、ポートバイパス回路313は、FC−AL315を後段のFCパス319に接続する。
SES制御部320は、資源管理プロセッサ(RMP1)321、及びエンクロージャーコントローラ(E−CTL)322を備える。
資源管理プロセッサ321は、基本筺体資源(コントローラ30、電源、バッテリ、ファンユニット、パネルスイッチ、電圧モニタ、パネルLED、警告LEDなど)の監視や制御などを行う。例えば、資源管理プロセッサ321は、電圧モニタを基にシステムの電圧監視を行い、電圧異常を検出する。或いは、資源管理プロセッサ321は、コントローラ30の温度監視を行い、温度異常を検出する。或いは、資源管理プロセッサ312は、ファンユニットの回転数を制御することにより、システム温度を調整する。或いは、資源管理プロセッサ321は、パネルLEDや警告LEDの点滅を制御する。或いは、資源管理プロセッサ321は、バッテリのステータス監視を行う。
エンクロージャーコントローラ322は、SESドライブを制御する。SESドライブは、SCSI3規格に規定されるSESやESI(Enclosure Service I/F)の機能を備えている。本実施形態では、複数のFCディスクドライブ51のうち4台のFCディスクドライブDRV0,DRV1,DRV2,DRV3がSESドライブである。エンクロージャーコントローラ322は、FCディスクドライブDRV0,DRV2と通信可能に接続されている。メインプロセッサ306は、SESドライブ経由でSES制御部320にアクセスすることで、SES情報を取得できる。SES情報には、基本筺体資源の監視情報(例えば、温度監視情報、電源監視情報、通信障害情報、増設筺体の接続情報など)や、或いは資源管理プロセッサ321,421に実装されるメインファームウェアのリビジョン情報などが含まれる。
一方、コントローラ40は、ホストインターフェース(I/F)401、402、FCコントローラ(F−CTL)403、データコントローラ(D−CTL)404、CPU/PCIブリッジ405、メインプロセッサ(MPU)406、ローカルメモリ(LM)407、キャッシュメモリ(CM)408、FCコントローラ(F−CTL)409、ポートバイパス回路(PBC)410,411,412,413、FC−AL414,415、FCパス416,417,418,419、及びSES420制御部を備えている。SES制御部420は、資源管理プロセッサ(RMP1)421、及びエンクロージャーコントローラ(E−CTL)422を備える。エンクロージャーコントローラ422は、FCディスクドライブDRV1,DRV3と通信可能に接続されている。コントローラ40の構成は、コントローラ30の構成と同様であるため、詳細な説明は省略する。
各コントローラ30,40のデータコントローラ304,404は、データバス56を介して接続されており、同一のデータが二つのキャッシュメモリ308,408に二重書きされるようにデータ転送を制御する。また、FCディスクドライブ51がRAIDレベル5で管理される場合には、データコントローラ304,404がパリティデータを演算する。
ポートバイパス回路310,311,410,411は、それぞれ交替パス52,53,54,55を介して、FC−AL414,415,314,315に接続している。例えば、コントローラ30に障害が生じると、コントローラ30が受信するホストシステム60からのI/Oリクエストは、交替パス52,53を経由してコントローラ40に引き継がれる。
基本筺体20には、システムを保守又は管理するための管理端末(SVP)70が接続されている。保守員は、管理端末70を操作することにより、例えば、FCディスクドライブ51上に定義される論理ボリュームの設定、FCディスクドライブ51の増設又は減設、RAID構成の設定変更(例えば、RAIDレベル5からRAIDレベル1への変更)等を行うことができる。また、管理端末70から資源管理プロセッサ321,421等のメインファームウェアをキャッシュメモリ308,408に送信することもできる。管理端末70は、基本筺体20に内蔵してもよく、或いは外付けの構成としてもよい。
図2は本実施形態のストレージシステム10に接続する増設筺体80のシステム構成を示している。増設筺体80は、エンクロージャー90,100と、複数のFCディスクドライブ111を備える。エンクロージャー90,100と、複数のFCディスクドライブ111は、バックボード110を介して接続される。エンクロージャー90,100は、増設筺体資源(電源、バッテリ、ファンユニット、パネルスイッチ、電圧モニタ、パネルLED、警告LEDなど)の監視や制御などを行う。
エンクロージャー90は、ポートバイパス回路(PBC)901,902,903,904、FC−AL905,906、FCパス907,908,909,910,911,912、資源管理プロセッサ(RMP1)913、及びエンクロージャーコントローラ(E−CTL)914を備える。
ポートバイパス回路901,902,903,904のそれぞれは、FCパス909,910,911,912を介して基本筺体20又は他の増設筺体に接続する。FC−AL905は、偶数番目のFCディスクドライブ111に接続する。FC−AL906は、奇数番目のFCディスクドライブ111に接続する。FC−AL905にループ障害が生じると、ポートバイパス回路901は、接続先をFC−AL905からFCパス907に切り替えることができる。同様に、FC−AL906にループ障害が生じると、ポートバイパス回路902は、接続先をFC−AL906からFCパス908に切り替えることができる。
資源管理プロセッサ913は、増設筺体資源(エンクロージャー90、電源、バッテリ、ファンユニット、パネルスイッチ、電圧モニタ、パネルLED、警告LEDなど)の監視や制御などを行う。例えば、資源管理プロセッサ913は、電圧モニタを基にシステムの電圧監視を行い、電圧異常を検出する。或いは、資源管理プロセッサ913は、エンクロージャー90の温度監視を行い、温度異常を検出する。或いは、資源管理プロセッサ913は、ファンユニットの回転数を制御することにより、システム温度を調整する。或いは、資源管理プロセッサ913は、パネルLEDや警告LEDの点滅を制御する。或いは、資源管理プロセッサ913は、バッテリのステータス監視を行う。
エンクロージャーコントローラ914は、SESドライブを制御する。本実施形態では複数のFCディスクドライブ111のうち4台のFCディスクドライブDRV0,DRV1,DRV2,DRV3がSESドライブである。エンクロージャーコントローラ914は、FCディスクドライブDRV0,DRV2と通信可能に接続されている。基本筺体20のメインプロセッサ306は、FC−AL905,906からSESドライブ経由で資源管理プロセッサ913にアクセスすることで、SES情報を取得できる。SES情報には、増設筺体資源の監視情報(例えば、温度監視情報、電源監視情報、通信障害情報、増設筺体の接続情報など)や、或いは資源管理プロセッサ913に実装されるメインファームウェアのリビジョン情報などが含まれる。
一方、エンクロージャー100は、ポートバイパス回路(PBC)1001,1002,1003,1004、FC−AL1005,1006、FCパス1007,1008,1009,1010,1011,1012、資源管理プロセッサ(RMP1)1013、及びエンクロージャーコントローラ(E−CTL)1014を備える。エンクロージャーコントローラ1014は、FCディスクドライブDRV1,DRV3と通信可能に接続されている。エンクロージャー100の構成は、エンクロージャー90の構成と同様であるため、詳細な説明は省略する。
図3は本実施形態のストレージシステム10に接続する増設筺体120のシステム構成を示している。増設筺体120は、ルータ130,140と、複数のSATA(Serial Advanced Technology Attachment)ディスクドライブ152を備える。ルータ130,140と、複数のSATAディスクドライブ152は、バックボード150を介して接続される。ルータ130,140は、FCプロトコルとSATAプロトコルとの間でトランスペアレントなアクセスを可能にするとともに、増設筺体資源(電源、バッテリ、ファンユニット、パネルスイッチ、電圧モニタ、パネルLED、警告LEDなど)の監視や制御などを行う。
ルータ130は、ポートバイパス回路(PBC)1301、FC/SATAコンバータ1302、資源管理プロセッサ(RMP2)1303、及びFCパス1304,1305を備える。
ポートバイパス回路1301は、FCパス1304,1305を介して基本筺体20又は他の増設筺体に接続する。FC/SATAコンバータ1302は、FCプロトコルをSATAプロトコルに変換するとともに、SATAプロトコルをFCプロトコルに変換する機能を有している。これにより、基本筺体20のコントローラ30,40は、SATAディスクドライブ152がFCループ上に直接接続されたイメージで認識する。FC/SATAコンバータ1302は、パススイッチ151を介して偶数番目のSATAディスクドライブ152に接続する。パススイッチ151は、2ポートを有しており、通常は稼働系のパスに接続しているが、障害発生時などの場合は、FC/SATAコンバータ1302の制御によって、待機系のパスに切り替える。
資源管理プロセッサ1303は、増設筺体資源(ルータ130、電源、バッテリ、ファンユニット、パネルスイッチ、電圧モニタ、パネルLED、警告LEDなど)の監視や制御などを行う。例えば、資源管理プロセッサ1303は、電圧モニタを基にシステムの電圧監視を行い、電圧異常を検出する。或いは、資源管理プロセッサ1303は、ルータ130の温度監視を行い、温度異常を検出する。或いは、資源管理プロセッサ1303は、ファンユニットの回転数を制御することにより、システム温度を調整する。或いは、資源管理プロセッサ1303は、パネルLEDや警告LEDの点滅を制御する。或いは、資源管理プロセッサ1303は、バッテリのステータス監視を行う。基本筺体20のメインプロセッサ306は、資源管理プロセッサ1303にアクセスすることで、SES情報を取得できる。SES情報には、増設筺体資源の監視情報(例えば、温度監視情報、電源監視情報、通信障害情報、増設筺体の接続情報など)や、或いは資源管理プロセッサ1303に実装されるメインファームウェアのリビジョン情報などが含まれる。
一方、ルータ140は、ポートバイパス回路(PBC)1401、FC/SATAコンバータ1402、資源管理プロセッサ(RMP2)1403、及びFCパス1404,1405を備える。FC/SATAコンバータ1402は、パススイッチ151を介して奇数番目のSATAディスクドライブ152に接続する。ルータ140の構成は、ルータ130の構成と同様であるため、詳細な説明は省略する。
ルータ130,140は、内部パス161を介して接続されており、ルータ130,140相互間でホストシステム60からのI/Oリクエストをルーティングすることができる。例えば、ルータ130は、ルータ140が処理担当を有する論理ボリュームへのアクセスをホストシステム60から受信した場合には、内部パス161を介してルータ140にその処理依頼をすることにより、ルータ130が受けたI/Oリクエストをルータ140が実施することができる。
また、資源管理プロセッサ(RMP2)1303,1403は、ホットライン162を介して接続されており、互いに相手を閉塞させたり、或いはリブートさせたりすることができる。
図4はSES制御部320のファームウェア構成を示している。資源管理プロセッサ321には、資源管理プロセッサ用のメインファームウェア2001と、セルフテストプログラム2002が実装されている。エンクロージャーコントローラ322には、エンクロージャーコントローラ用のメインファームウェア2003が実装されている。SES制御部420のファームウェア構成も同様である。
図5はエンクロージャー90のファームウェア構成を示している。資源管理プロセッサ913には、資源管理プロセッサ用のメインファームウェア2001と、セルフテストプログラム2002が実装されている。エンクロージャーコントローラ914には、エンクロージャーコントローラ用のメインファームウェア2003が実装されている。エンクロージャー100のファームウェア構成も同様である。
図6はルータ130のファームウェア構成を示している。FC/SATAコンバータ1302には、FC/SATAコンバータ用のメインファームウェア2004と、セルフテストプログラム2005と、ブートプログラム2006と、各種パラメータ2007が実装される。資源管理プロセッサ1303には、資源管理プロセッサ用のファームウェア2008が実装される。ルータ140のファームウェア構成も同様である。
上述したファームウェアのうち、メインファームウェア2001,2004,2008は、本実施形態の自動ダウンロードにより更新することができる。自動ダウンロードの詳細については、後述する。
尚、セルフテストプログラム2002,2005,ブートプログラム2006,パラメータ2007は、オフラインで更新することができるので、本実施形態では、自動ダウンロードの対象とはしていない。また、エンクロージャーコントローラ322,914には、基本的な論理回路が組み込まれているので、メインファームウェア2003を更新する必要性に乏しい。このため、本実施形態では、エンクロージャーコントローラ用のメインファームウェア2003は自動ダウンロードの対象とはしていない。但し、セルフテストプログラム2002,2005,ブートプログラム2006,パラメータ2007,メインファームウェア2003についても、自動ダウンロードの対象としてもよい。
図7はメインファームウェアの自動ダウンロードの概要を示している。同図を参照しながら、自動ダウンロード用ファイルの作成からメインファームウェアの更新に至るまでの流れを説明する。まず、上述したメインファームウェア2001,2004,2008を含む自動ダウンロード用のメインファームウェア3001をCソース変換し、これを基本筺体20のメインプロセッサ306,406用のメインマイクロソースファイル3002に付加してSI化し、インストールファイル3003を作成する。インストールファイル3003は、常駐モジュール3004、非常駐モジュール3005、及びブートプログラム3006を含む。常駐モジュール3004には、メインマイクロソースファイル3002と、自動ダウンロード用のメインファームウェア3001が含まれている。インストールファイル3003は、基本筺体20のFCディスクドライブ51のシステム領域3007にインストールされる。本実施形態では、複数のFCディスクドライブ51のうち、5台のFCディスクドライブ51をシステムドライブとして使用し、各々のシステムドライブのシステム領域3007に同一のインストールファイル3003をインストールしている。システム領域3007は、インストールファイル3003を格納するプログラム領域3008と、管理情報を格納する管理ブロック3009を含む。
基本筺体20のメイン電源が投入され、装置が立ち上がると、常駐モジュール3004は、システム領域3007から読み出されて、ローカルメモリ307に格納される。ローカルメモリ307には、更にリビジョンテーブル3010が格納される。リビジョンテーブル3010には、基本筺体20のSES制御部320,420、増設筺体80のエンクロージャー90,100、或いは増設筺体120のルータ130,140に実装されているメインファームウェア2001,2004,2008のリビジョン情報が含まれている。リビジョンテーブル3010の作成方法については、後述する。
ローカルメモリ307に格納されている常駐モジュール3004は、メインファームウェア3001と、メインファームウェア3001に含まれている各メインファームウェア2001,2004,2008のファイル名を記述したリストファイル3011と、各メインファームウェア2001,2004,2008のリビジョン情報3012とに分割されて、キャッシュメモリ308に格納される。
メインプロセッサ306,406は、リビジョンテーブル3010と、リビジョン情報3012とを比較する比較判定を行い、基本筺体20のSES制御部320,420、増設筺体80のエンクロージャー90,100、或いは増設筺体120のルータ130,140に実装されているメインファームウェア2001,2004,2008のリビジョンがリビジョン情報3012よりも古い場合に、メインファームウェアのダウンロードを行い、古いリビジョンのメインファームを新しいリビジョンのメインファームウェアに更新する。
図8は装置立ち上げ時にメインファームウェアを自動ダウンロードする処理手順を示すフローチャートである。同図を参照しながら、装置立ち上げ時の自動ダウンロードについて説明する。まず、電源が投入されると(S101)、ストレージシステム10は、初期設定を行い(S102)、リビジョンテーブル3010を作成する(S103)。次いで、システム領域3007から常駐モジュール3004が読み出され、キャッシュメモリ308上にメインファームウェア3001、リストファイル3011、及びリビジョン情報3012が格納される(S104)。ストレージシステム10が正常に立ち上がると、システムは、Ready状態となる(S105)。基本筺体20のSES制御部320,420、増設筺体80のエンクロージャー90,100、或いは増設筺体120のルータ130,140に実装されているメインファームウェア2001,2004,2008のリビジョンがリビジョン情報3012よりも古い場合には、メインファームウェアの自動ダウンロードを行う(S106)。
一方、基本筺体20のSES制御部320,420、増設筺体80のエンクロージャー90,100、或いは増設筺体120のルータ130,140に実装されているメインファームウェア2001,2004,2008のリビジョンがリビジョン情報3012と同一か、或いはリビジョン情報3012よりも新しい場合には、メインファームウェアの自動ダウンロードは行わない。
尚、ストレージシステム10が正常に立ち上がらない場合には、システムはWarning状態になり、メインファームウェア2001,2004,2008の自動ダウンロードは行われない。以降の説明においては、ストレージシステム10がReady状態となる前をオフライン状態と称し、Ready状態となった後をオンライン状態と称する。オフライン状態では、ストレージシステム10はホストシステム60からのI/Oリクエストに応答することができないが、オンライン状態ならば、ホストシステム60からのI/Oリクエストに応答できる。
図9はリビジョンテーブル3010の内容を示している。本実施形態では、基本筺体20にユニット番号0を割り当て、増設筺体80又は120にユニット番号1,2,3,…を割り当てている。同図に示す例は、基本筺体20に増設筺体80と増設筺体120とが接続されている例を示している。基本筺体20に接続する増設筺体80には、ユニット番号1が割り当てられている。増設筺体80に接続する増設筺体120には、ユニット番号2が割り当てられている。
種別情報は、基本筺体20,増設筺体80,120を区別するための情報である。"DKC"は基本筺体20を示し、"FC"は増設筺体80を示し、"AT"は増設筺体120を示す。
機種情報は、新機種と旧機種とを区別するための情報である。例えば、新機種では、ダウンロード対象となるメインファームウェア2001,2004,2008が旧機種では、ダウンロード対象とならないように設計されている場合を考慮して、基本筺体20,増設筺体80,120のそれぞれが旧機種であるか、或いは新機種であるかを区別している。例えば、旧機種では、増設筺体120に搭載されるFS/SATAコンバータ1302,1402のメインファームウェア2004のみ自動ダウンロードの対象となるように設計されているが、新機種では、全てのメインファームウェア2001,2004,2008が自動ダウンロードの対象となるように設計されているケースが考えられる。どのメインファームウェアを自動ダウンロードの対象とするかは、設計事項であるから、上述の例に限られるものではない。
#ENCの"0"は、基本筺体20については、コントローラ30を示し、"1"はコントローラ40を示す。#ENCの"0"は、増設筺体80については、エンクロージャー90を示し、"1"はエンクロージャー100を示す。#ENCの"0"は、増設筺体120については、ルータ130を示し、"1"はルータ140を示す。
RMP1は、資源管理プロセッサ321,421,913,1013を示す。RMP2は、資源管理プロセッサ1303,1403を示す。FC/SATAは、FC/SATAコンバータ1302,1402を示す。図中のA1,A2,B2,C1,C2はメインファームウェア2001,2004,2008のリビジョンを示している。例えば、基本筺体20のコントローラ30,40の資源管理プロセッサ321,421のそれぞれに実装されているメインファームウェア2001のリビジョンはA2である。増設筺体80のエンクロージャー90,100の資源管理プロセッサ913,1013のそれぞれ実装されているメインファームウェア2001のリビジョンはA1である。増設筺体120のルータ130,140の資源管理プロセッサ1303,1403のそれぞれに実装されているメインファームウェア2008のリビジョンはB2である。同筺体120のFC/SATAコンバータ1302に実装されているメインファームウェア2004のリビジョンはC1であり、FC/SATAコンバータ1402に実装されているメインファームウェア2004のリビジョンはC2である。
リビジョンテーブル3010は、装置立ち上げ時にメインプロセッサ306,406が基本筺体20のSES制御部320,420、増設筺体80のエンクロージャー90,100、及び増設筺体120のルータ130,140にSESアクセスすることによって、メインファームウェア2001,2004,2008のリビジョン情報を取得することによって、作成される。
図10はリビジョンテーブル3010を作成する処理手順を示すフローチャートである。同図を参照しながら、リビジョンテーブル3010の作成手順について説明する。まず、後述するS202〜S209のループ処理を1回行う毎に1カウントし、カウント数が筺体数に等しいか否かを判定する(S201)。筺体数とは、基本筺体20と増設筺体80又は120を含めた全台数である。
カウント数が筺体数より少ない場合には(S201;NO)、S203〜S209のループ処理を2回繰り返したか否かを判定する(S202)。S203〜S209のループ処理を2回繰り返すのは、SES制御部320,420が基本筺体20内に合計2個、エンクロージャー90,100が増設筺体80内に合計2個、ルータ130,140が増設筺体120内に合計2個実装されているためである。
S203〜S209のループ処理が2回未満である場合には(S202;NO)、各筺体が旧機種であるか否かを判定する(S203)。各筺体が旧機種であるか、或いは新機種であるかは、各筺体にSESアクセスし、SES情報を取得することで判別できる。
筺体が旧機種である場合には(S203;YES)、その筺体がFC筺体であるか否かを判定する(S204)。FC筺体とは、基本筺体20や増設筺体80のように、FCディスクドライブを実装している筺体のことである。筺体がFC筺体である場合には(S204;YES)、メインファームウェア2001のリビジョンを判定し(S205)、FC筺体でない場合には(S204;NO)、メインファームウェア2004,2008のリビジョンを判定する(S206)。
一方、筺体が新機種である場合には(S203;NO)、その筺体がFC筺体であるか否かを判定する(S207)。筺体がFC筺体である場合には(S207;YES)、メインファームウェア2001のリビジョンを判定し(S208)、FC筺体でない場合には(S207;NO)、メインファームウェア2004,2008のリビジョンを判定する(S209)。
図11はメインファームウェアの自動ダウンロード処理を示すフローチャートである。同図に示すように、自動ダウンロード処理は、3段階のプログラムシーケンスを有する。シーケンス#1では、エンクロージャー90,100やルータ130,140とのインターフェース制御が行われる(S301〜S305)。シーケンス#2では、メインファームウェア2001,2004,2008のダウンロードシーケンスが行われる(S401〜S406)。シーケンス#3では、コマンド発行シーケンスが行われる(S501〜S511)。
メインプロセッサ306,406は、システムがReady状態になると、バックエンド監視を行う(S301)。バックエンド監視には、基本筺体資源及び増設筺体資源の監視(例えば、温度監視、電源監視、通信障害監視、増設筺体の接続監視など)や、或いはメインファームウェア2001,2004,2008のリビジョンチェックなどが含まれる。上述の如く、基本筺体20、増設筺体80,120に実装されているメインファームウェア2001,2004,2008のリビジョンがシステム領域3007に格納されているメインファームウェア2001,2004,2008のリビジョンよりも古い場合には、まず、メインファームウェア2004,2008の自動ダウンロードを行い(S302)、次いで、メインファームウェア2001の自動ダウンロードを行う(S303)。
その後、メインプロセッサ306,406は、正常に自動ダウンロードが行われたか否かを確認するためのリビジョンチェックを行う(S304)。自動ダウンロードが正常に行われると、次に、エンクロージャー90,100が正常に機能するか否かの診断処理を行う(S305)。
メインファームウェア2004,2008の自動ダウンロード処理(S302)では、メインファームウェア2008の自動ダウンロード処理(S401)と、メインファームウェア2004のダウンロード処理(S403)が行われる。
尚、システムがオフラインのときには、メインファームウェア2004,2008のダウンロード処理(S401,S403)に加えて、更に、パラメータ2007のダウンロード処理(S402)、ブートプログラム2006のダウンロード処理(S404)、セルフテストプログラム2005のダウンロード処理(S405)を実行することも可能である。管理端末70からメインファームウェア2001,2004,2008,パラメータ2007,ブートプログラム2006,セルフテストプログラム2005を増設筺体80に送信することにより、オフラインでのダウンロードを行うことができる。
メインファームウェア2001の自動ダウンロード処理(S303)では、メインファームウェア2001の自動ダウンロード処理(S406)が行われる。
メインファームウェア2008の自動ダウンロード処理(S401)においては、メインプロセッサ306,406は、資源管理プロセッサ(RMP2)1303,1403にダウンロードスタートコマンドを発行し(S501)、次に、データフレームコマンドを発行することにより、メインファームウェア2008を資源管理プロセッサ(RMP2)1303,1403に送信する(S502)。次に、ダウンロードエンドコマンドを発行し、資源管理プロセッサ(RMP2)1303,1403をリブートさせる(S503)。次に、ステータスリードコマンドを発行して、資源管理プロセッサ(RMP2)1303,1403のステータスをチェックする(S504)。最後に、レシーブコマンドを発行して、自動ダウンロードが正常に終了したか否かをチェックする(S505)。
パラメータ2007のダウンロード処理(S402)、メインファームウェア2004のダウンロード処理(S403)、ブートプログラム2006のダウンロード処理(S404)、及びセルフテストプログラム2005のダウンロード処理(S405)においては、メインプロセッサ306,406は、それぞれパラメータ2007、メインファームウェア2004、ブートプログラム2006、及びセルフテストプログラム2005をFC/SATAコンバータ1302,1402に送信した後に、ライトバッファコマンドを発行し、FC/SATAコンバータ1302,1402をリブートさせる(S506)。
メインファームウェア2001の自動ダウンロード処理(S406)においても、同様に、メインプロセッサ306,406は、ダウンロードスタートコマ発行(S507)、データフレームコマンド発行(S508)、ダウンロードエンドコマンド発行(S509)、ステータスリードコマンド発行(S510)、レシーブコマンド発行(S511)を行う。
尚、上述の説明においては、装置立ち上げを契機として、メインファームウェア2001,2004,2008の自動ダウンロードを実施するケースを例示したが、この他にも、例えば、以下の4つの事象を契機として、メインファームウェア2001,2004,2008の自動ダウンロードを実施してもよい。
(1)システムがオンラインの状態で、筺体増設を実施した場合。
(2)システムがオンラインの状態で、基本筺体20のコントローラ30,40を部品交換した場合。
(3)システムがオンラインの状態で、システム領域3007のインストールファイル3003を更新した場合。
(4)システムがオンラインの状態で、SES制御部320,420、エンクロージャー90,100、ルータ130,140を保守交換した場合。
図12はSES情報の監視を行うモジュール構成を示している。メインプロセッサ306,406上で動作するカーネル4000は、SES情報を収集するために、一定周期(例えば、2秒間隔)にバックエンド監視モジュール4001を起動する。バックエンド監視モジュール4001は、コマンド発行制御モジュール4002を起動させる。コマンド発行起動モジュール4002は、基本筺体20のSES制御部320,420、増設筺体80のエンクロージャー90,100、或いは増設筺体120のルータ130,140SESコマンドを発行し、SES情報をSES情報収集テーブル4003に格納する。バックエンド監視モジュール4001は、ストレージシステム10の構成情報(リビジョンテーブル3010を含む)を格納する構成情報テーブル4004と、SES情報を格納するSES情報テーブル4003とを参照することにより、ストレージシステム10に既に実装されているメインファームウェア2001,2004,2008のリビジョンが新しいものであるか、或いは古いものであるかを判定する。上述した4つの事象が生じると、ストレージシステム10に実装されているメインファームウェア2001,2004,2008のリビジョンと、常駐モジュール3004に含まれるメインファームウェア2001,2004,2008のリビジョンは不一致となる場合がある。ストレージシステム10に既に実装されているメインファームウェア2001,2004,2008のリビジョンが古い場合には、メインプロセッサ306,406は、メインファームウェア2001,2004,2008の自動ダウンロードを実施する。
図13は増設筺体120のルータ130のメインファームウェア2004を自動ダウンロードにより更新するときのループスイッチ切り替え処理の概要を示している。ルータ130,140は、FCループの一部を構成するので、例えば、ルータ130のメインファームウェア2004を更新するときには、ルータ130が属するFCループは一時的に使用不可となり、ホストシステム60からのI/Oリクエストを処理することが出来ない。そこで、このような場合には、ループスイッチをルータ140に切り替える必要がある。
まず、ルータ130を閉塞させるために、コントローラ30からFC/SATAコンバータ1302、内部パス161、FC/SATAコンバータ1402、資源管理プロセッサ1403、及びホットライン162を通じて資源管理プロセッサ1303に無応答コマンドを送信する(S1)。資源管理プロセッサ1303が無応答になると、タイムアウトエラーにより、FC/SATAコンバータ1302は障害が発生したものと判断し、ルータ130を閉塞させる。
次に、ルータ130が処理担当としてアサインされていたSATAディスクドライブ152の処理担当をルータ140に切り替え、ローカルパスフェイルオーバーを発生させる(S2)。次に、ループ切り替えを実施し(S3)、ホストシステム60からのI/Oリクエストをルータ140に実施させる。次に、ルータ130へのメインファームウェア2004の自動ダウンロードが完了した段階で、コントローラ40からFC/SATAコンバータ1402、資源管理プロセッサ1403、及びホットライン162を通じて資源管理プロセッサ1303にリセット解除信号を送信する(S4)。これにより、FC/SATAコンバータ1302はリブートする。
次に、ルータ140が処理担当を受け持っていたSATAディスクドライブ152の処理担当をルータ130に戻し(S5)、ルータ130が正常に機能するか否かの診断を、内部パス161を通じて実施する(S6)。次に、ルータ140が有していた筺体資源情報などを、内部パス161を通じてルータ130に送信し、共通フィールド設定(筺体資源情報の引継ぎ)を行う。最後に、ループ切り替えを実施し(S7)、ルータ130が処理担当を有していたSATAディスクドライブ152へのI/O処理はルータ130が実施するように制御する。
尚、ルータ140のメインファームウェア2004を自動ダウンロードにより更新するには、コントローラ30からFC/SATAコンバータ1302、資源管理プロセッサ1303、及びホットライン162を通じて資源管理プロセッサ1403に無応答コマンドを送信し、ルータ140を閉塞させて、メインファームウェア2004を自動更新し、その後、資源管理プロセッサ1303がホットライン162を通じて資源管理プロセッサ1403にリセット解除信号を送信することで、FC/SATAコンバータ1402をリブートさせればよい。
上述の説明では、ルータ130を閉塞させるために、資源管理プロセッサ1403がホットライン162を通じて資源管理プロセッサ1303に無応答コマンドを送信する例を示したが、コントローラ30からFC/SATAコンバータ1302へリブートコマンドを送信することにより、FC/SATAコンバータ1302をリブートさせるように制御してもよい。
また、上述の説明では、ストレージシステム10の基本筺体として、複数のFCディスクドライブ51を備える基本筺体20を例示したが、図14に示すように、複数のSATAディスクドライブ202を備える基本筺体170を用いてもよい。同図において、図1に示した符号と同一符号のデバイス等は同一のデバイス等を示すものとして、その詳細な説明を省略する。
基本筺体170は、複数のSATAディスクドライブ202と、複数のSATAディスクドライブ202へのデータ入出力を制御するコントローラ180,190を備える。コントローラ180,190と、複数のSATAディスクドライブ202は、バックボード200を介して接続される。
コントローラ180は、メインプロセッサ(MPU)1801、CPU/PCIブリッジ1802、ローカルメモリ(LM)1803、データコントローラ(D−CTL)1804、キャッシュメモリ(CM)1805、FCコントローラ(F−CTL)1806、ポートバイパス回路1807,1808,1809,ホストインターフェース(I/F)1810、1811、FC/SATAコンバータ1812、資源管理プロセッサ(RMP)1813、及びFCパス1814を備えている。
同様に、コントローラ190は、メインプロセッサ(MPU)1901、CPU/PCIブリッジ1902、ローカルメモリ(LM)1903、データコントローラ(D−CTL)1904、キャッシュメモリ(CM)1905、FCコントローラ(F−CTL)1906、ポートバイパス回路1907,1908,1909,ホストインターフェース(I/F)1910、1911、FC/SATAコンバータ1912、資源管理プロセッサ(RMP)1913、及びFCパス1914を備えている。
FC/SATAコンバータ1812は、パススイッチ201を介して偶数番目のSATAディスクドライブ202に接続する。FC/SATAコンバータ1912は、パススイッチ201を介して奇数番目のSATAディスクドライブ202に接続する。基本筺体170に増設筺体が接続されている場合には、各コントローラ180,190は、FCパス1814,1914を介して増設筺体に接続する。
また、各コントローラ180,190のデータコントローラ1804,1904は、データバス205を介して接続されており、同一のデータが二つのキャッシュメモリ1805,1905に二重書きされるようにデータ転送を制御する。
ポートバイパス回路1808,1908は、2パスの交替パス203,204によって接続されており、例えば、コントローラ180に障害が発生すると、コントローラ190にフェイルオーバーできるように構成されている。
尚、資源管理プロセッサ(RMP2)1813,1913には、メインファームウェア2008が実装される。
ストレージシステム10は、基本筺体170単体で構成してもよく、或いは基本筺体1170に一台又は複数台の増設筺体80又は増設筺体120を接続することにより構成してもよい。何れの場合においても、メインファームウェアを自動ダウンロードする方法は上述の方法と同様である。
本実施形態によれば、保守部品配備されているコントローラ30,40,180,190、エンクロージャー90,100又はルータ130,140を部品交換等した場合に、メインファームウェア2001,2004,2008のリビジョンが古ければ、新しいリビジョンのメインファームウェア2001,2004,2008に自動交換できるので、保守管理が容易になる。また、メインプロセッサ30,406,1801,1901のメインマイクロソースファイル3002とともにメインファームウェア2001,2004,2008を管理するので、保守管理が容易になる。
本実施形態のストレージシステムの基本筺体のシステム構成図である。 本実施形態のストレージシステムの増設筺体のシステム構成図である。 本実施形態のストレージシステムの増設筺体のシステム構成図である。 SES制御部のファームウェア構成図である。 エンクロージャーのファームウェア構成図である。 ルータのファームウェア構成図である。 メインファームウェアの自動ダウンロードの概要を示す図である。 装置立ち上げ時にメインファームウェアを自動ダウンロードする処理手順を示すフローチャートである。 リビジョンテーブルの内容を示す説明図である。 リビジョンテーブルの作成処理を示すフローチャートである。 メインファームウェアの自動ダウンロード処理を示すフローチャートである。 SES情報の監視を行うモジュール構成の説明図である。 ルータに実装されるメインファームウェアを自動更新するときのループスイッチ切り替え処理の概要を示す説明図である。 本実施形態のストレージシステムの基本筺体のシステム構成図である。
符号の説明
10…ストレージシステム 20…基本筺体 80,120…増設筺体 320,420…SES制御部 90,100…エンクロージャー 130,140…ルータ 321,421,913,1013,1303,1403,1813,1913…資源管理プロセッサ 1302,1402,1812,1912…FC/SATAコンバータ

Claims (17)

  1. ホストシステムからのI/Oリクエストに応答してストレージデバイスへのデータ入出力を制御するコントローラと、
    筺体資源を管理する資源管理プロセッサと、
    前記資源管理プロセッサのメインファームウェアを格納するシステムドライブと、
    を備え、
    前記コントローラは、前記資源管理プロセッサに実装されているメインファームウェアのリビジョンと、前記システムドライブに格納されているメインファームウェアのリビジョンとを比較する比較判定を行い、前記資源管理プロセッサに実装されているメインファームウェアのリビジョンが前記システムドライブに格納されているメインファームウェアのリビジョンよりも古い場合に、前記資源管理プロセッサに実装されているメインファームウェアを前記システムドライブに格納されているメインファームウェアに更新する、ストレージシステム。
  2. 請求項1に記載のストレージシステムであって、
    FC/SATAコンバータを更に備え、
    前記システムドライブには、前記FC/SATAコンバータのメインファームウェアが格納されており、
    前記コントローラは、前記FC/SATAコンバータに実装されているメインファームウェアのリビジョンと、前記システムドライブに格納されているメインファームウェアのリビジョンとを比較する比較判定を行い、前記FC/SATAコンバータに実装されているメインファームウェアのリビジョンが前記システムドライブに格納されているメインファームウェアのリビジョンよりも古い場合に、前記FC/SATAコンバータに実装されているメインファームウェアを前記システムドライブに格納されているメインファームウェアに更新する、ストレージシステム。
  3. 請求項1に記載のストレージシステムであって、
    ローカルメモリを更に備え、
    前記システムドライブには、前記コントローラのメインマイクロソースファイルが前記資源管理プロセッサのメインファームウェアとともに格納されており、
    前記コントローラは、前記メインマイクロソースファイルとともに前記メインファームウェアを前記ローカルメモリにロードする、ストレージシステム。
  4. 請求項1に記載のストレージシステムであって、
    前記コントローラは、メイン電源投入を契機として前記比較判定を行う、ストレージシステム。
  5. 請求項1に記載のストレージシステムであって、
    前記ストレージシステムは、基本筺体と一台又は複数の増設筺体から構成されており、
    前記コントローラは、前記ストレージシステムがオンラインの状態で筺体増設が行われたことを契機として前記比較判定を行う、ストレージシステム。
  6. 請求項1に記載のストレージシステムであって、
    前記コントローラは、前記ストレージシステムがオンラインの状態で前記コントローラが交換されたことを契機として前記比較判定を行う、ストレージシステム。
  7. 請求項3に記載のストレージシステムであって、
    前記コントローラは、前記ストレージシステムがオンラインの状態で前記システムドライブに格納される前記メインマイクロソースファイルが前記メインファームウェアとともに更新されたことを契機として前記比較判定を行う、ストレージシステム。
  8. 請求項1に記載のストレージシステムであって、
    前記コントローラは、前記ストレージシステムがオンラインの状態で前記資源管理プロセッサが交換されたことを契機として前記比較判定を行う、ストレージシステム。
  9. 請求項2に記載のストレージシステムであって、
    前記コントローラは、前記ストレージシステムがオンラインの状態で前記FC/SATAコンバータが交換されたことを契機として前記比較判定を行う、ストレージシステム。
  10. 請求項1に記載のストレージシステムであって、
    前記コントローラは、前記ストレージシステムがオンラインの状態において、前記比較判定を一定周期で繰り返し行う、ストレージシステム。
  11. ストレージシステムの資源管理を行う資源管理プロセッサに実装されているメインファームウェアのリビジョンを取得するステップと、
    前記ストレージシステムのシステムドライブに格納されている前記資源管理プロセッサのメインファームウェアのリビジョンを取得するステップと、
    前記資源管理プロセッサに実装されているメインファームウェアのリビジョンと、前記システムドライブに格納されているメインファームウェアのリビジョンとを比較する比較判定を行うステップと、
    前記資源管理プロセッサに実装されているメインファームウェアのリビジョンが前記システムドライブに格納されているメインファームウェアのリビジョンよりも古い場合に、前記資源管理プロセッサに実装されているメインファームウェアを前記システムドライブに格納されているメインファームウェアに更新するステップと、
    を備える、ストレージシステムのファームウェア自動更新方法。
  12. ストレージシステムのFC/SATAコンバータに実装されているメインファームウェアのリビジョンを取得するステップと、
    前記ストレージシステムのシステムドライブに格納されている前記FC/SATAコンバータのメインファームウェアのリビジョンを取得するステップと、
    前記FC/SATAコンバータに実装されているメインファームウェアのリビジョンと、前記システムドライブに格納されているメインファームウェアのリビジョンとを比較する比較判定を行うステップと、
    前記FC/SATAコンバータに実装されているメインファームウェアのリビジョンが前記システムドライブに格納されているメインファームウェアのリビジョンよりも古い場合に、前記FC/SATAコンバータに実装されているメインファームウェアを前記システムドライブに格納されているメインファームウェアに更新するステップと、
    を備える、ストレージシステムのファームウェア自動更新方法。
  13. 請求項11に記載のストレージシステムのファームウェア自動更新方法であって、
    前記ストレージシステムのメイン電源投入を契機として前記比較判定を行う、ストレージシステムのファームウェア自動更新方法。
  14. 請求項11に記載のストレージシステムのファームウェア自動更新方法であって、
    前記ストレージシステムがオンラインの状態で筺体増設が行われたことを契機として前記比較判定を行う、ストレージシステムのファームウェア自動更新方法。
  15. 請求項11に記載のストレージシステムのファームウェア自動更新方法であって、
    前記ストレージシステムがオンラインの状態で前記資源管理プロセッサの交換が行われたことを契機として前記比較判定を行う、ストレージシステムのファームウェア自動更新方法。
  16. 請求項12に記載のストレージシステムのファームウェア自動更新方法であって、
    前記ストレージシステムがオンラインの状態で前記FC/SATAコンバータが交換されたことを契機として前記比較判定を行う、ストレージシステムのファームウェア自動更新方法。
  17. 請求項11に記載のストレージシステムのファームウェア自動更新方法であって、
    前記ストレージシステムがオンラインの状態において、前記比較判定を一定周期で繰り返し行う、ストレージシステムのファームウェア自動更新方法。
JP2005205201A 2005-07-14 2005-07-14 ストレージシステム及びそのファームウェア自動更新方法 Pending JP2007025933A (ja)

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