JP4423776B2 - 映像表示装置 - Google Patents

映像表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4423776B2
JP4423776B2 JP2000293974A JP2000293974A JP4423776B2 JP 4423776 B2 JP4423776 B2 JP 4423776B2 JP 2000293974 A JP2000293974 A JP 2000293974A JP 2000293974 A JP2000293974 A JP 2000293974A JP 4423776 B2 JP4423776 B2 JP 4423776B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
light
video
display device
eye
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000293974A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002107654A (ja
Inventor
毅 遠藤
賢司 石橋
靖 谷尻
恭 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2000293974A priority Critical patent/JP4423776B2/ja
Publication of JP2002107654A publication Critical patent/JP2002107654A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4423776B2 publication Critical patent/JP4423776B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、顔前にて使用され、拡大光学系により表示部に表示した映像の拡大虚像を提供する個人用の映像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、顔前にて使用され、表示部に表示した映像の光を拡大光学系により眼に導いて映像の拡大虚像を提供する映像表示装置が、個人(一人)用の映像提供手段として提案されている。このような映像表示装置は、一般に、眼鏡あるいはゴーグルのような形態とされて、頭部に装着して使用される。
【0003】
映像提供のための構成としては、表示部と拡大光学系を各々1つ備えるものが最も簡素である。しかし、この構成では、提供する映像(虚像)の視野を広くすることと、提供する映像の精細度を高くすることを両立させることは難しく、広視野化を図れば精細度が低下し、高精細化を図れば視野が狭くなる。
【0004】
特開平6−51239号公報には、表示部を複数備え、各表示部からの光を拡大光学系の隣合う部位に入射させて隣合う光路で眼に導くことが開示されている。表示部としては液晶表示器が用いられ、各液晶表示器は提供する映像のうちの異なる部分を同時に表示する。拡大光学系としてはホログラム素子が用いられ、ホログラム素子の回折特性は異なる液晶表示器からの光が接し合って眼に達するように設定されている。この構成では、表示部の数に応じて視野が広くなり、また、提供する映像全体の一部分のみに個々の表示部が対応することになって、精細度も高くなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記公報の装置では、広視野かつ高精細の映像を提供することができる反面、表示部を複数備えるため、構成が複雑になって装置の大型化、重量化を招くとともに、製造コストも高くなる。使用形態を考えると装置の大型化や重量化は好ましくなく、また、個人用の装置であるからできるだけ低コストであることが望ましい。
【0006】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、小型軽量かつ低コストでありながら、広視野かつ高精細な映像を提供することが可能な映像表示装置を実現することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明では、映像を表示し、与えられる照明光を映像を表す映像光とする表示部と、表示部に複数の方向から照明光を与えて、表示部から複数の方向に映像光を出射させる照明部と、表示部から複数の方向に出射する映像光を、映像光ごとに異なる複数の光路で眼に導く拡大光学系と、表示部に複数の映像を切り替えて表示させるとともに、眼に導く映像光の光路を映像の表示の切り替えに合わせて切り替える制御部とで映像表示装置を構成する。
【0008】
この映像表示装置は、拡大光学系から眼に至る映像光の光路を複数有しており、眼に対する映像光の方向が光路ごとに異なる。複数の光路の映像光は同一時点では同一の映像を表し、仮に複数の光路の映像光を同時に眼に導けば、使用者には内容が同じ複数の映像(虚像)が提供されることになる。実際には、制御部が表示部に複数の映像を切り替えて表示させるとともに、表示の切り替えに合わせて光路を切り替えるようにしているため、異なる映像を表す映像光が異なる方向から異なる時に眼に導かれる。映像表示と光路の切り替えを速やかに行えば、異なる映像を異なる方向から同時に提供する状態に近くなり、使用者が観察する映像は全体として視野の広いものとなる。しかも、個々の映像の精細度が高いから、映像全体としての精細度も高くなる。
【0009】
眼に導く映像光の光路の切り替えはどのような方法で行ってもよいが、例えば、制御部が、照明部に照明光の方向を切り替えさせることにより、眼に導く映像光の光路を切り替えるようにする。照明光の方向を変化させることで、映像光の出射方向が変化して、自動的に光路が切り替わる。具体的には、例えば、位置が異なりいずれも表示部を向いた複数の光源を照明部に備えて、各光源の点灯を切り替える。このようにすると、光路の切り替えをきわめて速やかに行うことが可能になる。
【0010】
拡大光学系はホログラム素子を含むものとするとよい。ホログラム素子は回折特性を自由に設定することができるから、表示部からの出射方向が異なる映像光を異なる光路で眼に導くことが容易になり、また、映像を任意の倍率で拡大することもできる。しかも、ホログラム素子は、回折させる光以外にほとんど作用しないため、外界からの光を眼に導いて、映像に重ねて外界の像を提供することも可能になる。
【0011】
照明部が表示部に与える照明光の波長が、照明光の方向ごとに異なるようにしてもよい。映像光が表す映像の色が光路ごとに相違することになり、複数の映像が部分的に重なって観察されるときでも、映像の識別が容易になる。特に、拡大光学系がホログラム素子を含む構成では、異なる映像光がホログラム素子上で重なっても、各映像光を異なる方向に導く設定とすることが容易になる。
【0012】
拡大光学系が映像光を眼に導く複数の光路は、眼の位置において重なり合っている設定としてもよいし、眼の位置において互いに分離している設定としてもよい。前者の設定では、使用者は複数の映像をまとめて観察することができ、後者の設定では、視線の方向を変化させることで、複数の映像を個別に観察することができる。
【0013】
上記の映像表示装置は、拡大光学系を保持し、眼に対面する透明な板状部材を備える構成とすることができる。使用者の眼には板状部材を透過した外界からの光も入射することになり、映像と共に外界を観察することができる。拡大光学系をホログラム素子とすれば、映像により外界が遮られることもない。
【0014】
板状部材が、表示部から出射する映像光を端部より導き入れて、内部で反射して拡大光学系に導くようにするとよい。板状部材を大きくかつ薄くして表示部を使用者の視野外に位置させることが可能になり、装置の重量化を抑えながら、外界に対して広い視野を確保することができる。
【0015】
板状部材が光学的パワーを有するようにしてもよい。板状部材のパワーにより視度調節が可能になり、視力の低下した使用者でも他の矯正手段を用いることなく外界を鮮明に観察することができる。
【0016】
使用者の頭部に装着するための装着部材を備えるようにしてもよい。手で保持する必要がなくなり、使い勝手のよい装置となる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の映像表示装置の実施形態について図面を参照しながら説明する。第1の実施形態の映像表示装置1の光学系の構成と光路を図1に模式的に示す。図1の(a)、(b)、(c)はそれぞれ映像表示装置1の正面図、側面図、平面図であるが、(a)においては、映像表示装置1から使用者の眼に至る光路を明示するために、眼の位置をずらして表している。
【0018】
映像表示装置1は、2つの発光ダイオード(LED)11a、11b、2つの拡散板12a、12b、2つの凸レンズ13a、13b、1つの透過型の液晶表示器(LCD)14、1つの透明板15、2つのミラー16a、16bを備えている。映像表示装置1は、ミラー16a、16bが使用者の一方の眼Eの直前に位置し、透明板15が眼Eに対面し、LED11a、11b、拡散板12a、12b、レンズ13a、13b、ミラー16a、16bが眼Eに対して左右方向に並ぶ状態で使用される。
【0019】
LCD14は、映像を表示し、与えられる照明光を変調して表示した映像を表す映像光とする表示部である。LCD14の映像の表示は制御部21(図2参照)によって制御される。
【0020】
LED11a、11b、拡散板12a、12bおよびレンズ13a、13bは、表示部であるLCD14に照明光を与える照明部である。LED11a、11bは異なる位置に配設されており、それぞれ所定の波長の光をLCD14に向けて発する。LED11a、11bの発光も制御部21によって制御される。拡散板12a、12bはそれぞれLED12a、12bが発した光を拡散し、レンズ13a、13bはそれぞれ拡散板12a、12bを透過したLED11a、11bからの光をLCD14の全面に導く。
【0021】
LCD14は異なる2方向から照明光を与えられることになる。異なる2方向から与えられた照明光は、LCD14を透過して異なる2方向に出射する映像光となる。
【0022】
ミラー16a、16bは、LCD14からの光を眼Eに導く拡大光学系であり、透明板15の内部に設けられている。映像光は透明板15にその上端面より入射する。透明板15は、入射した映像光を、前面(眼から遠い表面)と後面(眼に近い表面)で数回全反射して、ミラー16a、16bに導く。
【0023】
眼Eには透明板15を透過する外界からの光も入射し、使用者は外界も観察することができる。透明板15はパワーを有しており、近視または遠視の人でも他の視力矯正手段を用いることなく、外界を鮮明に観察することが可能である。図1では、近視の人に適合するように、透明板15に負のパワーをもたせている。
【0024】
映像光を透明板15の内部で複数回反射してミラー16a、16bに導くようにしているため、透明板15は大きくかつ薄くすることができる。これにより、LED11a、11bからLCD14までを使用者の視野の外に位置させることが可能になり、装置1の重量化を伴うことなく、外界に対する使用者の視野を広く確保することができる。
【0025】
拡大光学系であるミラー16a、16bはそれぞれ凹面鏡であり、LCD14が表示した映像の拡大虚像を提供する。虚像はLCD14の実像の十倍程度またはそれ以上の大きさであり、眼Eの前方1〜数mの距離に位置する。ミラー16a、16bは、全反射ミラーとしてもよいしハーフミラーとしてもよい。全反射ミラーとすれば明るい映像を提供することができ、ハーフミラーとすれば外界のうち映像に重なる部分も観察することができる。ハーフミラーとする場合は、例えば、透明板15のミラー16a、16bに対向する部分のパワーを変化させることにより、曲面であるミラー16a、16bを透過する際の屈折を相殺して、観察される外界に歪みが生じないようにする。
【0026】
ミラー16aにはLED11aに由来する映像光が入射し、ミラー16bにはLED11bに由来する映像光が入射する。これらの映像光は異なる2つの光路で眼Eに導かれることになる。ミラー16a、16bは映像光を導く2つの光路が眼Eの位置で重なり合うように、すなわち単一の射出瞳を形成するように設定されている。ただし、眼Eに対する映像光の方向の差異により、各映像光が表す映像は左右に並んで観察され、2つの映像全体の水平方向の視野角は個々の映像の視野角の略2倍になる。
【0027】
LCD14は一時に1つの映像を表示するため、LED11a、11bを同時に発光させれば、2つの映像光は同一の映像を表すことになる。ただし、映像表示装置1では、各映像光の表す映像が提供すべき映像全体の半分ずつを表すように、LCD14に表示する映像を切り替えるとともに、眼Eに映像光を導く光路を映像表示の切り替えに同期して切り替えるようにしている。
【0028】
この制御のための構成を図2に模式的に示す。映像表示装置1は、LCD14の表示動作と、LED11a、11bの発光動作を制御する制御部21を備えている。制御部21は、提供すべき映像全体の左半分と右半分を表す2つの映像信号S1、S2を時期を違えてLCD14に与え、LCD14は与えられた映像信号S1またはS2に応じた映像を表示する。制御部21は、また、発光を指示する発光信号L1、L2をLED11a、11bに個別に与え、LED11a、11bはそれぞれ発光信号L1、L2が与えられている間のみ光を発する。
【0029】
制御部21は、LCD14に映像信号S1を与えるときは、LED11aに発光信号L1を与えてLED11bには発光信号L2を与えず、LCD14に映像信号S2を与えるときは、LED11bに発光信号L2を与えてLED11aには発光信号L1を与えない。したがって、LED11a、11bに由来する映像光はそれぞれ映像信号S1、S2に対応したものとなり、また、眼Eに導かれる映像光の光路が切り替えられる。制御部21は、信号S1、L1の供与と信号S2、L2の供与とを、短い周期(例えば1/30秒)で交互に繰り返す。この制御により、映像全体の左半分と右半分を表す映像光が眼Eに交互に入射する。
【0030】
映像表示装置1が提供する映像の1例を図3に示す。提供する映像は、個々の映像光が表す左半分と右半分が近接したものとなり、全体として広視野の映像になる。しかも、映像の左半分も右半分もLCD14全体からの光であるから、映像全体の精細度は個々の映像の精細度と同じである。2つの映像光の光路が眼Eにおいて重なるため、視線を正面に向けている使用者は広視野の映像全体をまとめて観察することができる。
【0031】
LED11a、11bが同じ波長の光を発するようにすれば、映像全体は単一の色になり、LED11a、11bが異なる波長の光を発するようにすれば、映像の色は左半分と右半分で相違する。各LED11a、11bとして赤色(R)光、緑色(G)光、青色(B)を発する3種を備えて、カラー映像を表示することも可能である。そのためには、映像信号S1、S2のそれぞれに映像のR成分、G成分、B成分を表す信号を含ませるとともに、発光信号L1、L2にR光、G光、B光の発光を指示する信号を含ませて、表示と発光を同期をとって行わせればよい。
【0032】
なお、映像表示装置1では、2つの映像を左右に並べて映像全体を表すようにしているが、2つの映像を上下に並べて映像全体を表すようにしてもよい。この構成と使用者が観察する映像を図4に模式的に示す。この場合、LED11a、11bは上下方向に配置することになる。図示しないが、拡大光学系であるミラー16a、16bも上下方向に配置する。
【0033】
以下、他の実施形態について説明するが、既述の構成要素と同一または類似の機能を有する構成要素は同じ符号で表して、重複する説明は省略する。
【0034】
第2の実施形態の映像表示装置2の光学系の構成と光路を図5に模式的に示す。図5において、(a)、(b)、(c)はそれぞれ映像表示装置2の正面図、側面図、平面図であるが、(a)では図1と同様に、映像表示装置2から使用者の眼に至る光路を明示するために、眼の位置をずらして表している。映像表示装置2は、ミラー16a、16bに代えて、2つの反射型のホログラム素子17a、17bを拡大光学系として備えたものである。他の構成は映像表示装置1と同様である。
【0035】
ホログラム素子17a、17bは平板状であり、下端が上端よりも顔面に近づくように、透明板15の内部に設けられている。透明板15は傾斜した端面を有する2つの素片を接合して作製されており、ホログラム素子17a、17bは接合面となる傾斜した端面に貼り付けられている。
【0036】
ホログラム素子17a、17は、LED11a、11bが発する光と同じ波長の光で感光材料を露光して、感光材料に干渉縞を形成することにより作製する。ホログラム素子17a、17bは一体に作製することもできるし、別体として並べて配置することもできる。また、カラー映像を提供するためにLED11a、11bとしてR光、G光、B光を発する3種を備える場合、1つの感光材料を各色光で順に露光してホログラム素子17a、17bとしてもよいし、各色光で個別に露光した3つの感光材料を積層してホログラム素子17a、17bとしてもよい。
【0037】
入射光の波長とホログラム素子の反射率および透過率との関係を図6に模式的に示す。図6において、(a)は波長530nmのG光を、(b)は波長620、530、430nmのR光、G光、B光を回折させる場合の例である。ホログラム素子は、所望の波長の光を選択性高く回折させる設定とすることが容易である。例えば、(a)のように波長530nmの光を回折して反射させる場合、520〜540nmの波長域のみを強く回折し、他の波長域の光をほとんど全て透過させるようにすることができる。
【0038】
このような特性を有するホログラム素子17a、17bで拡大光学系を構成した映像表示装置2では、映像に重ねて外界の像を提供することが可能であるのみならず、映像光を全て眼に導いて明るい映像を提供し、しかも、映像に重なる外界の像が暗くなったり着色したりするのを避けることができる。
【0039】
映像表示装置2も図2に示した制御部21を備えており、映像表示装置1と同様にして、LCD14の映像の表示とホログラム素子17a、17bから眼に導く映像光の光路の切り替えを制御する。したがって、使用者は視野が広く精細度の高い映像を観察することができる。
【0040】
第3の実施形態の映像表示装置3の光学系の構成と光路を図7の平面図に模式的に示す。この映像表示装置3は、第2の実施形態の映像表示装置2を修飾して、拡大光学系であるホログラム素子17a、17bが眼に導く映像光の光路を変更したものである。
【0041】
LED11aに由来する映像光は、ホログラム素子17aに入射するだけでなく、一部がホログラム素子17bのホログラム素子17aに近い部位に入射する。同様に、LED11bに由来する映像光は、ホログラム素子17bに入射するだけでなく、一部がホログラム素子17aのホログラム素子17bに近い部位に入射する。ホログラム素子17a、17bは、単一の感光材料を、その中央部が二重露光となるように、2方向から露光することにより一体に作製されている。二重露光された部位が、LED11a、11bの双方に由来する映像光が入射する部位である。
【0042】
ホログラム素子17a、17bが眼に導く映像光の光路は異なるが、映像光は部分的に重なり合い、したがって、使用者に提供される映像も部分的に重なり合う。制御部21は、映像の重なり合う部分が同じ映像となるように、LCD14に与える2つの映像信号S1、S2の一部を同じにする。したがって、観察する映像が重なっているにもかかわらず、使用者が違和感を覚えることはない。
【0043】
LED11a、11bが発する光の波長は異なる。これにより、ホログラム素子17a、17bのうちLED11a、11bの双方に由来する映像光が入射する部位が、各映像光を確実に異なる方向に回折する設定とすることができる。LED11a、11bが発する光の波長は20nm程度以上離れていればよく、例えば、550nmと570nm、あるいは450nmと550nmとすることができる。
【0044】
LED11a、11bが発する光の波長が異なっていると、観察される2つの映像の色が相違することになり、使用者は2つの映像を明確に識別することが可能である。その場合、映像の重なり合っている部分は中間の色として観察される。
【0045】
第4の実施形態の映像表示装置4の光学系の構成と光路を図8に模式的に示す。図8において(a)、(b)はそれぞれ側面図、平面図である。映像表示装置4は映像表示装置2を修飾して、拡大光学系であるホログラム素子17a、17bが眼に導く映像光の光路を変更したものである。
【0046】
ホログラム素子17a、17bは、各々が映像光を導く光路が眼Eの位置で分離するように、すなわち個別に射出瞳を形成するように設定されている。したがって、2つの光路の映像光が眼Eに略同時に入射することはなく、視線を1方向に向けている使用者には一方の映像のみが提供される。ただし、使用者が視線の方向を変化させれば他方の映像を観察することができる。
【0047】
映像表示装置4が提供する映像の1例を図9に示す。この例は、自動車を運転中の使用者に提供する映像であり、運転上の注意を促すメッセージを含んでいる。視線を左方に向けたときには左の映像VLのみが観察され、視線を右方に向けたときには右の映像VRのみが観察される。なお、自動車には、側方を含む広い範囲を撮影するカメラと、撮影した映像中の移動物体を認識する映像識別回路を備えておき、認識結果を制御部21に与えて、制御部21がメッセージを表す映像信号S1、S2を適宜LCD14に与えるようにする。
【0048】
第5の実施形態の映像表示装置5の光学系の構成と光路を図10の平面図に模式的に示す。この映像表示装置5は第3の実施形態の映像表示装置3を修飾して、拡大光学系であるホログラム素子17a、17bが眼に導く映像光の光路を変更したものである。
【0049】
ホログラム素子17a、17bは、映像表示装置3と同様に、LED11a、11bの双方に由来する映像光を受ける部位を有する。ただし、ホログラム素子17a、17bは、第4の実施形態の映像表示装置4と同様に、各々が映像光を導く光路が眼Eの位置で分離するように、すなわち個別に射出瞳を形成するように設定されている。したがって、2つの光路の映像光が眼Eに略同時に入射することはなく、視線を1方向に向けている使用者には一方の映像のみが提供される。
【0050】
制御部21は、LED11aに由来しホログラム素子17bに入射することになる映像光と、LED11bに由来しホログラム素子17aに入射することになる映像光とが、同じ映像を表すように、LCD14に与える映像信号S1とS2の内容を一部同じにする。したがって、使用者が視線の方向を変えても、観察される映像の一部は同じになる。
【0051】
映像表示装置5が提供する映像の1例を図11に示す。この例も、自動車を運転中の使用者に提供する映像である。視線を左方に向けたときは左の映像VLのみが観察され、視線を右方に向けたときには右の映像VRのみが観察されるが、映像全体としての中央に位置する部分は変化しない。
【0052】
第6の実施形態の映像表示装置6の光学系の構成と光路を図12に模式的に示す。図12において、(a)、(b)、(c)はそれぞれ映像表示装置6の正面図、側面図、平面図であるが、(a)では前述のように眼の位置をずらして表している。映像表示装置6は、第2の実施形態の映像表示装置2のLED11a、11bを比較的近づけて配置するとともに、2つの拡散板12a、12bと2つのレンズ13a、13bに代えて、1つの拡散板12と1つのレンズ13を備えてものである。
【0053】
拡散板12はLED11a、11bからの光を拡散し、レンズ13は拡散板12を透過したLED11a、11bからの光をそれぞれLCD14の全面に導く。拡大光学系であるホログラム素子17a、17bは、第3の実施形態の映像表示装置3と同様に、LED11aに由来する映像光とLED11bに由来する映像光の双方が入射する部位を有する。また、ホログラム素子17a、17bが映像光を導く2つの光路は眼Eの位置において重なる。LCD14の映像の表示とホログラム素子17a、17bから眼に導く映像光の光路の切り替えの制御部21による制御は、映像表示装置3と同じである。
【0054】
第7の実施形態の映像表示装置7の光学系の構成と光路を図13の平面図に模式的に示す。映像表示装置7は、第2の実施形態の映像表示装置2から、拡散板12a、12bと透明板15を省略して、ホログラム素子17a、17bに斜め方向から直接映像光を入射させるようにしたものである。
【0055】
LED11a、11bの直前にはピンホール18を有する遮光板が設けられており、LED11a、11bが発した光はピンホール18を通過することにより、点光源からの発散光となる。レンズ13a、13bはコリメータレンズとされており、ピンホール18を通過したLED11a、11bからの発散光をそれぞれ平行光線として、LCD14の全面に導く。この照明光はLCD14によって映像光とされるが、映像光は平行光線のままであり、LCD14上の映像の個々の点を表す微小径の光束を多数含むものとなる。LCD14から2方向に出射する映像光は、それぞれホログラム素子17a、17bに入射して、異なる光路で眼Eに導かれる。ホログラム素子17a、17bが映像光を導く光路は眼Eの位置において重なり合う。
【0056】
ホログラム素子17a、17bは映像光を収束光として眼に導くが、映像の個々の点を表す光束の位置関係に変化をもたらさない。したがって、映像表示装置7では、光路が眼Eの位置で重なり合うものの、重なり合った範囲内に微小な射出瞳が多数形成されることになる。映像の個々の点を表す光束は網膜上で連続し、これによって使用者はLCD14が表示した映像の全体を認識することができる。
【0057】
LCD14の映像の表示とホログラム素子17a、17bから眼に導く映像光の光路の切り替えの制御部21による制御は、映像表示装置2と同じである。このような構成の映像表示装置7も、視野が広く精細度の高い映像を提供することができる。なお、ここでピンホール18を備えたのは光源を点光源に近づけるためであって、レーザを使用すればピンホール18は不要である。
【0058】
第8の実施形態の映像表示装置8の外観を図14に示す。映像表示装置8は、第1〜第6の実施形態で説明した光学系を左右1対備えて、眼鏡状の外観を有する構成としたものである。映像表示装置8は、1対のテンプル22と1対の鼻当て23を有しており、頭部に装着して使用される。左右の透明板15は連結部24によって連結されており、テンプル22は透明板15の端部に取り付けられ、鼻当て23は連結部24に取り付けられている。
【0059】
照明部に含まれるLED11a、11b等と表示部であるLCD14は筺体25に収容されて、透明板15の上端部に固定されている。筺体25は使用者の視野の外に位置しており、視界を遮ることはない。制御部21は、ケーブル26を介して、筺体25内のLED11a、11bとLCD14に接続されている。
【0060】
映像表示装置8の光学系の構成と光路を図15に模式的に示す。左右の光学系ともに、LED11a、11bより異なる方向からLCD14に照明光を与え、LCD14から異なる方向に出射する映像光を、ホログラム素子17a、17bまたはミラー16a、16bによって、異なる光路で眼に導く。制御部21によって光学系ごとに映像の表示と光路の切り替えが同期してなされ、広視野かつ高精細な映像が左右の眼それぞれに提供される。制御部21が左右の光学系のLCD14に視差のある映像を表示させることで、立体映像を提供することも可能である。
【0061】
第9の実施形態の映像表示装置9について説明する。映像表示装置9は、携帯電話機に組み込まれており、受信した情報や送信する情報、あるいは記憶している地図等の情報を使用者に映像として提供するものである。映像表示装置9を組み込んだ携帯電話機30の外観を図16に示す。携帯電話機30は、本体部30aと蓋部30bより成り、非使用時には、蓋部30bが本体部30aに重なるように折り畳むことができる。
【0062】
本体部30aは、主として電話機の機能を司り、信号処理回路を内蔵するほか、電話番号等の入力を行うための複数のキー31、入力された電話番号を表示する液晶表示器32、無線波を送受するアンテナ33、受信した音声を出力するスピーカ34等を備えている。蓋部30bは、音声入力のためのマイクロフォン35を備えており、また、映像表示装置9を内蔵している。蓋部30bの内側の表面には窓30cが設けられており、外側の表面にも窓30cに対向する窓が設けられている。
【0063】
図16のX−X’での映像表示装置9の断面を図17に示す。映像表示装置9の光学系は、第2〜第6の実施形態のものと類似の構成であり、LED11a、11b、LCD14、透明板15、およびホログラム素子17a、17bを備えている。ただし、レンズ13a、13bに代えてリフレクタ13a’、13b’を備えており、また、拡散板12a、12bはLCD14の直前に配置されている。なお、LED11a、11b、ホログラム素子17a、17b等の対を成す構成要素は図17の紙面に対して垂直方向に並べて配置されている。
【0064】
映像表示装置9は、透明板15が窓30cに対面するように蓋部30bの内部に配置されている。使用者は、透明板15および窓30cが眼の前に位置し、本体部30aのスピーカ34が耳の近くに位置するように、携帯電話機30を手で持って使用することにより、通話しながら外界の像とこれに重なる映像を観察することができる。この状態で使用するときでも、使用者の発する声はマイクロフォン35で検出される。
【0065】
映像表示装置9においても、LED11a、11bより異なる方向からLCD14に照明光を与え、LCD14から異なる方向に出射する映像光をホログラム素子17a、17bによって異なる光路で眼に導く。また、制御部21によって、映像表示と光路を同期して切り替える。したがって、広視野かつ高精細な映像が提供される。
【0066】
なお、上記の各実施形態では眼に2つの光路から映像光を交互に導く例を示したが、LEDやホログラム素子(またはミラー)を3つ以上備えて、3つ以上の光路から映像光を順に導くようにすることもできる。また、ここでは、LEDの発光時期を違えることにより、LCDに与える照明光の方向を変化させる構成としたが、照明光の光路上にシャッタを配置して、シャッタの開閉により照明光の方向を変化させることも可能である。さらに、拡大光学系から眼までの光路上にシャッタを配置して光路を切り替えるようにしてもよい。
【0067】
また、上記の各実施形態では頭部装着式または手持ち式の装置としたが、本発明はこのような小型の構成に限定されるものではない。例えば、図18に示す第10の実施形態のように、大きな透明板19に大きな反射型のホログラム素子17a、17bを貼り付けて、これらに映像光を投射して複数の光路で眼に導く構成とすることもできる。建物の窓のガラス板あるいはショーウインドウのガラス板を透明板19として利用することも可能である。
【0068】
【発明の効果】
本発明の映像表示装置は、視野が広くかつ精細度の高い映像を提供することができる。しかも、複数の表示部を必要としないため、構成が簡素になって小型軽量の装置となり、製造コストも抑えられる。したがって、顔前にて使用する形態に適し、また、個人用の装置としても適する。
【0069】
制御部が、照明部に照明光の方向を切り替えさせることにより、眼に導く映像光の光路を切り替えるようにすると、表示部以降に光路切り替えのための手段を設ける必要がなく、設計が容易になる。しかも、光路の切り替えを速やかに行うことが可能になり、使用者に違和感を与えることが避けられる。
【0070】
拡大光学系がホログラム素子を含むようにすると、拡大光学系の設計や作製がきわめて容易になる。また、映像に重ねて外界の像を提供することもできる。
【0071】
照明部が表示部に与える照明光の波長が照明光の方向ごとに異なるようにすると、映像間で色が相違することになって、複数の映像が部分的に重なって観察されるときでも、映像の識別が容易になる。
【0072】
拡大光学系が映像光を眼に導く複数の光路が眼の位置において重なり合うようにすると、複数の映像をまとめて観察することができ、使用者が異なる映像を同時に観察する必要がある場合に有用である。
【0073】
拡大光学系が映像光を眼に導く複数の光路が眼の位置において互いに分離するようにすると、視線の方向を変化させることで複数の映像を個別に観察することができ、使用者が異なる映像を同時に観察する必要がない場合に有用である。
【0074】
拡大光学系を保持し、眼に対面する透明な板状部材を備える構成では、映像と共に外界を観察することができ、常時使用することが可能な装置となる。拡大光学系をホログラム素子で構成すれば、映像により外界が遮られることもない。
【0075】
板状部材が、表示部から出射する映像光を端部より導き入れて、内部で反射して拡大光学系に導くようにすると、板状部材を大きくかつ薄くして表示部を使用者の視野外に位置させることが可能になり、外界の観察に支障がなく、しかも軽量な装置となる。
【0076】
板状部材が光学的パワーを有するようにすると、視力の低下した使用者でも他の矯正手段を用いることなく外界を鮮明に観察することができる。また、使用者の頭部に装着するための装着部材を備える構成では、使い勝手のよい装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施形態の映像表示装置の光学系の構成と光路を模式的に示す正面図、側面図および平面図。
【図2】 第1の実施形態の映像表示装置の表示映像と光路の切り替えの制御のための構成を模式的に示す図。
【図3】 第1の実施形態の映像表示装置が提供する映像の例を示す図。
【図4】 第1の実施形態の映像表示装置の変形例の光学系の構成と、提供する映像の例を模式的に示す正面図。
【図5】 第2の実施形態の映像表示装置の光学系の構成と光路を模式的に示す正面図、側面図および平面図。
【図6】 ホログラム素子の反射率および透過率と入射光の波長との関係を模式的に示す図。
【図7】 第3の実施形態の映像表示装置の光学系の構成と光路を模式的に示す平面図。
【図8】 第4の実施形態の映像表示装置の光学系の構成と光路を模式的に示す側面図および平面図。
【図9】 第4の実施形態の映像表示装置が提供する映像の例を示す図。
【図10】 第5の実施形態の映像表示装置の光学系の構成と光路を模式的に示す平面図。
【図11】 第5の実施形態の映像表示装置が提供する映像の例を示す図。
【図12】 第6の実施形態の映像表示装置の光学系の構成と光路を模式的に示す正面図、側面図および平面図。
【図13】 第7の実施形態の映像表示装置の光学系の構成と光路を模式的に示す平面図。
【図14】 第8の実施形態の映像表示装置の外観を示す斜視図。
【図15】 第8の実施形態の映像表示装置の光学系の構成と光路を模式的に示す正面図。
【図16】 第9の実施形態の映像表示装置を組み込んだ携帯電話機の斜視図。
【図17】 第9の実施形態の映像表示装置の光学系の構成と光路を示す断面図。
【図18】 第10の実施形態の映像表示装置の光学系の構成と光路を模式的に示す図。
【符号の説明】
1、2、3、4、5、6、7、8、9 映像表示装置
11a、11b 発光ダイオード
12a、12b、12 拡散板
13a、13b、13 レンズ
14 液晶表示器
15 透明板
16a、16b ミラー
17a、17b ホログラム素子
18 ピンホール
19 透明板
21 制御部
22 テンプル
23 鼻当て
24 連結部
25 筺体
26 ケーブル
30 携帯電話機
30a 本体部
30b 蓋部
31 入力キー
32 液晶表示器
33 アンテナ
34 スピーカ
35 マイクロフォン

Claims (10)

  1. 映像を表示し、与えられる照明光を映像を表す映像光とする表示部と、
    表示部に複数の方向から照明光を与えて、表示部から複数の方向に映像光を出射させる照明部と、
    表示部から複数の方向に出射する映像光を、映像光ごとに異なる複数の光路で眼に導く拡大光学系と、
    表示部に複数の映像を切り替えて表示させるとともに、眼に導く映像光の光路を映像の表示の切り替えに合わせて切り替える制御部と
    を備えることを特徴とする映像表示装置。
  2. 制御部が、照明部に照明光の方向を切り替えさせることにより、眼に導く映像光の光路を切り替えることを特徴とする請求項1に記載の映像表示装置。
  3. 拡大光学系がホログラム素子を含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の映像表示装置。
  4. 照明部が表示部に与える照明光の波長が、照明光の方向ごとに異なることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の映像表示装置。
  5. 拡大光学系が映像光を眼に導く複数の光路が、眼の位置において重なり合っていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の映像表示装置。
  6. 拡大光学系が映像光を眼に導く複数の光路が、眼の位置において互いに分離していることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の映像表示装置。
  7. 拡大光学系を保持し、眼に対面する透明な板状部材を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の映像表示装置。
  8. 板状部材が、表示部から出射する映像光を端部より導き入れて、内部で反射して拡大光学系に導くことを特徴とする請求項7に記載の映像表示装置。
  9. 板状部材が光学的パワーを有することを特徴とする請求項7に記載の映像表示装置。
  10. 使用者の頭部に装着するための装着部材を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載の映像表示装置。
JP2000293974A 2000-09-27 2000-09-27 映像表示装置 Expired - Fee Related JP4423776B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000293974A JP4423776B2 (ja) 2000-09-27 2000-09-27 映像表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000293974A JP4423776B2 (ja) 2000-09-27 2000-09-27 映像表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002107654A JP2002107654A (ja) 2002-04-10
JP4423776B2 true JP4423776B2 (ja) 2010-03-03

Family

ID=18776673

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000293974A Expired - Fee Related JP4423776B2 (ja) 2000-09-27 2000-09-27 映像表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4423776B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4591006B2 (ja) * 2004-09-21 2010-12-01 コニカミノルタホールディングス株式会社 ホログラフィック反射面を有する観察光学系及び映像表示装置
JP4834977B2 (ja) * 2004-11-12 2011-12-14 コニカミノルタホールディングス株式会社 シースルー型ヘッドマウントディスプレイ
JP5197883B1 (ja) * 2011-08-31 2013-05-15 パイオニア株式会社 画像表示装置
CN103270456B (zh) * 2011-10-20 2016-11-23 松下知识产权经营株式会社 显示装置及显示***
CN107924057B (zh) * 2015-07-03 2020-12-22 依视路国际公司 用于增强现实的方法和***
JP6782426B2 (ja) 2016-08-04 2020-11-11 株式会社Nttドコモ 映像提示システム
WO2018025551A1 (ja) * 2016-08-04 2018-02-08 株式会社Nttドコモ 映像提示システム

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07333524A (ja) * 1994-06-02 1995-12-22 Olympus Optical Co Ltd 立体視内視鏡装置
JPH09146038A (ja) * 1995-09-20 1997-06-06 Olympus Optical Co Ltd 映像表示装置
US5886822A (en) * 1996-10-08 1999-03-23 The Microoptical Corporation Image combining system for eyeglasses and face masks

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002107654A (ja) 2002-04-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5133925B2 (ja) 頭部装着型画像表示装置
JP5678709B2 (ja) 表示装置
JP5499854B2 (ja) 頭部装着型ディスプレイにおける光学的位置調整方法
JP6661885B2 (ja) 画像表示装置
JP4411547B2 (ja) 画像表示装置
JP4874593B2 (ja) 映像表示装置およびヘッドマウントディスプレイ
CN107077001B (zh) 图像显示装置
JP2013065022A (ja) 表示装置
WO2011033766A1 (ja) 映像情報の表示装置
CN110121671A (zh) 数据眼镜、用于数据眼镜的眼镜片和用于在视网膜上生成图像的方法
JP2003279883A (ja) 表示装置付き帽子
JP4423776B2 (ja) 映像表示装置
JP2002098928A (ja) 映像表示装置
JP2009151065A (ja) 映像表示装置およびヘッドマウントディスプレイ
JP3328028B2 (ja) 頭部装着型映像表示装置
JP2016224345A (ja) 画像表示装置
US20230152591A1 (en) Augmented reality display device
JPWO2018043254A1 (ja) 映像表示装置と光学シースルーディスプレイ
JP2010243972A (ja) 映像表示装置およびヘッドマウントディスプレイ
JP2008287049A (ja) 映像表示装置およびヘッドマウントディスプレイ
JP2010145561A (ja) ヘッドマウントディスプレイ
JP4985247B2 (ja) ヘッドマウントディスプレイ
JP5786910B2 (ja) 頭部装着型ディスプレイにおける光学的位置調整方法
JP2010072151A (ja) 映像表示装置およびヘッドマウントディスプレイ
WO2017077965A1 (ja) 映像表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20050613

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061025

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20061107

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091110

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091117

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091130

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121218

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131218

Year of fee payment: 4

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees