JP4424929B2 - 情報記録媒体、情報再生装置及び情報再生方法 - Google Patents

情報記録媒体、情報再生装置及び情報再生方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ディスク等の情報記録媒体及び当該媒体から情報を再生する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
CDやDVDに代表される光ディスクでは、ピットの長短で情報を記録している。しかし、例えば、不正コピー防止等のためのコピー制御情報を記録するため、ピットによる記録容量を減少させることなく別の記録領域を確保したいという要求がある。
【0003】
ピットの長短による方法以外の手段によって記録容量を高める方式として、ピットの位置を光ディスクの半径方向に変動させる技術が知られている。この技術は、ピットの位置を光ディスクの半径方向にウォブリングさせ、そのウォブルをスペクトラム拡散することで情報を記録するものである(例えば、特許文献1)
【0004】
この技術は、コピー制御用の情報を含む所定のデータに同期信号を付加し、これをランダムデータでスペクトラム拡散してウォブル信号を生成し、ウォブル信号に応じて記録マークの位置をウォブリングさせる。この場合、ウォブルがスペクトラム拡散されているため、所定のデータの秘匿性をある程度高めることができる。
【0005】
【特許文献1】
特開2003−85896号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、同期信号は、特定のデータパターンを有し、一定の周期で所定のデータに付加されている。従って、光ディスクからウォブル信号を再生し、再生したウォブル信号から特定のデータパターンの同期信号を検出される可能性がある。すると、同期信号を手がかりに所定のデータが再生されてしまい、著作権等の情報に係るコピー制御用の情報の秘匿性を確保できないという問題が生じる。
【0007】
本発明が解決しようとする課題としては、記録されたコピー制御用の情報の秘匿性を確保する情報記録媒体を提供することが一例として挙げられる。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、第1データに応じて長短とされる記録マークが、第2データを所定の変調方式で変調して得た信号に応じて、当該記録マークの読取方向と交わる方向に変動した位置に形成された情報記録媒体において、前記第2データの所定位置に第1同期信号が記録され、前記第2データの前記所定位置からずれた位置にダミーの第2同期信号が記録され、前記第1同期信号は、前記第1データの同期信号と同期しており、前記第1同期信号は暗号化されて記録されると共に、前記第2同期信号は前記暗号化処理に係る第1情報及び前記第1同期信号の記録位置を示す第2情報を含むことを特徴とする。
【0009】
請求項に記載の発明は、第1データに応じて長短とされる記録マークが、第2データを所定の変調方式で変調して得た信号に応じて、当該記録マークの読取方向と交わる方向に変動した位置に形成されると共に、前記第2データの所定位置に第1同期信号が記録され、前記第2データの前記所定位置からずれた位置にダミーの第2同期信号が記録され、前記第1同期信号は、前記第1データの同期信号と同期しており、前記第1同期信号は暗号化されて記録されると共に、前記第2同期信号は前記暗号化処理に係る第1情報及び前記第1同期信号の記録位置を示す第2情報を含む情報記録媒体を再生する情報再生装置において、前記情報記録媒体に記録された前記記録マークを読取る読取手段と、前記読取手段の出力信号に基づき、前記記録マークの変動位置を示すウォブル信号を生成するウォブル信号生成手段と、前記生成されたウォブル信号から前記第2データを再生する第2データ再生手段と、前記再生された第2データから前記第2同期信号を除去する同期信号除去手段と、前記再生された第2データから前記第2同期信号を検出する第2同期信号検出手段と、前記検出された第2同期信号から、前記第1情報及び前記第2情報を抽出し、前記抽出した第2情報に基づいて前記第2データに含まれる暗号化された前記第1同期信号を分離し、前記第1情報を用いて暗号化された前記第1同期信号を復号化して、前記第1同期信号を検出する第1同期信号検出手段と、を備えることを特徴とする。
【0010】
請求項に記載の発明は、第1データに応じて長短とされる記録マークが、第2データを所定の変調方式で変調して得た信号に応じて、当該記録マークの読取方向と交わる方向に変動した位置に形成されると共に、前記第2データの所定位置に第1同期信号が記録され、前記第2データの前記所定位置からずれた位置にダミーの第2同期信号が記録され、前記第1同期信号は、前記第1データの同期信号と同期しており、前記第1同期信号は暗号化されて記録されると共に、前記第2同期信号は前記暗号化処理に係る第1情報及び前記第1同期信号の記録位置を示す第2情報を含む情報記録媒体を再生する情報再生方法において、前記情報記録媒体に記録された前記記録マークを読取る読取ステップと、前記読取手段の出力信号に基づき、前記記録マークの変動位置を示すウォブル信号を生成するウォブル信号生成ステップと、前記生成されたウォブル信号から前記第2データを再生する第2データ再生ステップと、前記再生された第2データから前記第2同期信号を除去する同期信号除去ステップと、前記再生された第2データから前記第2同期信号を検出する第2同期信号検出ステップと、前記検出された第2同期信号から、前記第1情報及び前記第2情報を抽出し、前記抽出した第2情報に基づいて前記第2データに含まれる暗号化された前記第1同期信号を分離し、前記第1情報を用いて暗号化された前記第1同期信号を復号化して、前記第1同期信号を検出する第1同期信号検出ステップと、を備えたことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態について説明する。本発明の一実施形態に係る情報記録媒体は、円盤状の形状をしており、例えば、CD(Compact Disc)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−ROM(Digital Versatile Disc Read Only Memory)などの種々の光ディスクが含まれる。
【0012】
情報記録媒体には、周回状のトラックに沿って記録マークがピットとして形成されている。この記録マークの長短に応じて第1データが記録される。また、トラックは、これを拡大して見ると、読取方向と交わる方向に蛇行している。トラックの蛇行はウォブルと呼ばれ、信号(ウォブル信号)に応じた形状となっている。ウォブル信号は、第2データを所定の変調方式で変調を施して得られる。換言すれば、記録マークはウォブル信号に応じてその読取方向と交わる方向に変動した位置に形成されている。
【0013】
情報記録媒体には、第2データの開始位置からずれた位置にダミーの第2同期信号が記録される。よって、情報記録媒体に記録された第2データにおいて、同期信号が配置されている位置を知らない不正コピー業者が、第2データより同期信号を検出するのは困難となる。その結果、情報記録媒体から第2データを再生するのも困難となり、第2データの秘匿性を大幅に向上させることができる。特に、第2データとして、不正コピー防止等のためのコピー制御情報を採用する場合には、不正な複製を有効に禁止することができる。
【0014】
また、第2データの所定位置には第1データの同期信号と同期した第1同期信号が記録されるのが好ましい。この場合には、第1データの同期信号を検出することで容易に第2データの再生を行うことができる。一方、第2データの所定位置に第1データの同期信号と同期した第1同期信号が配置されていることを知らない不正コピー業者は、第2データより第1同期信号を検出するのは困難となる。
【0015】
くわえて、第1同期信号は暗号化されて記録されると共に、第2同期信号は暗号化処理に係る第1情報及び第1同期信号の記録位置を示す第2情報を含むのが好ましい。よって、第2データの再生は、情報記録媒体より第2同期信号を検出し、更にこの第2同期信号に含まれる情報に基づいて第1同期信号を復号化しなければならない。従って、第2データより第1同期信号を検出するのはより困難となり、第2データの秘匿性を更に向上させることが可能となる。
【0016】
また、第1同期信号は、所定の乱数系列又は所定の暗号化テーブルを用いて暗号化されており、暗号化処理に係る情報は、所定の乱数系列を指定する乱数系列番号又は所定の暗号化テーブルを指定する暗号化テーブル番号であるのが好ましい。この場合、第1同期信号に施された暗号化を解くための「鍵」として、乱数系列番号又は暗号化テーブル番号を用いることができ、その結果、容易に第2データを再生することが可能となる。
【0017】
さらに、第2同期信号は、当該同期信号が配置された位置に置かれるべき第2データの一部の記録位置を示す位置情報を含むことが好ましい。この場合、第2データの再生は、この位置情報を参照して、ウォブルデータの中から第2データの一部を特定し、特定した第2データの一部と第2同期信号との記録位置を入れ替えることによって行わなければならない。従って、第2データを再生するのはより困難となり、第2データの秘匿性を更に向上させることが可能となる。
【0018】
くわえて、所定の変調方式はスペクトラム拡散変調方式であるのが好ましい。このスペクトラム拡散によって、情報記録媒体からウォブル信号を再生してもノイズにしか見えないため、第2データの秘匿性をより一層向上させることができる。
【0019】
次に、本実施形態に係る情報再生装置について説明する。この情報再生装置は、所定の情報記録媒体から第2データを再生する。当該情報記録媒体には、第1データに応じて長短とされる記録マークが、第2データを所定の変調方式で変調して得た信号に応じて、当該記録マークの読取方向と交わる方向に変動した位置に形成されている。また、第2データの開始位置からずれた位置にダミーの第2同期信号が記録されている。
【0020】
情報再生装置は、読取手段、ウォブル信号生成手段、第2データ再生手段、及び同期信号除去手段を備える。読取手段は、情報記録媒体に記録された記録マークを読取る。ウォブル信号生成手段は、読取手段の出力信号に基づき、記録マークの変動位置を示すウォブル信号を生成する。第2データ再生手段は、生成されたウォブル信号から第2データを再生する。同期信号除去手段は、再生された第2データから前記第2同期信号を除去する。
【0021】
この情報再生装置では、同期信号除去手段が、第2データから第2同期信号を除去することにより、実データを容易に再生することが可能となる。
【0022】
【実施例】
次に、本発明の好適な実施例について、図面を参照して説明する。
【0023】
<1.第1実施例>
<1−1:光ディスクの基本構成>
本実施例では、情報記録媒体としてDVDを一例として取り上げて説明するが、本発明はこれに限定されるものではないことは勿論である。図1に光ディスク1に形成されるトラックを示す。光ディスク1には、周回状のトラックに沿って記録マークがピットPとして形成されている。この記録マークの長短に応じてピットデータDPが記録される。また、トラックは、これを拡大して見ると、読取方向と交わる方向に蛇行している。トラックの蛇行はウォブルと呼ばれ、ウォブル信号WBに応じた形状となっている。ウォブル信号WBは、ウォブルデータDWに基づいて生成される。即ち、この光ディスク1にはピットデータDPの他に記録マークの蛇行によってウォブルデータDWが重畳的に記録されている。ピットデータDPは画像や音声などの情報を有し、ウォブルデータDWはコピー情報等の著作権の管理情報を有する。尚、ピットデータDPは上述した第1データに相当し、ウォブルデータDWは上述した第2データに相当する。
【0024】
図2に、ピットデータDP及びウォブルデータDWのデータフォーマットを示す。本実施例では、エラー訂正コードが付加されるピットデータDPのデータ単位をECCブロックという。図2に示すように、1個のECCブロックは16個のセクターを含み、1個のセクターは26個の同期フレームを含む。そして、同期フレームの先頭にピット同期信号SYNCpが配置される。また、ピットデータDPの1セクターに対応して、3×25バイトから構成されるウォブルデータDWの1セクターには、3バイトの第1ウォブル同期信号SYNCwが配置される。セクター先頭によって、ウォブルデータDWの開始位置が規定される。図2に示すように、第1ウォブル同期信号SYNCwは、ウォブルデータDWの各セクターの先頭に配置される。即ち、第1ウォブル同期信号SYNCwは、一定の間隔でウォブルデータDWに挿入される。
【0025】
また、図2に示すように、ウォブルデータDWには、各セクターに一つのダミーの同期信号である第2ウォブル同期信号D−SYNCwが配置される。なお、各セクターに複数の第2ウォブル同期信号D−SYNCwを配置しても良い。第2ウォブル同期信号D−SYNCwの少なくともSync判別信号パターンは第1ウォブル同期信号SYNCwと同一である。光ディスク1におけるウォブルデータDWの記録領域に対して、第2ウォブル同期信号D−SYNCwは、第1ウォブル同期信号SYNCwが配置された位置と異なる位置に記録される。そして、光ディスク1において、第1ウォブル同期信号SYNCwに対する第2ウォブル同期信号D−SYNCwの相対的な記録位置は第2ウォブル同期信号D−SYNCw毎に異なっており、不規則となっているのが好ましい。尚、第1ウォブル同期信号SYNCwは上述した第1同期信号に相当し、第2ウォブル同期信号D−SYNCwは上述した第2同期信号に相当する。
【0026】
このように本実施例において、第2ウォブル同期信号D−SYNCwは、ウォブルデータDWに挿入されて配置されるものの、それ自体、ウォブルデータDWに対して独立している。即ち、第2ウォブル同期信号D−SYNCwは、第1ウォブル同期信号SYNCwのダミーの同期信号とみなすことができる。
【0027】
また、本実施例では、第1ウォブル同期信号SYNCwはピットデータDPに配置されたピット同期信号SYNCpに同期する。よって、このような第1ウォブル同期信号SYNCwの規則的な周期を知らない不正コピー業者が、光ディスク1よりウォブルデータDWを再生しようとしても、第1ウォブル同期信号SYNCwと第2ウォブル同期信号D−SYNCwのいずれが真の同期信号か判断するのは困難である。従って、本実施例によれば、ウォブルデータDWの秘匿性を向上させることが可能となる。
【0028】
<1−2:マスタリング装置の全体構成>
図3は、マスタリング装置の全体構成を示すブロック図である。マスタリング装置100は、光ディスク1のディスク原盤DSを作成するための装置であり、記録ユニット2、ディスク原盤DSを回転させるスピンドルモータ3及びサーボユニット4を備える。ディスク原盤DSは、例えば、フォトレジストを塗布したガラス原盤として構成される。記録ユニット2は、レーザー光を照射するレーザーダイオード、レーザー光をディスク原盤DSに集光させる光学系、レーザーダイオード及び光学系を一体として、ディスク原盤DSの半径方向に移動させるスライダー装置を備える。レーザーダイオードは、ドライバ15から供給される駆動信号に応じたパワーのレーザー光を発光する。スライダー装置はサーボユニット4からの制御信号に従って、光学系及びレーザーダイオードをディスク原盤DSの半径方向に移動させる。
【0029】
サーボユニット4には、第1クロック信号CK1及びピット同期信号SYNCpが供給される。サーボユニット4は、これらの信号に同期して、スピンドルモータ3の回転を制御するスピンドルサーボ、レーザー光のフォーカスを制御するフォーカスサーボ及びスライダー装置を制御するスライドサーボを実行する。このうち、スライドサーボでは、螺旋状のトラックを形成するための信号にウォブル信号WBを加算して制御信号が生成され、この制御信号によってスライダー装置が制御される。
【0030】
第1クロック信号CK1は第1クロック信号発生回路21によって生成される。この例において、第1クロック信号CK1の周波数は10.5MHzである。第1クロック信号CK1はピットデータDPの時間基準となる。また、分周回路22は、第1クロック信号CK1を分周して第2クロック信号CK2等を生成する。第2クロック信号CK2の周波数は420KHzであり、ウォブル信号WBの生成に用いられ、その時間基準となる。
【0031】
マスタリング装置100には、外部機器から入力データDinが供給される。入力データDinはインターフェース10を介してバッファ11に取り込まれる。バッファ11に取り込まれた入力データDinは、CPUの制御の下、ピットデータDPと、ウォブルデータDWとに分割され、ピットデータメモリ12とウォブルデータメモリ16とに各々転送される。
【0032】
CPUは、ピットデータメモリ12からピットデータDPを読み出してECC生成回路13に供給する。ECC生成回路13はピットデータDPのデータ順を予め定められた規則に従って並べ替えるスクランブル処理を施した後、エラー訂正コードを生成し、これに付加する。DVD変調回路14は、ECC生成回路13の出力データに変調を施したピットデータDPを生成する。このピットデータDPには、SYNCタイミング生成回路23で生成されたピット同期信号SYNCpが付加される。
【0033】
一方、ウォブルデータメモリ16に記憶されたウォブルデータDWは、CPUの制御の下、そこから読み出されてECC生成回路17に供給される。ECC生成回路17は、ウォブルデータDWのデータ順を並べ替えるスクランブル処理を施した後、ウォブルデータDWに基づいて生成したエラー訂正コードを付加する。
【0034】
RANDテーブル18にはスペクトラム拡散に用いられるランダム化パターンが記憶されている。ランダム化パターンは拡散符号に相当し、ランダム関数を用いて生成されるビット列である。RANDテーブル18には第2クロック信号CK2が供給され、第2クロック信号CK2に同期してランダム化パターンが読み出され、ランダムデータRNDとしてスペクトラム拡散変調回路19に供給される。
【0035】
SYNCタイミング生成回路23は、第1ウォブル同期信号SYNCwを生成し、ダミーSYNC生成回路24は所定の規則に従って第2ウォブル同期信号D−SYNCwを生成する。具体的には、ダミーSYNC生成回路24は、第2ウォブル同期信号D−SYNCwを、第1ウォブル同期信号SYNCwが生成されるタイミングからランダムな時間遅延したタイミングで発生させる。
【0036】
スペクトラム拡散変調回路19は、SYNCタイミング生成回路23が第1ウォブル同期信号SYNCwを生成するタイミングに基づいて、ウォブルデータDWに第1ウォブル同期信号SYNCwを付加すると共に、ダミーSYNC生成回路24が第2ウォブル同期信号D−SYNCwを生成するタイミングに基づいて、ウォブルデータDWに第2ウォブル同期信号D−SYNCwを付加する。
【0037】
そして、スペクトラム拡散変調回路19は、第1及び第2ウォブル同期信号SYNCw及びD−SYNCwが付加されたウォブルデータDWとランダムデータRNDとを乗算してスペクトラム拡散データSSを生成する。スペクトラム拡散変調回路19は、例えば、イクスシブル・オア回路XORによって構成することができる。
【0038】
ウォブル信号生成回路20は、スペクトラム拡散データSSに帯域制限を施してウォブル信号WBを生成する。この場合、ウォブル信号生成回路20は、例えば、バンドパスフィルタやローパスフィルタによって構成することができる。
【0039】
マスタリング装置100によって記録マークが形成されたディスク原盤DSは、現像され、レジスト原盤となる。この後、レジスト原盤を基にメッキを行う電鋳プロセスを経て、メタルマスタを1枚作成し、1枚のメタルマスタから複数枚のマザーを作成する。さらに、複数枚のマザーから複数枚のスタンパを作成する。このスタンパを用いてプラスッチック等の樹脂をプレス加工することによって光ディスク1が製造される。
【0040】
<1−3.情報再生装置>
次に、情報再生装置について説明する。図4は情報再生装置200の全体構成を示すブロック図である。
【0041】
情報再生装置200は、情報記録媒体である光ディスク1に対して再生ビームを照射するとともに反射光に応じた信号を出力する光ピックアップ202と、光ディスク1の回転を制御するスピンドルモータ203と、サーボユニット222を備える。サーボユニット222には、第1クロック信号CK1及びピット同期信号SYNCpが供給される。サーボユニット222は、これらの信号に同期して、スピンドルモータ203の回転を制御するスピンドルサーボ、光ピックアップ202の光ディスク1に対する相対的位置制御であるフォーカスサーボ及びトラッキングサーボを実行する。
【0042】
光ピックアップ202は、再生ビームを照射するレーザダイオード、4分割検出回路を備える(図示略)。4分割検出回路は、再生ビームの反射光を図4に示す領域1A、1B、1C、1Dに4分割し、各領域の光量に応じた信号を各々出力する。ヘッドアンプ204は、光ピックアップ202の各出力信号を各々増幅し、領域1Aに対応する分割読取信号1a、領域1Bに対応する分割読取信号1b、領域1Cに対応する分割読取信号1c、及び領域1Dに対応する分割読取信号1dを出力する。光ピックアップ2及びヘッドアンプ4は上述した読取手段に相当する。
【0043】
総和生成回路210は、分割読取信号1a、1b、1c、及び1dを加算して、総和読取信号SRFを出力する加算回路からなる。なお、総和読取信号SRFは、記録マークの長短を表す信号である。
【0044】
ピットデータ復調回路211は、総和読取信号SRFに基づいてピットデータDPを再生すると共に第1クロック信号CK1を生成する。総和生成回路210及びピットデータ復調回路211は、上述した第1データ再生手段に相当する。
【0045】
図5は、ピットデータ復調回路211の構成を示すブロック図である。この図に示すようにピットデータ復調回路211は、第1クロック信号再生回路31、ピットデータ抜出回路32、同期信号検出回路33、ピットデータ復調回路34、及びデスクランブル回路35を備える。
【0046】
第1クロック信号再生回路31は、総和読取信号SRFに基づいてピットデータDPに同期した第1クロック信号CK1を再生する。ピットデータ抜出回路32は、総和読取信号SRFを2値化して得た2値化信号を第1クロック信号CK1でサンプリングして、ピットデータDPを再生する。
【0047】
同期信号検出回路33は、再生されたピットデータDPに含まれる同期パターンを検出し、ピット同期信号SYNCpを生成する。同期パターンは、他のピットデータに含まれていない特定のデータパターンであって、一定の周期を有する。ピット同期信号SYNCpは、同期パターンのタイミングを指示する信号である。
【0048】
ピットデータ復調回路34は、ピット同期信号SYNCpを基準位置として、再生されたピットデータDPを所定のテーブルを用いて復調して再生データを生成する。例えば、変調方式として8−16変調が採用される場合には、16ビットのピットデータDPを8ビットの再生データに変換する処理が施される。デスクランブル回路35は再生データの順序を予め定められた規則に従って並べ換えるデスクランブル処理を実行し、処理済の再生データを出力する。
【0049】
このようにして得られた再生データは、図4に示すピットデータ訂正回路212へ供給され、そこで、エラー訂正処理や補間処理等が施された後、バッファ213に記憶される。インターフェース214はバッファ213に記憶されたデータを順次読み出して所定の出力形式に変換して外部機器へ出力する。
【0050】
図4に戻り、説明を続ける。プッシュプル信号生成回路220は、(1a+1d)−(1b+1c)を算出して、プッシュプル信号を生成する。成分(1a+1d)は、読取方向に対して左側の領域1A及び1Dに対応する一方、成分(1b+1c)は、読取方向に対して右側の領域1B及び1Cに対応する。即ち、再生ビームがピットに対して左側に偏っていれば、プッシュプル信号は振幅中心を基準として正極性となり、再生ビームがピットの中央に位置する場合はプッシュプル信号の値は振幅中心となり、再生ビームがピットに対して右側に偏っていれば、プッシュプル信号は振幅中心を基準として負極性となる。再生ビームとピットの相対的な位置は、トラックの蛇行に応じて変化し、プッシュプル信号の値は再生ビームとピットの相対的な位置関係を表している。即ち、プッシュプル信号は、トラックの蛇行に応じた信号である。
【0051】
プッシュプル信号はローパスフィルタ221を介してサーボユニット222へ出力される。サーボユニット222は、プッシュプル信号に基づいてトラッキング制御を実行する。また、プッシュプル信号はバンドパスフィルタ223に供給される。バンドパスフィルタ223の通過帯域は、記録時においてウォブルデータDWをスペクトラム拡散変調して得たウォブル信号WBをプッシュプル信号から抽出できるように設定されている。従って、バンドパスフィルタ223は、プッシュプル信号生成回路220と共に、上述したウォブル信号生成手段を構成し、その出力信号は、光ディスク1からウォブル信号WBを再生したものとなる。
【0052】
図6にウォブル信号WB、2値化信号A、第1クロック信号CK1、第2クロック信号CK2、及びピット同期信号SYNCpのタイミングチャートを示す。コンパレータ224は、ウォブル信号WBを2値化した2値化信号Aを出力する。ウォブル信号WBは、周波数が低いので、ゼロクロス付近において波形の傾きが緩やかである。このため、2値化信号Aは大きなジッタ成分を有する。サンプリング回路225は、第2クロック信号CK2を用いて2値化信号Aをサンプリングして、データを抜き出してスペクトラム拡散データSSを再生する。
【0053】
この例では、第1クロック信号CK1の周波数f1が10.5MHzであり、第2クロック信号CK2の周波数f2が420KHzであるため、分周回路226は、第1クロック信号CK1を1/25分周して第2クロック信号CK2を生成する。従って、図6に示すように第2クロック信号CK2の一周期の中に25個の第1クロック信号CK1が入る。また、分周回路226は、リセット端子Rの電圧がアクティブ(ローレベル)になると、リセットされるようになっており、このリセット端子Rにはピット同期信号SYNCpが供給される。従って、第2クロック信号CK2は、ピット同期信号SYNCpの立下りによってリセットされ、その位相がピット同期信号SYNCpによって定まる。
【0054】
ピットデータDPには、25*K(Kは自然数)ビットの周期で同期パターンが挿入されており、同期パターンの開始と第2クロック信号CK2の立ち上りエッジが一致する関係にある。即ち、同期パターンは第2クロック信号CK2の自然数倍の周期を有する。この場合、図6に示すタイミングでピット同期信号SYNCpがアクティブとなると、分周回路226がリセットされ、ピット同期信号SYNCpと第2クロック信号CK2の位相が調整される。これによって、第2クロック信号CK2の立ち上がりエッジの発生タイミングを、より周波数の高い第1クロック信号CK1によって調整することができる。従って、2値化信号Aのエッジがジッタの影響を受けて揺らいでも、確実にスペクトラム拡散データSSを抜き出すことが可能となる。
【0055】
図4に戻り、説明を続ける。RANDテーブル227には、記録時のスペクトラム拡散変調に用いたランダム化パターンが記憶されている。ランダム化パターンは拡散符号に相当し、ランダム関数を用いて生成されるビット列である。RANDテーブル227には第2クロック信号CK2が供給され、第2クロック信号CK2に同期してランダム化パターンが読み出されることによりランダムデータRNDが生成され、生成されたランダムデータRNDはスペクトラム拡散復調回路228に供給される。また、サンプリング回路225から出力されるスペクトラム拡散データSSはスペクトラム拡散復調回路228に供給される。スペクトラム拡散データSSとランダムデータRNDを掛け算して、ウォブルデータDWを生成する。この際、元々の信号帯域でない信号は、掛け算によって帯域外の信号に変換される。尚、コンパレータ224、サンプリング回路225、分周回路226、RANDテーブル227、及びスペクトラム拡散復調回路228によって、上述した第2データ再生手段が構成される。
【0056】
ウォブルデータ再生回路229には、ピットデータ復調回路211から出力されたピット同期信号SYNCpが供給される。ウォブルデータ再生回路229は上述した同期信号除去手段に相当する。ウォブルデータ再生回路229は、ピット同期信号SYNCpが供給されるタイミングに基づいて、ウォブルデータDWより第1ウォブル同期信号SYNCwおよび第2ウォブル同期信号D−SYNCwを除去する。
【0057】
こうして同期信号が除去されたウォブルデータDWは、エラー訂正回路230においてエラー訂正が施される。
【0058】
このように情報再生装置200では、ウォブルデータ再生回路229が、ピット同期信号SYNCpに基づいて、ウォブルデータDWより第1ウォブル同期信号SYNCwを検出することにより、ウォブルデータDWの再生を容易に行うことが可能となる。一方、第1ウォブル同期信号SYNCwの規則的な周期を知らない不正コピー業者が、光ディスク1よりウォブルデータDWを再生しようとしても、第1ウォブル同期信号SYNCwと第2ウォブル同期信号D−SYNCwのいずれが真の同期信号か判断するのは困難である。従って、本実施例によれば、ウォブルデータDWの秘匿性を向上させることが可能となる。
【0059】
<2.第2実施例>
<2−1:光ディスクの基本構成>
第2実施例において、光ディスクには、図1に示す光ディスク1の構成と同様記録マークの長短によってピットデータDPが記録される一方、これとは別に記録マークの蛇行によってウォブルデータDWが重畳的に記録されている。
【0060】
また、ピットデータDPは図2に示すピットデータDPの構成と同様であり、ウォブルデータDWに配置される第1ウォブル同期信号SYNCw及び第2ウォブル同期信号D−SYNCwの詳細な構成が、図2に示すウォブルデータDWと異なっている。
【0061】
第2実施例では、光ディスクにおいて、第1ウォブル同期信号SYNCwは更に暗号化されて記録されると共に、第2ウォブル同期信号D−SYNCwは第1ウォブル同期信号SYNCwの暗号化処理に係る情報、及び第1ウォブル同期信号SYNCwの記録位置を示す情報を含む。
【0062】
図7に、第2ウォブル同期信号D−SYNCwのデータフォーマットを示す。第2実施例では、第1実施例と同様、第1ウォブル同期信号SYNCw及び第2ウォブル同期信号D−SYNCwは夫々3バイト、即ち3×8ビットによって構成される。図7に示す表において、第1列目は第2ウォブル同期信号D−SYNCwにおけるビットポジションを、当該第2ウォブル同期信号D−SYNCwの開始位置を0ビットとし、この0ビット目から数えたビット数によって表すと共に、第2列目は、第1列目に示されるビットポジションに記録されるデータ内容を表す。
【0063】
図7に示すように、第2ウォブル同期信号D−SYNCwにおいて、0ビット目から15ビット目までは、当該第2ウォブル同期信号D−SYNCwの同期パターンが記録されると共に、16ビット目及び17ビット目にかけて、第1ウォブル同期信号SYNCwの暗号化処理に用いた暗号パターンを表すパターンナンバーが記録され、18ビット目から23ビット目までは、当該第2ウォブル同期信号D−SYNCwより後に、当該第2ウォブル同期信号D−SYNCwに続いて記録される第1ウォブル同期信号SYNCwの、当該第2ウォブル同期信号D−SYNCwに対する相対的な記録位置が記録される。ここで、例えば、第1同期信号SYNCwが、所定の乱数系列又は所定の暗号化テーブルを用いて暗号化されている場合、第2ウォブル同期信号D−SYNCwには、パターンナンバーとして、所定の乱数系列を指定する乱数系列番号又は所定の暗号化テーブルを指定する暗号化テーブル番号が記録される。
【0064】
第1実施例では、第2ウォブル同期信号D−SYNCwは、第1ウォブル同期信号SYNCwの信号パターンと同一の信号パターンとして構成されている。よって、光ディスク1の再生時、不正コピー業者が仮に第1ウォブル同期信号SYNCw及び第2ウォブル同期信号D−SYNCwのいずれかが真の同期信号であるとしてウォブルデータDWの再生を試みれば、該ウォブルデータDWの再生を成功する可能性がある。
【0065】
一方、第2実施例によれば、第1ウォブル同期信号SYNCwは更に暗号化されて記録される。そして、第2ウォブル同期信号D−SYNCwには、暗号化された第1ウォブル同期信号SYNCwの記録位置を示す情報と、該第1ウォブル同期信号SYNCwに施された暗号化を解くための「鍵」に係る情報とが含まれる。
【0066】
よって、第2実施例では、上述したような第1ウォブル同期信号SYNCw及び第2ウォブル同期信号D−SYNCwの記録に係るルールを知らない不正コピー業者が、光ディスク1よりウォブル信号WBを再生し、該ウォブル信号WBより第2ウォブル同期信号D−SYNCwを得ることができたとしても、第1ウォブル同期信号SYNCwを再生することは非常に困難となる。その結果、第2実施例では、第1実施例と比較してウォブルデータDWの秘匿性を飛躍的に向上させることが可能となる。
【0067】
<2−2:マスタリング装置の全体構成>
図8は、第2実施例におけるマスタリング装置の全体構成を示すブロック図である。第2実施例におけるマスタリング装置は、ダミーSYNC生成回路の詳細な構成及び暗号化回路を備える点を除いて、図3に示す、第1実施例におけるマスタリング装置100の構成と同様である。よって、第2実施例におけるマスタリング装置について、図8を参照してダミーSYNC生成回路及び暗号化回路についてのみ説明する。
【0068】
ダミーSYNC生成回路25には、後述する暗号化処理で用いられた暗号のパターンを表すパターンナンバーPNが供給される。ダミーSYNC生成回路25は、第2ウォブル同期信号D−SYNCwを、第1ウォブル同期信号SYNCwが生成されるタイミングからランダムな時間遅延したタイミングで発生させる。そして、ダミーSYNC生成回路25によって、第1ウォブル同期信号SYNCwが生成されるタイミングと第2ウォブル同期信号D−SYNCwの生成のタイミングとの時間関係が、第1ウォブル同期信号SYNCwの相対的な記録位置に係る情報として、第2ウォブル同期信号D−SYNCwに記録される。また、ダミーSYNC生成回路25は、供給されたパターンナンバーPNを第2ウォブル同期信号D−SYNCwに記録する。
【0069】
また、暗号化回路26は、複数の暗号パターンより1種の暗号パターンを用いて第1ウォブル同期信号SYNCwを暗号化する。暗号化回路26は図8には図示しないメモリを有しており、このメモリには複数の暗号パターンが、夫々パターンナンバーと対応付けられて格納されている。
【0070】
スペクトラム拡散変調回路19は、暗号化回路26が、暗号化された第1ウォブル同期信号SYNCwを生成するタイミングに基づいて、ウォブルデータDWに第1ウォブル同期信号SYNCwを付加する。
【0071】
<2−3.情報再生装置>
図9は、第2実施例における情報再生装置の全体構成を示すブロック図である。第2実施例における情報再生装置は、ダミーSYNC抜出回路、ダミーSYNCメモリ、ウォブルデータメモリ、及び第1ウォブル同期信号検出回路を更に備える点を除いて、図4に示す情報再生装置200の構成と同様である。よって、第2実施例における情報再生装置について、図9を参照して、第1実施例の情報再生装置200と異なる点についてのみ説明する。
【0072】
ダミーSYNC抜出回路231は、スペクトラム拡散復調回路228によって生成されるウォブルデータDWより第2ウォブル同期信号D−SYNCwを順次抜き出す。尚、ダミーSYNC抜出回路231は、上述した第2同期信号検出手段に相当する。
【0073】
ダミーSYNCメモリ232には、ダミーSYNC抜出回路231によって抜き出された順に応じて、第2ウォブル同期信号D−SYNCwが格納される。また、ウォブルデータメモリ234にはスペクトラム拡散復調回路228によって生成されるウォブルデータDWが格納される。
【0074】
第1ウォブル同期信号検出回路235は上述した同期信号除去手段および第1同期信号検出手段に相当し、ウォブルデータメモリ234よりウォブルデータDWを読み出す。また、第1ウォブル同期信号検出回路235は、ダミーSYNCメモリ232より、第2ウォブル同期信号D−SYNCwの格納順位に従って、各第2ウォブル同期信号D−SYNCwにおける第1ウォブル同期信号SYNCwの記録位置に係る情報RSP及びパターンナンバーPNを読み出す。
【0075】
続いて、第1ウォブル同期信号検出回路235は、読み出したウォブルデータDWのうち、読み出した第1ウォブル同期信号SYNCwの記録位置に係る情報RSPによって特定されるデータに対して、夫々対応するパターンナンバーPNに基づいて復号化処理を施す。第1ウォブル同期信号検出回路235には、図9には図示しないメモリが設けられており、このメモリには記録時に第1ウォブルデータSYNCwの暗号化処理に用いられた暗号パターンが、夫々パターンナンバーと対応付けられて格納されている。第1ウォブル同期信号検出回路235は、復号化処理を、パターンナンバーPNと対応する暗号パターンをメモリより読み出して、読み出した暗号パターンを用いて行う。
【0076】
そして、復号化処理の結果、復号化されたデータより、第1ウォブル同期信号SYNCwを検出する。続いて、検出された第1ウォブル同期信号SYNCwに基づいて、ウォブルデータDWより第1ウォブル同期信号SYNCwおよび第2ウォブル同期信号D−SYNCwを除去する。
【0077】
こうして同期信号が除去された実データは、エラー訂正回路230においてエラー訂正が施される、
【0078】
このように第2実施例における情報再生装置200では、ウォブルデータDWより第2ウォブル同期信号D−SYNCwを検出し、該第2ウォブル同期信号D−SYNCwに含まれる第1ウォブル同期信号SYNCwの記録位置に係る情報RSP及びパターンナンバーPNを用いることにより、第1ウォブル同期信号SYNCwを容易に検出することができる。よって、第2実施例によれば、検出した第1ウォブル同期信号SYNCwに基づいてウォブルデータDWより実データを容易に再生することが可能となる。
【0079】
一方、第2実施例における第1ウォブル同期信号SYNCw及び第2ウォブル同期信号D−SYNCwの記録に係るルールを知らない不正コピー業者が、光ディスク1よりウォブル信号WBを再生し、該ウォブル信号WBより第2ウォブル同期信号D−SYNCwを得ることができたとしても、第1ウォブル同期信号SYNCwを再生することは非常に困難となる。その結果、第2実施例では、第1実施例と比較してウォブルデータDWの秘匿性を飛躍的に向上させることが可能となる。
【0080】
<3.第3実施例>
<3−1:光ディスクの基本構成>
第3実施例において、光ディスクには、図1に示す光ディスク1の構成と同様記録マークの長短によってピットデータDPが記録される一方、これとは別に記録マークの蛇行によってウォブルデータDWが重畳的に記録されている。
【0081】
図10(a)にピットデータDP及びウォブルデータDWのデータフォーマットを示し、図10(b)に第2ウォブル同期信号D−SYNCwのデータフォーマットを表す表を示す。
【0082】
第3実施例において、ピットデータDPは図2に示すピットデータDPの構成と同様である。一方、ウォブルデータDWが図2に示す第1実施形態のフォーマットと相違する。
【0083】
図10(a)に示すように、第3実施例では、3×25バイトから構成される1セクターのウォブルデータDWのうち、3バイトのデータを第2ウォブル同期信号D−SYNCwとし、この第2ウォブル同期信号D−SYNCwの記録位置と、第2データ中の所定の3バイトデータ(以下、置換データED:Exchanged DATAと称する。)の記録位置が入れ替えて記録されている。よって、第3実施例において、ダミーの同期信号である第2ウォブル同期信号D−SYNCwは、ウォブルデータDWの開始位置(セクター先頭)からずれた位置に記録される。
【0084】
図10(b)に第2ウォブル同期信号D−SYNCwのデータフォーマットを示す。第1列目は、第2ウォブル同期信号D−SYNCwにおけるビットポジションを、当該第2ウォブル同期信号の開始位置を0ビットとし、この0ビット目から数えたビット数によって表すと共に、第2列目は、第1列目に示されるビットポジションに記録されるデータ内容を表す。
【0085】
図10(b)に示すように、第2ウォブル同期信号D−SYNCwにおいて、0ビット目から15ビット目までは、当該第2ウォブル同期信号D−SYNCwの同期パターンが記録されると共に、16ビット目及び23ビット目にかけて、当該第2ウォブル同期信号D−SYNCwと入れ替えられた置換データEDとの相対的な記録位置、即ち第2ウォブル同期信号D−SYNCwが配置された位置に本来置かれるべき置換データEDの記録位置を示す位置情報が記録される。
【0086】
よって、光ディスク1の再生時に、該光ディスク1より再生されたウォブル信号WBより、例え第2ウォブル同期信号D−SYNCwを得ることができたとしても、第2ウォブル同期信号D−SYNCwのデータ構造を理解していなければ、第2ウォブル同期信号D−SYNCwと置換データEDとを入れ替えることができず、ウォブルデータDWを再生することはできない。従って、このような第2ウォブル同期信号D−SYNCwの記録に係るルールを知らない不正コピー業者は、ウォブルデータDWを再生することは非常に困難となる。その結果、第3実施例ではウォブルデータDWの秘匿性を飛躍的に向上させることが可能となる。
【0087】
<3−2:マスタリング装置の全体構成>
図11は、第3実施例におけるマスタリング装置の全体構成を示すブロック図である。第3実施例におけるマスタリング装置は、ECC回路17とスペクトラム拡散変調回路19との間に置換回路27を設けた点を除いて、図3に示す、第1実施例におけるマスタリング装置100の構成と同様である。
【0088】
第3実施例において、SYNCタイミング生成回路23は、第1ウォブル同期信号SYNCwを置換回路27に供給する。第1ウォブル同期信号SYNCwは、ウォブルデータDWの開始タイミングで出力される。即ち、各同期フレームの先頭で第1ウォブル同期信号SYNCwが出力される。第1ウォブル同期信号SYNCwは、ダミーSYNC生成回路24により、上述したように同期パターンの他に置換データEDとの相対的な記録位置を示す位置情報を含む第2ウォブル同期信号D−SYNCwとなって出力される。なお、置換データEDとの相対的な記録位置は、シンクフレーム毎にランダムに変えても良いし、記録開始や電源投入など、所定のタイミングでランダムに変更し、記録中は常に同じ値を保つなどしても良い。
【0089】
置換回路27は、第2ウォブル同期信号D−SYNCwに含まれる置換データEDとの相対的な記録位置を示す情報を参照して、ウォブルデータDWの中から置換データEDを特定し、特定した置換データEDと第2ウォブル同期信号D−SYNCwとの記録位置を入れ替える。このように記録位置を入れ替えたウォブルデータDWがスペクトラム拡散変調され、さらに、ウォブル信号WBに変換されてディスク原盤DSに記録される。ディスク原盤DSを用いて製造された光ディスク1には、第2ウォブル同期信号D−SYNCwがウォブルデータDWの開始位置からずれた位置に記録されおり、且つ、第2ウォブル同期信号D−SYNCwと置換データEDとの記録位置が置換されている。即ち、第2ウォブル同期信号D−SYNCwの記録位置を正規の位置からずらすこと自体で、ウォブルデータDWにスクランブルが施されている。このため、不正なコピー業者が、同期パターンの検出に成功したとしても、入れ替えの規則を知らない限りウォブルデータDWを正しく再生することができないので、ウォブルデータDWの秘匿性を飛躍的に向上させることが可能となる。
【0090】
<3−3.情報再生装置>
図12は、第3実施例における情報再生装置の全体構成を示すブロック図である。第3実施例における情報再生装置は、ウォブルデータメモリ234及び第2ウォブル同期信号検出回路238を更に備える点と、ウォブルデータ再生回路237の詳細な構成とを除いて、図4に示す情報再生装置200の構成と同様である。
【0091】
ウォブルデータメモリ234にはスペクトラム拡散復調回路228によって生成されるウォブルデータDWが格納される。第2ウォブル同期信号検出回路238は、ウォブルデータメモリ234に格納されたウォブルデータDWから第2ウォブル同期信号D−SYNCwを検出して、第2ウォブル同期信号SYNCwがウォブルデータメモリ234に記憶されている記憶領域を示すアドレス情報と第2ウォブル同期信号D−SYNCwと置換データEDとの相対的な記録位置を示す位置情報とをウォブルデータ再生回路237へ出力する。
【0092】
ウォブルデータ再生回路237は上述した置換手段および同期信号除去手段に相当し、第1に、アドレス情報と相対的な記録位置を示す位置情報とに基づいて、置換データEDがウォブルデータメモリ234に記憶されている記憶領域を特定する。第2に、当該記憶領域から読み出した置換データEDと、アドレス情報の示す記憶領域から読み出した第2ウォブル同期信号D−SYNCwとを入れ替えて、スクランブルを解除したウォブルデータDWを再生する。これによって、図10(a)に示すように、各同期フレームの先頭に第2ウォブル同期信号D−SYNCwが配置され、且つ、置換データEDが正規の位置に戻される。また、ウォブルデータ再生回路237は、第3に、このようにして一定間隔となった第2ウォブル同期信号D−SYNCに基づいて、ウォブルデータ読取クロックを生成すると共に、再生されたウォブルデータDWから第2ウォブル同期信号D−SYNCwを除去する。このようにして同期信号が除去された再生データはエラー訂正回路230へ供給され、エラー訂正が施された後、外部機器へ出力される。
【0093】
第3実施例の情報再生装置によれば、第2ウォブル同期信号D−SYNCwに含まれる第2ウォブル同期信号D−SYNCwと置換データEDとの相対的な記録位置を示す位置情報を参照して置換データEDを正しい位置に戻すので、ウォブルデータDWを正しく再生することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディスク原盤DSに形成されるトラックを示す説明図である。
【図2】本発明の第1実施例に係るピットデータDP及びウォブルデータDWのデータフォーマットを示す説明図である。
【図3】本発明の第1実施例に係るマスタリング装置100の全体構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第1実施例に係る情報再生装置200の全体構成を示すブロック図である。
【図5】ピットデータ復調回路211の構成を示すブロック図である。
【図6】ウォブル信号WB、2値化信号A、第1クロック信号CK1、第2クロック信号CK2、及びピット同期信号SYNCpのタイミングチャートである。
【図7】本発明の第2実施例に係る第2ウォブル同期信号のデータフォーマットを示す説明図である。
【図8】本発明の第2実施例に係るマスタリング装置100の全体構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の第2実施例に係る情報再生装置200の全体構成を示すブロック図である。
【図10】図10(a)は、本発明の第3実施例に係るピットデータDP及びウォブルデータDWのデータフォーマットを示す説明図であり、図10(b)は、第1ウォブル同期信号のデータフォーマットを示す説明図である。
【図11】本発明の第3実施例に係るマスタリング装置100の全体構成を示すブロック図である。
【図12】本発明の第3実施例に係る情報再生装置200の全体構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 光ディスク
24、25 ダミーSYNC生成回路
27 置換回路
100 マスタリング装置
200 情報再生装置
227 RANDテーブル
228 スペクトラム拡散復調回路
229 ウォブルデータ再生回路
235 第1ウォブル同期信号検出回路
Din 入力データ
DP ピットデータ
DW ウォブルデータ
SS スペクトラム拡散データ
CK1 第1クロック信号
CK2 第2クロック信号

Claims (7)

  1. 第1データに応じて長短とされる記録マークが、第2データを所定の変調方式で変調して得た信号に応じて、当該記録マークの読取方向と交わる方向に変動した位置に形成された情報記録媒体において、
    前記第2データの所定位置に第1同期信号が記録され、
    前記第2データの前記所定位置からずれた位置にダミーの第2同期信号が記録され、
    前記第1同期信号は、前記第1データの同期信号と同期しており、
    前記第1同期信号は暗号化されて記録されると共に、前記第2同期信号は前記暗号化処理に係る第1情報及び前記第1同期信号の記録位置を示す第2情報を含む
    ことを特徴とする情報記録媒体。
  2. 前記第1同期信号は、所定の乱数系列又は所定の暗号化テーブルを用いて暗号化されており、前記暗号化処理に係る情報は、前記所定の乱数系列を指定する乱数系列番号又は前記所定の暗号化テーブルを指定する暗号化テーブル番号であることを特徴とする請求項に記載の情報記録媒体。
  3. 前記第2同期信号は、当該同期信号が配置された位置に置かれるべき前記第2データの一部の記録位置を示す位置情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の情報記録媒体。
  4. 前記所定の変調方式はスペクトラム拡散変調方式であることを特徴とする請求項1に記載の情報記録媒体。
  5. 第1データに応じて長短とされる記録マークが、第2データを所定の変調方式で変調して得た信号に応じて、当該記録マークの読取方向と交わる方向に変動した位置に形成されると共に、前記第2データの所定位置に第1同期信号が記録され、前記第2データの前記所定位置からずれた位置にダミーの第2同期信号が記録され、前記第1同期信号は、前記第1データの同期信号と同期しており、前記第1同期信号は暗号化されて記録されると共に、前記第2同期信号は前記暗号化処理に係る第1情報及び前記第1同期信号の記録位置を示す第2情報を含む情報記録媒体を再生する情報再生装置において、
    前記情報記録媒体に記録された前記記録マークを読取る読取手段と、
    前記読取手段の出力信号に基づき、前記記録マークの変動位置を示すウォブル信号を生成するウォブル信号生成手段と、
    前記生成されたウォブル信号から前記第2データを再生する第2データ再生手段と、
    前記再生された第2データから前記第2同期信号を除去する同期信号除去手段と、
    前記再生された第2データから前記第2同期信号を検出する第2同期信号検出手段と、
    前記検出された第2同期信号から、前記第1情報及び前記第2情報を抽出し、前記抽出した第2情報に基づいて前記第2データに含まれる暗号化された前記第1同期信号を分離し、前記第1情報を用いて暗号化された前記第1同期信号を復号化して、前記第1同期信号を検出する第1同期信号検出手段と、
    を備えたことを特徴とする情報再生装置。
  6. 前記第2同期信号は当該同期信号が配置された位置に置かれるべき前記第2データの一部の記録位置を示す位置情報を含み、
    前記情報再生装置は更に、
    前記位置情報に基づき、前記第2データを正規の位置に戻す置換手段を備えたことを特徴とする請求項記載の情報再生装置。
  7. 第1データに応じて長短とされる記録マークが、第2データを所定の変調方式で変調して得た信号に応じて、当該記録マークの読取方向と交わる方向に変動した位置に形成されると共に、前記第2データの所定位置に第1同期信号が記録され、前記第2データの前記所定位置からずれた位置にダミーの第2同期信号が記録され、前記第1同期信号は、前記第1データの同期信号と同期しており、前記第1同期信号は暗号化されて記録されると共に、前記第2同期信号は前記暗号化処理に係る第1情報及び前記第1同期信号の記録位置を示す第2情報を含む情報記録媒体を再生する情報再生方法において、
    前記情報記録媒体に記録された前記記録マークを読取る読取ステップと、
    前記読取手段の出力信号に基づき、前記記録マークの変動位置を示すウォブル信号を生成するウォブル信号生成ステップと、
    前記生成されたウォブル信号から前記第2データを再生する第2データ再生ステップと、
    前記再生された第2データから前記第2同期信号を除去する同期信号除去ステップと、
    前記再生された第2データから前記第2同期信号を検出する第2同期信号検出ステップと、
    前記検出された第2同期信号から、前記第1情報及び前記第2情報を抽出し、前記抽出した第2情報に基づいて前記第2データに含まれる暗号化された前記第1同期信号を分離し、前記第1情報を用いて暗号化された前記第1同期信号を復号化して、前記第1同期信号を検出する第1同期信号検出ステップと、
    を備えたことを特徴とする情報再生方法。
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