JP4423258B2 - 制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電力線を用いて構築したネットワークを利用した防犯システムに関する。
近年、あらゆる機器(例えば、情報機器や家電機器など)が小型化してきている。例えば、情報機器においては、従来は固定の場所に設置して使用していたデスクトップパソコン、プリンタ、スキャナなども小型化されたものが普及してきている。そのため、ノートパソコンに限らず、あらゆる情報機器が何処へでも手軽に持ち運びできるような便利な環境となってきている。
一方で、小型化された機器は、持ち運びし易いが故に盗難される危険性が多くなり、防犯面に問題を抱えている。従来、小型化された機器に対する防犯対策としては、例えば、チェーンロックなどの防犯装置を用いて施錠を行うことで防御する方法がある。その他、パソコンなどの情報機器においては、例えば、スマートカードを用いてセキュリティを確保する方法がある。
しかし、上述のような方法を採用すると以下のような問題が生じる。即ち、チェーンロックを用いて機器を施錠してもチェーンロックが破壊され、容易に持ち出されてそのまま利用されてしまう場合がある。また、スマートカードを用いてセキュリティを確保するには、ユーザにとって手間がかかるという欠点がある。即ち、スマートカードを用いて防犯対策をした場合、ユーザがスマートカードを携帯しておき、使用時に機器にスマートカードを挿入しパスワードを入力して使用するための認証を得るという操作が必要になる。
また、防犯システムについては、例えば、車の盗難を防止するために、放送局から無線による信号を発信するシステムなどがある(特許文献1)。しかし、このようなシステムでは、無線基地局などを中心とする大規模なシステムを想定しているため、基地局の設置を含むインフラ構築や整備に莫大なコストが必要となり、小型化された機器を管理するシステムには不向きである。
その他、本発明に係る技術として、特許文献2及び特許文献3に開示された技術がある。
特開2002−331913号公報 特開平3−154436号公報 特開2002−245235号公報
本発明は、以上のような問題を解決し、電力線搬送通信を利用した防犯システムを提供することを目的とする。即ち、本発明は、各家庭に引き込まれている電力線を利用して構築できるようなネットワークを想定した防犯システムに関する技術を提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は以下のような構成をとる。即ち、本発明は、防犯システムを提供するための制御装置であって、管理下に存在する各機器に対して電源投入可否を管理される対象であることを通知する通信部と、上記通知に対する応答を受付けた場合に電源投入可否を管理する対象機器として該当する機器を登録する登録部と、上記登録部に登録されている情報に基づいて上記対象機器に対する電源投入の可否を制御する電源制御部とを備える。
好ましくは、上記制御装置は、上記機器に対する電源投入可否の設定を受付ける入力部をさらに備えるように構成してもよい。
好ましくは、上記制御装置は、上記各機器のうち何れか1以上を複数の制御対象群の何れか1以上に設定する郡設定部をさらに備え、上記電源制御部は、上記各制御対象群に設定された機器に対して、上記制御対象群毎に電源投入の可否を制御するように構成してもよい。
また、本発明は、防犯システムに対応させた機器であって、自身がネットワーク上の制御装置の管理下にあるか否かを設定する設定部と、上記設定部において管理下にあることが設定されている場合に、上記制御装置に対して自身の登録状態を問い合わせる制御部と、機器の本体部と電源とを切断可能に接続するスイッチ部とを備え、上記制御部は、上記問合せに対する応答に電源投入の許可を示す情報が含まれている場合には、上記スイッチ部に上記機器の本体部へ電源投入させるように構成してもよい。
好ましくは、上記制御部は、上記制御装置が存在しない場合には、上記スイッチ部に上記機器の本体部へ電源投入を行わないように構成してもよい。
本発明によれば、制御装置は、ネットワーク上に(自身が認識できる範囲内に)存在する全ての機器に対して電源投入の可否を制御することができる。
また、本発明によれば、機器は、制御装置に管理され、制御装置からの許可がない限り電源が入らず使用することができない。さらに、機器は、制御装置がネットワーク上に存在しない場合には機器の本体部に電源が投入されない。このように、機器に対する電源投入は制御装置に依存しているため、例えばユーザは、コンセントから制御装置を抜き取るだけで、ネットワーク上に存在する全ての機器に対して電源投入をさせないようにすることが可能となる。このため、従来のように機器を一台ずつチェーンロックなどで施錠する、又はスマートカードなどで手間がかかる設定を行うことなく、簡単にセキュリティ環境を確保することが可能となる。
一方、機器が無断で持ち出された場合には、制御装置からの許可が行われないので、無断で使用することができない。
以上のように、本発明によれば、制御装置と機器との連携により電力線を利用して構築されたネットワーク上で機能する防犯システムを提供することが可能となる。
また、本発明は、上記制御装置または機器が、それぞれ以上のいずれかの処理を実行する方法であってもよい。また、本発明は、コンピュータに、以上のいずれかの機能を実現させるプログラムであってもよい。また、本発明は、そのようなプログラムをコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録したものでもよい。
図1は、電力線搬送通信を利用したシステムの概要を示す図であり、
図2は、コントローラが構成の切り替え機能を持つ場合の画面構成例を示す図であり、
図3は、本発明を実現するための実施形態における機器のシステム構成図であり、
図4は、本発明を実現するための実施形態におけるコントローラのシステム構成図であり、
図5は、コントローラの外観構成の一例を示す図であり、
図6は、コントローラ1が各機器を利用対象として登録する処理を示すフローチャートであり、
図7は、機器で実行される処理を示すフローチャートであり、
図8は、コントローラが各機器に対して使用可否を制御する処理を示すフローチャートであり、
図9は、本発明を家庭内に設置されている家電機器に適用させた場合の構成を示す図である。
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。なお、本実施形態の説明は例示であり、本発明の構成は以下の説明に限定されない。
《実施形態》
〈電力線搬送通信の概要〉
本実施形態は、各家庭内に引き込まれている電力線(電灯線とも呼ぶ)を利用して構築できるネットワーク(以下、「電力線搬送通信ネットワーク」と呼ぶ)を利用して電力線に接続される機器の盗難防止を実現する。即ち、本実施形態は、電力線搬送通信を利用して構築できる宅内に閉じたネットワーク(宅内ネットワーク)を想定する。この電力線搬送通信を行うための代表的なインフラには、主に白物家電を接続し制御するためのエコーネット規格(ECHONET)がある。エコーネット規格とは、450KHz以下の周波数帯を使い、現状9600Kbps程度のスピードで低速な通信を行う機器制御用インフラである。本実施形態は、このエコーネット規格を用いて構築できるネットワークを想定して説明するが、特にエコーネット規格に限定されない。即ち、本実施形態は、電力線搬送通信が利用できる(コンセントによる接続を利用して宅内ネットワークが構築できる)環境であれば実現できる。
エコーネット規格を用いて構築されるネットワーク構成は、現在のTCP/IPのネットワーク構成に似ており、MACアドレス及びIPアドレスに相当するものを有している。即ち、エコーネット規格を用いて構築されるネットワークは、IPベースで構成されたLAN環境と同じような概念を有しており、管理対象の機器に対してアドレスが割り当てられ、通信単位がサブネットで分割され、サブネット間がルータで接続されるような構成となる。サブネットの集合は、ドメインという管理単位で扱われ情報の伝達を保証する範囲となる。外部との接続は、通常ゲートウェイを介して行なわれる。但し、本実施形態では宅内に閉じたネットワーク範囲が保証されていればよいためゲートウェイの概念は必要としない。即ち、本実施形態では、ドメインの範囲内に属する機器同士が相互に通信することが可能であるネットワークを想定する。
本実施形態は暗号化通信の手法に関する発明ではないため、伝送経路上のセキュリティについてはプラットホーム依存として詳細は触れないが、当然一般的な暗号化通信プロトコルを利用して、通信は暗号化されることが望ましい。本実施形態における例示では、機器を接続するインタフェースは、インフラとなる電力線搬送通信環境の仕様であるエコーネット機器アダプタインタフェース仕様に準拠したインタフェースとなる。そのため、エコーネット通信レイヤ構成において、エコーネット通信ミドルウェア層によりプロトコルの差異は吸収されることになる。
また、各機器を識別するためのいわゆる認証を考えた場合も、SSL(Secure Socket Layer)通信等の既知の暗号化および認証シーケンスを利用することが、より高いセキュリティのために必要となることは言うまでもない。例えば、物理層におけるネットワーク接続確立時に、各機器に割り当てられるアドレスをそのまま識別用として利用して受渡しを行うのではなく、SSL通信によりアドレスを共通鍵で暗号化することが考えられる。
以上を踏まえて、電力線搬送通信を利用した防犯システムの概要について説明する。
〈電力線搬送通信を利用した防犯システムの概要〉
図1は、電力線搬送通信を利用したシステムの概要を示す図である。図1に示す例では、電力線搬送通信を利用したネットワークは、電力計6を介して宅内に引き込まれた電力線5に機器を管理するコントローラ1とその管理対象となる機器2,3,及び4とがコンセントにより接続されて構築される。以下、このように構築されたネットワークを電力線ネットワークと呼ぶ。図1に示す例では、管理対象となる機器が複数接続されているが、接続される機器は一つであってもよい。
コントローラ1は、管理対象となる各機器を予め登録することが可能であり、一定の条件に基づく各機器に対する通電の許可または不許可が設定できるように構成される。例えば、各機器が電力線ネットワーク上に存在する環境でない場合(各機器が有するMACアドレスがコントローラ1において認識できない場合)には、各機器に対する通電を許可しないというような設定が考えられる。
機器2,3,及び4は、相互に信号を授受することが可能である。各機器は、それぞれ電力線搬送通信機能を内蔵した専用の電源部7を備えるように構成される。この電源部7は、機器から取り外したり付替えたりできないように構成される。電源部7には、自身がコントローラ1の管理対象であるという情報が設定される。各機器は、それぞれIPアドレスに相当する識別IDが割り当てられることにより管理される。この識別IDは、最初の設置時に通電の許可または不許可を示す情報と共にコントローラ1に設定される。設定された各機器は、コンセントが差し込まれた際に、まず電源部7のみが通電状態となり電力線5を経由して電力線ネットワーク上にコントローラが存在するか否かを確認する。ここで、電力線ネットワーク上にコントローラが存在しないか又は存在していても通電可能として設定されていない場合には、機器の電源部7は、機器本体に対して通電を行わないように機能する。
このようにして、本実施形態では、コントローラ1を用いて各機器の電源投入を制御することにより各機器の使用をそれぞれ制限できるシステムを説明する。また、本実施形態のネットワークでは、コントローラ1が認識する範囲に限定してセキュリティ環境を構築することができる。
以上は、図1に示される宅内で構築された電力線ネットワークを利用した防犯システムを想定している。しかし、本発明の実施は、宅内で構築される電力線ネットワークに限定されない。そのため、次のような構成を採ることも考えられる。
コントローラ1は、一台でなく複数台用意しておき、使用する環境に応じて使い分けるように構成してもよい。例えば、各コントローラ1に使用を許可する機器の識別IDを予め登録しておき、環境に応じてコントローラ1を付替えることにより使用できる機器を切り替えるように構成することが考えられる。
また、コントローラ1は、一台に複数の構成(使用できる機器の組み合わせ)を登録しておき、メニュー画面から構成の切り替えができる機能を設けるように構成してもよい。例えば、機器A,B,及びCが存在する場合に、構成1では機器B及びCに対する使用を許可し、構成2では全ての機器A,B,及びCに対する使用を許可するというように、複数のセキュリティ構成をコントローラ1内に登録しておきユーザに選択させることが考えられる。図2は、コントローラ1が構成の切り替え機能を持つ場合の画面構成例を示す図である。図2に示す例では、予め登録されている構成に基づいて現在の構成を構成1(生徒用)から構成2(先生用)に切り替えている。コントローラ1の表示画面10には、各機器に対する通電の許可または不許可を示す現在の構成が表示される。この構成を切り替えるためには、例えば、ユーザがメニューボタン11で登録されている構成一覧を呼び出し、その構成一覧から変更したい構成を選択し決定ボタン12で確定するというような操作を伴う。また、必要に応じて、構成の切り替えにはパスワードを入力させる等の制限を設けてもよいし、不要になった機器をコントローラ1の管理下から削除するなどして登録済みの構成を変更できるように構成してもよい。このような機能を設ける構成を採ることにより、コントローラ1は、一台であっても使用する環境に応じて使用できる機器を切り替えることが可能となる。
〈機器〉
次に、機器2のシステム構成について図3を用いて説明する。図3は、本発明を実現するための実施形態における機器のシステム構成図である。ここでは、機器2を取り上げて説明するが、機器3及び4についても同様のシステム構成となる。機器2は、通信/電源制御部2Aと機器本体2Bとから構成される。通信/電源制御部2Aは、各機能を制御し内部処理を実行する情報処理装置2Cと、処理に係る情報を記憶するRAM2Dと、外部インタフェース部2Eと、機器本体2Bに対する通電を制御するスイッチ2Hとを含み構成される。外部インタフェース部2Eは、電源2Gとネットワーク上で授受される信号(情報)の通信に係る一連の処理を実行する通信信号処理装置2Fとを有する。このうち、RAM2Dは、一般的な半導体メモリでもよいし、FRAM(Ferroelectric Random Access Memory)を用いて構成してもよい。
情報処理装置2Cは、電力線5から送信されてくる信号を通信信号処理装置2Fを経由して受信し、必要な情報をRAM2Dに記憶する。また、情報処理装置2Cは、機器本体2Bに対する通電が行われる場合にスイッチ2Hを制御する。
〈コントローラ〉
次に、コントローラ1のシステム構成について図4を用いて説明する。図4は、本発明を実現するための実施形態におけるコントローラのシステム構成図である。コントローラ1のシステム構成は、基本的には機器2のシステム構成と類似しており、通信/電源制御部1Aと通信/電源制御部2Aが同じ構成となる。コントローラ1は、制御対象となる機器本体がなく、ディスプレイ部1Hに対する表示を制御する表示制御部1Bと、入力結果及びメニューの表示を行うディスプレイ部1Hと、メニューの選択やパスワード設定用として外部からの入力を行う入力装置1Iとを備える点が機器2と異なる。表示制御部1Bは、表示用RAMを有しており表示データが蓄積される。ディスプレイ部1Hと入力装置1Iは、設定を行う際のユーザインタフェースとして機能する。
次に、コントローラ1の外観構成について図5を用いて説明する。図5は、コントローラ1の外観構成の一例を示す図である。コントローラ1は、コンセントに抜き差しするだけで機能するように構成される。即ち、コントローラ1は、取り外しによって各機器を動作させないような制御が可能な構成を採る。このように構成することにより、例えば、ユーザは外出時等にコントローラ1をコンセントから抜き取るという操作だけで電力線ネットワーク上からコントローラ1を切断することができ、各機器は無断で使用されることがなくなる。従って、コントローラ1は、各機器の動作をロックする鍵として利用することも可能となる。なお、コントローラ1は、持ち運び可能なサイズに構成されることが望ましい。本実施形態では、コントローラ1の形状について詳細には触れないが、現在電力線搬送通信用の機器としては、既に名刺サイズの通信ボードが実用化されているため、コントローラ1を持ち運び可能なサイズに構成することは技術的に十分可能である。
コントローラ1は、基本的にコンセントが接続された時点で即座に電源が投入されて機能する。実際にコントローラ1が使用できるか否かは、入力装置1Iから入力されたパスワードを認証することにより制限してもよい。例えば、コントローラ1は、コンセントの差込時にユーザにパスワードを入力させるように構成することが考えられる。このように構成することにより、コントローラ1が盗難された場合に、そのコントローラ1を利用した不正な使用を抑止することができる。
また、コントローラ1は、コンセントへの埋め込み型または鍵付き型として構成することも考えられる。即ち、各機器は、コントローラ1がなければ作動しないため、コントローラ1が盗難されないような構成を採ればよい。このような構成を採ることにより、例えば、外部の人が自由に出入りできる展示場などにおいて、コントローラ1と各機器とがセットで盗難されることを抑止することができる。そのため、機器が単品で盗難された場合であっても不正に使用されることを防止することができる。
〈作用〉
次に、コントローラ1と各機器2,3,及び4とが連携することにより生じる作用について主に説明する。ここでは、各機器は既に電力線ネットワークに接続されており、通信/電源制御部2Aのみが通電状態であることを想定して説明する。
コントローラ1は、コンセントにより電力線5に接続されると電力線ネットワーク上に存在する各機器に対しブロードキャストを実行する。ブロードキャストを受信した各機器は、自身の存在を知らせる応答として識別IDを含む通知をコントローラ1に送信する。通知を受信したコントローラ1は、通知に含まれる識別IDを用いてネットワーク上に存在する全ての機器をリストアップしてディスプレイ部1Hに表示する。ユーザは、コントローラ1のディスプレイ部1Hに表示されているリストから利用対象とする(使用を許可する)機器を選択して利用対象として設定する。
コントローラ1は、設定された各機器に対して利用対象として設定されたことを通知する。通知を受けた各機器は、RAM2Dにコントローラ1に利用対象として設定されたことを記憶する。同時に、機器は、コントローラ1の設定を許可したことを知らせる通知を識別IDと共にコントローラ1に送信する。
一度利用対象としてコントローラ1に設定された機器は、次回起動する時には、コントローラ1に対して自身が使用が許可されている機器であるか否かを識別IDを含む通知により問い合わせする。ここで、機器はコントローラ1が電力線ネットワーク上で確認できない場合には、自身の機器本体2Bに対する電源投入を許可しない。
問い合わせを受けたコントローラ1は、通知に含まれる識別IDがRAM1Dに記憶されている設定情報において使用が許可された機器であるか否かを判断する。コントローラ1は、この判断に基づいて問い合わせをしてきた機器に対して電源投入の許可または不許可を通知する。
機器は、コントローラ1からの通知に基づいて機器本体2Bに対して通電を行うか否かを実行する。
このようにして、コントローラ1は、電力線ネットワーク内に存在する機器に対して電源投入を許可するまたは許可しないという制御をすることができる。
〈処理フロー〉
《コントローラ》
次に、コントローラ1が各機器を利用対象として登録する処理について図6を用いて説明する。図6は、コントローラ1が各機器を利用対象として登録する処理を示すフローチャートである。ここで、コントローラ1は起動パスワードを入力することにより使用できる構成であることを想定する。なお、コントローラ1が実行する処理は、例えば、情報処理装置1C上の制御プログラムにより実現される。
まず、ユーザはコントローラ1をコンセントに接続する(S1)。ここで、コントローラ1の電源1Gと電力線5とが接続されて、コントローラ1が通電状態となる。
コントローラ1は、既にRAM1Dに起動パスワードが設定されているか否かを判断する(S2)。起動パスワードが設定されている場合には、ユーザに対しパスワードの入力を促す。即ち、ディスプレイ部1Hには、ユーザに起動パスワードを入力させるための入力画面が表示される。ユーザは、入力装置1Iから起動パスワードを入力する。
コントローラ1は、入力されたパスワードが正しいか否かを判断する(S3)。入力されたパスワードが正しいと判断された場合には、物理層におけるネットワークを確立して通信を開始する(S5)。即ち、電力線5を利用した電力線ネットワークが確立される。
続いて、コントローラ1は、ドメイン内にブロードキャストをして電力線ネットワーク内に存在する機器を確認する(S6)。そして、コントローラ1は、ドメイン内に存在する機器を検出してディスプレイ部1Hにリストアップして表示する(S7)。
ユーザは、ディスプレイ部1Hに表示されたリスト中から各機器に対する使用(機器本体2bに対する電源投入)の許可または不許可の設定を変更するか否かを判断する(S8)。設定を変更する場合には、ユーザは表示されたリスト中から利用対象に設定する機器を選択して設定する(S9)。ここで、コントローラ1は、ユーザが選択した全ての機器に対してセキュリティモードへ設定させる設定命令を送信する(S10)。即ち、コントローラ1が利用対象に設定した各機器は、自由に電源がオンされないようなセキュリティモードに設定される。
コントローラ1は、設定命令に対する設定許可を通知してきた機器のみを識別IDと共にRAM1Dに利用対象として登録する(S11)。この時、コントローラ1は、設定許可を通知しない機器に対してはエラー表示をして利用対象とする登録を行わない。
S3において、起動パスワードが設定されていない場合には、ユーザに起動パスワードを設定させる処理に移行する(S4)。
このようにして、コントローラ1は、電力線ネットワーク上に存在する各機器と連携することにより各機器毎に使用可否を登録することができる。また、コントローラ1の起動時に起動パスワードを用いているため、不特定人による使用を制限することができる。
《機器》
次に、機器2が主体となって実行する処理について図7を用いて説明する。図7は、機器2で実行される処理を示すフローチャートである。この処理は、機器2がセキュリティモードに移行する設定命令をコントローラ1から受け取り、RAM2Dに自身がセキュリティモードであるという設定を記憶させた後に実行される処理を想定する。ここでは、機器2を取り上げて説明するが、その他の機器3および4も同様の処理を実行する。
まず、ユーザは機器2をコンセントに接続する(S21)。ここで、機器2の電源2Gと電力線5とが接続され、通信/電源制御部2Aのみが通電状態となる。続いて、機器2は、自身がセキュリティモードになっているか否かを判断する(S22)。即ち、情報処理装置2Cは、RAM2Dにセキュリティモードであるという設定がされているか否かを判断する。ここでは、機器2が、自身で自由に電源をオンできる状態にあるか否かが判断される。この時、セキュリティモードであると判断された場合には、機器2は物理層におけるネットワークを確立して通信を開始する(S23)。即ち、電力線5を利用した電力線ネットワークが確立され、コントローラ1と通信が可能な状態となる。また、セキュリティモードでないと判断された場合には、そのまま機器本体2Bに対して電源投入が許可される。
続いて、機器2は、コントローラ1がドメイン内(電力線ネットワーク上)に存在するか否かを確認する(S24)。例えば、電力線ネットワーク上にブロードキャストをしてコントローラ1から応答があるか否かにより存在を確認する。コントローラ1が存在する場合には、機器の識別IDを含む通知を送信してコントローラ1に登録状態を問い合わせる(S25)。即ち、コントローラ1側では、この識別IDを持つ機器が電源投入が許可されている機器であるか否かが判断される。ここで、コントローラ1からは、電源投入の許可または不許可を含む情報が通知される。この通知に基づいて、機器は、電源投入が許可されているか否かを判断する(S26)。許可されている場合には、情報処理装置2Cは、機器本体2Bに対して電源投入を許可する(S27)。即ち、情報処理装置2Cは、スイッチ2Hをオンするように制御して機器本体2Bに対して通電を行う。許可されていない場合には、機器本体2Bの電源投入を許可せずに処理を終了する(S28)。これにより、電力線ネットワーク上において、コントローラが存在し、且つコントローラにより電源投入が許可されている場合に機器に対して電源投入がされる。なお、S26の判定において、所定時間内にコントローラ1からの応答がない場合にも、電源投入を許可しないようにしてもよい。
《機器に対する使用可否制御》
次に、コントローラ1が各機器に対して使用可否を制御する処理について説明する。図8は、コントローラ1が各機器に対して使用可否を制御する処理を示すフローチャートである。この処理は、各機器からの登録状態の問い合わせに対してコントローラ1が実行する処理の一例である。
まず、コントローラ1は、ネットワークを監視する(S31)。ここでは、コントローラ1の通信信号処理装置1Fがネットワーク上で授受される信号を監視する。
続いて、コントローラ1は、何れかの機器から登録状態に係る問い合わせがあるか否かを判断する(S32)。ここでは、コントローラ1の通信信号処理装置1Fが、受信した信号が機器からの登録状態の問い合わせであるか否かを判断する。即ち、受信した信号が識別IDを含む通知であるか否かが判断される。何れかの機器から問い合わせがあった場合には、通知に含まれている識別IDに基づいてRAM1Dを検索をする(S33)。一方、何れの機器からも問い合わせがない場合には、ネットワークの監視を続ける。
続いて、コントローラ1は、問い合わせをしてきた機器に対する使用が許可されているか否かを判断する(S34)。即ち、情報処理装置1Cにより識別IDに該当する機器がRAM1Dに利用対象として登録されているか否かが判断される。ここで、使用が許可されている場合には、使用許可を示す通知を該当する機器に対して送信する(S35)。
一方、使用が許可されていない場合には、S31に戻り、再びネットワークを監視する。この時、コントローラ1は、問い合わせをしてきた機器に対して使用不可を示す通知を送信してもよい。
このようにして、コントローラ1は、電力線ネットワーク上に存在する各機器の本体に対して電源投入を許可する又は許可しないという制御を行うことができる。即ち、コントローラ1は、電力線ネットワーク上に存在する各機器を自由に使用することを制限することができる。
本実施形態によれば、コントローラとの連携により一定の条件が満たされている場合に、機器は、本体に対する電源投入を行うことにより使用が可能な状態となる。即ち、機器は、電力線ネットワーク上にコントローラ1が存在し、且つコントローラ1により電源投入が許可されている場合に、電源投入が行われて使用することができる。従って、機器が盗難された場合でも自由に電源を入れることができなくなるため、盗難された機器が不正に使用されることを防止することができる。
また、本実施形態によれば、コントローラ1は、コンセントに接続するという簡単な操作のみで機能することができ、コンセントから抜き取るという操作のみで電力線ネットワーク上から排除することができる。即ち、ユーザはコントローラ1を挿して抜くだけの簡単な操作により、各機器に対する電源投入を制御することができる。
〈変形例〉
上述した実施形態では、電力線ネットワーク上に情報機器が接続される場合を想定していた。しかし、本発明の実施は、接続される機器に限定されない。例えば、家電機器が接続される場合であってもよい。
図9は、本発明を家庭内に設置されている家電機器に適用させた場合の構成を示す図である。図9に示す例では、家電装置としてエアコン20と、ラジオ21と、テレビ22とがコンセントにより電力線ネットワークに接続されている。この場合、機器を特定する識別IDとしてコントローラから配布される乱数などを用いてもよい。
本発明は、電力線を利用して構築されたネットワーク,そのようなネットワーク上における電気機器や情報機器等に適応可能である。

Claims (3)

  1. 電源プラグと、
    前記電源プラグを介して電力線ネットワークに接続され、前記電力線ネットワークに接続された機器と通信し、管理下に存在する各機器に対して電源投入可否を管理される対象であることを通知する通信部と、
    前記通知に対する応答を受付けた場合に電源投入可否を管理する対象機器として該当する機器を登録する登録部と、
    前記登録部に登録されている情報に基づいて前記対象機器に対する電源投入の可否を制御する電源制御部と、
    を備え、前記電源プラグを電源口から抜き取ることによって前記対象機器との通信が遮断される持ち運び可能な制御装置。
  2. 前記機器に対する電源投入可否の設定を受付ける入力部をさらに備える請求項1記載の制御装置。
  3. 前記各機器のうち何れか1以上を複数の制御対象群の何れか1以上に設定する郡設定部をさらに備え、
    前記電源制御部は、前記各制御対象群に設定された機器に対して、前記制御対象群毎に電源投入の可否を制御する請求項1記載の制御装置。
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