JP4436350B2 - 薄膜形成方法及び薄膜形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、スパッタリングなどの薄膜形成方法及び薄膜形成装置に関し、特に、真空チャンバ内にターゲット対を複数並設し、大面積の被処理基板に薄膜を形成する薄膜形成方法及びこの交流電源を有する薄膜形成装置に関する。
スパッタリングによって大面積の被処理基板に薄膜を形成する場合には、真空チャンバ内で被処理基板に対向させてターゲット対を複数並設し、各ターゲット対ごとに接続した交流電源を介して所定の周波数で交互に極性をかえて交流電圧を印加し、各ターゲット対を構成する2つのターゲットをアノード電極とカソード電極とに交互に切り替え、このアノード電極及びカソード電極間にグロー放電を生じさせてプラズマ雰囲気を形成し、各ターゲット対をスパッタリングする方法がある。
この場合、各ターゲット対で同時にグロー放電を開始すると、上記交流電源に備えられた各発振器の持つ固有の周波数の微小な差異や位相の差異によって、放電が不安定に揺らぐ現象が発生する。この放電の揺らぎは、膜厚の面内分布の不均一を生じさせ、良好な成膜を阻害するおそれがあった。
そこで、従来、上記各交流電源の出力周波数及び出力位相を同期させることによってグロー放電が不安定に揺らぐことのないスパッタリング装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。このスパッタリング装置では、代表する所定の交流電源(マスター交流電源)の発振器のみを使用してすべてのターゲット対で発振出力を行なうようにし、上記マスター交流電源以外の交流電源に備えられた発振器は使用しないようにして同期処理を行なっていた。
WO2003/014410(請求項1及び請求項2の記載)
ところで、上記並設した複数のターゲット対のうち、異なる交流電源に接続された相互に隣接するターゲット間は、浮遊静電容量を介して結合されている。
上記従来のスパッタリング装置では、各交流電源の出力周波数及び出力位相を同期させることはできても、上記相互に隣接するターゲット間の出力は調整していないため、このターゲット間の出力電位差を原因とするグロー放電の揺らぎが発生し、安定したプラズマ雰囲気が形成されないという問題があった。
また、上記相互に隣接するターゲット間で各交流電源の出力電位差が大きい場合に、異常放電が生じると、大きなアークエネルギーが発生することによって、ターゲットが溶解して巨大飛沫が付着するスプラッシュが生じ、良好な薄膜形成を阻害するという問題があった。
さらに、上記従来のスパッタリング装置で、上記異常放電の発生に伴って、実際に大きなアークエネルギーが生じた場合に、アーク放電が生じたターゲット対に接続された交流電源の出力を遮断しただけでは、このターゲット対に隣接し、浮遊静電容量を介して結合しているターゲット対で発生したプラズマからエネルギーが供給されるため、発生したアーク放電が消弧しにくいという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、上記異なる交流電源に接続された相互に隣接するターゲット間の出力電位差を原因とするグロー放電の揺らぎを抑えて安定したプラズマ雰囲気を形成するとともに、上記大きなアークエネルギーの発生を抑え、さらに、上記アーク放電が生じた場合でも、アーク放電による被害を最小限に抑えることができる薄膜形成方法、及びこれらの薄膜形成方法の実施が可能な薄膜形成装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明にかかる薄膜形成方法は、真空チャンバ内で被処理基板に対向させてターゲット対を複数並設し、各ターゲット対ごとに接続した交流電源を介して所定の周波数で交互に極性をかえて交流電圧を出力し、各ターゲット対を構成する2つのターゲットをアノード電極とカソード電極とに交互に切り替え、このアノード電極及びカソード電極間にグロー放電を生じさせてプラズマ雰囲気を形成し、各ターゲット対をスパッタリングして上記被処理基板に薄膜を形成する薄膜形成方法であって、
上記並設したターゲット対のうち、異なる交流電源に接続された相互に隣接するターゲット間の上記出力を比較し、出力電位差が所定値を超えた場合に、上記交流電源の出力を調整して出力電位差を上記所定値以下に収束させることを特徴とする。
この方法によれば、上記相互に隣接するターゲット間の出力電位差を収束させて調整することができるため安定したプラズマ雰囲気を形成することができ、異常放電が生じた場合でも、大きなアークエネルギーの発生を抑えることが可能になる。
上記各交流電源から同時に出力し、各交流電源の出力が同じである場合には、上記相互に隣接するターゲット間では、出力位相がほぼ反転する。そこで、このような場合、上記出力の調整は、上記相互に隣接するターゲット間の出力位相を180度ずらして極性を反転させることによって出力電位差を収束させればよい。
上記出力の調整を行う順序は、たとえば、いずれか一個の交流電源を起点として、この起点となるターゲット対から並設方向外側に向かって上記各交流電源の出力を順次調整していくようにすればよい。
この場合、上記起点となる交流電源に隣接する交流電源の出力を調整した後、この調整された交流電源をさらなる起点として、順次上記並設方向外側に向かって隣接する各交流電源の出力を調整するようにしてもよい。
上記出力の調整は、交流電源の出力を制御する信号を生成し、上記出力を調整する交流電源にこの信号を送信することにより行うようにすればよい。この制御信号は、上記起点となる交流電源で生成し、この起点となる交流電源から出力を調整する交流電源に送信するようにしてもよい。
上記並設された複数のターゲット対のうち、いずれかのターゲット対でアーク放電が発生した場合には、このアーク放電が発生したターゲット対への出力を遮断するとともに、アーク放電が発生していない他のターゲット対への出力も同時に遮断するようにすればよい。
このようにすれば、上記異常放電の発生によって、大きなアークエネルギーが生じた場合、アーク放電が生じたターゲット対に接続された交流電源の出力を遮断したときに、このターゲット対に隣接するターゲット対で発生したプラズマからエネルギーが供給されることを阻止することができる。
上記課題を解決するため、本発明にかかる薄膜形成装置は、真空チャンバ内に配置された被処理基板に対向させてターゲット対を複数並設し、各ターゲット対ごとに接続された交流電源を備えた薄膜形成装置であって、上記並設したターゲット対のうち、異なる交流電源に接続された相互に隣接するターゲット間の出力を比較し、出力電位差が所定値を超えた場合に、上記交流電源の出力を調整して出力電位差を上記所定値以下に収束させる調整手段を有することを特徴とする。
上記調整手段は、出力を制御する信号を生成する信号生成手段と、出力を調整する交流電源にこの信号を送信する送信手段とを有するものであってもよい。
この場合、上記調整処理を行なうために起点となる交流電源が上記調整処理手段を有するように構成してもよい。
また、上記薄膜形成装置に上記調整手段を備えた制御装置を設けてもよい。
上記各交流電源が、接続されているターゲット対でアーク放電が発生した場合に、このアーク放電を検知するアーク検知手段と、このアーク検知手段によりアーク放電が検知されると、このターゲット対への出力を遮断するとともに、他のターゲット対への出力も同時に遮断するために各交流電源の出力を制御する出力制御手段とを有するものであってもよい。
以上の説明から明らかなように、本発明にかかる薄膜形成方法及び薄膜形成装置は、並設した複数のターゲット対のうち、異なる交流電源に接続され、相互に隣接し、浮遊静電容量を介して結合しているターゲット間で、出力電位差を生じさせないようにすることができるため、安定したプラズマ状態を維持するとともに、アーク放電の発生を効果的に抑え良好な薄膜の形成を実現することができるという効果を奏する。
図1は、本発明にかかる薄膜形成装置の基本構成図を示したものである。この薄膜形成装置は、ターゲット対を複数並設して大面積の被処理基板に薄膜を形成するものである。並設するターゲット対の数は、被処理基板の面積に応じて決まるが、図1では、説明の便宜上、ターゲット対は2対とした。
図1を参照して、1は本発明にかかる薄膜形成装置の真空チャンバである。真空チャンバ1は、ロータリーポンプ、ターボ分子ポンプなどの真空排気手段2を介して所定の真空度を保持する。真空チャンバ1内の上部には、キャリア等の基板搬送手段3が設けられ、駆動手段(図示せず)を間欠駆動させて被処理基板Sを順次搬送する。真空チャンバ1内には、ガス導入手段4によりArなどのスパッタガスやO、HO、H、Nなどの反応ガスが一定の流量で導入される。
真空チャンバ1内で被処理基板Sに対向させてターゲット対T1及びターゲット対T2が並設されている。ターゲット対T1には交流電源E1が接続され、ターゲット対T2には、交流電源E2が接続されている。交流電源E1と交流電源E2とは、通信ケーブルKを介して通信自在に接続されている。
ターゲット対T1を構成する2つのターゲットt11及びt12と、T2を構成する2つのターゲットt21及びt22とは、交流電源E1、E2を介して所定の周波数で交互に極性をかえて交流電圧が出力され、アノード電極とカソード電極とに交互に切り替わる。このアノード電極及びカソード電極間にグロー放電が生じプラズマ雰囲気Pを形成し、ターゲット対T1とターゲット対T2とをスパッタリングして被処理基板Sに薄膜を形成する。
図1では、ターゲット対T1のターゲットt11側がアノード電極、t12側がカソード電極になり、ターゲット対T2のターゲットt21側がアノード電極、t22側がカソード電極になっている場合を示し、さらにこのときの交流電源E1、交流電源E2の出力波形を各交流電源の下に記載した。
なお、ターゲット対T1のターゲットt12とターゲット対T2のターゲットt21との間は浮遊静電容量を介して結合されている。
図2は、図1で説明した交流電源E1の基本的な回路構成図を示したものである。図2では、交流電源E1について説明しているが、交流電源E2も同じ構成である。
交流電源E1は、電力の供給を可能とする電力供給部10と、所定の周波数で交互に極性をかえて電圧をターゲット対T1に出力する発振部20とから構成される。
電力供給部10は、その作動を制御する第1のCPU回路101と、商用の交流電源(3相AC200V)が入力される入力部102と、入力された交流電力を整流して直流電力に変換する6個のダイオード103とを有し、直流電力ライン104a、104bを介して直流電力を発振部20に出力する役割を果たす。
また、電力供給部10には、直流電力ライン104a、104b間に設けられたスイッチングトランジスタ105と、第1のCPU回路101に通信自在に接続され、スイッチングトランジスタ105のオン、オフを制御する第1のドライバー回路106a及び第1のPMW制御回路106bとが設けられている。この場合、電流検出センサ及び電圧検出トランスを有し、直流電力ライン104a、104b間の電流、電圧を検出する検出回路107a及びAD変換回路107bが設けられ、検出回路107a及びAD変換回路107bを介してCPU回路101に上記電流、電圧信号が入力されるようになっている。
他方、発振部20には、第1のCPU回路101に通信自在に接続された第2のCPU回路201と、直流電力ライン104a、104b間に設けた発振用スイッチ回路202を構成する4個の第1乃至第4のスイッチングトランジスタ202a、202b、202c、202dと、第2のCPU回路201に通信自在に接続され、各スイッチングトランジスタ202a、202b、202c、202dのオン、オフを制御する第2のドライバー回路203a及び第2PMW制御回路203bとが設けられている。
そして、第2のドライバー回路203a及び第2のPMW制御回路203bによって、例えば第1及び第4のスイッチングトランジスタ202a、202dと、第2及び第3のスイッチングトランジスタ202b、202cとのオン、オフのタイミングが反転するように各スイッチングトランジスタ202a、202b、202c、202dの作動を制御すると、発振用スイッチ回路202からの交流電力ライン204a、204bを介して正弦波の交流電源が出力できる。この場合、発振電圧、発振電流を検出する検出回路205a及びAD変換回路205bが設けられ、検出回路205a及び変換回路205bを介して第2のCPU回路201に上記電流、電圧信号が入力されるようになっている。
交流電力ライン204a、204bは、公知の構造を有する出力トランス206に接続され、出力トランス206からの出力ケーブルkがターゲット対T1にそれぞれ接続されている。この場合、電流検出センサ及び電圧検出トランスを有し、ターゲット対T1への出力電圧、出力電流を検出する検出回路207a及びAD変換回路207bが設けられ、検出回路207a及びAD変換回路207bを介して第2のCPU回路201に上記出力電圧、出力電流の信号が入力されるようになっている。これにより、スパッタリング中、交流電源E1を介して一定の周波数で交互に極性をかえてターゲット対T1に一定の電圧を印加することができる。
また、検出回路207aからの出力は、出力電圧と出力電流との出力周波数及び出力位相を検出する検出回路208aに接続され、この検出回路208aに通信自在に接続された出力位相・出力周波数制御回路208bを介して、出力電圧と出力電流の位相及び周波数が第2のCPU回路201に入力されるようになっている。これにより、第2のCPU回路201からの制御信号で第2のドライバー回路203aによって発振用スイッチ回路202の各スイッチングトランジスタ202a、202b、202c、202dのオン、オフを制御し、出力電圧と出力電流の位相が相互に略一致するように制御できる。
そして、基板搬送手段によって被処理基板をターゲット対T1と対向した位置に搬送し、ガス導入手段を介して所定のスパッタガスを導入する。交流電源E1を介してターゲット対T1に交流電圧を印加し、ターゲット対T1を構成する各ターゲットをアノード電極、カソード電極に交互に切替え、アノード電極及びカソード電極間にグロー放電を生じさせプラズマ雰囲気Pを形成する。これにより、プラズマ雰囲気P中のイオンがカソード電極となった一方のターゲットに向けて加速されて衝突し、ターゲット原子が飛散されることで、被処理基板表面に薄膜が形成される。
ところで、上記グロー放電中に、何らかの原因により発生する異常放電(アーク放電)に伴って、大きなアークエネルギーが生じた場合、スプラッシュなどが発生し、良好な薄膜形成を阻害するおそれがある。
そこで、発振部20に、ターゲット対T1への出力電圧波形の電圧降下時間が正常なグロー放電時よりも短時間である電圧降下を検出するアーク検出手段209を設けた。さらに、このアーク検出手段209でアーク放電発生を検出すると、電圧降下出力信号を通信自在に接続した第2のCPU回路201に出力し、第2のCPU回路201と通信自在な第1のCPU回路101からの制御信号で第1のドライバー回路106aによってスイッチングトランジスタ105の作動を制御し、第1のPMW制御回路106bのオン、オフを制御し、ターゲット対T1への出力を直ちに遮断する出力制御手段も設けた。
ターゲット対T1への出力を直ちに遮断する方法として、第2のCPU回路201からの制御信号で第2のドライバー回路203aによって、交流電力ライン204a、204b相互の間の電位が同一となるように、発振用スイッチ回路202の各スイッチングトランジスタ202a、202b、202c、202dの作動を制御し、ターゲット対T1への出力を直ちに遮断することもできる。
ところで、ターゲットT1に上記アーク放電が生じた場合、上記のように、ターゲット対T1に接続された交流電源E1の出力を遮断するだけでは、ターゲットT1に隣接し、浮遊静電容量を介して結合しているターゲット対T2で発生したプラズマからエネルギーが供給されるため、上記発生したアーク放電が消弧しにくいという問題が生じる。
そこで、上記ターゲット対T2の影響を抑えるためには、第2のCPU回路201で受信した上記制御信号を図1で説明した通信ケーブルKを介して隣接する交流電源E2の発振部のCPU回路に送信し、交流電源E2からターゲット対T2への出力を同様の処理により遮断すればよい。
図3は、図1で説明した交流電源E1及び交流電源E2に各々接続されたターゲットt12とターゲットt21との間の出力波形を本発明にかかる薄膜形成方法による出力調整を行なう前と、出力調整を行なった後とで示したものである。
図3(a)は、本発明にかかる薄膜形成方法による出力調整をする前の波形を示したものである。
図3(a)の場合、ターゲットt12とターゲットt21との間の出力電位差はピーク間電圧Vppとなって大きくなる。この状態で異常放電が生じると、大きなアークエネルギーが発生することによって、上記ターゲットが溶解して巨大飛沫が付着するスプラッシュが生じ、良好な薄膜形成を阻害する。
本実施の形態では、交流電源E1及び交流電源E2から同時に出力し、各交流電源E1及びE2の出力が同じであるため、ターゲットt12とターゲットt21との間では、出力位相がほぼ反転する。
図3(b)は、本発明にかかる薄膜形成方法による出力調整をした後の波形を示したものである。
本発明にかかる薄膜形成方法は、上記のような大きなアークエネルギーの発生を抑えるために、交流電源E1及び交流電源E2の出力電位差を収束させるように出力調整するものである。本実施の形態では、上記ターゲット間の出力位相を180度ずらして極性を反転させれば、交流電源E1と交流電源E2の波形は重なり、アーク放電発生の原因となる出力電位差はほとんど生じなくなる。
出力電位差を収束させる方法は、たとえば、まず、交流電源E1のCPU回路201に図1で説明した通信ケーブルKを介して、交流電源E2の出力電流、出力電圧信号を送信し、交流電源E1の出力電流、出力電圧信号と比較する。両者の出力電位差が所定値を超えている場合は、交流電源E1のCPU回路201から、出力電位差を収束させるための制御信号を上記通信ケーブルKを介して交流電源E2の発振部の第2のCPU回路に送信する。この第2のCPU回路で受信した上記制御信号に基づき出力発振ドライバー回路及びPMW制御回路を介して、発振用スイッチ回路の各スイッチングトランジスタの作動を制御し、ターゲット対T2の出力を調整し、上記出力電位差を収束させればよい。
上記所定値は、上記アークエネルギー発生の原因となる異常放電が生じない出力電位差の範囲内であればよく、必ずしも、上記出力電位差が0Vになるまで収束させる必要はない。具体的には、各交流電源の0‐ピーク電位差(あるいは実効値)の10%、好ましくは5%で設定すればよい。
本実施の形態では、交流電源E2の出力を調整することにより、上記出力電位差を収束させる例を示したが、これに限定する趣旨ではなく、交流電源E1の出力を調整して出力電位差を収束してもよく、また、交流電源E1及び交流電源E2の双方を調整して出力電位差を収束させるようにしてもよい。
なお、図3では交流電源E1及びE2の波形の形状は正弦波を示したが、これに限定されるものではなく、方形波であってもよい。また、交流電源の発振周波数が固定の場合だけでなく、可変させる場合も同様に処理すればよい。
図4及び図5は、本発明にかかるスパッタリング装置の具体的な実施形態の例を示した図である。いずれの実施形態も図1と共通するものについては、同一の番号を付している。
図4は、被処理基板Sに対向して、ターゲット対T1、T2、T3及びT4が並設配置されている。ターゲット対T1は交流電源E1に、ターゲット対T2は交流電源E2に、ターゲット対T3は交流電源E3に、ターゲット対T4は交流電源E3にそれぞれ接続されている。各交流電源E1乃至E4は、通信ケーブルKを介して通信自在に接続されている。この交流電源E1乃至E4は、いずれも図2で説明した交流電源E1と同じ回路構成である。
交流電源E1は、ターゲットt12とターゲットt21との間の出力を比較し、出力電位差が所定値以上の場合には、図3で説明した制御信号を生成し、通信ケーブルKを介して交流電源E2に送信する。以後、順次ターゲットt22とターゲットt31との間の出力、ターゲットt32とターゲットt41との間の出力を比較し、出力電位差が所定値以上の場合には、上記制御信号を生成し、調整する交流電源にこの制御信号を送信すればよい。すなわち、交流電源E1(マスター交流電源)を起点として、この交流電源E1に接続されたターゲット対T1から並設方向外側に向かって各ターゲット対T2乃至T4に接続された各交流電源E2乃至E4の出力を順次調整すればよい。
図4では、交流電源E1を起点として調整処理しているが、たとえば、交流電源E2の出力を調整した後、交流電源E2をマスター交流電源として、隣接する交流電源E3の出力を調整し、同様に調整後の交流電源E3をマスター交流電源として交流電源E4を調整するようにしてもよい。
なお、本実施の形態では、マスター交流電源は、交流電源E1としたが、マスター交流電源E1に限定される趣旨ではなく、任意に決定することができる。たとえば、マスター交流電源を交流電源E3にした場合には、隣接する交流電源は、交流電源E2と交流電源E4の2対となり、これら交流電源E2及びE3の調整処理を行なってから、交流電源E1の調整処理を行なうことになる。
図5は図4の実施形態の変形例である。図5で図4と同じ構成のものについては、同一の番号を付してる。
本実施の形態では、各交流電源E1乃至E4と通信ケーブルKを介して通信自在に接続されている制御装置Uが、図3で説明したマスター交流電源の代わりに、異なる交流電源に接続された相互に隣接するターゲット間の出力を比較し、出力電位差が所定値以上の場合には、制御信号を生成し、調整する交流電源に制御信号を送信するように構成されているものである。
本発明にかかる薄膜形成装置の基本構成図 交流電源の基本回路構成図 a)本発明にかかる薄膜形成方法による調整前の波形を示した図、b)本発明にかかる薄膜形成方法による調整後の波形を示した図 本発明にかかる薄膜形成装置の一実施形態を示す図 本発明にかかる薄膜形成装置の一実施形態を示す図(変形例)
符号の説明
1 真空チャンバ
2 真空排気手段
3 基板搬送手段
4 ガス導入手段
E1 交流電源
E2 交流電源
T1 ターゲット対
T2 ターゲット対
K 通信ケーブル
S 被処理基板

Claims (12)

  1. 真空チャンバ内で被処理基板に対向させてターゲット対を複数並設し、各ターゲット対ごとに接続した交流電源を介して所定の周波数で交互に極性をかえて交流電圧を出力し、各ターゲット対を構成する2つのターゲットをアノード電極とカソード電極とに交互に切り替え、このアノード電極及びカソード電極間にグロー放電を生じさせてプラズマ雰囲気を形成し、各ターゲット対をスパッタリングして上記被処理基板に薄膜を形成する薄膜形成方法であって、
    上記並設したターゲット対のうち、異なる交流電源に接続された相互に隣接するターゲット間の上記出力を比較し、出力電位差が所定値を超えた場合に、上記交流電源の出力を調整して出力電位差を上記所定値以下に収束させることを特徴とする薄膜形成方法。
  2. 上記出力の調整は、上記相互に隣接するターゲット間の出力位相を180度ずらして極性を反転させることによって上記出力電位差を収束させることを特徴とする請求項1記載の薄膜形成方法。
  3. 上記出力の調整は、いずれか一個の交流電源を起点として、この起点となる交流電源に接続されたターゲット対から並設方向外側に向かって上記各交流電源の出力を順次調整していくことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の薄膜形成方法。
  4. 上記起点となる交流電源に隣接する交流電源の出力を調整し、以後調整された交流電源をさらなる起点として、順次上記並設方向外側に向かって隣接する各交流電源の出力を調整することを特徴とする請求項3記載の薄膜形成方法。
  5. 上記出力の調整は、交流電源の出力を制御する信号を生成し、出力を調整する交流電源にこの信号を送信することにより行うものであることを特徴とする請求項1から4までのいずれかに記載の薄膜形成方法。
  6. 上記信号は、上記起点となる交流電源で生成し、この起点となる交流電源から出力を調整する交流電源に送信するものであることを特徴とする請求項5記載の薄膜形成方法。
  7. 上記いずれかのターゲット対でアーク放電が発生した場合に、このアーク放電が発生したターゲット対への出力を遮断するとともに、アーク放電が発生していない他のターゲット対への出力も同時に遮断することを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれかに記載の薄膜形成方法。
  8. 真空チャンバ内に配置された被処理基板に対向させてターゲット対を複数並設し、各ターゲット対ごとに接続された交流電源を備えた薄膜形成装置であって、
    上記並設したターゲット対のうち、異なる交流電源に接続された相互に隣接するターゲット間の出力を比較し、出力電位差が所定値を超えた場合に、上記交流電源の出力を調整して出力電位差を上記所定値以下に収束させる調整処理手段を有することを特徴とする薄膜形成装置。
  9. 上記調整処理手段が、交流電源の出力を制御する信号を生成する信号生成手段と、出力を調整する交流電源にこの信号を送信する送信手段とを有するものであることを特徴とする請求項8記載の薄膜形成装置。
  10. 上記調整処理を行なうために起点となる交流電源が上記調整処理手段を有することを特徴とする請求項8または請求項9記載の薄膜形成装置。
  11. 上記調整処理手段を備えた制御装置を設けたことを特徴とする請求項8または請求項9記載の薄膜形成装置。
  12. 上記各交流電源が、接続されているターゲット対でアーク放電が発生した場合に、このアーク放電を検知するアーク検知手段と、このアーク検知手段によりアーク放電が検知されると、このターゲット対への出力を遮断するとともに、他のターゲット対への出力も同時に遮断するために各交流電源の出力を制御する出力制御手段とを有することを特徴とする請求項8から請求項11までのいずれかに記載の薄膜形成装置。
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