JP4422241B2 - 移動農機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は例えば圃場の穀稈を連続的に刈取って脱穀するコンバインまたは耕耘トラクタまたは圃場管理車などの移動農機に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
従来、走行変速レバーの操作によって走行速度を無段階に変更自在なベルトまたは油圧無段変速機構を介して左右走行クローラに駆動力を伝えて任意の車速で移動させると共に、操向ハンドルによって操向用の無段変速機構を操作して差動機構を制御し、左右走行クローラの駆動速度の差を無段階に変化させ、走行進路を変更させる技術がある。そして操向ハンドルの切れ角に対する機体の旋回半径(計算上)は、車速に関係なく略同一を保って、通常の自動車感覚と同様の運転感覚で機体の旋回を行っている。しかし乍らコンバインの場合乾田での適応性を保つために、操向ハンドルの最大切り角時などには旋回内側の走行クローラを逆転させて機体をスピンターンする構成とさせているが、湿田の度合が高まるとスピンターン状態とならない方が走破性が向上する。
【0003】
【課題を解決するための手段】
したがって本発明は、走行変速レバーの操作によって左右走行クローラの駆動速度を無段階に変更する走行変速部材と、操向ハンドルの操作によって左右走行クローラの駆動速度の差を無段階に変更する操向部材とを備えた移動農機において、走行変速部材の第1油圧モータの作動油圧を検出させる変速油圧センサと、操向部材の第2油圧モータの作動油圧を検出させる操向油圧センサとを設けて、走行変速レバーの操作量によって決定される車速を操向ハンドルの操作量に比例して減速させると共に操向部材の作動油圧の変化を操向油圧センサで検出して、検出結果に基づき変速操向コントローラで走行路面状況を自動的に判断し、操向ハンドルの操作量に対する車速の減速割合を自動的に変更する旋回フィーリング自動変更制御をたものであるから、走行路面状況が湿田や乾田に変わって走行クローラの転がり抵抗も変化するとき、この走行負荷の変化状態を変速部材或いは操向部材の作動油圧で検出して、操向ハンドルの操作量(切り角)に対する車速の減速割合を変更することによって旋回半径も変化させて、乾田や湿田などそのときの路面状況に応じた最適の旋回フィーリングで機体を旋回させて、旋回性能を向上させるものである。
また、乾田や湿田など路面状況を作動油圧の変化より容易に確認して、走行負荷を常に把握しながらの適正な作業を可能とさせるものである。
【0005】
さらに、脱穀部を有する移動農機において、脱穀クラッチがオンのとき操向ハンドルの操作量に対する車速の減速割合を自動的に変更する旋回フィーリング自動変更制御を行って、例えばコンバインにあって別途制御用の操作スイッチなど必要とすることなく、脱穀クラッチのオン・オフでもって適確に旋回フィーリング自動変更制御のオン・オフを行うもので、制御構造の簡略化や旋回性能及び取扱い操作性の向上など図るものである。
【0006】
またさらに、脱穀部を有する移動農機において、脱穀クラッチがオフのとき操向ハンドルの操作量に対する車速の減速割合を一定に保って、例えばコンバインにあって脱穀クラッチがオフとなる刈取作業以外には例えば乾田に適した一定の減速割合を保って、路面状況に関係なく操向ハンドルの切れ角と旋回半径の関係を一定とさせた旋回性能と操作性に秀れた旋回作業を可能とさせるものである。
【0007】
また、穀物タンクを有する移動農機において、穀物タンク内の穀物を取出す排出オーガの収納時のみ操向ハンドルの操作量に対する車速の減速割合を変更する旋回フィーリング自動変更制御を行って、例えばコンバインにあって別途制御用の操作スイッチなど必要とすることなく排出オーガの収納或いは使用状態によって適確に旋回フィーリング自動変更制御のオン・オフを行うもので、制御構造の簡略化や旋回性能及び取扱い操作性の向上などを図るものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。図1はコンバインの全体側面図、図2は同平面図であり、図中(1)は左右一対の走行クローラ(2)を装設するトラックフレーム、(3)は前記トラックフレーム(1)に架設する機台、(4)はフィードチェン(5)を左側に張架し扱胴(6)及び処理胴(7)を内蔵している脱穀部、(8)は刈刃(9)及び穀稈搬送機構(10)などを備える刈取部、(11)は刈取フレーム(12)を介して刈取部(8)を昇降させる油圧シリンダ、(13)は排藁チェン(14)終端を臨ませる排藁処理部、(15)は脱穀部(4)からの穀粒を揚穀筒(16)を介して搬入する穀物タンク、(17)は前記タンク(15)の穀粒を機外に搬出する排出オーガ、(18)は丸形操向ハンドル(19)及び運転席(20)などを備える運転台、(21)は運転席(20)下方に設けるエンジンであり、連続的に穀稈を刈取って脱穀するように構成している。
【0009】
また、図3に示す如く、前記走行クローラ(2)を駆動するミッションケース(22)は、1対の第1油圧ポンプ(23)及び第1油圧モータ(24)を備えて走行主変速用の油圧式無段変速機構を形成する走行変速部材(25)と、1対の第2油圧ポンプ(26)及び第2油圧モータ(27)を備えて旋回用の油圧式無段変速機構を形成する操向部材(28)とを備え、前記エンジン(21)の出力軸(21a)に第1及び第2油圧ポンプ(23)(26)の入力軸(29a)(29b)を伝達ベルト(30a)(30b)によって連結させ、前記各油圧ポンプ(23)(26)を駆動するように構成している。
【0010】
さらに、前記第1油圧モータ(24)の出力軸(31)に、副変速機構(32)及び差動機構(33)を介して左右走行クローラ(2)の各駆動輪(34)を連動連結させるもので、前記差動機構(33)は左右対称の1対の遊星ギヤ機構(35)(35)を有し、各遊星ギヤ機構(35)は1つのサンギヤ(36)と、該サンギヤ(36)の外周で噛合う3つのプラネタリギヤ(37)と、これらプラネタリギヤ(37)に噛合うリングギヤ(38)などで形成している。
【0011】
前記プラネタリギヤ(37)はサンギヤ軸(39)と同軸線上とのキャリヤ軸(40)のキャリヤ(41)にそれぞれ回転自在に軸支させ、左右のサンギヤ(36)(36)を挾んで左右のキャリヤ(41)を対向配置させると共に、前記リングギヤ(38)は各プラネタリギヤ(37)に噛み合う内歯(38a)を有してサンギヤ軸(39)とは同一軸芯上に配置させ、キャリヤ軸(40)に回転自在に軸支させ、キャリヤ軸(40)を延設して車軸を形成して駆動輪(34)を軸支させている。
【0012】
また、走行変速部材(25)は、第1油圧ポンプ(23)の回転斜板の角度変更調節により第1油圧モータ(24)の正逆回転と回転数の制御を行うもので、第1油圧モータ(24)の回転出力を出力軸(31)の伝達ギヤ(42)より各ギヤ(43)(44)(45)及び副変速機構(32)を介して、サンギヤ軸(39)に固定したセンタギヤ(46)に伝達してサンギヤ(36)を回転するように構成している。前記副変速機構(32)は、前記ギヤ(44)を有する副変速軸(47)と、前記ギヤ(45)を介してセンタギヤ(46)に噛合うギヤ(48)を有する駐車ブレーキ軸(49)とを備え、副変速軸(47)とブレーキ軸(49)間に各1対の低速用ギヤ(50)(51)・中速用ギヤ(52)(53)・高速用ギヤ(54)(48)を設けて、低中速スライダ(55)及び高速スライダ(56)のスライド操作によって副変速の低速・中速・高速の切換を行うように構成している。なお低速・中速間及び中速・高速間には中立を有する。また前記ブレーキ軸(49)に駐車ブレーキ(57)を設けると共に、刈取部(8)に回転力を伝達する刈取PTO軸(58)にギヤ(59)(60)及び一方向クラッチ(61)を介して副変速軸(47)を連結させ、刈取部(8)を車速同調速度で駆動している。
【0013】
上記のように、前記センタギヤ(46)を介しサンギヤ軸(39)に伝達された第1油圧モータ(24)からの駆動力を、左右の遊星ギヤ機構(35)を介して左右キャリヤ軸(40)に伝達させると共に、左右キャリヤ軸(40)に伝達された回転を左右の駆動輪(34)にそれぞれ伝え、左右走行クローラ(2)を駆動するように構成している。
【0014】
さらに、旋回用の油圧式無段変速機構で形成する操向部材(28)は、第2油圧ポンプ(26)の回転斜板の角度変更調節により第2油圧モータ(27)の正逆回転と回転数の制御を行うもので、操向出力ブレーキ(62)を有するブレーキ軸(63)と、操向出力クラッチ(64)を有するクラッチ軸(65)と、前記の左右リングギヤ(38)の外歯(38b)に常時噛合させる左右入力ギヤ(66)(67)を設け、第2油圧モータ(27)の出力軸(68)に前記ブレーキ軸(63)及び操向出力クラッチ(64)を介してクラッチ軸(65)を連結させ、クラッチ軸(65)に正転ギヤ(69)を介して右入力ギヤ(67)を連結させ、またクラッチ軸(65)に正転ギヤ(69)及び逆転ギヤ(70)を介して左入力ギヤ(66)を連結させている。そして、副変速スライダ(55)(56)の中立によって前記ブレーキ(62)を入にしかつクラッチ(64)を切にする一方、前記中立以外の副変速出力時にブレーキ(62)を切にしかつクラッチ(64)を入にし、右側のリングギヤ(38)の外歯(38b)に正転ギヤ(69)を介してモータ(27)回転力を伝え、また左側のリングギヤ(38)の外歯(38b)に正転ギヤ(69)及び逆転ギヤ(70)を介してモータ(27)回転を伝え、第2油圧モータ(27)を正転(逆転)時、左右同一回転数で、左リングギヤ(38)を逆転(正転)させ、かつ右リングギヤ(38)を正転(逆転)とさせるように構成している。
【0015】
而して、旋回用の第2油圧モータ(27)を停止させて左右リングギヤ(38)を静止固定させた状態で、走行用の第1油圧モータ(24)を駆動すると、第1油圧モータ(24)からの回転出力はセンタギヤ(46)から左右のサンギヤ(36)に同一回転数で伝達され、左右遊星ギヤ機構(35)のプラネタリギヤ(37)・キャリヤ(41)を介して左右の走行クローラ(2)が左右同一回転方向で同一回転数によって駆動され、機体の前後方向直進走行が行われる。一方、走行用の第1油圧モータ(24)を停止させて左右のサンギヤ(36)を静止固定させた状態で、旋回用の第2油圧モータ(27)を正逆回転駆動すると、左側の遊星ギヤ機構(35)が正或いは逆回転、また右側の遊星ギヤ機構(35)が逆或いは正回転し、左右走行クローラ(2)を逆方向に駆動し、機体を左或いは右に旋回させる。また、走行用の第1油圧モータ(24)を駆動させながら、旋回用の第2油圧モータ(27)を駆動することにより、機体が左右に旋回して進路が修正されるもので、機体の旋回半径は第2油圧モータ(27)の出力回転数によって決定される。
【0016】
また、図2、図4に示す如く、前記運転台(18)の前部上面にステアリングコラム(71)を立設固定させ、ステアリングコラム(71)上面上方側に操向ハンドル(19)を縦軸回りに回転自在に取付けると共に、運転台(18)左側にサイドコラム(72)を設け、サイドコラム(72)下方にミッション(22)を配設させ、主変速レバー(73)、副変速レバー(74)、刈取クラッチレバー(75)、脱穀クラッチレバー(76)を前記サイドコラム(72)に取付ける。
【0017】
さらに、前記操向ハンドル(19)に連結させるハンドル軸(77)をステアリングコラム(71)上部に回転自在に軸支させると共に、ステアリングコラム(71)上部に操向入力軸(78)上端部を回転自在に軸支させ、前記ハンドル軸(77)のギヤ(79)と操向入力軸(78)のセクタギヤ(80)を噛合させて各軸(77)(78)を連結させる。
【0018】
また、前記ギヤ(79)は、270度の外周範囲に複数の歯(81)を形成し、90度の外周範囲を円弧(82)に形成し、操向ハンドル(19)の全回転角度を270度とし、左操向回転または右操向回転の角度を135度に設定し、操向ハンドル(19)回転操作を片手で作業者が容易に行えるように形成する。また、前記セクタギヤ(80)は、130度の外周範囲に複数の歯(83)を形成し、230度の外周範囲を円弧カム(84)に形成し、前記ギヤ(79)の歯(81)とセクタギヤ(80)の歯(83)を噛合せ、各ギヤ(79)(80)の最大正逆転時、前記円弧(82)両端のストッパ(85)と前記円弧カム(84)両端のストッパ(86)を当接させ、操向ハンドル(19)の回転を規制する。
【0019】
さらに、前記セクタギヤ(80)の円弧カム(84)中央に直進ノッチ(87)を形成すると共に、前記ステアリングコラム(71)上面壁にデテント軸(88)を回転自在に軸支させ、デテント軸(88)下端部にデテントアーム(89)を固定させ、デテントアーム(89)にローラ軸(90)を介してデテントローラ(91)を回転自在に軸支させ、前記円弧カム(84)にデテントローラ(91)を当接させ、直進ノッチ(87)に係脱自在にデテントローラ(91)を係合させ、操向ハンドル(19)を直進位置に支持させる。
【0020】
また、前記操向入力軸(78)に操向出力アーム(92)の一端を固定させ、操向ハンドル(19)を直進位置に戻す左右一対の直進バネ(93)(93)と、前記バネ(93)に抗して操向ハンドル(19)の回転速度を遅くする戻り抵抗アブソーバ(94)を、前記出力アーム(92)に連結させ、操向ハンドル(19)を左右に回転させる手動操作を行ったとき、ハンドル(19)から作業者が手を離すことにより、ハンドル(19)を緩やかに直進位置に自動的に戻し、作業者によるハンドル(19)直進戻し操作を省くと共に、スライドポテンショメータ型操向角度センサ(95)を前記出力アーム(92)に連結させ、操向ハンドル(19)の操向操作量を操向角度センサ(95)によって検出させる。
【0021】
さらに、図5に示す如く、前記主変速レバー(73)の変速操作位置及び中立位置及び前後進切換動作を検出するポテンショメータ型主変速センサ(96)と、前記副変速レバー(74)の変速操作位置及び中立位置を検出するポテンショメータ型副変速センサ(97)と、運転席(20)の作業者が切換えるステアリングコラム(71)上面の撮形手元操作部材(98)の操作によって操向ハンドル(19)の切れ角増大に対する車速の減速比を変更させるボリューム形旋回フィーリング設定器(99)と、前記操向角度センサ(95)を、マイクロコンピュータで形成する変速操向コントローラ(100)に入力接続させる。また、前記直進ノッチ(87)にデテントローラ(91)が係入する直進状態をデテントアーム(89)を介して検出するマイクロスイッチ型直進センサ(101)とを前記コントローラ(100)に入力接続させる。
【0022】
さらに、図3、図5に示す如く、主変速レバー(73)手動操作によって切換える電動変速モータ(103)を設け、前記主変速レバー(73)を操作して変速モータ(103)を作動させて第1油圧ポンプ(23)の斜板角度を変更させ、第1油圧モータ(24)の出力軸(31)の回転数を無段階に変化させたり、逆転させる前後進切換動作を行わせ、主変速レバー(73)の操作量に比例させて第1油圧モータ(24)の回転数を変更させると共に、前記操向ハンドル(19)手動操作によって切換える電動操向モータ(104)と、操向ハンドル(19)の直進操作並びに副変速機構(32)中立切換によって作動させる直進バルブ(105)と、該バルブ(105)に接続させる操向クラッチシリンダ(106)を設け、前記操向ハンドル(19)を操作して操向モータ(104)を作動させて第2油圧ポンプ(26)の斜板角度を変更させ、第2油圧モータ(27)の出力回転数を無段階に変化させたり、逆転させる左右操向動作を行わせ、走行方向を左右に変更して圃場枕地で方向転換したり進路を修正するもので、操向ハンドル(19)の操作量に比例させて操向モータ(27)の回転数を変更させると共に、前記操向ハンドル(19)の直進操作並びに副変速機構(32)の中立操作によって直進バルブ(105)が自動的に切換わり、操向クラッチシリンダ(106)を作動させて操向出力クラッチ(62)を切にして第2油圧モータ(27)の出力を中止し、操向駆動を中止させるように構成している。
【0023】
また、前記変速モータ(103)を正転または逆転させる増速及び減速回路(107)(108)を前記コントローラ(100)に接続させ、主変速レバー(73)操作量(操作角度)に対して変速モータ(103)による第1油圧ポンプ(23)の斜板角を略正比例させて変化させ、主変速レバー(73)の傾き操作に応じた車速を得ると共に、前記操向モータ(104)を正転または逆転させる左右旋回回路(109)(110)を前記コントローラ(100)に接続させ、操向ハンドル(19)の操向操作量(左右回転角度)に対して操向モータ(104)による第2油圧ポンプ(26)の斜板を略正比例させて変化させ、また図6の旋回出力線図に示す如く、主変速レバー(73)の前進操作時と後進操作時とでは、操向ハンドル(19)の左右回転に対して左右旋回出力を逆にし、前進時と後進時とで逆ハンドルになるのを防ぎ、四輪自動車と同じ操向動作を行わせて前後進させる。また、主変速レバー(73)が中立のときは、第2油圧ポンプ(26)の斜板角を零に保ち、第2油圧モータ(27)の出力を停止維持し、主変速中立状態下でのハンドル(19)操作による旋回動作を阻止すると共に、操向ハンドル(19)切れ角に応じて大きくなる第2油圧ポンプ(26)の斜板角の絶対値を主変速レバー(73)操作角度の絶対値と比例するように制御し、操向ハンドル(19)切れ角が一定のときに車速を変化させても旋回半径を一定に保ち、四輪自動車と同じ操向動作で旋回させる。また、直進バルブ(105)を切換えて操向クラッチシリンダ(106)を作動させる直進回路(111)を前記コントローラ(100)に接続させ、副変速中立またはハンドル(19)直進によって操向出力を自動的に停止させると共に、第1油圧モータ(24)の作動油圧を検出させる変速油圧センサ(112)と、第2油圧モータ(27)の作動油圧を検出させる操向油圧センサ(113)を設け、前記各油圧モータ(24)(27)による走行クローラ(2)駆動負荷を各油圧センサ(112)(113)によって検出して前記コントローラ(100)に入力させ、前記条件センサ(102)並びに各油圧センサ(112)(113)の検出結果に基づき、走行路面状況(乾田または湿田など)を自動的に判断させる。
【0024】
また路面状況に関係なく操向ハンドル(19)の操作量(切れ角)に比例させて車速を自動的に所定割合で減速させる通常の旋回減速制御と、路面状況に応じ操向ハンドル(19)の操作量に対する車速の減速割合を自動的に変化させて車速を減速する旋回フィーリング自動変更制御とを行うように設け、これら減速制御と変更制御との切換えを制御切換スイッチ(114)で行うもので、該切換スイッチ(114)と、脱穀クラッチ或いは脱穀クラッチレバー(76)のオン・オフを検出する脱穀クラッチセンサ(115)と、前記排出オーガ(17)の機体内収納を検出する排出オーガ収納センサ(116)とを前記コントローラ(100)に入力させると共に、前記油圧センサ(112)(113)の検出結果に基づいて判定される走行路面状況をコンクリート路面・乾田・湿田・超湿田などの表示モードで表示する表示器(117)をコントローラ(100)に接続させている。
【0025】
そして前記切換スイッチ(114)の切換えによる通常の旋回一定減速制御にあっては、図7の車速出力線図に示す如く、操向ハンドル(19)の切れ角の増大に伴い、主変速レバー(73)変速位置で決定される車速を減速させるもので、主変速レバー(73)を一定位置に保ち乍らハンドル(19)切れ角に比例させて減速させ、ハンドル(19)を直進に戻すだけでレバー(73)速度に自動的に戻ると共に、ハンドル(19)最大切り角でスピンターン速度に減速され、またハンドル(19)の直進を中心とする不感帯(約15度の回転角度)でレバー(73)速度を保たせ、収穫作業中に未刈り穀稈列に沿わせる条合せ(進路修正)のための操向操作を行っても、走行速度が減速されたり増速されて収穫作業途中に走行速度が不均一に変化するのを防ぎ、作業者の運転感覚とコンバインの走行動作との間にずれが生じることなく適正な操向操作を行わせると共に、手元操作部材(98)を用いた作業者の手動切換により、鋭敏な旋回、通常間旋回、滑らかな旋回となるように減速比を変化させる制御を前記部材(98)の手動によって行わせ、作業内容、圃場条件、作物状況などに適応させた旋回性能を得る。
【0026】
さらに、図8の旋回出力線図に示す如く、前記主変速レバー(73)の操作角度を検出する主変速センサ(96)入力に対し、操向角度センサ(95)に基づきコントローラ(100)から出力される操向モータ(104)制御出力を二次曲線形に変化させ、容積効率が低い第2油圧ポンプ(26)の斜板の小さいときに車速が遅くても操向ハンドル(19)を少し切るだけで斜板を大きく変化させ、第2油圧ポンプ(26)及び油圧モータ(27)の特性を電気的に補正して遅い車速であっても敏感に操向モータ(104)により第2油圧ポンプ(26)を旋回制御し、主変速レバー(73)の変速全域で操向ハンドル(19)の切れ角に対して走行クローラ(2)の旋回半径を略同一に保つもので、主変速レバー(73)が高速のときよりも低速のときの操向ハンドル(19)操作量に対する第2油圧ポンプ(26)制御量の割合を大きくし、第2油圧ポンプ(26)出力が低効率になる低速域で車速が遅いときであっても操向ハンドル(19)の少量操作によって適正な旋回動作を行わせ、操向ハンドル(19)の操作量と走行クローラ(2)の旋回半径を一致させる操向操作性及び操向機能の向上を図ると共に、主変速レバー(73)の中立を主変速センサ(96)によって検出して第2油圧ポンプ(26)を中立に維持させ、停止時の走行クローラ(2)の旋回動作を阻止し乍ら低速域の旋回性能を向上させ、操向ハンドル(19)の操作性向上並びに運転操作の簡略化などを図る。
【0027】
さらに、図9は機体の左右旋回時における操向ハンドル(19)の切れ角と左右走行クローラ(2)の速度の関係を示すもので、ハンドル(19)の切れ角が大となる程左右走行クローラ(2)の速度差は大となると共に、左右走行クローラ(2)の平均速度となる機体中心速度も副変速レバー(74)の走行速度(高速・標準・低速)状態に応じて減速される。直進位置の操向ハンドル(19)を左方向(右方向)に約15度回転させる刈取り進路修正範囲では、変速出力が直進と略同一位置に維持されると共に、第2油圧ポンプ(26)によって第2油圧モータ(27)を正転(逆転)させる操向出力によって左方向(右方向)に旋回させ、未刈り穀稈(作物)列の湾曲に合せる進路修正を行う。このとき、旋回内側の走行クローラ(2)の減速量と、旋回外側の走行クローラ(2)の増速量が略等しくなり、機体中心速度が直進と略同一速度に保たれる。また、操向ハンドル(19)を直進位置から15度以上回転させると、変速出力が左旋回及び右旋回のいずれでも減速変化し、第1油圧ポンプ(23)及びモータ(24)の走行変速出力を減速させ、左右走行クローラ(2)(2)を同一方向に回転駆動させて前進(または後進)させ、左右走行クローラ(2)(2)の走行速度差により左方向(右方向)に機体を旋回する動作を行わせ、未刈り穀稈(作物)列から外れたときに元の列に戻したり隣の列に移動させる進路修正を行う。さらに、操向ハンドル(19)を約116度回転させると、旋回出力が最高出力維持され、135度の切角範囲で機体中心速度が直進時の約4分の1に減速され、旋回内側の走行クローラ(2)が逆転駆動され、左右走行クローラ(2)の間の旋回中心回りに機体が旋回するスピンターン動作が行われ、左右走行クローラ(2)の左右幅だけ旋回方向にずらせて機体を180度方向転換させるもので、ハンドル切角0度からハンドル切れ角135度の範囲で操向ハンドル(19)を回転させて左または右方向の旋回操作を行い、直進位置を中心とした左右15度のハンドル(19)回転範囲で未刈り穀稈(作物)列に沿って移動する条合せ進路修正を、直進時の走行速度を維持し乍ら行うと共に、左右116度乃至135度のハンドル(19)回転により、旋回部材(28)を最高出力維持し乍ら、圃場枕地で機体を方向転換させて次作業工程に移動させるスピンターン動作を、直進時の約4分の1の走行速度(減速率25パーセント)に自動的に減速して行う。
【0028】
さらに、副変速を標準(秒速1.5メートル)速度に保ち、操向ハンドル(19)を90度回転させたとき、主変速レバー(68)操作により主変速出力を高速及び3分の2及び3分の1に変更しても、機体の旋回半径が略一定に保たれた状態で、旋回速度(機体中心速度)だけを変化させる。また、直進位置を基準として操向ハンドル(19)の約15度の操向操作範囲で第1油圧ポンプ(23)及び第1油圧モータ(24)を直進状態に維持させ、農作業中に作物列または畦などに機体を沿わせる操向操作を行っても走行速度が不均一に変化するのを防止し、略同一走行速度を保ち乍ら農作業中の進路修正を行え、作業者の運転感覚と機体の走行動作とを略一致させて適正な操向操作を行える。
【0029】
一方、前記切換スイッチ(114)をフィーリング変更側に切換えて、操向ハンドル(19)の操作量(切れ角)に対する車速の減速割合を自動的に変化させて、ハンドル(19)操作量に応じただけ車速を減速させる旋回フィーリング変更制御にあっては、前記変速油圧センサ(112)(或いは操向油圧センサ(113))により一定時間内に検出される油圧圧力(P)よりその平均圧力(P1)が算出されるとき、図11に示す如く路面モードの表図より路面状況が判定されるもので、平均圧力(P1)及び転がり抵抗と路面状況のコンクリート路面・乾田・湿田・超湿田との間には表図の如く関連性を有して、平均圧力(P1)の算出結果に基づいて、コンクリート路面・乾田・湿田・超湿田の判別が行われて、表示器(117)にその路面モードの表示が行われる。
【0030】
また路面モードが確定すると、図12に示す如く、各モード毎にハンドル角度と左右クローラ速度との関係が表示設定される旋回軌跡のグラフより、そのモードに最適の最大切れ角での最大減速量(A1)(A2)(A3)(A4)(A1<A2<A3<A4)が算出され、旋回時には該減速量(A1)(A2)(A3)(A4)に基づく車速の減速制御が行われ、各路面状況に最適の旋回半径で機体の旋回が行われて、旋回フィーリングを向上させるものである。
【0031】
またこのような旋回フィーリング自動変更制御は脱穀クラッチのオン時に行い、オフ時にはこの変更制御を中止し、図12の各モードのなかの1つの乾田モードに固定して該乾田モードに基づいた旋回減速制御を行うもので、刈取クラッチがオンの通常の刈取脱穀作業中は旋回フィーリングを良好とさせた旋回作業を行う一方、刈取クラッチをオフとさせた機体の旋回作業などでは、路面状況に関係なくハンドル(19)の切れ角に対し旋回半径を略一定に保った機体の旋回を行って、旋回性能と操作性を良好とさせるものである。また脱穀クラッチのオン・オフによって旋回フィーリング自動変更制御のオン・オフを行うことによって、別途この制御用の操作スイッチなどの設置も必要なく適確な制御のオン・オフも行えて、制御構造の簡略化や旋回性能及び取扱い操作性の向上も図ることができる。
【0032】
さらに、排出オーガ(17)を機体内に収納しての刈取作業中での旋回では、路面状況に応じて旋回フィーリングを変更させての機体の旋回を自動的に行うと共に、排出オーガ(17)の収納時以外の旋回では、路面状況に関係なくハンドル(19)の切れ角に対し旋回半径を略一定に保った機体の旋回を行って旋回性能と操作性を良好とさせるもので、別途旋回フィーリング自動変更制御用の操作スイッチなど必要とすることなく適確に旋回フィーリング自動変更制御のオン・オフを自動的に可能とさせて、制御構造の簡略化や旋回性能及び取扱い操作性の向上などを図るものである。
【0033】
このように、走行変速レバーである主変速レバー(73)の操作によって左右走行クローラ(2)の駆動速度を無段階に変更する油圧式走行変速部材(25)と、操向ハンドル(19)の操作によって左右走行クローラ(2)の駆動速度の差を無段階に変更する油圧式操向部材(28)とを備えた移動農機において、主変速レバー(73)の操作量によって決定される車速を操向ハンドル(19)の操作量に比例して減速させると共に、前記変速部材(25)或いは操向部材(28)の作動油圧の変化でもって操向ハンドル(19)の操作量に対する車速の減速割合を自動的に変更して、走行路面状況が湿田や乾田に変わって走行クローラ(2)の転がり抵抗も変化するとき、この走行負荷の変化状態を変速部材(25)或いは操向部材(28)の作動油圧で検出して、操向ハンドル(19)の操作量(切り角)に対する車速の減速割合を変更することによって旋回半径も変化させて、乾田や湿田などそのときの路面状況に応じた最適の旋回フィーリングで機体を旋回させて、旋回性能を向上させるもので、また変速部材(25)或いは操向部材(28)の作動油圧の変化でもって、走行路面状況を自動的に判断して、現状の機体の走行する路面状況や走行部の駆動負荷状況の把握も容易とさせて、作業の安定且つ適正化を促進させるものである。
【0034】
【発明の効果】
以上実施例から明らかなように本発明は、走行変速レバーの操作によって左右走行クローラの駆動速度を無段階に変更する走行変速部材と、操向ハンドルの操作によって左右走行クローラの駆動速度の差を無段階に変更する操向部材とを備えた移動農機において、走行変速部材の第1油圧モータの作動油圧を検出させる変速油圧センサと、操向部材の第2油圧モータの作動油圧を検出させる操向油圧センサとを設けて、走行変速レバーの操作量によって決定される車速を操向ハンドルの操作量に比例して減速させると共に操向部材の作動油圧の変化を操向油圧センサで検出して、検出結果に基づき変速操向コントローラで走行路面状況を自動的に判断し、操向ハンドルの操作量に対する車速の減速割合を自動的に変更する旋回フィーリング自動変更制御をたものであるから、走行路面状況が湿田や乾田に変わって走行クローラの転がり抵抗も変化するとき、この走行負荷の変化状態を変速部材或いは操向部材の作動油圧で検出して、操向ハンドルの操作量(切り角)に対する車速の減速割合を変更することによって旋回半径も変化させて、乾田や湿田などそのときの路面状況に応じた最適の旋回フィーリングで機体を旋回させて、旋回性能を向上させるものである。
また、乾田や湿田など路面状況を作動油圧の変化より容易に確認して、走行負荷を常に把握しながらの適正な作業を可能とさせるものである。
【0036】
さらに、脱穀部(4)を有する移動農機において、脱穀クラッチがオンのとき操向ハンドル(19)の操作量に対する車速の減速割合を自動的に変更する旋回フィーリング自動変更制御を行うものであるから、例えばコンバインにあって別途旋回フィーリング変更制御用の操作スイッチなど必要とすることなく脱穀クラッチのオン・オフでもって適確に旋回フィーリング変更制御のオン・オフを行って、制御構造の簡略化や旋回性能及び取扱い操作性の向上などを図ることができるものである。
【0037】
またさらに、脱穀部(4)を有する移動農機において、脱穀クラッチがオフのとき操向ハンドル(19)の操作量に対する車速の減速割合を一定に保つものであるから、例えばコンバインにあって脱穀クラッチがオフとなる刈取作業以外には例えば乾田モードに適した一定の減速割合を保って、路面状況に関係なく操向ハンドル(19)の切れ角と旋回半径の関係を一定とさせた旋回性能と操作性良好な旋回作業を可能とさせることができるものである。
【0038】
また、穀物タンク(15)を有する移動農機において、穀物タンク(15)内の穀物を取出す排出オーガ(17)の収納時のみ操向ハンドル(19)の操作量に対する車速の減速割合を変更する旋回フィーリング自動変更制御を行うものであるから、例えばコンバインにあって別途旋回フィーリング変更制御用の操作スイッチなど必要とすることなく排出オーガ(17)の収納或いは使用状態によって適確に旋回フィーリング変更制御のオン・オフを自動的に可能とさせて、制御構造の簡略化や旋回性能及び取扱い操作性の向上などを図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの全体側面図。
【図2】コンバインの全体平面図。
【図3】ミッション駆動系の説明図。
【図4】操向ハンドル部の平面説明図。
【図5】変速及び操向制御回路図。
【図6】操向ハンドルと旋回出力を示す線図。
【図7】操向ハンドルと変速出力を示す線図。
【図8】主変速レバーと旋回出力を示す線図。
【図9】主変速と操向ハンドル操作を示す線図。
【図10】フローチャート。
【図11】油圧センサの検出値と路面状況の関係を示す表図。
【図12】各モード線図。
【符号の説明】
(2) 走行クローラ
(4) 脱穀部
(15) 穀物タンク
(19) 操向ハンドル
(25) 走行変速部材
(28) 操向部材
(73) 主変速レバー(走行変速レバー)

Claims (4)

  1. 走行変速レバー(73)の操作によって左右走行クローラ(2)の駆動速度を無段階に変更する走行変速部材(25)と、操向ハンドル(19)の操作によって左右走行クローラ(2)の駆動速度の差を無段階に変更する操向部材(28)とを備えた移動農機において、
    走行変速部材(25)の第1油圧モータ(24)の作動油圧を検出させる変速油圧センサ(112)と、操向部材(28)の第2油圧モータ(27)の作動油圧を検出させる操向油圧センサ(113)とを設けて、
    走行変速レバー(73)の操作量によって決定される車速を操向ハンドル(19)の操作量に比例して減速させると共に
    操向部材(28)の作動油圧の変化を操向油圧センサ(113)で検出して、検出結果に基づき変速操向コントローラ(100)で走行路面状況を自動的に判断し、操向ハンドル(19)の操作量に対する車速の減速割合を自動的に変更する旋回フィーリング自動変更制御をけたことを特徴とする移動農機。
  2. 脱穀部(4)を有する移動農機において、脱穀クラッチがオンのとき操向ハンドル(19)の操作量に対する車速の減速割合を自動的に変更する旋回フィーリング自動変更制御を行うように設けたことを特徴とする請求項1記載の移動農機。
  3. 脱穀部(4)を有する移動農機において、脱穀クラッチがオフのとき操向ハンドル(19)の操作量に対する車速の減速割合を一定に保つように設けたことを特徴とする請求項1記載の移動農機。
  4. 穀物タンク(15)を有する移動農機において、穀物タンク(19)内の穀物を取出す排出オーガ(17)の収納時のみ操向ハンドル(19)の操作量に対する車速の減速割合を自動的に変更する旋回フィーリング自動変更制御を行うように設けたことを特徴とする請求項1記載の移動農機。
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