JP4421645B2 - 通信装置およびネットワーク情報収集プログラム - Google Patents

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Description

この発明は、保守プロトコルに準拠した複数の通信装置と相互に通信可能に接続されて、ネットワークを構成する通信装置およびネットワーク情報収集プログラムに関する。
従来より、LAN(Local Area Network)を構築するのにイーサネット(登録商標)が用いられてきたが、最近では、通信事業者がWAN(Wide Area Network)などの広域のネットワークを構築する場合にもイーサネットが用いられるようになっている。例えば、イーサネットのレイヤ2を用いた広域イーサネットは、主にP2P接続(Point-to-Point)やマルチポイント接続のL2VPN(Layer 2 Virtual Private Network)で実装されている。
そして、このような広域イーサネットを提供する通信事業者では、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)の管理プロトコルであるSNMP(Simple Network Management Protocol)を用いて、広域イーサネットの構築に用いられる複数の中継装置(例えば、LANスイッチなど)や回線などの障害を検知し、ネットワーク自体の管理・保守を行ってきた。
ところが、SNMPを用いたネットワークの管理・保守では、遠隔地にあるLANスイッチをSNMPで管理できなくなった場合、その原因となる事象がIPレイヤであるレイヤ3で発生しているのか、イーサネットのレイヤであるレイヤ2で発生しているのかが判断できなかった。そこで、広域イーサネットにおいて、イーサネットのレイヤであるレイヤ2で発生する様々な事象を保守・管理する技術が開示されている。
一般的には、レイヤ2で発生する様々な事象を保守・管理する技術として、国際電気通信連合の電気通信標準化部門(ITU-T:International Telecommunication Union Telecommunication―Standardization Sector)によって「Y.1731」として標準化され、また、IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers,Inc)で「IEEE802.1ag」として標準化作業が進んでいるEthernet−OAM(Ethernet-Operations Administration Maintenance)が用いられるようになってきた。
このEthernet−OAMの概要を説明すると、Ethernet−OAMは、レイヤ2で発生する様々な事象を保守・管理する規格のことであり、具体的には、CC(Continuity Check)機能、LB(LoopBack)機能、LT(Link Trace)機能などを用いて、レイヤ2で発生する様々な事象を保守・管理する。
また、Ethernet−OAMでは、図37に示したように、管理するグループをMEG(Maintenance Entity Group)、MEG内の終端装置をMEP(MEG End Point)、MEG内の中継装置をMIP(MEG Intermediate Point)、二つのMEP間の通信区間をME(Maintenance Entity)と呼ぶ。
それぞれについて具体的に説明すると、MEは、OAMフレームを用いて各種試験を実施する区間である。そして、MEGは、MEの集合体であり、例えば、P2P接続の場合、MEGは、1個のMEのみを含むのに対して、マルチポイント接続の場合には、複数の異なるMEを含む。また、MEGには、MEGIDと呼ばれるID(文字列)が割与えられ、このMEGIDは、ITU−TおよびIEEEのそれぞれで異なる定義がなされている。
また、MEGには、当該MEG内に含まれるMEPおよびMIPの動作を制限するためのレベルを定義されている。具体的には、このMEGレベルは、MEG内の処理フローとほかのMEG内の処理フローとを明確に区別・分離するためのものである。レベルは、8個存在(0〜7)し、デフォルトのレベル割り当てを図38に示す。この図38に示された各レベルは、すべてのEthernet−OAMフレーム内に格納されており、OAMフレームを受信した装置でチェックされる。
そして、MEPは、MEGの終端点に位置し、故障管理や性能測定を実施するOAMフレームの生成・終端(取り込み)を行うが、OAM以外のフレームについては終端せずに監視(フレーム数のカウントなど)のみを実行する。また、MEPには、MEPIDと呼ばれるID(1〜8191の数字)が割与えられ、このMEPIDは、MEG内において重複して存在しない。そして、MIPは、MEGの中間点に位置し、各種のOAMフレームに対して処理を実行する。また、MIPは、OAMフレームの生成または終端を実施することはなく、IDも存在しない。
このように上記したEthernet−OAMは、レイヤ2の相互接続環境における障害検出、障害管理、故障箇所切りわけなどに有効な手段であり、このEthernet−OAMを用いた各種試験を実施するためには、該当するネットワークにおいて、Ethernet−OAMにおける上記した各構成要素(例えば、MEPやMIPがどの装置であるかなど)を把握する必要がある。Ethernet−OAMにおける上記した各構成要素として「VLANID、Level、MACアドレス、管理種別(MEP/MIP)、MEPID」などは、予め管理者などにより監視装置に設定される手法が一般的に行われている。
具体的には、Ethernet−OAMを用いて試験を行う試験装置は、図39に示すようなCC機能の監視MEPテーブル設定画面、図40に示すようなLB/LT機能の監視対象MEP/MIPテーブル設定画面、図41に示すような自MEP設定画面などにより管理者などから構成情報を受け付け、受け付けた情報に基づいて試験を実施する。このような、構成情報の受け付けは、大規模ネットワークの場合、構成要素を設定・記憶させるのに非常に手間がかかり、また、ノードの追加・削除など設定情報の保守作業にも非常に手間がかかる。
そこで、このようなネットワーク監視を行う場合に、ネットワークの構成要素を自動で取得する様々な技術が開示されている。例えば、特許文献1では、ノードの削除・追加を含む構成情報を定期的に各ネットワークから受信して、受信した構成情報に基づいて、ネットワーク構成を把握し、構成図を作成する技術が開示されている。
特開平9−200207号公報
しかしながら、上記した従来の技術では、Ethernet−OAMのような特殊な保守プロトコルを用いて各種試験を実施するための構成情報およびネットワーク情報を取得することができないという課題があった。具体的には、特許文献1に開示されている技術を用いた場合、複数のネットワークにどのようなノードが接続されているかを取得することはできるが、Ethernet−OAMに用いられるMEPやMIPがどの装置であるかなどを取得することはできない。
そこで、この発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、保守プロトコルを用いてネットワークに関する各種試験を実施するのに際して、必要な構成情報とネットワーク情報とを自動で取得することが可能である通信装置およびネットワーク情報収集プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、発明は、保守プロトコルに準拠した複数の通信装置と相互に通信可能に接続されて、ネットワークを構成する通信装置であって、前記保守プロトコルのマルチキャストLB機能を用いて、前記ネットワークに存在する全ての通信装置に対してLBMフレームを送信するLBMフレーム送信手段と、前記LBMフレーム送信手段により送信されたLBMフレームの応答として、LBRフレームを受信した場合に、当該LBRフレームの送信元の通信装置をMEPと特定し、当該LBRフレームからMEPに関する情報を示すMEP情報を取得するMEP情報取得手段と、前記MEP情報取得手段により特定されたMEPに対して、前記保守プロトコルのマルチキャストLT機能を用いたLTMフレームを送信するLTMフレーム送信手段と、前記LTMフレーム送信手段により送信されたLTMフレームの応答として、LTRフレームを受信した場合に、当該LTRフレームからMIPとなる通信装置を特定するとともに、MIPに関する情報を示すMIP情報を取得するMIP情報取得手段と、前記MEP情報取得手段により取得されたMEP情報と、前記MIP情報取得手段により取得されたMIP情報とから、前記ネットワークの構成を示すトポロジ情報を生成するトポロジ情報生成手段と、を備えたことを特徴とする。
また、発明は、上記の発明において、前記MEP情報取得手段によりMEPと特定された通信装置から、前記保守プロトコルのマルチキャストCC機能を用いて送信されたCCMフレームを受信して、当該CCMフレームからMEPIDとCC定期送信間隔を抽出するCC情報抽出手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、発明は、上記の発明において、前記トポロジ情報生成手段は、生成されたトポロジ情報を所定の表示部にグラフィカル表示することを特徴とする。
また、発明は、上記の発明において、前記LBMフレーム送信手段は、前記保守プロトコルのマルチキャストLB機能を用いて、前記ネットワークにLBMフレームを所定の間隔で送信し、前記LTMフレーム送信手段は、前記MEP情報取得手段により特定されたMEPに対して、前記保守プロトコルのマルチキャストLT機能を用いたLTMフレームを送信することを特徴とする。
また、発明は、保守プロトコルに準拠した複数の通信装置と相互に通信可能に接続されて、ネットワークを構成する通信装置としてコンピュータに実行させるネットワーク情報収集プログラムであって、前記保守プロトコルのマルチキャストLB機能を用いて、前記ネットワークに存在する全ての通信装置に対してLBMフレームを送信するLBMフレーム送信手順と、前記LBMフレーム送信手順により送信されたLBMフレームの応答として、LBRフレームを受信した場合に、当該LBRフレームの送信元の通信装置をMEPと特定し、当該LBRフレームからMEPに関する情報を示すMEP情報を取得するMEP情報取得手順と、前記MEP情報取得手順により特定されたMEPに対して、前記保守プロトコルのマルチキャストLT機能を用いたLTMフレームを送信するLTMフレーム送信手順と、前記LTMフレーム送信手順により送信されたLTMフレームの応答として、LTRフレームを受信した場合に、当該LTRフレームからMIPとなる通信装置を特定するとともに、MIPに関する情報を示すMIP情報を取得するMIP情報取得手順と、前記MEP情報取得手順により取得されたMEP情報と、前記MIP情報取得手順により取得されたMIP情報とから、前記ネットワークの構成を示すトポロジ情報を生成するトポロジ情報生成手順と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、保守プロトコルのマルチキャストLB機能を用いて、前記ネットワークにLBMフレームを送信し、送信されたLBMフレームの応答として、LBRフレームを受信した場合に、当該LBRフレームの送信元の通信装置をMEPと特定し、当該LBRフレームからMEPに関する情報を示すMEP情報を取得し、特定されたMEPに対して、保守プロトコルのマルチキャストLT機能を用いたLTMフレームを送信し、送信されたLTMフレームの応答として、LTRフレームを受信した場合に、当該LTRフレームからMIPとなる通信装置を特定するとともに、MIPに関する情報を示すMIP情報を取得し、取得されたMEP情報とMIP情報とから、ネットワークの構成を示すトポロジ情報を生成するので、保守プロトコルを用いてネットワークに関する各種試験を実施するのに際して、必要な構成情報とネットワーク情報とを自動で取得することが可能である。
さらに、ネットワーク情報を記憶していなくても、プラグ&プレイでダイナミックにネットワークからトポロジ情報を収集して試験することができるため、作業を効率化することができるとともに、設定ミスなどを削減することができる。また、Ethernet−OAMネットワークトポロジに対して、監視・性能測定を自動化することができる。
また、本発明によれば、MEPと特定された通信装置から、保守プロトコルのマルチキャストCC機能を用いて送信されたCCMフレームを受信して、当該CCMフレームからMEPIDとCC定期送信間隔を抽出するので、CC機能を実行するための情報を自動でさらに取得することが可能である。
また、本発明によれば、生成されたトポロジ情報を所定の表示部にグラフィカル表示するので、管理者などが一目で簡単に把握することができるネットワーク構成を提供することが可能である。
また、本発明によれば、保守プロトコルのマルチキャストLB機能を用いて、ネットワークにLBMフレームを所定の間隔で送信し、特定されたMEPに対して、保守プロトコルのマルチキャストLT機能を用いたLTMフレームを送信するので、ネットワーク構成の変更についても、迅速に対応することが可能である。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る通信装置およびネットワーク情報収集プログラムの実施例を詳細に説明する。なお、以下では、本実施例で用いる主要な用語、本実施例に係る通信装置の概要および特徴、通信装置の構成および処理の流れを順に説明し、最後に本実施例に対する種々の変形例を説明する。
[用語の説明]
まず最初に、本実施例で用いる主要な用語を説明する。本実施例で用いる「通信装置(特許請求の範囲に記載の「通信装置」に対応する。)」とは、ネットワーク構築に使用されるL2スイッチなどの中継装置において、保守プロトコルとして、レイヤ2で発生する様々な事象を保守・管理するための規格であるEthernet−OAMプロトコルを実装している装置のことである。なお、本実施例で用いる「通信装置」とは、L2スイッチなどのデータ中継装置や、Ethernet−OAMを用いて各種試験を実施するコンピュータ装置のことである。
このEthernet−OAMプロトコルでは、保守管理対象となる通信装置の端から端まで検査用(試験用)のフレームであるOAMフレームを送受信することで、CC(Continuity Check)、LB(LoopBack)、LT(Link Trace)などの試験を行う機能を有する。具体的には、通信装置は、他の通信装置からOAMフレームを受信した場合に、当該OAMフレームのOPCODEを判別して、上記したCC、LB、LTのいずれかの試験を実施する。なお、このOAMフレームに含まれるOPCODEでは、CC機能を試験する場合には、OPCODE=1、LB機能の試験を行う場合には、OPCODE=2または3、LT機能の試験を行う場合には、OPCODE=4または5などと指定されることで各試験種別を表す。
それぞれについて具体的に説明すると、CC機能は、自装置(MEP)と複数の対向装置(MEP)間の接続性を定常的に監視し、導通断、混入、ループの発生を検出するための機能である。具体的には、図42に示すように、CC機能は、対向MEPが定期送信しているマルチキャストCCMフレームまたはユニキャストCCMフレームを受信することで、対向MEPとの接続を確認する。また、CC機能は、自装置からマルチキャストCCMフレームやユニキャストCCMフレームを、接続される他のMEPに対して定期送信することで、対向MEPにおいても自装置との接続を確認することができる。
そして、LB機能は、自装置(MEP)と1ターゲットの対向装置(MEP/MIP)間の双方向の接続性を確認するための機能である。具体的には、図43に示すように、LB機能は、ターゲットとなるMEP(または、MIP)に対して、LBMフレームを送信し、当該ターゲットとなるMEP(または、MIP)からのLBMに対する応答として、LBRフレームを受信することで、双方向の接続性を確認する。
そして、LT機能は、自装置(MEP)と1ターゲットの対向装置(MEP/MIP)間の経路を確認するための機能であり、経路確認ができる点から接続断発生時の障害箇所特定に活用される。具体的には、図44に示すように、LT機能は、ターゲットとなるMEP(または、MIP)に対して、LTMフレームを送信し、その経路上にあるMIPが送信元MEPに対して、LTRフレームを送信し、かつ、LTMフレームを他の装置に転送する。最終的に、LT機能は、ターゲットとなるMEP(または、MIP)が、自装置から送信されたLTMフレームに対してLTRフレームを応答することで、自装置からターゲットとなるMEP(または、MIP)までの経路上にある全てのMEPおよびMIPからのLTRフレームを受信することができ、自装置からターゲットまでの往路パスを確認することができる。
このように、上記した機能を有するEthernet−OAMプロトコルは、ネットワーク構築に使用されるL2スイッチなどの通信装置(例えば、L2スイッチなど)において、レイヤ2で発生する様々な事象を保守・管理することができる。そのため、ネットワークに接続される各通信装置がどのように接続されており、各通信装置がEthernet−OAMにおけるどの役割を有するかを把握することが重要となる。
[通信装置の概要および特徴]
次に、図1を用いて、実施例1に係る通信装置の概要および特徴を説明する。図1は、実施例1に係る通信装置を含むネットワークシステムの全体構成を示す図である。
図1に示すように、このシステムは、通信装置Aと、通信装置Bと、通信装置Cと、通信装置Dとが相互に通信可能に接続されて構成されている。また、これらの通信装置A〜通信装置Dは、保守プロトコルであるEthernet−OAMを実装した装置であり、本実施例では、通信装置Aが、Ethernet−OAMを用いて各種試験を実施する場合について説明する。また、それぞれの通信装置A〜通信装置Dは、それぞれが接続される装置を認識しているものの、Ethernet−OAMにおける役割(例えば、MEPやMIPなど)については認識できていない。
このような状態において、実施例1に係る通信装置Aは、上記したように、保守プロトコルであるEthernet−OAMに準拠した複数の通信装置と相互に通信可能に接続されて、ネットワークを構成することを概要とするものであり、特に、保守プロトコルを用いてネットワークに関する各種試験を実施するのに際して、必要な構成情報とネットワーク情報とを自動で取得することが可能であることに主たる特徴がある。
この主たる特徴を具体的に説明すると、通信装置Aは、Ethernet−OAMプロトコルのマルチキャストLB機能を用いて、ネットワークにLBMフレームを送信する(図1の(1)参照)。具体的に例を挙げて説明すると、通信装置Aは、Ethernet−OAMプロトコルのマルチキャストLB機能を用いて、通信装置B〜通信装置DにLBMフレームを送信する。
続いて、通信装置Aは、送信されたLBMフレームの応答として、LBRフレームを受信した場合に、当該LBRフレームの送信元の通信装置をMEPと特定し、当該LBRフレームからMEPに関する情報を示すMEP情報を取得する(図1の(2)と(3)参照)。上記した例で具体的に説明すると、通信装置Aによって送信されたLBMフレームに対して、ネットワークの終端装置が応答することより、通信装置Bを除く通信装置Cと通信装置Dとが、LBMフレームの応答としてLBRフレームを通信装置Aに送信する。そして、通信装置Aは、受信したLBRフレームから送信元(応答装置)が通信装置Cと通信装置Dとであると認識、これらの装置を「MEP」として登録する。また、通信装置Aは、受信したLBRフレームから「VLAN ID」、「Level」、「MACアドレス」などをMEP情報として取得する。
そして、通信装置Aは、特定されたMEPに対して、Ethernet−OAMプロトコルのマルチキャストLT機能を用いたLTMフレームを送信する(図1の(4)参照)。上記した例で具体的に説明すると、通信装置Aは、送信したLBMフレームに対してLBRフレームを応答し、MEPと特定された通信装置Cと通信装置Dとのそれぞれに対して、Ethernet−OAMプロトコルのマルチキャストLT機能を用いたLTMフレームを送信する。
その後、通信装置Aは、送信されたLTMフレームの応答として、LTRフレームを受信した場合に、当該LTRフレームからMIPとなる通信装置を特定するとともに、MIPに関する情報を示すMIP情報を取得する(図1の(5)と(6)とを参照)。上記した例で具体的に説明すると、通信装置AによりMEPとして特定された通信装置Cと通信装置Dとにそれぞれ送信されたLTMフレームに対して、通信装置Aと各MEPとの経路上にある装置全てが通信装置Aに応答することより、通信装置B〜通信装置DのそれぞれがLTRフレームを通信装置Aに送信する。そして、通信装置Aは、受信したLTRフレームのTTL(Time To Live)などから、通信装置B〜通信装置Dが自装置から見て上流側または下流側に位置する装置であるかを判断したMIP情報を取得し、この結果、「通信装置B=MIP」として登録する。
そして、通信装置Aは、取得されたMEP情報と、取得されたMIP情報とから、前記ネットワークの構成を示すトポロジ情報を生成する(図1の(7)参照)。上記した例で具体的に説明すると、通信装置Aは、LBMフレームから取得されたMEP情報と、LTRフレームから取得されたMIP情報とに基づいて、「通信装置B=MIP」、「通信装置C=MEP」、「通信装置D=MEP」とした図1の(8)に示すトポロジ情報を生成する。
このように、実施例1に係る通信装置Aは、上記した主たる特徴のごとく、保守プロトコルを用いてネットワークに関する各種試験を実施するのに際して、必要な構成情報とネットワーク情報とを自動で取得することが可能である。また、このように、自動で構成情報とネットワーク情報とを取得することができる結果、管理者などによる情報設定の手間を省くことが可能である。
[通信装置Aの構成]
次に、図2を用いて、図1に示した通信装置Aの構成を説明する。図2は、実施例1に係る通信装置Aの構成を示すブロック図である。図2に示すように、この通信装置A10は、EOフレーム識別部11と、EOフレーム送信部12と、GUIインタフェース部13と、記憶部14と、制御部20とから構成される。
EOフレーム識別部11は、接続される通信装置からOAMフレームを受信し、受信した当該OAMフレームを識別して、対応する機能部に通知する。具体的に例を挙げると、EOフレーム識別部11は、受信したOAMフレームのOPCODEが「1」であるCCフレームであった場合には、当該OAMフレームを後述するCC機能部31とトポロジ検出処理用シーケンサ43に出力し、OPCODEが「3」であるLBMフレームであった場合には、当該OAMフレームを後述するLB機能部32に出力し、OPCODEが「2」であるLBRフレームであった場合には、当該OAMフレームを後述するLB機能部32とトポロジ検出処理用シーケンサ43に出力する。
同様に、EOフレーム識別部11は、受信したOAMフレームのOPCODEが「5」であるLTMフレームであった場合には、当該OAMフレームを後述するLT機能部33に出力し、OPCODEが「4」であるLTRフレームであった場合には、当該OAMフレームを後述するLT機能部33とトポロジ検出処理用シーケンサ43に出力する。
EOフレーム送信部12は、OAMフレームを送信先に送信する。具体的に例を挙げると、EOフレーム送信部12は、後述するCC機能部31、LB機能部32、LT機能部33から送信されたCCフレーム、LBMフレーム、LBRフレーム、LTMフレーム、LTRフレームなどを送信先に送信する。
GUIインタフェース13は、モニタ(若しくはディスプレイ、タッチパネル)やスピーカを備えて構成され、各種の情報を出力し、具体的に例を挙げると、後述するトポロジ検出処理用シーケンサ43によって生成されたトポロジ情報をグラフィカルに表示する。
記憶部14は、制御部20による各種処理に必要なデータおよびプログラムを格納するとともに、特に本発明に密接に関連するものとしては、トポロジ検出結果DB15を備える。
トポロジ検出結果DB15は、トポロジ検出処理用シーケンサ43によって生成されたトポロジ情報や、MEP情報取得部41やMIP情報取得部42により取得された各種情報を記憶する。具体的に例を挙げれば、トポロジ検出結果DB15は、図3に示すように『項番を示す「No」、OAMフレーム送信元の通信装置が属するVLANに一意に割り当てられる「VLAN ID」、接続される通信装置が属するMEGのレベルを示す「Level」、接続される通信装置がMEPかMIPかを示す「ME Type」、接続される通信装置のMACアドレスを示す「MAC Addr」、取得された通信装置の上流に位置する装置を示す「Chain(Up)」、取得された通信装置の下流に位置する装置を示す「Chain(Down)」、OAMフレームを送受信するMEPのIDを示す「MEP ID」、CCフレームの送信間隔を示す「Period」、CCフレームの受信状況を示す「Continuity」、自MEPと対向MEPとの通信遅延を示す「Delay」』などを記憶する。
例えば、トポロジ検出結果DB15は、「No、VLAN ID、Level、ME Type、MAC Addr、Chain(Up)、Chain(Down)、MEP ID、Period、Continuity、Delay」として「1、1、3、MEP、MAC1、No.6、−、1、1s、OK、2.5ms」、「2、1、3、MEP、MAC2、No.7、−、2、1s、LOC(Loss Of Continuity)、0.8ms」や「11、3、1、MEP、MAC4、自装置、−、200、10s、OK、2ms」などと記憶する。
また、トポロジ検出結果DB15は、図3に示した情報をグラフィック化したトポロジ情報を記憶する。具体的には、トポロジ検出結果DB15は、図3に示すようなMEP情報取得部41やMIP情報取得部42により取得された各種情報から、トポロジ処理用シーケンサ43により生成された図4に示すようなトポロジ情報を記憶する。なお、図3および図4に示した各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。また、図3は、トポロジ検出結果DBに記憶される情報の例を示す図であり、図4は、トポロジ検出結果DBに記憶されるトポロジ情報の例を示す図である。
制御部20は、OS(Operating System)などの制御プログラム、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有するとともに、特に本発明に密接に関連するものとしては、EOプロトコル処理エンジン30と、メイン実行部40とを備え、これらによって種々の処理を実行する。
EOプロトコル処理エンジン30は、MEP/MIPとして動作して、Ethernet−OAMにおける各種試験を実施する処理部であり、特に本発明に密接に関連するものとしては、CC機能部31と、LB機能部32と、LT機能部33とを備える。
CC機能部31は、Ethernet−OAMにおけるCC機能を実施する。具体的には、CC機能部31は、トポロジ検出結果DB15を参照して、図5に示すようなCCMフレームをEOフレーム送信部12を介してマルチキャストで送信することで、自装置(MEP)と複数の対向装置(MEP)間の接続性を定常的に監視し、導通断、混入、ループの発生を検出するための機能である。なお、図5は、CCMフレームの例を示す図である。
LB機能部32は、Ethernet−OAMプロトコルのマルチキャストLB機能を用いて、ネットワークにLBMフレームを所定の間隔で送信する。具体的には、LB機能部32は、ネットワーク構成(トポロジ情報)を取得する場合や更新する場合に、所定の間隔(例えば、1時間に1回など)で図6に示すようなLBMフレームをマルチキャストでネットワークに送信する。
また、LB機能部32は、自装置(MEP)と1ターゲットの対向装置(MEP/MIP)間の双方向の接続性を確認する試験(LB機能)を実施する場合にはトポロジ検出結果DB15を参照し、ターゲットとなる通信装置B〜通信装置DなどのMEP(またはMIP)に対して、LBMフレーム(図6参照)を送信し、その応答として図7に示すようなLBRフレームを受信することで、ターゲットとの接続を確認する。なお、図6は、LBMフレームの例を示す図であり、図7は、LBRフレームの例を示す図である。また、LB機能部32は、特許請求の範囲に記載の「LBMフレーム送信手段」に対応する。
LT機能部33は、後述するMEP情報取得部41により特定されたMEPに対して、Ethernet−OAMプロトコルのマルチキャストLT機能を用いたLTMフレームを送信する。具体的に例を挙げると、LT機能部33は、LB機能部32により送信されたLBMフレームの応答としてLBRフレームを受信し、後述するMEP情報取得部41により当該LBRフレームの送信元の通信装置Cと通信装置DとがMEPとして特定された場合に、特定された通信装置Cと通信装置Dとに対して、図8に示すようなLTMフレームを送信する。
また、LT機能部33は、自装置(通信装置A:MEP)と1ターゲットの対向装置(MEP/MIP)間の経路を確認する試験(LT機能)を行う場合には、トポロジ検出結果DB15を参照し、通信装置B〜通信装置DなどのターゲットとなるMEP(または、MIP)に対して、LTMフレーム(図8参照)を送信し、その経路上にあるMIPが送信元MEPに対して、図9に示すようなLTRフレームを送信し、かつ、LTMフレームを他の装置に転送する。最終的に、LT機能部33は、ターゲットとなるMEP(または、MIP)が、自装置から送信されたLTMフレームに対してLTRフレームを応答することで、自装置からターゲットとなるMEP(または、MIP)までの経路上にある全てのMEPおよびMIPからのLTRフレームを受信することができ、自装置からターゲットまでの往路パスを確認することができる。なお、図8は、LTMフレームの例を示す図であり、図9は、LTRフレームの例を示す図である。また、LT機能部33は、特許請求の範囲に記載の「LTMフレーム送信手段」に対応する。
メイン実行部40は、EOプロトコル処理エンジン30によりEthernet−OAMの各種試験を行うための情報を取得するための、VLANID、Levelの巡回やLB、LTの応答解析を行う処理部であり、特に本発明に密接に関連するものとしては、MEP情報取得部41と、MIP情報取得部42と、トポロジ検出処理用シーケンサ部43とを備える。なお、このメイン実行部40は、Ethernet−OAMの各種試験を行う装置にのみ必要な機能であり、例えば、通信装置Bが試験を行う装置でないならば、備える必要はない。
MEP情報取得部41は、LB機能部32によりにより送信されたLBMフレームの応答として、LBRフレームを受信した場合に、当該LBRフレームの送信元の通信装置をMEPと特定し、当該LBRフレームからMEPに関する情報を示すMEP情報を取得する。具体的に例を挙げると、LB機能部32により送信されたLBMフレームの応答として、LBRフレームがEOフレーム識別部11に受信された場合に、MEP情報取得部41は、当該受信されたLBRフレームの送信元(ネットワークの終端装置である通信装置Cと通信装置D)をMEPとして特定する。そして、MEP情報取得部41は、当該LBRフレームからMEPに関する情報を示すMEP情報として「VLANID、Level、MACアドレス」を取得して、トポロジ検出結果DB15に格納する。なお、MEP情報取得部41は、特許請求の範囲に記載の「MEP情報取得手段」に対応する。
MIP情報取得部42は、LT機能部33により送信されたLTMフレームの応答として、LTRフレームを受信した場合に、当該LTRフレームからMIPとなる通信装置を特定するとともに、MIPに関する情報を示すMIP情報を取得する。具体的に例を挙げると、LT機能部33により送信されたLTMフレームの応答として、LTRフレームがEOフレーム識別部11に受信された場合に、MIP情報取得部42は、当該受信されたLTRフレームの送信元であり、MEPと特定されていない装置(通信装置B)をMIPとして特定する。そして、MIP情報取得部42は、当該LTRフレームおよび当該LTRフレームのTTLからMIPに関する情報を示すMIP情報として「VLANID、Level、MACアドレス、Chain(Up)、Chain(Down)、Delay」を取得して、トポロジ検出結果DB15に格納する。なお、MIP情報取得部42は、特許請求の範囲に記載の「MIP情報取得手段」に対応する。
トポロジ検出処理用シーケンサ部43は、MEP情報取得部41によりMEPと特定された通信装置から、Ethernet−OAMプロトコルのマルチキャストCC機能を用いて送信されたCCMフレームを受信して、当該CCMフレームからMEPIDとCC定期送信間隔を抽出するとともに、MEP情報取得部41により取得されたMEP情報と、MIP情報取得部42により取得されたMIP情報とから、ネットワークの構成を示すトポロジ情報を生成する。
具体的に例を挙げると、トポロジ検出処理用シーケンサ部43は、MEP情報取得部41によりMEPと特定された通信装置Cと通信装置Dから、定期的に送信されるCCMフレームを受信して、当該CCMフレームからMEPIDとCC定期送信間隔(Period)を抽出して、トポロジ検出結果DB15に格納する。なお、トポロジ検出結果DB15に格納される『接続状態を示す「Continuity」』については、CCフレームが定期的に送信されることより、トポロジ検出処理用シーケンサ部43により前後のフレームから算出されて格納される。
また、トポロジ検出処理用シーケンサ部43は、トポロジ検出結果DB15に記憶されるMEP情報取得部41により取得されたMEP情報と、MIP情報取得部42により取得されたMIP情報と、当該CCMフレームから抽出したMEPIDとCC定期送信間隔(Period)とから、ネットワーク構成図をグラフィカルに表示するトポロジ情報を生成して、GUIインタフェース13に出力する。そして、トポロジ検出処理用シーケンサ部43は、生成したトポロジ情報をトポロジ検出結果DB15に格納する。なお、トポロジ検出処理用シーケンサ部43は、特許請求の範囲に記載の「トポロジ情報生成手段」と「CC情報抽出手段」とに対応する。
[通信装置Aによる処理]
次に、図10を用いて、通信装置Aによる処理を説明する。図10は、実施例1に係る通信装置Aにおけるネットワークトポロジ検出処理の流れを示すフローチャートである。なお、通信装置AにおけるEthernet−OAMを用いた各種試験処理についは、従来と同様であるので、ここでは省略する。
図10に示すように、LBMフレーム送信時間に到達すると(ステップS1001肯定)、通信装置A10のEthernet−OAMプロトコルのマルチキャストLB機能を用いて、ネットワークにLBMフレームを送信する(ステップS1002)。
そして、通信装置A10は、LBMフレームの応答であるLBRフレームの応答待ちとなり(ステップS1003)、その後、LBRフレームは、EOフレーム識別部11により受信される(ステップS1004)。すると、通信装置A10のMEP情報取得部41は、受信されたLBRフレームの送信元の通信装置をMEPと特定し、当該LBRフレームからMEPに関する情報を示すMEP情報を取得して、トポロジ検出結果DB15に格納する(ステップS1005)。
なお、ここでは、MEP情報取得部41は、同じMEG(同じVLANID、MEGLevel値を持つ管理グループ)に存在する全てのMEPが認識可能であり、その結果として、図11に示すような構成を認識することができる。図11は、MEP情報により認識可能なトポロジ情報の例を示す図である。
その後、通信装置A10のLT機能部33は、認識されたMEPに対してLTMフレームを送信する(ステップS1006)。その後、通信装置A10は、LTMフレームの応答であるLTRフレームの応答待ちとなり(ステップS1007)、LTRフレームは、EOフレーム識別部11により受信される(ステップS1008)。
すると、通信装置A10のMIP情報取得部42は、受信された当該LTRフレームからMIPとなる通信装置を特定して、トポロジ検出結果DB15に格納する(ステップS1009)。なお、ここでは、MIP情報取得部42は、各MEPまでのパスに存在する全てのMIPが認識可能である。その結果として、図12に示すような構成を認識することができる。図12は、MIP情報により認識可能なトポロジ情報の例を示す図である。
その後、通信装置A10のMIP情報取得部42は、受信したLTRフレームを一つ取得し(ステップS1010)、取得したLTRフレームのTTLと、自装置がLTMフレームを送信したTTLとを比較して(ステップS1011)、当該LTRフレームを応答した装置の上流装置および下流装置を特定して、トポロジ検出結果DB15に格納する(ステップS1012)。
そして、受信したLTRフレーム全てにおいて上記したステップS1010とステップS1011の処理を実行すると(ステップS1013肯定)、通信装置A10は、CCMフレームの受信待ちとなり(ステップS1014)、CCMフレームは、EOフレーム識別部11により受信される(ステップS1015)。
すると、通信装置A10のトポロジ検出処理用シーケンサ部43は、受信したCCMフレームからMEPID、Period(CC定期送信間隔)を抽出して、トポロジ検出結果DB15に格納する(ステップS1016)。
このようにして、通信装置A10は、Ethernet−OAMにおける各構成情報を取得することで、ネットワークトポロジ検出を完了する(ステップS1017)。その結果として、図13に示すような構成を認識することができる。図13は、検出された情報により認識可能なトポロジ情報の例を示す図である。
[実施例1による効果]
このように、実施例1によれば、Ethernet−OAMプロトコルのマルチキャストLB機能を用いて、上記ネットワークにLBMフレームを送信し、送信されたLBMフレームの応答として、LBRフレームを受信した場合に、当該LBRフレームの送信元の通信装置をMEPと特定し、当該LBRフレームからMEPに関する情報を示すMEP情報を取得し、特定されたMEPに対して、Ethernet−OAMプロトコルのマルチキャストLT機能を用いたLTMフレームを送信し、送信されたLTMフレームの応答として、LTRフレームを受信した場合に、当該LTRフレームからMIPとなる通信装置を特定するとともに、MIPに関する情報を示すMIP情報を取得し、取得されたMEP情報と、MIP情報とから記ネットワークの構成を示すトポロジ情報を生成するので、Ethernet−OAMのような保守プロトコルを用いてネットワークに関する各種試験を実施するのに際して、Ethernet−OAMに必要な構成情報とネットワーク情報とを自動で取得することが可能である。
例えば、ネットワークにおける装置でMEPとなるべき装置とMIPとなるべき装置をそれぞれ特定するとともに、MEP/MIPとして動作するための各種情報「VLANID、Level、MACアドレス、管理種別(MEP/MIP)、MEPID」などを自動で取得することができる結果、これらの情報を手動で試験装置に設定する必要がなく、管理者の手間を大幅に削減することができる。さらに、ネットワーク情報を記憶していなくても、プラグ&プレイでダイナミックにネットワークからトポロジ情報を収集して試験することができるため、作業を効率化することができるとともに、設定ミスなどを削減することができる。また、Ethernet−OAMネットワークトポロジに対して、監視・性能測定を自動化することができる。
また、実施例1によれば、MEPと特定された通信装置から、Ethernet−OAMプロトコルのマルチキャストCC機能を用いて送信されたCCMフレームを受信して、当該CCMフレームからMEPIDとCC定期送信間隔を抽出するので、CC機能を実行するための情報を自動でさらに取得することが可能である。
例えば、『接続状態を示す「Continuity」』を自動で取得することができる結果、CC機能を用いた試験を実施することができ、ネットワークの状況を正確に把握することが可能である。
また、実施例1によれば、生成されたトポロジ情報をグラフィカル表示するので、管理者などが一目で簡単に把握することができるネットワーク構成を提供することが可能である。例えば、管理者などは、ネットワーク構成を図で把握することができる結果、障害発生時には、障害箇所(装置)を迅速に特定することができるとともに、ネットワーク構成図を利用することによって、障害による影響を最小限に留めることに役立てることが可能である。
また、実施例1によれば、保守プロトコルのマルチキャストLB機能を用いて、ネットワークにLBMフレームを所定の間隔で送信し、特定されたMEPに対して、保守プロトコルのマルチキャストLT機能を用いたLTMフレームを送信するので、ネットワーク構成の変更についても、迅速に対応することが可能である。例えば、ネットワーク上に装置の追加・削除があった場合にも、再度、自動で構成情報を取得することができる結果、ネットワーク構成の変更についても、迅速に対応することが可能である。
ところで、実施例1では、通信装置AがEthernet−OAMネットワークのトポロジ情報を自動で収集する手法を概念的について説明したが、実施例2では、具体的な例(具体例1〜4)を挙げて説明する。
(具体例1)
まず、図14から図18を用いて具体例1を説明する。図14は、実施例2において収集する具体例2のネットワーク構成の図である。具体例1では、図14に示されるネットワーク情報を収集する例について説明する。なお、実施例2に係る通信装置Aは、これからネットワーク情報を収集するため、収集を終了するまでは、図14に示すネットワークトポロジを認識していない。
このようなネットワークにおいて、通信装置A10のLB機能部32は、Ethernet−OAMプロトコルのマルチキャストLB機能を用いて、ネットワークにLBMフレームを送信する。すると、このLBMフレームにはMEPのみが応答するため、通信装置AのEOフレーム識別部11は、MEP1とMEP2とからそれぞれ送信されたLBRフレームを受信する。
そして、通信装置AのMEP情報取得部41は、図14に示したネットワークにおいて、MEP1とMEP2とが存在していることを認識するとともに、受信したそれぞれのLBRフレームから、MEP情報として「VLANID=n、Level=m、MACアドレス=MAC1、MAC2」を取得して、トポロジ検出結果DB15に格納する(図15参照)。なお、図15は、実施例2における具体例1においてLB機能実施後により取得できる情報の例を示す図である。
続いて、通信装置AのLT機能部33は、MEP情報取得部41により特定されたMEPに対して、Ethernet−OAMプロトコルのマルチキャストLT機能を用いたLTMフレームを送信する。すると、このLTMフレームにはMEPとMIPとがそれぞれ応答するため、通信装置AのEOフレーム識別部11は、MEP1とMEP2とからそれぞれ送信されたLTRフレームを受信する。
そして、通信装置AのMIP情報取得部42は、LT機能部33により送信されたLTMフレームの応答として、LTRフレームを受信した場合に、当該LTRフレームからMIPとなる通信装置を特定するとともに、MIPに関する情報を示すMIP情報を取得する。
具体的には、MIP情報取得部42は、LT機能部33によりMEP1にLTMフレーム(TTL=64)が送信されると、MEP/MIPの全てが応答することより、「MIP1からLTRフレーム(TTL=63)」と、「MIP2からLTRフレーム(TTL=62)」と、「MIP3からLTRフレーム(TTL=61)」と、「MEP1からLTRフレーム(TTL=60)」とを受信する。また、MIP情報取得部42は、LT機能部33によりMEP2にLTMフレーム(TTL=64)が送信されると、「MIP1からLTRフレーム(TTL=63)」と、「MIP2からLTRフレーム(TTL=62)」と、「MEP2からLTRフレーム(TTL=61)」とを受信する。
ここで、LT機能部33により送信されたLTMフレームが「TTL=64」であることより、「TTL=63」のLTRフレームを受信した場合には、当該「TTL=63」のLTRフレームを送信した装置は、通信装置A10に接続されている(隣に存在する)装置であることがわかる。このように判定すると、MIP情報取得部42は、MEP1から「TTL=60」のLTRフレームを受信したことより、通信装置A10とMEP1との間には、4装置が接続されており、MEP2から「TTL=61」のLTRフレームを受信したことより、通信装置A10とMEP2との間には、2装置が接続されていることを認識することができる。受信したLTRフレーム全てに対して、このようにTTLを判定することで、MIP情報取得部42およびMEP情報取得部41は、通信装置A10、MIP、MEPとの接続関係を取得することができる。
この結果より、MIP情報取得部42は、図14に示したネットワークにおいて、MIP1、MIP2、MIP3が存在していることを認識するとともに、当該LTRフレームおよび当該LTRフレームのTTLからMIPに関する情報を示すMIP情報として「VLANID=n、Level=m、ME type=MIP、MACアドレス=MAC3、Chain(Up)=通信装置A、Chain(Down)=No.4(MIP2)」、「VLANID=n、Level=m、ME type=MIP、MACアドレス=MAC4、Chain(Up)=No.3(MIP1)、Chain(Down)=No.5(MIP3)、No.2(MEP2)」、「VLANID=n、Level=m、ME type=MIP、MACアドレス=MAC5、Chain(Up)=No.4(MIP2)、Chain(Down)=No.4(MEP1)」を取得して、トポロジ検出結果DB15に格納する(図16参照)。なお、図16は、実施例2における具体例1においてLT機能実施後により取得できる情報の例を示す図である。
MEPについても同様に、MEP情報取得部41は、「VLANID=n、Level=m、ME type=MEP、MACアドレス=MAC1、Chain(Up)=No.5(MIP3)、Chain(Down)=−」、「VLANID=n、Level=m、ME type=MEP、MACアドレス=MAC2、Chain(Up)=No.4(MIP2)、Chain(Down)=−」を取得して、トポロジ検出結果DB15に格納する。
続いて、通信装置A10は、CCMフレームの受信待ちを行う。その後、MEP1とMEP2とは、図17に示すように、定期的にCCMフレームをネットワークに送信し、これを通信装置A10のEOフレーム識別部11が受信することで、トポロジ検出処理用シーケンサ部43は、MEP1とMEP2のMEPIDとPeriodを検出して、トポロジ検出結果DB15に格納する(図18参照)。なお、図17は、CCMフレーム送信を説明するための図であり、図18は、実施例2における具体例1においてCC機能実施後により取得できる情報の例を示す図である。
このように、通信装置A10は、LB機能、LT機能、CC機能により、図14に示したネットワーク情報を取得することができ、また、CC送信間隔(Period)から求めた周期、またはユーザ任意設定周期を用いて定期実行することで、監視・性能測定を実行することができる。
(具体例2)
次に、図19から図23を用いて具体例2を説明する。図19は、実施例2において収集する具体例2のネットワーク構成の図である。具体例2では、図19に示されるネットワーク情報を収集する例について説明する。なお、具体例1と同様、実施例2に係る通信装置Aは、これからネットワーク情報を収集するため、収集を終了するまでは、図19に示すネットワークトポロジを認識していない。
このようなネットワークにおいて、通信装置A10のLB機能部32は、Ethernet−OAMプロトコルのマルチキャストLB機能を用いて、ネットワークにLBMフレームを送信する。すると、このLBMフレームにはMEPのみが応答するため、通信装置AのEOフレーム識別部11は、MEP1とMEP2とからそれぞれ送信されたLBRフレームを受信する。
そして、通信装置AのMEP情報取得部41は、図19に示したネットワークにおいて、MEP1とMEP2とが存在していることを認識するとともに、受信したそれぞれのLBRフレームから、MEP情報として「VLANID=n、Level=m、MACアドレス=MAC1、MAC2」を取得して、トポロジ検出結果DB15に格納する(図20参照)。なお、図20は、実施例2における具体例2においてLB機能実施後により取得できる情報の例を示す図である。
続いて、通信装置AのLT機能部33は、MEP情報取得部41により特定されたMEPに対して、Ethernet−OAMプロトコルのマルチキャストLT機能を用いたLTMフレームを送信する。すると、このLTMフレームにはMEPとMIPとがそれぞれ応答するため、通信装置AのEOフレーム識別部11は、MEP1とMEP2とからそれぞれ送信されたLTRフレームを受信する。
そして、通信装置AのMIP情報取得部42は、LT機能部33により送信されたLTMフレームの応答として、LTRフレームを受信した場合に、当該LTRフレームからMIPとなる通信装置を特定するとともに、MIPに関する情報を示すMIP情報を取得する。
具体的には、MIP情報取得部42は、LT機能部33によりMEP1にLTMフレーム(TTL=64)が送信されると、「MIP1からLTRフレーム(TTL=63)」と、「MIP2からLTRフレーム(TTL=62)」と、「MIP3からLTRフレーム(TTL=61)」と、「MEP1からLTRフレーム(TTL=60)」とを受信する。また、MIP情報取得部42は、LT機能部33によりMEP2にLTMフレーム(TTL=64)が送信されると、「MIP1からLTRフレーム(TTL=63)」と、「MIP4からLTRフレーム(TTL=62)」と、「MEP2からLTRフレーム(TTL=61)」とを受信する。
ここで、MIP情報取得部42は、上記した具体例1と同様の手法を用いてTTLの増減を確認することによって、図19に示したネットワークにおいて、MIP1、MIP2、MIP3、MIP4が存在していることを認識するとともに、各装置間の位置関係およびMIP情報を取得して、トポロジ検出結果DB15に格納する(図21参照)。また、MEPについても同様に、MEP情報取得部41は、MEP1、MEP2それぞれの上流装置・下流装置を取得して、トポロジ検出結果DB15に格納する。なお、図21は、実施例2における具体例2においてLT機能実施後により取得できる情報の例を示す図である。
続いて、通信装置A10は、CCMフレームの受信待ちを行う。その後、MEP1とMEP2とは、図22に示すように、定期的にCCMフレームをネットワークに送信し、これを通信装置A10のEOフレーム識別部11が受信することで、トポロジ検出処理用シーケンサ部43は、MEP1とMEP2のMEPIDとPeriodを検出して、トポロジ検出結果DB15に格納する(図23参照)。なお、図22は、CCMフレーム送信を説明するための図であり、図23は、実施例2における具体例2においてCC機能実施後により取得できる情報の例を示す図である。
このように、通信装置A10は、LB機能、LT機能、CC機能により、図19に示したネットワーク情報を取得することができ、また、CC送信間隔(Period)から求めた周期、またはユーザ任意設定周期を用いて定期実行することで、監視・性能測定を実行することができる。
(具体例3)
次に、図24から図28を用いて具体例3を説明する。図24は、実施例2において収集する具体例3のネットワーク構成の図である。具体例3では、図24に示されるネットワーク情報を収集する例について説明する。
このようなネットワークにおいて、通信装置A10のLB機能部32は、Ethernet−OAMプロトコルのマルチキャストLB機能を用いて、ネットワークにLBMフレームを送信する。すると、このLBMフレームにはMEPのみが応答するため、通信装置AのEOフレーム識別部11は、MEP1とMEP2とからそれぞれ送信されたLBRフレームを受信する。
そして、通信装置AのMEP情報取得部41は、図24に示したネットワークにおいて、MEP1とMEP2とが存在していることを認識するとともに、受信したそれぞれのLBRフレームから、MEP情報として「VLANID=n、Level=m、MACアドレス=MAC1、MAC2」を取得して、トポロジ検出結果DB15に格納する(図25参照)。なお、図25は、実施例2における具体例3においてLB機能実施後により取得できる情報の例を示す図である。
続いて、通信装置AのLT機能部33は、MEP情報取得部41により特定されたMEPに対して、Ethernet−OAMプロトコルのマルチキャストLT機能を用いたLTMフレームを送信する。すると、このLTMフレームにはMEPとMIPとがそれぞれ応答するため、通信装置AのEOフレーム識別部11は、MEP1とMEP2とからそれぞれ送信されたLTRフレームを受信する。
そして、通信装置AのMIP情報取得部42は、LT機能部33により送信されたLTMフレームの応答として、LTRフレームを受信した場合に、当該LTRフレームからMIPとなる通信装置を特定するとともに、MIPに関する情報を示すMIP情報を取得する。
具体的には、MIP情報取得部42は、LT機能部33によりMEP1にLTMフレーム(TTL=64)が送信されると、「MIP1からLTRフレーム(TTL=63)」を受信する。また、MIP情報取得部42は、LT機能部33によりMEP2にLTMフレーム(TTL=64)が送信されると、「MIP1からLTRフレーム(TTL=63)」と、「MEP2からLTRフレーム(TTL=62)」とを受信する。
ここで、MIP情報取得部42は、上記した具体例1と同様の手法を用い、MIP1から「TTL=63」、MEP2から「TTL=62」のLTRフレームを受信したことより、通信装置A10とMEP1との間にMIP1が接続されていることを認識する。このように判定することで、MIP情報取得部42は、図24に示したネットワークにおいて、MIP1が存在していることを認識するとともに、各装置間の位置関係およびMIP情報を取得して、トポロジ検出結果DB15に格納する(図26参照)。また、MEPについても同様に、MEP情報取得部41は、MEP1の上流装置(MIP1)、MEP2の上流装置(通信装置A10)を取得して、トポロジ検出結果DB15に格納する。なお、図26は、実施例2における具体例3においてLT機能実施後により取得できる情報の例を示す図である。
続いて、通信装置A10は、CCMフレームの受信待ちを行う。その後、MEP1とMEP2とは、図27に示すように、定期的にCCMフレームをネットワークに送信し、これを通信装置A10のEOフレーム識別部11が受信することで、トポロジ検出処理用シーケンサ部43は、MEP1とMEP2のMEPIDとPeriodを検出して、トポロジ検出結果DB15に格納する(図28参照)。なお、図27は、CCMフレーム送信を説明するための図であり、図28は、実施例2における具体例3においてCC機能実施後により取得できる情報の例を示す図である。
このように、通信装置A10は、LB機能、LT機能、CC機能により、図24に示したネットワーク情報を取得することができ、また、CC送信間隔(Period)から求めた周期、またはユーザ任意設定周期を用いて定期実行することで、監視・性能測定を実行することができる。
(具体例4)
次に、図29から図35を用いて具体例4を説明する。図29は、実施例2において収集する具体例4のネットワーク構成の図である。具体例4では、図29に示されるネットワーク情報を収集する例について説明する。
このようなネットワークにおいて、通信装置A10のLB機能部32は、Ethernet−OAMプロトコルのマルチキャストLB機能を用いて、ネットワークにLBMフレームを送信する。すると、このLBMフレームにはMEPのみが応答するため、通信装置AのEOフレーム識別部11は、MEP1とMEP2とからそれぞれ送信されたLBRフレームを受信する。
そして、通信装置AのMEP情報取得部41は、図29に示したネットワークにおいて、MEP1とMEP2とが存在していることを認識するとともに、受信したそれぞれのLBRフレームから、MEP情報として「VLANID=n、Level=m、MACアドレス=MAC1、MAC2」を取得して、トポロジ検出結果DB15に格納する(図30参照)。なお、図30は、実施例2における具体例3においてLB機能実施後により取得できる情報の例を示す図である。
続いて、通信装置AのLT機能部33は、MEP情報取得部41により特定されたMEPに対して、Ethernet−OAMプロトコルのマルチキャストLT機能を用いたLTMフレームを送信する。すると、このLTMフレームにはMEPとMIPとがそれぞれ応答するため、通信装置AのEOフレーム識別部11は、MEP1とMEP2とからそれぞれ送信されたLTRフレームを受信する。
そして、通信装置AのMIP情報取得部42は、LT機能部33により送信されたLTMフレームの応答として、LTRフレームを受信した場合に、当該LTRフレームからMIPとなる通信装置を特定するとともに、MIPに関する情報を示すMIP情報を取得する。
具体的には、MIP情報取得部42は、LT機能部33によりMEP1にLTMフレーム(TTL=64)が送信されると、MEP/MIPの全てが応答することより、図31に示すように「結果1」と「結果2」との応答結果を得る。また、MIP情報取得部42は、LT機能部33によりMEP2にLTMフレーム(TTL=64)が送信されると、図32に示す応答結果が得られる。なお、図31は、実施例2の具体例4におけるMEP1に対するLTM応答結果を示す図であり、図32は、実施例2の具体例4におけるMEP2に対するLTM応答結果を示す図である。
ここで、MIP情報取得部42は、上記した具体例1と同様の手法を用いてTTLの増減を確認することによって、図29に示したネットワークにおいて、MIP1、MIP2、MIP3、MIP4が存在していることを認識するとともに、各装置間の位置関係およびMIP情報を取得して、トポロジ検出結果DB15に格納する(図33参照)。また、MEPについても同様に、MEP情報取得部41は、MEP1、MEP2それぞれの上流装置・下流装置を取得して、トポロジ検出結果DB15に格納する。なお、図33は、実施例2における具体例4においてLT機能実施後により取得できる情報の例を示す図である。
続いて、通信装置A10は、CCMフレームの受信待ちを行う。その後、MEP1とMEP2とは、図34に示すように、定期的にCCMフレームをネットワークに送信し、これを通信装置A10のEOフレーム識別部11が受信することで、トポロジ検出処理用シーケンサ部43は、MEP1とMEP2のMEPIDとPeriodを検出して、トポロジ検出結果DB15に格納する(図35参照)。なお、図34は、CCMフレーム送信を説明するための図であり、図35は、実施例2における具体例4においてCC機能実施後により取得できる情報の例を示す図である。
このように、通信装置A10は、LB機能、LT機能、CC機能により、図29に示したネットワーク情報を取得することができ、また、CC送信間隔(Period)から求めた周期、またはユーザ任意設定周期を用いて定期実行することで、監視・性能測定を実行することができる。
(実施例2による効果)
このように、実施例2によれば、様々なネットワーク構成であっても、ネットワーク構成を自動で取得することが可能である。その結果、汎用性が高く、本発明を様々なシステムに適用することができる。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下に示すように、(1)システム構成等、(2)プログラムにそれぞれ区分けして異なる実施例を説明する。
(1)システム構成等
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
また、本実施例において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
(2)プログラム
ところで、上記の実施例で説明した各種の処理は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータシステムで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、上記の実施例と同様の機能を有するプログラムを実行するコンピュータシステムを他の実施例として説明する。
図36は、ネットワーク情報収集プログラムを実行するコンピュータシステムの例を示す図である。図36に示すように、コンピュータシステム100は、RAM101と、HDD102と、ROM103と、CPU104とから構成される。ここで、ROM103には、上記の実施例と同様の機能を発揮するプログラム、つまり、図36に示すように、CC機能プログラム103aと、LB機能プログラム103bと、LT機能プログラム103cと、MEP情報取得プログラム103dと、MIP情報取得プログラム103eと、トポロジ検出処理プログラム103fがあらかじめ記憶されている。
そして、CPU104には、これらのプログラム103a〜103fを読み出して実行することで、図36に示すように、CC機能プロセス104aと、LB機能プロセス104bと、LT機能プロセス104cと、MEP情報取得プロセス104dと、MIP情報取得プロセス104eと、トポロジ検出処理プロセス104fとなる。なお、CC機能プロセス104aは、図2に示した、CC機能部31に対応し、同様に、LB機能プロセス104bは、LB機能部32に対応し、LT機能プロセス104cは、LT機能部33に対応し、MEP情報取得プロセス104dは、MEP情報取得部41に対応し、MIP情報取得プロセス104eは、MIP情報取得部42に対応し、トポロジ検出処理プロセス104fは、トポロジ検出処理用シーケンサに対応する。
また、HDD102には、生成されたトポロジ情報や取得された各種情報を記憶するトポロジ検出結果テーブル102aが設けられる。なお、トポロジ検出結果テーブル102aは、図2に示した、トポロジ検出結果DB15に対応する。
ところで、上記したプログラム103a〜103fは、必ずしもROM103に記憶させておく必要はなく、例えば、コンピュータシステム100に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MOディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」の他に、コンピュータシステム100の内外に備えられるハードディスクドライブ(HDD)などの「固定用の物理媒体」、さらに、公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータシステム100に接続される「他のコンピュータシステム」に記憶させておき、コンピュータシステム100がこれらからプログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
(付記1)保守プロトコルに準拠した複数の通信装置と相互に通信可能に接続されて、ネットワークを構成する通信装置であって、
前記保守プロトコルのマルチキャストLB機能を用いて、前記ネットワークにLBMフレームを送信するLBMフレーム送信手段と、
前記LBMフレーム送信手段により送信されたLBMフレームの応答として、LBRフレームを受信した場合に、当該LBRフレームの送信元の通信装置をMEPと特定し、当該LBRフレームからMEPに関する情報を示すMEP情報を取得するMEP情報取得手段と、
前記MEP情報取得手段により特定されたMEPに対して、前記保守プロトコルのマルチキャストLT機能を用いたLTMフレームを送信するLTMフレーム送信手段と、
前記LTMフレーム送信手段により送信されたLTMフレームの応答として、LTRフレームを受信した場合に、当該LTRフレームからMIPとなる通信装置を特定するとともに、MIPに関する情報を示すMIP情報を取得するMIP情報取得手段と、
前記MEP情報取得手段により取得されたMEP情報と、前記MIP情報取得手段により取得されたMIP情報とから、前記ネットワークの構成を示すトポロジ情報を生成するトポロジ情報生成手段と、
を備えたことを特徴とする通信装置。
(付記2)前記MEP情報取得手段によりMEPと特定された通信装置から、前記保守プロトコルのマルチキャストCC機能を用いて送信されたCCMフレームを受信して、当該CCMフレームからMEPIDとCC定期送信間隔を抽出するCC情報抽出手段をさらに備えたことを特徴とする付記1に記載の通信装置。
(付記3)前記トポロジ情報生成手段は、生成されたトポロジ情報を所定の表示部にグラフィカル表示することを特徴とする付記1または2に記載の通信装置。
(付記4)前記LBMフレーム送信手段は、前記保守プロトコルのマルチキャストLB機能を用いて、前記ネットワークにLBMフレームを所定の間隔で送信し、
前記LTMフレーム送信手段は、前記MEP情報取得手段により特定されたMEPに対して、前記保守プロトコルのマルチキャストLT機能を用いたLTMフレームを送信することを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載の通信装置。
(付記5)保守プロトコルに準拠した複数の通信装置と相互に通信可能に接続されて、ネットワークを構成する通信装置としてコンピュータに実行させるネットワーク情報収集プログラムであって、
前記保守プロトコルのマルチキャストLB機能を用いて、前記ネットワークにLBMフレームを送信するLBMフレーム送信手順と、
前記LBMフレーム送信手順により送信されたLBMフレームの応答として、LBRフレームを受信した場合に、当該LBRフレームの送信元の通信装置をMEPと特定し、当該LBRフレームからMEPに関する情報を示すMEP情報を取得するMEP情報取得手順と、
前記MEP情報取得手順により特定されたMEPに対して、前記保守プロトコルのマルチキャストLT機能を用いたLTMフレームを送信するLTMフレーム送信手順と、
前記LTMフレーム送信手順により送信されたLTMフレームの応答として、LTRフレームを受信した場合に、当該LTRフレームからMIPとなる通信装置を特定するとともに、MIPに関する情報を示すMIP情報を取得するMIP情報取得手順と、
前記MEP情報取得手順により取得されたMEP情報と、前記MIP情報取得手順により取得されたMIP情報とから、前記ネットワークの構成を示すトポロジ情報を生成するトポロジ情報生成手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とするネットワーク情報収集プログラム。
(付記6)保守プロトコルに準拠した複数の通信装置と相互に通信可能に接続されて、ネットワークを構成する通信装置に適したネットワーク情報収集方法であって、
前記保守プロトコルのマルチキャストLB機能を用いて、前記ネットワークにLBMフレームを送信するLBMフレーム送信工程と、
前記LBMフレーム送信工程により送信されたLBMフレームの応答として、LBRフレームを受信した場合に、当該LBRフレームの送信元の通信装置をMEPと特定し、当該LBRフレームからMEPに関する情報を示すMEP情報を取得するMEP情報取得工程と、
前記MEP情報取得工程により特定されたMEPに対して、前記保守プロトコルのマルチキャストLT機能を用いたLTMフレームを送信するLTMフレーム送信工程と、
前記LTMフレーム送信工程により送信されたLTMフレームの応答として、LTRフレームを受信した場合に、当該LTRフレームからMIPとなる通信装置を特定するとともに、MIPに関する情報を示すMIP情報を取得するMIP情報取得工程と、
前記MEP情報取得工程により取得されたMEP情報と、前記MIP情報取得工程により取得されたMIP情報とから、前記ネットワークの構成を示すトポロジ情報を生成するトポロジ情報生成工程と、
を含んだことを特徴とするネットワーク情報収集方法。
以上のように、本発明に係通信装置は、保守プロトコルに準拠した複数の通信装置と相互に通信可能に接続されて、ネットワークを構成することに有用であり、特に、保守プロトコルを用いてネットワークに関する各種試験を実施するのに際して、必要な構成情報とネットワーク情報とを自動で取得することに適する。
実施例1に係る通信装置を含むネットワークシステムの全体構成を示す図である。 実施例1に係る通信装置Aの構成を示すブロック図である。 トポロジ検出結果DBに記憶される情報の例を示す図である。 トポロジ検出結果DBに記憶されるトポロジ情報の例を示す図である。 CCMフレームの例を示す図である。 LBMフレームの例を示す図である。 LBRフレームの例を示す図である。 LTMフレームの例を示す図である。 LTRフレームの例を示す図である。 実施例1に係る通信装置Aにおけるネットワークトポロジ検出処理の流れを示すフローチャートである。 MEP情報により認識可能なトポロジ情報の例を示す図である。 MIP情報により認識可能なトポロジ情報の例を示す図である。 検出された情報により認識可能なトポロジ情報の例を示す図である。 実施例2において収集する具体例2のネットワーク構成の図である。 実施例2における具体例1においてLB機能実施後により取得できる情報の例を示す図である。 実施例2における具体例1においてLT機能実施後により取得できる情報の例を示す図である。 CCMフレーム送信を説明するための図である。 実施例2における具体例1においてCC機能実施後により取得できる情報の例を示す図である。 実施例2において収集する具体例2のネットワーク構成の図である。 実施例2における具体例2においてLB機能実施後により取得できる情報の例を示す図である。 実施例2における具体例2においてLT機能実施後により取得できる情報の例を示す図である。 CCMフレーム送信を説明するための図である。 実施例2における具体例2においてCC機能実施後により取得できる情報の例を示す図である。 実施例2において収集する具体例3のネットワーク構成の図である。 実施例2における具体例3においてLB機能実施後により取得できる情報の例を示す図である。 実施例2における具体例3においてLT機能実施後により取得できる情報の例を示す図である。 CCMフレーム送信を説明するための図である。 実施例2における具体例3においてCC機能実施後により取得できる情報の例を示す図である。 実施例2において収集する具体例4のネットワーク構成の図である。 実施例2における具体例3においてLB機能実施後により取得できる情報の例を示す図である。 実施例2の具体例4におけるMEP1に対するLTM応答結果を示す図である。 実施例2の具体例4におけるMEP2に対するLTM応答結果を示す図である。 実施例2における具体例4においてLT機能実施後により取得できる情報の例を示す図である。 CCMフレーム送信を説明するための図である。 実施例2における具体例4においてCC機能実施後により取得できる情報の例を示す図である。 ネットワーク情報収集プログラムを実行するコンピュータシステムの例を示す図である。 従来技術におけるEthernet−OAMに準拠したネットワークを示す図である。 Ethernet−OAMのMEG Levelを示す図である。 CC機能の監視MEPテーブル設定画面を示す図である。 LB/LT機能の監視対象MEP/MIPテーブル設定画面を示す図である。 自MEP設定画面を示す図である。 CC機能を用いた試験を説明するための図である。 LB機能を用いた試験を説明するための図である。 LT機能を用いた試験を説明するための図である。
符号の説明
10 通信装置A
11 EOフレーム識別部
12 EOフレーム送信部
13 GUIインタフェース部
14 記憶部
15 トポロジ検出結果DB
20 制御部
30 EOプロトコル処理エンジン
31 CC機能部
32 LB機能部
33 LT機能部
40 メイン実行部
41 MEP情報取得部
42 MIP情報取得部
43 トポロジ検出処理用シーケンサ
100 コンピュータシステム
101 RAM
102 HDD
102a トポロジ検出結果テーブル
103 ROM
103a CC機能プログラム
103b LB機能プログラム
103c LT機能プログラム
103d MEP情報取得プログラム
103e MIP情報取得プログラム
103f トポロジ検出処理プログラム
104 CPU
104a CC機能プロセス
104b LB機能プロセス
104c LT機能プロセスム
104d MEP情報取得プロセス
104e MIP情報取得プロセス
104f トポロジ検出処理プロセス

Claims (5)

  1. 保守プロトコルに準拠した複数の通信装置と相互に通信可能に接続されて、ネットワークを構成する通信装置であって、
    前記保守プロトコルのマルチキャストLB機能を用いて、前記ネットワークに存在する全ての通信装置に対してLBMフレームを送信するLBMフレーム送信手段と、
    前記LBMフレーム送信手段により送信されたLBMフレームの応答として、LBRフレームを受信した場合に、当該LBRフレームの送信元の通信装置をMEPと特定し、当該LBRフレームからMEPに関する情報を示すMEP情報を取得するMEP情報取得手段と、
    前記MEP情報取得手段により特定されたMEPに対して、前記保守プロトコルのマルチキャストLT機能を用いたLTMフレームを送信するLTMフレーム送信手段と、
    前記LTMフレーム送信手段により送信されたLTMフレームの応答として、LTRフレームを受信した場合に、当該LTRフレームからMIPとなる通信装置を特定するとともに、MIPに関する情報を示すMIP情報を取得するMIP情報取得手段と、
    前記MEP情報取得手段により取得されたMEP情報と、前記MIP情報取得手段により取得されたMIP情報とから、前記ネットワークの構成を示すトポロジ情報を生成するトポロジ情報生成手段と、
    を備えたことを特徴とする通信装置。
  2. 前記MEP情報取得手段によりMEPと特定された通信装置から、前記保守プロトコルのマルチキャストCC機能を用いて送信されたCCMフレームを受信して、当該CCMフレームからMEPIDとCC定期送信間隔を抽出するCC情報抽出手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記トポロジ情報生成手段は、生成されたトポロジ情報を所定の表示部にグラフィカル表示することを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
  4. 前記LBMフレーム送信手段は、前記保守プロトコルのマルチキャストLB機能を用いて、前記ネットワークにLBMフレームを所定の間隔で送信し、
    前記LTMフレーム送信手段は、前記MEP情報取得手段により特定されたMEPに対して、前記保守プロトコルのマルチキャストLT機能を用いたLTMフレームを送信することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の通信装置。
  5. 保守プロトコルに準拠した複数の通信装置と相互に通信可能に接続されて、ネットワークを構成する通信装置としてコンピュータに実行させるネットワーク情報収集プログラムであって、
    前記保守プロトコルのマルチキャストLB機能を用いて、前記ネットワークに存在する全ての通信装置に対してLBMフレームを送信するLBMフレーム送信手順と、
    前記LBMフレーム送信手順により送信されたLBMフレームの応答として、LBRフレームを受信した場合に、当該LBRフレームの送信元の通信装置をMEPと特定し、当該LBRフレームからMEPに関する情報を示すMEP情報を取得するMEP情報取得手順と、
    前記MEP情報取得手順により特定されたMEPに対して、前記保守プロトコルのマルチキャストLT機能を用いたLTMフレームを送信するLTMフレーム送信手順と、
    前記LTMフレーム送信手順により送信されたLTMフレームの応答として、LTRフレームを受信した場合に、当該LTRフレームからMIPとなる通信装置を特定するとともに、MIPに関する情報を示すMIP情報を取得するMIP情報取得手順と、
    前記MEP情報取得手順により取得されたMEP情報と、前記MIP情報取得手順により取得されたMIP情報とから、前記ネットワークの構成を示すトポロジ情報を生成するトポロジ情報生成手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするネットワーク情報収集プログラム。
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