JP4433169B2 - 車両用空気調和装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車室内の複数箇所に選択的に調和空気を吹き出させるようにした車両用空気調和装置に関するものである。
従来より、自動車に搭載されて車室内の空気調和を行う車両用空気調和装置が知られている。
例えば車両用空気調和装置は、特許文献1に開示されているように、ケーシング内に冷却用熱交換器と加熱用熱交換器とを備えており、上記冷却用熱交換器又は加熱用熱交換器で調和した空気を、フロントガラス内面に吹き出させるデフロスタ口、乗員の顔や胸に吹き出させるベント口、乗員の足下に吹き出させるフット口のうち少なくとも一つから選択的に供給できるようにしている。
ところで上記車両用空気調和装置では、冷却用熱交換器が配設された冷風通路と、加熱用熱交換器が配設された温風通路とをエアミックス空間に連通させ、両通路を流通した空気をエアミックス空間において混合させることにより調和空気を生成している。なお、エアミックス空間において冷風通路側寄りには、デフロスタ口及びベント口に接続される第1通路の上流端が連通している。一方、上記エアミックス空間において温風通路側寄りには、フット口に接続される第2通路の上流端が連通している。
このように、上記車両用空気調和装置は、第2通路の上流端を温風通路側寄りに形成することで、例えば調和空気をデフロスタ口及びフット口から吹き出させるデフフットモード時において、フット口から吹き出す調和空気の温度を向上させ、乗員の足下を効率的に加温できるようにしている。
また、この車両用空気調和装置におけるエアミックス空間には、エアミックス空間で混合された調和空気の流通経路を各運転モードに応じて切り換える切換ドアが備えられている。そして、例えばヒートモード時には、加熱用熱交換器で加温された温風の大半を第2通路へ流入させフット口より吹き出させると同時に、上記温風の残りを第1通路へ流入させデフロスタ口より吹き出させるようにしている。そして、乗員の足下を加温しながら、フロントガラス内面の凍結、着霜の防止を行うようにしている(特許文献1参照)。
特開平11−227442号公報
ところが、上記特許文献1に開示されているような車両用空気調和装置のヒートモード時においては、加熱用熱交換器で加温された温風をエアミックス空間より第1通路を介してデフロスタ口へ流通させる際、切換ドアの変位によってエアミックス空間と第1通路とを連通させる空間が、エアミックス空間における冷却通路側寄りに形成される。このため、エアミックス空間より第2通路へ分流される温風の温度と比較して、エアミックス空間より第1通路へ分流される温風の温度が低くなってしまう。このため、第1通路を通過してデフロスタ口よりフロントガラス内面へ吹き出される温風の温度も低くなり、フロントガラス内面における凍結や着霜の防止効果が低減してしまう可能性がある。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ヒートモード時にデフロスタ口よりフロントガラス内面へ吹き出される温風の温度を高くし、フロントガラス内面における凍結や着霜の防止効果の向上を図ることである。
本発明は、ヒートモード時において、エアミックス空間へ流入した温風を第2通路近傍より第1通路へバイパスさせデフロスタ口へ案内させるようにしたものである。
具体的に、第1の発明は、空気導入口と、デフロスタ口、及びフット口を含む複数の空気吹出口が形成されたケーシング内部に、上記空気導入口から上記空気吹出口まで延びる空気通路が形成され、上記空気通路は、冷却用熱交換器が配置された冷風通路と、加熱用熱交換器が配置された温風通路と、上記冷風通路及び該温風通路の下流端がそれぞれ接続し、両通路を通過した空気を混合させるエアミックス空間と、該エアミックス空間と上記デフロスタ口とを連通可能な第1通路と、上記エアミックス空間における上記温風通路側寄りの空間と上記フット口とを連通可能な第2通路とを備え、上記ケーシングは、上記冷風通路の下流端から上記エアミックス空間及び上記第1通路に沿うように形成される第1内壁部と、上記第2通路及び第1通路に沿うように形成される第2内壁部とを含んでおり、上記冷風通路の下流端開口を開閉する温調ドアと、上記エアミックス空間に設けられて、上記第2通路の上流端開口を閉鎖する第1状態と該第2通路の上流端開口を開放する第2状態との間を変位するロータリードアとを更に備え、上記加熱用熱交換器で加熱された温風の一部を上記フット口より吹き出すと同時に該加熱用熱交換器で加温された温風の残りをデフロスタ口より吹き出すヒートモードを運転可能な車両用空気調和装置を前提としている。そして、この車両用空気調和装置は、上記ヒートモード時には、第2状態となるロータリードアが上記第1内壁部におけるエアミックス空間と第1通路との間の部位にシール部を形成するように上記エアミックス空間と上記第1通路とを遮断し、且つ該ロータリードアと上記第2内壁部との間に上記第2通路から上記第1通路への空気の流れを許容する隙間を形成することを特徴とするものである。
上記第1の発明では、ヒートモード時において、温風通路に配置された加熱用熱交換器によって加温された温風が、エアミックス空間へ流通する。ここで、エアミックス空間にはロータリードアが備えられ、ヒートモード時には、ロータリードアが第2状態となる。ロータリードアが第2状態の場合、エアミックス空間を流通する温風の一部が第2通路を流通してフット口より乗員の足下に向かって吹き出される。一方、エアミックス空間を流通する温風の残りは、第2通路を構成するケーシング内壁と上記ロータリードアの外縁部との間に形成されたバイパス通路へ流入する。そして、この温風はバイパス通路より第1通路へ流入し、デフロスタ口よりフロントガラス内面へ向かって吹き出される。
ここで、上記バイパス通路は、温風通路側寄りに形成された第2通路近傍に形成される。したがって、例えば上記バイパス通路を冷風通路側寄りに形成した場合と比較して、バイパス通路を通過する温風の温度を高くすることができる。したがって、デフロスタ口よりフロントガラス内面へ吹き出される温風の温度を高めることができる。
の発明は、第の発明の車両用空気調和装置において、シール部が、ロータリードアの外縁部に形成されたシール材と、ケーシング内壁より内方へ突出して該シール部と当接する凸部とで構成されていることを特徴とするものである。
上記第の発明では、ロータリードアの外縁部にシール材を形成する一方、ケーシング内壁に上記シール材と当接する凸部を形成することで、第2の発明の作用効果を容易に得ることができる。
本発明では、以下の効果が発揮される。
上記第1の発明によれば、ヒートモード時において、エアミックス空間へ流入した温風を第2通路近傍よりバイパス通路を介して第1通路へ流通させるようにしている。そして、第1通路を流通してデフロスタ口よりフロントガラス内面に吹き出される温風の温度を上昇できるようにしている。したがって、ヒートモード時におけるフロントガラスの凍結や着霜の防止効果の向上を図ることができる。
ここで、上記バイパス通路は、ロータリードアの外縁部と第2通路を構成するケーシングの内壁との間に形成されるため、例えばロータリードアにバイパス通路を加工したり、別途切換ドアを設ける必要がない。すなわち、単純な装置構造によって、上記バイパス通路を形成でき、上述したフロントガラスの凍結や着霜の防止効果を向上できる。
上記第の発明によれば、ロータリードアの外縁にシール材を形成する一方、ケーシング内壁に上記シール材と当接する凸部を形成することで、第2の発明の効果を容易に実現することができる。
また、上記凸部とロータリードアの外縁部とを当接させることによって、ロータリードアの変位する範囲(第1状態から第2状態までの範囲)の位置決めを行うことができる。したがって、ロータリードアを適当な角度に変位させることができ、例えば第2状態のロータリードアと第2通路を構成するケーシングの内壁との間に確実にバイパス通路を形成することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の説明において、「前」とは車両用空気調和装置が搭載される車両の前側を、「後」とは車両の後側を、「左」とは車両の左側を、「右」とは車両の右側の方向性をそれぞれ意味するものとする。
図1は、本実施形態の車両用空気調和装置1の概略構成図である。この車両用空気調和装置1は、図示しないが自動車のインストルメントパネル内の左右方向略中央部に設けられている。
車両用空気調和装置1は、樹脂製の左側ケース構成部材(図示せず)及び右側ケース構成部材2が組み合わされて構成されたケーシング3を備えている。そして、ケーシング3には、空気導入口19と、デフロスタ口12、ベント口13、フット口14からなる空気吹出口とが形成されている。さらに、ケーシング3内には、上記空気導入口19から上記空気吹出口までの間に空気通路が形成されている。
ケーシング3の上半部前側には、送風ファン5を収容するファンハウジング7が形成されている。上記ファンハウジング7は、左右方向に延びる中心線を有する円筒状に形成されている。そして、ファンハウジング7の中央部分に、送風ファン5を構成するシロッコファンがその回転軸を左右方向に向けた状態で収容されている。また、ファンハウジング7の送風ファン5周りには、該送風ファン5から吹き出した空気の流れが集合する空気流出通路17が形成されている。この空気流出通路17の下流端は、ファンハウジング7の下側で開口している。また、ファンハウジング7の左側壁には、前記送風ファン5を駆動するためのモータ(図示せず)の取付口18が形成されている。一方、上記ファンハウジング7の右側壁には空気導入口19が形成されている。この空気導入口19には、図示しないインテークボックスが接続されている。このインテークボックスには、車室外の空気を導入する外気導入口と、車室内の空気を導入する内気導入口とが形成されている。これら外気導入口及び内気導入口は、インテークボックス内部に配設された内外気切替ドアにより開閉されるようになっている。
ケーシング3内部の下半部前端側には、上記空気流出通路17の下流端に接続されて下側斜め後方に延びる冷風通路20が形成されている。この冷風通路20には、冷却用熱交換器であるエバポレータ10が設置されている。エバポレータ10は、図示しない冷媒回路に接続され、冷凍サイクルの蒸発行程を行うことによって蒸発器として機能するものである。エバポレータ10は、図示しないが、チューブと伝熱フィンとが交互に並べられて一体化された、いわゆるチューブアンドフィンタイプの熱交換器で構成されている。そして、エバポレータ10は、このエバポレータ10を循環する冷媒が被処理空気の熱を奪うことで、被処理空気の冷却を行う。
上記エバポレータ10下流側の冷風通路20には、温風通路21の上流端が接続されている。この温風通路21の上流端と前記冷風通路20との間には、両通路21、20を仕切るようにケーシング3の底壁から上方へ延びる縦壁23が形成されている。この縦壁23の上半部には、前記温風通路21の上流端開口を構成する第1開口部24が形成されている。また、第1開口部24の上方には、前記縦壁23上端から前記エバポレータ10の下流側上端近傍に亘るように第2開口部25が形成されており、この第2開口部25が冷風通路20の下流端開口を構成している。
上記縦壁23の上端近傍には、前記第1開口部24及び第2開口部25を選択的に開閉する板状の温調ドア27が配置されている。この温調ドア27は、左右方向に延びる支軸27aによりケーシング3に支持されている。この温調ドア27は、図示しないアクチュエータにより駆動されるようになっており、図1のaに示す範囲内を回動自在に構成されている。そして、温調ドア27が図1のIに示す状態となると、第1開口部24が全開状態となる一方、第2開口部25が全閉状態となる。また、温調ドア27が図1のIIに示す状態となると、第2開口部25が全開状態となる一方、第1開口部24が全閉状態となる。さらに、温調ドア27をIの状態とIIの状態との中間位置で回動させることにより、第1開口部24と第2開口部25との双方が開いた状態となり、この中間位置における温調ドア27の回動角度により両開口部24、25を通過する被処理空気の量が変化する。
温風通路21の縦壁23近傍には、加熱用熱交換器であるヒータコア11が配置されている。このヒータコア11は、上記エバポレータ10と同様、いわゆるチューブアンドフィンタイプの熱交換器で構成されている。なお、ヒータコアは、ヒータ配管を介して車載エンジンの冷却水通路に接続されている。そして、エンジンの冷却により昇温した冷却水がヒータコア11内を流通することにより、冷風通路20からの冷風がヒータコア11を通過して加温されるようになっている。
上記第2開口部25の上方には、冷風通路20の下流端と温風通路21の下流端とが接続するエアミックス空間29が形成されている。そして、エアミックス空間29は、冷風通路20及び温風通路21を流通した調和空気を混合させるように構成されている。具体的に、エアミックス空間29には、温調ドア27の回動角度によって調整される第1開口部24及び第2開口部25の開度によって、冷風通路20で冷却された冷風と加温通路21で加温された温風とが所定の分配量で流入する。そして、上記冷風と上記温風とがエアミックス空間において混合され、所定の調和空気となる。
また、ケーシング3の後側には、大略上下方向に延びるダクト30が形成されている。ダクト30の上端部は、ファンハウジング7の上端部と略同じ高さまで延びている。このダクト30の上端部における前側寄りには、上記デフロスタ口12が形成されている。デフロスタ口12には、デフロスタダクトを介して、フロントウインド下端近傍に開口するデフロスタノズルが接続されている(図示省略)。また、ダクト30の上端部における後側寄りには、上記ベント口13が形成されている。ベント口13には、ベントダクトを介して、乗員の顔や胸に向かって開口するベントノズルが接続されている(図示省略)。さらに、ダクト30の下端部には上記フット口14が形成されている。フット口14には前席乗員の足下及び後席乗員の足下まで延びるフットダクトが接続されている(図示省略)。
ダクト30内の上半部には、上流端がエアミックス空間29の上部に接続し、上記デフロスタ口12又はベント口13と連通可能な第1通路31が形成されている。この第1通路31の上流端は、第2開口部25と対向するように形成されている。また、第1通路31の上流端が形成されるファンハウジング7の壁面には、後述のロータリドアのシール材が当接する第1シール面61が形成されている。
また、第1通路31における下流側で、かつデフロスタ口12及びベント口13の下側には、デフベント切換ドア55が配置されている。このデフベント切替ドア55は、前記温調ドア27と同様に板状に形成され、左右方向に延びる支軸55aによりケーシング3に支持されている。また、デフベント切換ドア55は、図示しないアクチュエータにより駆動されるようになっており、図1のbに示す範囲内を回動自在に構成されている。そして、デフベント切換ドア55が図1のIIIに示す状態となると、デフロスタ側開口部56が全閉状態となる一方、ベント側開口部57が全開状態となる。また、デフベント切換ドア55が図1のIVに示す状態となると、ベント側開口部57が全閉状態となる一方、デフロスタ側開口部56が全開状態となる。
また、ダクト30内の下半部には、上流端がエアミックス空間29における上記温風通路21側寄りの空間と接続し、上記フット口14と連通する第2通路32が形成されている。この第2通路32は、上流端開口から後方へ下降傾斜して延びた後、略鉛直下向きに屈曲して延びて形成されている。また、第2通路32と温風通路21との間には、仕切壁51が形成されており、第2通路32と温風通路21とは、仕切壁51を挟んで近接した状態となっている。上記仕切壁51は、後側へ行くほど下側に位置するように下方へ湾曲形成されている。そして、仕切壁51の前端部には、後述のロータリドアのシール材が当接する第2シール面62が形成されている。また、第2通路32を構成するケーシング3内壁において、第2通路32の上流端近傍には、内側に向かって突出した突出板52が形成されている。上記突出板52の上面側には、後述のロータリドアのシール材が当接する第3シール面が形成されている。
さらに、エアミックス空間29には、本発明の特徴である上記ロータリードア35が設けられている。このロータリードア35は、図2に示すように、ケーシング3の左右方向に延びて形成される回転軸38と、この回転軸38を中心に回動する閉止壁部36と、該閉止壁部36の軸方向である左右方向両端にそれぞれ形成された端壁部37とを備えている。
閉止壁部36は、回転軸38と略平行に延びる矩形の平板で構成されている。また、上記端壁部37は、上記回転軸38を基点として上記閉止壁部36まで延びた略三角形状をしている。そして、両端壁部37は、上記閉止壁部36と略垂直な状態を維持しながら該閉止壁部36の左右端を保持している。また、左側端壁部37には、上記回転軸38が左外方へ突出している一方、右側端壁部37には、上記回転軸38が右外方へ突出している。そして、上記回転軸38の突出部が、ケーシング3の左側壁及び右側壁に形成された貫通孔にそれぞれ挿設されている。そして、ロータリードア35は、回転軸38を中心として回動自在に構成されている。
また、ロータリードア35における閉止壁部36及び端壁部37の回動方向両縁部には、左側端壁部37から右側端壁部37まで連なるフランジ39がそれぞれ形成されている。このフランジ39において、第1通路31側寄り(図2において上側寄り)のフランジ39aには、その両面に発泡樹脂性のシール材40aがそれぞれ張り付けられている。一方、第2通路32寄り(図2において下側寄り)のフランジ39bには、その下面側のみに上記シール材40bが張り付けられている。
以上のようなロータリードア35が回転軸38を中心として変位することで、エアミックス空間29における調和空気の流れ方向が切換え可能となっている。具体的に、ロータリードア35は、図1のcに示す範囲内を回動することによって、図1のVに示す第1状態と図1のVIに示す第2状態との間を変位するように構成されている。そして、ロータリードア35が第1状態となると、第1通路31の上流端開口が全開状態となり、エアミックス空間29と第1通路31とが連通する一方、第2通路32の上流端開口が全閉状態となる。この際、フランジ39aに形成されたシール材40aと突出板52の第3シール面63とが当接すると同時に、フランジ39bに形成されたシール材40bと仕切壁51の第2シール部62とが当接する。
一方、図7に示すように、ロータリードア35が第2状態となると、第2通路32の上流端開口が全開状態となり、エアミックス空間29と第2通路32とが連通する。この際、ロータリードア35のフランジ39aに形成されたシール材40aと上記第1シール面61とが当接する一方、フランジ39bに形成されたシール材40bは、何れのシール部とも当接しない状態となる。そして、ロータリードア35のフランジ39b側の端部と、第2通路32を構成するケーシング3の内壁との間には、バイパス通路50が形成される。このため、エアミックス空間29と第1通路31とが、上記バイパス通路50を介して連通する状態となる。
さらに、ロータリードア35を第1状態と第2状態との中間位置で回動させることにより、エアミックス空間29より第1通路31、第2通路32へ流通させる調和空気の分配量が変化する。
−運転動作−
次に実施形態に係る車両用空気調和装置1の運転動作について説明する。なお、この車両用空気調和装置1は、ベントモード、デフロスタモード、デフフットモード、バイレベルモード、及びヒートモードを選択可能に構成されている。以下に、各モードにおける車両用空気調和装置1の運転動作について図3から図7までを参照しながら順に説明する。なお、図3から図7は、上記ロータリードア35を図2のX−X断面から視た場合における空気の流れを示すものとする。また、以下の各モードにおいて、エバポレータ10はインストルメントパネルに備えられたスイッチや図示しない温度センサの検知温度によってONの状態(蒸発器として機能する状態)とOFFの状態(停止状態)とを切換自在に構成されているが、以下の説明においては、各モードにおけるエバポレータの代表的な状態について例示するものとする。
<ベントモード>
まず、車両用空気調和装置1におけるベントモード時の運転例について図3を参照しながら説明する。ベントモードは、車両用空気調和装置1によって冷却された冷風をベント口13より乗員の顔や胸に向かって供給する運転モードである。このベントモードでは、上記温調ドア27が図1に示すIIの状態となる。また、上記デフベント切換ドア55が図1のIIIに示す状態となり、上記ロータリードア35が図1に示すVの状態(第1状態)となる。
乗員がインストルメントパネルよりベントモードを選択すると、送風ファン5が起動するとともに、エバポレータ10が例えばONの状態となる。空気導入口19より被処理空気が導入されると、この被処理空気は、空気流出通路17より冷風通路20へ流入する。そして、この被処理空気は、エバポレータ10によって冷却される。エバポレータ10によって冷却された冷風は、エアミックス空間29へ流入する。さらにこの冷風は、エアミックス空間29より第1通路31へ流入する。そして、この冷風は、ベント口13よりケーシング3の外部へ吹き出され、乗員の顔や胸に向かって供給される。
<デフロスタモード>
次に、車両用空気調和装置1におけるデフロスタモード時の運転例について図4を参照しながら説明する。デフロスタモードは、車両用空気調和装置1によって加温された温風をデフロスタ口12よりフロントガラスの内面へ向かって供給する運転モードである。このデフロスタモードでは、上記温調ドア27が図1に示すIの状態となる。また、上記デフベント切換ドア55が図1のIVに示す状態となり、上記ロータリードア35が図1に示すVの状態(第1状態)となる。
乗員がインストルメントパネルよりデフロスタモードを選択すると、送風ファン5が起動する一方、エバポレータ10は例えばOFFの状態となる。空気導入口19より被処理空気が導入されると、この被処理空気は、空気流出通路17より冷風通路20へ流入する。そして、この被処理空気は、エバポレータ10及び第1開口部24を通過して、温風通路21へ流入する。この被処理空気は、ヒータコア11によって加温され温風となる。
このようにして加温された温風は、エアミックス空間29より第1通路31へ流入する。そして、温風は、デフロスタ口12よりケーシング3の外部へ吹き出され、フロントガラスの内面へ向かって供給される。
<デフフットモード>
次に、車両用空気調和装置1におけるデフフットモード時の運転例について図5を参照しながら説明する。デフフットモードは、車両用空気調和装置1によって任意の温度に調和された調和空気をデフロスタ口12よりフロントガラス内面へ向かって供給すると同時にフット口14より乗員の足下に向かって供給する運転モードである。このデフフットモードでは、上記温調ドア27が図1に示すaの範囲を所定の角度で変位する。また、上記デフベント切換ドア55が図1のIVに示す状態となる。さらに、上記ロータリードア35が図1のVの状態(第1状態)と図1のVIの状態(第2状態)との中間位置で変位する。
乗員がインストルメントパネルよりデフフットモードを選択すると、送風ファン5が起動するとともに、エバポレータ10が例えばONの状態となる。空気導入口19より被処理空気が導入されると、この被処理空気は、空気流出通路17より冷風通路20へ流入する。そして、この被処理空気は、エバポレータ10によって冷却される。エバポレータ10によって冷却された冷風は、一部が第1開口部24を通過して温風通路21へ流入する。この冷風は、ヒータコア11によって加熱され温風となる。この温風は、エアミックス空間29へ流入する。一方、エバポレータ10によって冷却された冷風の残りは、第2開口部25を通過してエアミックス空間29へ流入する。そして、この冷風と上記温風とがエアミックス空間29で混合され、所定の温度の調和空気となる。
この調和空気は、ロータリードア35によって第1通路31と第2通路32とに分流される。エアミックス空間29より第1通路31へ流入した調和空気は、デフロスタ口14よりケーシング3の外部へ吹き出され、フロントガラス内面に向かって供給される。一方、エアミックス空間29より第2通路32へ流入した調和空気は、フット口14よりケーシング3の外部へ吹き出され、乗員の足下に向かって供給される。
<バイレベルモード>
次に、車両用空気調和装置1におけるバイレベルモード時の運転例について図6を参照しながら説明する。バイレベルモードは、車両用空気調和装置1によって任意の温度に調和された調和空気をベント口13より乗員の顔や胸に向かって供給すると同時に、フット口14より乗員の足下に向かって供給する運転モードである。このバイレベルモードでは、上記温調ドア27が図1に示すaの範囲を所定の角度で変位する。また、上記デフベント切換ドア55が図1のIIIに示す状態となる。さらに、上記ロータリードア35が図1のVの状態(第1状態)と図1のVIの状態(第2状態)との中間位置で変位する。
乗員がインストルメントパネルよりバイレベルモードを選択すると、送風ファン5が起動するとともに、エバポレータ10が例えばONの状態となる。空気導入口19より被処理空気が導入されると、この被処理空気は、空気流出通路17より冷風通路20へ流入する。そして、この被処理空気は、エバポレータ10によって冷却される。エバポレータ10によって冷却された冷風は、例えば一部が第1開口部24を通過して温風通路21へ流入する。この冷風は、ヒータコア11によって加熱され温風となる。この温風は、エアミックス空間29へ流入する。一方、エバポレータ10によって冷却された冷風の残りは、第2開口部25を通過してエアミックス空間29へ流入する。そして、この冷風と上記温風とがエアミックス空間29で混合され、所定の温度の調和空気となる。
この調和空気は、ロータリードア35によって第1通路31と第2通路32とに分流される。エアミックス空間29より第1通路31へ流入した調和空気は、ベント口13よりケーシング3の外部へ吹き出され、乗員の顔や胸に向かって供給される。一方、エアミックス空間29より第2通路32へ流入した調和空気は、フット口14よりケーシング3の外部へ吹き出され、乗員の足下に向かって供給される。
<ヒートモード>
次に、本発明の特徴であるヒートモード時の運転例について図7を参照しながら説明する。ヒートモードは、車両用空気調和装置1によって加温された温風の大半をフット口14より乗員の足下に向かって供給するとともに、上記温風の残りをデフロスタ口12よりフロントガラスの内面へ向かって供給する運転モードである。このヒートモードでは、上記温調ドア27が図1に示すIの状態となり、上記デフベント切換ドア55が図1のIVに示す状態となる。そして、上記ロータリードア35が図1に示すVIの状態(第2状態)となる。
乗員がインストルメントパネルよりヒートモードを選択すると、送風ファン5が起動する一方、エバポレータ10は例えばOFFの状態となる。空気導入口19より被処理空気が導入されると、この被処理空気は、空気流出通路17より冷風通路20へ流入する。そして、この被処理空気は、エバポレータ10及び第1開口部24を通過して、温風通路21へ流入する。この被処理空気は、ヒータコア11によって加温され温風となる。そして、この温風がエアミックス空間29へ流入する。
ここで、エアミックス空間29においては、ロータリードア35が第2状態となっているため、フランジ39aのシール材40aと第1シール面61とが当接する一方、フランジ39bのシール材40bは、いずれのシール面とも当接しない状態となる。そして、第2通路32を構成するケーシング3の内壁とロータリードア35における第2通路32側寄りの外縁部には、バイパス通路50が形成される。したがって、エアミックス空間29より第2通路32へ流入した温風の一部は、上記バイパス通路50を介して第1通路31へ流入する。そして、第1通路31を流通した温風は、デフロスタ口12よりフロントガラス内面に向かって供給される。一方、第2通路32へ流入した温風の大半は、フット口14より乗員の足下に向かって供給される。
−実施形態の効果−
本実施形態では、以下の効果が発揮される。
本実施形態によれば、ヒートモード時において第2状態となるロータリードア35の外縁部と第2通路32を構成するケーシング3の内壁との間に、バイパス通路50を形成するようにしている。そして、エアミックス空間29の温風を上記バイパス通路50を介して第1通路へ流入させるようにしている。
ここで、上記バイパス通路50は、比較的温度の高い温風が流通する第2通路近傍に形成されている。このため、ヒートモード時においてバイパス通路50を流通する温風は、例えばエアミックス空間29における冷風通路20寄りの空間に位置する温風の温度と比較して高い状態となっている。したがって、相対的に温度の高い温風を第1通路31へ流入させ、デフロスタ口12よりフロントガラス内面へ吹き出させることができる。よって、ヒートモード時におけるフロントガラスの凍結、着霜の防止効果の向上を図ることができる。
なお、上記ロータリードア35が第2状態となることで形成されるバイパス通路50は、ロータリードア35の外縁部と第2通路32を構成するケーシング3の内壁との間に容易に形成される。したがって、例えばロータリードア35に開口を形成したり、他の切換ドアを設けることによってバイパス通路を形成する必要がなく、よって、単純な装置構造によってヒートモード時におけるフロントガラスの凍結、着霜の防止効果の向上を図ることができる。
《その他の実施形態》
上記実施形態に係る車両用空気調和装置においては、以下のように構成してもよい。
上記実施形態では、ロータリードア35のシール材40と、各シール面とを当接させることによって、ヒートモード時において、エアミックス空間29の温風がバイパス通路50以外から第1通路31へ流入することを抑制するようにしている。しかしながら、例えば図8の破線で示すように、ケーシング3の左右側壁に、内方(空気通路方向)へ突出する凸部53a、凸部53bを形成し、例えば第1状態となるロータリードア35において、シール材40aを凸部53bと当接させると同時にシール材40bを凸部53aと当接させることで、第1状態において、エアミックス空間29から第2通路32への調和空の漏れを防ぐシール部を形成することができる。
また、例えば第2状態となるロータリードア35において、シール材40aと凸部53aとを当接させることで、エアミックス空間29から第1通路31への温風の漏れを防ぐシール部を形成することもできる。この場合、エアミックス空間の温風をより確実にバイパス通路50へ案内させることができ、ヒートモード時にデフロスタ口12より吹き出される温風の温度を一層高めることができる。
また、図9に示すように、第2状態となるロータリードア35のフランジ39bにおける上方に、内方(空気通路方向)へ突出するバイパス通路側凸部54を形成し、上記ロータリードア35のフランジ39bと上記バイパス通路側凸部54とを当接させることで、バイパス通路50を形成することもできる。この場合、上記ロータリードア35の位置決めを確実に行い上記バイパス通路50を形成することができる。
また、この際、図10に示すように、ロータリドア35のフランジ39bの両面にシール材40bを張り付けて、上記バイパス通路側凸部54とシール部材40bとによってシール部を形成させることで、より確実に温風をバイパス通路50へ流通させ、第1通路31へ流入させることができる。この場合、デフロスタ口12へ流通する温風の温度をさらに高めることができ、ヒートモード時におけるフロントガラスの凍結、着霜の防止効果をさらに向上させることができる。
さらに、図11(A)に示すように、突出板52の左右両端部にケーシング3の外側より内側に突出する突出溝52aを形成する一方、ロータリードア35のフランジ39bの両面にシール部材40bを張り付けることもできる。この場合、図11(B)(図11(A)のB−B断面図)に示すように、上記突出溝52aの内壁とロータリードア35のシール部材40bとを当接させる一方、図11(C)(図11(A)のC−C断面図)に示すように、両突出溝52aの間に位置する上記仕切板52の内壁とシール部材40bとの間にバイパス通路50を形成することができる。この形態では、上記突出溝52aの内壁とシール部材40bとを当接させることで、ロータリードア35の位置が振動などによってずれてしまうことを抑制できるとともに、バイパス通路50を確実に形成することができる。この際、両突出溝52aにおける左右方向の開口幅を調整する(図11(A)の両溝空間52aの間の間隔幅Wを調整する)ことで、バイパス通路50の開口面積を変更でき、エアミックス空間29より上記バイパス通路50を介して第1通路31へ流通させる温風の量を調整できる。
また、図12に示すように、上記実施形態におけるロータリードア35におけるフランジ39aとフランジ39bとの間の角度aをそれより大きな角度a’とすることで、バイパス通路50の開口面積を大きくして、エアミックス空間29より上記バイパス通路50を介して第1通路へ流通させる温風の量を多くさせることもできる。
本発明の実施形態に係る車両用空気調和装置の概略構成図である。 ロータリドアを閉止壁部の外側から見た斜視図である。 実施形態に係る車両用空気調和装置のベントモード時の説明図である。 実施形態に係る車両用空気調和装置のデフロスタモード時の説明図である。 実施形態に係る車両用空気調和装置のデフフットモード時の説明図である。 実施形態に係る車両用空気調和装置のバイレベルモード時の説明図である。 実施形態に係る車両用空気調和装置のヒートモード時の説明図である。 その他の実施形態の例1に係る車両用空気調和装置の概略構成図である。 その他の実施形態の例2に係る車両用空気調和装置の概略構成図である。 その他の実施形態の例3に係る車両用空気調和装置の概略構成図である。 その他の実施形態の例4に係るロータリードア近傍の概略構成図である。 その他の実施形態の例5に係るロータリードア近傍の概略構成図である。
3 ケーシング
10 エバポレータ(冷却用熱交換器)
11 ヒータコア(加熱用熱交換器)
12 デフロスタ口
13 ベント口
14 フット口
19 吸込口(空気導入口)
20 冷風通路
21 温風通路
29 エアミックス空間
31 第1通路
32 第2通路
35 ロータリドア
40 シール材
50 バイパス通路
53 凸部

Claims (2)

  1. 空気導入口と、デフロスタ口、及びフット口を含む複数の空気吹出口が形成されたケーシング内部に、上記空気導入口から上記空気吹出口まで延びる空気通路が形成され、
    上記空気通路は、冷却用熱交換器が配置された冷風通路と、加熱用熱交換器が配置された温風通路と、上記冷風通路及び該温風通路の下流端がそれぞれ接続し、両通路を通過した空気を混合させるエアミックス空間と、該エアミックス空間と上記デフロスタ口とを連通可能な第1通路と、上記エアミックス空間における上記温風通路側寄りの空間と上記フット口とを連通可能な第2通路とを備え、
    上記ケーシングは、上記冷風通路の下流端から上記エアミックス空間及び上記第1通路に沿うように形成される第1内壁部と、上記第2通路及び第1通路に沿うように形成される第2内壁部とを含んでおり、
    上記冷風通路の下流端開口を開閉する温調ドアと、上記エアミックス空間に設けられて、上記第2通路の上流端開口を閉鎖する第1状態と該第2通路の上流端開口を開放する第2状態との間を変位するロータリードアとを更に備え、
    上記加熱用熱交換器で加熱された温風の一部を上記フット口より吹き出すと同時に該加熱用熱交換器で加温された温風の残りをデフロスタ口より吹き出すヒートモードを運転可能な車両用空気調和装置であって、
    上記ヒートモード時には、第2状態となるロータリードアが上記第1内壁部におけるエアミックス空間と第1通路との間の部位にシール部を形成するように該エアミックス空間と上記第1通路とを遮断し、且つ該ロータリードアと上記第2内壁部との間に上記第2通路から上記第1通路への空気の流れを許容する隙間を形成することを特徴とする車両用空気調和装置。
  2. 請求項1に記載の車両用空気調和装置において、
    上記シール部は、上記ロータリードアの外縁部に形成されたシール材と、上記第1内壁部から突出して該シール部と当接する凸部とで構成されていることを特徴とする車両用空気調和装置。
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