JP4421626B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、制御基板を基板収容ケースに収容して備えた遊技機に関する。
従来、この種の遊技機としてのパチンコ遊技機は、後面に基板収容ケースを備え、その内部に収容された制御基板にROM等の電子部品が実装されていた。また、基板収容ケースは、ケース本体とケース蓋体とを分離可能であった(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−276385号公報([0032]、第5図)
しかしながら、上記した従来のパチンコ遊技機では、ケース蓋体をケース本体から分離すると、制御基板がケース本体に保持された状態でその制御基板におけるROM等の実装面が露出する構成になっていたので、例えば、遊技場の営業時間中に、人目を盗んで短時間で一旦ケース本体からケース蓋体を取り外してROM等の電子部品を交換し、遊技を頻繁に大当たり状態にする等の不正行為が可能であった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、不正などの目的で基板収容ケース内における電子部品を交換する等の行為を抑制可能な遊技機の提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明に係る遊技機は、遊技に関する制御を行う制御基板を収納可能な、1対のケース構成体を合体してなる基板収容ケースを備えた遊技機において、制御基板には、遊技の制御に使用される電子部品が実装された電子実装面が設けられ、1対のケース構成体のうち一方のケース構成体には、他方のケース構成体との合体前に制御基板を電子実装面が開放した状態で載置可能な基板載置部と、基板載置部に制御基板を載置した際に制御基板を係止可能な第1の基板係止部とが設けられ、他方のケース構成体には、制御基板の電子実装面を保護するための基板保護壁と、制御基板を係止可能な第2の基板係止部と、1対のケース構成体の合体の際に第1の基板係止部に当接させてその第1の基板係止部による制御基板の係止を解除可能な基板係止解除部とが設けられ、1対のケース構成体の合体の際に、基板保護壁により制御基板の電子実装面を覆うと共に基板載置部に載置された制御基板への第1の基板係止部による係止状態を基板係止解除部により解除し、第2の基板係止部が制御基板に係止される一方、一旦合体した1対のケース構成体を分離した際に、制御基板は第2の基板係止部の係止により他方のケース構成体に保持された状態で基板載置部から離脱するように構成したところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載の遊技機において、第1の基板係止部は、両ケース構成体の合体方向に延びた突片構造をなしてその先端部に第1の係止突起を有し、制御基板を基板載置部に載置する過程で、第1の係止突起が制御基板に摺接することで弾性変形すると共に、制御基板の載置完了と共に弾性復元して第1の係止突起を制御基板の縁部に電子実装面側から係止させるように構成され、第2の基板係止部は、両ケース構成体の合体方向に延びた突片構造をなしてその先端部に第2の係止突起を有し、両ケース構成体を合体する過程で、第2の係止突起が制御基板に摺接することで弾性変形すると共に、両ケース構成体を合体完了と共に弾性復元して第2の係止突起を制御基板の縁部に電子実装面と反対側から係止させるように構成され、基板係止解除部は、基板保護壁から第1の基板係止部に向かって突出形成されると共に、両ケース構成体を合体させたときに、第1の基板係止部の先端部に摺接して弾性変形させ、第1の係止突起と制御基板の縁部との係止を解除させる係止解除摺接部を有したところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項2に記載の遊技機において、基板係止解除部の先端部には、両ケース構成体を合体方向に対して傾斜し、第1の基板係止部の先端部に摺接可能な係止解除摺接部としての摺接傾斜面と、電子実装面の縁部と略平行になって電子実装面に突き合わされる基板位置決面とが隣り合わせに備えられたところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項3に記載の遊技機において、基板係止解除部は、基板保護壁の一部を中空の筒状に突出させて、その先端部を先端壁部で閉塞してなり、先端壁部に摺接傾斜面と基板位置決面とが形成されたところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項2乃至4の何れかに記載の遊技機において、両ケース構成体に形成され、両ケース構成体が合体したときに重なり合う封止壁と、重なり合った封止壁を貫通して抜け止めされる封止部材とを設け、少なくとも一方の封止壁を破断させることで両ケース構成体を分離する構成であり、封止部材を第2の基板係止部に側方から突き合わせて、第2の基板係止部の弾性変形を規制したところに特徴を有する。
請求項6の発明は、請求項5に記載の遊技機において、重なり合った封止壁のうち第2の基板係止部を有しない側のケース構成体の封止壁が優先して破断させるための優先破断部を設けたところに特徴を有する。
請求項7の発明は、請求項6に記載の遊技機において、重なり合った封止壁のうち第2の基板係止部を有する側のケース構成体には両ケース構成体が分離した状態で、封止壁を封止部材と共にケース構成体から切り離し可能とする切断部を設けたところに特徴を有する。
請求項8の発明は、請求項1乃至7に記載の遊技機において、基板載置部と制御基板の電子実装面の裏面とが対向するように基板載置部に制御基板が載置可能であり、制御基板の裏面は、電子部品が実装されていない非電子実装面になっているところに特徴を有する。
[請求項1の発明]
請求項1の遊技機に備えた基板収容ケースは、1対のケース構成体を合体してなる。そして、基板収容ケースに制御基板を収納するには、分離された状態にある1対のケース構成体のうち一方のケース構成体に備えた基板載置部に制御基板を載置して、第1の基板係止部に係止する。この係止により、他方のケース構成体と合体する前の状態において制御基板が基板載置部から外れる虞が低減し、他方のケース構成体と合体するまでの間の作業を効率よく行うことができる。また、制御基板を載置する際には、制御基板のうち遊技の制御に使用される電子部品が実装された電子実装面を開放した状態にして制御基板を基板載置部に載置する。そして、他方のケース構成体を一方のケース構成体に合体させる。このとき、他方のケース構成体に備えた基板係止解除部により第1の基板係止部による制御基板の係止が解除されると共に、他方のケース構成体に備えた第2の基板係止部が制御基板を係止する。そして、基板保護壁によって制御基板の電子実装面が覆われて保護される。これにより、両ケース構成体を分離した際には、制御基板は第2の基板係止部の係止により他方のケース構成体に保持されかつ基板保護壁にて制御基板の電子実装面が覆われた状態が維持される。従って、電子実装面上の電子部品を交換するためには、両ケース構成体を分離した後で、さらに、制御基板と第2の基板係止部との係止を解除する必要があり、電子実装面上の電子部品の交換に手間等を要する。これにより、不正などの目的で基板収容ケース内における制御基板に実装された電子部品を交換する等の行為を抑制することができる。
[請求項2の発明]
請求項2の構成では、第1の基板係止部が、両ケース構成体の合体方向に延びた突片構造をなしてその先端部に第1の係止突起を形成してなる。そして、制御基板を制御基板載置部に載置する過程で、第1の係止突起が制御基板の縁部に摺接して第1の基板係止部が弾性変形し、制御基板の載置完了時に第1の係止突起が制御基板の縁部を乗り越えて弾性復元し、第1の係止突起が制御基板の縁部に電子実装面側から係止する。このように、本発明によれば、制御基板を基板載置部に載置する作業と同時に第1の基板係止部で制御基板を係止することができ、作業性がよい。
また、第2の基板係止部が、両ケース構成体の合体方向に延びた突片構造をなしてその先端部に第2の係止突起を形成してなる。そして、両ケース構成体を合体する過程で、第2の係止突起が制御基板の縁部に摺接して第2の係止突起が弾性変形し、両ケース構成体の合体完了時に第2の係止突起が制御基板の縁部を乗り越えて弾性復元し、第2の係止突起が制御基板の縁部に電子実装面の裏面側から係止する。さらに、基板係止解除部は、基板保護壁から第1の基板係止部に向かって突出形成されてなる。そして、基板係止解除部の先端部の係止解除摺接部が、両ケース構成体を合体させたときに、第1の基板係止部の先端部に摺接して第1の基板係止部を弾性変形させ、第1の係止突起と制御基板の縁部との係止を解除させる。このように、本発明によれば、両ケース構成体を合体させる作業と同時に第2の基板係止部に制御基板を係止するとともに、第1の基板係止部による制御基板の係止を解除することができ、作業性がよい。
[請求項3の発明]
請求項3の構成によれば、基板係止解除部の先端部に摺接傾斜面を備えたので、両ケース構成体を合体させたときに、第1の基板係止部の先端部に摺接して第1の基板係止部を弾性変形させ、第1の係止突起と制御基板の縁部との係止を解除させることができる。また、基板係止解除部の先端部に基板位置決面を備えたので、制御基板の載置完了後に制御基板を電子実装面側から押さえ制御基板の位置決めをすることができる。
[請求項4の発明]
請求項4の構成によれば、基板係止解除部を筒状構造にしたことにより強度が増す。
[請求項5の発明]
請求項5の構成によれば、両ケース構成体の封止壁が重なり合った状態で、それら封止壁を封止部材が貫通して抜け止めされている。そして、両ケース構成体を分離するときに、少なくとも一方の封止壁を破断するので、その破断に基づいて両ケース構成体が分離されたことを発見することができる。そして、封止のために用いた前記封止部材を第2の基板係止部に側方から突き合わせたことで、その第2の基板係止部の弾性変形が規制され、第2の基板係止部と制御基板との係止を強化することができる。
[請求項6の発明]
請求項6の構成によれば、一方の封止壁を破断して両ケース構成体を分離しても、封止部材を第2の基板係止部に側方から突き合わせた状態が維持され、第2の基板係止部と制御基板との係止が容易には解除されなくなる。これにより、例えば、電子実装面上の電子部品を交換するために、手間等を要し、不正などの目的で制御基板に実装された電子部品を交換する等の行為を抑制することができる。
[請求項7の発明]
請求項7の構成によれば、両ケース構成体が分離した状態で、切断部において封止壁を封止部材と共にケース構成体から切り離せば、第2の基板係止部の弾性変形が可能になり、ケース構成体から制御基板を取り外すことができる。これにより、例えば、正規の作業で制御基板又はその制御基板に実装された電子部品を交換する等の必要が発生した場合にも対応することができる。更に、不正などを目的として切断部を切断して、制御基板をケース構成体から取り外し、制御基板に実装された電子部品を交換するなどの行為を行ったとしても、切断部が切断されていることを発見することが可能であり、結果、不正されたか否かを確認することが可能である。
[請求項8の発明]
請求項8の構成によれば、両ケース構成体が分離した状態で露出する制御基板における電子実装面の裏面は、電子部品が実装されていない非電子実装面になっているので、不正な電子部品の交換等を抑制することができる。
[第1実施形態]
以下、本発明を適用したパチンコ遊技機10に係る第1実施形態を、図1〜図9及び図18〜図21に基づいて説明する。図1に示すように、本実施形態のパチンコ遊技機10の遊技盤11には、ガイドレール12で囲まれたほぼ円形の遊技領域R1が形成され、その遊技領域R1の中央部に表示装置13が備えられている。遊技領域R1のうち表示装置13より下方には、始動入賞口14、大入賞口15及び外れ球受け入れ口16が、上から順に間隔を開けて並べて設けられている。また、遊技領域R1のうち表示装置13の両側には、ランプ風車17、始動ゲート18、特定入賞口18T、風車19、一般入賞口20,21がそれぞれ設けられ、遊技領域R1全体に亘って、図示しない複数の障害釘が起立している。さらに、ガイドレール12に沿った両側端部には、サイドランプ22,22が設けられている。
また、遊技盤11の前面側は前面枠10Zにて覆われ、その前面枠10Zに形成されたガラス窓10Wを通して上記遊技領域R1が前方に臨んでいる。ガラス窓10Wの上方には、装飾ランプ35が設けられ、ガラス窓10Wより下方には、上皿27A及び下皿27Bが上下2段にして設けられている。そして、上皿27Aに備えたボタン29を押すと上皿27Aに収容されている遊技球が下皿27Bへと移動する。また、上皿27Aの両側には、スピーカ56Sが備えられ、下皿27Bの右端部には操作ノブ28が設けられている。そして、操作ノブ28を回動操作すると、上皿27Aに収容された遊技球が遊技領域R1に向けて弾き出される。
次に所要の各部位についてさらに詳説する。始動ゲート18は、遊技球が潜って通過可能な門形構造をなし、通過した遊技球は、その始動ゲート18に内蔵したゲートスイッチによって検出される。そして、その検出信号に基づいて、後述する普通図柄表示領域24の図柄が変動表示される。
特定入賞口18Tも始動ゲート18と同様に、遊技球が通過可能な門形構造をなしており、特定入賞口18Tを通過した遊技球は、特定入賞口18Tに内蔵した特定入賞口スイッチによって検出され、検出信号に基づいて、所定数(例えば4個)の賞球が上皿27Aに払い出される。
一般入賞口20,21は、所謂、ポケット構造をなし、遊技球が丁度1つ入球可能な大きさで上方に開口している。そして、各一般入賞口20,21に入った遊技球は、遊技盤11に設けた図示しない貫通孔を通って、遊技盤11の裏側に回収される。また、これら各一般入賞口20,21の内部には、遊技球の入賞を検出するための一般入賞口スイッチが備えられ、それら各一般入賞口スイッチSW4が遊技球の1球の入賞を検出する度に、所定数(例えば4個)の賞球が上皿27Aに払い出される。
始動入賞口14は、所謂、ポケット構造をなして上方に向かって開口しており、その開口の両側部には可動翼片14C,14Cが備えられている。これら両可動翼片14C,14Cは、常には起立状態になっており、両可動翼片14C,14Cに挟まれた始動入賞口14の開口幅は、遊技球が約1つ入る大きさになっている。そして、前記ゲートスイッチへの遊技球の通過を起因に遊技盤11の裏に設けたソレノイドが駆動されると、可動翼片14C,14Cが横に倒され、遊技球が可動翼片14Cに案内されて始動入賞口14に入り得る状態になる。
始動入賞口14に遊技球が入賞すると、始動入賞口14内に設けた始動口センサが遊技球を検出し、その検出信号に基づいて表示装置13が後述するように図柄を変動表示する。なお、表示装置13が図柄を変動表示している間に、始動入賞口14に入賞した入賞球は、4個まで保留記憶される。
大入賞口15は、横長に形成されて、常には、可動扉15Tにて閉塞されている。そして、後述する所定条件の成立によって、パチンコ遊技機10が「大当たり状態」になると、遊技盤11の裏に設けた駆動装置(例えば、ソレノイド)が駆動され、可動扉15Tが所定期間に亘って前側に倒れる。これにより、大入賞口15が開放され、可動扉15Tを案内にして、大入賞口15に多くの遊技球が入賞可能になる。ここで、可動扉15Tが、開放してから閉じるまでの間を「ラウンド」と称すると、1つのラウンドは、可動扉15Tの開放時間が30秒に達したか、又は、大入賞口15に遊技球が10個入賞したか、の何れかの条件が先に満たされた場合に終了する。
大入賞口15の内部には、継続入賞口と計数入賞口とが設けられており、これら継続入賞口及び計数入賞口が開放される。より詳細には、可動扉15Tが開いたときには、継続入賞口は開放しており、継続入賞口に入賞後、ソレノイドが駆動されて、継続入賞口が閉鎖される一方、計数入賞口は開放されたままとなる。そして、継続入賞口内に設けた特定領域センサが遊技球の入賞を検出すると継続権利が発生して、前述した終了条件(可動扉15Tの開放時間が30秒に達したか、又は、大入賞口15に遊技球が10個入賞したか)を満たしてラウンドが終了した後で、連続して次のラウンドが実行される。また、計数入賞口内に設けたカウントセンサが遊技球の入賞を検出すると、前記継続入賞口への入賞球と合わせて、大入賞口15への入賞球がカウントされ、これらが前記したように計10個に達したか否かがチェックされる。
表示装置13は、全体として枠形構造をなした表示枠体23の後端面に、図示しない液晶モジュール(詳細には、TFT−LCDモジュール)を組み付けてなる。液晶モジュールのうち表示枠体23によって取り囲まれた前面部分は、液晶表示部34となっており、遊技者は、表示枠体23を通して液晶表示部34に表示された画像を見ることができる。
液晶表示部34には、図1に示すように、通常は、3つの左、中、右の特別図柄13A,13B,13Cが横並びに表示されている。これら各特別図柄13A,13B,13Cは、例えば、「0」〜「11」の数字を表記した複数種類のもので構成されており、通常は、各特別図柄13A,13B,13Cごと、所定の種類のものが、液晶表示部34に確定表示されている。そして、始動入賞口14に遊技球が入賞したときに当否判定し、各特別図柄13A,13B,13Cが、上下方向にスクロールして変動表示され、所定時間後に、例えば、左、中、右の順で各特別図柄13A,13B,13Cが停止表示される。このとき、例えば、当否判定の結果が当たりで全ての特別図柄13A,13B,13Cが同じ図柄、即ち、ぞろ目になった場合に、遊技が「大当たり状態」になり、可動扉15Tが開かれる。
液晶表示部34のうち、特別図柄13A,13B,13Cの表示領域の左下隅には、普通図柄表示領域24が設けられている。この普通図柄表示領域24は、始動ゲート18内に設けたゲートスイッチが遊技球の通過を検出したときに当否判定して、例えば、「0」〜「9」までの数字を所定期間に亘って変動表示した後、所定の数字を確定表示する。そして、確定表示された数字が、例えば、奇数の場合に、始動入賞口14に設けた可動翼片14C,14Cが所定期間(例えば、0.4秒)に亘って横に倒される。なお、普通図柄表示領域24で表示する図柄は、数字に限るものではなく、アルファベットや記号等でもよい。
図2に示すように、パチンコ遊技機10の後面には、主制御装置50、ランプ制御装置51、音声制御装置52、表示制御装置57、発射制御装置55、払出制御装置59が設けられている。そして、主制御装置50が、遊技の当否判定を行うと共に、パチンコ遊技機10全体を統括的に制御し、その主制御装置50から制御信号を受けて、ランプ制御装置51が、サイドランプ22,22や装飾ランプ35、LED等の発光を制御し、音声制御装置52が、スピーカ56Sから出力するBGMや演出時の音声データを制御し、表示制御装置57が、液晶表示部34に表示する遊技画像を制御している。また、払出制御装置59は、各入賞口14,15,18T,20,21への遊技球の入賞に基づいた主制御装置50からの信号や、プリペイドカードユニット150からの信号に基づいて、賞球払出装置及び球貸し装置を駆動して遊技球を上皿27Aに払い出し、発射制御装置55は、操作ノブ28の操作量に応じて図示しない発射モータを駆動制御している。
また、上記した各制御装置50〜52,55,57,59は、制御基板を透明な樹脂製の基板収容ケースに収容したユニット構造をなしている。そして、パチンコ遊技機10の後面中央にランプ制御装置51及び音声制御装置52が横並びに配置されている。それらランプ制御装置51及び音声制御装置52より下方には、払出制御装置59が電源装置58と横並びにして配置され、その電源装置58の下方の発射制御装置55が配置されている。また、ランプ制御装置51及び音声制御装置52より上方に、表示制御装置57が配置され、その表示制御装置57を遊技盤11との間で挟むように主制御装置50が取り付けられている。そして、パチンコ遊技機10の後面に、前面開放の箱形カバー10Cが取り付けられ、その内部にランプ制御装置51、音声制御装置52、表示制御装置57、主制御装置50が収容されている。なお、箱形カバー10Cも、各制御装置50〜52,55,57,59の基板収容ケースと同様に透明な樹脂で構成されており、パチンコ遊技機10の後面側から各制御装置50〜52,55,57,59の内部を視認することができる。
各制御装置50〜52,55,57,59のうち主制御装置50に備えた基板収容ケース62に本発明に係る「基板収容ケース」の構造が適用されている。図3には、主制御装置50の全体が示され、図4には、主制御装置50を構成部品に分解した状態が示されている。
図4に示すように、主制御装置50が有する制御基板60(以下、「主制御基板60」という)は、例えば横長の長方形状をなし、その四隅には円形の基板貫通孔60Aが貫通形成されている。また、図4において上方を向いた主制御基板60の表面は本発明に係る電子実装面60Jになっており、その電子実装面60Jには、CPUとRAM及びROMを合わせてパッケージしてなるワンチップマイコン61A、その他のICチップ61B、コンデンサ61C等の電子部品が実装されると共に、他の制御基板との間でハーネスを接続するためのケーブルコネクタ61Dも実装されている。なお、主制御基板60のうち図4における下方を向いた主制御基板60の裏面は本発明に係る非電子実装面60Hになっており、その非電子実装面60Hには、電子部品は実装されていない。
ワンチップマイコン61Aは、ソケット61Sを介して電子実装面60Jに実装されている。即ち、ソケット61Sが電子実装面60Jに半田付けされ、そのソケット61Sにワンチップマイコン61Aが着脱可能に取り付けられている。これにより、複数種類のパチンコ遊技機10の間で主制御基板60の部品を共通化してワンチップマイコン61Aのみを変更することができると共に、不具合発生時やバージョンアップ時にワンチップマイコン61Aを容易に交換することができるようになっている。
また、パチンコ遊技機10の電源を投入すると、ワンチップマイコン61AのCPUは、ROMに記憶された所定の制御プログラムを実行して遊技の当否判定を行っている。具体的には、パチンコ遊技機10の電源を投入すると、CPUが、常時、乱数を生成しており、始動入賞口14に遊技球が入球したタイミングで生成された乱数が、予めROMに記憶された複数個の「当たり数値」の何れかと一致した場合に遊技を大当たり状態にする。従って、ワンチップマイコン61Aを交換し、そのワンチップマイコン61AのROMに記憶された「当たり数値」の個数を不正に増やせば、大当たり状態を頻発することになる。そこで、本実施形態では、前述の如く主制御装置50の基板収容ケース62に本発明に係る「基板収容ケース」の構造が適用されている。
基板収容ケース62は、本発明に係る「1対のケース構成体」に相当するケース体66とカバー体80とからなる。ケース体66は、略長方形の底壁67の外縁全体から側壁68を起立した構造になっている。
図4に示すように、ケース体66のうち縦方向(ケース体66の平面形状における短手方向)で対向した1対の側壁68,68の両端部には、係止爪70がそれぞれ形成されている。各係止爪70は、図5に示すように、側壁68に互いに平行な1対のスリット70S,70Sを形成し、それらスリット70S,70Sの間に設けられた片持梁片70Hの先端寄り位置の内面に、係止突部70Aを突出形成してなる。なお、片持梁片70Hは、側壁68の全体より図5の上方に突出している。係止突部70Aは、片持梁片70Hの先端側に傾斜面を備えた矢尻形状になっている。
ケース体66のうち側壁68に囲まれた部分は、本発明に係る基板載置部66Sになっている。図20に示すように、基板載置部66Sの短手方向の各辺のうち一方の長手方向の辺寄り位置には、本発明の第1の基板係止部73,73が設けられている。各第1の基板係止部73は、図18に示すように、基板載置部66Sからカバー体80に向かって延びた可撓梁部材73Kの先端部分に第1の係止突起73Cを備えている。第1の係止突起73Cは、第1の基板係止部73のうちカバー体80の基板保護壁81を向いた側には、底壁67と基板保護壁81との対向方向に対して傾斜した摺接斜面73Aが備えられ、基板保護壁81と反対側を向いた側には、基板保護壁81と底壁67との対向方向に対して直交した係止面73Bが備えられている。
また、基板載置部66Sの4角には、1対の位置決支柱69,69が設けられている。位置決支柱69は、図5に示すように、底壁67から起立した円柱体を先端寄り位置で段付き状に縮径し、先端に段差面69Bと小径部69Aを備えた構造になっている。また、図20に示すように、ケース体66のうち側壁68の縁部には、複数の基板支持支柱74が設けられ、それら基板支持支柱74の先端面は、位置決支柱69の段差面69Bと面一になっている。この段差面69B及び基板支持支柱74の先端面は、第1の基板係止部73の係止面73Bよりも若干底壁67寄りの位置に配置されている。そして、複数の基板支持支柱74を主制御基板60の非電子実装面60H側の縁部に突き当て、位置決支柱69の小径部69Aを主制御基板60の基板貫通孔60Aに凹凸嵌合するとともに、第1の基板係止部73の係止面73Bを電子実装面60J側の縁部から当接させて主制御基板60を基板載置部66Sに係止する。
図5に示すように、主制御基板60を側壁68に載置した状態で、ケース体66おける横方向(ケース体66の平面形状における長手方向)で対向した1対の側壁68,68の内面と主制御基板60の外縁部との間に挟まれた部分には、本発明に係る封止壁66F,66Fがそれぞれ設けられている。各封止壁66Fは、底壁67から起立して互いに隣接した1対の対向起立壁71,72とからなる。一方の対向起立壁71は、底壁67の縦方向における中央部に配置されて縦方向に延び、側壁68の内面の一部に対向している。また、その対向起立壁71全体は、側壁68より高くなっており、対向起立壁71の両端部に側壁68より低い封止補助壁71H,71Hが一体形成されている。そして、対向起立壁71の基端寄り位置には、複数(例えば、4つ)の封止ピン貫通孔71Aが横並びに形成されている。他方の対向起立壁72(以下、適宜、「後側の対向起立壁72」という)は、一方の対向起立壁71(以下、適宜、「前側の対向起立壁71」という)より僅か短い長さをなして底壁67の縦方向に延びかつ前側の封止補助壁71Hと略同一の高さになっている。また、後側の対向起立壁72には、前側の対向起立壁71の各封止ピン貫通孔71Aと同軸上にそれぞれ封止ピン貫通孔72Aが貫通形成されている(図4における右側の封止壁66F参照)。
後側の対向起立壁72のうち前側の対向起立壁71との対向した前面は、封止補助壁71Hの後面と面一になっており、前側の対向起立壁71は、封止補助壁71H,71Hに対して後側の対向起立壁72から離れる側に僅かにずれている(図4における右側の封止壁66F参照)。また、図示しないが、後側の対向起立壁72の前面には、封止ピン貫通孔72Aの開口縁を含んだ部分に上下に延びた前面溝が陥没形成されている。さらに、封止補助壁71Hの後面には、係止凹部71Bが陥没形成されている。そして、両対向起立壁71,72の間に板金製の封止プレート63が挟持されている。封止プレート63は、封止補助壁71H,71Hの一端から他端に亘った長さの帯板状をなしている。封止プレート63のうち前側の対向起立壁71に対応した中間部の両側縁は、その対向起立壁71に向けて直角曲げされて1対の補強リブ63B,63Bになっている。封止プレート63の両端部には、板金の一部を突片状に切り離して位置決係止片63A,63Aが形成されて、それらを封止プレート63の幅方向に位置決係止片63A,63Aを斜めに突出させて封止補助壁71Hの係止凹部71Bに係止することで、封止プレート63が対向起立壁71,72の間に封止壁66Fに抜け止めされると共に、封止プレート63が対向起立壁71,72に位置決めされている。そして、封止プレート63が対向起立壁71,72の間に位置決めされた状態で封止ピン貫通孔71A及び封止ピン貫通孔72Aと対向した位置には、ピン係止孔63Cが形成されている。ピン係止孔63Cは、封止プレート63を構成する板金に略十字形の貫通孔を形成することで、その略十字形の貫通孔の周りに4つの係止突片を設けた構造になっている。そして、それら4つの係止突片は、後側の対向起立壁72の前面に備えた前記前面溝に収まっている。
なお、側壁68のうち対向起立壁71,72に対向した部分は、部分的に外側にオフセットしている。そして、対向起立壁71の各封止ピン貫通孔71Aに対応した部分を、U字形に切除してピン組付孔68Uが形成されている。
一方、カバー体80は、図4に示すように、底壁67に対向した基板保護壁81の外縁全体から側壁82が底壁67に向かって起立してなり、カバー体80全体がケース体66側に開放したケース構造になっている。
基板保護壁81は、平面形状が底壁67に対応した略長方形をなし(図6参照)、縦方向の両端部に向かって段付き状に徐々に底壁67に接近するように屈曲している。そして、基板保護壁81には、縦方向の両端縁に沿って複数のハーネス接続孔82Aが形成され、これらハーネス接続孔82Aを通して図示しないハーネスの端末に備えたコネクタが、主制御基板60のケーブルコネクタ61Dに接続される。また、基板保護壁81の外面には、ラベルシールを貼るための凹部81M及びL字形突条81Lが形成されている。
カバー体80は、その側壁82をケース体66における側壁68の内側に嵌合して合体される。そして、カバー体80の側壁82のうち合体状態でケース体66の封止壁66Fと対向する部分が封止壁80Fになっている。図5に示すように、封止壁80Fは、側壁82の先端縁に沿って複数(例えば、4つ)に分離されている。詳細には、側壁82の先端縁のうち封止壁66Fの対向起立壁71と対向した部分の外面には、四角形の角形突部85を複数(例えば、4つ)、横並びに形成されている。そして、各角形突部85の両側に1対のスリット85S,85Sを形成して角形突部85の両側部を側壁82及び隣の角形突部85から切り離すと共に、それらスリット85S,85Sを、図5において各角形突部85の上方部分で互いに接近させることで、側壁82の一部を破断可能なくびれ形状にして切断部85Tが形成されている。そして、この角形突部85と切断部85Tとから封止壁80Fが構成され、その封止壁80Fが上記したスリット85Sによって複数に分離されている。なお、各スリット85Sのうち上端部を除いた部分は隣り合った角形突部85,85の間で兼用されている。
上記した複数の角形突部85は、それぞれ対向起立壁71の封止ピン貫通孔71Aに対応して配置されており、その角形突部85には封止ピン貫通孔71Aと同軸上に封止ピン貫通孔85Aが貫通成形されている。その封止ピン貫通孔85Aの内径は、図8に示すように、軸方向の途中部分で段付き状に縮径されて、対向起立壁71側の内径が小さくなっている。また、封止ピン貫通孔85Aには、封止栓64又は封止ピン65(本発明に係る「封止部材」に相当する)が挿入可能となっている。
封止ピン65は、基端部にヘッド部65Hを備え、先端寄り位置に係止溝65Mを有した構造になっている。そして、封止ピン65は先端側から封止ピン貫通孔85Aに挿入され、ヘッド部65Hが封止ピン貫通孔85A内の段差面に係止する。封止栓64は、封止ピン65のヘッド部65Hと略同一径の円板の中心から突起を突出した構造になっている。そして、封止栓64は、封止ピン貫通孔85Aに封止ピン65の代わりに封止ピン貫通孔85A内に装着されて封止ピン貫通孔85Aを塞ぐ。
なお、封止壁80F全体の両側には、側壁82の外面から保護壁84,84が突出形成されている。保護壁84は、角形突部85と略同一の突出量で側壁82から突出している。
さて、図21に示すように、カバー体80には、本発明に係る基板係止解除部86が基板保護壁81の内面に複数(例えば2個)備えられている。詳細には、図6に示すように、基板係止解除部86は、基板保護壁81の内面のうちケース体66の第1の基板係止部73に対応する位置から底壁67の第1の基板係止部73に向かって突出して延びた筒状になっており、その先端は先端壁部86Cによって閉塞されている。また、図18に示すように、先端壁部86には、摺接傾斜面86Aと基板位置決面86Bとが備えられている。摺接傾斜面86Aは、基板係止解除部86のうちカバー体80の長手方向を向く面の先端に備えられ、基板係止解除部86の先端に向かう従って細くなるように傾斜している。一方、基板位置決面86Bは、電子実装面60Jの縁部と平行になって突き合わされ、摺接傾斜面86Aに隣接している。そして、主制御基板60を係合したケース体66とカバー体80とが合体する際に、基板係止解除部86の摺接傾斜面86Aが第1の基板係止部73に当接し、ケース体66の長手方向に撓ませ主制御基板60の係止を解除する。なお、この基板係止解除部86は、筒状構造になっているので第1の基板係止部73を撓ませる強度を有している。
また、カバー体80には、本発明に係る第2の基板係止部83が基板保護壁81の内面に複数備えられている。詳細には、図6に示すように、第2の基板係止部83は、基板保護壁81の内面のうち横方向の両端部において、各封止壁80Fを間に挟んだ2位置にそれぞれ配置され、カバー体80全体で計4つ設けられている。各第2の基板係止部83は、図8に示すように、基板保護壁81の内面から底壁67に向かって延びた可撓梁部材83Kの先端部分に係止突起83Cと補助係止突起83Dを備えている。係止突起83Cは補助係止突起83Dよりも可撓梁部材83Kの先端に位置して、第2の基板係止部83のうちケース体66の底壁67を向いた側には、その底壁67と基板保護壁81との対向方向に対して傾斜した摺接斜面83Aが備えられ、底壁67と反対側を向いた側には、基板保護壁81と底壁67との対向方向に対して直交した係止面83Bが備えられている。一方、補助係止突起83Dは、可撓梁部材83Kにおいて係止面83Bから主制御基板60と略同一の間隔を開けた位置に設けられており、係止突起83Cの係止面83Bと対向する補助係止面83Eを有している。
また、図7に示すように、カバー体80の縦方向(図7の左右方向)に並んだ1対の第2の基板係止部83,83の間では基板保護壁81のうち両第2の基板係止部83,83を配置した部位の高低差によって可撓梁部材83K,83Kの長さが異なっているが、それら第2の基板係止部83,83の可撓梁部材83K,83Kの先端位置は同じになっている。
本実施形態のパチンコ遊技機10に係る構成に関する説明は以上である。次に、本実施形態のパチンコ遊技機10の作用効果について説明する。パチンコ遊技機10の製造工程において、主制御基板60を基板収容ケース62に収容して主制御装置50を完成させるためには、以下のようにすればよい。即ち、ケース体66とカバー体80とを分離し、ケース体66を基板載置部66Sを上方に向けた状態にする。
そして、図18に示すように、ワンチップマイコン61A等の電子部品を実装した主制御基板60を、その電子実装面60Jを上に向けた状態にして基板載置部66Sに載置する。載置の過程で第1の基板係止部73の第1の係止突起73Cにおける摺接斜面73Aが主制御基板60の縁部に摺接して第1の基板係止部73の可撓梁部材73Kが撓む。主制御基板60を更に底壁67側へ押し付けると、第1の係止突起73Cが主制御基板60の縁部を乗り越えて可撓梁部材73Kが復元し、主制御基板60における4角の基板貫通孔60Aに位置決支柱69の小径部69Aが凹凸係合する。すると、主制御基板60の縁部が係止突起73Cの係止面73Bと位置決支柱69の段差面69B及び基板支持支柱74の上端面に挟まれて係止され、主制御基板60が基板載置部66Sから外れることがなくなる。これにより、主制御基板60を基板載置部66Sに載置した状態で、カバー体80をケース体66に合体させる前に、例えば、電子実装面60Jに電子部品を実装したり、ケーブルを取り回したり、或いは、主制御基板60を係止したケース体66を別の場所に移動する際にも、主制御基板60が基板載置部66Sから外れることがなく、効率よく作業を行うことができる。
次に、カバー体80をケース体66に合体させると、その合体の過程で、図18に示すように、カバー体80の基板係止解除部86が第1の基板係止部73の上方から当接する。すると、第1の基板係止部73の先端が基板係止解除部86の摺接傾斜面86Aを摺接し、第1の基板係止部73の可撓梁部材73Kが撓む。そして、図19に示すように、第1の基板係止部73の係止面73Bが主制御基板60の縁部から外れ、主制御基板60の係止が解除されると共に、基板位置決面86Bが主制御基板60を電子実装面60J側から当接し、主制御基板60が基板保護壁81側へ外れることを規制する。また、第2の基板係止部83の係止突起83Cにおける摺接斜面83Aが主制御基板60の縁部に摺接して第2の基板係止部83の可撓梁部材83Kが撓む。なお、このとき、カバー体80における側壁82の下縁部とケース体66における係止爪70の係止突部70Aも同様に摺接し、係止爪70の片持梁片70Hが外側に撓む。
そして、カバー体80をケース体66側に更に押し付け、合体が完了すると、図9(A)に示すように、係止突起83Cが主制御基板60の縁部を乗り越えて可撓梁部材83Kが復元し、係止突起83Cの係止面83Bと補助係止突起83Dの係止面83Eとで主制御基板60の縁部が挟まれる。これにより、ケース体66の第1の基板係止部73に保持されていた主制御基板60が、カバー体80側の第2の基板係止部86に保持された状態になると共に、主制御基板60の電子実装面60Jがカバー体80の基板保護壁81によって覆われる。また、このとき、係止爪70の係止突部70Aもカバー体80の側壁82を乗り越えて片持梁片70Hが復元し、係止突部70Aがカバー体80の外縁部に係止する。これにより、ケース体66とカバー体80とが合体した状態に保持される。このように、本実施形態のパチンコ遊技機10によれば、ケース体66及びカバー体80を合体させる作業と同時に第1の基板係止部73に保持された主制御基板60の保持を解除して、さらに、第2の基板係止部83に主制御基板60を係止することができるので作業性に優れる。なお、基板位置決面86Bを基板係止解除部86に設けると共に、補助係止突起83Dを可撓梁部材83Kに設けているため、主制御基板60が基板保護壁81と底壁67との対向方向で位置決めされる。例えば、基板保護壁81を下側などに配置した場合においても、主制御基板60が基板保護壁81側に向けて落ちる等の虞を低減することができる。
また、ケース体66とカバー体80とが合体すると、ケース体66の封止壁66Fとカバー体80の封止壁80Fとが重なり合い、封止壁80Fの各封止ピン貫通孔85A、封止壁66Fの各封止ピン貫通孔71A,72A、封止プレート63の各ピン係止孔63Cが同一軸線上に並ぶ。この状態で、主制御基板60の左右の両端部において、複数の封止ピン貫通孔85Aのなかから1つずつの封止ピン貫通孔85Aを選び、それに封止ピン65を押し込む。すると、封止ピン65が封止プレート63におけるピン係止孔63C周りの複数の係止突片(図示せず)を押し広げて貫通し、それら係止突片が封止ピン65の係止溝65Mに係止する。これにより、封止ピン65がケース体66の封止壁66Fとカバー体80の封止壁80Fとを共に貫通した状態に保持される。また、封止ピン65を挿入しない他の封止ピン貫通孔85Aには、封止栓64(図5参照)を装着しておくことが好ましい。以上により、主制御装置50が完成する。そして、この主制御装置50は、上述の如く、パチンコ遊技機10の後面に組み付けられる。そして、パチンコ遊技機10の電源を投入した際には、ワンチップマイコン61Aによってパチンコ遊技機10の遊技が統括的に制御される。
さて、パチンコ遊技機10が完成すると、パチンコ遊技機10の製造メーカー及びユーザー以外の外部機関によってパチンコ遊技機10が所定の基準を満たしているか否かのサンプル検査が行われる。このとき、主制御装置50のワンチップマイコン61Aも検査される。そこで、ワンチップマイコン61Aを取り出すには、図9(B)に示すように、封止壁80Fのうち封止ピン65が挿入された封止ピン貫通孔85Aに対応した切断部85Tを破断する。そのためには、例えば、マイナスドライバー等を突き当て、その切断部85Tを押圧すればよい。そして、複数の係止爪70を片持梁片70Hを外側に撓ませて、係止爪70とカバー体80との係止を解除し、カバー体80をケース体66から分離する。すると、主制御基板60はが第2の基板係止部83との係止によりカバー体80に保持され、かつ主制御基板60においてケース体66の基板載置部66Sに載置される力よりも第2の基板係止部83により係止されて保持される力の方が大きいためケース体66の基板載置部66Sから離脱し、主制御基板60の電子実装面60Jがカバー体80の基板保護壁81によって覆われた状態が維持される。また、主制御基板60はカバー体80の側壁82によって全側方を覆われているので、主制御基板60を側方にずらしてカバー体80から分離することもできない。なお、第1の基板係止部73の係止面73Bが主制御基板60の縁部から外れた状態が保持されるので、分離する際に、第1の基板係止部73が干渉することはない。
そこで、主制御基板60をカバー体80から分離するためには、第2の基板係止部83の可撓梁部材83Kを撓ませて係止突起83Cと主制御基板60との係止を解除するしかない。そして、第2の基板係止部83の可撓梁部材83Kを撓ませて主制御基板60をカバー体80から分離する。そして、ワンチップマイコン61Aをソケット61Sから取り外し、所定の検査を終了したら、上記した組み付け手順と同様の手順でもとに戻す。また、封止ピン65を押し込む際には、主制御基板60の左右の両端部に残された複数の封止ピン貫通孔85Aのなかから1つずつの封止ピン貫通孔85Aを選び、それらから封止栓64を外して、封止ピン65を押し込めばよい。
上述したように、本実施形態のパチンコ遊技機10によれば、ケース体66の基板載置部66Sに主制御基板60を載置する際に、主制御基板60が第1の基板係止部73によって係止される。この係止により、カバー体80と合体する前の状態で主制御基板60が基板載置部66Sから外れることが無くなり、カバー体80と合体するまでの間の作業を効率よく行うことができる。また、ケース体66及びカバー体80を分離した際には、第1の基板係止部73による主制御基板60の保持は解除されており、主制御基板60は第2の基板係止部83の係止によりカバー体80に保持されるので基板保護壁81にて主制御基板60の電子実装面60Jが覆われた状態が維持される。従って、電子実装面60J上のワンチップマイコン61Aを交換するためには、ケース体66及びカバー体80を分離した後で、さらに、主制御基板60と第2の基板係止部83との係止を解除する必要があり、電子実装面60J上のワンチップマイコン61Aの交換に手間と時間を要する。従って、ワンチップマイコン61Aを不正なデータを書き込んだものに交換する所謂ゴト行為にも手間と時間を要することになり、そのような不正行為を抑制することができる。また、本実施形態では、ケース体66及びカバー体80が分離した状態で露出する主制御基板60における電子実装面60Jの裏面は、電子部品が実装されていない非電子実装面60Hになっているので、不正な電子部品の交換を確実に防ぐことができる。
[第2実施形態]
本実施形態は図10〜図17に示されている。本実施形態は、前記第1実施形態の構成に対し、ケース体66における封止壁66Fの構成と、カバー体80における第2の基板係止部83の構成が主として異なる。以下、第1実施形態の同一の構成に関しては第1実施形態と同一符号を付して重複した説明は両略し、第1実施形態と異なる構成に関してのみ説明する。
図11に示すように、ケース体66には、横方向で対向した1対の側壁68の中間部を切除して、側部開口68Kが形成され、それら側部開口68Kの内部に封止壁66Fがそれぞれ形成されている。図12に示すように、封止壁66Fは、四角形の封止板部材90の下端部を優先破断部90Tにて底壁67に連絡してなり、側部開口68Kの縁部に沿って複数設けられている。その優先破断部90Tは、カバー体80の切断部85Tより強度が弱くなっている。また、各封止板部材90には、封止ピン貫通孔90Aが貫通形成されている。その封止ピン貫通孔90Aは、図15に示すように、前記第1実施形態の封止ピン貫通孔85Aと同様に、軸方向の途中から段付き状に縮径している。
これに対して、本実施形態では、封止壁80Fにおける封止ピン貫通孔85Aが均一な内径になっている。また、各角形突部85の厚さ方向における中間部分には、下面開放のスリット85Nが形成され、その内部に板金製の封止プレート87が装着されている。その封止プレート87には、前記第1実施形態の封止プレート63に備えたピン係止孔63Cと同様のピン係止孔87Aが形成されている。また、各角形突部85のうち側方を向いた端面からは、庇壁85Hが形成されている。図12に示すように、庇壁85Hは、各角形突部85の側方領域の上方と両側方を覆った構造なっている。また、図15に示すように、各庇壁85Hの先端縁からは、ケース体66側に向かって土手部85Dが突出している。そして、ケース体66とカバー体80とを合体させたときには、図16に示すように、ケース体66の封止板部材90が土手部85Dの内側に収まって、各封止板部材90の封止ピン貫通孔90Aと角形突部85の封止ピン貫通孔85A及び封止プレート87のピン係止孔87Aが同軸上に配置並ぶようになっている。
図10に示すように、本実施形態では、第2の基板係止部83が各角形突部85に1つずつ対応するように設けられている。そして、各第2の基板係止部83の先端部が角形突部85の封止ピン貫通孔85A(図15参照)と対向している。
なお、本実施形態のケース体66における位置決支柱69は、円柱体の先端寄り位置から支持フランジ69Rを張り出した構造になっており、その支持フランジ69Rに主制御基板60における基板貫通孔60Aの開口縁を当接する(図15参照)。
上述した本実施形態の構成によれば、図16(A)に示すように、ケース体66及びカバー体80を合体させて封止壁66F,80Fが重なり合った状態とし、図16(B)に示すように、封止ピン貫通孔85Aに封止ピン65を装着すると、その封止ピン65の先端が第2の基板係止部83の先端部に突き合わされ、第2の基板係止部83の可撓梁部材83Kが主制御基板60から離れる側に撓むことを禁止する。これにより、第2の基板係止部83と主制御基板60との係止力が向上する。
また、ケース体66及びカバー体80を分離するときには、図17(A)に示すように、ケース体66の封止壁66Fのうち封止ピン65が装着した封止ピン貫通孔90Aを有する封止板部材90を優先破断部90Tを破断することによりケース体66から切り離す。すると、封止ピン65がカバー体80に残され、その封止ピン65の先端が可撓梁部材83Kに側方から突き合わせた状態が維持される。従って、この状態では、封止ピン65が突き合わされた第2の基板係止部83と主制御基板60との係止を解除することができない。そこで、封止ピン65が突き合わされた第2の基板係止部83と主制御基板60との係止を解除するには、図17(B)に示すように、封止ピン65が装着された角形突部85の切断部85Tを切断する必要がある。その切断部85Tを切断すると、可撓梁部材83Kの弾性変形が可能になり、主制御基板60をカバー体80から離脱することが可能になる。以上の構成から、不正などを目的として切断部85Tを切断して、主制御基板60をカバー体80から取り外し、主制御基板60に実装された電子部品を交換するなどの行為を行ったとしても、切断部85Tが切断されていることを発見することが可能であり、結果、不正されたか否かを確認することが可能である。
このように本実施形態の構成によれば、第1実施形態の構成より更に、電子実装面60J上の電子部品を交換するために手間と時間を要し、主制御基板60に実装された電子部品の不正な交換を抑制することができる。なお、本実施形態においても、主制御基板60をケース体66の基板載置部66Sに載置する際に主制御基板60が第1の基板係止部73によって係止され、主制御基板60が基板載置部66Sから外れることがなくなり、作業を効率よく行うことができる。また、ケース体66とカバー体80とを合体させる際には、第1の基板係止部73による係止が解除されるので、ケース体66とカバー体80とを分離する際に支障来すことはない。
[他の実施形態]
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)前記第1及び第2実施形態では、パチンコ遊技機に本発明を適用していたが、遊技機であれば、コイン遊技機やスロットマシン、アレンジボール等に備えてもよい。
(2)前記第1及び第2実施形態においては、主制御基板60の裏面側を電子部品が備えられていない非電子実装面60Hとしたが、遊技の制御に重要な影響を与えないもの(例えば、コンデンサ等)であれば裏面側に配設してもよい。
(3)前記第1実施形態においては、複数の第2の基板係止部83が全て弾性変形可能であったが、一部の第2の基板係止部83が弾性変形しない構成にしてもよい。
(4)前記第2実施例においては、優先破断部90T、切断部85Tを切断して、封止ピン65が装着された封止板部材90及び角形突部85の切断部85Tを切り外すため隙間が生じる。この隙間から不正目的でピアノ線などの異物を挿入されるのを阻止するために防護壁を設けてもよい。
(5)封止ピン65や封止壁66F,80Fなどの封止手段は、本実施例に限るものではなく、本願発明を満たすものであればどのような構成でもよく、例えば、ワンウェイネジの使用などでもよい。
(6)前記第1及び第2実施形態では第1の基板係止部73及び基板係止解除部86を各2組備えたが、2組に限るものではなく、1組であってもよいし、3組以上備える構成にしてもよい。
(7)前記第1及び第2実施形態では基板係止解除部86によって係止を解除された第1の基板係止部73は弾性復元したが、復元しない構成にしてもよい。例えば、基板係止解除部86によって第1の基板係止部73が壊れる構成にしてもよい。
本発明の第1実施形態に係るパチンコ遊技機の正面図 パチンコ遊技機の後面図 主制御装置の斜視図 主制御装置の分解斜視図 主制御装置の一部の分解斜視図 主制御装置の平面図 主制御装置の側面図 主制御装置の側断面図 主制御装置の側断面図 第2実施形態の主制御装置の斜視図 第2実施形態の主制御装置の分解斜視図 第2実施形態の主制御装置の一部の分解斜視図 第2実施形態の主制御装置の平面図 第2実施形態の主制御装置の側面図 第2実施形態の主制御装置の側断面図 第2実施形態の主制御装置の側断面図 第2実施形態の主制御装置の側断面図 主制御装置の側断面図 主制御装置の側断面図 ケース体の斜視図 カバー体の斜視図
符号の説明
10 パチンコ遊技機
50 主制御装置
60 主制御基板
60H 非電子実装面
60J 電子実装面
61A ワンチップマイコン(電子部品)
62 基板収容ケース
65 封止ピン(封止部材)
66 ケース体(ケース構成体)
66F,80F 封止壁
66S 基板載置部
67 底壁
73 第1の基板係止部
73C 第1の係止突起
68U ピン組付孔
80 カバー体(ケース構成体)
81 基板保護壁
83 第2の基板係止部
83A 摺接斜面
83B 係止面
83C 第2の係止突起
83K 可撓梁部材
85T 切断部
86 基板係止解除部
86A 摺接傾斜面(係止解除摺接部)
86B 基板位置決面
86C 先端壁部
90T 優先破断部

Claims (8)

  1. 遊技に関する制御を行う制御基板を収納可能な、1対のケース構成体を合体してなる基板収容ケースを備えた遊技機において、
    前記制御基板には、遊技の制御に使用される電子部品が実装された電子実装面が設けられ、
    前記1対のケース構成体のうち一方の前記ケース構成体には、他方の前記ケース構成体との合体前に前記制御基板を前記電子実装面が開放した状態で載置可能な基板載置部と、
    前記基板載置部に前記制御基板を載置した際に前記制御基板を係止可能な第1の基板係止部とが設けられ、
    前記他方の前記ケース構成体には、前記制御基板の前記電子実装面を保護するための基板保護壁と、前記制御基板を係止可能な第2の基板係止部と、前記1対のケース構成体の合体の際に前記第1の基板係止部に当接させてその第1の基板係止部による前記制御基板の係止を解除可能な基板係止解除部とが設けられ、
    前記1対のケース構成体の合体の際に、前記基板保護壁により前記制御基板の前記電子実装面を覆うと共に前記基板載置部に載置された前記制御基板への前記第1の基板係止部による係止状態を前記基板係止解除部により解除し、前記第2の基板係止部が前記制御基板に係止される一方、
    一旦合体した前記1対のケース構成体を分離した際に、前記制御基板は前記第2の基板係止部の係止により前記他方のケース構成体に保持された状態で前記基板載置部から離脱するように構成したことを特徴とする遊技機。
  2. 前記第1の基板係止部は、前記両ケース構成体の合体方向に延びた突片構造をなしてその先端部に第1の係止突起を有し、前記制御基板を前記基板載置部に載置する過程で、前記第1の係止突起が前記制御基板に摺接することで弾性変形すると共に、前記制御基板の載置完了と共に弾性復元して前記第1の係止突起を前記制御基板の縁部に前記電子実装面側から係止させるように構成され、
    前記第2の基板係止部は、前記両ケース構成体の合体方向に延びた突片構造をなしてその先端部に第2の係止突起を有し、前記両ケース構成体を合体する過程で、前記第2の係止突起が前記制御基板に摺接することで弾性変形すると共に、前記両ケース構成体を合体完了と共に弾性復元して前記第2の係止突起を前記制御基板の縁部に前記電子実装面と反対側から係止させるように構成され、
    前記基板係止解除部は、前記基板保護壁から前記第1の基板係止部に向かって突出形成されると共に、前記両ケース構成体を合体させたときに、前記第1の基板係止部の先端部に摺接して弾性変形させ、前記第1の係止突起と前記制御基板の縁部との係止を解除させる係止解除摺接部を有したことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記基板係止解除部の先端部には、前記両ケース構成体を合体方向に対して傾斜し、前記第1の基板係止部の先端部に摺接可能な前記係止解除摺接部としての摺接傾斜面と、前記電子実装面の縁部と略平行になって前記電子実装面に突き合わされる基板位置決面とが隣り合わせに備えられたことを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記基板係止解除部は、前記基板保護壁の一部を中空の筒状に突出させて、その先端部を先端壁部で閉塞してなり、前記先端壁部に前記摺接傾斜面と前記基板位置決面とが形成されたことを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
  5. 前記両ケース構成体に形成され、前記両ケース構成体が合体したときに重なり合う封止壁と、
    重なり合った前記封止壁を貫通して抜け止めされる封止部材とを設け、
    少なくとも一方の前記封止壁を破断させることで前記両ケース構成体を分離する構成であり、
    前記封止部材を前記第2の基板係止部に側方から突き合わせて、前記第2の基板係止部の弾性変形を規制したことを特徴とする請求項2乃至4の何れかに記載の遊技機。
  6. 重なり合った前記封止壁のうち前記第2の基板係止部を有しない側の前記ケース構成体の前記封止壁が優先して破断させるための優先破断部を設けたことを特徴とする請求項5に記載の遊技機。
  7. 重なり合った前記封止壁のうち前記第2の基板係止部を有する側の前記ケース構成体には前記両ケース構成体が分離した状態で、前記封止壁を前記封止部材と共に前記ケース構成体から切り離し可能とする切断部を設けたことを特徴とする請求項6に記載の遊技機。
  8. 前記基板載置部と前記制御基板の前記電子実装面の裏面とが対向するように前記基板載置部に前記制御基板が載置可能であり、前記制御基板の裏面は、電子部品が実装されていない非電子実装面になっていることを特徴とする請求項1乃至7に記載の遊技機。
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