JP4435207B2 - 磁気ランダムアクセスメモリ - Google Patents

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Description

本発明は、スピン注入磁化反転型の磁気ランダムアクセスメモリに関する。
磁気抵抗ランダムアクセスメモリ(MRAM:Magnetoresistive Random Access memory)は、メモリセルとして磁気抵抗効果素子を利用する。磁気抵抗効果素子は、磁化方向が可変の自由層(記録層)と磁化方向が固定された固定層とを含み、それらの間に非磁性層が挟まれている。磁気抵抗効果素子は、自由層の磁化の向きが固定層の磁化の向きと平行なときに低抵抗状態となり、反平行のときに高抵抗状態となる。この抵抗状態の違いが情報の記録に用いられる。
情報の読み出しは、磁気抵抗効果素子に読み出し電流を流して、抵抗状態に起因する電流値あるいは電圧値を参照値と比較することで、その抵抗状態を判定する。
情報の書き込みは、磁場書き込み方式とスピン注入磁化反転方式(例えば、特許文献1及び非特許文献1参照)とがある。磁場書き込み方式では、直交する2本の書き込み線を流れる電流により発生させた磁場を自由層に印加し、自由層の磁化を反転させる。このようなメモリセルが複数配置されることによりメモリセルアレイが構成される。一方、スピン注入磁化反転方式は、固定層の磁気モーメントによりスピン偏極させた電流を自由層に流し、自由層の磁化の向きを変化させる。
スピン注入磁化反転方式は、磁場書き込み方式と比べて、ナノスケールの磁性体に対して、より直接的な作用を及ぼすことが可能である。このため、隣接するメモリセルへの誤書き込みが生じないとともに、高速な磁化反転が期待できる。また、スピン注入磁化反転方式は、セルサイズが小さくなるに従って書き込みに必要な電流量が減少するという利点もある。
しかしながら、スピン注入磁化反転方式では、選択トランジスタが磁気抵抗効果素子に直列に接続されるため、メモリセルに流せる電流量が制限されてしまう。従って、書き込みを行なうのに十分な電流を流すには、選択トランジスタのゲート幅Wのサイズを大きくする必要があり、メモリセルが大きくなってしまい、高集積化が妨げられてしまう問題がある。
米国特許第5,695,864号明細書 M. Hosomi et al., "A Novel Nonvolatile Memory with Spin Torque Transfer magnetization Switching: Spin-RAM," IEDM Tech. Dig., 2005, pp. 459-462
本発明は、書き込み電流の供給時間を調整することで反転電流値を制御することが可能な磁気ランダムアクセスメモリを提供する。
本発明の一視点による磁気ランダムアクセスメモリは、第1の情報を書き込む第1のメモリセルと第2の情報を書き込む第2のメモリセルとを有するメモリセルアレイを備えるメモリユニットと、前記メモリユニットに接続され、書き込みデータ信号が決定する前に前記第1及び第2のメモリセル内の磁気抵抗効果素子に前記第1の情報を書き込む第1の方向の書き込み電流を流し始め、前記書き込みデータ信号が決定した後に前記第1のメモリセル内の磁気抵抗効果素子に前記第1の方向に前記書き込み電流を流し続けながら前記第2のメモリセル内の磁気抵抗効果素子のみに前記第2の情報を書き込む第2の方向に変化させた前記書き込み電流を流す制御回路とを具備する。
本発明によれば、書き込み電流の供給時間を調整することで反転電流値を制御することが可能な磁気ランダムアクセスメモリを提供できる。
本発明の実施の形態を以下に図面を参照して説明する。この説明に際し、全図にわたり、共通する部分には共通する参照符号を付す。
[1]磁気ランダムアクセスメモリの構成
図1は、本発明の一実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリの概略的なブロック図を示す。以下に、磁気ランダムアクセスメモリの概略的な構成について説明する。
図1に示すように、磁気ランダムアクセスメモリは、複数のメモリユニットMUn(n=0〜7)、制御回路(コントローラ)20、入力バッファ30を備えている。
メモリユニットMUnは、メモリセルアレイMCA、カラムデコーダ11a、11b、ロウデコーダ12、書き込みドライバ回路13a、13bをそれぞれ有している。メモリユニットMUnは、制御回路20を介して、入力バッファ30にそれぞれ接続されている。メモリユニットMUnには共通の書き込み活性信号WTが供給され、メモリユニットMUn毎に異なる書き込みデータ信号Dn(n=0〜7)が制御回路20から供給される。尚、本例ではメモリユニットMUnは8個で構成されているが、このユニットの個数は増減可能である。
制御回路20は、書き込み用の入力データ信号INn(n=0〜7)が入力バッファ30から入力され、書き込みデータ信号DnをメモリユニットMUnにそれぞれ供給する。
入力バッファ30は、入力データ信号INnを保持し、この入力データ信号INnを制御回路20に供給する。
[2]メモリユニット
図2は、本発明の一実施形態に係るメモリユニットの概略的な構成図を示す。以下に、メモリユニットの概略的な構成について図示するメモリセルMCを中心に説明する。尚、本図のメモリユニットは、図1の1つのメモリユニットに対応する。
図2に示すように、メモリユニットMUは、メモリセルアレイMCA、第1及び第2のビット線BLan、BLbn(n=1〜4)、ワード線WLn(n=1〜4)、第1及び第2のカラムデコーダ11a、11b、ロウデコーダ12、第1及び第2の書き込みドライバ回路13a、13b、第1及び第2のカラム選択用のパストランジスタTran、Trbn(n=1〜4)、第1及び第2の共通線14a、14bを含んで構成されている。
メモリセルアレイMCAは、複数のメモリセルMCが行列状に配置されて構成されている。メモリセルMCは、カラムデコーダ11a、11b及びロウデコーダ12によって選択される。メモリセルMCは、互いに直列接続された磁気抵抗効果素子100とセル選択用のトランジスタSTrとで構成される。磁気抵抗効果素子100は、例えばMTJ(Magnetic Tunnel Junction)素子である。
磁気抵抗効果素子100の一端は、トランジスタSTrの電流経路(ソース/ドレイン)の一端に接続されている。磁気抵抗効果素子100の他端は、第1のビット線BLa1に接続されている。トランジスタSTrの電流経路の他端は、第2のビット線BLb1に接続されている。トランジスタSTrのゲートは、ワード線WL1に接続されている。
ここで、複数のメモリセルMC同士の関係は、以下の通りである。
X方向に隣接するメモリセルMCは、同一のワード線WLnを共有する。例えば、図2に示すように、X方向に隣接するトランジスタSTrのゲートは共通のワード線WL1に接続されている。
Y方向に隣接するメモリセルMCは、トランジスタSTrの電流経路の一端同士又は磁気抵抗効果素子100の一端同士が接続され、この接続関係が交互に存在する。例えば、図2に示すように、Y方向に隣接するトランジスタSTrの電流経路がノードn1で接続され、このノードn1は第2のビット線BLb1に接続される。具体的には、隣接するトランジスタSTrのソース/ドレイン拡散層を互いに共有して形成し、この共有拡散層と第2のビット線BLb1とをコンタクトで接続する。また、図2に示すように、Y方向に隣接する磁気抵抗効果素子100の一端同士がノードn2で接続され、このノードn2は第1のビット線BLa1に接続される。
第1のビット線BLa1の一端は、第1のパストランジスタTra1の電流経路の一端に接続されている。第1のパストランジスタTra1の電流経路の他端は、第1の共通線14aに接続されている。第1のパストランジスタTra1のゲートは、第1のカラムデコーダ11aに接続されている。従って、第1のパストランジスタTra1は、第1のカラムデコーダ11aにより駆動される。第1の共通線14aは、第1の書き込みドライバ回路13aに接続されている。
第2のビット線BLb1の一端は、第2のパストランジスタTrb1の電流経路の一端に接続されている。第2のパストランジスタTrb1の電流経路の他端は、第2の共通線14bに接続されている。第2のパストランジスタTrb1のゲートは、第2のカラムデコーダ11bに接続されている。従って、第2のパストランジスタTrb1は、第2のカラムデコーダ11bにより駆動される。第2の共通線14bは、第2の書き込みドライバ回路13bに接続されている。
ワード線WL1の一端は、メモリセルアレイMCAの周辺で、ロウデコーダ12に接続されている。これにより、メモリセルMCのトランジスタSTrは、ワード線WL1を介してロウデコーダ12により駆動される。
第1の書き込みドライバ回路13aは、電流ソース及び電流シンクとこれらを排他的に有効にする制御回路とからなる。具体的には、第1の書き込みドライバ回路13aは、インバータ15、NAND回路16a、PMOSトランジスタ17a、NMOSトランジスタ18a、電流源19aを有している。インバータ15の出力端子はNAND回路16aの入力端子に接続され、NAND回路16aの出力端子はPMOSトランジスタ17aのゲート及びNMOSトランジスタ18aのゲートに接続されている。PMOSトランジスタ17a及びNMOSトランジスタ18aの電流経路の一端は共通線14aに接続されている。PMOSトランジスタ17aの電流経路の他端は電流源19aに接続されている。このような第1の書き込みドライバ回路13aにおいて、インバータ15の入力端子には、図1の制御回路20から書き込みデータ信号Dnが入力される。NAND回路16aの入力端子には、インバータ15の出力信号と書き込み活性信号WTとが入力される。
第2の書き込みドライバ回路13bは、電流ソース及び電流シンクとこれらを排他的に有効にする制御回路とからなる。具体的には、第2の書き込みドライバ回路13bは、NAND回路16b、PMOSトランジスタ17b、NMOSトランジスタ18b、電流源19bを有している。NAND回路16bの出力端子はPMOSトランジスタ17bのゲート及びNMOSトランジスタ18bのゲートに接続されている。PMOSトランジスタ17b及びNMOSトランジスタ18bの電流経路の一端は共通線14bに接続されている。PMOSトランジスタ17bの電流経路の他端は電流源19bに接続されている。このような第2の書き込みドライバ回路13bにおいて、NAND回路16aの入力端子には、書き込みデータ信号Dnと書き込み活性信号WTとが入力される。
第1及び第2の書き込みドライバ回路13a、13bの書き込み活性信号WTが非活性のときは、第1及び第2の書き込みドライバ回路13a、13bは電流シンクとして機能し、第1及び第2の共通線14a、14bを固定電位(例えば接地電位)に設定する。一方、第1及び第2の書き込みドライバ回路13a、13bの書き込み活性信号WTが活性のときは、書き込みデータ信号Dnの論理に従って、電流ソースあるいは電流シンクのどちらかとして機能する。尚、第1の書き込みドライバ回路13aと第2の書き込みドライバ回路13bとでは、書き込みデータ信号Dnの論理に応じたソース/シンクの機能が反対になっている。
[3]磁気抵抗効果素子
[3−1]構造
図3は、本発明の一実施形態に係る磁気抵抗効果素子の断面図を示す。以下に、磁気抵抗効果素子の構造について説明する。
磁気抵抗効果素子100は、スピン注入磁化反転方式によって、2つの定常状態を取り得る構成を有している。具体的には、図3に示すように、磁気抵抗効果素子100は、少なくとも、固定層101、自由層(記録層)103、固定層101及び自由層103間に設けられた中間層102を有している。さらに、自由層103の中間層102と反対の面上に上部電極105を設け、反強磁性層104の固定層101と反対の面上に下部電極106を設けてもよい。
固定層101は、強磁性材料からなり、磁化方向は固定されている。例えば、固定層101の中間層102と反対の面上に反強磁性層104を設けることにより、固定層101の磁化を固定することができる。
自由層103は、強磁性材料からなる。自由層103の磁化方向に関しては、固定層101のような固着化機構を設けない。よって、自由層103の磁化方向は可変である。
中間層102は、非磁性材料からなる。中間層102は、固定層101と自由層103との間に働く直接的な相互作用が無視できる程度に、固定層101と自由層103とを隔離するだけの膜厚が望ましい。同時に、磁気抵抗効果素子100に書き込み電流を流した場合に、固定層101を透過した伝導電子が自由層103に至るまでに電子のスピンの方向が反転しないことが要求されるため、中間層102の膜厚はスピン拡散長よりも薄いことが望ましい。中間層102としては、非磁性金属、非磁性半導体、絶縁膜等を用いることができる。
尚、固定層101及び自由層103の各層は、図示するような単層に限定されない。例えば、固定層101及び自由層103の少なくとも一方は、複数の強磁性層からなる積層構造でもよい。
また、固定層101及び自由層103の少なくとも一方は、第1の強磁性層/非磁性層/第2の強磁性層の3層からなり、第1及び第2の強磁性層の磁化方向が反平行状態となるように磁気結合(層間交換結合)した反強磁性結合構造であってもよいし、第1及び第2の強磁性層の磁化方向が平行状態となるように磁気結合(層間交換結合)した強磁性結合構造であってもよい。
また、ダブルジャンクション構造でもよい。ダブルジャンクション構造の磁気抵抗効果素子は、第1の固定層、第2の固定層、自由層、第1の固定層及び自由層間に設けられた第1の中間層、第2の固定層及び自由層間に設けられた第2の中間層を有する。このようなダブルジャンクション構造は、シングルジャンクション構造と比較して、低抵抗時における抵抗値と高抵抗時における抵抗値との比、いわゆるMR比(magneto-resistance ratio)をさらに大きくできるという利点がある。
[3−2]材料の具体例
固定層101、自由層103の強磁性材料としては、例えば、Co、Fe、Ni、又はこれらを含む合金を用いることができる。
中間層102として非磁性金属を用いる場合には、Au、Cu、Cr、Zn、Ga、Nb、Mo、Ru、Pd、Ag、Hf、Ta、W、Pt、Biのうちのいずれか、あるいは、これらのいずれか1種以上を含む合金を用いることができる。尚、中間層102をトンネルバリア層として機能させる場合には、Al、SiO、MgO、AlNなどの絶縁酸化物を用いることができる。
反強磁性層104の材料としては、例えば、Fe−Mn、Pt−Mn、Pt−Cr−Mn、Ni−Mn、Pd−Mn、NiO、Fe、磁性半導体などを用いることができる。
[3−3]平行/反平行の磁化状態
図4(a)及び(b)は、本発明の一実施形態に係る磁気抵抗効果素子の平行/反平行状態の断面図を示す。以下に、スピン注入書き込みによる磁気抵抗効果素子の平行/反平行の磁化状態について説明する。
固定層101の磁化方向に対して反平行な方向を向いた自由層103の磁化を反転させて、固定層101の磁化方向に平行な方向に向ける場合、固定層101から自由層103に向けて電子流を流す。一般に、ある磁性体を通過する電子流のうちの多くは、この磁性体の磁化方向と平行なスピンを有しているため、固定層101を通過した電子流のうちの多くは、固定層101の磁化方向と平行なスピンを有する。この電子流が、自由層103の磁化に対して働くトルクに対して主要な寄与となる。尚、残りの電子流は、固定層101の磁化方向と反平行なスピンを有する。
一方、固定層101の磁化方向に対して平行な方向を向いた自由層103の磁化を反転させて、固定層101の磁化方向に反平行な方向に向ける場合、自由層103から固定層101に向けて電子流を流す。この電子流は、自由層103を透過し、このうちの固定層101の磁化方向に反平行なスピンを有する電子の多くは、固定層101により反射されて自由層103に戻ってくる。そして、自由層103に再度流入し、固定層101の磁化方向に反平行なスピンを有する電子が、自由層103の磁化に対して働くトルクに対して主要な寄与となる。尚、自由層103を透過した、固定層101の磁化方向に反平行なスピンを有する電子の一部は、少数であるが、固定層101を透過する。
上記のスピン注入書き込みにおいて、磁気抵抗効果素子100の抵抗状態と記憶する論理とを対応させる。すなわち、図4(a)に示すように、固定層101及び自由層103の磁化が平行状態(低抵抗状態)である場合を「0」とし、図4(b)に示すように、固定層101及び自由層103の磁化が反平行状態(高抵抗状態)である場合を「1」とする。
[3−4]磁化配置
磁気抵抗効果素子100の固定層101及び自由層103の磁化方向は、膜面に対して垂直方向を向いていてもよいし(垂直磁化型)、膜面に対して平行方向に向いていてもよい(面内磁化型、平行磁化型)。
尚、垂直磁化型であれば、面内磁化型のように磁化方向を決定するのに素子形状を制御する必要がなく、微細化に適しているという利点がある。
[4]書き込み動作
[4−1]参考例
まず、図1を用いて、参考例として通常の書き込み方法の流れについて説明する。
(1)入力データ信号IN0〜IN7が確定し、この入力データ信号IN0〜IN7を入力バッファ30が保持する。
(2)入力バッファ30から制御回路20に入力データ信号IN0〜IN7が入力され、制御回路20はこの入力データ信号IN0〜IN7の論理をそのまま書き込みデータ信号D0〜D7としてメモリユニットMU0〜MU7に供給する。
(3)書き込み活性信号WTを活性化することにより、メモリユニットMU0〜MU7内のメモリセルMCに書き込み電流を供給し、磁気抵抗効果素子100にデータを書き込む。
(4)書き込み活性信号WTを非活性にすることにより、書き込み電流の供給を停止する。
以上のように、参考例の書き込み方法では、書き込みデータ信号D0〜D7が決定されるまで、書き込み活性信号WTはメモリセルMCに供給されず、書き込みは開始されない。
[4−2]書き込み方法例1
書き込み方法例1は、1書きのための書き込み電流の供給時間を長くすることで、1書きの反転電流を小さくするものである。
図5は、本発明の一実施形態に係る書き込み方法例1のタイミングチャートを示す。図6(a)及び(b)は、本発明の一実施形態に係る書き込み方法例1の具体例を説明するための図を示す。以下に、図1、図5、図6(a)及び(b)を用いて、書き込み方法例1について説明する。
(1)時刻t0
時刻t0において、書き込みデータ信号D0〜D7は、制御回路20により全て1論理状態にする。
(2)時刻t1
時刻t1において、書き込みドライバ回路13a、13bにより書き込み活性信号WTを活性化し、全てのメモリユニットMU0〜MU7に1書きのための書き込み電流の供給を開始する。
(3)時刻t2
時刻t2において、入力データ信号IN0〜IN7が確定し、この入力データ信号IN0〜IN7を入力バッファ30が制御回路20に供給する。
(4)時刻t3
時刻t3において、制御回路20は、入力データ信号IN0〜IN7の論理に応じた書き込みデータ信号D0〜D7を出力する。従って、1書きを行うメモリユニットの書き込み電流の方向はそのまま変化せず、0書きを行なうメモリユニットの書き込み電流の方向のみを逆転させる。
(5)時刻t4
時刻t4において、書き込みドライバ回路13a、13bにより書き込み活性信号WTを非活性にすることにより、書き込み電流の供給を停止する。
このような書き込み方法例1において、メモリユニットMU0〜MU7に例えば「01010101」の書き込みを行なう場合、時刻t1から時刻t4における書き込み電流Iの方向は図6(a)及び(b)のようになる。
まず、図6(a)に示すように、時刻t1から時刻t2の間は、メモリユニットMU0〜MU7の全てに1書きのための書き込み電流Iを流す。つまり、メモリユニットMU0〜MU7の全ての磁気抵抗効果素子100に対して、固定層101から自由層103に向けて書き込み電流I(自由層103から固定層101に向けて電子流)を流す。
次に、図6(b)に示すように、時刻t3から時刻t4の間は、0書きを行なうメモリユニットMU0、MU2、MU4、MU6の4つのみに、0書きのための書き込み電流Iを流す。つまり、もともと1書きを行うメモリユニットMU1、MU3、MU5、MU7には1書きのための書き込み電流Iを流し続け、0書きを行なうメモリユニットMU0、MU2、MU4、MU6の書き込み電流Iのみを反対方向に流すようにする。
[4−3]書き込み方法例2
書き込み方法例2は、0書きのための書き込み電流の供給時間を長くすることで、0書きの反転電流を小さくするものである。
図7は、本発明の一実施形態に係る書き込み方法例2のタイミングチャートを示す。図8(a)及び(b)は、本発明の一実施形態に係る書き込み方法例2の具体例を説明するための図を示す。以下に、図1、図7、図8(a)及び(b)を用いて、書き込み方法例1について説明する。
(1)時刻t0
時刻t0において、書き込みデータ信号D0〜D7は、制御回路20により全て0論理状態にする。
(2)時刻t1
時刻t1において、書き込みドライバ回路13a、13bにより書き込み活性信号WTを活性化し、全てのメモリユニットMU0〜MU7に0書きのための書き込み電流の供給を開始する。
(3)時刻t2
時刻t2において、入力データ信号IN0〜IN7が確定し、この入力データ信号IN0〜IN7を入力バッファ30が制御回路20に供給する。
(4)時刻t3
時刻t3において、制御回路20は、入力データ信号IN0〜IN7の論理に応じた書き込みデータ信号D0〜D7を出力する。従って、0書きを行うメモリユニットの書き込み電流の方向はそのまま変化せず、1書きを行なうメモリユニットの書き込み電流の方向のみを逆転させる。
(5)時刻t4
時刻t4において、書き込みドライバ回路13a、13bにより書き込み活性信号WTを非活性にすることにより、書き込み電流の供給を停止する。
このような書き込み方法例2において、メモリユニットMU0〜MU7に例えば「01010101」の書き込みを行なう場合には、書き込み電流Iの方向は図8(a)及び(b)のようになる。
まず、図8(a)に示すように、時刻t1から時刻t2の間は、メモリユニットMU0〜MU7の全てに0書きのための書き込み電流Iを流す。つまり、メモリユニットMU0〜MU7の全ての磁気抵抗効果素子100に対して、自由層103から固定層101に向けて書き込み電流I(固定層101から自由層103に向けて電子流)を流す。
次に、図8(b)に示すように、時刻t3から時刻t4の間は、1書きを行なうメモリユニットMU1、MU3、MU5、MU7の4つのみに、1書きのための書き込み電流Iを流す。つまり、もともと0書きを行うメモリユニットMU0、MU2、MU4、MU6には0書きのための書き込み電流Iを流し続け、1書きを行なうメモリユニットMU1、MU3、MU5、MU7の書き込み電流Iのみを反対方向に流すようにする。
[4−4]反転電流
図9は、本発明の一実施形態に係る磁気抵抗効果素子の反転電流の書き込み時間依存性を示す。以下に、1反転及び0反転における反転電流の書き込み時間(書き込みパルス幅)の依存性について説明する。
図9に示すように、反転電流Icの実験事実として次のことが言える。
(a)反転電流Icは書き込みパルス幅t(書き込み時間)に依存する。このパルス幅tが大きいほど、1反転及び0反転の両方とも反転電流Icは小さくて済む。
(b)0→1反転(1反転)に必要な電流値と1→0反転(0反転)に必要な電流値とは異なる。一般に、同じ書き込みパルス幅tにおいて、0反転の反転電流Icの方が1反転の反転電流Icよりも小さい。
尚、反転電流Icは、次の式(1)で示される。
Ic=Ic0[1−(kT/E)ln(t/t0)]…(1)
ここで、Ic0は1nsにおける反転電流、kはボルツマン定数、Tは絶対温度、t0=1nsである。
上述する反転電流Icの特徴(a)から、書き込み電流を供給する時間(書き込みパルス幅t)を長くすれば、反転電流Icを小さくできることが分かる。従って、参考例と比べて、上記書き込み方法例1では、1書きを行なうメモリユニットMU1、MU3、MU5、MU7への1書き電流の供給時間が長くなり、上記書き込み方法例2では、0書きを行なうメモリユニットMU0、MU2、MU4、MU6への0書き電流の供給時間が長くなる。このため、書き込み方法例1は1反転の反転電流Icを小さくでき、書き込み方法例2は0反転の反転電流Icを小さくできる。これにより、選択トランジスタSTrのゲート幅Wによって決定される、メモリセルMCに供給可能な電流の最大値を小さくできるため、ゲート幅Wを小さくすることができ、メモリセルMCの高集積化が可能となる。
さらに、上述する反転電流Icの特徴(2)から、書き込みパルス幅tが同じ場合、1反転の反転電流Icの方が0反転の反転電流Icよりも大きい。このため、上記書き込み方法例1の1書き電流の供給時間や上記書き込み方法例2の0書き電流の供給時間を調整することで、1反転と0反転の反転電流Icを同じ程度にすることができる。例えば、上記書き込み方法例1の1書き電流の供給時間を長くすることで、1反転の反転電流Icを0反転の反転電流と同じになるまで下げることができる。これにより、回路構成を容易とすることが可能となる。
[5]読み出し動作
本実施形態の読み出し動作では、磁気抵抗(Magneto Resistive)効果を利用する。
選択セルに対応したビット線及びワード線を選択し、選択セルのトランジスタSTrをオン状態にする。そして、選択セルの磁気抵抗効果素子100に読み出し電流を流す。この読み出し電流に基づいて磁気抵抗効果素子100の抵抗値を読み出し、センスアンプを介した増幅動作によって、「0」、「1」の記録状態を判別する。
尚、読み出し動作時は、定電圧を印加して電流値を読み出してもよいし、定電流を印加して電圧値を読み出してもよい。
[6]効果
本実施形態では、書き込みデータが決定される前において、第1の情報(「1」又は「0」)を書き込む第1のメモリセルMCと第2の情報(「0」又は「1」)を書き込む第2のメモリセルMCの両方に第1の情報を書き込むための第1の方向の書き込み電流の供給を開始する。そして、書き込みデータが決定された後において、第1のメモリセルMCには第1の方向に書き込み電流をそのまま流し続け、第2のメモリセルMCには第2の情報を書き込むための第2の方向に書き込み電流を変化させて流す。
これにより、書き込みデータが決定される前から第1のメモリセルMCには第1の情報を書き込むための書き込み電流を流しているため、この第1の情報の書き込み電流の供給時間を長くすることができる。つまり、書き込みパルス幅tを長くすることができるため、図9からも分かるように、第1の情報の反転電流Icを小さくすることが可能となる。従って、メモリセルMCに供給可能な電流の最大値を小さくできるため、トランジスタSTrのゲート幅Wを小さくすることができ、メモリセルMCの高集積化が可能となる。
また、書き込み電流の供給時間を調整することで、「0」、「1」書き込みの両方の反転電流Icを同じ程度にすることができる。このため、回路構成を容易とすることが可能となる。
その他、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で、種々に変形することが可能である。さらに、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
本発明の一実施形態に係わる磁気ランダムアクセスメモリの概略的なブロック図。 本発明の一実施形態に係るメモリユニットの概略的な構成図。 本発明の一実施形態に係る磁気抵抗効果素子の断面図。 本発明の一実施形態に係る磁気抵抗効果素子の平行/反平行状態の断面図。 本発明の一実施形態に係る書き込み方法例1のタイミングチャート。 本発明の一実施形態に係る書き込み方法例1の書き込み電流の供給方法を示す模式図。 本発明の一実施形態に係る書き込み方法例2のタイミングチャート。 本発明の一実施形態に係る書き込み方法例2の書き込み電流の供給方法を示す模式図。 本発明の一実施形態に係る磁気抵抗効果素子の反転電流の書き込み時間依存性を示す図。
符号の説明
11a、11b…カラムデコーダ、12…ロウデコーダ、13a、13b…書き込みドライバ回路、14a、14b…共通線、15…インバータ、16a、16b…NAND回路、17a、17b…PMOSトランジスタ、18a、18b…NMOSトランジスタ、19a、19b…電流源、20…制御回路、30…入力バッファ、100…磁気抵抗効果素子、101…固定層、102…中間層、103…自由層、104…反強磁性層、105…下部電極、106…上部電極、MUn…メモリユニット、MC…メモリセル、MCA…メモリセルアレイ、INn…入力データ信号、Dn…書き込みデータ信号、WT…書き込み活性信号、BLan、BLbn…ビット線、WLn…ワード線、Tran、Trbn…カラム選択用のパストランジスタ、STr…セル選択用のトランジスタ、n1、n2…ノード。

Claims (5)

  1. 第1の情報を書き込む第1のメモリセルと第2の情報を書き込む第2のメモリセルとを有するメモリセルアレイを備えるメモリユニットと、
    前記メモリユニットに接続され、書き込みデータ信号が決定する前に前記第1及び第2のメモリセル内の磁気抵抗効果素子に前記第1の情報を書き込む第1の方向の書き込み電流を流し始め、前記書き込みデータ信号が決定した後に前記第1のメモリセル内の磁気抵抗効果素子に前記第1の方向に前記書き込み電流を流し続けながら前記第2のメモリセル内の磁気抵抗効果素子のみに前記第2の情報を書き込む第2の方向に変化させた前記書き込み電流を流す制御回路と
    を具備することを特徴とするスピン注入磁化反転型の磁気ランダムアクセスメモリ。
  2. 前記第1の方向の前記書き込み電流の供給時間は、前記第2の方向の前記書き込み電流の供給時間より長いことを特徴とする請求項1に記載のスピン注入磁化反転型の磁気ランダムアクセスメモリ。
  3. 同じ書き込みパルス幅において、前記第2の方向に流す前記書き込み電流の反転電流値は、前記第1の方向に流す前記書き込み電流の反転電流値より小さいことを特徴とする請求項1に記載のスピン注入磁化反転型の磁気ランダムアクセスメモリ。
  4. 前記メモリユニットは、前記制御回路から前記書き込みデータ信号が供給される書き込みドライバ回路をさらに備え、
    前記書き込みドライバ回路は、電流ソース及び電流シンクとこれらを排他的に有効にする制御回路とを有することを特徴とする請求項1に記載のスピン注入磁化反転型の磁気ランダムアクセスメモリ。
  5. 前記第1の方向に流す前記書き込み電流は、前記第2の方向に流す前記書き込み電流と同じ値であることを特徴とする請求項1に記載のスピン注入磁化反転型の磁気ランダムアクセスメモリ。
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