JP4417271B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ店などの遊技場に設置して使用されるパチンコ機等の遊技機に関するものである。
現在、パチンコ店などの遊技場に設置して使用される遊技機として、パチンコ機やスロットマシン等が一般的に知られている。例えば、パチンコ機で遊技を行う場合には、始動入賞口に遊技球が入賞することを契機として移行抽選(乱数値の抽出、及び抽出された乱数と判定テーブルとの照合による当たりか否かの判定)が行われる。この移行抽選が行われると、図柄表示装置における変動表示の表示パターン(以下、変動パターンという。)や、停止表示されたときの図柄(以下、停止図柄という。)が決定される。そして、決定された変動パターンに基づいて図柄表示装置の変動表示が行われた後に、決定された停止図柄が停止表示される。この移行抽選で当選すると、図柄が停止表示された後は、通常の遊技よりも遊技者に対して有利になる「大当たり」状態に移行し、特別遊技が開始される。特別遊技では、アタッカと呼ばれる変動入賞装置の可動片が開き、入賞を得やすくなり、図柄表示装置では特別遊技に応じた演出が表示される。
特開2004−159952号公報 特開2004−223056号公報
しかしながら、このようなパチンコ機の場合、移行抽選の結果に基づいて、予め記憶された複数種類の演出パターンから1つの演出パターンが選択されるため、同機種のパチンコ機で遊技を行った場合には、遊技者が好まない演出パターンを用いた図柄表示が行われることが多く、そのような演出パターンを用いた可変表示が行われた場合には、遊技における興趣を損なわせてしまう。
このような問題を解決する方法として、パチンコ機に演出変更ボタンを配設し、遊技を行う際に演出変更ボタンを操作することによって遊技者が希望する演出を任意に選択させるということが考えられる。この場合は、遊技者の希望する演出を用いて遊技を行うことができるため、遊技者は演出に対する興趣を損なわずに遊技を行うことができる。しかし、演出を任意に選択させることは演出に対する遊技者の興趣を一時的に向上させることが出来るものの、選択した演出ばかりで遊技を行うと、遊技者は次第に選択された演出に飽きてしまい、結果的に遊技に対する興趣を損なわせることになるという問題点がある。また、このような操作ボタンは操作頻度が高く、また乱暴に操作されやすいので、操作ボタンの破損や故障が多く、耐久性に劣るという問題点がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、遊技者の興趣を損なわせることなく、飽きのこない遊技を可能とする遊技機を提供するとともに、従来の操作ボタンと同様の機能を有し、かつ操作ボタンよりも耐久性のある入力装置を配設した遊技機を提供することである。
上記問題点を解決するため、本発明は、遊技盤が設けられた本体部材と、前記本体部材に取り付けられ、実行される遊技を視認可能にする窓部を備えた前面扉と、前記遊技盤に設けられた入賞口と、を備え、前記遊技盤を流下する遊技媒体が、前記入賞口に入賞することにより抽選が行われ、前記抽選の結果に基づいて演出が行われる遊技機において、前記前面扉に設けられ、遊技媒体を投入可能な投入口と、前記前面扉に設けられ、前記投入口から投入された遊技媒体が排出される排出口と、前記投入口と前記排出口との間、かつ遊技媒体が前記遊技盤を流下する領域からは区画された位置に設けられた案内通路と、前記案内通路に配置されて前記投入口から投入された遊技媒体を検出する検出装置と、前記検出装置によって前記投入口から投入された遊技媒体の検出が行われたことに基づいて、前記抽選の結果に基づいて実行される演出を他の演出に変更する演出変更手段とを備え、前記検出装置よりも上流側に配置され、前記案内通路を遮断することが可能な遮断部材と、前記遮断部材を、所定の契機で前記案内通路を遮断する位置と前記案内通路の遮断を解除する位置との間で移動させる移動装置とを設け、前記遮断部材は、前記案内通路を遮断する位置において、前記投入口に投入された前記遊技媒体を収納する収納スペースを有し、前記収納スペースに前記遊技媒体を収納した状態で、前記遮断部材が前記移動装置によって前記案内通路を遮断する位置から前記案内通路の遮断を解除する位置へ移動した場合に、前記収納スペースに収納された遊技媒体が前記検出装置に向けて流下することを特徴とする。
なお、窓部とは、遊技機がパチンコ機の場合には遊技領域を視認可能にする窓部のことをいい、遊技機がスロットマシンの場合には回転リールや液晶表示装置の表示を視認可能にする窓部のことをいう。また、遊技媒体とは、遊技機がパチンコ機の場合にはパチンコ球のことをいい、遊技機がスロットマシンの場合にはメダルのことをいう。
なお、前記前面扉における前記排出口の下方に遊技媒体を受容する受け皿を設け、前記排出口から排出された遊技媒体が、下方に落下して前記受け皿に返却されることが好ましい。
また、前記検出装置における遊技媒体の検出を有効にするか否かを制御する検出制御手段を備えたことが好ましい。
また、前記検出装置からの検出信号を計数する計数手段と、前記計数手段における計数値が、予め設定された基準値に到達したか否かを判定する計数値判定手段とを備え、前記計数値判定手段の判定結果において前記計数値が基準値に到達した場合に、前記演出変更手段によって演出が変更されることが好ましい。
また、前記検出手段における遊技媒体の検出を有効とする有効検出時間を設けるとともに、前記有効検出時間内に前記検出信号が出力されたか否かを判定する出力判定手段を備え、前記出力判定手段の判定において、前記検出信号が出力された場合に、前記演出変更手段によって演出が変更されることが好ましい。
また、前記有効検出時間は、前記窓部から視認可能に配設された図柄表示装置における識別情報の変動表示時間内に設けられていることが好ましい。なお、図柄表示装置には、液晶表示装置の他に回転リールの図柄も含まれる。
また、前記有効検出時間は、前記図柄表示装置における識別情報の停止表示が特定の表示となる場合に移行し、かつ通常の遊技よりも遊技者に有利となる特別遊技状態中に設けられていることが好ましい。
また、前記演出変更手段は、前記図柄表示装置において実行される演出を変更することが好ましい。
本発明によれば、遊技盤が設けられた本体部材と、前記本体部材に取り付けられ、実行される遊技を視認可能にする窓部を備えた前面扉と、前記遊技盤に設けられた入賞口と、を備え、前記遊技盤を流下する遊技媒体が、前記入賞口に入賞することにより抽選が行われ、前記抽選の結果に基づいて演出が行われる遊技機において、前記前面扉に設けられ、遊技媒体を投入可能な投入口と、前記前面扉に設けられ、前記投入口から投入された遊技媒体が排出される排出口と、前記投入口と前記排出口との間、かつ遊技媒体が前記遊技盤を流下する領域からは区画された位置に設けられた案内通路と、前記案内通路に配置されて前記投入口から投入された遊技媒体を検出する検出装置と、前記検出装置によって前記投入口から投入された遊技媒体の検出が行われたことに基づいて、前記抽選の結果に基づいて実行される演出を他の演出に変更する演出変更手段とを備え、前記検出装置よりも上流側に配置され、前記案内通路を遮断することが可能な遮断部材と、前記遮断部材を、所定の契機で前記案内通路を遮断する位置と前記案内通路の遮断を解除する位置との間で移動させる移動装置とを設け、前記遮断部材は、前記案内通路を遮断する位置において、前記投入口に投入された前記遊技媒体を収納する収納スペースを有し、前記収納スペースに前記遊技媒体を収納した状態で、前記遮断部材が前記移動装置によって前記案内通路を遮断する位置から前記案内通路の遮断を解除する位置へ移動した場合に、前記収納スペースに収納された遊技媒体が前記検出装置に向けて流下することとしたので、単調になりがちな遊技に変化をもたせ、遊技者を遊技に積極的に参加させることが可能になる。また、操作ハンドルを操作しない他方の手を使用して投入口へ遊技球を投入する作業を行うため、遊技中における遊技者の手持ち無沙汰を解消させることも可能になる。さらに、遊技球を介して演出変更の操作が行われるので、従来のように、遊技者に力任せに操作されることがないので、検出装置に対する衝撃を軽減させることができ、その耐久性も向上させることが可能になる。
また、前記案内通路に配置される検出装置よりも上流側に配置され、前記案内通路を遮断する遮断部材と、前記遮断部材を、前記案内通路を遮断する位置と前記案内通路の遮断を解除する位置との間で移動させる移動装置とを備えることとしたので、例えば、通常の遊技よりも遊技者に対して有利になる大当たり条件が成立した場合以外に遊技媒体の投入を行えなくし、遊技者が不正目的に悪用することを防止することが可能になる。
また、前記検出装置における遊技媒体の検出を有効にするか否かを制御する検出制御手段を備えることとしたので、案内通路等の構造を複雑な構造にすることなく、製造コストを抑えることが可能になる。また、検出制御手段によって検出信号の有効化及び無効化が行われるので、遊技者が不正目的に悪用することを防止することが可能になる。
また、前記検出装置からの検出信号を計数する計数手段と、前記計数手段における計数値が、予め設定された基準値に到達したか否かを判定する計数値判定手段とを備え、前記計数値判定手段の判定結果において前記計数値が基準値に到達した場合に、前記演出変更手段によって演出が変更されることとしたので、演出を変更させようとする遊技者をより積極的に遊技に参加させ、遊技の興趣を向上させることが可能になる。また、投入した遊技媒体の計数値が基準値に到達して演出が他の演出に変更された場合には、遊技者に満足感を与えることが可能になる。
また、前記検出手段における遊技媒体の検出を有効とする有効検出時間を設けるとともに、前記有効検出時間内に前記検出信号が出力されたか否かを判定する出力判定手段を備え、前記出力判定手段の判定において、前記検出信号が出力された場合に、前記演出変更手段によって演出が変更されることとしたので、演出を変更させようとする遊技者は有効検出時間内に投入口に遊技球を投入するべく遊技に集中することになり、遊技者をより積極的に遊技に参加させることが可能になる。また、有効検出時間内に遊技媒体が投入され、演出が他の演出に変更された場合には、遊技者に満足感を与えることが可能になる。
また、前記有効検出時間は、前記窓部から視認可能に配設された図柄表示装置における識別情報の変動表示時間内に設けられていることとしたので、単調な遊技になりがちな特別遊技に変化をもたせ、遊技者を飽きさせないようにすることが可能となる。また、特別遊技における遊技者の手持ち無沙汰を解消させることが可能になる。
また、前記有効検出時間は、前記図柄表示装置における識別情報の停止表示が特定の表示となる場合に移行し、かつ通常の遊技よりも遊技者に有利となる特別遊技状態中に設けられていることとしたので、単調な遊技になりがちな特別遊技に変化をもたせ、遊技者を飽きさせないようにすることが可能となる。また、特別遊技における遊技者の手持ち無沙汰を解消させることが可能になる。
また、前記演出変更手段は、前記図柄表示装置において実行される演出を変更することとしたので、遊技者の興趣や期待感を高めることが可能になる。
本発明の一形態であるパチンコ機の構成を図1ないし図9に基づいて説明する。図1に示すように、パチンコ機(遊技機)1は、基体となる本体部材2の前面に、上部扉3及び下部扉4からなる前面扉5が開閉自在に取り付けられている。上部扉3には、中央に開口6が設けられている。また、上部扉3の裏面側には、ガラス等の透光性を有する部材からなるガラス扉7が上部扉3に対して開閉自在に取り付けられている。通常は、ガラス扉7は上部扉3に閉じられており、開口6がガラス扉7(窓部)によって覆われた状態になっている。なお、ガラス扉7の下部には、投入口8及び排出口9が設けられており、投入口8及び排出口9は、後述する入力装置20の案内通路と連通している。投入口8は、パチンコ球を投入するために、排出口9は、投入口8から投入されたパチンコ球を排出するために設けられている。これらの孔は、いずれも円形状をしており、パチンコ球が通過可能な大きさを有している。
下部扉4には、受け皿10及び操作ハンドル11が設けられている。受け皿10は、下部扉4の上方に設けられており、遊技開始時等において遊技者が投入したパチンコ球や、大当たり等のように所定の条件が成立した場合に払い出される賞球等を受容する。操作ハンドル11は、受け皿10の下方に設けられており、図示しない発射装置によるパチンコ球の打ち出し強さを調節する。
図2に示すように、本体部材2には遊技盤12が取り付けられている。遊技盤12の盤面には、センター役物13、始動入賞口14、アタッカ15及びアウト口16等が設けられている。センター役物13は遊技盤12の略中央に設けられており、図柄表示装置17を備えている。図柄表示装置17は、始動入賞口14にパチンコ球が入賞した場合に変動パターンを表示する。また、遊技の進行に応じて演出効果を高めるキャラクタの表示やアニメーション等の表示を行う。
始動入賞口14は、センター役物13の下方に設けられている。始動入賞口14にパチンコ球が入賞すると、予め定められた数の賞球が払い出され、それと同時に移行抽選が行われる。この移行抽選の結果によって「当たり」か否かが判定され、「大当たり」の場合には、通常の遊技よりも遊技者に対して有利になる特別遊技が開始される。アタッカ15は、始動入賞口14の下方に設けられている開閉扉状の部材であり、その奥に大入賞口18が設けられている。通常、アタッカ15は閉じ位置にあり、パチンコ球が大入賞口18に入賞しないようになっている。特別遊技が開始されると、アタッカ15は開き位置に移動し、パチンコ球が大入賞口18に入賞しやすい状態となる。
アウト口16は、アタッカ15の下方に設けられており、始動入賞口14等に入賞しなかったパチンコ球を回収する。案内板19は、遊技盤12の下部に設けられている。案内板19の上端部は曲線を描くように形成されており、その最下点にアウト口16が配設されている。始動入賞口14等に入賞しなかったパチンコ球は、案内板19によってアウト口16へ案内される。また、案内板19の前面には、入力装置20及びLED21が設けられている。本実施形態では、入力装置20は、遊技が特別遊技へ移行した後に行われる演出変更に係る補助遊技の入力装置として使用されている。
LED21は、入力装置がパチンコ球の通過を許容する状態にあるか否かによって点灯又は消灯する。すなわち、後述する規制部材32が通過許容位置にある場合には、LED21は点灯し、案内通路36へパチンコ球の投入が可能である旨を遊技者に報知する。また、規制部材32が通過規制位置にある場合には、LED21は消灯し、案内通路36へパチンコ球を投入できない旨を遊技者に報知する。なお、入力装置20の構成等については後述する。
次に、入力装置20の構成を図3に基づいて説明する。入力装置20は、案内枠31、規制部材(遮断部材)32、モータ33及び案内通路センサ(検出装置)34から構成されている。また、案内板19には案内枠31を固定する固定孔22が、遊技盤12には案内通路センサ34等を挿通させる挿通孔23が設けられている。
案内枠31は、その内部に回転スペース35と案内通路36とを備えている。回転スペース35は案内通路36の上方に設けられ、規制部材32が回転スペース35内で回転できるように形成されている。また、案内通路36は、投入口8から投入されたパチンコ球を下端部へ案内する通路であり、パチンコ球が流下可能となるように形成されている。また、この案内枠31の内壁面には、案内枠31の裏面側から前面側に向けて、左右両側に一対の溝37が形成されている。
規制部材32は、本体38と連結部39とから構成されている。本体38は、円柱形状の部材の一部がカットされ、このカットされた部分にパチンコ球が収納する収納スペース40が設けられている。図3においては、収納スペース40は上方が開口するように形成されている。このように、上方が開口するように位置するときは、投入口8から投入されたパチンコ球は案内通路36に案内されることなく収納スペース40に貯留される。一方、本体38が回転し、下方が開口するように位置するようになると、投入口8から投入されたパチンコ球は収納スペース40から案内通路36の内部へと案内される。連結部39は、本体38の裏面側に形成されており、モータ33の回転軸41が圧入される孔が設けられている。
モータ33は回転軸41を備えており、回転軸41の先端に取り付けられる規制部材32を回転させるものである。モータ33は、後述するCPU52からの駆動信号及び停止信号に基づいて、駆動及び停止動作を行う。案内通路センサ34には近接センサが使用されている。遊技球が案内通路センサ34の孔内を通過すると、後述するCPU52へ検出信号を出力する。なお、案内通路センサ34は、案内枠31に形成された溝37によって案内されながら、案内枠31に取り付けられる。
このような構成の入力装置20は、次のような方法で遊技盤12に取り付けられる。まず、案内枠31を固定孔22の前方から挿入し、例えば接着等によって固定孔22内に固定する。次に、挿通孔23の裏面側から案内通路センサ34を挿入する。案内枠31には一対の溝37が設けられているので、案内通路センサ34は、この溝37によって案内枠31中を案内されながら、案内枠31に固定される。次に、遊技盤12の裏面にモータ33を固定する。モータ33を遊技盤12の裏面に固定すると、回転軸41の先端は、案内枠31の回転スペース35内に位置するように形成されている。モータ33を固定した後に、規制部材32を回転スペース35に取り付ける。規制部材32は、案内板19の前方から挿入し、回転軸41の先端と連結部39とを螺合させて、案内枠31内に取り付けられる。
次に、入力装置20の動作について説明する。入力装置20は、回転スペース35内に設けられた規制部材32がモータ33の駆動によって回転動作を行う。図4に示すように、規制部材32は、通常はパチンコ球の案内通路36への流下を規制する通過規制位置に位置付けられている。そして、例えば大当たり等のような所定の条件が成立した場合にモータ33が駆動して、図5に示すように、パチンコ球の案内通路36への流下を許容する通過許容位置まで回転動作を行う。さらに、後述する演出変更条件が満たされるか、又はタイマーにおける計時時間が予め設定された時間に到達すると、モータ33が駆動して、規制部材32は通過規制位置まで回転動作を行う。
次に、本発明のパチンコ機の電気的構成を図6に基づいて説明する。パチンコ機1の基本的な動作は制御装置51によって行われている。制御装置51は、CPU52、ROM53及びRAM54から構成されている。CPU52、ROM53及びRAM54は、バスラインによって互いに接続されており、相互にデータの通信ができるようになっている。
CPU52は、乱数抽出部55、当たり判定部56、演出変更条件設定部57、演出変更判定部58、演出制御部(演出変更手段)59、タイマー60及びカウンター(計数手段)61を備えている。また、CPU52には、始動入賞口センサ62、大入賞口センサ63、案内通路センサ34、通過許容位置検出センサ64及び通過規制位置検出センサ65が接続されている。さらに、CPU52には、払出し装置66と、図柄表示装置17が接続されるとともに、各ドライバ67,68を介してモータ33及びLED21が接続されている。
乱数抽出部55は、乱数テーブル69から乱数を抽出し、一定の周期でその乱数の更新を行う。乱数抽出部55は、始動入賞口センサ62から検出信号の出力があった場合に当たり判定部に乱数を出力する。
当たり判定部56は、乱数抽出部55から送られた乱数が大当たりか否かを乱数テーブル69を用いて判定する。ここで、この乱数が大当たりだった場合には特別遊技に移行し、図柄表示装置17に特別遊技の演出を表示させる。
演出変更条件設定部57は、当たり判定部56において乱数抽出部55から出力された乱数が大当たりと判定された場合に、演出変更条件テーブル70から演出変更条件となるデータを抽出し、その条件を演出変更条件として設定する。この演出変更条件となるデータは、演出変更判定部58に送られる。なお、本形態では、演出変更条件は、後述するタイマー60による計時時間と、カウンター61によりカウントされるカウント数に基づくものであるとする。また、カウント数とは、案内通路センサ34から出力される検出信号の数をカウントした数を意味する。
演出変更判定部58は、演出変更条件設定部57が抽出した演出変更条件と、タイマー60による計時時間及びカウンター61による案内通路センサ34の検出信号のカウント数とを対比し、演出変更条件を満たしたか否かの判定を行う。
演出制御部59は、図柄表示装置17に表示する図柄等の表示制御を行う。例えば、演出変更判定部58によって演出変更条件が満たされたと判定された場合には、演出制御部59は演出テーブル71から特別遊技開始時における演出とは別の演出を図柄表示装置17に表示させるように制御する。一方、演出変更判定部58によって演出変更条件が満たされなかったと判定された場合には、演出制御部59は特別遊技開始時における演出を継続して図柄表示装置17に表示させるように制御する。
タイマー60は、演出変更条件の一要素となっている計時時間の計時を行う。カウンター61は、特別遊技のラウンド数をカウントするとともに、案内通路センサ34から出力される検出信号のカウントを行う。
ROM53には、乱数テーブル69、演出変更条件テーブル70及び演出テーブル71が格納されている。乱数テーブル69には、移行抽選において使用される複数の乱数が格納されている。また、演出変更条件テーブル70には、演出変更を伴う補助遊技を行う際に使用される演出変更条件が格納されている。さらに、演出テーブル71には、遊技において演出として用いられるキャラクタ表示やアニメーション表示等のデータが格納されている。
始動入賞口センサ62は、始動入賞口14にパチンコ球が入賞したことを検出して、その検出信号をCPU52に出力する。CPU52は、始動入賞口センサ62からの検出信号を受けると、その検出信号を受けた時点に乱数抽出部55が格納する乱数を当たり判定部56に出力する。
通過許容位置検出センサ64及び通過規制位置検出センサ65は、規制部材32の後方に設けられている(図示せず)。これらのセンサ64,65は、例えば光電センサが使用されており、発光部と受光部の間には一部に孔の開いた位置検出片がモータの駆動と連動するように設けられている。ここで、規制部材32が通過許容位置にある場合には、板状の部材は、孔の中心が通過許容位置検出センサ64の発光部の光軸と一致するように位置付けられ、発光部からの光が受光部へ到達可能となる。受光部に発光部からの光が到達すると、通過許容位置検出センサ64は、検出信号をCPU52に出力する。同様に規制部材32が通過規制位置にある場合には、板状の部材は、孔の中心が通過規制位置検出センサ65の発光部の光軸と一致するように位置付けられ、発光部からの光が受光部へ到達可能となる。受光部に発光部からの光が到達すると、通過規制位置検出センサ65は、検出信号をCPU52に出力する。
払出し装置66は、例えば、始動入賞口14にパチンコ球が入賞した場合などに、CPU52からの排出信号を受けて、所定枚数のパチンコ球を払い出す。図柄表示装置17は、移行抽選が行われている場合等にその可変表示や停止図柄等の他に、キャラクタ表示やアニメーションの表示等、遊技者の興趣を高めるような演出も表示する。これらの表示は、演出制御部59によって制御されている。
ドライバ67はCPU52に電気的に接続されている。すなわち、遊技が特別遊技に移行する際に、CPU52はドライバ67に駆動信号を出力する。駆動信号を受けたドライバ67はモータ33の駆動を開始する。同様に、CPU52からドライバ67に停止信号が出力されると、ドライバ67はモータ33の駆動を停止する。
ドライバ68はCPU52に電気的に接続されている。特別遊技が開始されて規制部材32が通過許容位置に移動すると、CPU52はドライバ68を介して点灯信号を出力し、LED21を点灯させる。同様に、規制部材32が通過規制位置に移動すると、CPU52はドライバ68を介して消灯信号を出力し、LED21を消灯させる。
このような構成によるパチンコ機1は、特別遊技中においては図7のように動作を行う。特別遊技が開始されると、図柄表示装置17において通常の特別遊技の演出が開始される(ステップS1)。また、この特別遊技の開始と同時に入力装置20を使用した補助遊技が開始される。補助遊技は、まず演出変更条件設定部がROM53の演出変更条件テーブル70から演出変更条件を抽出する(ステップS2)。そして、ステップS2において抽出された演出変更条件を図柄表示装置17に表示させる(ステップS3)。なお、本形態では、演出変更条件が「3秒以内に5個以上のパチンコ球を入力装置20に投入すること」であるとして説明を行う。上記の内容を図柄表示装置17に表示させると同時に、CPU52はドライバ67へ駆動信号を出力してモータ33の駆動を開始させる。モータ33は、規制部材32を通過規制位置から通過許容位置まで回転させる(ステップS4)。規制部材32の回転位置が図8に示す通過規制位置から図9に示す通過許容位置に回転すると、通過許容位置検出センサ64はCPU52に検出信号を出力する。この検出信号を受けたCPU52は、ドライバ67へ停止信号を出力する。停止信号を受けたドライバ67によって、モータ33は駆動を停止する。また、CPU52は、上記の動作と平行してドライバ68へ制御信号を出力してLED21を点灯させ(ステップS5)、タイマー60による計時を開始する(ステップS6)。
計時開始後、CPU52は、入力装置20にパチンコ球が投入されたか、すなわち、案内通路センサ34からの検出信号を受けたかを判定する(ステップS7)。ここで、案内通路センサ34からの検出信号を受けた場合には、CPU52はカウンター61に検出信号をカウントさせ(ステップS8)、カウンター61によってカウントされたカウント数が5以上か否かを演出変更判定部(計数値判定手段)58に判定させる(ステップS9)。一方、案内通路センサ34からの検出信号を受けなかった場合には、CPU52はカウンター61による検出信号のカウントを行うことなく、その時点におけるカウント数が5以上か否かを演出変更判定部58に判定させる(ステップS9)。なお、図9に示すように、入力装置20に投入されたパチンコ球は排出口9から排出された後、受け皿10に向けて流下し、受け皿10に受容される。
演出変更判定部58による判定結果が5以上である場合には、CPU52はステップS11に処理を移行する。一方、演出変更判定部58による判定結果が5未満である場合には、CPU52は、タイマー60の計時時間が計時開始から3秒経過しているか否かを演出変更判定部58に判定させる(ステップS10)。ここで、計時時間が3秒経過していない場合には、CPU52は処理をステップS6に戻し、再び案内通路センサ34からの検出信号を受けたかを判定する。このように、カウント数が5未満であって、計時時間が計時開始から3秒経過していない場合には、ステップS6〜S10の処理を一定の周期で繰り返し行う。
一方、ステップS9においてカウント数が5以上であると演出変更判定部58が判定した場合、及びステップS10においてタイマー60による計時時間が計時開始から3秒経過したと演出変更判定部58が判定した場合には、LED21を消灯させる(ステップS11)。また、ステップS11と同時に規制部材32を回転させて、通過規制位置に移動させる(ステップS12)。
次に、ステップS13において、カウント数が5以上であるかを再度判定する。ここで、カウント数が5以上であると演出変更判定部58が判定した場合には、演出変更条件を満たしたと判断して、CPU52は、例えばプレミア演出のように通常の特別遊技の演出とは異なる演出を行うように演出制御部59を制御する。このとき、演出制御部59は、演出テーブル71から上述した演出に関するデータを抽出する。CPU52は、演出制御部59が演出テーブル71から抽出したデータに基づいて特別遊技開始時における演出とは異なる演出に切り替えて、図柄表示装置17に演出を表示する(ステップS14)。一方、ステップS13において、カウント数が5未満であると演出変更判定部58が判定した場合には、CPU52は、演出制御部59に通常の特別遊技の演出を継続して行うように制御させる。この場合は、図柄表示装置17はCPU52から出力される制御信号に基づいて、通常の特別遊技の演出を継続して表示する(ステップS15)。
以上のように、本形態のパチンコ機によれば、演出の変更等を行う場合に押しボタンを直接押下することがなく、パチンコ球を入力装置に投入することで演出変更を伴う補助遊技が行われるので、従来の押しボタン式のものと比較して、入力装置の耐久性を向上させることが可能になる。
また、特別遊技中に演出変更の補助遊技を行うことにより、遊技者が手持ち無沙汰となって飽きが生じやすい特別遊技中に、遊技者の興趣を上げることが可能となり、遊技者を積極的に遊技に参加させることが可能になる。
なお、本形態では、入力装置に規制部材を設けることとしているが、本発明はこれに限定するものではなく、例えば、入力装置を図10に示すような構造にしてもよい。なお、前記における説明と重複する部分については説明を省略し、符号も同一のものを使用する。
図10に示す入力装置81は、案内枠82と案内通路センサ34から構成されている。案内枠82は縦長の枠状部材であり、上下端は曲線を描くように形成されている。また、案内枠82内には案内通路73が形成されている。さらに、案内枠82の内面には、その裏面側から前面側に向けて左右に一対の溝84が設けられている。なお、この溝84が案内通路センサ34の固定に使用されるのは、前の形態と同様である。
このような構成の入力装置81は、次のような方法で遊技盤12に取り付けられる。まず、案内枠82を固定孔85に固定する。案内枠82は固定孔85の前方から挿入されて、例えば接着等によって固定される。次に、挿通孔86の裏面側から案内通路センサ34を挿入する。案内枠82には一対の溝84が設けられているので、案内通路センサ34は、この溝84によって案内枠82中を案内されながら固定される。
パチンコ機1の変形例の電気的構成を図11に示す。本形態の制御装置91は、図6に示すCPU92に検出信号制御部93が追加されており、モータ33とドライバ67が省略されている。検出信号制御部93は、案内通路センサ34から出力される検出信号を有効化又は無効化する。すなわち、図12に示すように、この例による入力装置81は演出変更を伴う補助遊技が開始されているか否かに関わらず、いつでもパチンコ球を投入できる構造となっている。したがって、検出信号制御部93では、通常は案内通路センサ34からの検出信号を無効化するように制御しており、例えばタイマー60によって計時が開始された場合等、所定の条件が成立した場合には、一定の時間のみ当該検出信号を有効化するように制御している。
次に、このパチンコ機の特別遊技における動作を図13に基づいて説明する。まず、特別遊技が開始されると、図柄表示装置17において特別遊技の演出表示が開始される(ステップS31)。この特別遊技が開始すると、演出変更条件設定部は、ROM53の演出変更条件テーブル70から演出変更条件を抽出し(ステップS32)、演出変更条件を図柄表示装置17に表示させる(ステップS33)。なお、本形態においても演出変更条件が「3秒以内に5個以上のパチンコ球を入力装置に投入すること」であるとして説明を行う。上記の内容を図柄表示装置17に表示させると同時に、CPU92は検出信号制御部93に案内通路センサ34から出力される検出信号を有効化するように処理を行わせる(ステップS34)。また、ドライバへ制御信号を出力してLED21を点灯させ(ステップS35)、タイマー60に計時を開始させる(ステップS36)。
計時開始後、CPU92は、入力装置81にパチンコ球が投入されたか、すなわち、案内通路センサ34からの検出信号を受けたかを判定する(ステップS37)。ここで、案内通路センサ34からの検出信号を受けた場合には、CPU92はカウンター61に検出信号をカウントさせ(ステップS38)、カウンター61によってカウントされたカウント数が5以上か否かを演出変更判定部58に判定させる(ステップS39)。一方、案内通路センサ34からの検出信号を受けなかった場合には、CPU92はカウンター61による検出信号のカウントを行うことなく、その時点におけるカウント数が5以上か否かを演出変更判定部58に判定させる(ステップS39)。
演出変更判定部58による判定結果が5未満である場合には、CPU92は、タイマー60の計時時間が計時開始から3秒経過しているか否かを演出変更判定部58に判定させる(ステップS40)。ここで、計時時間が3秒経過していない場合には、CPU92は処理をステップS37に戻し、再び案内通路センサ34からの検出信号を受けたかを判定する(ステップS37)。このように、カウント数が5未満であって、計時時間が計時開始から3秒経過していない場合には、ステップS37〜S40の処理を一定の周期で繰り返し行う。
一方、カウンター61のカウント数が5以上であると演出変更判定部58に判定された場合、及びタイマー60の計時時間が計時開始から3秒経過したと演出変更判定部58に判定された場合には、LED21を消灯し(ステップS41)、案内検出センサ34から出力される検出信号を無効化する(ステップS42)。次に、ステップS43において、カウント数が5以上であるかを再度判定する。ここで、カウント数が5以上であると演出変更判定部58が判定した場合には、演出変更条件を満たしたと判断して、CPU92は、例えばプレミア演出のように通常の特別遊技の演出とは異なる演出を行うように演出制御部59を制御する。このとき、演出制御部59は、演出テーブル71から上述した演出に関するデータを抽出する。CPU92は、演出制御部59が演出テーブル71から抽出したデータに基づいて特別遊技開始時における演出とは異なる演出に切り替えて、図柄表示装置17に演出を表示する(ステップS44)。一方、ステップS43において、カウント数が5未満であると演出変更判定部58が判定した場合には、CPU52は、演出制御部59に通常の特別遊技の演出を継続して行うように制御させる。この場合は、図柄表示装置17はCPU52から出力される制御信号に基づいて、通常の特別遊技の演出を継続して表示する(ステップS45)。
以上のように、本形態の変形例の入力装置を備える遊技機では、先の例と同様の補助遊技を行うことができ、かつ、入力装置の構造を簡略化することが可能になる。したがって、パチンコ機の製造過程におけるコストを抑制することが可能になる。
なお、本実施の形態におけるパチンコ機は、盤面に案内通路を埋め込んで入力装置を配設しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、遊技盤の前面に入力装置を取り付けてもよい。また、この入力装置は、盤面に固定されるものではなく、着脱自在な構造であってもよい。
また、本実施の形態におけるパチンコ機は、排出口から排出されたパチンコ球は受け皿10へ落下する構造となっているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、排出口9から受け皿10へ向けてパイプを延ばし、その中をパチンコ球が流下するようにしてもよい。
また、本実施の形態におけるパチンコ機は、特別遊技に移行する時点から演出変更を伴う補助遊技を開始することとしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の遊技条件の成立に基づいて当該補助遊技を開始させることとしてもよい。例えば、始動入賞口にパチンコ球が入賞した時点から当該補助遊技を開始することとしてもよい。また、特別遊技中における各ラウンド毎に当該補助遊技を行うこととしてもよい。
また、本実施の形態におけるパチンコ機は、演出変更条件が達成されると通常の特別遊技の演出とは異なる演出を行うこととしているが、この演出は一種類に限ることなく、例えば遊技の進行状況に応じて複数種類の演出の中から適宜抽出するようにしてもよい。また、例えば、演出変更条件を段階的に設定しておき、所定時間内にカウントされたカウント数に応じて、特別遊技における演出を変更するようにしてもよい。
また、本実施の形態におけるパチンコ機は、演出変更条件として計時時間とカウント数の二要素を使用しているが、例えば、計時時間のみを演出変更条件として用いるようにしてもよい。また、演出変更条件には、計時時間及びカウント数以外の条件を用いるようにしてもよい。
また、本実施の形態におけるパチンコ機は、演出変更条件抽出部によって抽出された演出変更の条件を図柄表示装置に表示させることとしているが、当該条件のみならず、遊技球の投入口への投入が可能な残存時間や、案内通路センサの検出信号を有効化処理する残存時間等を図柄表示装置に表示させてもよい。
また、本実施の形態では、遊技機の一例としてパチンコ機を使用して説明をしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、スロットマシン等の他の遊技機においても適用することが可能である。
本発明の一形態であるパチンコ機の構造を表した外観斜視図である。 前面扉を開いた状態にパチンコ機の遊技盤の構造を表した外観斜視図である。 入力装置の構造を表した分解斜視図である。 規制部材が通過規制位置にある場合の入力装置を表した拡大図である。 規制部材が通過許容位置にある場合の入力装置を表した拡大図である。 本形態のパチンコ機の電気的構成を表したブロック図である。 本形態のパチンコ機の特別遊技における演出変更の一連の動作を表したフローチャートである。 通過規制位置にある入力装置を表した縦断面図である。 通過許容位置にある入力装置を表した縦断面図である。 本形態の変形例の入力装置の構造を表した分解斜視図である。 本形態の変形例の電気的構成を表したブロック図である。 本形態の変形例の入力装置の構造を表した縦断面図である。 本形態の変形例の特別遊技における演出変更の一連の動作を表したフローチャートである。
1 パチンコ機(遊技機)
5 前面扉
7 ガラス扉
8 投入口
9 排出口
17 図柄表示装置
20,71 入力装置
32 規制部材(遮断部材)
33 モータ(移動装置)
34 案内通路センサ(検出装置)
36,83 案内通路
58 演出変更判定部
59 演出制御部(演出変更手段)
60 タイマー
61 カウンター(計数手段)
70 演出条件テーブル
71 演出テーブル
93 検出信号制御部(検出制御手段)

Claims (7)

  1. 遊技盤が設けられた本体部材と、
    前記本体部材に取り付けられ、実行される遊技を視認可能にする窓部を備えた前面扉と、
    前記遊技盤に設けられた入賞口と、を備え、
    前記遊技盤を流下する遊技媒体が、前記入賞口に入賞することにより抽選が行われ、前記抽選の結果に基づいて演出が行われる遊技機において、
    前記前面扉に設けられ、遊技媒体を投入可能な投入口と、
    前記前面扉に設けられ、前記投入口から投入された遊技媒体が排出される排出口と、
    前記投入口と前記排出口との間、かつ遊技媒体が前記遊技盤を流下する領域からは区画された位置に設けられた案内通路と、
    前記案内通路に配置されて前記投入口から投入された遊技媒体を検出する検出装置と、
    前記検出装置によって前記投入口から投入された遊技媒体の検出が行われたことに基づいて、前記抽選の結果に基づいて実行される演出を他の演出に変更する演出変更手段とを備え、
    前記検出装置よりも上流側に配置され、前記案内通路を遮断することが可能な遮断部材と、
    前記遮断部材を、所定の契機で前記案内通路を遮断する位置と前記案内通路の遮断を解除する位置との間で移動させる移動装置とを設け、
    前記遮断部材は、前記案内通路を遮断する位置において、前記投入口に投入された前記遊技媒体を収納する収納スペースを有し、
    前記収納スペースに前記遊技媒体を収納した状態で、前記遮断部材が前記移動装置によって前記案内通路を遮断する位置から前記案内通路の遮断を解除する位置へ移動した場合に、前記収納スペースに収納された遊技媒体が前記検出装置に向けて流下することを特徴とする遊技機。
  2. 前記前面扉における前記排出口の下方に遊技媒体を受容する受け皿を設け、
    前記排出口から排出された遊技媒体が、下方に落下して前記受け皿に返却されることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記検出装置における遊技媒体の検出を有効にするか否かを制御する検出制御手段を備えたことを特徴とする請求項1または2記載の遊技機。
  4. 前記検出装置からの検出信号を計数する計数手段と、
    前記計数手段における計数値が、予め設定された基準値に到達したか否かを判定する計数値判定手段とを備え、
    前記計数値判定手段の判定結果において前記計数値が基準値に到達した場合に、前記演出変更手段によって演出が変更されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一に記載の遊技機。
  5. 前記検出手段における遊技媒体の検出を有効とする有効検出時間を設けるとともに、前記有効検出時間内に前記検出信号が出力されたか否かを判定する出力判定手段を備え、
    前記出力判定手段の判定において、前記検出信号が出力された場合に、前記演出変更手段によって演出が変更されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一に記載の遊技機。
  6. 前記有効検出時間は、前記窓部から視認可能に配設された図柄表示装置における識別情報の変動表示時間内に設けられていることを特徴とする請求項5記載の遊技機。
  7. 前記有効検出時間は、前記図柄表示装置における識別情報の停止表示が特定の表示となる場合に移行し、かつ通常の遊技よりも遊技者に有利となる特別遊技状態中に設けられていることを特徴とする請求項5又は6記載の遊技機。
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