JP4431266B2 - 圧力センサ内蔵型スパークプラグユニット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、圧力センサ内蔵型スパークプラグユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、内燃機関の燃焼状態やノッキング検出、あるいは燃費向上や排気ガス清浄化等を目的として、スパークプラグに内蔵した圧力センサにより内燃機関の燃焼室内の圧力を検出することが行なわれている。このような目的に使用される圧力センサ内蔵型スパークプラグの概略は以下のようなものである。すなわち、スパークプラグの主体金具に形成された取付ねじ部の基端位置に、外側からリング状の圧電セラミック素子からなる圧力センサを出力取出用のリング状電極とともにはめ込み、鍔状のセンサ保持部にてこれを受けるとともに、全体を外側からセンサケースにて覆う。リング状電極からの出力リード線はセンサケースから後方に取り出される。取付ねじ部においてスパークプラグを内燃機関のプラグホールに取り付けると、圧力センサはセンサケースを介してプラグホールの開口外縁部に押し付けられる。燃焼圧はセンサケースを介して圧力センサに伝わる。圧力センサは、圧電効果により、検出した圧力レベルに応じた電圧を、出力リード線を介して出力することとなる。
【0003】
スパークプラグは電極間に高電圧を印加して火花放電を生じさせることにより、内燃機関の点火を行なうものであるが、火花放電は通常、多数の高調波成分を含んだ急峻なパルス状の放電電流により生ずる。従って、火花放電中のスパークプラグからは該高調波成分による電波ノイズが絶え間なく漏洩している。そして、圧力センサを内蔵したスパークプラグの場合、スパークプラグ本体から発生する電波ノイズがセンサ出力リード線により拾われ、センサ出力信号に重畳してSN比低下や誤検出を引き起こす場合がある。このようなノイズを防止するために、センサ出力リード線として、金属網等で構成されたシールド被覆により芯線を覆ったシールドケーブルが一般に用いられ、このシールド被覆が接地されることにより芯線は静電遮蔽されている。
【0004】
一方、自動車用ガソリンエンジン等においてはスパークプラグを取り付けるシリンダヘッド周辺の機構が複雑化していることもあって、シリンダヘッドに形成された深いプラグホールの底部にスパークプラグを取り付けるようにしたものが増えてきている。そして、プラグホールの底部にねじ止め固定されたスパークプラグに対して、その端子金具に点火コイルユニットからの高電圧を印加するばね状部材等の高電圧供給部を絶縁保護するために、ゴム等の弾性高分子材料からなるプラグキャップを被せ、これらスパークプラグ本体とプラグキャップとによりスパークプラグユニットを構成する場合がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記したようなスパークプラグユニットにおいて、場所的な制約によりプラグホールが小径化すると、プラグキャップの肉厚が薄くなって座屈を起こすおそれがある。そこで、弾性高分子材料よりも硬質の高分子材料(例えば合成樹脂)からなる部材をプラグキャップの補強材として用いることにより、強度アップが図られている。しかも、シリコンゴム等に比べて合成樹脂は一般的に製造コストが安価であるため、弾性高分子材料の使用量を減らしてコストダウンを図り、硬質高分子材料からなる補強材をプラグキャップの主要構成部材となす場合も多くなっている。そして、上記シールド被覆にて覆われたセンサ出力リード線は、このようなプラグキャップの内部に軸線方向に沿って埋設される形態で一体成形されている。
【0006】
ところが、弾性高分子材料と硬質高分子材料との界面における接着性が十分に得られないときがあり、特にゴム(例えばシリコンゴム)と合成樹脂(例えばポリエステル)とでは線膨張係数の差等により成形時あるいは使用時に両者間に隙間が形成されやすい。また、プラグホールの小径化に伴い、プラグキャップの内部に埋設されたセンサ出力リード線とスパークプラグ本体の端子金具とは互いに接近して配置される場合が多い。したがって、スパークプラグ本体に点火コイルユニットからの高電圧を印加したとき、上記隙間に位置する空気が高電圧に伴い電離現象さらには絶縁破壊を起こし、スパークプラグ本体の火花放電ギャップで飛火すべき火花が端子金具からこの隙間を通り、センサ出力リード線のシールド被覆へリーク(沿面放電)することがある。この火花リークにより、火花放電ギャップでは正常な火花が飛ばなくなり(飛火ミス)、定格エンジン出力が得られなくなる。なお、この火花リークは、スパークプラグ本体の絶縁体表面での沿面放電現象であるフラッシュオーバとは異なる場所で発生する、圧力センサ内蔵型スパークプラグユニットに特有の現象である。
【0007】
本発明の課題は、スパークプラグ本体の火花放電ギャップで飛火すべき火花が、スパークプラグ本体の端子金具から、プラグキャップにおける弾性高分子材料部分と硬質高分子材料部分との間に形成される隙間を通り、センサ出力リード線のシールド被覆へリークすることを防止して、安定したエンジン出力を得ることのできる圧力センサ内蔵型スパークプラグユニットを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】
本発明は、筒状の主体金具に圧力センサが組み付けられ、かつ該主体金具の一端側から突出する突出部の先端に端子金具を有する絶縁体が配置されたスパークプラグ本体と、
前記突出部が内側に配置される開口部を有するとともに、該開口部の内面に弾性高分子材料からなる弾性保持部が配設され、かつ該弾性保持部よりも硬質の高分子材料からなる補強部材を備え、前記スパークプラグ本体に着脱可能に取り付けられるプラグキャップと、
前記突出部と自身との間に前記補強部材及び前記弾性保持部の少なくとも一部が位置し、前記圧力センサに接続されて外部にセンサ出力を導出するとともにシールド被覆にて覆われたセンサ出力リード線と、を有する圧力センサ内蔵型スパークプラグユニットに係るものであり、上記の課題を解決するために以下のように構成されたことを特徴とする。
【0009】
すなわち、前記端子金具と前記主体金具との距離を前記絶縁体の前記突出部表面に沿って測定した最短距離をL1とし、前記端子金具から前記センサ出力リード線側の末端点まで前記弾性保持部の外面を経由して測定した最短距離をL2としたときに、L2>L1の関係を満足し、
前記弾性保持部は、前記絶縁体の突出部を収容する本体部と、その本体部から延設されて前記端子金具に接触しつつその全体を覆う延長部とを有し、前記本体部の外径よりも前記延長部の外径が小に形成され、かつ前記延長部に対応する前記補強部材の径方向厚さが前記本体部に対応する前記補強部材の径方向厚さよりも大に形成されることを特徴とする。
【0010】
このように、本発明では、端子金具と主体金具との距離を絶縁体の突出部表面に沿って測定した最短距離L1よりも、端子金具からセンサ出力リード線側の末端点まで弾性保持部の外面を経由して測定した最短距離L2の方が大となるように、弾性保持部の形状等を調整している。換言すれば、上記したような火花リークの発生を仮定した場合にその火花リークが這うこととなる行程(すなわち端子金具から弾性保持部と補強部材との間に形成される隙間を通り、センサ出力リード線のシールド被覆へ至る行程;以下、第二沿面距離という)L2が、絶縁体表面での沿面放電現象であるフラッシュオーバの発生を仮定した場合に火花が這うこととなる行程(すなわち端子金具と主体金具との間の行程;以下、第一沿面距離という)L1よりも大とされている。したがって、この構成によると、スパークプラグ本体の火花放電ギャップで飛火すべき火花が、スパークプラグ本体の端子金具から、プラグキャップにおける弾性保持部(弾性高分子材料部分)と補強部材(硬質高分子材料部分)との間に形成される隙間を通り、センサ出力リード線のシールド被覆へリーク(沿面放電)することを確実に防止でき、安定したエンジン出力が得られる。なお、実際上の第一沿面距離L1はフラッシュオーバの発生を防止できるだけの寸法が確保されている必要がある。
【0011】
そして、上記弾性保持部は、端子金具の全体を覆うように延設された延長部を有していることが望ましい。端子金具全体が弾性保持部の延長部によって被覆されることにより、スパークプラグ本体の火花放電ギャップで飛火すべき火花の、端子金具からセンサ出力リード線のシールド被覆へのリーク(沿面放電)をより一層確実に防止できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に示す実施例を参照して説明する。なお、以下の説明において絶縁体14の軸線Oの方向においてスパークプラグ本体5の火花放電ギャップgの形成される側を前方側として定義する。図1は、本発明の一実施例である圧力センサ内蔵型スパークプラグユニット(以下、単にスパークプラグユニットともいう)の全体構成を示す縦断面図である。スパークプラグユニット1は、大きく分けてスパークプラグ本体5とプラグキャップ12とからなる。スパークプラグ本体5は、主体金具2に圧力センサ3が一体化されるとともに、軸線O方向前端側に火花放電ギャップgが、同じく後端側に火花放電ギャップgに高電圧を印加する径路となる端子金具4が形成されたものである。また、スパークプラグ本体5の主体金具2と一体的に、圧力センサ3からのセンサ出力を取り出すためのセンサ出力端子部6が形成されている。スパークプラグ本体5の主体金具2は筒状に形成され、その軸線O方向の前端側には、シリンダヘッドの取付ねじ孔THにねじ込んで取り付けるためのおねじが外周面に刻まれた取付部16が形成され、その基端側に隣接して鍔状のセンサ保持部17が周方向に突設されている。また、取付部16の内周面には、筒状の絶縁体14を止めるための周方向のリブ52が形成されている。
【0013】
絶縁体14の内部には図示しない貫通孔が軸線O方向に形成され、その前端側に中心電極51が、後端側に端子金具4が配置され、両者が貫通孔内に充填された非図示の導電性ガラスシール層や抵抗体組成物により電気的に結合されている。
【0014】
そして、主体金具2の取付部16の前端面には接地電極50が溶接され、中心電極51との間で火花放電ギャップgを形成する。また、主体金具2は、後端部外周面にボックスレンチ等の取付用工具を係合させるための工具係合部2aが形成されている。
【0015】
また、絶縁体14は主体金具2の内側に挿通され、図2に示すように、中胴部14cの前端側の段部をリブ52に係止する一方、軸線方向中間位置に形成された鍔部14bの後端側の段部にリング状のパッキン53,54と滑石充填層55を配置し、主体金具2の後端部に周方向の加締め部2bを形成することで組み付けられている。
【0016】
プラグキャップ12には、圧力センサ3に接続されるセンサ出力リード線8が組み込まれ、さらに、スパークプラグ本体5との接続側端部には、該スパークプラグ本体5側に形成されたセンサ出力端子部6にセンサ出力リード線8を電気的に接続するための、キャップ側第二端子部としてのキャップ側金具10が形成されている。センサ出力リード線8は、キャップ側金具10との接続端部8cを除く部分がシールド被覆8bにて覆われており、他方、センサ出力リード線8の接続端部8cとこれに一体化されたキャップ側金具10とが非シールド部71を形成している。
【0017】
スパークプラグ本体5は、取付部16に刻まれたおねじを、プラグホールPHの底に形成された取付ねじ孔THに締め込むことによってシリンダヘッドSHに取り付けられる。他方、プラグキャップ12は、主体金具2の後方側開口部2c後端縁から突出する絶縁体14の突出部14aとこの突出部14aから突出する端子金具4とを挿入するための挿入孔15(開口部)が軸線O方向に形成され、かつその挿入孔15の内面が少なくとも、弾性高分子材料(例えばシリコンゴム)からなる弾性保持部30とされたキャップ本体11を有する。このキャップ本体11には、圧力センサ3のセンサ出力リード線8が組み込まれる一方、イグニッションコイルICに端子金具4を電気的に接続するためのキャップ側第一端子部9と、センサ出力リード線8をセンサ出力端子部6と電気的に接続するためのキャップ側金具10(キャップ側第二端子部)とが設けられる。そして、挿入孔15を弾性的に拡径させながらここに絶縁体14の突出部14aを軸線O方向に押し込むことにより、挿入孔15の内面にて絶縁体14の突出部14aが保持される。すなわち、弾性保持部30の挿通孔15に絶縁体14の突出部14aを押し込むだけで、プラグキャップ12をスパークプラグ本体5に簡単に接続することができる。また、弾性高分子材料の弾性力により挿入孔15の内面にて突出部14aを密着保持することができ、フラッシュオーバ(すなわち絶縁体14表面での沿面放電)等も生じにくい。
【0018】
キャップ本体11は、弾性保持部30を構成する弾性高分子材料よりも硬質の高分子材料(例えばポリエステル樹脂)により構成され、軸線O方向における前端面に開口する芯体側孔部31bを有した芯体31(補強部材)を有する。そして、その芯体31の外周面を覆う弾性高分子材料(例えばシリコンゴム)からなる外面被覆部32と、同じく弾性高分子材料からなり、芯体側孔部31bの内面を被覆することにより弾性保持部30を形成する内面被覆部(以下、内面被覆部30とも記す)とが、例えばシリコンゴムの一体成形体として形成されている。このように、内面被覆部30,芯体31及び外面被覆部32は、絶縁体14の突出部14aの外側において、径方向外側に向かって順次積層状に一体形成されている。なお、センサ出力リード線8は、外面被覆部32の内部に軸線O方向に沿って埋設される形態で一体成形されている(図3参照)。
【0019】
図3(a)に拡大して示すように、上記弾性保持部30は、絶縁体14の突出部14aを収容する本体部30aと、その本体部30aから端子金具4の後端縁よりも後方にまで延びてこの端子金具4に接触しつつその全体を覆う延長部30bとを有する。その結果、主体金具2の軸線Oを含む図3(a)の断面において、端子金具4側の末端点からセンサ出力リード線8側の末端点まで弾性保持部30の外面に沿って測定した距離L2(第二沿面距離)は、端子金具4の前端縁から主体金具2の後方側開口部2cの後端縁まで絶縁体14の突出部14a表面に沿って測定した距離L1(第一沿面距離)よりも大に調整されている。このことは、第二沿面距離L2が、スパークプラグ本体5においてフラッシュオーバの発生を仮定した場合に火花が這うこととなる第一沿面距離L1よりもさらに大となることを意味する。これによって、スパークプラグ本体5の火花放電ギャップgで飛火すべき火花が、絶縁体14表面に沿うフラッシュオーバとしてリーク(沿面放電)することは勿論、スパークプラグ本体5の端子金具4から、プラグキャップ12における弾性保持部30と芯体31との間に形成される隙間を通り、センサ出力リード線8のシールド被覆8bへリーク(沿面放電)することも確実に防止される。
【0020】
なお、主体金具2の軸線Oを含まない断面の場合を考慮すると、第一沿面距離L1と第二沿面距離L2とは、それぞれ次のように一般化して表わすことができる。すなわち、第一沿面距離L1は、端子金具4と主体金具2との距離を絶縁体14の突出部14a表面に沿って測定した最短距離と言い換えることができる。また、第二沿面距離L2は、端子金具4からセンサ出力リード線8側の末端点まで弾性保持部30の外面を経由して測定した最短距離と言い換えることができる。
【0021】
さらに、弾性保持部30の延長部30bと本体部30aとのうち少なくとも一方の外面において、凹部又は凸部を周方向に形成することにより、第二沿面距離L2を長くできるので、狭いスペースにおいてもL2>L1の条件を満足しやすくなる。なお、凹部又は凸部を軸線方向に沿って複数並列的に形成すれば、より効果的である。
【0022】
ここで、図3(b)(c)のように、センサ出力リード線8は外面被覆部32に形成された凹部32aに収容されている。そして、図3(a)に示すように、弾性保持部30外面の前端がセンサ出力リード線8のシールド被覆8bと直接接触しない場合には、第二沿面距離L2におけるセンサ出力リード線8側の末端点とは、弾性保持部30外面が方向転換する点P1を意味するものとする。なお、凹部32aが外面被覆部32と芯体31とにまたがって形成され、その結果弾性保持部30外面の前端がセンサ出力リード線8のシールド被覆8bと直接接触する場合には、第二沿面距離L2におけるセンサ出力リード線8側の末端点とは、弾性保持部30外面の前端とシールド被覆8bとの接触点を意味することになる。
【0023】
図3(a)に示すように、弾性保持部30において、延長部30bの外径d2は本体部30aの外径d1よりも小に形成され、さらに延長部30bに対応する芯体31の径方向厚さt2が、本体部30aに対応する芯体31の径方向厚さt1よりも大に形成されている。弾性保持部30と芯体31との間に形成される隙間を通る火花リークを防止するために、この隙間を狭くすると、弾性保持部30となるべき弾性高分子材料の成形時又は使用時の熱膨張により硬質高分子材料からなる芯体31が押圧され、芯体31にクラックを生じる場合がある。そしてこのクラックは上記火花リークが通る新たな隙間となるおそれがある。本実施例では、火花リークの発生源(+極)となる端子金具4を覆う延長部30bに対応する芯体31の径方向厚さt2が、本体部30aに対応する芯体31の径方向厚さt1よりも大に形成されているので、延長部30bに対応する芯体31にクラックが生じにくく、火花リークの発生も抑制される。
【0024】
図1に戻り、芯体31は、前端側が芯体側孔部31bに連通する軸線O方向の貫通孔35を有し、ここに長いばね状のキャップ側第一端子部9が配置されている。他方、芯体31の軸線方向後端部には座ぐり31cが形成され、その内面側が弾性高分子材料(例えばシリコンゴム)からなるコイル保持用被覆部36(本実施形態では外面被覆部32と一体化されている)にて覆われて、コイル装着孔37が形成されている。イグニッションコイルICは、一体的にモールドされた装着部80をコイル装着孔37に押し込むことで、キャップ側第一端子部9を介してスパークプラグ本体5の端子金具4と電気的に接続される。そして、キャップ側第一端子部9、端子金具4及び中心電極51を介してイグニッションコイルICにより、中心電極51と接地電極50との間に形成される火花放電ギャップgに高電圧が印加される。ばね状のキャップ側第一端子部9は、イグニッションコイルICの高電圧端子(図示せず)と端子金具4との間で圧縮弾性変形した状態で、挿通孔15の内面と突出部14aとの摩擦により保持され、その弾性復帰力によりイグニッションコイルICと端子金具4との電気的接触を確保する働きをなす。
【0025】
次に、図2において、キャップ本体11の挿入孔15が開口する側の端部には、キャップ側金具10をなすリング状のソケット金具(以下、ソケット金具10とも記す)が一体化されている。挿入孔15に絶縁体14の突出部14a及び端子金具4を押し込むことにより、主体金具2上に取り付けられたセンサ出力端子部6とソケット金具10とが接触導通する。また、キャップ本体11にてプラグキャップ12をスパークプラグ本体5に係合・固定することにより、キャップ側第一端子部9とキャップ側第二端子部としてのソケット金具10とが端子金具4とセンサ出力端子部6とに、それぞれ着脱可能に結合されるとともに、プラグキャップ12はプラグホールPH内に収容される。そして、プラグキャップ12をスパークプラグ本体5に取り付けた状態において、軸線O方向におけるリング状のソケット金具10の後方縁が、工具係合部2aの前方縁よりも前方側に位置し、かつ、ソケット金具10に結合されたセンサ出力リード線8の接続端部8cの後方縁が、工具係合部2aの後方縁よりも前方側に位置するようになっている。これにより、非シールド部71をなす接続端部8cの全体が軸線Оの方向にて主体金具2と重なって位置している。
【0026】
主体金具2は、前述の通り、軸線O方向前端側に内燃機関への取付部16が形成されるとともに、その取付部16の軸線O方向後端位置に対応して周方向のセンサ保持部17が突設されている。
【0027】
一方、このセンサ保持部17の前方に位置するセンサカバー19には、圧力センサ組立体18の前端面と当接してこれを覆う底部19aと、その底部19aの外周縁から軸線O方向後方に立ち上がる筒状に形成されて圧力センサ組立体18の外周面を覆う側壁部19bとが形成されている。圧力センサ組立体18は、リング状のセンサカバー19の底部19aに近い側から、リング状の板パッキン59、リング状の圧電セラミック素子からなる圧力センサ3、リング状の電極板60及びリング状の絶縁板61がこの順序にて積層された構造を有し、各々の中心部に形成される孔には、主体金具2の取付部16が挿通される。また、電極板60からのリード部62は絶縁板61に形成されたスリットを経て後方に引き出される。そして、リング状のセンサカバー19及び圧力センサ組立体18の内側に、主体金具2の取付部16をその前端側から軸線O方向に嵌め込むと、圧力センサ組立体18の後端側がセンサ保持部17の前端面に当接して支持される。
【0028】
また、そのセンサカバー19の側壁部19bは、軸線O方向において圧力センサ組立体18の後端縁よりも後方側に延長されて延伸部19cを形成している。そして、延伸部19cの後端側に形成された開口部19dにおいて、延伸部19c内周面と、その内側の主体金具2外周面との間のリング状の隙間が、リング状のソケット金具10の差込保持部20となっている。センサカバー19の延伸部19cを利用して、差込保持部20をなすリング状の隙間を形成し、ここにソケット金具10を差し込むようにすれば、延伸部19cがガイドとなってリング状のセンサ出力端子部6との接続操作を極めて容易に行なうことができる。また、延伸部19cはソケット金具10の半径方向の動きを拘束するので、安定した接続状態を保つことができる。
【0029】
そして、ソケット金具10と主体金具2との間には、リード部62の端部と導通する形でリング状のセンサ出力端子部6が配置されている。具体的には、図1(b)に示すように、樹脂等の絶縁材料にてリング状に形成された端子ベース63の外周面に、センサ出力端子部6が環状の金属メッキ層として一体化されており、図2に示すように、端子ベース63を主体金具2の外周面に嵌め込むことにより、センサ出力端子部6が主体金具2に絶縁状態にて固定されている。本実施形態では、主体金具2の外周面に周方向に形成された係合凹部2f(図2参照)に対し、端子ベース63の内周面に周方向に形成された係合リブ63aを嵌合させることにより、端子ベース63は主体金具2に対し軸線O方向の抜け止めがなされた形にて固定されている。
【0030】
図2に示すように、リード部62の後端部は、端子ベース63の前端面から突出するリード部保持部63bに形成された軸線O方向の貫通部(孔又は切欠)63c(図1(b)参照)に挿通され、その先端はセンサ出力端子部6に接触固定されている。なお、リード部62と貫通部63cとの間及び圧力センサ組立体18とセンサカバー19との間に形成される隙間は、絶縁用の高分子材料(ゴム、合成樹脂等)からなる充填シール部64で埋められている。
【0031】
ソケット金具10とセンサ出力端子部6とは、双方ともにリング状に形成されて相対回転可能となっており、プラグキャップ12(すなわちキャップ本体11)を軸線Oの周りに回転させたときの任意の角度位置において、電気的導通を確保することができる。
【0032】
再び図1に戻り、センサカバー19の底部19aの内周縁は、主体金具2の取付部16の基端部外周面に、周方向のレーザー溶接部65により密封・結合されている。なお、センサカバー19は、圧力センサ組立体18の外側に被せられた後、軸線Oの向きにおいて底部19aを圧力センサ組立体18の側に加圧・密着させ、その加圧状態を維持しつつレーザー溶接部165を形成して固定される。スパークプラグユニット1を取り付けた際に、シリンダヘッド側の取付ねじ孔THの開口周縁部にてガスケットGKを介してセンサカバー19の底部19aが押し付けられ、振動が圧力センサ組立体18に伝わることで圧力検出がなされるが、上記のように構成することで、底部19aと圧力センサ組立体18との密着状態が高められ、圧力検出精度が向上する。
【0033】
次に、本実施例においては、キャップ本体11の挿通孔15が開口する側の端部に、弾性高分子材料(例えばシリコンゴム)からなる円筒状のソケット金具支持部21が形成され、その内周面にソケット金具10が一体化されている。具体的には、キャップ本体11において挿入孔15の開口側端部は、これを形成する壁部136を径方向に薄肉化することにより拡径され、工具係合部2aを収容するための工具係合部収容部15bが形成されている。また、壁部136は軸線方向において前方側に延長され、その延長部がソケット金具支持部21とされて、ここにソケット金具10が一体化されている。
【0034】
ソケット金具支持部21は径方向に圧縮されながらソケット金具10とともに差込保持部20に挿入されるようになっており、その弾性復帰力によりソケット金具10をセンサ出力端子部6に向けて付勢する。この構成によると、ゴム等で構成されたソケット金具支持部21の弾性復帰力によりソケット金具10がバックアップ付勢され、ソケット金具10の半径方向のがたつきが防止されるとともに、センサ出力端子部6との接触導通状態を一層確実なものとすることができる。
【0035】
この場合、ソケット金具支持部21の外周面に、差込保持部20に挿入された際に、センサカバー19の延伸部(側壁部)19cの内周面と当接して圧縮弾性変形する弾性突出部21a(図2参照)を形成することができる。弾性突出部21aの弾性復帰力により、ソケット金具10とセンサ出力端子部6との接続を一層確実なものとすることができる。また、本実施形態では、弾性突出部21aはソケット金具支持部21の周方向に形成された環状の凸条部とされているが、このような環状の凸条部を採用することにより、弾性突出部21aはソケット金具支持部21とセンサカバー19との間のシール気密性を高め、防水効果の向上を図ることができる。この場合、凸条部を所定の間隔で2条以上形成すると、一層良好なシール性を確保することができる。他方、それほど高いシール性が要求されない場合は、凸条部を1条のみ形成したり、あるいは弾性突出部21aの形態として凸条部以外の断続形態、例えば散点状の凸部を採用したりすることもできる。
【0036】
上記スパークプラグユニット1の構成によると、スパークプラグ本体5を取付部16において自動車用エンジン等の内燃機関側に先に取り付けておき、その取り付けられたスパークプラグ本体5にプラグキャップ12を後付け接続することができる。これにより、スパークプラグ本体5を取り付ける際に、工具等へのリード線8の巻き付きといった不具合が全く生じなくなる。また主体金具2は、シリンダヘッドSHを介して接地されるが、接続端部8cの全体と主体金具2とが、絶縁体14の軸線方向において位置的に重なるように、それら接続端部8cと主体金具2との配置関係が定められているので、主体金具2が非シールド部71をシールドする補助シールド部として機能し、スパークプラグ本体5の絶縁体14から漏洩する電波ノイズが、リード線8を流れるセンサ信号に重畳する不具合を防止ないし抑制することができる。
【0037】
また、センサ出力リード線8の後端は、出力取出コネクタ(以下、単にコネクタともいう)13に接続されている。シールド被覆8bはコネクタ13内の図示しないアース端子に接続され、接地される。そして、プラグキャップ12はスパークプラグ本体5に対して軸線O周りに相対的に回転可能に係合している。自動車用エンジンのシリンダヘッドに形成された取付ねじ孔THは、そのねじ山の開始位置が一定していないことが多く、規定の締め付けトルクにて取付部16のおねじをねじ込んだ際に、スパークプラグ本体5のシリンダヘッドSHへの取付位相角がばらつくことがある。この場合、コネクタ13がスパークプラグ本体5に対して軸線Oの周りに回転不能に結合されていると、上記取付位相角のばらつきによりコネクタ13の最終的な周方向位置もまちまちになり、その位置によっては、コネクタ13に制御回路側からの信号線ケーブルを接続する際に不都合を生じる場合がある。しかしながら、上記のようにプラグキャップ12をスパークプラグ本体5に対して軸線周りに回転させることで、コネクタ13の周方向位置を自由に調整することができる。ただし、コネクタ13の周方向位置調整が不要な場合、プラグキャップ12とスパークプラグ本体5との一方にキー溝を、他方にこれに係合する凸部を形成する等の構成により、両者を軸線Oの周りに回転不能に結合する構成を採用してもよい。
【0038】
以下、本発明に係るスパークプラグユニットの種々の変形例について説明する。なお、図4〜図7において、図1ないし図3のスパークプラグユニット1と概念的に共通する部分には同一の符号を付与して詳細な説明を省略する。図4及び図6のスパークプラグユニット100,200においては、接続端部8cに対応する位置において、スパークプラグ本体5と、接続端部8cとの間に、主体金具2とは別体の周方向のシールドリング45,46,61が配置されている。
【0039】
このうち、図4(a)においては、メッキ等により絶縁体14の突出部14aと一体形成されたシールドリング45の前端縁部が、主体金具2の後方側開口部2c後端縁よりも前方側に入り込み、加締め部2bにて主体金具2の後方側開口部2c後端縁部と電気的に接続されている。なお、図6(b)に示すような別体の筒状のシールドリング46を絶縁体14の突出部14aにはめ込んでもよい。このように、図4に示す第一変形例のスパークプラグユニット100では、シールドリング45,46は主体金具2と同様に放電電圧をアースするための接地導通部としての役割を果たしている。
【0040】
つまり、図5に示すように、主体金具2はこれと電気的に接続・接地されるシールドリング45,46によって延長された形となる。したがって、この実施例における第一沿面距離L1は、端子金具4とシールドリング45,46との距離を絶縁体14の突出部14a表面に沿って測定した最短距離で表わされる。また、主体金具2の軸線Oを含む図5の断面においては、第一沿面距離L1は、端子金具4の前端縁からシールドリング45,46の後端縁まで絶縁体14表面に沿って測定した距離と言い換えることができる。
【0041】
一方、図6(a)に示す第二変形例のスパークプラグユニット200において、シールドリング61は、シールド被覆8bに一体化されている。具体的には、図6(b)(c)に示すように、帯状の金属板を筒状に丸めて形成したシールドリング61の対応する端縁が、折り返し連結部60を介してシールド被覆8bに結合される構造となっている。また、ソケット金具10はソケット金具支持部21に一体化されている。
【0042】
この実施例では、図7に示すように、シールドリング61が弾性保持部30の本体部30a外面と接するように配置されている。このような場合、第二沿面距離L2におけるセンサ出力リード線8側の末端点とは、弾性保持部30外面とシールドリング61との接触点P2を意味する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態たる圧力センサ内蔵型スパークプラグユニットの縦断面図及びその端子リングの斜視図。
【図2】図1のスパークプラグユニットの要部を示す縦断面図。
【図3】図2の部分拡大図とそのX−X及びY−Y軸断面図。
【図4】本発明の圧力センサ内蔵型スパークプラグユニットの第一の変形例を示す縦断面図及びシールドリングの変形例を示す斜視図。
【図5】図4の要部拡大縦断面図。
【図6】本発明の圧力センサ内蔵型スパークプラグユニットの第二の変形例を示す縦断面図、シールドリングの拡大部分断面図及びそのB−B軸断面図。
【図7】図6の要部拡大縦断面図。
【符号の説明】
1,100,200 圧力センサ内蔵型スパークプラグユニット
2 主体金具
3 圧力センサ
4 端子金具
5 スパークプラグ本体
8 センサ出力リード線
8b シールド被覆
12,112,212 プラグキャップ
14 絶縁体
14a 突出部
15 挿入孔(開口部)
30 内面被覆部(弾性保持部)
30a 本体部
30b 延長部
31 芯体(補強部材)
32 外面被覆部
45,46,61 シールドリング
L1 第一沿面距離
L2 第二沿面距離
d1 本体部の外径
d2 延長部の外径
t1 本体部に対応する芯体の径方向厚さ
t2 延長部に対応する芯体の径方向厚さ
O 軸線

Claims (1)

  1. 筒状の主体金具に圧力センサが組み付けられ、かつ該主体金具の一端側から突出する突出部の先端に端子金具を有する絶縁体が配置されたスパークプラグ本体と、
    前記突出部が内側に配置される開口部を有するとともに、該開口部の内面に弾性高分子材料からなる弾性保持部が配設され、かつ該弾性保持部よりも硬質の高分子材料からなる補強部材を備え、前記スパークプラグ本体に着脱可能に取り付けられるプラグキャップと、
    前記突出部と自身との間に前記補強部材及び前記弾性保持部の少なくとも一部が位置し、前記圧力センサに接続されて外部にセンサ出力を導出するとともにシールド被覆にて覆われたセンサ出力リード線と、を有する圧力センサ内蔵型スパークプラグユニットであって、
    前記端子金具と前記主体金具との距離を前記絶縁体の前記突出部表面に沿って測定した最短距離をL1とし、前記端子金具から前記センサ出力リード線側の末端点まで前記弾性保持部の外面を経由して測定した最短距離をL2としたときに、L2>L1の関係を満足し、
    前記弾性保持部は、前記絶縁体の突出部を収容する本体部と、その本体部から延設されて前記端子金具に接触しつつその全体を覆う延長部とを有し、前記本体部の外径よりも前記延長部の外径が小に形成され、かつ前記延長部に対応する前記補強部材の径方向厚さが前記本体部に対応する前記補強部材の径方向厚さよりも大に形成されることを特徴とする圧力センサ内蔵型スパークプラグユニット。
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