JP4433059B2 - 空気調和装置の室内機 - Google Patents

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Description

本発明は、空気調和装置の室内機、特に、天井設置型の空気調和装置の室内機に関する。
従来より、天井に設置される空気調和装置の室内機としては、例えば特許文献1〜特許文献3に開示されているように、本体の下面に吸い込み口や吹き出し口を有するものが良く知られている。そして、室内機の本体の下面には、吸い込み口を開閉するためのパネルが設けられている。このパネルは、ワイヤにより室内機本体から吊り下げられることが可能となっている。
また、上述したような空気調和装置には、例えば空調運転時や停止時においてパネルが室内機本体にロックされた状態となり、吸い込み口を開閉するものがある。また、このような空気調和装置のパネルは、室内機のメンテナンス時には、室内機本体に対するロックが解除された状態を採り、室内機本体の下方に下降することができる。
特開2005−156083号公報 特開2007−40689号公報 特開平10−196999号公報
ところで、パネルがロック解除状態であって室内機本体の下方に下降した状態にある時に、室内機の電源が投入されると、パネルは一旦上昇して室内機本体に収納されてから次の動作に移行するための、いわゆるイニシャライズ処理を開始することが普通考えられる。しかしながら、この場合において、例えば室内機の利用者がパネルと室内機本体との間で作業をしていると、利用者は、上昇するパネルに接触し、危険である。
そこで、本発明は、上昇するパネルに利用者が接触する危険性を回避することができる空気調和装置の室内機の提供を目的とする。
発明1に係る空気調和装置の室内機は、天井設置型の空気調和装置の室内機であって、室内機本体と、パネルと、指示受付部と、パネル動作制御部とを備える。パネルは、室内機本体にロックされたロック状態と、室内機本体に対するロックが解除されたロック解除状態とを採り得る。そして、パネルは、ロック解除状態を採る場合には、室内機本体の下方に下降することが可能である。指示受付部は、パネルの上昇指示を受付可能である。パネル動作制御部は、パネルのロック解除状態時室内機の電源が投入されてから指示受付部がパネルの上昇指示を受け付けるまではパネルを動作させないようにすると共に、室内機の電源が投入された後にパネルの上昇指示が受け付けられた場合にはパネルが上昇するように、パネルの動作を制御する。
この空気調和装置の室内機によると、パネルがロック解除状態であり室内機本体の下方に位置する状態において、室内機の電源が投入されても、パネルの上昇指示を受け付けるまではパネルは動作しないが、室内機の電源が投入された後にパネルの上昇指示が受け付けられた場合には、パネルは上昇する。ここで、パネルの上昇指示は、例えば室内機の利用者によりリモートコントローラ等を介してなされる。従って、室内機の利用者がパネルと室内機本体との間で作業をしている時に、他の人によって室内機の電源が投入されたとしても、パネルが自動的に上昇するいわゆるイニシャライズ処理がなされることがないため、上昇するパネルに利用者が接触する危険性を回避することができる。
発明2に係る空気調和装置の室内機は、発明1に係る空気調和装置の室内機であって、第1検知部を更に備える。第1検知部は、パネルが第1所定位置に位置することを検知する。そして、パネル動作制御部は、パネルが第1所定位置に達したことを第1検知部が検知するまで、パネルを上昇させる。
ここで、第1検知部が、パネルが第1所定位置に位置してない時にはオフ信号を出力し、パネルが第1所定位置に位置している時にはオン信号を出力する場合を考える。この場合、パネル動作制御部は、例えば第1検知部の検知結果がオフ信号のままである時には、パネルが十分に上昇していないと判断し、パネルの上昇動作を継続させる。また、パネル動作制御部は、検知結果がオフ信号からオン信号に切り替わった場合、パネルが十分に上昇したと判断し、パネルの上昇動作を停止させる。これにより、パネルは、確実に第1所定位置まで上昇することができる。
発明3に係る空気調和装置の室内機は、発明2に係る空気調和装置の室内機であって、第1所定位置は、室内機本体の下面付近である。
これにより、パネルは、第1所定位置、即ち室内機本体の下面付近に至るまで上昇することができる。
発明4に係る空気調和装置の室内機は、発明1〜3のいずれかに係る空気調和装置の室内機であって、室内機本体の下面には、室内空気の吸い込み口が形成されている。パネルは、ロック状態を採る場合には、パネルの一端部を昇降することで吸い込み口を開閉することが可能である。そして、パネル動作制御部は、パネルのロック状態時に室内機の電源が投入された場合、パネルの一端部を所定距離下降させる。そして、パネル動作制御部は、パネルの一端部が所定距離下降後、パネルの一端部を上昇させる。
この空気調和装置の室内機によると、パネルが室内機本体にロックされた状態で室内機の電源が投入された場合、パネルの一端部は、所定距離下降する。即ち、先ずは、パネルは、室内機本体の吸い込み口を開放するような動作を行う。そしてその後、パネルの一端部は、上昇する。即ち、パネルは、室内機本体の吸い込み口を開放するような動作を行った後、吸い込み口を閉じるような動作を行う。従って、例えばパネルが室内機本体に完全に収納された状態であって、パネルの一端部の上昇動作が完了しないためにパネルが次の動作(例えばパネルの下降動作等)に移行できないような場合を防ぐことができる。
発明5に係る空気調和装置の室内機は、発明4に係る空気調和装置の室内機であって、第2検知部を更に備える。第2検知部は、パネルの一端部が第2所定位置に位置することを示す第1検知結果、またはパネルの一端部が第2所定位置に位置しないことを示す第2検知結果を出力する。そして、所定距離は、第2検知部の出力が第1検知結果から第2検知結果に変化するまでの間に、パネルが下降する距離である。
この空気調和装置の室内機によると、パネルの一端部は、第2検知部の出力が第1検知結果から第2検知結果に変化する分(即ち、所定距離)下降する。従って、パネルの一端部を、確実に所定距離下降させることができる。
発明6に係る空気調和装置の室内機は、発明4または5に係る空気調和装置の室内機であって、第3検知部を更に備える。第3検知部は、パネルの一端部が第3所定位置に位置することを検知する。そして、パネル動作制御部は、パネルの一端部が所定距離下降後、パネルの一端部が第3所定位置に達したことを第3検知部が検知するまで、パネルの一端部を上昇させる。
ここで、第3検知部が、パネルの一端部が第3所定位置に位置してない時にはオフ信号を出力し、パネルの一端部が第3所定位置に位置している時にはオン信号を出力する場合を考える。この場合、パネル動作制御部は、例えば第3検知部の検知結果がオフ信号のままである時には、パネルの一端部が十分に上昇していないと判断し、パネルの一端部の上昇動作を継続させる。また、パネル動作制御部は、検知結果がオフ信号からオン信号に切り替わった場合、パネルの一端部が十分に上昇したと判断し、パネルの一端部の上昇動作を停止させる。これにより、パネルの一端部は、確実に第3所定位置まで上昇することができる。
発明7に係る空気調和装置の室内機は、発明6に係る空気調和装置の室内機であって、第2所定位置及び第3所定位置は、室内機本体の下面付近である。
この空気調和装置の室内機によると、室内機本体の下面付近である第2所定位置より下にパネルが下降したか否かを容易に判断することができる。また、この室内機によると、一端部が所定距離降下したパネルを、室内機本体の下面付近である第3所定位置まで確実に上昇させることができる。
発明1に係る空気調和装置の室内機によると、室内機の利用者がパネルと室内機本体との間で作業をしている時に、他の人によって室内機の電源が投入されたとしても、パネルが自動的に上昇するいわゆるイニシャライズ処理がなされることがないため、上昇するパネルに利用者が接触する危険性を回避することができる。
発明2に係る空気調和装置の室内機によると、パネルは、確実に第1所定位置まで上昇することができる。
発明3に係る空気調和装置の室内機によると、パネルは、第1所定位置、即ち室内機本体の下面付近に至るまで上昇することができる。
発明4に係る空気調和装置の室内機によると、例えばパネルが室内機本体に完全に収納された状態であって、パネルの一端部の上昇動作が完了しないためにパネルが次の動作(例えばパネルの下降動作等)に移行できないような場合を防ぐことができる。
発明5に係る空気調和装置の室内機によると、パネルの一端部を、確実に所定距離下降させることができる。
発明6に係る空気調和装置の室内機によると、パネルの一端部は、確実に第3所定位置まで上昇することができる。
発明7に係る空気調和装置の室内機によると、室内機本体の下面付近である第2所定位置より下にパネルが下降したか否かを容易に判断することができる。また、この室内機によると、一端部が所定距離降下したパネルを、室内機本体の下面付近である第3所定位置まで確実に上昇させることができる。
以下、本発明に係る空気調和装置の室内機について、図面を用いて説明する。
(1)構成
図1(a)〜(c)は、本実施形態に係る空気調和装置の室内機1の斜視図である。図2は、図1の室内機1の内部の構成を、室内機1の第1側面2a側から見た場合の概略図である。この室内機1は、天井設置型の室内機であって、暖房運転や冷房運転等の空調運転、フィルタ清掃運転等を行うことができる。ここで、フィルタ清掃運転とは、後述するフィルタ25が捕集した塵埃をフィルタ25から剥離させるための運転である。
室内機1は、図1〜図8に示すように、主として、本体2(室内機本体に相当)、フラットパネル3(パネルに相当)、収納検知リミットスイッチ4a,4b(第1検知部、第2検知部、第3検知部に相当)、水平フラップ5、受信部6(指示受付部に相当)、運転状態表示部7、パネルロック機構8a,8b、パネル昇降駆動部9a,9b及び制御部10を備える。
尚、以下では、例えば本体2の「下方」のように、「上」、「下」等の方向を示す表現を適宜用いているが、これらは室内機1が図1に示すように室内の天井に取り付けられ、通常使用される状態での各方向を表す。
〔本体〕
本体2は、図1のW方向に長い箱状の形状を有しており、下面として化粧パネル2bを有している。化粧パネル2bには、図1及び図2に示すように、吸い込み口21と吹き出し口22とが1つずつ形成されている。吸い込み口21は、室内の空気が吸い込まれるための開口であって、吹き出し口22は、吸い込み口21から吸い込まれ室内熱交換器24により熱交換された後の空気が室内へ吹き出されるための開口である。吸い込み口21及び吹き出し口22は、本体2の長手方向(即ち、W方向)に沿って細長い略矩形状の形状を有している。そして、吸い込み口21の面積は、吹き出し口22の面積よりも大きい。
本体2の内部には、図2に示すように、主として、送風ファン23、室内熱交換器24、フィルタ25、フィルタ清掃機構26等が収容されている。送風ファン23は、吸い込み口21から吹き出し口22への空気の流れを生成するためのものである。送風ファン23は、ファンモータ23a(図8)と接続されており、ファンモータ23aにより回転駆動される。室内熱交換器24は、室内の空気と熱交換を行うためのものである。フィルタ25は、吸い込み口21の上方に設けられており、吸い込み口21を通過した空気中の塵埃を捕集する。フィルタ清掃機構26は、フィルタ25を図2の矢印Aまたは矢印Bの方向へ移動させるためのフィルタ移動部27や、フィルタ25が捕集した塵埃をフィルタ25から掻き出すブラシ28、ブラシ28により掻き出された塵埃を貯めるダストボックス29等で構成される。尚、フィルタ移動部27やブラシ28は、これらの駆動源として機能するフィルタ清掃駆動部26a(図8)と接続されており、フィルタ清掃駆動部26aにより駆動される。
また、本体2の内部には、収納検知リミットスイッチ4a,4b、パネルロック機構8a,8b、パネル昇降駆動部9a,9b及び制御部10が収容されているが、これらについては後述する。
〔フラットパネル〕
フラットパネル3は、図1に示すように、吸い込み口21と同様、本体2のW方向に沿って細長い略矩形状の形状を有している。このフラットパネル3は、図1(b)や図5(b)に示すように、本体2に対し回動自在に取り付けられることが可能である。また、フラットパネル3は、図1(c)や図5(c)に示すように、パネル昇降駆動部9a,9bにおける2本のワイヤ91a,91b(後述)により吊り上げられている。
具体的に、フラットパネル3は、吸い込み口21付近に位置する場合、パネルロック機構8a,8bにより本体2に対しロックされたロック状態を採る。ここで、フラットパネル3がロック状態を採る場合としては、図1(a)や図5(a)に示すように、フラットパネル3が本体2に収納され吸い込み口21を閉じている状態や、図1(b)や図5(b)に示すように、フラットパネル3が吹き出し口22側の端部3aを中心として本体2に対し回動可能となる状態が挙げられる。言い換えると、本実施形態に係るフラットパネル3は、ロック状態を採る場合、図1(c)及び図5(b)に示すように、フラットパネル3の端部3aを軸として端部3b(一端部に相当)が上昇及び下降することで、吸い込み口21を開閉することができる。特に、フラットパネル3が本体2に対し回動する場合には、フラットパネル3は、パネル回動用モータ32の出力軸に連結された回動軸31を中心として回動し(図3)、吸い込み口21を開閉することができる(図1(b),図5(b))。
ここで、本実施形態では、フラットパネル3の回動軸31が、フラットパネル3本体にあるのではなく、本体2の化粧パネル2b側に設けられている場合を例に採る。具体的に、回動軸31は、化粧パネル2bにおける吸い込み口21の長辺のうち、吹き出し口22に近い長辺の両端部分に設けられている。回動軸31は、パネルロック機構8a,8bの把持部81a,81b(後述)により把持されることでフラットパネル3に連結された状態となり、これによりフラットパネル3は本体2にロックされる。即ち、回動軸31は、フラットパネル3がロック状態を採る場合、フラットパネル3が本体2に対し回動可能となるように、フラットパネル3と本体2とを連結する役割を担う。そして、フラットパネル3と本体2とが回動軸31により連結された後に、パネル回動用モータ32が回転駆動することで、フラットパネル3は、本体2に対し所定角度回動して吸い込み口21を開放することができる。尚、フラットパネル3が吸い込み口21を開放すると、室内の空気は、図1(b)の矢印Cの方向から吸い込み口21を介して本体2の内部に送られる。
尚、フラットパネル3がロック状態を採るその他の場合としては、図4に示すように、フラットパネル3の一部が本体2にロックされた、いわゆる異常状態が挙げられる。即ち、フラットパネル3の異常状態とは、2つの回動軸31のうち1つがフラットパネル3と本体2とを連結しているが、もう1の回動軸31はフラットパネル3と本体2とを連結していない状態をいう。
また、フラットパネル3は、本体2に対するロックが解除されたロック解除状態を採ることができる。即ち、フラットパネル3のロック解除状態とは、2つの回動軸31が共にフラットパネル3に連結されていない状態であって、かつ2本のワイヤ91a,91bによりフラットパネル3が本体2から吊り下げられている状態をいう。この場合、図1(c)や図5(c)に示すように、ワイヤ91a,91bの繰り出し及び巻き取りが行われることで、フラットパネル3は、フラットパネル3全体として吸い込み口21の下方に下降したり上昇したりすることができる。
このようなフラットパネル3は、室内機1の運転停止時や運転時(空調運転や、フィルタ清掃運転時)には、吸い込み口21付近に位置し、ロック状態を採る(例えば図1(a)(b))。そして、室内機1のメンテナンス時には、ロック解除状態を採り、吸い込み口21の下方に下降する(図1(c))。
〔収納検知リミットスイッチ〕
収納検知リミットスイッチ4a,4bは、図5に示すように、化粧パネル2bの吸い込み口21付近に2つ設けられている。より具体的には、2つの収納検知リミットスイッチ4a,4bは、吸い込み口21の長辺のうち吹き出し口22と離れている長辺に沿うようにして、互いに所定距離離れて設けられている。
各収納検知リミットスイッチ4a,4bは、フラットパネル3が化粧パネル2bにおける吸い込み口21付近の位置P(図2参照。第1所定位置、第2所定位置及び第3所定位置に相当)に位置することを検知する。より詳細には、収納検知リミットスイッチ4a,4bは、フラットパネル3の端部3bが位置Pにある場合、オン信号(第1検知結果に相当)を出力する。逆に、フラットパネル3の端部3bが位置Pにない場合(例えば、図2の位置Rや位置Qに位置する場合)、収納検知リミットスイッチ4a,4bは、オフ信号(第2検知結果に相当)を出力する。従って、フラットパネル3が図1(a)に示すように位置している場合には、各収納検知リミットスイッチ4a,4bは、共にオン信号を出力する。フラットパネル3が図1(b)や(c)に示すように位置している場合には、各収納検知リミットスイッチ4a,4bは、共にオフ信号を出力する。このようにして収納検知リミットスイッチ4a,4bにより出力されたオン信号及びオフ信号は、制御部10に取り込まれる。
尚、図1(a)〜(c)や図5(a)〜(c)に示すように、フラットパネル3が本体2の化粧パネル2bに対し略平行である場合には、収納検知リミットスイッチ4a,4bは、共に同じ信号を出力する。しかし、図4に示すように、フラットパネル3が化粧パネル2bに対し平行ではなく、異常状態を採る場合には、収納検知リミットスイッチ4a,4bは、互いに異なる信号を出力する。
〔水平フラップ〕
水平フラップ5は、吹き出し口22から吹き出される空気を、図1(b)の矢印Dの方向に案内するためのものであって、吹き出し口22を開閉可能に設けられている。水平フラップ5は、運転停止時及び室内機1のメンテナンス時には吹き出し口22を閉じる姿勢を採っている(図1(a)(c))。また、水平フラップ5は、室内機1が空調運転を行っている時には、吸い込み口21側の端部を軸として回動し、吹き出し口22を開放する姿勢を採っている(図1(b))。このような水平フラップ5は、モータやギア(いずれも図示せず)等により回転駆動される。
〔受信部〕
受信部6は、図1に示すように、本体2の化粧パネル2bに設けられている。受信部6は、リモートコントローラから送られてくる各種運転の開始指示や、各種設定等を受信可能なように設けられている。例えば、受信部6は、冷暖房運転等の空調運転の開始指示や室内の設定温度を、リモートコントローラを介して受け付けることができる。また、受信部6は、フラットパネル3の昇降指示を、リモートコントローラを介して受け付けることができる。
尚、本実施形態では、冷暖房運転等の空調運転の開始及び停止指示と、メンテナンス時におけるフラットパネル3の昇降指示やフィルタ清掃運転の開始指示とが、それぞれ別々のリモートコントローラを介して送られる場合を例に取る。図6(a)は、空調運転の開始及び停止指示が利用者によりなされる際に用いられるリモートコントローラの外観を示している。図6(b)は、フラットパネル3の昇降指示やフィルタ清掃運転の開始指示が利用者によりなされる際に用いられるリモートコンローラの外観を示している。
〔運転状態表示部〕
運転状態表示部7は、受信部6と同様、本体2の化粧パネル2bに設けられている。運転状態表示部7は、例えばLEDで構成され、室内機1の運転状況に応じて点灯や点滅を行う。
例えば、運転状態表示部7は、フラットパネル3が図1(b)に示すように本体2に対し所定角度回動した状態であって、空調運転が行われる場合には、緑色に点灯する。運転状態表示部7は、フラットパネル3が図1(a)に示すように吸い込み口21を閉じている状態であって、フィルタ25の清掃運転が行われている場合には、橙色に点灯する。また、運転状態表示部7は、フラットパネル3の昇降動作(即ち、フラットパネル3が図1(c)に示すように吸い込み口21の下方に下降したり上昇したりする動作)が禁止されている状態時に、受信部6がフラットパネル3の昇降指示を受け付けた場合、赤色で点灯する。このように、室内機1の運転状態に応じて運転状態表示部7の点灯する色を変えることで、室内機1の利用者は、室内機1の現在の運転状態を確認することができる。ここで、フラットパネル3の昇降動作が禁止されている場合としては、例えばパネルロック機構8a,8bやパネル昇降駆動部9a,9bが故障している場合等が挙げられる。
更に、運転状態表示部7は、空調運転の開始指示を受信部6が受信した時に、フラットパネル3がロック解除状態であれば(例えば、図1(c))、赤色で点滅する。これにより、室内機1の利用者は、フラットパネル3がロック解除状態で空調運転が行われる旨を知ることができる。
〔パネルロック機構〕
パネルロック機構8a,8bは、フラットパネル3を本体2にロックさせたりロック解除させたりするためのものであって、図5(a)〜(c)に示すように、化粧パネル2bの吸い込み口21付近に2つ設けられている。より具体的には、本実施形態に係るパネルロック機構8a,8bは、吸い込み口21の長辺のうち、吹き出し口22に近い側の長辺の両端部分に1つずつ設けられている。そして、各パネルロック機構8a,8bは、図8に示すように、それぞれ把持部81a,81b、ロックモータ82a,82b、ロックリミットスイッチ83a,83bを有している。このように、パネルロック機構8a,8bは、化粧パネル2b上において設けられている位置が異なっているが、同様の構成を有する。そのため、以下では、図3を用いて、パネルロック機構8aを例に取り説明する。
把持部81aは、フラットパネル3の回動軸31を把持するためのものである。より具体的には、本実施形態に係る把持部81aは、ロックモータ82aの回転駆動により図3の矢印EまたはFの方向に所定距離移動することができる。また、把持部81aは、フラットパネル3の回動軸31に連結可能な連結部(図示せず)を有している。このような構成を有する把持部81aは、矢印Eの方向に移動すると、連結部がフラットパネル3の回動軸31に連結し、フラットパネル3を本体2に対しロックさせることができる。逆に、把持部81aは、矢印Fの方向に移動すると、連結部がフラットパネル3の回動軸31から離れ、フラットパネル3をロック解除の状態にすることができる。
ロックモータ82aは、把持部81aを移動させるための駆動源であって、CW(Clock Wise)方向またはCCW(Counter Clock Wise)方向に回転駆動することができる。ロックモータ82aの駆動制御は、後述する制御部10により行われる。
ロックリミットスイッチ83aは、フラットパネル3がロック状態であるか否かを検知する。具体的に、本実施形態に係るロックリミットスイッチ83aは、図示しないギアを介してロックモータ82aと連結されており、ロックモータ82aがCW方向またはCCW方向に回転駆動するのに伴い、把持部81aの移動方向である矢印Eまたは矢印Fに所定距離だけ移動することができる。また、ロックリミットスイッチ83aは、把持部81aとは直接連結されている。これにより、把持部81aは、ロックリミットスイッチ83aの移動と共に矢印Eまたは矢印Fの方向に移動し、フラットパネル3を本体2にロックしたりロック解除したりすることができる。
このようなロックリミットスイッチ83aは、矢印Eの方向に端まで移動した場合は、回動軸31が把持部81aにより把持されたと判断し、フラットパネル3がロック状態となった旨を示すオン信号を出力する。逆に、ロックリミットスイッチ83aは、矢印Fの方向に端まで移動した場合は、把持部81aが回動軸31から離れたと判断し、フラットパネル3がロック解除状態になった旨を示すオフ信号を出力する。
〔パネル昇降駆動部〕
パネル昇降駆動部9a,9bは、フラットパネル3自体を上昇または下降させるためのものであって、図5に示すように、本体2の化粧パネル2bにおける吸い込み口21付近に2つ設けられている。より具体的には、パネル昇降駆動部9a,9bは、化粧パネル2bの短辺に沿って1つずつ設けられている。各パネル昇降駆動部9a,9bは、図8に示すように、それぞれワイヤ91a,91b、昇降部92a,92b及び位置検知カウンタリミットスイッチ97a,97bを有している。
各ワイヤ91a,91bの一端は、フラットパネル3に連結され、他端は、各昇降部92a,92bに連結されている。この2本のワイヤ91a,91bは、図1(c)に示すように、フラットパネル3の手前側の端部3aに近い部分、及びフラットパネル3の奥側の端部3bに近い部分を吊り上げる。
昇降部92a,92bは、ワイヤ91a,91bの巻き取り及び繰り出しを行う。尚、昇降部92a及び昇降部92bは、巻き取り等を行うワイヤが異なる他は、同様の構成を有する。そのため、以下では、昇降部92aの構成を例に取り説明する。昇降部92aは、図7に示すように、滑車93、巻取り歯車94、駆動歯車95及び昇降モータ96を含む。滑車93は、滑車部93aとカム部93bとが一体に成形されており、滑車部93aは、ワイヤ91aを支持すると共に、ワイヤ91aの移動に伴って回転する。カム部93bは、小径曲面部分、大径曲面部分、及びこれらの両曲面部分を結ぶ平面部分とで構成される。巻取り歯車94は、ワイヤ91aを巻き取るためのボビン94aと、歯車部94bとを有しており、ボビン94aと歯車部94bとは一体形成されている。駆動歯車95は、巻取り歯車94の歯車部94bと噛み合い、巻取り歯車94を回転させる。これにより、ワイヤ91aは、ボビン94aから繰り出されたりボビン94aに巻き取られたりすることができる。昇降モータ96は、駆動歯車95を回転駆動させるためのステッピングモータである。
位置検知カウンタリミットスイッチ97a,97bは、ワイヤ91a,91bの繰り出しに応じてカウンタ値を増加させる。ここで、位置検知カウンタリミットスイッチ97a,97bは、同様の構成を有するため、位置検知カウンタリミットスイッチ97aの構成を例に取る。位置検知カウンタリミットスイッチ97aは、図7に示すように、レバー98aを有するマイクロスイッチであって、レバー98aが押されることでオンする。レバー98aは、常に滑車93のカム部93bと接触しており、カム部93bとの接触部分が小径曲面部分から大径曲面部分に、または大径曲面部分から小径曲面部分となった時に押される。
〔制御部〕
制御部10は、CPU及びメモリからなるマイクロコンピュータで構成され、図8に示すように、主として、収納検知リミットスイッチ4a,4b、受信部6、運転状態表示部7、パネルロック機構8a,8b、パネル昇降駆動部9a,9b、ファンモータ23a、フィルタ清掃駆動部26a及びパネル回動用モータ32と接続されており、接続された各機器の制御を行う。例えば、制御部10は、受信部6がリモートコントローラから受信した空調運転の開始指示等に基づいて、冷房運転や暖房運転等の運転制御、ファンモータ23aの回転駆動制御等を行う。また、制御部10は、フラットパネル3の上昇動作中にフィルタ清掃運転の開始指示を受信部6が受信した場合、フラットパネル3の上昇動作が完了した後にフィルタ清掃運転が開始されるように、フィルタ清掃駆動部26aを制御する。特に、本実施形態に係る制御部10は、室内機1の電源が投入された場合、その時々のフラットパネル3の状態に応じてフラットパネル3の動作を制御する。また、制御部10は、パネルロック機構8a,8bの動作制御や運転状態表示部7の表示制御を行う。このような動作を行うため、制御部10は、パネル動作制御部11、ロック機構制御部12及び表示制御部13として機能する。
〔パネル動作制御部〕
パネル動作制御部11は、フラットパネル3の動作を制御する。即ち、パネル動作制御部11は、パネル昇降駆動部9a,9bの制御を行い、パネル昇降駆動部9a,9bの昇降部92a,92bに、ワイヤ91a,91bの繰り出し及び巻き取りを行わせる。
以下に、本実施形態に係るパネル動作制御部11の制御内容について、より詳細に説明する。
パネル動作制御部11は、フラットパネル3のロック解除状態時に室内機1の電源が投入された場合、受信部6がフラットパネル3の上昇指示を受け付けることでフラットパネル3が上昇動作を行うように、パネル昇降駆動部9a,9bを制御する。即ち、パネル動作制御部11は、フラットパネル3のロック解除状態時に室内機1の電源が投入された場合には、イニシャライズ処理をパネル昇降駆動部9a,9bに行わせないようにすると共に、リモートコントローラ3を介してフラットパネル3の上昇指示があった場合に、はじめてフラットパネル3の上昇指示をパネル昇降駆動部9a,9bに出力する。ここで、イニシャライズ処理とは、室内機1の電源投入をトリガとして、自動的にフラットパネル3が化粧パネル2bの吸い込み口21まで上昇する処理である。これにより、パネル昇降駆動部9a,9bの昇降部92a,92bは、利用者によりリモートコントローラを介してなされるフラットパネル3の上昇指示がなければ、ワイヤ91a,91bを繰り出すことがないため、室内機1の電源投入時にロック解除状態を採るフラットパネル3は、自動的には上昇しない。
ここで、パネル動作制御部11は、フラットパネル3の上昇動作においては、フラットパネル3が図2の位置Pに達し、収納検知リミットスイッチ4a,4bがオン信号を出力するまで、パネル昇降駆動部9a,9bの昇降部92a,92bに、ワイヤ91a,91bの巻き取りを行わせる。そして、収納検知リミットスイッチ4a,4bがオン信号を出力すると、パネル動作制御部11は、昇降部92a,92bによるワイヤ91a,91bの巻き取りを停止させる。このように、パネル動作制御部11は、収納検知リミットスイッチ4a,4bの出力に基づいてフラットパネル3が十分に上昇したか否かを判断し、フラットパネル3の動作を制御する。
また、パネル動作制御部11は、フラットパネル3のロック状態時に室内機1の電源が投入された場合、フラットパネル3の端部3bが所定距離下降するように(図1(b))、パネル昇降駆動部9a,9bを制御する。そして、パネル動作制御部11は、フラットパネル3の端部3bが所定距離下降した後、フラットパネル3の端部3bが上昇するように、パネル昇降駆動部9a,9bを制御する。即ち、パネル動作制御部11は、フラットパネル3のロック状態時に室内機1の電源が投入された場合には、ロック機構制御部12によりフラットパネル3のロックを解除させることなく、ロック状態のままのフラットパネル3を、一旦吸い込み口21を開く方向に回動させてから(図1(b))、吸い込み口21を閉じる方向に回動させる(図1(a))。これにより、パネル昇降部9b,9bの昇降部92a,92bは、先ずはワイヤ91a,91bの繰り出しを行うため、フラットパネル3の端部3bが下降する。次いで、フラットパネル3の端部3bの下降した距離が所定距離に達すると(即ち、フラットパネル3の回動角度が所定角度に達すると)、昇降部92a,92bは、ワイヤ91a,91bの巻き取りを行うため、フラットパネル3の端部3bが上昇する。
ここで、フラットパネル3の端部3bが下降する際の“所定距離”(所定角度)について、図2を用いて説明する。室内機1の電源投入時、フラットパネル3は位置Pにあって吹き出し口21を閉じており、収納検知リミットスイッチ4a,4bがオン信号を出力している状態であると考える。この場合において、フラットパネル3が回動、即ちフラットパネル3の端部3bが下降してフラットパネル3の端部3bの位置が位置Pからはずれると(位置R)、収納検知リミットスイッチ4a,4bの出力は、オン信号からオフ信号へと変化する。本実施形態に係る所定距離は、このように収納検知リミットスイッチ4a,4bの出力がオン信号からオフ信号へと変化するまでの間にフラットパネル3の端部3bが下降する距離に相当する。本実施形態では、具体的には図2に示すように、フラットパネル3の端部3bが位置Pから位置Rに至るまでの距離を、“所定距離”(所定角度)という。例えば、メンテナンス時にフラットパネル3が昇降可能な距離を3mとした場合、所定距離は、例えば0.3mであることができる。このように、本実施形態に係る室内機1は、フラットパネル3のロック状態時に室内機1の電源が投入された場合、室内機1の電源投入をトリガとしてフラットパネル3を直ちに上昇させるのではなく、フラットパネル3の端部3b一旦下降させる。これにより、電源投入時から既に収納検知リミットスイッチ4a,4bがオン信号を出力している場合であっても、パネル動作制御部11は、フラットパネル3が上昇するイニシャライズ処理が完了したか否かを、収納検知リミットスイッチ4a,4bの出力の変化(具体的には、オフ信号からオン信号への変化)に基づいて確実に判断することができる。
尚、所定距離下降後にフラットパネル3の端部3bが上昇する動作においては、パネル動作制御部11は、電源投入時にフラットパネル3がロック解除状態であった場合と同様、収納検知リミットスイッチ4a,4bの出力に基づいてフラットパネル3の動作制御を行う。即ち、パネル動作制御部11は、フラットパネル3の端部3bが図2の位置Pに達し、収納検知リミットスイッチ4a,4bがオン信号を出力するまで、昇降部92a,92bにワイヤ91a,91bの巻き取りを行わせる。そして、収納検知リミットスイッチ4a,4bがオン信号を出力すると、パネル動作制御部11は、昇降部92a,92bによるワイヤ91a,91bの巻き取りを停止させる。
ここで、上述したように、フラットパネル3がロック状態及びロック解除状態のいずれかの状態であるのかをパネル動作制御部11が判断する際には、パネルロック機構8a,8bにおけるロックリミットスイッチ83a,83bの出力が用いられる。具体的には、パネル動作制御部11は、ロックリミットスイッチ83a,83bが共にオン信号を出力している場合には、フラットパネル3がロック状態を採っているものと判断する。逆に、パネル動作制御部11は、ロックリミットスイッチ83a,83bが共にオフ信号を出力している場合には、フラットパネル3がロック解除状態を採っているものと判断する。また、ロックリミットスイッチ83a,83bのいずれか一方がオン信号を出力し、他方がオフ信号を出力している場合は、パネル動作制御部11は、フラットパネル3が図4に示すような異常状態であるものと判断する。この場合、パネル動作制御部11は、フラットパネル3が完全にロック解除状態を採っているわけではないことから、ロック状態であると判断した時と同様の制御を行う。
また、パネル動作制御部11は、風量に基づいてフラットパネル3の開度を補正する。例えば、パネル動作制御部11は、風量が所定タップより高い程、フラットパネル3の回動角度を大きくする。これにより、室内機1は、室内機1自体のデザイン性が損なわれることなく、空調運転を行うことができる。
〔ロック機構制御部〕
ロック機構制御部12は、パネルロック機構8a,8bの制御を行う。例えば、ロック機構制御部12は、パネルロック機構8a,8bのロックリミットスイッチ83a,83bの出力に基づいてフラットパネル3の状態を確認する。また、ロック機構制御部12は、ロックリミットスイッチ83a,83bの出力に基づいて、フラットパネル3が確実に本体2にロックされるまで、またはフラットパネル3が確実にロック解除の状態となるまで、ロックモータ82a,82bを回転駆動させる。
より具体的には、ロック機構制御部12は、フラットパネル3がロック解除状態時に空調運転の指示がなされた場合には、先ずは収納リミットスイッチ4a,4bの出力を確認する。そして、収納リミットスイッチ4a,4bの出力がオン信号であれば、ロック機構制御部12は、ロックリミットスイッチ83a,83bの出力をモニターしながら、フラットパネル3が本体2にロックされるように、ロックモータ82a,82bを回転駆動させる。
〔表示制御部〕
表示制御部13は、運転状態表示部7の制御を行う。
例えば、表示制御部13は、ロックリミットスイッチ83a,83bがオン信号を出力し、収納検知リミットスイッチ4a,4bがオフ信号を出力している状態で(即ち、図1(b))、空調運転が行われている時には、運転状態表示部7に緑色を点灯させる。表示制御部13は、ロックリミットスイッチ83a,83b及び収納検知リミットスイッチ4a,4bが共にオン信号を出力している状態で(即ち、図1(a))、フィルタ清掃運転が行われている時には、運転状態表示部7に橙色を点灯させる。更に、表示制御部13は、フラットパネル3の昇降動作が禁止されている状態の時に、受信部6がフラットパネル3の昇降指示を受信した場合、運転状態表示部7に赤色を点灯させる。
また、表示制御部13は、ロックリミットスイッチ83a,83bがオフ信号を出力している状態または収納検知リミットスイッチ4a,4bがオフ信号を出力している状態で(即ち、図1(b)や図1(c)の状態)、空調運転の開始指示を受信部6が受信した場合には、運転状態表示部7を赤色で点滅させる。
(2)動作
次に、本実施形態に係る室内機1の特徴的な動作について説明する。図9は、本実施系形態に係る室内機1の特徴的な動作を説明するためのフローチャートである。
ステップS1〜S2:室内機1の電源が投入されると(S1のYes)、パネル動作制御部11は、フラットパネル3がロック状態及びロック解除状態のいずれの状態であるかを、ロックリミットスイッチ83a,83bの出力に基づいて判断する(S2)。
ステップS3〜S4:ステップS2において、フラットパネル3がロック解除状態である場合には(S2のYes)、パネル動作制御部11は、受信部6が上昇指示を受信するまでは(S3)フラットパネル3を動かさないように、パネル昇降駆動部9a,9bを制御する。リモートコントローラを介してフラットパネル3の上昇指示がなされた場合には(S3のYes)、パネル動作制御部11は、フラットパネル3が上昇を開始するように、パネル昇降駆動部9a,9bを制御する(S4)。これにより、パネル昇降制御部9a,9bの昇降部92a,92bによってワイヤ91a,91bが巻き取られ、フラットパネル3は、上昇するようになる。
ステップS5:ステップS2において、フラットパネル3がロック状態である場合には(S2のNo)、パネル動作制御部11は、フラットパネル3の端部3bが下降を開始するように、パネル昇降駆動部9a,9bを制御する(S5)。これにより、パネル昇降制御部9a,9bの昇降部92a,92bによってワイヤ91a,91bが繰り出され、フラットパネル3は、端部3bが吸い込み口21の下方へ移動するように回動するようになる。
ステップS6〜S7:パネル動作制御部11は、フラットパネル3の端部3bが所定距離下降するまで、フラットパネル3の端部3bが下降するように、パネル昇降制御部9a,9bを制御する。より具体的には、パネル動作制御部11は、ステップS1の電源投入の際にはフラットパネル3の端部3bが位置Pに位置していたためにオン信号を出力していた収納検知リミット4a,4bが、オフ信号を出力するようになるまで(S6)、フラットパネル3を回動させてフラットパネル3の端部3bを下降させる。収納検知リミットスイッチ4a,4bの出力がオン信号からオン信号へと変化した場合(S6のYes)、パネル動作制御部11は、フラットパネル3の端部3bが下降を停止して上昇を行うように、パネル昇降制御部9a,9bを制御する(S7)。即ち、収納検知リミットスイッチ4a,4bの出力が変化すると、昇降部92a,92bは、ワイヤ91a,91bの繰り出しをやめて巻き取りを行う。これにより、フラットパネル3は、ステップS5とは逆に、端部3bが吸い込み口21方向へ移動するように回動するようになる。
ステップS8〜S9:ステップS4及びステップS7において、フラットパネル3の端部3bが位置Pに達したために収納検知リミットスイッチ4a,4bがオン信号となった場合(S8のYes)、パネル動作制御部11は、フラットパネル3の上昇動作を停止させる。これにより、昇降部92a,92bは、ワイヤ91a,91bの繰り上げ動作を停止する。そして、フラットパネル3が上昇動作を停止した後、室内機1は、例えば空調運転等の次の動作を行う(S9)。
(3)効果
(A)
本実施形態に係る室内機1によると、フラットパネル3がロック解除状態であり室内機1の電源が投入されると、フラットパネル3は、室内機1の利用者によりリモートコントローラ等を介してなされたフラットパネル3の上昇指示に基づいて上昇する。従って、上昇するフラットパネル3に利用者が接触する危険性を回避することができる。
(B)
上記効果(A)の動作が行われる場合、パネル動作制御部11は、収納検知リミットスイッチ4a,4bの出力に基づいてフラットパネル3の上昇動作を制御する。即ち、収納検知リミットスイッチ4a,4bの出力がオフ信号のままである時は、パネル動作制御部11は、フラットパネル3が十分に上昇していないと判断し、フラットパネル3の上昇を継続させる。そして、パネル動作制御部11は、収納検知リミットスイッチ4a,4bの出力がオフ信号からオン信号に切り替わった場合、フラットパネル3が十分に上昇したと判断し、フラットパネル3の上昇動作を停止させる。これにより、効果(A)の動作が行われる場合、フラットパネル3は、確実に位置Pに上昇することができる。
(C)
また、上記効果(A)の動作が行われる場合、フラットパネル3は、本体2の化粧パネル2b付近に至るまで上昇することができる。
(D)
また、本実施形態に係る室内機1によると、フラットパネル3が本体2にロックされた状態で室内機1の電源が投入された場合、先ずはフラットパネル3の端部3bが所定距離下降する。その後、フラットパネル3の端部3bは、上昇する。即ち、フラットパネル3は、本体2の吸い込み口21を開放するような動作を行った後、吸い込み口21を閉じるような動作を行う。従って、例えばフラットパネル3が本体2に完全に収納された状態であって、フラットパネル3の端部3bの上昇動作が完了しないためにフラットパネル3が次の動作(例えばフラットパネル3の下降動作等)に移行できないような場合を防ぐことができる。
(E)
上記効果(D)の動作が行われる場合、フラットパネル3の端部3bは、収納検知リミットスイッチ4a,4bの出力がオン信号からオフ信号に変化する分(即ち、所定距離)下降する。従って、フラットパネル3の端部3bは、確実に所定距離下降することができる。
(F)
尚、上記効果(D)の動作が行われる場合、パネル動作制御部11は、収納検知リミットスイッチ4a,4bの出力に基づいてフラットパネル3の上昇動作を制御する。即ち、収納検知リミットスイッチ4a,4bの出力がオフ信号のままである時は、パネル動作制御部11は、フラットパネル3の端部3bが十分に上昇していないと判断し、フラットパネル3の端部3bの上昇を継続させる。そして、パネル動作制御部11は、収納検知リミットスイッチ4a,4bの出力がオフ信号からオン信号に切り替わった場合、フラットパネル3の端部3bが十分に上昇したと判断し、フラットパネル3の端部3bの上昇動作を停止させる。これにより、効果(D)の動作が行われる場合、フラットパネル3の端部3bは、確実に位置Pに上昇することができる。
(G)
また、位置Pが本体2の下面である化粧パネル2b付近であることから、上記効果(D)の動作が行われる場合、パネル動作制御部11は、フラットパネル3の端部3bを位置Pよりも下に確実に下降させることができると共に、位置Pまで確実に上昇させることができる。
<その他の実施形態>
(a)
上記実施形態では、運転状態表示部7がLEDからなる場合について説明した。しかし、運転状態表示部7は、その時々の室内機1の運転状態を利用者に報知することができればよいため、LEDからなる構成に限定されない。運転状態表示部7のその他の構成としては、液晶や、液晶とLEDとの組み合わせ、LEDと音との組み合わせ等が挙げられる。
(b)
上記実施形態では、パネルロック機構8a、8bが、把持部81a,81b,ロックモータ82a,82b及びロックリミットスイッチ83a,83bで構成される場合について説明した。しかし、フラットパネル3を本体2にロックまたはロック解除するための機構の構成は、これに限定されず、どのような構成であってもよい。
(c)
上記実施形態では、フラットパネル3の回動軸31が本体2の化粧パネル2b側に設けられている場合について説明した。しかし、回動軸31は、化粧パネル2b側ではなく、フラットパネル3側に設けられていてもよい。
(d)
上記実施形態では、第1検知部〜第3検知部全てが、収納検知リミットスイッチ4a,4bに相当する場合について説明した。しかし、第1検知部〜第3検知部は、それぞれ別々に備えられていても良い。
また、上記実施形態では、第1所定位置〜第3所定位置が、位置Pである場合について説明した。しかし、第1所定位置〜第3所定位置は、互いに異なる位置であってもよい。
(e)
上記実施形態では、フラットパネル3の上昇動作が、収納検知リミットスイッチ4a,4bの出力が変化するまで継続する場合について説明した。しかし、例えば収納検知リミットスイッチ4a,4bが故障している等して出力が変化しない場合には、パネル動作制御部11は、収納検知リミットスイッチ4a,4bの出力変化をトリガとしてフラットパネル3の上昇を停止できなくなってしまう。そこで、このような場合を想定し、パネル動作制御部11は、例えばフラットパネル3が上昇開始してから所定時間経過した場合にはフラットパネル3の上昇を停止させる制御を行っても良い。また、昇降部92a,92bにおける位置検知カウンタリミットスイッチ97a,97bが、ワイヤ91a,91bの繰り出しに応じてカウンタ値を増加させ、ワイヤ91a,91bの巻き取りに応じてカウンタ値を減少させるタイプであれば、パネル動作制御部11は、カウンタ値が所定値となった場合に、フラットパネル3の上昇動作を停止させてもよい。
本発明に係る室内機は、上昇するパネルに利用者が接触する危険性を回避することができるという効果を有し、天井設置型の空気調和装置の室内機に適用することができる。
(a)本実施形態に係る空気調和装置の室内機の斜視図であって、フラットパネルが本体にロックされていると共に吸い込み口を閉じている状態を示す図。
(b)本実施形態に係る空気調和装置の室内機の斜視図であって、フラットパネルが本体にロックされていると共に吸い込み口を開放している状態を示す図。
(c)本実施形態に係る空気調和装置の室内機の斜視図であって、フラットパネルが本体に対しロック解除されており、室内機本体の下方に位置している状態を示す図。
本実施形態に係る室内機本体の内部の構成を示す概略図。 本実施形態に係るパネルロック機構とその付近の構成を示す概略図。 本実施形態に係る空気調和装置の室内機の斜視図であって、フラットパネルの一部分が本体にロックされている異常状態を示す図。 (a)本実施形態に係る化粧パネル付近の構成を本体内部側から見た場合の概略図であって、パネルがロック状態を採ると共に吸い込み口を閉じている状態を示す図。
(b)本実施形態に係る化粧パネル付近の構成を本体内部側から見た場合の概略図であって、パネルがロック状態を採ると共に吸い込み口を開放している状態を示す図。
(c)本実施形態に係る化粧パネル付近の構成を本体内部側から見た場合の概略図であって、パネルがロック解除状態を採ると共に吸い込み口の下方に位置している状態を示す図。
(a)利用者が空調運転指示を行う際に用いられるリモートコントローラの外観図。
(b)利用者がフラットパネル3の昇降指示を行う際に用いられるリモートコンローラの外観図。
本実施形態に係るパネル昇降駆動部の構成を示す概略図。 本実施形態に係る室内機を構成する各機器を模式的に示すブロック図。 本実施形態に係る室内機の動作を説明するための図であって、室内機の電源が投入された時の室内機の動作を示すフローチャート。
1 室内機
2 本体
21 吸い込み口
22 吹き出し口
23 送風ファン
24 室内熱交換器
25 フィルタ
26 フィルタ清掃機構
3 フラットパネル
3a,3b フラットパネルの端部
31 回動軸
32 パネル回動用モータ
4a,4b 収納検知リミットスイッチ
5 水平フラップ
6 受信部
7 運転状態表示部
8a,8b パネルロック機構
81a,81b 把持部
82a,81b ロックモータ
83a,81b ロックリミットスイッチ
9a,9b パネル昇降駆動部
91a,91b ワイヤ
92a,92b 昇降部
97a,97b 位置検知カウンタリミットスイッチ
10 制御部
11 パネル動作制御部
12 ロック機構制御部
13 表示制御部

Claims (7)

  1. 天井設置型の空気調和装置の室内機(1)であって、
    室内機本体(2)と、
    前記室内機本体(2)にロックされたロック状態と前記室内機本体(2)に対するロックが解除されたロック解除状態とを採り得ると共に、前記ロック解除状態を採る場合には前記室内機本体(2)の下方に下降可能なパネル(3)と、
    前記パネル(3)の上昇指示を受付可能な指示受付部(6)と、
    前記パネル(3)のロック解除状態時前記室内機(1)の電源が投入されてから前記指示受付部(6)が前記パネル(3)の上昇指示を受け付けるまでは前記パネル(3)を動作させないようにすると共に、前記室内機(1)の電源が投入された後に前記パネル(3)の上昇指示が受け付けられた場合には前記パネル(3)が上昇するように、前記パネル(3)の動作を制御するパネル動作制御部(11)と、
    を備える、空気調和装置の室内機(1)。
  2. 前記パネル(3)が第1所定位置に位置することを検知する第1検知部(4a,4b)を更に備え、
    前記パネル動作制御部(11)は、前記パネル(3)が前記第1所定位置に達したことを前記第1検知部(4a,4b)が検知するまで前記パネル(3)を上昇させる、
    請求項1に記載の空気調和装置の室内機(1)。
  3. 前記第1所定位置は、前記室内機本体(2)の下面付近である、
    請求項2に記載の空気調和装置の室内機(1)。
  4. 前記室内機本体(2)の下面には、室内空気の吸い込み口(21)が形成され、
    前記パネル(3)は、前記ロック状態を採る場合には前記パネル(3)の一端部を昇降することで前記吸い込み口(21)を開閉することが可能であって、
    前記パネル動作制御部(11)は、
    前記パネル(3)のロック状態時に前記室内機(1)の電源が投入された場合、前記パネル(3)の一端部を所定距離下降させ、
    前記パネル(3)の一端部が前記所定距離下降後、前記パネル(3)の一端部を上昇させる、
    請求項1〜3のいずれかに記載の空気調和装置の室内機(1)。
  5. 前記パネル(3)の一端部が第2所定位置に位置することを示す第1検知結果、または前記パネル(3)の一端部が前記第2所定位置に位置しないことを示す第2検知結果を出力する第2検知部(4a,4b)を更に備え、
    前記所定距離は、前記第2検知部(4a,4b)の出力が前記第1検知結果から前記第2検知結果に変化するまでの間に前記パネル(3)が下降する距離である、
    請求項4に記載の空気調和装置の室内機(1)。
  6. 前記パネル(3)の一端部が第3所定位置に位置することを検知する第3検知部(4a,4b)を更に備え、
    前記パネル動作制御部(11)は、前記パネル(3)の一端部が前記所定距離下降後、前記パネル(3)の一端部が前記第3所定位置に達したことを前記第3検知部(4a,4b)が検知するまで、前記パネルの一端部(3)を上昇させる、
    請求項4または5に記載の空気調和装置の室内機(1)。
  7. 前記第2所定位置及び前記第3所定位置は、前記室内機本体(2)の下面付近である、
    請求項6に記載の空気調和装置の室内機(1)。
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