JP4435202B2 - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電気的に書き替え可能な不揮発性半導体装置に関し、特にNANDセルユニットを有し、書き込み動作時に選択ゲートトランジスタに複数の選択ゲート電圧を印加する不揮発性半導体記憶装置に関する。
不揮発性半導体メモリとして、電気的にデータの書き換えを可能としたEEPROMが知られている。EEPROMのメモリセルには通常、電荷蓄積層としての浮遊ゲートと制御ゲートを積層した積層ゲート構造のMOSトランジスタが用いられる。
EEPROMのなかで大容量化に最も適したものとして、NAND型フラッシュメモリが知られている。NAND型フラッシュメモリでは、複数のメモリセルが隣接するもの同士でソース、ドレイン拡散層を共有する形で直列接続されたNANDセルユニットが構成される。各NANDセルユニットの一端は、第1の選択ゲートトランジスタを介して共通ソース線に接続され、他端は、第2の選択ゲートトランジスタを介してビット線に接続される。このようなNANDセルユニットが、各メモリセルの制御ゲートであるワード線及び各選択ゲートトランジスタのゲートである選択ゲートをそれぞれ共通にして複数配列されてNANDセルアレイが構成される。
このようなNAND型フラッシュメモリでは、データ書込時に、書き込みデータに応じてビット線に“0”レベル(0V)又は“1”レベル(電源電圧Vdd)が与えられ、共通ソース線に所定電圧VSOURCEが与えられ、第1の選択ゲートトランジスタにゲート電圧としてVss、第2の選択ゲートトランジスタにゲート電圧としてVSG(=Vdd)が与えられる。これにより、第1の選択ゲートトランジスタはOFF状態、第2の選択ゲートトランジスタはON状態となるので、“0”書き込みを行うメモリセルを含むNANDセルユニットのチャネルには0Vが転送され、書き込みを行わない(“1”を維持する)メモリセルを含むNANDセルユニットのチャネルは、Vdd−Vth(但し、Vthは、第2の選択ゲートトランジスタのしきい値)まで充電され、第2の選択ゲートトランジスタがオフしてユニット内のチャネルはフローティング状態となる。続いて、書き込みを行うメモリセルが接続されたワード線には20V程度のプログラム電圧が印加され、その他のメモリセルが接続されたワード線には、10V程度のパス電圧が印加される。これにより、“0”書き込みを行うNANDセルユニットでは、書き込みを行うメモリセルの浮遊ゲートに高電圧が印加され、トンネル酸化膜を介して基板側から電子が注入される。これにより、メモリセルのしきい値がプラス側に移動して書き込みが完了する。一方、書き込みを行わないNANDセルユニットでは、チャネルがフローティング状態となっているので、制御ゲートと半導体基板との間の容量カップリングによってチャネルがブーストされてメモリセルへの書き込みは起こらない。
このように書き込みを行わないNANDセルユニットでは、第1及び第2の選択ゲートトランジスタがオフ状態を維持していることが必要であるが、実際には、選択ゲートトランジスタには僅かながらリーク電流が生じることがある。このため、チャネル電圧がVdd−Vthまで上昇し第2の選択ゲートトランジスタがオフ状態になった後は、第2の選択ゲートトランジスタのリーク電流を極力少なくするため、第2の選択ゲートトランジスタのゲート電圧を最初の第1選択ゲート電圧VSG(4V程度)よりも低下させた第2選択ゲート電圧VSGDにすることが行われている(特許文献1)。しかし、第2選択ゲート電圧VSGDをあまり低下させると、“0”書き込みを行うNANDセルユニットの選択ゲートトランジスタもオフ状態になってしまうので、選択ゲートトランジスタのしきい値以下に低下させることはできない。特に、多値メモリ等でしきい値分布幅を狭くコントロールするために、書き込み時にQuick Pass Write(QPW)を行う場合、2段階目の書き込みで、“0”書き込みを行うNANDセルユニットに接続されたビット線に、0.5〜0.7V程度のビット電圧VBL_QPWを与え、これをチャネルに転送しなければならない。このような点を踏まえて、第2選択ゲート電圧VSGDは、素子の製作段階で1.2〜3.6Vの範囲で適正な値に設定される。
このように、データの書き込み時にビット線側の選択ゲートには、4V程度の第1選択ゲート電圧VSGに続き、1.2V〜3.6Vの第2選択ゲート電圧VSGDが印加されることになるが、選択ゲート電圧VSGとVSGDとの切り替わり時には、選択ゲートを放電する期間と、選択ゲートを充電する期間とが必要になる。この期間を、例えばVSGDが2.5Vであると想定したときの最適値で設定すると、VSGDが1.2Vである場合や3.6Vである場合には、同一の期間を経ても目標電圧に達しないことが起こりうる。この問題を解決するには、選択ゲート電圧VSGDの充電時間を十分長くすることが考えられるが、この場合には、書き込み時間が長くなってしまうという問題がある。
特開2004−164407,段落0038
本発明は、選択ゲート電圧のセットアップ時間を短縮して短時間での書き込みを可能にすることができる不揮発性半導体記憶装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る電気的に書き替え可能な複数のメモリセルをNAND接続してなる回路、この回路の一端と共通ソース線との間に接続された第1の選択ゲートトランジスタ、及び前記回路の他端とビット線との間に接続された第2の選択ゲートトランジスタを含むメモリセルユニットを、各メモリセルの制御ゲートが共通のワード線となり、前記第1の選択ゲートトランジスタのゲートが共通の第1の選択ゲートとなり、前記第2の選択ゲートトランジスタのゲートが共通の第2の選択ゲートとなるように複数配列してなるメモリセルアレイと、第1選択ゲート電圧を生成する第1選択ゲート電圧発生回路と、第2選択ゲート電圧の指示値が設定される第2選択ゲート電圧設定回路と、前記設定された指示値に基づいて前記第2選択ゲート電圧を生成する第2選択ゲート電圧発生回路と、書き込み動作時に前記第1選択ゲート電圧発生回路で発生された第1選択ゲート電圧を前記第2の選択ゲートに転送する第1の転送回路と、書き込み動作時に前記第2の選択ゲートに転送された第1選択ゲート電圧を放電させる放電回路と、前記第2選択ゲート電圧設定回路で設定された設定値に応じて前記放電回路の放電特性を選択する放電特性選択回路と、書き込み動作時に前記放電回路で設定値に応じて異なるレベルに放電されたのちの前記第2の選択ゲートに前記第2選択ゲート電圧発生回路で生成された第2選択ゲート電圧を転送する第2の転送回路とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、選択ゲート電圧のセットアップ時間を短縮して短時間での書き込みを可能にすることができる。
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態を説明する。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施の形態に係るNAND型フラッシュメモリのNANDセルアレイ(メモリセルアレイ)10の回路図である。NANDセルアレイ10を構成する1つのNANDセルユニットは、複数個のメモリセルMC0〜MCiを隣接するもの同士で不純物領域(ソース/ドレイン)が共用される形で直列接続してなる回路と、この回路の両端にそれぞれ接続された選択ゲートトランジスタS1,S2とを備えて構成される。第1の選択ゲートトランジスタS1のソースは、ソース線CELSRCに接続されている。第2の選択ゲートトランジスタS2のドレインは、メモリセルMCの配列方向と平行に延びるビット線BL0〜BLjに接続され、各メモリセルMCの制御ゲートは、ビット線BL0〜BLjと直交するワード線WL0〜WLiを構成し、選択ゲートトランジスタS1,S2のゲートは、ビット線3と直交する選択ゲートSGS,SGDを構成している。これら複数のNANDセルユニットが、ワード線WL0〜WLi及び選択ゲートSGS,SGDを共通にしてワード線方向に複数配列されてNANDセルアレイ10が構成されている。
図2は、第1の実施形態に係るNANDセルアレイ10への書き込み時の選択ゲートSGDに対する電圧制御を行う回路を示す回路図である。この回路は、選択ゲートSGDに第1選択電圧VSGを印加し、次に選択ゲートSGDの電荷を放電し、続いてVSGより小さな第2選択電圧VSGDを印加する回路である。
VSGD設定回路20は、例えばROMヒューズからなる回路で、素子の製造段階で第2選択ゲート電圧VSGDとして、その素子に最も適した設定値を記憶する。このVSGD設定回路20の出力は、VSGD発生回路30に供給されている。VSGD発生回路30は、VSGD設定回路20の設定値に基づいて第2選択ゲート電圧VSGDを生成する。生成された第2選択ゲート電圧VSGDは、高耐圧タイプのトランジスタ(以下、「HVトランジスタ」と呼ぶ)からなる転送ゲート40を介してSGDドライバ回路50に供給されている。SGDドライバ回路50は、例えば図3に示すように、第1選択ゲート電圧VSGの転送系と、VSG放電及びVSGD転送系とを有している。VSG転送系は、VSG(例えば4V程度)を生成するVSG発生回路51と、生成されたVSGを駆動するドライブ回路52と、ドライブ回路52から出力されるVSGを出力側に転送するHVトランジスタからなる転送ゲート53とを有する。また、VSG放電及びVSGD転送系は、一方の入出力端をVSG転送系と共通接続したHVトランジスタからなる転送ゲート54を有する。SGDドライバ回路50は、ロウデコーダ60を介してNANDセルアレイ10の選択ゲートSGDに接続されている。
SGDドライバ回路50と転送ゲート40との間には、放電回路70が接続されている。この放電回路70は、3つの放電経路を備えている。第1の放電経路は、最も大きな放電電流を流す経路で、HVトランジスタ71から構成されている。第2の放電経路は、2番目に大きな放電電流を流す経路で、ダイオード接続されたHVトランジスタ72と、これと直列に接続された小電力用タイプのトランジスタ(以下、「LVトランジスタ」と呼ぶ)73とにより構成されている。第3の放電経路は、最も小さな放電電流を流す経路で、ダイオード接続されたHVトランジスタ74,75とLVトランジスタ76とを直列に接続した回路である。なお、ダイオード接続されたHVトランジスタ72,74,75は、LVトランジスタ73,76に高電圧が印加されないように設けられている。また、これらHVトランジスタ71,72,74,75は、求められる放電特性に応じてLVトランジスタ73,76よりもチャネル幅Wが十分に広く設定されている。また、HVトランジスタ71のゲート電圧をLVトランジスタ73,76のゲート電圧よりも高めに設定するようにしても良い。
切替信号生成回路80は、VSGD設定回路20で設定された設定値に基づいて、選択信号SA,SB,SCのいずれか一つだけをアクティブにする。選択信号SA,SB,SCは、ゲート回路81,82,83の一方の入力端に入力されている。ゲート回路81〜83の他方の入力端には、放電期間にアクティブになる制御信号Cが入力されている。ゲート回路81〜83の出力は、それぞれHVトランジスタ71及びLVトランジスタ73,76のゲートに供給されている。これら切替信号生成回路80及びゲート回路81〜83は、放電期間中に何れか一つの放電経路を選択する放電特性選択回路を構成している。
次に、このように構成されたNAND型フラッシュメモリの書込時の動作について説明する。
図4は、書き込み動作を示す各部の波形図である。
まず、時刻t1から時刻t2になると、制御信号Aが立ち上がり、“0”書き込みを行うメモリセルを有するNANDセルユニットに接続されたビット線BLにはVss、それ以外のビット線BLにはVBL(例えばVdd)が与えられ、共通ソース線CELSRCにVSOURCE(>Vss)が与えられ、第1の選択ゲートトランジスタS1の選択ゲートSGSにVssレベルが与えられる。このとき、図3の転送ゲート53がオンとなって第2の選択ゲートSGDに第1選択ゲート電圧VSGが転送される。これにより、選択ゲートトランジスタS1はオフ、選択ゲートトランジスタS2はオンとなり、Vssレベルのビット線BLに接続されたNANDセルユニットのチャネルは、Vssレベルに維持され、VBLレベルのビット線BLに接続されたNANDセルユニットのチャネルは、VBL−Vthまでチャージされる。チャネルがVBL−VthまでチャージされたNANDセルユニットに接続された選択ゲートトランジスタS2はオフとなり、そのNANDセルユニットはフローティング状態となる。
時刻t3になると、制御信号Aが立ち下がり、制御信号B,Cが立ち上がる。これにより、図3の転送ゲート53がオフ、転送ゲート54がオンとなり、選択ゲートSGDにチャージされた第1選択ゲート電圧VSGは、放電回路70を介して放電される。時刻t4になると、制御信号Cが立ち下がって放電動作が停止し、制御信号Dが立ち上がって第2選択ゲート電圧VSGDの転送が開始される。
ここで、例えば放電回路70の放電経路が1つであるとすると、図5に示すように、時刻t3から時刻t4までの放電カーブは1通りとなる。そこで、放電期間(t3−t4)及びその後の第2選択ゲート電圧VSGDの充電期間(t4−t5)をVSGDに想定される中間電圧VSGD_B(例えば2.5V程度)に達するYのタイミングに合わせて設定すると、VSGDがこれよりも低い電圧VSGD_A(例えば1.2V程度)に設定された場合、時刻t4の時点では放電が不足しており、時刻t5では設定された電圧VSGD_Aよりも高いXで示す電圧値になってしまう。また、VSGDが想定電圧VSGD_Bよりも高い電圧VSGD_C(例えば3.6V程度)に設定された場合、時刻t4の時点で放電が進みすぎ、時刻t5では設定された電圧VSGD_Cよりも低いZで示す電圧値になってしまう。
そこで、この第1の実施形態では、第2選択ゲート電圧VSGDの設定電圧に合わせて放電回路70の放電経路を切り替える。図6は、放電経路を切り替えたときの充放電カーブを示している。例えば、VSGD_A<VSGD_B<VSGD_Cとして、VSGDがVSGD_Aである場合には、選択信号SAをアクティブにして、HVトランジスタ71をオン状態にし、VSGDがVSGD_Bである場合には、選択信号SBをアクティブにして、LVトランジスタ73をオン状態にし、VSGDがVSGD_Cである場合には、選択信号SCをアクティブにして、LVトランジスタ76をオン状態にする。放電電流は、HVトランジスタ71>LVトランジスタ73>LVトランジスタ76となるので、図6に示すように、VSGDがVSGD_Aの場合には、時刻t4で放電が十分に進んでおり、VSGDがVSGD_Cの場合には、時刻t4で放電が抑制されている。このように、VSGDの各電圧に合わせた放電特性が得られ、短時間にVSGDのセットアップが完了する。
時刻t5以降は、書き込みを行うメモリセルに対応したワード線WLiに20V程度の書き込み電圧VSELを与え、それ以外のワード線WLに10V程度の中間電圧VUSELに与える。同時に、ビット線BLに、QPW実行のための電圧VBL_QPWを転送する。
[第2の実施形態]
図7は、第2の実施形態に係るNANDセルアレイ10への書き込み時の選択ゲートSGDに対する電圧制御回路を示す回路図である。
この実施形態では、放電回路90が2つの放電経路を有する。第1の経路は、ダイオード接続されたHVトランジスタ91と、LVトランジスタ92との直列回路であり、第2の放電経路は、ダイオード接続されたHVトランジスタ93,94とLVトランジスタ95との直列回路である。第1の経路の放電電流>第2の経路の放電電流の関係となっている。切替信号生成回路100とゲート回路101,102は、放電特性選択回路を構成する。切替信号生成回路100は、VSGDがVSGD_Aのときは、選択信号SD,SEを両方アクティブにして、第1及び第2の放電経路を介して放電電流を流す。また、切替信号生成回路100は、VSGDがVSGD_Bのときは、選択信号SDのみをアクティブにして、第1の放電経路のみを介して放電電流を流す。更に、切替信号生成回路100は、VSGDがVSGD_Cのときは、選択信号SEのみをアクティブにして、第2の放電経路のみを介して放電電流を流す。
これにより、第1の実施形態と同様、VSGDの各電圧に合わせた放電特性が得られ、短時間にVSGDのセットアップが完了する。また、この第2の実施形態は、第1の実施形態よりも少ないトランジスタ数で放電回路を構成することができる。
[第3の実施形態]
図8は、第3の実施形態に係るNANDセルアレイ10への書き込み時の選択ゲートSGDに対する電圧制御回路を示す回路図である。
この実施形態では、放電回路110が、3つのHVトランジスタ111,112,113を並列に接続して構成され、VSGDの大きさによってオンするトランジスタの数を変えるようにしたものである。切替信号生成回路120とゲート回路121,122,123は、放電特性選択回路を構成する。切替信号生成回路120は、VSGDがVSGD_Aのときは、選択信号SF,SG,SHをアクティブにして、3つのHVトランジスタ111〜113をオン状態にし、VSGDがVSGD_Bのときは、選択信号SF,SGをアクティブにして、2つのHVトランジスタ111,112をオン状態にし、VSGDがVSGD_Cのときは、選択信号SFのみをアクティブにして、HVトランジスタ111のみをオン状態にする。
これにより、第1の実施形態と同様、VSGDの各電圧に合わせた放電特性が得られ、短時間にVSGDのセットアップが完了する。この実施形態によっても第1の実施形態よりも少ないトランジスタ数で放電回路を構成することができる。
[第4の実施形態]
図9は、第4の実施形態に係るNANDセルアレイ10への書き込み時の選択ゲートSGDに対する電圧制御回路を示す回路図である。
本実施形態では、放電回路130が、1つのHVトランジスタ131から構成されている。HVトランジスタ131のゲート電圧Vgは、VSGD設定回路20の設定値に基づきゲート電圧制御回路140から供給される。放電特性選択回路としてのゲート電圧制御回路140は、VSGDがVSGD_Aのときは、ゲート電圧Vgaを出力し、VSGDがVSGD_Bのときは、ゲート電圧Vgbを出力し、VSGDがVSGD_Cのときは、ゲート電圧Vgcを出力する。ここで、Vga>Vgb>Vgcである。
これにより、第1の実施形態と同様、VSGDの各電圧に合わせた放電特性が得られ、短時間にVSGDのセットアップが完了する。この実施形態によれば、前述したいずれの実施形態よりも少ないトランジスタ数で放電回路を構成することができる。
[第5の実施形態]
図10は、第5の実施形態に係るNANDセルアレイ10への書き込み時の選択ゲートSGDに対する電圧制御回路を示す回路図である。
この実施形態では、放電回路150がダイオード接続されたHVトランジスタ151とLVトランジスタ152の直列回路で構成され、LVトランジスタ152のオン時間をVSGDの電圧値によってコントロールしている。放電特性選択回路としてのタイマー160は、VSGDがVSGD_Aのときは、オン信号ST1でLVトランジスタ152を制御し、VSGDがVSGD_Bのときは、オン信号ST2でLVトランジスタ152を制御し、VSGDがVSGD_Cのときは、オン信号ST3でLVトランジスタ152を制御する。ここで、オン時間は、ST1>ST2>ST3である。
図11は、この実施形態における放電回路150の放電特性を示すグラフである。トランジスタ151,152からなる放電経路の放電能力を最大限に高めておき、VSGDがVSGD_Aのときの放電時間ST1を上述した各実施形態と同じに設定しておけば、VSGDがVSGD_B,VSGD_Cのときは、VSGD_Aのときの放電終了時刻t41よりも早い時刻t42,t43に放電を終了させることにより、より高い電圧からの充電が可能になる。
これにより、第1の実施形態と同様、短時間にVSGDのセットアップが完了する。
本発明の第1の実施形態に係るNAND型フラッシュメモリのNANDセルアレイの回路図である。 本発明の第1の実施形態の要部の回路図である。 図2におけるSGDドライバ回路の回路図である。 第1の実施形態の動作を説明するための波形図である。 第1の実施形態の動作を説明するための波形図である。 第1の実施形態の動作を説明するための波形図である。 本発明の第2の実施形態の要部の回路図である。 本発明の第3の実施形態の要部の回路図である。 本発明の第4の実施形態の要部の回路図である。 本発明の第5の実施形態の要部の回路図である。 第5の実施形態の動作を説明するための波形図である。
符号の説明
10…NANDセルアレイ、20…VSGD設定回路、30…VSGD発生回路、40…転送ゲート、50…SGDドライバ回路、60…ロウデコーダ、70,90,110,130,150…放電回路、80,100,120…切替信号生成回路、140…ゲート電圧制御回路、160…タイマー。

Claims (5)

  1. 電気的に書き替え可能な複数のメモリセルをNAND接続してなる回路、この回路の一端と共通ソース線との間に接続された第1の選択ゲートトランジスタ、及び前記回路の他端とビット線との間に接続された第2の選択ゲートトランジスタを含むメモリセルユニットを、各メモリセルの制御ゲートが共通のワード線となり、前記第1の選択ゲートトランジスタのゲートが共通の第1の選択ゲートとなり、前記第2の選択ゲートトランジスタのゲートが共通の第2の選択ゲートとなるように複数配列してなるメモリセルアレイと、
    第1選択ゲート電圧を生成する第1選択ゲート電圧発生回路と、
    第2選択ゲート電圧の指示値が設定される第2選択ゲート電圧設定回路と、
    前記設定された指示値に基づいて前記第2選択ゲート電圧を生成する第2選択ゲート電圧発生回路と、
    書き込み動作時に前記第1選択ゲート電圧発生回路で発生された第1選択ゲート電圧を前記第2の選択ゲートに転送する第1の転送回路と、
    書き込み動作時に前記第2の選択ゲートに転送された第1選択ゲート電圧を放電させる放電回路と、
    前記第2選択ゲート電圧設定回路で設定された設定値に応じて前記放電回路の放電特性を選択する放電特性選択回路と、
    書き込み動作時に前記放電回路で設定値に応じて異なるレベルに放電されたのちの前記第2の選択ゲートに前記第2選択ゲート電圧発生回路で生成された第2選択ゲート電圧を転送する第2の転送回路と
    を備えたことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 前記放電特性選択回路は、前記第2選択ゲート電圧の設定値が小さいほど、前記放電電流が大きくなるように前記放電回路の放電特性を選択することを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 前記放電回路は、放電電流が異なる複数の放電経路を有し、
    前記放電特性選択回路は、前記複数の放電経路の1つ又は複数を前記第2選択ゲート電圧設定回路で設定された設定値に応じて選択する
    ことを特徴とする請求項2記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 前記放電回路は、ゲート電圧に応じて放電電流が変化するトランジスタを有し、
    前記放電特性選択回路は、前記第2選択ゲート電圧設定回路で設定された設定値に応じて前記トランジスタのゲート電圧を選択する
    ことを特徴とする請求項2記載の不揮発性半導体記憶装置。
  5. 前記放電特性選択回路は、前記第2選択ゲート電圧設定回路の設定値が大きいほど、前記放電回路の放電時間を短くすることを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
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