JP4415873B2 - シート給送装置および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、積み重ねられたシートを収容するシート収容手段を備え、該シート収容手段からシートを給送するシート給送装置、および、このシート給送装置を備えた画像形成装置に関する。
従来より、積み重ねられたシート状の記録媒体を収容した記録媒体カセットのこれら記録媒体同士の密着を防止するために、積み重ねた記録媒体の側面にエアーを吹き付けるシート給送装置が知られている。
また、このようなシート給送装置において、上記側面へのエアーが排風される排風口の前面に上下動するシャッタを設け、このシャッタを上下動させることで記録媒体に対するエアーの吹き付け位置を変化させ、記録媒体同士の密着をより効果的に防止する提案がなされている(特許文献1参照)。
特開平11−5643号公報
しかし、上記提案では、装置が大型化するという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑み、装置の大型化を抑制しながら、記録媒体同士の密着を防止する工夫が図られたシート給送装置、および、このシート給送装置が備えられた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明のシート給送装置は、
積み重ねられたシートを収容するシート収容手段を備え、このシート収容手段からシートを給送するシート給送装置において、
上記シート収容手段に収容されたシートの一番上のシートよりも上の退避位置とこの一番上のシートに接触する接触位置との間で移動自在な、この接触位置で回転することによりこのシート収容手段からシートを給送するシート給送手段と、
エアーを、上記シート収容手段に収容されたシートの縁に向けて吹き出し、シートを浮揚させるエアー供給手段と、
シートの給送動作を開始してから下流側の搬送手段にシートを受け渡す間以外で上記エアー供給手段がエアーを吹き出している最中に上記シート給送手段の下降動作を実施させる制御部とを備えたことを特徴とする。
本発明のシート給送装置では、エアーの吹き出しによって浮揚しているシートに対し、通常は接触位置において回転することでシート収容手段からシートを給送するシート給送手段に下降動作を1又は複数回実施させる。つまり、本発明のシート給送装置では、既に備えられている設備を用いながら、浮揚しているシートに対してシート給送手段による下降動作を実施させることで、従来のシャッタを用いるのと同様の効果を得ることができる。したがって、本発明のシート給送装置によれば、装置の大型化を抑制しながら、シート同士の密着の防止に寄与することができる。
ここで、上記制御部は、上記シート給送手段の下降動作を、上記退避位置から上記接触位置の間で、少なくとも1回以上実施させるものであることが好ましい。
また、このシート給送装置は、上記シート収容手段からシートを1枚給送することを指示する給送指示信号が所定の時間間隔で送られてくるものであり、上記制御部は、上記給送指示信号と次の給送指示信号の間に、少なくとも1回以上、上記シート給送手段の下降動作を実施させるものであることも好ましい態様である。
ここで、このシート給送装置は、上記シート収容手段からシートを1枚給送することを指示する給送指示信号が所定の時間間隔で送られてくるものであり、上記制御部は、上記シート収容手段が、収容するシートの所定の高さ位置までの上昇を終了し、上記エアー供給手段がエアーを吹き出した後で、かつ第一回目のシート給送動作を開始する以前に、少なくとも1回以上、上記下降動作を実施させるものであることが好ましい。
また、上記シート収容手段に収容されているシートの種類をシート種類情報として取得するシート種類取得手段を備え、上記制御部が、上記シート種類取得手段により取得された、上記シート収容手段に収容されているシートのシート種類情報に応じた時間間隔で上記下降動作を少なくとも1回以上実施させるものであることも好ましく、あるいは、上記制御部が、上記シート種類取得手段により取得された、上記シート収容手段に収容されているシートのシート種類情報に応じた回数で上記下降動作を実施させるものであることも好ましい態様である。
シートの種類によってシート同士の密着具合は異なるため、このようにすると、シート同士の密着を効果的に防止することができる。
また、上記シート収容手段に収容されているシートの大きさをサイズ情報として取得するシートサイズ取得手段を備え、上記制御部が、上記シートサイズ取得手段により取得された、上記シートサイズ取得手段に収容されているシートのシートサイズ情報に応じた時間間隔で上記下降動作を実施させるものであることが好ましく、あるいは、上記制御部が、上記シートサイズ取得手段により取得された、上記シート収容手段に収容されているシートのシートサイズ情報に応じた回数で上記下降動作を実施させるものであることも好ましい態様である。
シートの種類が同じでも、シートの大きさによってはシートの浮揚のしやすさが異なり、このようにすることでシートを確実に浮揚させてから一旦押し下げることができ、シート同士の密着を効果的に防止することができる。
また、上記シート収容手段近傍の温度および湿度のうちの少なくともいずれか一方を環境情報として取得する環境情報取得手段を備え、上記制御部が、上記環境情報取得手段により取得された、上記シート収容手段近傍の温度および湿度のうちの少なくともいずれか一方の環境情報に応じた時間間隔で上記下降動作を少なくとも1回以上実施させるものであることが好ましく、あるいは、上記制御部が、上記環境情報取得手段により取得された、上記シート収容手段近傍の温度および湿度のうちの少なくともいずれか一方の環境情報に応じた回数で上記下降動作を実施させるものであることも好ましい態様である。
温度や湿度は、シート同士の密着具合に深く関わっていることから、このようにするとでシート同士の密着を効果的に防止することができる。
ここで、上記エアー供給手段を、上記シート給送手段の両側に設けたことが好ましい。
このように、エアー送風の場所を工夫することによってシートを確実に浮揚させてから一旦確実に押し下げることができ、シート同士の密着を効果的に防止することができる。
また、上記下降動作の実施回数を操作に応じて設定する回数設定操作手段を備え、
上記制御部が、上記下降動作を、上記回数設定操作手段によって設定された回数実施させるものであることが好ましい。
また、複数回の上記下降動作の実施にあたっての、この下降動作の実施間隔を操作に応じて設定する間隔設定操作手段を備え、上記制御部が、複数回の上記下降動作を、上記間隔設定操作手段によって設定された実施間隔で実施させるものであることも好ましい態様である。
このようにすると、調整ができ便利である。
上記目的を達成するための本発明の画像形成装置は、
積み重ねられたシートを収容するシート収容手段を有する、このシート収容手段からシートを給送するシート給送装置を備え、このシート給送装置によって給送されたシート上に画像を形成する画像形成装置において、
上記シート給送装置が、
上記シート収容手段に収容されたシートの一番上のシートよりも上の退避位置とこの一番上のシートに接触する接触位置との間で移動自在な、この接触位置で回転することによりこの記シート収容手段からシートを給送するシート給送手段と、
エアーを、上記シート収容手段に収容されたシートの縁に向けて吹き出し、このシートを浮揚させるエアー供給手段と、
シートの給送動作を開始してから下流側の搬送手段にシートを受け渡す間以外で上記エアー供給手段がエアーを吹き出している最中に上記シート給送手段の下降動作を実施させる制御部とを備えたことを特徴とする。
ここで、上記制御部が、シート給送手段の上記下降動作を、上記退避位置から上記接触位置の間で、少なくとも1回以上実施させるものであることが好ましい。
本発明によれば、装置の大型化を抑制しながら、記録媒体同士の密着を防止する工夫が図られたシート給送装置、および、このシート給送装置が備えられた画像形成装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明のシート給送装置の一実施形態を含む、本発明の画像形成装置の一実施形態の概略構成図である。
図1に示すプリンタ1は、シート給送装置11、画像形成部21、定着部31、およびシート搬送部41で構成された、記録シート上に白黒画像の形成を行なうモノクロプリンタである。
画像形成部21は、矢印A方向に回転する感光体ロール216と、感光体ロール216に所定の電荷を付与する、矢印B方向に回転する帯電器214と、外部端末2および画像読取装置3から送信されてくる画像データを受信する受信部211と、受信部211で受信した画像データを処理する画像データ処理部212と、画像データ処理部212で処理された画像データに応じて感光体ロール216を露光して静電潜像を形成する露光器213と、感光体ロール表面に形成された静電潜像をトナー現像する現像器215と、感光体ロール216の表面に形成されたトナー像を、シート搬送経路42を経由して搬送されてきた記録シート上に転写する、矢印D方向に回転する転写ロール217とで構成されている。
現像器215は、感光体ロール表面に形成された静電潜像を現像する、トナーを保持しながら矢印C方向に回転する現像ロール2151を有している。
定着部31は、トナー像が転写された記録シートを加熱ロール311と加圧ロール312との間にニップしながら搬送することでトナー像を記録シートに定着させる。
シート搬送部41は、搬送ロール411と、定着を終えた記録シートをプリンタ1の上面に排出するための排出ロール412とで構成されている。
シート給送装置11は、積み重ねられた記録シートを収容したシートカセット12と、これら積み重ねられた記録シートの縁に向けてエアーを吹き出すファン13a、13bと、シートカセット12からシート搬送経路42に記録シートを送り込むために記録シートをシートカセット12から引き出すシート引出部14とで構成されている。
図2は、シート給送装置の外観斜視図である。
図2には、図1に示すシート給送装置11の概略構成が示されており、ここには、記録シートが収容されるシートカセット12、シート引出部14の構成要素である、シートカセット12に収容されている記録シートの最上位の記録シートに接触し回転するナジャーロール141、ナジャーロール141よりもシート搬送経路側(図1参照)に位置しナジャーロール141により引き出されてきた記録シートをシート搬送経路42に送り込むフィードロール142、および、フィードロール142の下方に位置しフィードロール142に接触するリタードロール143が示されている。
また、図2には、シート給送装置11の構成要素であるスイッチパネル15、温度センサ16、湿度センサ17、これら各センサからの信号を受信すると共に後述するナジャーロール141の動作等を制御する制御部10、および、記録シートが引き出される向きと直交する向きにエアーを吹き出すファン13a、13b、記録シートが引き出される向きと平行な向きにエアーを吹き出すファン13c、13dの合計4基のファンが備えられている様子が示されている。これらファンから吹き出されるエアーは、シートカセット12に収容される記録シートのうちの上位の複数枚を浮揚させるが、特に、記録シートが引き出される向きと平行な向きにエアーを吹き出す2つのファン13c、13dは、ナジャーロール141の、記録シートとの接触位置において記録シートに接する部分よりもこのナジャーロール141の回転軸の延在方向外側になる両脇それぞれの下を通過するエアーを送風する。尚、このシート給送装置11には、図示は省略したが、実際には、シートカセット12の側壁に付設されているファン13c、13dを保護するためのガード部材が備えられている。
図3は、図2に示すシート給送装置を上方から見た場合の概略構成図である。
図3には、シート給送装置11の構成要素である、詳しくは後述するボトムプレート121、シートカセット内において互いに直交する向きに移動自在のエンドガイド18およびサイドガイド19が示されている。
これらエンドガイド18およびサイドガイド19は、シートカセット内に収容する記録シートのサイズに合わせてそれぞれ所定方向に移動できるようになっており、複数種類のサイズの記録シートを安定して積み重ねるために備えられている。また、プリンタ1では、これらエンドガイド18およびサイドガイド19の配置から、収容中のシートのシートサイズを検出できるようになっている。
図4は、シート給送装置の縦断面を示す図である。
図4には、シート給送装置11を構成するシート引出部14の構成要素が詳しく示されており、ここには、ナジャーロール141、フィードロール142、リタードロール143の他に、フィードロール142を中心にナジャーロール141を記録シート100側に回動させるソレノイド145、記録シート側に回動したナジャーロール141が記録シートに接触している高さが、予め設定されている高さであるか否か、即ち、積み重ねられた記録シートの高さが適切か否かを検知するレベルセンサ144が示されている。
このシート給送装置11では、レベルセンサ144によって、記録シートの高さが予め設定されている高さよりも低いことを検知すると、シートカセット12の底部に配備されているボトムプレート121を上昇させて記録シートの高さを予め設定されている高さまで引き上げる。尚、ボトムプレート121を上昇させる構成等は、公知の技術であり、本発明とは直接関係しないので説明は省略する。
図5は、図4において説明した、シート引出部の各構成要素の本実施形態におけるタイミングチャートである。
図5には、シートカセット12がプリンタ1に挿入された後の、ソレノイド145、レベルセンサ144、ボトムプレート121のモータ、ファン13a、13b、13c、13d、および給送モータの動作信号が示されている。
このシート給送装置11では、シートカセット12がプリンタ1に挿入されると、ボトムプレート下部に設けられたペーパ検知センサー(図示せず)によりシートカセット内にシートが存在するか否かを判断する。シートがない場合はそれ以降の動作はないが、存在する場合には、シートカセット12の挿入後、時間Taが経過すると、まずソレノイド145がオンされてナジャーロール141を記録シート100側に回動させる。これにより、ナジャーロール141は、退避位置からシートカセット12に収容されている記録シート側に回動する。その際に、ナジャーロール141がシートカセット内の最上位の記録シート100に接触する。ナジャーロール141が記録シート100に接触しても、レベルセンサ144がOFFであれば、シートの給送が可能な位置にあると判断し、ボトムプレート121のリフトアップは行わないが、レベルセンサ144がONであれば、シートが給送可能な位置にないと判断してボトムプレート121のモータを、レベルセンサ144がオンした後、時間Tb経過後にONしてリフトアップを開始させ、レベルセンサ144のOFFを検知してから時間Tc経過後にボトムプレート121のモータを停止し、ソレノイド145をOFFすることで、ナジャーロール141を、記録シートと接触する接触位置から、記録シートから離隔した退避位置に回動させて戻す。このプリンタ1では、電源投入直後のボトムプレート121のモータのオンからオフへの切り替わりをトリガとして、ファン13a、13b、13c、13dを起動するようになっている。また、このプリンタ1では、給送指示信号の受信前に、前捌き(プレブロー)動作を所定時間(回数)実施し、その間に給送指示信号が来なければ、ファンを停止させスタンバイ状態に移行する。仮にその間に給送指示信号が来れば、ファンを停止する事無く給送処理が実施され、所定時間内に次の給送指示信号が来ないとファン13a、13b、13c、13dを停止しスタンバイ状態に移行するようになっている。
また、図5には、プリンタ1からシート給送装置11に対してシートの給送を所定の時間間隔(T)で指示する一連の給送指示信号C1、C2、C3、C4、C5を受信している様子が示されているほか、このシート給送装置11では、エアーの送風が開始されてから指示信号C1が出されるまでの間(ここでは、この期間におけるエアーブローをプレブローと称す。)、回転を停止したナジャーロール141を退避位置から接触位置に移動させ、浮揚している記録シート100を一旦押し下げた(記録シート100を押し下げている時間を押下時間と称し、ここでは、押下時間Teは予め固定的に設定されている。)後に回転を停止させたままこのナジャーロール141を接触位置から退避位置に戻す押下処理A1、A2、A3が行われている様子が示されている。
このプリンタ1では、所定の時間間隔(T)で出される給送指示信号が出されてからその所定の時間間隔と同じ時間が経過するまでに押下時間Tiでの押下処理を1回のみ行なっているが、後述する条件により、これら押下時間Tiおよび押下処理の回数は変化する。
また、図5には、所定の時間間隔で出される一連の給送指示信号の最後の指示信号(ここでは、C5)が出された後であって、給送指示信号が出される所定の時間間隔(時間T)と同じ時間の経過後から次の指示信号が出されるまでの間のエアー送風(ここでは、この送風をポストブローと称す。)中に押下処理(押下時間Te)が6回(ここでは、A9、A10、A11、A12、A13、A14)行なわれていることが示されている。
ここで、図6は、図3に示すスイッチパネルの正面図である。
図6(a)に示すスイッチパネル15には、左から順に、エアー風量が‘大’または‘小’のうちのいずれか一方を選択するためのエアー風量選択スイッチ151、坪量が‘60−80’、‘81−105’、‘106−135’、‘136−186’、‘187−220’、‘221−300’のうちからいずれかを選択するための坪量選択スイッチ152、および、‘コート紙’、‘非コート紙’、および‘OHP’のうちのいずれかを選択するためのシート種類選択スイッチ153が示されている。これらスイッチをそれぞれ押下することにより、選択された内容表示に対応して設けられているLEDが点灯されるようになっており、図6(a)には、エアー風量‘大’、坪量‘60−80’、および‘コート紙’が選択されている様子が示されている。
前述したように、このプリンタ1において、上記条件に基づいて押下処理における、浮揚する記録シートを押し下げている時間および回数がこれらスイッチによる選択条件によって変化するのは、制御部10(図2参照)が、選択条件に応じて内容の異なるテーブルを参照するためである。尚、以下に示す、記録シートの搬送方向に関する長さ(以下、これを記録シートの長さと称す。)については、シートカセット上におけるエンドガイド18(図3参照)等の位置に基づいて検出されており、また、温度および湿度は、図2に示す温度センサ16および湿度センサ17によって検出されている。
以下は、テーブルの内容を表にあらわしたものである。
Figure 0004415873
表1は、温度センサ16により検出された温度が28°未満で、かつ、湿度センサ17により検出された湿度が80%未満である場合であって、記録シートの種類として‘コート紙’が選択された場合の、坪量と記録シートの長さとに応じて決定される、押下処理の回数および時間が示されている。
Figure 0004415873
一方、表2は、温度が29°以上で、かつ湿度が81%以上の高温高湿、即ち記録シート同士の密着が起こりやすい場合であって、記録シートの種類として‘コート紙’が選択された場合の、坪量と記録シートの長さとに応じて決定される押下処理の回数および時間が示されている。
表1および表2には、双方とも大きさや坪量が大きくなると、時間(msec)を減らして回数(回)を増やす傾向にある。これは、記録シートが大きく重い記録シートほど、押し下げ処理を多く行うことで効果が出てくるのと、これらは一旦押し下げると再び浮揚するまでに時間が必要となることを考慮した結果である。
Figure 0004415873
表3には、記録シートとして‘非コート紙’が選択された場合に参照されるテーブルの内容が示されている。記録シートが‘非コート紙’であると、‘コート紙’に比べ密着度合が少ないことから、検出される温度および湿度に関わらず、高温高湿ではないときのコート紙の条件(表1参照)と似通った設定がなされている。
Figure 0004415873
表4には、記録シートとして‘OHP’が選択された場合に参照されるテーブルの内容が示されている。
Figure 0004415873
表5は、記録シートの種類として‘コート紙’、エアー風量として‘小’が選択された場合の、坪量と記録シートの長さとに応じて決定される回数および時間が示されている。
Figure 0004415873
一方、表6は、記録シートの種類として‘コート紙’、エアー風量として‘大’が選択された場合の、坪量と記録シートの長さとに応じて決定される回数および時間が示されている。
表5および表6には、双方とも大きさや坪量が大きくなると、時間(msec)を短く、回数(回)を増やす傾向が示されている。これは、記録シートが大きく重い記録シートほど押下処理を多く行うことで効果が出てくるのと、これらは一旦押し下げると再び浮揚するまでに時間が必要となるためである。また、ファンの風量が大きい場合の内容が示された表6の方が全体として回数が多いのは、ファンの風量が小さい場合と比べて短時間で記録シートを浮揚させることができるためである。
ここで、図6に戻って話を続ける。
図6(a)の右端部には、以上に説明した、諸条件に応じて参照が決定されたテーブルの内容に対し押下処理の回数についての優先度を高める調整を行うための回数優先スイッチ154が示されており、ここには、調整は行わない‘標準’がデフォルトとして選択されている様子が示されている。以上に説明した表1から表6に示す内容は、この回数優先スイッチ154において‘標準’が設定されている場合の参照テーブルの内容であり、回数優先スイッチ154により、例えば、‘多’を選択すると、それぞれの表の内容に対し、押下処理の回数が多く、その分時間が削られた内容のテーブルを参照することになる。
図6(b)は、図6(a)の右端部に示す回数優先スイッチ154を時間優先スイッチ155に置き換えた態様が示されている。
このような態様では、時間優先スイッチ155により、例えば‘長’を選択すると、それぞれの表の内容に対し、時間が長く、押下処理の回数が削られた内容のテーブルを参照することになる。
図7は、本実施形態のシート給送装置において起動されるルーチンのフローチャートである。
図7には、プリンタ1の電源投入又は、電源投入状態でのシートカセット挿入後の、シート給送装置11の制御部10において実行されるルーチンのフローチャートが示されており、ステップS1では、シートカセット内にシートがあるかどうかを判断し、(図示しないセンサーにて)シートがない(空の状態)場合はそれ以降何も行われない。シートがあった場合にはステップS2でシート種・サイズ・湿度等の情報を取得し、ステップS3でファン風量とソレノイドの動作モードを確定する。ステップ4では、シートがあったと判定すると、電源投入後時間Ta経過後にソレノイド145にオンを指示し、ナジャーロール141を記録シート側に回動させる。ステップS5では、レベルセンサ144がオフであるか否かを判定し、オフではない、即ち、記録シートが所定の高さに達していないと判定すると、ステップS6に進み、ボトムプレート121を上昇させるためのモータに上昇の指示を出す。その後、ステップS7に進み、レベルセンサ144がオフであると判定すると、ステップS8に進み、ソレノイド145をオフし、ステップS9に進んで、モータをオフする。そしてステップS11でファン13をステップS3で決定したエアー風量で動作(プレブロー)を指示する。尚、ステップS5でレベセンサ144がオフであった場合はステップS10に進みソレノイド145をオフし、前記のステップS11に進む。ステップS12で、ファンをオンした後、時間Td経過後にソレノイド145をオンし、ステップS13では、ソレノイド145のオンから時間Te経過後にソレノイド145をオフする。そしてステップS14でプレブロー時間が経過したかどうかを判断し、経過していない場合はステップS12、S13を繰り返し実行し、ステップS14でプレブロー時間が経過したと判断された場合はステップS15に進む。ステップS15では、給送指示信号を受信したか否かを判定し、受信していないと判定すると、ステップS16に進みファンのモータをオフする。ステップS17で再度給送指示信号を受信したか否かを判定し、給送指示信号を受信するとステップS18に進みファンをオンしてステップS19に進み、シートの給送の為にソレノイド145をオンして、ステップS20でロールを駆動する給送モータ(図示せず)をソレノイド145のオンから時間Tf経過後にオンし、ステップS21でソレノイド145をオンから時間Ts経過後にソレノイド145をオフし、ステップS22で給送モータのオンから時間Tg経過後に給送モータをオフする。次にステップS23で浮揚しているシートを押し下げる為に給送指示信号の受信から時間Th経過後にソレノイドをオンし、ステップS24でソレノイドのオンから時間Ti経過後にソレノイド145をオフする。次にステップS25で次のシートの給送指示信号を受信したか否かを判定し、受信した場合はステップS19に進んで前記ステップを繰り返が、次のシートの給送指示信号がない場合ステップS26に進み、受信していない時間をチェックする。ここで所定時間Tj内に次の給送指示信号が来ない場合は、ステップS27に進み、ポストブロー動作において浮揚シートを押し下げる為のソレノイドを時間Te経過するまでオンした後オフする。次にステップS28に進み再度次のシートの給送指示信号を受信していないかチェックする。ここで受信が確認できると、再びステップS19に戻って前述のステップを繰り返すが、受信していないとステップS29に進み、所定時間Tdの時間経過が確認されるとステップS30に進んで、ポストブロー動作時間Tkが経過していないかチェックする。ここでまだ経過していないと判断されるとステップS27に戻りそれ以降のステップを繰り返すが、時間経過が確認されるとステップS31に進み、ファンを停止して、動作終了となる。
以上に説明したように、本実施形態のシート給送装置11では、エアーの吹き出しによって浮揚している記録シート100に対し、通常は接触位置において回転することでシートカセット12からシートを引き出すナジャーロール141に、エアー送風がなされている最中である、シート給送の指示信号と指示信号の間や、プレブローおよびポストブローの間に上述の押下処理を行なわさせることで、既に備えられている設備を用いながら従来のシャッタを用いるのと同様の記録シートのさばき効果を得ることができる。したがって、本実施形態のシート給送装置11によれば、装置の大型化を抑制しながら、記録シート同士の密着の防止に寄与することができる。
尚、以上に説明した実施形態では、シート給送の指示信号の合間、プレブローおよびポストブローの際に押下処理を行う例を挙げて説明したが、エアーを吹き出している最中に、ナジャーロール141を退避位置から接触位置に移動させ、浮揚している記録シートを一旦押し下げナジャーロール141を接触位置から退避位置に戻す処理を行わさせるのであれば、これらのタイミングに限るものではない。
また、以上に説明した実施形態では、エアー風量情報、シート種類情報、優先情報、坪量情報、シート長情報に応じて押下処理の内容を変更している例を挙げて説明したが、本発明はこれに限るものではなく、これらの一部に応じて内容を変化させるものであってもよく、さらには、これらに応じることなく固定的な内容の押下処理を行うものであってもよい。また、エアー吹出しの箇所も、シートカセットに収容された記録シートの縁に向けて吹き出すものであれば、本実施形態の態様に限るものではない。
また、以上に説明した実施形態では、一連の給送指示信号の受信の合間に、各1回ずつ押下処理を行っている場合を例に挙げて説明したが、本発明はこの押下処理を1回以上行うものであれば複数回押下処理を行うものであってもよい。
本発明のシート給送装置の一実施形態を含む、本発明の画像形成装置の一実施形態の概略構成図である。 シート給送装置の外観斜視図である。 図2に示すシート給送装置を上方から見た場合を示す図である。 シート給送装置の縦断面を示す図である。 図4において説明した、シート引出部の各構成要素のタイミングチャートである。 図3に示すスイッチパネルの正面図である。 本実施形態のシート給送装置において起動されるルーチンのフローチャートである。
符号の説明
1 プリンタ
10 制御部
11 シート給送装置
12 シート収容手段
121 ボトムプレート
13a、13b、13c、13d ファン
14 シート引出部
141 ナジャーロール
142 フィードロール
143 リタードロール
144 レベルセンサ
145 ソレノイド
15 スイッチパネル
151 エアー風量選択スイッチ
152 坪量選択スイッチ
153 シート種類選択スイッチ
154 回数優先スイッチ
155 時間優先スイッチ
16 温度センサ
17 湿度センサ
18 エンドガイド
19 サイドガイド

Claims (15)

  1. 積み重ねられたシートを収容するシート収容手段を備え、該シート収容手段からシートを給送するシート給送装置において、
    前記シート収容手段に収容されたシートの一番上のシートよりも上の退避位置と該一番上のシートに接触する接触位置との間で移動自在な、該接触位置で回転することにより該シート収容手段からシートを給送するシート給送手段と、
    エアーを、前記シート収容手段に収容されたシートの縁に向けて吹き出し、シートを浮揚させるエアー供給手段と、
    シートの給送動作を開始してから下流側の搬送手段にシートを受け渡す間以外で前記エアー供給手段がエアーを吹き出している最中に前記シート給送手段の下降動作を実施させる制御部とを備えたことを特徴とするシート給送装置。
  2. 前記制御部は、前記シート給送手段の下降動作を、前記退避位置から前記接触位置の間で、少なくとも1回以上実施させるものであることを特徴とする請求項1記載のシート給送装置。
  3. 該シート給送装置は、前記シート収容手段からシートを1枚給送することを指示する給送指示信号が所定の時間間隔で送られてくるものであり、
    前記制御部は、前記給送指示信号と次の給送指示信号の間に、少なくとも1回以上、前記シート給送手段の下降動作を実施させるものであることを特徴とする請求項1記載のシート給送装置。
  4. 該シート給送装置は、前記シート収容手段からシートを1枚給送することを指示する給送指示信号が所定の時間間隔で送られてくるものであり、
    前記制御部は、前記シート収容手段が、収容するシートの所定の高さ位置までの上昇を終了し、前記エアー供給手段がエアーを吹き出した後で、かつ第一回目のシート給送動作を開始する以前に、少なくとも1回以上、前記下降動作を実施させるものであることを特徴とする請求項1記載のシート給送装置。
  5. 前記シート収容手段に収容されているシートの種類をシート種類情報として取得するシート種類取得手段を備え、
    前記制御部が、前記シート種類取得手段により取得された、前記シート収容手段に収容されているシートのシート種類情報に応じた時間間隔で前記下降動作を少なくとも1回以上実施させるものであることを特徴とする請求項1記載のシート給送装置。
  6. 前記シート収容手段に収容されているシートの種類をシート種類情報として取得するシート種類取得手段を備え、
    前記制御部が、前記シート種類取得手段により取得された、前記シート収容手段に収容されているシートのシート種類情報に応じた回数で前記下降動作を実施させるものであることを特徴とする請求項1記載のシート給送装置。
  7. 前記シート収容手段に収容されているシートの大きさをサイズ情報として取得するシートサイズ取得手段を備え、
    前記制御部が、前記シートサイズ取得手段により取得された、前記シートサイズ取得手段に収容されているシートのシートサイズ情報に応じた時間間隔で前記下降動作を実施させるものであることを特徴とする請求項1記載のシート給送装置。
  8. 前記シート収容手段に収容されているシートの大きさをシートサイズ情報として取得するシートサイズ取得手段を備え、
    前記制御部が、前記シートサイズ取得手段により取得された、前記シート収容手段に収容されているシートのシートサイズ情報に応じた回数で前記下降動作を実施させるものであることを特徴とする請求項1記載のシート給送装置。
  9. 前記シート収容手段近傍の温度および湿度のうちの少なくともいずれか一方を環境情報として取得する環境情報取得手段を備え、
    前記制御部が、前記環境情報取得手段により取得された、前記シート収容手段近傍の温度および湿度のうちの少なくともいずれか一方の環境情報に応じた時間間隔で前記下降動作を少なくとも1回以上実施させるものであることを特徴とする請求項1記載のシート給送装置。
  10. 前記シート収容手段近傍の温度および湿度のうちの少なくともいずれか一方を環境情報として取得する環境情報取得手段を備え、
    前記制御部が、前記環境情報取得手段により取得された、前記シート収容手段近傍の温度および湿度のうちの少なくともいずれか一方の環境情報に応じた回数で前記下降動作を実施させるものであることを特徴とする請求項1記載のシート給送装置。
  11. 前記エアー供給手段を、前記シート給送手段の両側に設けたことを特徴とする請求項1記載のシート給送装置。
  12. 前記下降動作の実施回数を操作に応じて設定する回数設定操作手段を備え、
    前記制御部が、前記下降動作を、前記回数設定操作手段によって設定された回数実施させるものであることを特徴とする請求項1記載のシート給送装置。
  13. 複数回の前記下降動作の実施にあたっての、該下降動作の実施間隔を操作に応じて設定する間隔設定操作手段を備え、
    前記制御部が、複数回の前記下降動作を、前記間隔設定操作手段によって設定された実施間隔で実施させるものであることを特徴とする請求項1記載のシート給送装置。
  14. 積み重ねられたシートを収容するシート収容手段を有する、該シート収容手段からシートを給送するシート給送装置を備え、該シート給送装置によって給送されたシート上に画像を形成する画像形成装置において、
    前記シート給送装置が、
    前記シート収容手段に収容されたシートの一番上のシートよりも上の退避位置と該一番上のシートに接触する接触位置との間で移動自在な、該接触位置で回転することにより該記シート収容手段からシートを給送するシート給送手段と、
    エアーを、前記シート収容手段に収容されたシートの縁に向けて吹き出し、該シートを浮揚させるエアー供給手段と、
    シートの給送動作を開始してから下流側の搬送手段にシートを受け渡す間以外で前記エアー供給手段がエアーを吹き出している最中に前記シート給送手段の下降動作を実施させる制御部とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  15. 前記制御部が、シート給送手段の前記下降動作を、前記退避位置から前記接触位置の間で、少なくとも1回以上実施させるものであることを特徴とする請求項14記載の画像形成装置。
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