JP4421626B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
請求項1の遊技機に備えた基板収容ケースは、1対のケース構成体を合体してなる。そして、基板収容ケースに制御基板を収納するには、分離された状態にある1対のケース構成体のうち一方のケース構成体に備えた基板載置部に制御基板を載置して、第1の基板係止部に係止する。この係止により、他方のケース構成体と合体する前の状態において制御基板が基板載置部から外れる虞が低減し、他方のケース構成体と合体するまでの間の作業を効率よく行うことができる。また、制御基板を載置する際には、制御基板のうち遊技の制御に使用される電子部品が実装された電子実装面を開放した状態にして制御基板を基板載置部に載置する。そして、他方のケース構成体を一方のケース構成体に合体させる。このとき、他方のケース構成体に備えた基板係止解除部により第1の基板係止部による制御基板の係止が解除されると共に、他方のケース構成体に備えた第2の基板係止部が制御基板を係止する。そして、基板保護壁によって制御基板の電子実装面が覆われて保護される。これにより、両ケース構成体を分離した際には、制御基板は第2の基板係止部の係止により他方のケース構成体に保持されかつ基板保護壁にて制御基板の電子実装面が覆われた状態が維持される。従って、電子実装面上の電子部品を交換するためには、両ケース構成体を分離した後で、さらに、制御基板と第2の基板係止部との係止を解除する必要があり、電子実装面上の電子部品の交換に手間等を要する。これにより、不正などの目的で基板収容ケース内における制御基板に実装された電子部品を交換する等の行為を抑制することができる。
請求項2の構成では、第1の基板係止部が、両ケース構成体の合体方向に延びた突片構造をなしてその先端部に第1の係止突起を形成してなる。そして、制御基板を制御基板載置部に載置する過程で、第1の係止突起が制御基板の縁部に摺接して第1の基板係止部が弾性変形し、制御基板の載置完了時に第1の係止突起が制御基板の縁部を乗り越えて弾性復元し、第1の係止突起が制御基板の縁部に電子実装面側から係止する。このように、本発明によれば、制御基板を基板載置部に載置する作業と同時に第1の基板係止部で制御基板を係止することができ、作業性がよい。
請求項3の構成によれば、基板係止解除部の先端部に摺接傾斜面を備えたので、両ケース構成体を合体させたときに、第1の基板係止部の先端部に摺接して第1の基板係止部を弾性変形させ、第1の係止突起と制御基板の縁部との係止を解除させることができる。また、基板係止解除部の先端部に基板位置決面を備えたので、制御基板の載置完了後に制御基板を電子実装面側から押さえ制御基板の位置決めをすることができる。
請求項4の構成によれば、基板係止解除部を筒状構造にしたことにより強度が増す。
請求項5の構成によれば、両ケース構成体の封止壁が重なり合った状態で、それら封止壁を封止部材が貫通して抜け止めされている。そして、両ケース構成体を分離するときに、少なくとも一方の封止壁を破断するので、その破断に基づいて両ケース構成体が分離されたことを発見することができる。そして、封止のために用いた前記封止部材を第2の基板係止部に側方から突き合わせたことで、その第2の基板係止部の弾性変形が規制され、第2の基板係止部と制御基板との係止を強化することができる。
請求項6の構成によれば、一方の封止壁を破断して両ケース構成体を分離しても、封止部材を第2の基板係止部に側方から突き合わせた状態が維持され、第2の基板係止部と制御基板との係止が容易には解除されなくなる。これにより、例えば、電子実装面上の電子部品を交換するために、手間等を要し、不正などの目的で制御基板に実装された電子部品を交換する等の行為を抑制することができる。
請求項7の構成によれば、両ケース構成体が分離した状態で、切断部において封止壁を封止部材と共にケース構成体から切り離せば、第2の基板係止部の弾性変形が可能になり、ケース構成体から制御基板を取り外すことができる。これにより、例えば、正規の作業で制御基板又はその制御基板に実装された電子部品を交換する等の必要が発生した場合にも対応することができる。更に、不正などを目的として切断部を切断して、制御基板をケース構成体から取り外し、制御基板に実装された電子部品を交換するなどの行為を行ったとしても、切断部が切断されていることを発見することが可能であり、結果、不正されたか否かを確認することが可能である。
請求項8の構成によれば、両ケース構成体が分離した状態で露出する制御基板における電子実装面の裏面は、電子部品が実装されていない非電子実装面になっているので、不正な電子部品の交換等を抑制することができる。
以下、本発明を適用したパチンコ遊技機10に係る第1実施形態を、図1〜図9及び図18〜図21に基づいて説明する。図1に示すように、本実施形態のパチンコ遊技機10の遊技盤11には、ガイドレール12で囲まれたほぼ円形の遊技領域R1が形成され、その遊技領域R1の中央部に表示装置13が備えられている。遊技領域R1のうち表示装置13より下方には、始動入賞口14、大入賞口15及び外れ球受け入れ口16が、上から順に間隔を開けて並べて設けられている。また、遊技領域R1のうち表示装置13の両側には、ランプ風車17、始動ゲート18、特定入賞口18T、風車19、一般入賞口20,21がそれぞれ設けられ、遊技領域R1全体に亘って、図示しない複数の障害釘が起立している。さらに、ガイドレール12に沿った両側端部には、サイドランプ22,22が設けられている。
本実施形態は図10〜図17に示されている。本実施形態は、前記第1実施形態の構成に対し、ケース体66における封止壁66Fの構成と、カバー体80における第2の基板係止部83の構成が主として異なる。以下、第1実施形態の同一の構成に関しては第1実施形態と同一符号を付して重複した説明は両略し、第1実施形態と異なる構成に関してのみ説明する。
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
50 主制御装置
60 主制御基板
60H 非電子実装面
60J 電子実装面
61A ワンチップマイコン(電子部品)
62 基板収容ケース
65 封止ピン(封止部材)
66 ケース体(ケース構成体)
66F,80F 封止壁
66S 基板載置部
67 底壁
73 第1の基板係止部
73C 第1の係止突起
68U ピン組付孔
80 カバー体(ケース構成体)
81 基板保護壁
83 第2の基板係止部
83A 摺接斜面
83B 係止面
83C 第2の係止突起
83K 可撓梁部材
85T 切断部
86 基板係止解除部
86A 摺接傾斜面(係止解除摺接部)
86B 基板位置決面
86C 先端壁部
90T 優先破断部
Claims (8)
- 遊技に関する制御を行う制御基板を収納可能な、1対のケース構成体を合体してなる基板収容ケースを備えた遊技機において、
前記制御基板には、遊技の制御に使用される電子部品が実装された電子実装面が設けられ、
前記1対のケース構成体のうち一方の前記ケース構成体には、他方の前記ケース構成体との合体前に前記制御基板を前記電子実装面が開放した状態で載置可能な基板載置部と、
前記基板載置部に前記制御基板を載置した際に前記制御基板を係止可能な第1の基板係止部とが設けられ、
前記他方の前記ケース構成体には、前記制御基板の前記電子実装面を保護するための基板保護壁と、前記制御基板を係止可能な第2の基板係止部と、前記1対のケース構成体の合体の際に前記第1の基板係止部に当接させてその第1の基板係止部による前記制御基板の係止を解除可能な基板係止解除部とが設けられ、
前記1対のケース構成体の合体の際に、前記基板保護壁により前記制御基板の前記電子実装面を覆うと共に前記基板載置部に載置された前記制御基板への前記第1の基板係止部による係止状態を前記基板係止解除部により解除し、前記第2の基板係止部が前記制御基板に係止される一方、
一旦合体した前記1対のケース構成体を分離した際に、前記制御基板は前記第2の基板係止部の係止により前記他方のケース構成体に保持された状態で前記基板載置部から離脱するように構成したことを特徴とする遊技機。 - 前記第1の基板係止部は、前記両ケース構成体の合体方向に延びた突片構造をなしてその先端部に第1の係止突起を有し、前記制御基板を前記基板載置部に載置する過程で、前記第1の係止突起が前記制御基板に摺接することで弾性変形すると共に、前記制御基板の載置完了と共に弾性復元して前記第1の係止突起を前記制御基板の縁部に前記電子実装面側から係止させるように構成され、
前記第2の基板係止部は、前記両ケース構成体の合体方向に延びた突片構造をなしてその先端部に第2の係止突起を有し、前記両ケース構成体を合体する過程で、前記第2の係止突起が前記制御基板に摺接することで弾性変形すると共に、前記両ケース構成体を合体完了と共に弾性復元して前記第2の係止突起を前記制御基板の縁部に前記電子実装面と反対側から係止させるように構成され、
前記基板係止解除部は、前記基板保護壁から前記第1の基板係止部に向かって突出形成されると共に、前記両ケース構成体を合体させたときに、前記第1の基板係止部の先端部に摺接して弾性変形させ、前記第1の係止突起と前記制御基板の縁部との係止を解除させる係止解除摺接部を有したことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。 - 前記基板係止解除部の先端部には、前記両ケース構成体を合体方向に対して傾斜し、前記第1の基板係止部の先端部に摺接可能な前記係止解除摺接部としての摺接傾斜面と、前記電子実装面の縁部と略平行になって前記電子実装面に突き合わされる基板位置決面とが隣り合わせに備えられたことを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
- 前記基板係止解除部は、前記基板保護壁の一部を中空の筒状に突出させて、その先端部を先端壁部で閉塞してなり、前記先端壁部に前記摺接傾斜面と前記基板位置決面とが形成されたことを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
- 前記両ケース構成体に形成され、前記両ケース構成体が合体したときに重なり合う封止壁と、
重なり合った前記封止壁を貫通して抜け止めされる封止部材とを設け、
少なくとも一方の前記封止壁を破断させることで前記両ケース構成体を分離する構成であり、
前記封止部材を前記第2の基板係止部に側方から突き合わせて、前記第2の基板係止部の弾性変形を規制したことを特徴とする請求項2乃至4の何れかに記載の遊技機。 - 重なり合った前記封止壁のうち前記第2の基板係止部を有しない側の前記ケース構成体の前記封止壁が優先して破断させるための優先破断部を設けたことを特徴とする請求項5に記載の遊技機。
- 重なり合った前記封止壁のうち前記第2の基板係止部を有する側の前記ケース構成体には前記両ケース構成体が分離した状態で、前記封止壁を前記封止部材と共に前記ケース構成体から切り離し可能とする切断部を設けたことを特徴とする請求項6に記載の遊技機。
- 前記基板載置部と前記制御基板の前記電子実装面の裏面とが対向するように前記基板載置部に前記制御基板が載置可能であり、前記制御基板の裏面は、電子部品が実装されていない非電子実装面になっていることを特徴とする請求項1乃至7に記載の遊技機。
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