JP4415782B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばデジタルカメラなどの撮像装置に係り、特に装置本体に対して撮像部が回動自在な撮像装置関する。
従来、デジタルカメラなどの撮像装置において、撮影レンズを有する撮像部が装置本体に対して回動自在に取り付けられた所謂「可動式カメラ」と呼ばれるものが知られている(例えば特許文献1,2参照)。
この種の可動式カメラでは、通常の撮影時には、撮像部に設けられた撮影レンズを前方の被写体に向けておき、装置本体の裏面に設置されたLCDファインダで前記撮影レンズを通して得られる撮影画像(スルー画像)を確認しながら、静止画または動画の撮影を行うことができる。また、撮影レンズを装置本体の裏面側つまり撮影者自身に向けることで、LCDファインダで自分の画像を見ながら「自分撮り」と呼ばれる撮影を行うことができる。
また、収納時には、撮像部を装置本体と平行位置に回動させることで、機器全体を直方体形状にしてコンパクトに収納することができる。
特許第2734454号明細書 特許第2848377号明細書
上述した回動式カメラでは、撮像部を装置本体の前後に360度回動可能な構造のものが多い。しかし、通常、撮影者は装置本体を手で支えながら撮像部を動かして、撮影レンズを前方に向けて撮影するか、あるいは、装置本体の裏面側に向けて自分撮りを行うことが主であり、それ以外での向き、特に、撮影レンズを下方向に向けて積極的に撮影を行うようにしたものはない。
そこで、本発明は、撮影レンズを下方向に向けて特殊な撮影を行うことのできる撮像装置提供することを目的とする。
本発明の請求項1に係る撮像装置は、本体部と、当該本体部の一側面の中心から上方へ偏心した位置を回動軸として、前記本体部に対して回動可能に取り付けられている撮像部とを具備する撮像装置であり、前記撮像部は、前記本体部を正立させた状態で撮影レンズを上向きにしたときに撮像装置全体が略直方体の形状になり、前記本体部を正立させた状態で前記撮影レンズを下向きにしたときに前記本体部の設置面との間に小型の被写体を挿入可能な程度の間隙が形成されるように、前記本体部に取り付けられていることを特徴とする。
また、本発明の請求項2、前記請求項1記載の撮像装置において、前記撮像部は、当該撮像部をその光軸方向に移動可能な位置調整機構を介して前記本体部に回動可能に取り付けられていることを特徴とする。
また、本発明の請求項3は、前記請求項1または2記載の撮像装置において、前記撮像部の回動位置を検出する検出手段と、前記本体部を正立させた状態で前記撮影レンズが下向きになる回動位置が前記検出手段によって検出されときに、自動的に焦点調整を開始する制御手段更に具備したことを特徴とする。
また、本発明の請求項4は、前記請求項1または2記載の撮像装置において、前記撮像部の回動位置を検出する検出手段と、被写体を照光する照光手段と、前記本体部を正立させた状態で前記撮影レンズが下向きになる回動位置が前記検出手段によって検出されときに、自動的に前記照光手段の光量を設定する設定手段更に具備したことを特徴とする。
また、本発明の請求項5は、前記請求項1から4の何れかに記載の撮像装置において、写体までの距離と現在のズーム倍率とに基づいて当該被写体の実寸寸法を算出する出手段と、前記撮像部を通じて得られる被写体の撮像画像をスルー画像として表示すると共に、前記出手段によって算出された被写体の実寸寸法を示す目盛を前記スルー画像上に重ねて表示する表示手段とを更に具備したことを特徴とする。
本発明の撮像装置によれば、撮像部を装置本体の前後方向に回動させて撮影レンズを下向きにした場合に、撮影レンズと装置本体の設置面との間に所定の間隙が形成されるので、装置本体をテーブルの上などに置いて撮影レンズを下方向に向ければ、顕微鏡のような形態で、撮影レンズの下にある被写体に対する撮影を手ぶれなどの心配なしに誰でも簡単に行うことができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態に係る撮像装置として回動式のデジタルカメラを例にした外観構成の一例を示す図であり、図1(a)は装置本体の上面図、同図(b)は装置本体の裏面図、同図(c)は装置本体の正面図、同図(d)は装置本体の底面図を示しており、それぞれに撮像部はレンズを上向きにした状態を示している。また、同図(e)は撮像部のレンズを下向きにした場合の装置本体の裏面図である。
本実施形態におけるデジタルカメラ10は、静止画/動画の撮影機能を備えると共に、AF(自動焦点)機能、AE(自動露出)機能、望遠ズーム機能、広角マクロ撮影などを備えており、さらに、後述するクレードルを介して充電器やパソコンにも接続できる構造を有する。
このデジタルカメラ10は、主として制御系および操作系としての機能を備えた装置本体11と、撮像系として機能を備えた撮像部12とからなる。撮像部12は、装置本体11に対して回動機構13を介して装置本体11の前後方向に360度回動自在に取り付けられている。この場合、図1(a)〜(d)に示すように、この撮像部12を上向きの状態にすると、このカメラ機器全体が略直方体の形状になり、コンパクトに収納することができる。
装置本体11の上面11aには、図1(a)に示すように、電源のON/OFF操作を行うための電源キー14、静止画の撮影タイミングを指示するためのシャッターキー15、このシャッターキー15の周囲に配されてリングを回すことでズーム操作を行うズーム操作レバー16、操作音の出力や音声付き動画再生時の音声出力に用いられるスピーカ17などが設けられている。
また、装置本体11の裏面11bには、図1(b)に示すように、「撮影モード」、「再生モード」、「設定モード」などの各種モードを切り替え操作するためのモードキー18が設けられている。また、フラッシュモードの切り替えを行うためのフラッシュキー18a、動画撮影の開始/終了のタイミングを指示するための動画撮影キー19、各種メニューの表示を指示するためのメニューキー20、各種項目の選択、確定操作を行うための上下左右の方向のカーソルキー21、モニタの表示方式を切り替えるためのDISP(ディスプレイ)キー22、そして、所定サイズの画面を有する表示部23などが設けられている。
前記表示部23は、例えばバックライト付きのカラー液晶パネルで構成され、撮影時には電子ファインダとしてスルー画像のモニタ表示を行う一方で、再生時には再生対象として選択された画像等を表示する。
また、装置本体11の前面11cには、図1(c)に示すように、音声付き動画再生時の音声入力を行うためのマイクロフォン24、装置本体11を手で支えるときの取っ手として利用されるグリップ25などが設けられている。
また、装置本体11の底面11dには、図1(d)に示すように、例えばリチウムイオン電池などの二次電池が内蔵された電池パックを収納するための電池収納部26、クレードルやPCなどの外部機器を接続するための接続端子27、三脚をセットするための三脚穴28などが設けられている。
一方、撮像部12は、図1(a)に示すように、回動機構13によって装置本体11の前後方向に360度回動可能であり、その長手方向の一端面12aに複数の光学系レンズからなる撮影レンズ31、その撮影レンズ31の近傍に撮影時に発光するフラッシュ32などが設けられている。
ここで、本実施形態において、撮像部12は、回動機構13を介して装置本体11の一側面の中心から撮影レンズ31側に少し偏心した位置に設けられている。これにより、この撮像部12を収納時の直方体形状に戻す初期位置から180度反対側の特定の位置に回動させて撮影レンズ31を下向きにした場合に、図1(e)に示すように、撮影レンズ31と装置本体11の設置面との間に最大でd1(例えば1cm〜6cm)のギャップ(間隙)が形成されるようになっている。
また、このように撮像部12を特定の位置に回動させて撮影レンズ31を下向きにすると、「顕微鏡撮影モード」と呼ばれる特殊な撮影モードに自動的に切り替えられ、撮影レンズ31に含まれるフォーカスレンズが広角側に移動してマクロ撮影可能な状態に焦点が自動調整されると共に、その際にシャッター速度や絞り、ホワイトバランス、フラッシュ発光量などの撮影条件が自動設定される。
このような構成のデジタルカメラ10では、装置本体11をテーブルの上などに置いた状態で撮影レンズ31の下方向に向ければ、その撮影レンズ31の下に例えば宝石類や時計などの小物類、あるいは、植物や昆虫、微生物などの拡大観察したい被写体をセットして、あたかも顕微鏡を覗くような感覚で被写体をモニタ画面上で観察することができると共に、高倍率に拡大した場合でも手ぶれなどの心配なく、常に安定した状態で被写体を簡単に撮影することができる。
図2乃至図4はこのデジタルカメラ10の各撮影モード毎の撮像部12の姿勢位置を示す図である。
図2は通常撮影モード時の撮像部12の姿勢位置を示す図である。通常撮影モードでは、撮像部12の撮影レンズ31を装置本体11の前面11c側に向けた状態で、その前方にある被写体を撮影することができる。図3は自分撮り撮影モード時の撮像部12の姿勢位置を示す図である。自分撮り撮影モードでは、撮像部12の撮影レンズ31を装置本体11の裏面11b側に向けた状態で、撮影者自身を被写体として撮影することができる。また、図4は顕微鏡撮影モード時の撮像部12の姿勢位置を示す図である。顕微鏡撮影モードでは、撮像部12の撮影レンズ31を下方向に向けた状態で、撮影レンズ31の下に置かれた被写体を撮影することができる。
なお、ここでは特に図示していないが、撮像部12の撮影レンズ31を上に向ければ、望遠鏡撮影モードに切り替えられ、真上にある被写体(例えば星)を撮影することができる。
次に、デジタルカメラ10の回路構成について説明する。
図5は第1の実施形態におけるデジタルカメラ10の回路構成を示すブロック図である。
デジタルカメラ10の装置本体11には、マイクロコンピュータからなる制御部41が備えられている。制御部41は、ROMなどからなるプログラムメモリ41aを有し、このプログラムメモリ41aに予め記憶された撮影制御用のプログラムを読み込むことで各種処理を実行する。
この制御部41には、シャッターキー15、動画撮影キー19、その他の操作入力部42が入力インタフェース43を介して接続される。操作入力部42としては、図1に示した電源キー14、モードキー18、フラッシュキー18a、メニューキー20、カーソルキー21、DISPキー22などが含まれる。
また、この装置本体11には、VRAMなどからなる表示メモリ44と、この表示メモリ44に記憶されたデータに従って表示部23を駆動する表示駆動部45が備えられると共に、静止画/動画の信号処理を行う画像信号処理部46と、例えばJPEG(Joint Photograph coding Experts Group)やMPEG(Moving Picture Expert Group)、motion−JPEGなどを用いた圧縮符号化/復号部47などが備えられている。
また、記録手段として、所定容量の画像メモリ48が予め備えられていると共に、例えばフラッシュメモリカードなどの外部メモリ50が外部メモリインタフェース49を介して任意に装着される。
その他、電池収納部26に収納された電池パック52を電源として各部の動作に必要な電圧を供給する電源制御部51、接続端子27に接続されたクレードルやPCなどの外部機器とのインタフェース処理を行う外部I/Oインタフェース53などが備えられている。
さらに、この装置本体11には回動角度検出部54が設けられている。回動角度検出部54は、回動機構13によって装置本体11の前後方向に回動可能な撮像部12の姿勢位置(回動角度)を電気的あるいは機械的に検出し、その検出信号を制御部41に出力する。
一方、このデジタルカメラ10の撮像部12には、フォーカスレンズ61a、ズームレンズ61b,61cを含む多数の光学系レンズからなる撮影レンズ31と、この撮影レンズ31の光軸上に配設される絞り機構62、ハーフミラー63、シャッタ64、CCD(charge coupled device)などの撮像素子65、そして、フォーカスレンズ61a、ズームレンズ61b,61cを所定の範囲内で移動させるレンズ駆動部66a,66b、ハーフミラー63の反射経路に設置される測光・測距センサ67などが設けられている。
また、撮像素子65を通じて得られた画像信号を処理するためのCDS/AGC回路68およびA/D回路69、撮像素子65を駆動するためのタイミング制御&ドライバ70、さらにフラッシュ32とそのフラッシュ32を発光駆動するためのフラッシュ駆動部71などが設けられている。
なお、この撮像部12の回路構成については、一般的なデジタルカメラと同様であり、図5に示した構成に限定されるものではない。
次に、第1の実施形態の動作について説明する。
なお、以下の各フローチャートで示される処理は、このデジタルカメラ10の装置本体11に搭載されたマイクロコンピュータである制御部41がROM等に記憶されたプログラムを読み込むことにより実行される。また、後述する他の実施形態の処理についても同様であり、制御部41がこれらの処理を実現するためのプログラムを読み込むことで実行される。
図6は第1の実施形態におけるデジタルカメラ10の電源投入時の処理動作を示すフローチャートである。
電源キー14の押下操作により電源が投入されると、まず、制御部41は、例えば表示部23にメインメニューを表示するなど、所定の初期設定処理を行った後、ユーザからの入力操作を待つ(ステップA11)。ここで、モードキー18の操作により「撮影モード」以外のモードが選択された場合には(ステップA12のNo)、制御部41は、当該選択モードに応じた通常の処理を行う。
すなわち、例えば「再生モード」が選択された場合には(ステップA13のYes)、制御部41は、ユーザにより再生対象とした選択された撮影画像(静止画/動画)を画像メモリ48あるいは外部メモリ50から読み出して表示部23に表示するなどの再生処理を実行する(ステップA15)。
また、「設定モード」が選択された場合には(ステップA14のYes)、制御部41は、例えば日付の設定など、ユーザにより設定対象とした選択された項目に対応した設定処理を実行する(ステップA16)。これらの以外のモードが選択された場合には(ステップA14のNo)、制御部41は、その選択されたモードに応じた処理を実行する(ステップA17)。
一方、「撮影モード」が選択された場合には(ステップA12のYes)、制御部41は、例えば撮影レンズ31を構成する各光学系レンズ61a〜61cを初期位置に設定するなどの撮影モード用の初期設定処理を行った後(ステップA18)、以下のような処理を実行する。
すなわち、撮影モードの設定に伴い、制御部41は、撮影レンズ31を有する撮像部12の姿勢位置を検出する(ステップA19)。ここでは、撮像部12の姿勢位置として、「裏向き」、「下向き」、「前向き」、「上向き」の4つがある。
「裏向き」とは、撮像部12の撮影レンズ31を装置本体11の裏面11b側に向けた状態であり(図3参照)、図1(a)〜(c)に示すように、撮影レンズ31を真上に向いた状態を初期位置とした場合に、そこから撮像部12を装置本体11の後方向に90度回動させた位置である。
「下向き」とは、撮像部12の撮影レンズ31を装置本体11の底面11d側に向けた状態であり(図4参照)、前記初期位置から撮像部12を装置本体11の後方向(または前方向)に180度回動させた位置である。
「前向き」とは、撮像部12の撮影レンズ31を装置本体11の前面11c側に向けた状態であり(図2参照)、前記初期位置から撮像部12を装置本体11の前方向に90度回動させた位置である。
「上向き」とは、撮像部12の撮影レンズ31を装置本体11の上面11a側に向けた状態であり、撮像部12を前記初期位置に戻した位置つまり0度の位置である。
制御部41は、図5に示す回動角度検出部54によって検出される撮像部12の回動角度に基づいて、撮像部12がどの姿勢位置にあるかを判断する。ここで、回動角度検出部54により撮像部12が装置本体11の後方向に90度回動させた位置にあることが検出されると、制御部41は撮像部12の姿勢位置が「裏向き」であると判断して(ステップA20のYes)、自分撮り撮影処理を実行する(ステップA21)。
この自分撮り撮影処理では、撮像部12を通じて得られる撮影者自身の撮影画像を上下反転して表示部23にスルー表示しながら、静止画撮影であれば、シャッターキー15が押下操作されたタイミングで得られた撮影画像を所定の方式で圧縮して静止画像として画像メモリ48または外部メモリ50に記録する。また、動画撮影であれば、動画撮影キー19の押下により動画撮影を開始し、この動画撮影キー19が再度押下されるまでの間、撮像部12を通じて連続的に得られる撮影画像を所定の方式で圧縮しながら動画像として画像メモリ48または外部メモリ50に記録する。
一方、回動角度検出部54により撮像部12が装置本体11の後方向(または前方向)に180度回動させた位置にあることが検出されると、制御部41は撮像部12の姿勢位置が「下向き」であると判断して(ステップA22のYes)、顕微鏡撮影処理を実行する(ステップA23)。
この顕微鏡撮影処理では、撮影レンズ31に含まれるフォーカスレンズ61aを広角側に移動させることで、図5に示すように、撮影レンズ31の下にセットされた被写体33にピントを合わせるなどして撮影処理を行う。なお、この顕微鏡撮影処理については、後に図7を参照して詳しく説明する。
また、回動角度検出部54により撮像部12が装置本体11の前方向に90度回動させた位置にあることが検出されると、制御部41は撮像部12の姿勢位置が「前向き」であると判断して(ステップA24のYes)、前方の被写体に対して通常の撮影処理を実行する(ステップA25)。この通常の撮影処理では、フォーカスレンズ61aを所定の基準位置に設定し、前方の被写体にピントを合わせるなどして撮影処理を行う。
また、回動角度検出部54により撮像部12が初期位置である0度の位置にあることが検出されると、制御部41は撮像部12の姿勢位置が「上向き」であると判断して(ステップA24のNo)、望遠撮影処理を実行する(ステップA26)。この望遠撮影処理では、フォーカスレンズ61aを望遠側に移動させることで、撮影レンズ31を真上にある遠方の被写体(例えば星)にピントに合わせるなどして撮影処理を行う。
なお、前記自分撮り撮影処理は、撮像部12を装置本体11の後方向に90度に回動させた位置だけでなく、多少の角度幅を持たせて、例えば装置本体11の後方向に45〜135度の範囲内にあれば裏面向きであるとして実行される。前記通常撮影処理についても同様であり、撮像部12を装置本体11の前方向に90度に回動させた位置だけでなく、多少の角度幅を持たせて、例えば装置本体11の前方向に45〜135度の範囲内にあれば前向きであるとして実行される。
続いて、前記ステップA23で実行される顕微鏡撮影処理について、図7を用いて詳しく説明する。
図7は第1の実施形態におけるデジタルカメラ10の顕微鏡撮影モード時の処理動作を示すフローチャートであり、撮像部12の撮影レンズ31を下向きにしたときに実行される。
すなわち、撮像部12を特定の位置(初期位置から180度の位置)に回動させて撮影レンズ31を下向きにすると、撮像部12は、顕微鏡撮影モードを設定する。
この顕微鏡撮影モードでは、まず、撮影レンズ31の下に置かれた被写体33を所定の倍率で拡大して表示するべく、制御部41は、レンズ駆動部66bを通じてズームレンズ61b,61cを移動させる(ステップB11)。また、制御部41は、撮像部12に設けられた測光・測距センサ67を通じて被写体33までの距離を測り(ステップB12)、その距離データに基づいてレンズ駆動部66aを通じてフォーカスレンズ61aを移動させて被写体33に焦点を合わせる(ステップB13)。
その後、制御部41は、撮像部12を通じて得られる被写体33の撮影画像をスルー画像として表示部23に表示する(ステップB14)。その際に、メニューキー20の操作などにより実寸目盛の表示が指定された場合には(ステップB15のYes)、制御部41は、前記測距処理により得られた被写体33までの距離データと現在のズーム倍率とに基づいて被写体33の焦点面の実寸寸法を算出し(ステップB16)、当該被写体33のスルー画像にその実寸寸法を示す目盛を重ねて表示する(ステップB17)。
図8はデジタルカメラ10の顕微鏡撮影モードでの撮影シーンを示す図であり、デジタルカメラ10をテーブルの上などに置き、撮像部12の撮影レンズ31を下向きにして、その撮影レンズ31の下にセットされた被写体33に対して撮影を行う場合の一例が示されている。
図8に示すように、撮像部12によって得られた被写体33の撮影画像は、装置本体11に設けられた表示部23の画面上にスルー表示される。この場合、被写体33の撮影画像が最大倍率で表示されるため、例えば花びらなどの小さなものを被写体33としてセットしておけば、顕微鏡で拡大表示している観察しているような感覚で被写体33の撮影画像を表示部23の画面上で確認することができる。
また、実寸目盛の表示が指定されていると、図9(a)に示すように、表示部23の画面上に実寸目盛81a,81bが表示され、被写体33の実寸法を知ることができる。なお、このような実寸目盛の表示とは別に、図9(b)に示すように、被写体33の中心を示すスケール83a,83bや被写体33の傾き角度を示すスケール82などをスルー画像に重畳して表示するようにしても良い。スケール83a,83bは、X軸とY軸の2本の十字線からなり、その交点が中心を表している。スケール82は、360度の分度器のような形状をなし、被写体33がどのくらい傾いているのかを表す。
図7に戻って、顕微鏡撮影モードにおいて、静止画の撮影を行う場合(ステップB18のYes)、制御部41は、まず、測光・測距センサ67を通じて撮像素子65に入射される光量を測光処理し、その測光処理によって得られた光量データに基づいてホワイトバランス(WB)の調整処理などを行う(ステップB19)。そして、シャッターキー15が押下操作されたタイミングで、制御部41は、所定の撮影条件に従って撮像部12の撮影レンズ31の下に置かれた被写体33に対する静止画の撮影を行う(ステップB20)。
なお、前記撮影条件にはシャッタ速度や絞り、ホワイトバランス、フラッシュ発光量などが含まれる。これらは、前記測距処理によって得られた距離データと前記測光処理によって得られた光量データとに基づいて最適な値に設定される。
さらに、メニューキー20の操作により実寸目盛も重ねて記録する指定がなされていれば(ステップB21のYes)、制御部41は、被写体33の撮影画像に実寸目盛の画像に合成して取り込む(ステップB22)。
このようにして、静止画の撮影画像が得られると、制御部41は、その撮影画像を例えばJPEG(Joint Photographic Experts Group)などの所定の圧縮方式にて圧縮符号化して装置本体11内の画像メモリ48または外部メモリ50に記録すると共に(ステップB23)、その撮影画像を表示部23に表示する(ステップB24)。
また、顕微鏡撮影モードにおいて、動画像に用いられるタイトルの撮影を行う場合には(ステップB25のYes)、制御部41は、前記同様に測光処理とWB処理を行った後(ステップB26)、シャッターキー15が押下操作されたときに、所定の撮影条件に従って撮影処理を行い(ステップB27)、そのときに得られた撮影画像を動画撮影時に用いるタイトル画像として所定のファイル名を付けておくなどして装置本体11内の画像メモリ48または外部メモリ50に記録すると共に(ステップB28)、その撮影画像を表示部23に表示する(ステップB29)。
図10はデジタルカメラ10のタイトル画像の撮影シーンを示す図である。
顕微鏡撮影モードにおいて、撮像部12の撮影レンズ31の下にタイトル用の文字やイラストを描いた用紙84を置き、所定の操作によりタイトル撮影モードを設定してシャッターキー15を押下操作すると、前記用紙84の撮影画像が動画撮影時に用いるタイトル画像として記録される。
図11はそのタイトル画像の一例を示す図であり、図11(a)はクリスマス用のタイトル画像、同図(b)は七夕用のタイトル画像であり、それぞれに動画撮影時に所定の操作により読み出すことで、そのときに撮影されたる動画像の先頭に付加して記録することができる。
また、顕微鏡撮影モードにおいて、動画撮影を行う場合には(ステップB30のYes)、制御部41は、動画用の測光処理とWB処理を行った後(ステップB31)、動画撮影キー19の押下操作に伴い、動画撮影に設定された撮影条件に従って動画像の撮影処理を行う(ステップB32)。そして、制御部41は、その動画像撮影処理によって順次得られる複数フレームの撮影画像を例えばMPEG(Moving Picture Expert Group)やmotion−JPEGなどの所定の圧縮方式にて圧縮符号化して装置本体11内の画像メモリ48または外部メモリ50に記録する(ステップB33)。
この場合、上述したようにタイトル画像が既に記録済みであれば、動画撮影の際にそのタイトル画像(静止画像)を読み出すことで、タイトル付きの動画像を記録することができる。
このように、このデジタルカメラ10では、撮像部12を特定の位置に回動させて撮影レンズ31を下向きにすると顕微鏡撮影モードが設定され、撮影レンズ31の下に置かれた被写体33を所定の撮影条件に従って撮影することができる。
この場合、通常のカメラでは、撮影者がそのカメラ本体を持ちながら被写体に近づいて撮影する必要があり、その際に手ぶれなどが生じ易いが、このデジタルカメラ10では、テーブルの上などに置いた状態で撮影レンズ31の下に被写体33にセットすることができるので、高倍率のマクロ撮影であっても、手ぶれなどの心配はなく、モニタ画面を見ながら誰でも安定して撮影することができる。よって、例えば宝飾品のディテールの撮影や昆虫の局部撮影などを行う場合に便利である。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
前記第1の実施形態では、撮像部12の寸法や回動機構13の偏心位置によっては、前述の顕微鏡撮影モードにおいて、撮影レンズ31と被写体33との間の距離をあまり確保できず、被写体33の厚さが大きいものを撮影することができない場合がある。第2の実施形態では、このような不都合をなくすために、撮像部12を長手方向に移動自在に支持することで、撮影レンズ13が下向きのときに撮像部12を上下方向に位置調整できるような構成としている。
図12は本発明の第2の実施形態におけるデジタルカメラ90の外観構成の一例を示す図である。なお、前記第1の実施形態におけるデジタルカメラ10と機能的に同じ部分には同一符号を付し、その詳しい説明は省略するものとする。
このデジタルカメラ90は、前記デジタルカメラ10と同様に装置本体11と撮像部12とからなり、撮像部12が装置本体11に回動機構13を介して装置本体11の前後に回動可能な構成を有する。
装置本体11には、シャッターキー15、動画撮影キー19、モードキー18、フラッシュキー18a、メニューキー20、カーソルキー21、DISPキー22などを含む各種操作キーが設けられていると共に、その裏面11bには撮影時に電子ファインダとして機能する表示部23が配設されている。一方、撮像部12は、その先端面に撮影レンズ31を有すると共に、内部にCCDなどからなる撮像素子65などを有する。
ここで、第2の実施形態において、撮像部12の回動部分を回動機構13とその回動機構13に取り付けた支持機構91の二重構造とし、支持機構91には撮影レンズ31を図示のように下向きにした状態で撮像部12を上下方向に位置調整可能な位置調整機構92を設けている。
支持機構91は、装置本体11の一側面の中心から少し偏心した位置に回動機構13を介して回転自在に取り付けられていると共に、撮像部12と略同じ長さを有し、撮像部12と共に回動機構13を介して装置本体11の前後に360度回動可能である。また、この支持機構91に設けられた位置調整機構92は、撮像部12の長手方向に沿って配設されたラックレール92aと、支持機構91の端部に固定され、ラックレール92aの切欠き部に係合して回転するピニオン(歯車)92bとからなり、撮像部12を支持機構91に沿って移動自在に支持している。
また、図12の例ではクレードル100が用いられている。このクレードル100は、装置本体11に設けられた接続端子27に接続するコネクタ部101の他、充電時に用いられるDC入力コネクタ103、外部機器との接続に用いられるUSBコネクタ104、LANコネクタ105などが設けられている。
第2の実施形態において、このクレードル100は装置本体11内の電池52に充電を行うための充電台として用いられる一方で、ここでは回動機構13によって形成される所定の間隙を広げる方向に装置本体11を持ち上げる構造を有し、装置本体11の載置台としての役割を担う。
すなわち、図12に示すように、このデジタルカメラ90の撮像部12を特定の位置に回動させて撮影レンズ31を下向きにした状態において、撮像部12が移動可能な最大距離は、前記第1の実施形態における回動機構13の偏心による最大距離d1に、位置調整機構92による撮像部12の最大距離d2と、クレードル100の高さd3を加えた値、つまり、(d1+d2+d3)となる。
したがって、厚さがt1の被写体33をセットした場合に、(d1+d2+d3−t1)だけの距離を確保でき、また、クレードル100に装置本体11を接続しない場合でも、(d1+d2−t1)だけの距離を確保できる。
装置本体11には、前記位置調整機構92による位置調整作を指示するための位置調整キー93a,93bが設けられている。位置調整キー93aは撮像部12を正方向(下方向)に移動させるためのキー、位置調整キー93bは撮像部12を正方向とは反対の方向(上方向)に移動させるためのキーである。これにより、撮影レンズ31を下向きにして撮影する場合に、被写体33の厚みに応じて位置調整キー93a,93bの操作により撮像部12の上下方向(間隙を広げる方向)の位置を調整できる。
なお、このような位置調整キー93a,93bを専用に設けなくとも、例えばカーソルキー21を位置調整キーに割り当てるようにしても良い。さらに、手動操作で撮像部12を移動させるような構成であっても良い。
また、クレードル100には、通常の充電機能や撮影画像データ等のPCやプリンタなど外部機器への転送通信機能以外に、マクロ(接写)撮影用に被写体33を照らす照明ライト102を設け、この照明ライト102を手動もしくは自動的に点灯できるように構成しても良い。
図13は第2の実施形態におけるデジタルカメラ90の回路構成を示すブロック図である。なお、図5に示した回路構成と同じ部分には同一符号を付して、その説明は省略するものとする。
装置本体11および撮像部12の回路構成については、基本的には前記図5と同様である。ただし、操作入力部42には、撮像部12の位置調整を指示するための位置調整キー93a,93bが含まれる。
ここでは、撮像部12が支持機構91および位置調整機構92を介して回動可能かつ位置調整可能に装置本体11に支持されている点が異なる。支持機構91には、駆動部94が設けられている。この駆動部94は、位置調整キー93a,93bの操作に従った制御部41からの駆動指令により、位置調整機構92の構成部品であるピニオン92bを正転あるいは逆転駆動する。このときのピニオン92bの回転運転はラックレール92aにより直進運動に変換されて撮像部12に伝達され、撮像部12は支持機構91に沿って移動することになる。
また、クレードル100には、マイクロコンピュータからなる制御部106と、この制御部106に接続される充電制御部107、照明駆動部108、操作部109、インジケータ110、USB通信インタフェース111、USB通信インタフェース112などが備えられている。
充電制御部107は、DC入力コネクタ103から入力される電源電圧を受けて、装置本体11に対して充電用の電圧を供給制御する。照明駆動部108は、照明ライト102を指定された光量で点灯駆動する。操作部109はクレードル100の各種操作指示を行うための操作キーなどからなり、インジケータ110は各種作業状態を示すランプなどからなる。また、USB通信インタフェース111はUSBコネクタ104を介して接続される外部機器との通信処理、USB通信インタフェース112はLANコネクタ105を介して接続される外部機器との通信処理を行う。
このような構成のデジタルカメラ90にあっては、前記第1の実施形態と同様に、撮像部12を回動させたときの角度が回動角度検出部54により検出され、その検出信号が制御部41に入力される。制御部41では、この撮像部12の回動させたときの角度に基づいて撮像部12の姿勢位置を判断し、撮影レンズ31が下向きにある位置にあれば、顕微鏡撮影モードを設定する。
ここで、位置調整キー93a,93bを押下操作すると、位置調整機構92が駆動され、撮像部12は撮影レンズ31の下に置かれた被写体33に対して上下方向に移動することになる。
この場合、クレードル100を用いてデジタルカメラ90の装置本体11をクレードル100に接続すれば、そのクレードル100の設置面から最大で(d1+d2+d3)の高さまで撮像部12を上げることができる。したがって、厚みのある被写体33であっても、その厚さに応じて撮像部12の上下方向(間隙を広げる方向)の位置を調整しながら、顕微鏡撮影モードによるマクロ撮影が可能である。
なお、このときに被写体33までの距離に応じて焦点を調整したり、フラッシュ発光量などを含む撮影条件を自動設定したり、さらに、表示部23に実寸目盛を表示するなど、前記第1の実施形態と同様の撮影処理が実行される。
また、クレードル100に設けられた照明ライト102により被写体33を照らしておけば、被写体33のスルー画像が表示部23の画面上で明るく写し出されるので、ライト付き顕微鏡のレンズを覗いているような感覚で被写体33の撮影画像を確認できるなどの利点がある。
なお、前記第1の実施形態におけるデジタルカメラ10にクレードル100を接続して、装置本体11の設置面から高さを確保することも可能である。
また、本発明の撮像装置としては、デジタルカメラに限らず、例えば回動式カメラを備えた携帯電話器やPDA(Personal Digital Assistants)などの電子機器であっても良い。
要するに、本発明は前記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、前記各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
また、上述した各実施形態において記載した手法は、コンピュータに実行させることのできるプログラムとして、例えば磁気ディスク(フレキシブルディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリなどの記録媒体に書き込んで各種装置に適用したり、そのプログラム自体をネットワーク等の伝送媒体により伝送して各種装置に適用することも可能である。本装置を実現するコンピュータは、記録媒体に記録されたプログラムあるいは伝送媒体を介して提供されたプログラムを読み込み、このプログラムによって動作が制御されることにより、上述した処理を実行する。
また、前述したCD−ROMやDVD−ROM等の記録媒体の他にも、例えば、Blu−ray Disc(R)やAOD(Advanced Optical Disc)などの青色レーザを用いた次世代光ディスク、赤色レーザを用いるHD−DVD9、青紫色レーザを用いるBlue Laser DVDなど、今後開発される種々の大容量記録媒体を用いて本発明を実施することが可能である。
本発明の第1の実施形態に係る撮像装置として回動式のデジタルカメラを例にした外観構成の一例を示す図であり、図1(a)は装置本体の上面図、同図(b)は装置本体の裏面図、同図(c)は装置本体の正面図、同図(d)は装置本体の底面図、同図(e)は撮像部のレンズを下向きにした場合の装置本体の裏面図を示す図。 同実施形態におけるデジタルカメラの通常撮影モード時の撮像部の姿勢位置を示す図。 同実施形態におけるデジタルカメラの自分撮り撮影モード時の撮像部の姿勢位置を示す図。 同実施形態におけるデジタルカメラの顕微鏡撮影モード時の撮像部の姿勢位置を示す図。 同実施形態におけるデジタルカメラの回路構成を示すブロック図。 同実施形態におけるデジタルカメラの電源投入時の処理動作を示すフローチャート。 同実施形態におけるデジタルカメラの顕微鏡撮影モード時の処理動作を示すフローチャート。 同実施形態におけるデジタルカメラの顕微鏡撮影モードでの撮影シーンを示す図。 同実施形態におけるデジタルカメラの顕微鏡撮影モードでの実寸目盛の表示例を示す図。 同実施形態におけるデジタルカメラのタイトル画像の撮影シーンを示す図。 同実施形態におけるデジタルカメラのタイトル画像の一例を示す図。 本発明の本発明の第2の実施形態におけるデジタルカメラの外観構成の一例を示す図。 同実施形態におけるデジタルカメラの回路構成をクレードルの回路構成と共に示すブロック図。
符号の説明
10…デジタルカメラ、11…装置本体、12…撮像部、13…回動機構、14…電源キー、15…シャッターキー、16…ズーム操作レバー、17…スピーカ、18…モードキー、18a…フラッシュキー、19…動画撮影キー、20…メニューキー、21…カーソルキー、22…DISPキー、23…表示部、24…マイクロフォン、25…グリップ、26…電池収納部、27…接続端子、28…三脚穴、31…撮影レンズ、32…フラッシュ、33…被写体、41…制御部、42…操作入力部、43…入力インタフェース、44…表示メモリ、45…表示駆動部、46…画像信号処理部、47…圧縮符号化/復号部、48…画像目盛、49…外部メモリインタフェース、50…外部メモリ、51…電源制御部、52…電池、53…外部I/Oインタフェース、54…回動角度検出部、61a…フォーカスレンズ、61b,61c…ズームレンズ、62…絞り機構、63…ハーフミラー、64…シャッタ、65…撮像素子、66a,66b…レンズ駆動部、67…測光・測距センサ、68…CDS/AGC回路、69…A/D回路、70…タイミング制御&ドライバ、71…フラッシュ駆動部、81a,81b…実寸目盛、82…角度用のスケール、83a,83b…中心用のスケール、84…タイトル用の用紙、90…デジタルカメラ、91…支持機構、92…位置調整機構、93a,93b…位置調整キー、94…駆動部、100…クレードル、101…コネクタ部、102…照明ライト、103…DC入力コネクタ、104…USBコネクタ、105…LANコネクタ、106…制御部、107…充電制御部、108…照明駆動部、109…操作部、110…インジケータ、111…USB通信インタフェース、112…USB通信インタフェース。

Claims (5)

  1. 本体部と、
    当該本体部の一側面の中心から上方へ偏心した位置を回動軸として、前記本体部に対して回動可能に取り付けられている撮像部と
    を具備する撮像装置であり、
    前記撮像部は、前記本体部を正立させた状態で撮影レンズを上向きにしたときに撮像装置全体が略直方体の形状になり、前記本体部を正立させた状態で前記撮影レンズを下向きにしたときに前記本体部の設置面との間に小型の被写体を挿入可能な程度の間隙が形成されるように、前記本体部に取り付けられてい
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記撮像部は、当該撮像部をその光軸方向に移動可能な位置調整機構を介して前記本体部に回動可能に取り付けられている
    ことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記撮像部の回動位置を検出する検出手段と、
    前記本体部を正立させた状態で前記撮影レンズが下向きになる回動位置が前記検出手段によって検出されときに、自動的に焦点調整を開始する制御手段
    更に具備したことを特徴とする請求項1または2記載の撮像装置。
  4. 前記撮像部の回動位置を検出する検出手段と、
    被写体を照光する照光手段と、
    前記本体部を正立させた状態で前記撮影レンズが下向きになる回動位置が前記検出手段によって検出されときに、自動的に前記照光手段の光量を設定する設定手段
    更に具備したことを特徴とする請求項1または2記載の撮像装置。
  5. 写体までの距離と現在のズーム倍率とに基づいて当該被写体の実寸寸法を算出する出手段と、
    前記撮像部を通じて得られる被写体の撮像画像をスルー画像として表示すると共に、前記出手段によって算出された被写体の実寸寸法を示す目盛を前記スルー画像上に重ねて表示する表示手段と
    更に具備したことを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の撮像装置。
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