JP4417589B2 - ブラシ装置の支持構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は直流電動モータにおけるブラシ装置に係り、詳しくはブラシ装置の支持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図7は、従来の直流電動モータの要部平面図であり、図8は図7のC−C線要部断面図である。図9は、ブラシ及びブラシホルダを外した従来のブラシ装置の要部平面図であり、図10は図9のD−D線要部断面図である。
【0003】
電動モータのブラシ装置50は、モータ整流子(コンミテータ)51に摺接するブラシ52と、該ブラシ52の収容保持するブラシホルダ53と、該ブラシホルダ53を固定する基板54とを備えている。前記基板54は、絶縁材(樹脂等)にて形成され、モータハウジング55に固定されている。この場合、コンミテータ51が回転したとき、ブラシ52とコンミテータ51間の摩擦力が不安定であることや、コンミテータ51のセグメント間段差とブラシ52との衝突等により、ブラシ52が自励振動を起こし、この自励振動が基板54を介してモータハウジング55に伝達される。その振動がさらにモータヨーク56(図8に示す)に伝達され、モータヨーク56がいわゆるスピーカとなって異音が発生するという問題点があった。
【0004】
そこで、電動パワーステアリングモータなどのような車室内に配置されるモータでは、ブラシ52からモータハウジング55への振動伝達を抑制する(つまりモータの異音発生を防止する)ために、基板54をゴム等の防振部材57を介してモータハウジング55にフローティング支持する。つまり、図8及び図10に示すように、前記基板54は、2つの防振部材57内に配置された円筒形のカラー58を介してネジ59にて二箇所K4、K5でモータハウジング55に固定されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来例は、ネジ59とカラー58が遊貫通状態であり、ネジとカラーの間に隙間が生じており、ブラシ装置の中心位置がロータの軸中心からずれる場合がある。従って、コンミテータとブラシの接触位置がずれ、モータに安定した通電状態を確保できずトルクの出力が不安定になるという問題があった。そして、この問題は特に双方向回転モータの場合に回転特性が変わるため大きくあらわれていた。
【0006】
また、図7及び図9に示すように、基板の二つの固定箇所K4、K5は基板の中心を通る直線(中心線)L0上に設置されている。つまり、固定箇所K4、K5は、基板54の中心に対して互いに180°をなして対向するように設置されている。従って、対向方向の直交方向で傾斜しやすく、コンミテータとブラシの接触位置がずれるためモータは安定な出力を得られなかった。また、この固定箇所K4、K5を結ぶ直線に直交する方向の傾斜を防ぐためには、基板54とモータハウジング55との間に例えば下ゴムのようなものを設けて基板を保持しなければならなかった。
【0007】
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、低コストでブラシ装置の位置ずれを防ぐことができるブラシ装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するため、請求項1に記載の発明は、ブラシ装置とハウジングの径方向間に常に圧縮された複数の弾性部材をハウジングの円周方向に沿って略均等配置したことにより構成されている。また、弾性部材は、ブラシ装置に設けられた基板との当接部がR形状をなしており、ハウジングに取着され、弾性部材を基板の軸方向に挟持する固定部材と、固定部材が弾性部材を挟持する間隔を所定値に保持する間隔保持部材とを有し、弾性部材の基板径方向の圧縮代が、弾性部材のR形状面の中心軸からハウジングの中心軸までの距離と、固定部材の中心軸からハウジングの中心軸までの距離の差よりも大きくなるように固定部材の位置径と弾性部材の位置径が設定されていることにより構成されている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、間隔保持部材は円筒形のカラーであり、弾性部材は、カラーの外周面上に円環状に形成され、弾性部材の圧縮代が、カラーの内周面と固定部材の間に形成される隙間よりも大きくなるように弾性部材の位置径と固定部材の位置径が設定されていることにより構成されている。
請求項3に記載の発明は、ブラシ装置とハウジングの径方向間に常に圧縮された複数の弾性部材をハウジングの円周方向に沿って略均等配置したことにより構成されている。また、弾性部材は、ブラシ装置に設けられた基板との当接部がR形状をなしており、ハウジングに取着され、弾性部材を基板の軸方向に挟持する固定部材と、固定部材が弾性部材を挟持する間隔を所定値に保持する間隔保持部材とを有し、間隔保持部材はハウジングに一体形成され、弾性部材の基板径方向の圧縮代が、弾性部材の位置径と、間隔保持部材の位置径の差よりも大きくなるように間隔保持部材の位置径と弾性部材の位置径が設定されていることにより構成されている。
【0009】
請求項に記載の発明は、請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の発明において、弾性部材は径方向の圧縮抵抗が同一であることにより構成されている。
請求項に記載の発明は、請求項1〜4のうちいずれか一項に記載の発明において、弾性部材は三箇所以上の位置に配置されることにより構成されている。
【0010】
請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、弾性部材は、三箇所に配置されていることにより構成されている。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、ブラシ装置にはブラシと、ブラシを保持するためのブラシホルダがそれぞれ四つずつ設けられており、弾性部材の一つは二つのブラシ間の中央、他の二つは他の二つのブラシの側部近接位置に配設されていることにより構成されている。
【0011】
請求項に記載の発明は、請求項1〜のうちいずれか一項に記載の発明において、ブラシ装置にはブラシと、該ブラシを保持するブラシホルダが複数対設けられており、弾性部材は、ブラシホルダの側部近接位置に配置されていることにより構成されている。
【0015】
(作用)
請求項に記載の発明によれば、ブラシ装置は圧縮された複数の弾性部材によりハウジングの中心に向かって働く付勢力によって、ハウジングに保持される。
請求項1に記載の発明によれば、固定部材と弾性部材の位置径の差によって複数の弾性部材が常に圧縮され、ブラシ装置に基板の径方向内側に向かう付勢力が働く。
請求項2に記載の発明によれば、カラー内で固定部材の位置が揺動しても常に弾性部材による付勢力がブラシ装置に働く。
請求項3に記載の発明によれば、間隔保持部材と弾性部材の位置径の差によって複数の弾性部材が常に圧縮され、ブラシ装置に基板の径方向内側に向かう付勢力が働く。
【0016】
請求項に記載の発明によれば、複数の弾性部材から同じ付勢力がブラシ装置に働き、弾性部材の略中央となる位置にブラシ装置が保持される。
請求項に記載の発明によれば、ブラシ装置がハウジングの軸方向に傾斜することなく安定して保持される。
【0017】
請求項に記載の発明によれば、弾性部材のみでブラシ装置が基板の軸線方向へ傾斜するのを防ぐ。
請求項に記載の発明によれば、ブラシホルダの側壁の近接位置に弾性部材が配設されることになり有効に振動が吸収される。
【0018】
請求項に記載の発明によれば、弾性部材はブラシがブラシホルダの壁を叩くことにより引き起こされるブラシホルダの振動を効率よく吸収する
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図3に従って説明する。図1はブラシ装置の要部平面図である。図2はブラシ及びブラシホルダを外したブラシ装置の要部平面図である。図3は図2のA−A線断面図である。
【0021】
図1に示すようにブラシ装置11は、コンミテータ(図示せず)に摺接する複数(四個)のブラシ12と、各ブラシ12の収容保持する複数(四個)のブラシホルダ13と、各ブラシホルダ13を固定する基板14とを備えている。基板14は、樹脂等の絶縁材にて形成され、支持部に設けられた弾性部材としてのフローティングゴム15を介してネジ16にてハウジング17にフローティング支持されている。
【0022】
図1及び図2に示すように、基板14にはフローティング支持部として三つの固定箇所K1〜K3が設定され、各固定箇所K1〜K3において三つのネジ16にて三つのフローティングゴム15及び間隔保持部材としてのカラー19を介してハウジング17に支持されている。
【0023】
第一〜第三のフローティング支持部は、円周方向に沿って略等間隔に設定されている。第一のフローティング支持部としての固定箇所K1は、二本の外部電力供給線としてのリード線21が接続された二つの接続片22の間に設定され、接続片22は基板14に固着されている。また、固定箇所K1は二つのブラシ12の間略中央に位置するように形成されている。第二及び第三フローティング支持部としての固定箇所K2、K3は、固定箇所K1の中心及び基板14の中心を通る直線(中心線)L1の両側に、その中心線L1に対して対称的に設置されている。この固定箇所K2、K3の側部近接位置には残り二つのブラシ12が位置するように形成されている。
【0024】
各フローティング支持部について詳述する。
図4(a)に示すように、各支持部において、基板14の外縁部は径方向内側に向かってU字状の切り欠き部23が形成されており、各切り欠き部23にはフローティングゴム15が嵌め込まれている。各切り欠き部23は、嵌め込まれた各フローティングゴム15の中心が、基板14の中心(コンミテータの軸中心)から等距離であるように形成されている。すなわち、各フローティングゴム15は、それらの中心がコンミテータの軸中心を中心とする第一の円24の周上に配置されている。
【0025】
各フローティングゴム15には円筒形をなす金属製のカラー19が内装されている。各カラー19は、その軸線方向の高さによって、ネジ16の締め込み量を均一にしている。ネジ16によるフローティングゴム15の基板14軸線方向への挟持が、一定状態で行われる。その外周面がフローティングゴム15の内周面内径と略密着し、軸方向の長さがフローティングゴム15のそれとほぼ同じ長さに形成されている。
【0026】
各ネジ16は、その中心が、基板14の中心(コンミテータの軸中心)から等距離であるように取着されている。つまり、ハウジング17には、コンミテータの軸中心を中心とする第二の円25の周上にネジ16を螺入するネジ孔が形成されている。そして、各ネジ16の位置径、すなわちネジ穴の位置を通る第二の円25の直径は各フローティングゴム15の位置径、すなわち第一の円24の直径よりも小さく設定されている。
【0027】
図4(b)に示すように、ネジ16の径は、カラー19の径よりも小径に形成されているため、カラー19の内周面とネジ16の外周面との間には隙間20が形成される。そして、第一及び第二の円24、25の直径は、隙間20(カラー19の内径とネジ16の直径の差)が、フローティングゴム15の径方向の圧縮代よりも小さくなるように設定されている。従って、基板14は、各フローティングゴム15の中心を径方向内側に向かって移動させる。すなわち各フローティングゴム15の側部を圧縮することで、ハウジング17に取着される。その結果、各フローティングゴム15は、その弾性力によって基板14を基板14の径方向内側へ付勢している。
【0028】
次に、上記のように構成されたブラシ装置の支持構造の作用を図1、図2、及び図4に従って説明する。
ネジ16及びカラー19の位置は、ネジ16の外周面及びカラー19の内周面に形成される隙間20がフローティングゴム15の径方向の圧縮代よりも小さくなるように設置されている。従って、フローティングゴム15は常に圧縮され、それにより基板14をハウジング17の中心に向かって付勢している。
【0029】
各フローティングゴム15は円周方向に沿って略等間隔に配置されている。すなわち、フローティングゴム15の反発力は基板14を向いている。従って、基板14は、各フローティングゴム15が第二の円25の円周上に配置されたネジ16により固定されるため、各フローティングゴム15は径方向の圧縮代が同等となるように移動する。この構成により、基板14はブラシ装置11の位置中心がロータの中心となるように保持される。
【0030】
各カラー19は、その軸線方向の高さによって、ネジ16の締め込み量を均一にしている。従って、ネジ16とハウジング17の間でフローティングゴム15の基板14の軸線方向への挟持が一定状態で行われ、各フローティングゴム15は一定の弾性力を持つ。
【0031】
上記したように、本実施形態によれば、以下の効果を有する。
(1)ハウジング17の円周方向に沿って略等間隔に配置された複数のフローティングゴム15は、ブラシ装置11の位置中心がロータの中心となるように常に基板14の径方向内側に向かって付勢しているので、ブラシ装置11をロータの中心に保持することができる。
【0032】
(2)基板14はブラシ装置11の位置中心がロータの中心となるように保持される。従って、コンミテータとブラシ12の接触位置がずれないため、安定したモータ出力を得ることができる。また、ロータの軸方向へのズレに伴う振動及び騒音を防ぐことができる。
【0033】
(3)ブラシホルダ13の壁の近くにフローティングゴム15が配設されているので、回転方向の切り替え時などにブラシ12がブラシホルダ13の壁に衝突することによっておこる振動を吸収することができる。
【0034】
(4)円周方向に略等間隔に配置した第一〜第三のフローティング支持部にて基板14を支持するようにした。その結果、ブラシ装置11がロータの軸方向へ傾斜するのを防ぐことができる。従って、従来ブラシ装置11がロータの軸方向へ傾斜を防ぐために配設されていた下ゴムを設ける必要がなくなり、部品点数の低減によるコストダウンを図ることができる。
【0035】
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
○上記実施形態では、フローティングゴム15をカラー19の周面上を覆うように形成したが、ブラシ装置11をその径方向に向かって付勢することができればよい。従って、図5(a)、図5(b)及び図6に示すようにハウジング17にネジ16を螺入する凸部26を形成し、その周囲にフローティングゴム27を平断面略U字状に形成する。詳述すると、図5(a)及び、図5(b)に示すように凸部26は、ハウジング17からその中心方向へ向けて突設されており、その凸部26の先端中央部にはネジ16が螺入されている。ネジ16は、基板14の軸線方向でフローティングゴム27を挟持しており、フローティングゴム27が基板14の径方向への一定の弾性力を持つ状態に保っている。フローティングゴム27のR曲面を形成する中心点は、基板14の中心(コンミテータの軸中心)から等距離であるように基板14の切り欠き部23が形成されている。すなわち、フローティングゴム27のR曲面を形成する中心点が第一の円28上に略等間隔に配置されている。
【0036】
各凸部26は、その先端のR面の円中心が、ハウジング17の中心(コンミテータの軸中心)から等距離に取着されている。つまり、ハウジング17には、コンミテータの軸中心を中心とする第二の円29上に各凸部26の先端のR面の円中心が形成されている。そして、各凸部26の位置径、すなわち先端のR面の円中心を通る第二の円29の直径は第一の円28の直径(フローティングゴム27の位置径)よりも小さく設定されている。更に、第一の円28、29は、フローティングゴム27の圧縮代が第一の円28と第二の円29それぞれの半径の差よりも大きくなるように設定されている。従って、フローティングゴム27は常に圧縮され、それにより基板14に等しく働く付勢力がハウジングの中心を向いているため、基板14はブラシ装置11の位置中心がロータの中心となるように保持される。このように構成すると、上記実施形態の効果に加え、フローティングゴム27の軸線方向におけるネジ16の締め込み量の調整はハウジングの凸部によって行われるためカラーが不要となり、更に部品点数が低減できる。
【0037】
○上記実施形態では弾性部材としてフローティングゴム15を用いたが、ブラシ装置11を径方向に付勢できればよく、例えばバネのようなもので付勢力をブラシ装置11に与えてもよい。
【0038】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、低コストでハウジングとブラシ装置の位置ずれを防ぎ、振動及び騒音を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ブラシ装置要部の平面図。
【図2】 ブラシ及びブラシホルダを外したブラシ装置要部の平面図。
【図3】 ブラシ装置の図2におけるA−A線の断面図。
【図4】 フローティング支持部の説明図。
【図5】 フローティング支持部の別例の説明図。
【図6】 フローティング支持部の別例の図5におけるB−B線の断面図。
【図7】 従来のブラシ装置の要部の平面図。
【図8】 従来のブラシ装置の図7におけるC−C線の断面図。
【図9】 ブラシ及びブラシホルダを外した従来のブラシ装置要部の平面図。
【図10】 従来のブラシ装置の図9におけるD−D線の断面図。
【符号の説明】
11…ブラシ装置、12…ブラシ、13…ブラシホルダ、14…基板、15…弾性部材としてのフローティングゴム、16…固定部材としてのネジ、17…ハウジング、19…間隔保持部材としてのカラー

Claims (8)

  1. 弾性部材を介してハウジングにフローティング支持されるブラシ装置の支持構造において、
    前記ブラシ装置と前記ハウジングの径方向間に常に圧縮された複数の弾性部材を前記ハウジングの円周方向に沿って略均等配置し
    前記弾性部材は、前記ブラシ装置に設けられた基板との当接部がR形状をなしており、
    前記ハウジングに取着され、前記弾性部材を前記基板の軸方向に挟持する固定部材と、
    前記固定部材が前記弾性部材を挟持する間隔を所定値に保持する間隔保持部材と、を有し、
    前記弾性部材の前記基板径方向の圧縮代が、前記弾性部材のR形状面の中心軸から前記ハウジングの中心軸までの距離と、前記固定部材の中心軸から前記ハウジングの中心軸までの距離の差よりも大きくなるように前記固定部材の位置径と前記弾性部材の位置径が設定されていることを特徴とするブラシ装置の支持構造。
  2. 前記間隔保持部材は円筒形のカラーであり、
    前記弾性部材は、前記カラーの外周面上に円環状に形成され、
    前記弾性部材の圧縮代が、前記カラーの内周面と前記固定部材の間に形成される隙間よりも大きくなるように前記弾性部材の位置径と前記固定部材の位置径が設定されていることを特徴とする請求項1に記載のブラシ装置の支持構造。
  3. 弾性部材を介してハウジングにフローティング支持されるブラシ装置の支持構造において、
    前記ブラシ装置と前記ハウジングの径方向間に常に圧縮された複数の弾性部材を前記ハウジングの円周方向に沿って略均等配置し、
    前記弾性部材は、前記ブラシ装置に設けられた基板との当接部がR形状をなしており、
    前記ハウジングに取着され、前記弾性部材を前記基板の軸方向に挟持する固定部材と、
    前記固定部材が前記弾性部材を挟持する間隔を所定値に保持する間隔保持部材と、を有し、
    前記間隔保持部材は前記ハウジングに一体形成され、前記弾性部材の前記基板径方向の圧縮代が、前記弾性部材の位置径と、前記間隔保持部材の位置径の差よりも大きくなるように前記間隔保持部材の位置径と前記弾性部材の位置径が設定されていることを特徴とするブラシ装置の支持構造。
  4. 前記弾性部材は径方向の圧縮抵抗が同一であることを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか一項に記載のブラシ装置の支持構造。
  5. 前記弾性部材は、三箇所以上の位置に配置されることを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか一項に記載のブラシ装置の支持構造。
  6. 前記弾性部材は、三箇所に配置されていることを特徴とする請求項5に記載のブラシ装置の支持構造。
  7. 前記ブラシ装置には前記ブラシと、前記ブラシを保持するためのブラシホルダがそれぞれ四つずつ設けられており、前記弾性部材の一つは二つのブラシ間の中央、他の二つは他の二つのブラシの側部近接位置に配設されていることを特徴とする請求項6に記載のブラシ装置の支持構造。
  8. 前記ブラシ装置にはブラシと、該ブラシを保持するブラシホルダが複数対設けられており、前記弾性部材は、前記ブラシホルダの側部近接位置に配置されていることを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか一項に記載のブラシ装置の支持構造。
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