JP4434298B2 - 携帯型スクリーン - Google Patents

携帯型スクリーン Download PDF

Info

Publication number
JP4434298B2
JP4434298B2 JP2008252651A JP2008252651A JP4434298B2 JP 4434298 B2 JP4434298 B2 JP 4434298B2 JP 2008252651 A JP2008252651 A JP 2008252651A JP 2008252651 A JP2008252651 A JP 2008252651A JP 4434298 B2 JP4434298 B2 JP 4434298B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
portable screen
screen
portable
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008252651A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009211041A (ja
Inventor
史夫 湯沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2008252651A priority Critical patent/JP4434298B2/ja
Priority to CN2009100043326A priority patent/CN101504509B/zh
Priority to US12/367,356 priority patent/US8184213B2/en
Publication of JP2009211041A publication Critical patent/JP2009211041A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4434298B2 publication Critical patent/JP4434298B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/54Accessories
    • G03B21/56Projection screens
    • G03B21/58Projection screens collapsible, e.g. foldable; of variable area

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)

Description

本発明は、携帯型スクリーンに関する。
近年、プロジェクタの小型化と相俟って、持ち運びに便利な携帯型スクリーンに対する
需要が高まってきている。このような携帯型スクリーンとして、複数の連結部材を連結さ
せることにより枠体を構成することが可能な携帯型スクリーンが開示されている(例えば
、特許文献1参照。)。
特開2005−221609号公報
しかしながら、従来の携帯型スクリーンにおいては、携帯型スクリーンを広げる時には
、複数の連結部材を連結させて枠体を作った後、当該枠体にスクリーンシートを取り付け
なければならず、また、携帯型スクリーンを片付ける時には、枠体からスクリーンシート
を取り外した後、複数の連結部材をばらばらに分解しなければならないため、携帯型スク
リーンを広げたり片付けたりするのに相当な時間と手間がかかるという問題がある。
そこで、本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、携帯型スクリー
ンを広げたり片付けたりするのに要する時間や手間を大幅に省くことが可能な携帯型スク
リーンを提供することを目的とする。
本発明の携帯型スクリーンは、矩形状の枠体と、前記枠体内に張設され、画像投写面を
有するスクリーンシートとを備え、前記枠体を構成する2組の対辺のうち一方の対辺側は
、当該辺に沿って前記枠体を伸縮可能に構成されており、前記枠体を構成する2組の対辺
のうち他方の対辺側は、前記枠体を展開又は折り畳み可能に構成されていることを特徴と
する。
本発明の携帯型スクリーンによれば、枠体における一方の対辺側は伸縮可能に構成され
ており、枠体における他方の対辺側は、枠体を展開又は折り畳み可能に構成されているた
め、携帯型スクリーンを広げる場合には、枠体を一方の対辺に沿った方向(以下、伸縮方
向ということもある。)に沿って伸ばし、枠体を他方の対辺に沿った方向(以下、展開・
折り畳み方向)に展開させることにより、プロジェクタの画像を投写しても問題のない大
きさにまで携帯型スクリーンを広げることができる。また、携帯型スクリーンを片付ける
場合には、枠体を展開・折り畳み方向に折り畳み、枠体を伸縮方向に沿って縮めることに
より、携帯可能な大きさにまで携帯型スクリーンを小さくすることができる。つまり、本
発明の携帯型スクリーンによれば、伸縮方向に沿って伸縮させることと、展開・折り畳み
方向に沿って展開又は折り畳むことという、たった2回のアクションで携帯型スクリーン
を広げたり片付けたりすることができるため、携帯型スクリーンを広げたり片付けたりす
るのに要する時間や手間を大幅に省くことが可能となる。
また、本発明の携帯型スクリーンによれば、携帯型スクリーンを広げたり片付けたりす
るにあたって、後述する図6及び図7から分かるように、枠体にスクリーンシートを取り
付けたままでもよいことから、この点からも、広げたり片付けたりするのに要する時間や
手間を大幅に省くことが可能な携帯型スクリーンであると言える。
また、本発明の携帯型スクリーンによれば、枠体の一方の対辺側を縮めるとともに他方
の対辺側を折り畳むこととしているため、携帯型スクリーンを片付けたとき(折り畳んだ
とき)の大きさが比較的小さなものとなる。その結果、携帯性に非常に優れた携帯型スク
リーンとなる。
本発明の携帯型スクリーンにおいては、前記枠体における前記一方の対辺側には、前記
枠体を伸ばした状態を維持するためのロック機構が配設されていることが好ましい。
携帯型スクリーンを広げるときには、ロック機構でロックすることにより、枠体を伸ば
した状態を維持することができるとともに、携帯型スクリーンを片付けるときには、ロッ
ク機構のロックを解除することにより、枠体を容易に縮めることができる。
本発明の携帯型スクリーンにおいては、前記枠体における前記他方の対辺側には、前記
枠体を展開させた状態を維持するためのロック機構が配設されていることが好ましい。
携帯型スクリーンを広げるときには、ロック機構でロックすることにより、枠体を展開
させた状態を維持することができるとともに、携帯型スクリーンを片付けるときには、ロ
ック機構のロックを解除することにより、枠体を容易に折り畳むことができる。
本発明の携帯型スクリーンにおいては、前記スクリーンシートは、前記枠体を折り畳ん
だときに前記画像投写面が内向きとなるように、前記枠体内に張設されていることが好ま
しい。
このように構成することにより、携帯型スクリーンを搬送しているときに、画像投写面
に汚れが付着したり傷が付いたりするのを抑制することが可能となる。
本発明の携帯型スクリーンにおいては、前記スクリーンシートは、前記枠体における前
記他方の対辺側でのみ前記枠体に張設されており、前記スクリーンシートの端部のうち前
記枠体における前記一方の対辺側の2つの端部には、前記一方の対辺の辺方向に沿って、
複数の板状部材が並列配置されていることが好ましい。
このように構成することにより、枠体を折り畳んだときに、スクリーンシートが比較的
乱れずに綺麗に折り畳まれるようになり、スクリーンシートに生じる不規則なシワの発生
を抑制することが可能となる。
本発明の携帯型スクリーンにおいては、前記スクリーンシートにおける前記2つの端部
のそれぞれに配置される前記板状部材の数は、奇数であることが好ましい。
スクリーンシートの片側端部に配置される板状部材の数が奇数であると、枠体の伸縮方
向に沿ってスクリーンシートが折られる回数は偶数となる。この回数が仮に奇数であると
、例えば1回であれば、スクリーンシートはV字状に折られることとなるが、この場合、
枠体における他方の対辺側では枠体とスクリーンシートとは繋がっているため、スクリー
ンシートは不自然な折り畳み状態となってしまう(後述する図8(b)及び図9(b)参
照。)。
これに対し、本発明の携帯型スクリーンによれば、上述のように枠体の伸縮方向に沿っ
てスクリーンシートが折られる回数は偶数であるため、後述する図2(b)から分かるよ
うに、スクリーンシートは枠体内で綺麗に折り畳まれることとなる。その結果、スクリー
ン搬送時におけるスクリーンシートのシワや損傷の発生を抑制することが可能となる。
本発明の携帯型スクリーンにおいては、前記スクリーンシートにおける前記2つの端部
のそれぞれには、配置された前記板状部材の両表面を前記スクリーンシートで覆うような
折り返し処理がなされていることが好ましい。
このように構成することにより、板状部材が配置された部分についても画像投写面とし
て広く利用することができる。
また、スクリーンシートの端部に上記の折り返し処理がなされていないと、枠体を折り
畳んだとき、または折り畳んだ状態の携帯型スクリーンを搬送している際に、板状部材が
意図せずにスクリーンシートに接触してスクリーンシートが損傷してしまう場合もあり得
るが、上記のように構成することにより、そのような損傷の発生を未然に防止することが
可能となる。
本発明の携帯型スクリーンにおいては、前記板状部材は、プラスチック板であることが
好ましい。
板状部材として比較的重量のある部材を用いた場合には、枠体を展開させたときに、ス
クリーンシートの端部が曲がってしまったりシワが発生したりすることも考えられるが、
本発明の携帯型スクリーンによれば、板状部材として比較的軽量なプラスチック板を用い
ているため、枠体を展開させたときに、スクリーンシートの端部が曲がってしまったりシ
ワが発生したりするのを抑制することが可能となる。また、板状部材が複数配置されてい
ることに起因する携帯型スクリーン全体の重量に与える影響を、極力抑制することが可能
となる。
本発明の携帯型スクリーンにおいては、前記一方の対辺側を構成する前記枠体は、伸縮
フレームからなることが好ましい。
このように構成することにより、枠体を伸縮方向に沿って比較的容易に伸縮させること
ができる。
本発明の携帯型スクリーンにおいては、前記他方の対辺側を構成する前記枠体は、複数
のフレーム片と、前記複数のフレーム片をそれぞれ回動可能な状態で連結するヒンジ部材
とからなることが好ましい。
このように構成することにより、枠体を展開・折り畳み方向に沿って比較的容易に展開
又は折り畳むことができる。
以下、本発明の携帯型スクリーンについて、図に示す実施の形態に基づいて説明する。
[実施形態1]
図1及び図2は、実施形態1に係る携帯型スクリーン1を説明するために示す図である
。図1(a)は携帯型スクリーン1を画像投写面52側から見たときの斜視図であり、図
1(b)は携帯型スクリーン1を画像投写面52とは反対側から見たときの斜視図である
。図2(a)は携帯型スクリーン1を折り畳んだときの斜視図であり、図2(b)はスク
リーンシート50の折り畳み状態を説明するために示す携帯型スクリーン1の側面図であ
る。
図3は、実施形態1に係る携帯型スクリーン1の伸縮フレームを説明するために示す図
である。図3(a)はフレーム片12c〜18cを伸ばした状態を示す斜視図であり、図
3(b)はフレーム片12c〜18cを縮めた状態を示す斜視図である。
図4は、実施形態1に係る携帯型スクリーン1のヒンジ部材を説明するために示す図で
ある。なお、図4においては、複数のヒンジ部材のうち2つのヒンジ部材40c,44c
のみを拡大して図示している。
図5は、板状部材を説明するために示す図である。図5(a)は板状部材62aの斜視
図であり、図5(b)はスクリーンシート50での折り返し処理を説明するために示すス
クリーンシート50の断面図である。
なお、図面に示すスクリーンシート50の画像投写面52について、発明の理解を容易
にするため、スクリーンシート50の2つの面のうち画像投写面52が形成された方の面
を白色で図示し、画像投写面52が形成されていない方の面を灰色で図示している。
実施形態1に係る携帯型スクリーン1は、図1に示すように、平面視矩形状(平面視四
角形状)の枠体10と、枠体10内に張設されたスクリーンシート50と、スクリーンシ
ート50の端部に配置された6つの板状部材62a〜66a,62b〜66bとを備える
、携帯型のスクリーンである。
枠体10は、枠体10の短辺方向に沿ってそれぞれ3つずつ配置されるフレーム片12
a〜16a,12b〜16bと、枠体10の長辺方向に沿ってそれぞれ4つずつ配置され
るフレーム片12c〜18c,12d〜18dと、枠体10の四隅に配置され、各フレー
ム片を連結するためのジョイント部材20〜26と、フレーム片12c〜18c,12d
〜18dをそれぞれ回動可能な状態で連結するヒンジ部材40c〜44c,40d〜44
dと、枠体10の短辺側に配設されるロック機構30a,32a,30b,32bと、枠
体10の長辺側に配設されるロック機構30c〜34c,30d〜34dとを有する。
なお、枠体10の短辺側の2辺が、本発明における「一方の対辺」に相当し、枠体10
の長辺側の2辺が、本発明における「他方の対辺」に相当する。
また、枠体10の短辺に沿った方向が、本発明における「一方の対辺に沿った方向」又
は「伸縮方向」に相当し、枠体10の長辺に沿った方向が、本発明における「他方の対辺
に沿った方向」又は「展開・折り畳み方向」に相当する。
枠体10の短辺方向に配置されるフレーム片12a〜16a,12b〜16bのそれぞ
れは、ほぼ同じ長さの断面矩形状のアルミフレームからなる。これらフレーム片12a〜
16a,12b〜16bは、短辺方向に沿って2段階で伸縮可能に構成された伸縮フレー
ムであって、フレーム片12a,12bの一方端部に、フレーム片12a,12bよりも
細いフレーム片14a,14bが摺動可能に配置され、フレーム片14a,14bの一方
端部に、フレーム片14a,14bよりも細いフレーム片16a,16bが摺動可能に配
置されている。
また、図1(b)及び図3(a)に示すように、フレーム片12aとフレーム片14a
との間には、ロック機構30aが配設されている。フレーム片14aとフレーム片16a
との間、フレーム片12bとフレーム片14bとの間及びフレーム片14bとフレーム片
16bとの間にも、それぞれロック機構32a,30b,32bが配設されている。これ
らロック機構30a,32a,30b,32bは、図示による説明は省略するが、押下可
能な突起部と当該突起部に対応する嵌合孔とからなり、一方のフレーム片の端部に突起部
が設けられ、他方のフレーム片の端部に嵌合孔が設けられている。枠体10を短辺に沿っ
た方向に伸ばすときには、嵌合孔の位置に突起部が来るまで各フレーム片12a〜16a
,12b〜16bを引っ張ることで、ロック機構30a,32a,30b,32bのロッ
クが働く。一方、枠体10を短辺に沿った方向に縮めるときには、突起部を押下すること
でロック機構30a,32a,30b,32bのロックが解除される。その結果、各フレ
ーム片12a〜16a,12b〜16bを押し込むことにより、枠体10を短辺に沿った
方向に縮めることができる。
枠体10の長辺方向に配置されるフレーム片12c〜18c,12d〜18dのそれぞ
れは、断面矩形状のアルミフレームからなる。フレーム片12c,18c,12d,18
dの長さはほぼ同じ長さであり、フレーム片14c,16c,14d,16dの長さは、
図1及び図2(a)から分かるように、フレーム片12c,18c,12d,18dより
も短い。フレーム片12c〜18cのそれぞれの間及びフレーム片12d〜18dのそれ
ぞれの間には、枠体10を折り畳んだときにW字状に折り畳まれるように、ヒンジ部材4
0c〜44c,40d〜44dが配設されており、枠体10を展開又は折り畳み可能に構
成されている。
また、各ヒンジ部材40c〜44c,40d〜44dには、ロック機構30c〜34c
,30d〜34dが配設されている。図4に示すロック機構30cをもとに説明すると、
ロック機構30cは、突起部a1と当該突起部に対応する嵌合部a2とからなる。枠体1
0を展開するときには、ヒンジ部材40cを回動させて嵌合部a2に突起部a1を嵌合さ
せることで、ロック機構30cのロックが働く。一方、枠体10を折り畳むときには、ヒ
ンジ部材40cを回動させて嵌合部a2と突起部a1との嵌合状態を解除することで、ロ
ック機構30cのロックが解除される。他のロック機構32c,34c,30d〜34d
も、ロック機構30cと同様に構成されている。
スクリーンシート50は、一方の面に画像投写面52を有し、枠体10を折り畳んだと
きに画像投写面52が内向きとなるように、枠体10内に張設されている(後述する図7
(b)及び図7(c)参照。)。また、スクリーンシート50は、図1に示すように、フ
レーム片12c〜18c,12d〜18dとは接しているが、フレーム片12a〜16a
,12b〜16bとは接していない。つまり、スクリーンシート50は、枠体10の長辺
側でのみ枠体10に張設されている。
板状部材62aは、図5(a)に示すように、平面視矩形状の薄い透明なプラスチック
板からなる。他の板状部材64a,66a,62b〜66bも、板状部材62aと同様の
構成を有する。
板状部材62a〜66a,62b〜66bは、図1に示すように、スクリーンシート5
0の短辺側の端部にそれぞれ3つずつ配置されている。また、これら板状部材62a〜6
6a,62b〜66bは、長辺方向に沿って見たときに並列して配置されている。言い換
えれば、板状部材62a〜66a,62b〜66bの配置は、ヒンジ部材42c,42d
を通る直線で見たときに対称形である。
スクリーンシート50における短辺側の端部のそれぞれには、配置された板状部材62
a〜66a,62b〜66bの両表面をスクリーンシート50で覆うような折り返し処理
がなされている(図5(b)参照。)。なお、この折り返し処理がなされている部分のス
クリーンシート50の端部は、スクリーンシート同士が接着されていてもよいし、スクリ
ーンシート同士が縫い合わされていてもよい。
ここで、実施形態1に係る携帯型スクリーン1を広げるときの動作及び片付けるときの
動作について、図6及び図7を用いて説明する。
図6は、実施形態1に係る携帯型スクリーン1を広げるときの動作を説明するために示
す図である。図6(a)は折り畳んだ状態の携帯型スクリーン1の斜視図であり、図6(
b)は枠体10を短辺方向に沿って伸ばしたときの様子を示す斜視図であり、図6(c)
は枠体10を長辺方向に沿って展開しているときの様子を示す斜視図であり、図6(d)
は図6(c)とは異なる方向から見たときの斜視図であり、図6(e)は枠体10を展開
し終えたときの様子を示す斜視図である。
図7は、実施形態1に係る携帯型スクリーン1を片付けるときの動作を説明するために
示す図である。図7(a)は広げた状態の携帯型スクリーン1の斜視図であり、図7(b
)は枠体10を長辺方向に沿って折り畳んでいるときの様子を示す斜視図であり、図7(
c)は図7(b)とは異なる方向から見たときの斜視図であり、図7(d)は枠体10を
短辺方向に沿って縮める前の様子を示す斜視図であり、図7(e)は枠体10を縮め終え
たときの様子を示す斜視図である。
図6(a)に示す状態の携帯型スクリーン1を広げる場合には、伸縮フレームを伸ばし
て枠体10を短辺に沿った方向に沿って伸ばし(図6(b)参照。)、ヒンジ部材40c
〜44c,40d〜44dを回動させて枠体10を長辺に沿った方向に展開させることに
より(図6(c)及び図6(d)参照。)、プロジェクタの画像を投写しても問題のない
大きさ(例えば40インチ程度。)にまで携帯型スクリーン1を広げることができる(図
6(e)参照。)。
一方、図7(a)に示す状態の携帯型スクリーン1を片付ける場合には、ヒンジ部材4
0c〜44c,40d〜44dを回動させて枠体10を折り畳み(図7(b)及び図7(
c)参照。)、伸縮フレームを縮めて枠体10を短辺方向に沿って縮めることにより(図
7(d)参照。)、携帯可能な大きさ(例えばA4サイズ程度。)にまで携帯型スクリー
ン1を小さくすることができる(図7(e)参照。)。
つまり、実施形態1に係る携帯型スクリーン1によれば、短辺方向に沿って伸縮させる
ことと、長辺方向に沿って展開又は折り畳むことという、たった2回のアクションで携帯
型スクリーン1を広げたり片付けたりすることができるため、携帯型スクリーン1を広げ
たり片付けたりするのに要する時間や手間を大幅に省くことが可能となる。
また、実施形態1に係る携帯型スクリーン1によれば、携帯型スクリーン1を広げたり
片付けたりするにあたって、図6及び図7から分かるように、枠体10にスクリーンシー
ト50を取り付けたままでもよいことから、この点からも、広げたり片付けたりするのに
要する時間や手間を大幅に省くことが可能な携帯型スクリーンであると言える。
また、実施形態1に係る携帯型スクリーン1によれば、平面視矩形状の枠体10の両辺
(短辺及び長辺)を縮める又は折り畳むこととしているため、携帯型スクリーン1を片付
けたとき(折り畳んだとき)の大きさが比較的小さなものとなる。その結果、携帯性に非
常に優れた携帯型スクリーンとなる。
実施形態1に係る携帯型スクリーン1においては、枠体10の短辺側には、枠体10を
伸ばした状態を維持するためのロック機構30a,32a,30b,32bが配設されて
いる。これにより、携帯型スクリーン1を広げるときには、ロック機構30a,32a,
30b,32bでロックすることにより、枠体10を伸ばした状態を維持することができ
るとともに、携帯型スクリーン1を片付けるときには、ロック機構30a,32a,30
b,32bのロックを解除することにより、枠体10を容易に縮めることができる。
実施形態1に係る携帯型スクリーン1においては、枠体10の長辺側には、枠体10を
展開させた状態を維持するためのロック機構30c〜34c,30d〜34dが配設され
ている。これにより、携帯型スクリーン1を広げるときには、ロック機構30c〜34c
,30d〜34dでロックすることにより、枠体10を展開させた状態を維持することが
できるとともに、携帯型スクリーン1を片付けるときには、ロック機構30c〜34c,
30d〜34dのロックを解除することにより、枠体10を容易に折り畳むことができる
実施形態1に係る携帯型スクリーン1においては、スクリーンシート50は、枠体10
を折り畳んだときに画像投写面52が内向きとなるように、枠体10内に張設されている
ため、携帯型スクリーン1を搬送しているときに、画像投写面52に汚れが付着したり傷
が付いたりするのを抑制することが可能となる。
実施形態1に係る携帯型スクリーン1においては、スクリーンシートの端部のうち複数
の板状部材62a〜66a,62b〜66bが配置された端部は、上記のような折り返し
処理がなされているため、板状部材62a〜66a,62b〜66bが配置された部分に
ついても画像投写面として広く利用することができる。また、スクリーン搬送時において
、板状部材が剥き出しで配置された場合におけるスクリーンシートの損傷の発生を未然に
防止することが可能となる。
実施形態1に係る携帯型スクリーン1によれば、板状部材62a〜66a,62b〜6
6bとして比較的軽量なプラスチック板を用いているため、枠体10を展開させたときに
、スクリーンシート50の端部が曲がってしまったりシワが発生したりするのを抑制する
ことが可能となる。また、板状部材が複数配置されていることに起因する携帯型スクリー
ン全体の重量に与える影響を、極力抑制することが可能となる。
実施形態1に係る携帯型スクリーン1においては、短辺側を構成する枠体10は、伸縮
フレームからなるため、枠体10を短辺方向に沿って比較的容易に伸縮させることができ
る。
実施形態1に係る携帯型スクリーン1においては、長辺側を構成する枠体10は、フレ
ーム片12c〜18c,12d〜18dと、フレーム片12c〜18c,12d〜18d
をそれぞれ回動可能な状態で連結するヒンジ部材40c〜44c,40d〜44dとを有
するため、枠体10を長辺方向に沿って比較的容易に展開又は折り畳むことができる。
実施形態1に係る携帯型スクリーン1においては、各フレーム片がアルミフレームから
なるため、比較的高いフレーム強度を得ることができる。
実施形態1に係る携帯型スクリーン1においては、スクリーンシート50は、枠体10
の長辺側、すなわち、ヒンジ部材40c〜44c,40d〜44dが配設された側でのみ
枠体10に張設されており、スクリーンシートの短辺側の端部には、上記した複数の板状
部材62a〜66a,62b〜66bが配置されている。
これにより、枠体10を折り畳んだときに、スクリーンシート50が比較的乱れずに綺
麗に折り畳まれるようになり、スクリーンシート50に生じる不規則なシワの発生を抑制
することが可能となる。
ここで、実施形態1の比較例に係る携帯型スクリーンをもとにして、実施形態に係る携
帯型スクリーン1をさらに詳細に説明する。
図8は、比較例1に係る携帯型スクリーン800を説明するために示す図である。図8
(a)は携帯型スクリーン800の斜視図であり、図8(b)はスクリーンシート50の
折り畳み状態を説明するために示す携帯型スクリーン800の側面図である。
図9は、比較例2に係る携帯型スクリーン900を説明するために示す図である。図9
(a)は携帯型スクリーン900の斜視図であり、図9(b)はスクリーンシート50の
折り畳み状態を説明するために示す携帯型スクリーン900の側面図である。
なお、図8及び図9において、図1と同一の部材については同一の符号を付し、詳細な
説明は省略する。
比較例1に係る携帯型スクリーン800は、基本的には実施形態に係る携帯型スクリー
ン1と同様の構成を有するが、伸縮フレームの構成及び板状部材の数が、実施形態に係る
携帯型スクリーン1とは異なる。
すなわち、比較例1に係る携帯型スクリーン800においては、図8(a)に示すよう
に、枠体810の短辺方向に沿って配置されるフレーム片はそれぞれ2つであり、1段階
でしか伸縮することができないように構成されている。また、板状部材862a,864
a,862b,864bは、短辺方向に沿って配置されるフレーム片の数に合わせて、ス
クリーンシート50の短辺側の端部にそれぞれ2つずつ配置されている。また、板状部材
862a,864a,862b,864bの長さは、フレーム片812a,814a,8
12b,814bの長さとほぼ同じであり、板状部材862a,864a,862b,8
64bの長さとフレーム片812a,814a,812b,814bの長さとが対応して
いる。
このように構成された比較例1に係る携帯型スクリーン800を折り畳んだ場合、スク
リーンシート50の片側端部に配置される板状部材の数が2つであるため、スクリーンシ
ート50が折られる回数は1回となり、図8(b)に示すように、スクリーンシート50
はV字状(くの字状)に折られることとなる。このとき、枠体810の長辺側では枠体8
10とスクリーンシート50とは繋がっているため、スクリーンシート50は不自然な折
り畳み状態(枠体810からスクリーンシート50が飛び出した状態)となってしまう。
また、伸縮フレームが1段階でしか伸縮しないため、携帯型スクリーン800を折り畳ん
だときの短辺方向(伸縮方向)の長さが比較的長くなってしまい、携帯型スクリーン80
0を片付けたとき(折り畳んだとき)の大きさが、実施形態1の携帯型スクリーン1に比
べると大きくなってしまう。
また、比較例2に係る携帯型スクリーン900は、基本的には実施形態1に係る携帯型
スクリーン1と同様の構成を有するが、板状部材の数が、実施形態1に係る携帯型スクリ
ーン1とは異なる。
すなわち、比較例2に係る携帯型スクリーン900においては、図9(a)に示すよう
に、板状部材962a,964a,962b,964bは、スクリーンシート50の短辺
側の端部にそれぞれ2つずつ配置されている。なお、板状部材962a,964a,96
2b,964bの長さは、フレーム片12a〜16a,12b〜16bの長さよりも長い
このように構成された比較例2に係る携帯型スクリーン900を折り畳んだ場合、スク
リーンシート50の片側端部に配置される板状部材の数が2つであるため、スクリーンシ
ート50が折られる回数は1回となり、図9(b)に示すように、スクリーンシート50
はV字状(くの字状)に折られることとなる。このとき、枠体10の長辺側では枠体10
とスクリーンシート50とは繋がっているため、スクリーンシート50は不自然な折り畳
み状態(枠体10からスクリーンシート50が飛び出した状態)となってしまう。また、
板状部材962a,964a,962b,964bの長さとフレーム片12a〜16a,
12b〜16bの長さとが対応していないため、携帯型スクリーン900を折り畳んだと
きの状態を見ると、比較例1の携帯型スクリーン800のときよりもさらに枠体10から
スクリーンシート50が飛び出した状態となってしまっている。
これに対し、実施形態1に係る携帯型スクリーン1によれば、スクリーンシート50の
片側端部に配置される板状部材の数が3つであるため、スクリーンシート50が折られる
回数は2回となり、図2(b)に示すように、スクリーンシート50は枠体10内で略N
字状に綺麗に折り畳まれることとなる。また、板状部材62a〜66a,62b〜66b
の長さとフレーム片12a〜16a,12b〜16bの長さとが対応しているため、この
ことからも、スクリーンシート50は枠体内で綺麗に折り畳まれることとなる。その結果
、スクリーン搬送時におけるスクリーンシート50のシワや損傷の発生を抑制することが
可能となる。
[実施形態2]
図10は、実施形態2に係る携帯型スクリーン2を説明するために示す図である。図1
0(a)はフレーム片112a〜116a,112b〜116bを伸ばした状態を示す斜
視図であり、図10(b)はフレーム片112a〜116a,112b〜116bを縮め
た状態を示す斜視図である。なお、図10においては、スクリーンシートの図示を省略し
ている。
図11は、実施形態2に係る携帯型スクリーン2における枠体を伸ばした状態を維持す
るためのロック機構130aを説明するために示す図である。図11(a)はフレーム片
112aとフレーム片114aとをロックするための第1ロック機構174aを示す図で
あり、図11(b)はフレーム片114aとフレーム片116aとをロックするための第
2ロック機構180aを示す図である。
図12は、実施形態2に係る携帯型スクリーン2における枠体を展開させた状態を維持
するためのロック機構130cを説明するために示す図である。図12(a)はヒンジ部
材140cの斜視図であり、図12(b)は図12(a)とは異なる角度から見たときの
ヒンジ部材140cの斜視図であり、図12(c)はロック機構130cを模式的に示す
図である。なお、図12においては、複数のヒンジ部材のうち1つのヒンジ部材140c
のみを拡大して図示している。
図13は、実施形態2に係る携帯型スクリーン2における枠体を展開させた状態を維持
するためのロック機構130cを説明するために示す図である。図13(a)は携帯型ス
クリーン2を折り畳んだときのロック機構130cを示す図であり、図13(b)は携帯
型スクリーン2を展開する途中のロック機構130cを示す図であり、図13(c)は携
帯型スクリーン2を展開したときのロック機構130cを示す図である。
実施形態2に係る携帯型スクリーン2は、基本的には実施形態1に係る携帯型スクリー
ン1と同様の構成を有するが、枠体を伸ばした状態を維持するためのロック機構の構成及
び枠体を展開させた状態を維持するためのロック機構の構成が実施形態1に係る携帯型ス
クリーン1とは異なる。
すなわち、実施形態2に係る携帯型スクリーン2においては、枠体を伸ばした状態を維
持するためのロック機構130aは、図10及び図11に示すように、フレーム片112
aとフレーム片114aとをロックするための第1ロック機構174a(ロックピン17
0a及び嵌合孔172a)、フレーム片114aとフレーム片116aとをロックするた
めの第2ロック機構180a(ロックピン176a及び嵌合孔178a)、伸縮フレーム
132aの上部に配設されるロック解除ボタン182a、ロック解除ボタン182aと連
結され第1ロック機構174aのロックを解除する第1ロック解除部材184a及び第2
ロック機構180aのロックを解除する第2ロック解除部材190aを備える。
第1ロック解除部材184aは、第1ロック解除部材184aがフレーム片112aの
内部を移動できるようにガイドするためのガイド部186a及びロックピン170aの凹
部173aと嵌合して第1ロック機構174aのロックを解除するためのロック解除部1
88aを有する。また、第2ロック解除部材190aは、フレーム片112aに取り付け
られ、ロックピン176aの凹部179aと嵌合して第2ロック機構180aのロックを
解除するロック解除部191aを有する。各ロックピン170a,176aには、それぞ
れバネ171a、177aが接続されており、このバネ171a、171aの弾性力によ
って各ロックピン170a,176aがフレーム片114a、116aの内面に付勢され
ており、各嵌合孔172a,178aの位置とロックピン170a,176aの位置とが
一致したときに、各ロックピン170a,176aがそれぞれ各嵌合孔172a,178
aに嵌合するように構成されている。ロック機構130bも、ロック機構130aと同様
の構成を有する。
実施形態2に係る携帯型スクリーン2においては、フレーム片114a,116aに形
成された各嵌合孔172a,178aの位置に各ロックピン170a,176aが来るま
で各フレーム片112a〜116aを引っ張ることで、ロック機構130a(第1ロック
機構174a及び第2ロック機構180a)のロックが働き、枠体110を短辺に沿った
方向に伸ばした状態に維持することができる(図10(a)参照。)。
また、ロック解除ボタン182aが押すことで、第1ロック解除部材184aが下方に
移動してロック解除部188aとロックピン170aの凹部173aとが嵌合し、ロック
ピン170aと嵌合孔172aの嵌合が解除される。その結果、フレーム片114aがフ
レーム片112aに対して移動可能となり、枠体110を短辺に沿った方向に縮めること
ができる。
さらに、フレーム片112aをフレーム片114aに押し込むように力を加えることで
、フレーム片112aと連結された第2ロック解除部材190aが下方に移動してロック
解除部191aとロックピン176aの凹部179aとが嵌合し、ロックピン176aと
嵌合孔178aの嵌合が解除される。その結果、フレーム片116aがフレーム片114
aに対して移動可能となり、枠体110を短辺に沿った方向にさらに縮めることができる
。(図10(b)参照。)。
なお、ロック機構130a(第1ロック機構174a及び第2ロック機構180a)の
ロック動作及びロック解除動作の確実性及び操作性は、バネの弾性、ロックピン170a
,176aの形状、嵌合孔172a,178aの形状などにより調整することができる。
実施形態2に係る携帯型スクリーン2においては、枠体を展開させた状態を維持するた
めのロック機構130cは、図12に示すように、先端に凸部を有するロックピン190
cと、フレーム片112cに固定され、対角線の位置に形成された2つの溝194c,1
96cを有する円筒部材192cとを有する。ロックピン190cにはバネが接続されて
おり、このバネの弾性力によってロックピン190cが2つの溝194c,196cのう
ちいずれかに嵌合するように構成されている。なお、他のロック機構132c,134c
,130d〜134dもロック機構130cと同様の構成を有する。
実施形態2に係る携帯型スクリーン2においては、図13に示すように、フレーム片1
12cと114cが折り畳まれ、ロックピン190cと溝196cが嵌合し、ロックされ
た状態となっている状態から、ヒンジ部材140cを矢印A方向に回転させることにより
、ロックピン190cと溝196cとの嵌合状態が解除され、ロック機構130cのロッ
クが解除される。また、この状態でヒンジ部材140cを矢印B方向にさらに回転させる
ことにより、ロックピン190cは円筒部材192cの側面を摺動する。そして、枠体1
10が展開した状態となったときにロックピン190cと溝194cとが嵌合状態となり
、ロック機構130cのロックが再び働くようになる。その結果、枠体110が展開した
状態が維持されることとなる。
また、ヒンジ部材140cを矢印Bとは逆の方向に回転させることにより、ロックピン
190cと溝194cとの嵌合状態が解除され、ロック機構130cのロックが解除され
る。また、この状態でヒンジ部材140cを矢印Aとは逆の方向にさらに回転させて枠体
110を折り畳み状態とすると、ロックピン190cと溝194cとが嵌合状態となり、
ロック機構130cのロックが再び働くようになる。その結果、枠体110が折り畳まれ
た状態が維持されることとなる。
なお、ロック機構130cにおけるロック動作及びロック解除動作の確実性及び操作性
は、バネの弾性力の大きさ、ロックピン190cにおける凸部の形状、円筒部材192c
における溝194c,196cの形状などにより調整することができる。
このように、実施形態2に係る携帯型スクリーン2においては、枠体を伸ばした状態を
維持するためのロック機構及び枠体を展開させた状態を維持するためのロック機構の構成
が実施形態1に係る携帯型スクリーン1の場合とは異なるが、実施形態1に係る携帯型ス
クリーン1と同様に、短辺方向に沿って伸縮させることと、長辺方向に沿って展開又は折
り畳むことという、たった2回のアクションで携帯型スクリーンを広げたり片付けたりす
ることができるため、携帯型スクリーンを広げたり片付けたりするのに要する時間や手間
を大幅に省くことが可能となる。
また、実施形態2に係る携帯型スクリーン2によれば、第1ロック解除部材184aが
ガイロック解除ボタン182aに連結されており、さらには第2ロック解除部材190a
がフレーム片112aに一体化されているため、2つのロック機構(第1ロック機構17
4a及び第2ロック機構180a)におけるロックの解除動作を簡単な操作で行うことが
可能となる。
また、実施形態2に係る携帯型スクリーン2によれば、先端に凸部を有するロックピン
190cと、2つの溝194c,196cを有する円筒部材192cとを有するロック機
構130を有するため、枠体を展開状態にしたり折り畳み状態にしたりする動作を確実か
つ簡単な操作で行うことが可能となる。
なお、実施形態2に係る携帯型スクリーン2は、枠体を伸ばした状態を維持するための
ロック機構及び枠体を展開させた状態を維持するためのロック機構の構成が異なる点以外
では、実施形態1に係る携帯型スクリーン1と同様の構成を有するため、実施形態1に係
る携帯型スクリーン1が有する効果のうち該当する効果をそのまま有する。
以上、本発明の携帯型スクリーンを上記の実施形態に基づいて説明したが、本発明は上
記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様に
おいて実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
上記実施形態においては、枠体が平面視矩形状である場合を例示して説明したが、本発
明はこれに限定されるものではなく、例えば、円形状など、他の形状であってもよい。
上記実施形態においては、短辺側が3つのフレーム片からなり、長辺側が4つのフレー
ム片からなる場合を例示して説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、実施
形態で説明した数以上のフレーム片から構成されていてもよい。
上記実施形態においては、枠体における短辺側を伸縮可能にするための構成として、伸
縮フレームからなる場合を例示して説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく
、枠体を伸縮することができるならば、他の手段を用いてもよい。また、上記実施形態に
おいては、枠体における長辺側を展開又は折り畳み可能にするための構成として、ヒンジ
部材を例示して説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、枠体を展開又は折
り畳みすることができるならば、他の手段を用いてもよい。
上記実施形態においては、枠体10の短辺側に配設されるロック機構として、突起部と
嵌合孔から構成されたロック機構を例示して説明したが、本発明がこれに限定されるもの
ではなく、枠体10を伸ばした状態を維持することができるならば、他の手段を用いても
よい。また、上記実施形態においては、枠体10の長辺側に配設されるロック機構として
、突起部と嵌合部とから構成されたロック機構を例示して説明したが、本発明はこれに限
定されるものではなく、枠体10を展開させた状態を維持することができるならば、他の
手段を用いてもよい。
上記実施形態においては、シートの一方の面に画像投写面が形成されたスクリーンシー
トを用いたが、本発明はこれに限定されるものではなく、シート両面に画像投写面が形成
されたスクリーンシートを用いてもよい。
上記実施形態においては、各フレーム片がアルミフレームからなる場合を例示して説明
したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、アルミニウム以外の金属材料
からなるフレーム片を用いてもよいし、樹脂材料などの他の材料からなるフレーム片を用
いてもよい。
上記実施形態においては、板状部材として、プラスチック板を用いたが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、他の材料からなる板状部材を用いてもよい。また、上記実施
形態においては、板状部材として、平面視矩形状の板状部材を用いたが、本発明はこれに
限定されるものではなく、他の形状からなる板状部材を用いてもよい。
上記実施形態においては、短辺側のフレーム片と長辺側のフレーム片とをジョイント部
材によって連結しているが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、短辺側の
フレーム片(図1に示すフレーム片12a)と長辺側のフレーム片(図1に示すフレーム
片12c)とが一体化されていてもよい。
実施形態に係る携帯型スクリーン1を説明するために示す図。 実施形態に係る携帯型スクリーン1を説明するために示す図。 携帯型スクリーン1の伸縮フレームを説明するために示す図。 携帯型スクリーン1のヒンジ部材を説明するために示す図。 板状部材を説明するために示す図。 携帯型スクリーン1を広げるときの動作を説明するために示す図。 携帯型スクリーン1を片付けるときの動作を説明するために示す図。 比較例1に係る携帯型スクリーン800を説明するために示す図。 比較例2に係る携帯型スクリーン900を説明するために示す図。 実施形態2に係る携帯型スクリーン2を説明するために示す図。 実施形態2に係る携帯型スクリーン2における枠体を伸ばした状態を維持するためのロック機構130aを説明するために示す図。 実施形態2に係る携帯型スクリーン2における枠体を展開させた状態を維持するためのロック機構130cを説明するために示す図。 実施形態2に係る携帯型スクリーン2における枠体を展開させた状態を維持するためのロック機構130cを説明するために示す図。
符号の説明
1,2,800,900…携帯型スクリーン、10,110,810…枠体、12a,1
2b,12c,12d,14a,14b,14c,14d,16a,16b,16c,1
6d,18c,18d,112a,112b,112c,112d,114a,114b
,114c,114d,116a,116b,116c,116d,118c,118d
,812a,812b,814a,814b…フレーム片、20,22,24,26…ジ
ョイント部材、30a,30b,30c,30d,32a,32b,32c,32d,3
4c,34d,130a,130b,130c,130d,132c,132d,134
c,134d,174a(第1ロック機構),180a(第2ロック機構),830a,
830b…ロック機構、40c,40d,42c,42d,44c,44d,140c,
140d,142c,144c,144d…ヒンジ部材、50…スクリーンシート、52
…画像投写面、62a,62b,64a,64b,66a,66b,862a,862b
,864a,864b,962a,964a,962b,964b…板状部材、170a
,176a,190c…ロックピン、172a,178a…嵌合孔、182a…ロック解
除ボタン、184a…第1ロック解除部材、186a…ガイド部、188a,191a…
ロック解除部、190a…第2ロック解除部材、192c…円筒部材、194c,196
c…V溝、a1…突起部、a2…嵌合部

Claims (10)

  1. 矩形状の枠体と、
    前記枠体内に張設され、画像投写面を有するスクリーンシートとを備え、
    前記枠体を構成する2組の対辺のうち一方の対辺側は、当該辺に沿って前記枠体を伸縮
    可能に構成されており、
    前記枠体を構成する2組の対辺のうち他方の対辺側は、前記枠体を展開又は折り畳み可
    能に構成されていることを特徴とする携帯型スクリーン。
  2. 請求項1に記載の携帯型スクリーンにおいて、
    前記枠体における前記一方の対辺側には、前記枠体を伸ばした状態を維持するためのロ
    ック機構が配設されていることを特徴とする携帯型スクリーン。
  3. 請求項1又は2に記載の携帯型スクリーンにおいて、
    前記枠体における前記他方の対辺側には、前記枠体を展開させた状態を維持するための
    ロック機構が配設されていることを特徴とする携帯型スクリーン。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の携帯型スクリーンにおいて、
    前記スクリーンシートは、前記枠体を折り畳んだときに前記画像投写面が内向きとなる
    ように、前記枠体内に張設されていることを特徴とする携帯型スクリーン。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の携帯型スクリーンにおいて、
    前記スクリーンシートは、前記枠体における前記他方の対辺側でのみ前記枠体に張設さ
    れており、
    前記スクリーンシートの端部のうち前記枠体における前記一方の対辺側の2つの端部に
    は、前記一方の対辺の辺方向に沿って、複数の板状部材が並列配置されていることを特徴
    とする携帯型スクリーン。
  6. 請求項5に記載の携帯型スクリーンにおいて、
    前記スクリーンシートにおける前記2つの端部のそれぞれに配置される前記板状部材の
    数は、奇数であることを特徴とする携帯型スクリーン。
  7. 請求項5又は6に記載の携帯型スクリーンにおいて、
    前記スクリーンシートにおける前記2つの端部のそれぞれには、配置された前記板状部
    材の両表面を前記スクリーンシートで覆うような折り返し処理がなされていることを特徴
    とする携帯型スクリーン。
  8. 請求項5〜7のいずれかに記載の携帯型スクリーンにおいて、
    前記板状部材は、プラスチック板であることを特徴とする携帯型スクリーン。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載の携帯型スクリーンにおいて、
    前記一方の対辺側を構成する前記枠体は、伸縮フレームからなることを特徴とする携帯
    型スクリーン。
  10. 請求項1〜9のいずれかに記載の携帯型スクリーンにおいて、
    前記他方の対辺側を構成する前記枠体は、
    複数のフレーム片と、
    前記複数のフレーム片をそれぞれ回動可能な状態で連結するヒンジ部材とからなること
    を特徴とする携帯型スクリーン。
JP2008252651A 2008-02-08 2008-09-30 携帯型スクリーン Expired - Fee Related JP4434298B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008252651A JP4434298B2 (ja) 2008-02-08 2008-09-30 携帯型スクリーン
CN2009100043326A CN101504509B (zh) 2008-02-08 2009-02-06 便携型屏幕
US12/367,356 US8184213B2 (en) 2008-02-08 2009-02-06 Portable screen

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008028504 2008-02-08
JP2008252651A JP4434298B2 (ja) 2008-02-08 2008-09-30 携帯型スクリーン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009211041A JP2009211041A (ja) 2009-09-17
JP4434298B2 true JP4434298B2 (ja) 2010-03-17

Family

ID=40938575

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008252651A Expired - Fee Related JP4434298B2 (ja) 2008-02-08 2008-09-30 携帯型スクリーン

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8184213B2 (ja)
JP (1) JP4434298B2 (ja)
CN (1) CN101504509B (ja)

Families Citing this family (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105954966B (zh) * 2009-06-12 2018-11-27 迪瑞波有限公司 投影屏配件、构建投影屏设备的方法以及便于构建投影屏设备的方法
JP5504478B2 (ja) * 2010-05-27 2014-05-28 ワタナベ株式会社 映写用スクリーン装置
CA2803887A1 (en) 2010-06-25 2011-12-29 Polyvision Corporation Conveniently assemblable interactive systems
DE102011076316A1 (de) * 2011-03-30 2012-10-04 Karl Storz Gmbh & Co. Kg Anzeigevorrichtung für einen Operationssaal
CN102621722A (zh) * 2012-04-11 2012-08-01 深圳市华星光电技术有限公司 一种液晶显示装置用框架及液晶显示装置
US8848351B2 (en) 2012-04-11 2014-09-30 Shenzhen China Star Optoelectronics Technology Co., Ltd. Frame for LCD device and LCD device
US9039105B2 (en) 2012-09-05 2015-05-26 Joseph Nick Salvator Divona Video wall cover
US9051751B2 (en) * 2013-06-08 2015-06-09 James A. Ogilvie Portable, collapsible wind screen
CN104423132A (zh) * 2013-08-23 2015-03-18 如皋市江海技工学校 一种流动电影银幕支架
CN103941816A (zh) 2014-03-28 2014-07-23 京东方科技集团股份有限公司 一种柔性显示屏电子设备及其控制***
CN104850186A (zh) * 2015-05-29 2015-08-19 江苏数字鹰科技发展有限公司 变屏手机或平板电脑
CN105785704A (zh) * 2015-09-01 2016-07-20 鹭谱达(厦门)户外用品有限公司 便携可收折屏幕架
CN105353849B (zh) * 2015-11-11 2019-02-01 上海大学 一种可折叠笔记本电脑散热器
WO2017139804A1 (en) * 2016-02-11 2017-08-17 Milestone Av Technologies Llc Folding projection screen
CN109237256B (zh) * 2017-07-11 2024-06-21 北京中科水景科技有限公司 Led屏幕起升设备及led屏幕起升***
JP6929723B2 (ja) * 2017-07-12 2021-09-01 マクセル株式会社 映像表示システム
CN109345958A (zh) * 2018-09-25 2019-02-15 武汉华星光电半导体显示技术有限公司 用于柔性显示屏的盖板和柔性显示屏
PL3683397T3 (pl) * 2019-01-21 2021-09-27 Büdenbender, Arnd Rama z łącznikami profilowanymi mającymi przegub obrotowy
CN111443563B (zh) * 2020-03-23 2021-12-14 深圳市时代华影科技股份有限公司 一种银幕调配***及方法
USD989015S1 (en) * 2020-06-02 2023-06-13 Samsung Electronics Co., Ltd. Television receiver
CN111983881A (zh) * 2020-07-21 2020-11-24 清远市星徽精密制造有限公司 一种可调节的折叠式抗光幕布安装机构
CN117882005A (zh) * 2021-08-27 2024-04-12 青岛海信激光显示股份有限公司 投影装置
CN114236961B (zh) * 2021-12-25 2024-04-23 深圳市幕工坊科技有限公司 折叠式画框幕

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1662586A (en) * 1925-11-07 1928-03-13 Newman Hugo Foldable supporting frame for screens
US2827955A (en) * 1956-03-29 1958-03-25 Albert B Hurley Folding motion picture projection screen
US4110003A (en) * 1975-12-27 1978-08-29 Knox Manufacturing Company Portable movie screen device
US4942686A (en) * 1988-07-29 1990-07-24 Kemeny Matthias D Portable display system
US5510862A (en) * 1994-07-21 1996-04-23 Lieberman; Phillip L. Collapsible large screen audiovisual display system
GB9805198D0 (en) * 1998-03-11 1998-05-06 Maddock Alan Portable visual display device
ITPD20010122A1 (it) 2001-05-28 2002-11-28 Lino Manfrotto Co Spa Telaio di supporto per schermi foto-cinematografici.
US6659159B2 (en) * 2001-09-13 2003-12-09 Skyline Displays, Inc. Screen mounting apparatus
JP2005221609A (ja) 2004-02-04 2005-08-18 Seiko Epson Corp 携帯用スクリーン
DK1730588T3 (da) * 2004-03-10 2019-08-19 Draper Inc Lås til ramme
FR2879766B1 (fr) * 2004-12-17 2007-05-25 Eric Claude Suteau Dispositif pour plier une toile de projection reflective en trois parties derriere un decor mural sans pliures
US7397603B2 (en) * 2005-05-05 2008-07-08 Infocus Corporation Deployable projection screen

Also Published As

Publication number Publication date
US8184213B2 (en) 2012-05-22
US20090201434A1 (en) 2009-08-13
CN101504509B (zh) 2011-01-26
JP2009211041A (ja) 2009-09-17
CN101504509A (zh) 2009-08-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4434298B2 (ja) 携帯型スクリーン
KR20200007366A (ko) 플렉서블 디스플레이 장치
JP2020034947A (ja) 携帯用端末機の軟性ディスプレイ装置
CN108363458B (zh) 一种柔性显示设备
US11181947B2 (en) Hinge mechanism with integrated slider and foldable device having same
US8863810B2 (en) Screen
KR102007206B1 (ko) 펼침 상태 유지가 가능한 보호케이스
US11026336B1 (en) Display device
JP2023521482A (ja) 折り畳み機器および電子装置
US20100038514A1 (en) Portable document holder
JP2022518987A (ja) ディスプレイフォールディング型携帯端末機
KR20230087415A (ko) 디스플레이 폴딩형 휴대단말기
JP2013025213A (ja) スクリーン及びスクリーン装置
CN109669517B (zh) 显示装置
WO2019150873A1 (ja) パネル展開装置およびパネル展開方法
US8616791B2 (en) Rotationally deployed actuator devices
EP1887422B1 (en) Portable screen and portable screen device
US20150212433A1 (en) Pellicle
JP2009168881A (ja) スクリーン
JP2022546801A (ja) 折り畳み式遊具
JP2017125980A (ja) 撮像装置
CN112037660B (zh) 显示装置
JP2008150051A (ja) 折り畳みコンテナ
JP2024004747A (ja) 伸縮管のロック機構及びロック解除機構
JP2024046885A (ja) 保持解放装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091208

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091221

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4434298

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130108

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130108

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140108

Year of fee payment: 4

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees