JP4412018B2 - ナビゲーションシステム - Google Patents

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Description

本発明は、ナビゲーションシステムに関するものである。
従来、自動車等の車両に搭載されたナビゲーション装置においては、運転者等の操作者が所定の入力部を操作して目的地を設定すると、該目的地、及び、現在位置検出処理部によって検出された車両の現在位置に基づいて、該現在位置から目的地までの経路が探索され、探索された経路が案内される。この場合、前記現在位置から目的地までの距離が最短となるように経路を探索したり、所要時間が最短となるように経路を探索するようになっている。
また、道路の渋滞情報を受信して渋滞区間を避けた最適な経路を探索することができるように、道路交通情報をナビゲーション装置に送信するシステムも提供されている(例えば、特許文献1参照。)。例えば、VICS(Vehicle Information & Communication System)(R)と称される道路交通情報通信システムにおいては、警察、日本道路公団等の交通管制システムの情報を収集して、道路の渋滞等に関する情報や交通規制情報等の道路交通情報を作成し、これを通信手段によって、ナビゲーション装置に送信するようになっている。そして、前記道路交通情報を受信したナビゲーション装置は、前記道路交通情報に基づいて、所要時間が最短となるように経路を探索するようになっている。
特開平8−338736号公報
しかしながら、前記従来のシステムにおいては、経路上で渋滞が発生した場合にどの休憩施設に立ち寄るべきかについての情報を提供することができなかった。そのため、例えば、高速道路を走行中に操作者は、渋滞に関する情報を参考にしながらも、自分自身の経験等に基づいて選択したサービスエリア、パーキングエリア等の休憩施設に立ち寄って休憩を取っていた。しかし、例えば、渋滞が増加傾向にある場合に、渋滞区間の手前の休憩施設に立ち寄ると、休憩している間に渋滞が増加してしまい、目的地までの走行時間が長くなってしまう。一方、渋滞が減少傾向にある場合に、渋滞区間の手前の休憩施設に立ち寄れば、休憩している間に渋滞が減少して、目的地までの走行時間が短くなるにも関わらず、渋滞区間を通り過ぎた休憩施設に立ち寄ることがある。
本発明は、前記従来のシステムの問題点を解決して、経路上の渋滞の増減傾向を予測し、該渋滞の増減傾向を考慮して推奨休憩施設を選択することによって、走行時間が短くなり、車両の搭乗者の疲労を低減する適切な休憩施設を案内することができるナビゲーションシステムを提供することを目的とする。
そのために、本発明のナビゲーションシステムにおいては、交通情報を格納する交通情報データベースと、該交通情報データベースに格納された交通情報に基づいて目的地までの経路に含まれる道路の渋滞予測情報を作成する予測処理部と、前記渋滞予測情報に基づいて前記目的地までの経路沿いにある推奨休憩施設を選択する推奨休憩施設選択部とを有するナビゲーションシステムであって、前記予測処理部は、作成した前記渋滞予測情報に基づいて、前記道路上の渋滞の増減傾向を予測し、前記推奨休憩施設選択部は、前記予測処理部が前記渋滞が増加傾向にあると予測した場合、該渋滞を通り越した箇所にある休憩施設を前記推奨休憩施設として選択し、前記予測処理部が前記渋滞が増加傾向にないと予測した場合、該渋滞の手前の箇所にある休憩施設を前記推奨休憩施設として選択する。
本発明の更に他のナビゲーションシステムにおいては、さらに、前記推奨休憩施設選択部は、時間帯に応じた種類の休憩施設を前記推奨休憩施設として選択する。
本発明の更に他のナビゲーションシステムにおいては、さらに、前記推奨休憩施設選択部は、走行時間及び走行距離に応じて前記推奨休憩施設を選択する。
本発明の更に他のナビゲーションシステムにおいては、さらに、前記推奨休憩施設選択部は、前記渋滞の渋滞度が規定値以上である場合、前記推奨休憩施設を選択する。
本発明の更に他のナビゲーションシステムにおいては、交通情報を格納する交通情報データベース、該交通情報データベースに格納された交通情報に基づいて目的地までの経路に含まれる道路の渋滞予測情報を作成する予測処理部、及び、前記渋滞予測情報に基づいて前記目的地までの経路沿いにある推奨休憩施設を選択する推奨休憩施設選択部を備えるサーバと、前記推奨休憩施設を案内する車載装置とを有するナビゲーションシステムであって、前記予測処理部は、作成した前記渋滞予測情報に基づいて、前記道路上の渋滞の増減傾向を予測し、前記推奨休憩施設選択部は、前記予測処理部が前記渋滞が増加傾向にあると予測した場合、該渋滞を通り越した箇所にある休憩施設を前記推奨休憩施設として選択し、前記予測処理部が前記渋滞が増加傾向にないと予測した場合、該渋滞の手前の箇所にある休憩施設を前記推奨休憩施設として選択する。
本発明の更に他のナビゲーションシステムにおいては、交通情報を格納する交通情報データベース、及び、該交通情報データベースに格納された交通情報に基づいて目的地までの経路に含まれる道路の渋滞予測情報を作成する予測処理部を備えるサーバと、前記渋滞予測情報に基づいて前記目的地までの経路沿いにある推奨休憩施設を選択する推奨休憩施設選択部を備え、前記推奨休憩施設を案内する車載装置とを有するナビゲーションシステムであって、前記予測処理部は、作成した前記渋滞予測情報に基づいて、前記道路上の渋滞の増減傾向を予測し、前記推奨休憩施設選択部は、前記予測処理部が前記渋滞が増加傾向にあると予測した場合、該渋滞を通り越した箇所にある休憩施設を前記推奨休憩施設として選択し、前記予測処理部が前記渋滞が増加傾向にないと予測した場合、該渋滞の手前の箇所にある休憩施設を前記推奨休憩施設として選択する。
本発明によれば、経路上の渋滞の増減傾向を予測し、該渋滞の増減傾向を考慮して推奨休憩施設を選択するようになっている。そのため、走行時間が短くなり、車両の搭乗者の疲労を低減する適切な休憩施設を案内することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図2は本発明の実施の形態におけるナビゲーションシステムの構成を示す図である。
図において、11はサーバとしての情報提供サーバであり、CPU、MPU等の演算手段、半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク等の記憶手段、通信インターフェイス等を備えるコンピュータの中に構成される。なお、該コンピュータは単一のコンピュータではなく、複数のコンピュータが有機的に結合された、いわゆる、分散型サーバであってもよい。また、前記コンピュータの中に他のシステムが構築されていてもよい。さらに、前記情報提供サーバ11は、他のコンピュータの中に構築されたシステムの1つであってもよい。
そして、31はユーザとしての操作者によって操作される車載装置であり、乗用車、トラック、バス、オートバイ等の車両に搭載される。なお、車載装置は、実際には多数であるが、本実施の形態においては、説明の都合上、前記車載装置31で代表する。また、前記操作者は、例えば、前記車両の運転者、同乗者等であるが、いかなる者であってもよい。
なお、前記車載装置31は、CPU、MPU等の演算装置、半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク等の記憶装置、液晶ディスプレイ、LED(Light Emitting Diode)ディスプレイ、CRT等の表示装置、キーボード、ジョイスティック、十字キー、押しボタン、リモートコントローラ、タッチパネル等の入力装置、前記表示装置を制御する表示制御装置、及び、通信インターフェイス等の送受信部を備える。前記車載装置31は、例えば、ナビゲーション装置であるが、据え置き電話機、携帯電話機、PHS(Personal Handy−Phone System)電話機、携帯情報端末、PDA(Personal Digital Assistant)、パーソナルコンピュータ、ゲーム機、デジタルテレビ等いかなるものであってもよい。
さらに、前記車載装置31は、図示されない現在位置検出装置を有する。該現在位置検出装置は、前記車載装置31が、例えば、ナビゲーション装置である場合、一般的には、GPS(Global Positioning System)、地磁気センサ、距離センサ、ステアリングセンサ、ビーコンセンサ、ジャイロセンサ等によって現在位置を検出する。また、例えば、携帯電話機、携帯情報端末等である場合、一般的には、該携帯電話機、携帯情報端末等が在圏する基地局との通信に基づいて、該基地局の位置を現在位置として検出する。
なお、本実施の形態においては、車載装置31がナビゲーション装置である場合について説明する。この場合、前記車載装置31は、通常のナビゲーション装置と同様に、施設や地点を検索する検索機能及び経路を探索する探索機能を有する。該探索機能によって、前記車載装置31は、渋滞を回避する経路を探索するDRG(Dynamic Route Guidance)を行うことができるようになっている。
ここで、前記車載装置31には、情報提供サーバ11と通信を行うための通信モジュール32が接続されている。該通信モジュール32は、例えば、携帯電話機、PHS電話機、無線LAN(Local Area Network)カード等であるが、前記情報提供サーバ11と図示されないネットワークを介して相互に通信可能な装置であれば、いかなる種類の装置であってもよい。なお、前記ネットワークは、有線又は無線の公衆通信回線網、専用通信回線網、携帯電話回線網、インターネット、イントラネット、LAN、WAN(Wide Area Network)、衛星通信回線網等いかなる通信回線網であってもよく、これらを適宜組み合わせたものであってもよい。また、放送衛星によるCS放送やBS放送を利用して通信してもよく、地上波デジタルテレビ放送を利用して通信してもよく、FM多重放送を利用して通信してもよく、また、道路脇(わき)に設置されている光ビーコンや電波ビーコンを利用して通信してもよい。
そして、本実施の形態におけるナビゲーションシステムは前記情報提供サーバ11と車載装置31とを有する。この場合、前記操作者は、あらかじめ前記ナビゲーションシステムに登録され、登録IDを所有する者であることが望ましい。また、前記車載装置31も登録されていることが望ましい。
ここで、前記情報提供サーバ11は、機能の観点から、渋滞予測情報を作成するために必要なデータを格納するデータ部12、及び、該データ部12にアクセスして必要なデータを取得して渋滞予測情報を作成するための処理を行う処理部21を有する。なお、前記データ部12は、現況データデータベース13、予測データデータベース14及び統計データデータベース15を備える。
そして、前記現況データデータベース13は、例えば、VICS(R)と称される道路交通情報通信システムにおいて、警察、日本道路公団等の交通管制システムの情報を収集して作成した道路の渋滞等に関する情報や交通規制情報等の道路交通情報を格納する。さらに、前記現況データデータベース13は、あらかじめ登録された多数の操作者から提供された情報を格納するものであってもよい。この場合、該情報は、例えば、道路の渋滞等に関する道路渋滞情報、警察による交通取り締まりに関する交通取り締まり情報、道路工事、建築工事等による交通規制情報等の道路交通情報に関する詳細情報である。該詳細情報は、道路渋滞情報の場合、渋滞の実際の長さ、渋滞の原因、渋滞解消の見込まれる時刻等であり、交通取り締まり情報の場合、速度違反取り締まり、駐車違反取り締まり等の取り締まりの種類、場所、曜日、時間帯等であり、交通規制情報の場合、道路工事、建築工事等の継続期間、通行止め、片側交互通行、車線規制等の交通規制の種類、交通規制の時間帯等である。
また、前記統計データデータベース15は、過去に作成された道路の渋滞等に関する情報を統計的渋滞情報として格納する。さらに、前記統計データデータベース14は、祭り、パレード、花火大会等のイベントの開催予定場所、予定日時等のイベント予定情報、例えば、駅周辺や大型商業施設周辺の道路には週末を除く毎日の特定時刻に渋滞が発生するとか、海水浴場周辺の道路には夏季休暇時期に渋滞が発生する等の統計的渋滞情報や渋滞予測情報も格納してもよい。
さらに、前記予測データデータベース14には、現況データデータベース13及び統計データデータベース15に格納された情報に基づいて作成された予測交通情報としての予測リンク旅行時間パターンや、渋滞予測情報等を格納する。
なお、前記データ部12は、交通情報を提供するために必要なリンクに関する情報を格納する。ここで、リンクとは、道路を構成する単位であり、通常、三叉(さ)路以上の交差点を境界にして区切られている。なお、該交差点は、交通信号灯器の設置されている交差点だけでなく交通信号灯器の設置されていない交差点も含むものである。そのため、1本の道路におけるリンクの数は一定でない。なお、道路の行政道路属性が変化する点もリンクの境界として取り扱われる。そして、通常のナビゲーション装置においては、道路を構成するそれぞれのリンク、すなわち、道路リンクを識別する識別番号としての道路リンクIDが付与される。
また、前記現況データデータベース13に格納される前記VICS(R)による交通情報であるVICS(R)情報には、種別情報、位置、渋滞区間の距離、渋滞度等の情報とともに、VICS(R)リンクIDが含まれる。該VICS(R)リンクIDは、道路を所定の交差点毎に分割して規格化された走行案内用リンクとしてのVICS(R)リンクに付与された識別番号である。なお、前記VICS(R)情報には、各VICS(R)リンクにおける始点及び終点の座標、始点から終点までの距離等の情報も含まれている。さらに、前記予測データデータベース14及び統計データデータベース15に格納される統計的渋滞情報や渋滞予測情報も、VICS(R)リンクに対応付けられていることが望ましい。
ここで、前記道路リンクとVICS(R)リンクとは同一のものではない(一般的には、道路リンクの方がVICS(R)リンクよりも細分化されている。)。そこで、通常のVICS(R)機能を備えるナビゲーション装置においては、道路リンクIDと前記VICS(R)リンクIDとの間の変換テーブル(対照表)を有し、前記VICS(R)リンクIDに基づいて、対応する道路リンクIDを特定することができるようになっている。そのため、前記車載装置31がナビゲーション装置のように前記変換テーブルを有するものである場合には、前記情報提供サーバ11からVICS(R)リンクIDを受信すると、該VICS(R)リンクIDに基づいてVICS(R)情報を表示すべき道路の区間を特定することができる。
ところが、前記車載装置31が前記変換テーブルを有するものでない場合には、前記VICS(R)リンクIDに基づいて前記道路の区間を特定することができなくなってしまう。そこで、データ部12には、前記変換テーブルも格納されている。これにより、前記VICS(R)リンクIDを前記車載装置31において使用されている道路リンクIDに変換して、VICS(R)情報を送信することができる。また、前記車載装置31が後述される地図データベース等を有しておらず、地図を作成することができないものである場合には、情報提供サーバ11において、画面に表示される地図を画像情報として作成し、該画像情報を前記車載装置31に送信して、該車載装置31の表示装置に前記画像情報に基づく画像を表示させるようになっている。この場合、前記データ部12に格納されている変換テーブルを使用し、VICS(R)リンクIDに対応する道路の区間を特定する。
また、前記データ部12は、細街路も含めたすべての道路、例えば、日本全国のすべての道路に関するデータを格納することが望ましい。ここで、該道路に関するデータには、交差点データ、ノードデータ、道路データ、交通規制データ及び経路表示データも格納されている。そして、前記交差点データには、データが格納されている交差点の数に加え、それぞれの交差点に関するデータが交差点データとして、識別するための番号が付与されて格納されている。さらに、それぞれの前記交差点データには、該当する交差点に接続する道路、すなわち、接続道路の数に加え、それぞれの接続道路を識別するための番号が付与されて格納されている。なお、前記交差点データには、交差点の種類、すなわち、交通信号灯器の設置されている交差点であるか又は交通信号灯器の設置されていない交差点であるかの区別が含まれていてもよい。また、前記ノードデータは、前記地図データファイルに記録された地図データにおける少なくとも道路の位置及び形状を構成するものであり、実際の道路の分岐点(交差点、T字路等を含む)、ノード、及び、各ノード間を連結するリンクを示すデータから成る。さらに、前記ノードは、少なくとも道路の屈曲点の位置を示す。
また、前記データ部12には、データが格納されている道路の数に加え、それぞれの道路に関するデータが道路データとして、識別するための番号が付与されて格納されている。そして、それぞれの前記道路データには、道路種別、それぞれの道路の長さとしての距離、それぞれの道路を走行するのに要する時間としての旅行時間等が格納されている。さらに、前記道路種別には、国道、県道、主要地方道、一般道、高速道路等の行政道路属性が含まれる。
なお、前記道路データには、道路自体について、幅員、勾(こう)配、カント、高度、バンク、路面の状態、中央分離帯があるか否か、道路の車線数、該車線数の減少する地点、幅員の狭くなる地点等のデータが含まれることが望ましい。そして、高速道路や幹線道路の場合、対向方向の車線のそれぞれが別個の道路データとして格納され、二条化道路として処理される。例えば、片側二車線以上の幹線道路の場合、二条化道路として処理され、上り方向の車線と下り方向の車線は、それぞれ、独立した道路として道路データに格納される。さらに、コーナについては、曲率半径、交差点、T字路、コーナの入口等のデータが含まれることが望ましい。また、踏切、高速道路出入口ランプウェイ、高速道路の料金所、降坂路、登坂路等の道路属性が含まれていてもよい。
さらに、前記データ部12は、地図情報を格納する図示されない地図データベース、図示されないPOI(Point of Interest)データベース、図示されない道路データベース等を有することが望ましい。ここで、前記地図データベースは、地図を描画するためのノード、リンク、座標、施設名称等の地図情報を格納する。また、前記POIデータベースは、出発地、目的地、通過点等となる地点を検索するための施設データ、タウンページデータ、イベントデータ等を格納する。なお、前記POIデータベースは施設や地域に関する詳細情報を含むものであってもよい。例えば、前記施設がレストラン、食堂等の飲食店である場合、前記詳細情報は、営業する曜日、営業時間、電話番号、メニュー、値段、味、サービスの良否、店内の雰囲気、駐車場の有無等であり、前記施設がコンビニエンスストア、百貨店、ホームセンタ、スーパーマーケット等の商業施設である場合、前記詳細情報は、営業する曜日、営業時間、電話番号、品揃(ぞろ)え、値段、バーゲンセール(特売)の期間、バーゲンセールの対象商品、サービスの良否、店内の雰囲気、駐車場の有無、催し物やイベントの種類及び期間等であり、前記施設がテーマパーク、ゲームセンタ、映画館、劇場等の娯楽施設である場合、前記詳細情報は、営業する曜日、営業時間、電話番号、施設の内容、値段、サービスの良否、雰囲気、駐車場の有無、催し物やイベントの種類及び期間等である。
そして、前記データ部12等が格納される情報提供サーバ11の記憶手段は、該情報提供サーバ11の内部記憶媒体であってもよいし、外部記憶媒体であってもよい。この場合、前記内部記憶媒体及び外部記憶媒体は、磁気テープ、磁気ディスク、磁気ドラム、CD−ROM、CD−R/RW、MD、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−R/RW、光ディスク、MO、ICカード、光カード、メモリカード、棒状メモリ等いかなる種類のものであってもよい。
また、前記処理部21は、入力処理部22、登録処理部23、検索処理部24、表示処理部25、探索処理部26及びデータ送受信処理部27を備える。ここで、前記入力処理部22は、前記車載装置31から受信した休憩施設のデータ等の配信要求等を入力する入力処理を行う。また、前記登録処理部23は、前記車載装置31から受信した配信要求等の登録処理を行う。さらに、前記検索処理部24は、前記車載装置31から受信した検索要求に含まれる検索条件等に基づいて、休憩施設等の施設や地点を検索するPOI検索処理を行う。さらに、前記表示処理部25は、作成された渋滞予測情報、休憩施設に関する情報等を表示するための表示処理を行う。さらに、前記探索処理部26は、目的地までの経路を探索し、経路における各リンクの通過開始時刻を算出する。さらに、前記データ送受信処理部27は、前記配信要求を受信すると、該配信要求を送信した車載装置31を特定し、前記処理部21によって作成された配信用のデータを特定した前記車載装置31に送信する。
なお、機能の観点から、前記情報提供サーバ11は、交通情報を格納する図示されない交通情報データベース、該交通情報データベースに格納された交通情報に基づいて目的地までの経路に含まれる道路の渋滞予測情報を作成する予測処理部、及び、前記渋滞予測情報に基づいて前記目的地までの経路沿いにある立ち寄るべき休憩施設としての推奨休憩施設を選択する推奨休憩施設選択部を有する。そして、前記予測処理部は前記道路上の渋滞の増減傾向を予測し、前記推奨休憩施設選択部は前記渋滞の増減傾向を考慮して推奨休憩施設を選択する。なお、前記車載装置31は推奨休憩施設を案内する。また、前記車載装置31が推奨休憩施設選択部を有していてもよい。この場合、前記情報提供サーバ11は交通情報データベース及び予測処理部を有する。
これにより、前記情報提供サーバ11は、道路上の渋滞の増減傾向を考慮して推奨休憩施設を選択するためのデータ、又は、選択した推奨休憩施設のデータを作成して前記車載装置31に配信することができる。
次に、前記構成のナビゲーションシステムの動作について説明する。まず、情報提供サーバ11が予測リンク旅行時間パターンを作成する動作について説明する。
図3は本発明の実施の形態における短期の予測リンク旅行時間パターンを作成する動作を示す第1の図、図4は本発明の実施の形態における短期の予測リンク旅行時間パターンを作成する動作を示す第2の図、図5は本発明の実施の形態における長期の予測リンク旅行時間パターンを作成する動作を示す図である。
本実施の形態において、処理部21は短期及び長期の予測リンク旅行時間パターンを作成することができる。まず、短期の予測リンク旅行時間パターンを作成する場合、前記処理部21は、現況のフィードバックを行って予測リンク旅行時間パターンを作成する。すなわち、車載装置31から受信した現在の車両の走行状況に基づいて、パターンマッチング、波形補正等の方法によって予測リンク旅行時間パターンを作成する。ここで、短期の予測リンク旅行時間パターンを作成する場合の予測期間は、例えば、現在時刻から約2時間後までの期間であるが、任意に設定することができる。
まず、パターンマッチングの方法によって予測リンク旅行時間パターンを作成する場合について説明する。この場合、前記処理部21は、車載装置31から受信した該車載装置31が搭載されている車両の状況を示すデータに基づいて、図3(a)に示されるように、現在時刻までの過去の所定期間における前記車両のリンク旅行時間パターンを作成する。なお、前記過去の所定期間は、例えば、当日の午前零時から現在時刻までの期間であるが、任意に設定することができる。また、図3(a)に示されるリンク旅行時間パターンにおいて、横軸は時刻、縦軸は総旅行時間を示している。
続いて、前記処理部21は、統計データデータベース15にアクセスして、作成された前記リンク旅行時間パターンと、図3(b)に示されるような前記統計データデータベース15にあらかじめ格納されている過去におけるリンク旅行時間パターンとを比較して、パターンマッチングを行う。なお、図3(b)に示されるリンク旅行時間パターンは、図3(a)に示されるリンク旅行時間パターンと同様に、1日における総旅行時間の変化を示している。そして、前記処理部21は、パターンマッチングの結果、前記統計データデータベース15にあらかじめ格納されている過去におけるリンク旅行時間パターンの中から、横軸の範囲が原点から現在時刻までの範囲におけるリンク旅行時間パターンが作成された前記リンク旅行時間パターンに最も近似しているものを抽出する。
続いて、前記処理部21は、抽出した過去におけるリンク旅行時間パターンから現在時刻以降の前記予測期間におけるリンク旅行時間パターンを切り出し、リンク旅行時間パターンとする。これにより、図3(c)に示されるように、図3(a)に示されるリンク旅行時間パターンを含む予測リンク旅行時間パターンを得ることができる。
次に、波形補正の方法によって予測リンク旅行時間パターンを作成する場合について説明する。この場合、前記処理部21は、前記統計データデータベース15にあらかじめ格納されている過去における平均的なリンク旅行時間パターンを使用する。図4(a)における点Aは、車載装置31から受信した該車載装置31が搭載されている車両の現在時刻における状況を示す点であり、図4(a)における線Bは、過去における平均的なリンク旅行時間パターンを示している。なお、図4(a)に示されるリンク旅行時間パターンにおいて、横軸は時刻、縦軸は総旅行時間を示している。
続いて、前記処理部21は、線Bを点Aに合致するように補正して、リンク旅行時間パターンを作成する。この場合、図4(b)に示されるように、過去における平均的なリンク旅行時間パターンを等比的に変化させて、線Cで示されるような予測リンク旅行時間パターンを作成することができる。すなわち、点Aに対応する時刻における線Bの示す総旅行時間の値を前記点Aの示す総旅行時間の値に変更する。そして、点Aに対応する時刻における変更前の値に対する変更後の値の比に従って、すべての時刻範囲において線Bの示す総旅行時間の値を変更する。これにより、すべての時刻範囲において線Bの示す総旅行時間の値が、点Aに対応する時刻における変更前の値に対する変更後の値の比に等しい比で変更され、図4(b)において線Cで示されるような予測リンク旅行時間パターンを作成することができる。
また、図4(c)に示されるように、過去における平均的なリンク旅行時間パターンを垂直方向に平行移動させて、線Cで示されるような予測リンク旅行時間パターンを作成することができる。すなわち、点Aに対応する時刻における線Bの示す総旅行時間の値を前記点Aの示す総旅行時間の値に変更する。そして、点Aに対応する時刻における変更前の値に対する変更後の値の差に従って、すべての時刻範囲において線Bの示す総旅行時間の値を変更する。これにより、すべての時刻範囲において線Bの示す総旅行時間の値が、点Aに対応する時刻における変更前の値に対する変更後の値の差に等しい値だけ変更され、図4(c)において線Cで示されるような予測リンク旅行時間パターンを作成することができる。
また、図4(d)に示されるように、過去における平均的なリンク旅行時間パターンを履歴に従って傾斜させて、線Cで示されるような予測リンク旅行時間パターンを作成することができる。この場合、点A及び前記車両の現在時刻以前における状況を示す点AAを通過するように線B全体を傾斜させる。これにより、図4(d)において線Cで示されるような予測リンク旅行時間パターンを作成することができる。
次に、長期の予測リンク旅行時間パターンを作成する場合、前記処理部21は、現況のフィードバックを行わずに予測リンク旅行時間パターンを作成する。すなわち、統計データデータベース15に格納されている過去のリンク旅行時間パターンを統計的に分析して、予測リンク旅行時間パターンを作成する。ここで、長期の予測リンク旅行時間パターンを作成する場合の予測期間は、例えば、現在時刻から約2時間後以降の期間であるが、任意に設定することができる。
まず、前記処理部21は、統計データデータベース15にアクセスして、図5(a)に示されるような該統計データデータベース15にあらかじめ格納されている過去におけるリンク旅行時間パターンを取得する。なお、図5(a)に示されるリンク旅行時間パターンは、1日における総旅行時間の変化を示しているものであって、前記統計データデータベース15に格納されているすべてのリンク旅行時間パターン、すなわち、全日の変動を示している。また、図5(a)に示されるリンク旅行時間パターンにおいて、横軸は時刻、縦軸は総旅行時間を示している。
続いて、前記処理部21は、図5(a)に示されるリンク旅行時間パターンをカレンダに従って場合分けする。ここでは、図5(b)に示されるように、平日におけるリンク旅行時間パターンと休日におけるリンク旅行時間パターンとに場合分けする。すなわち、平日の変動と休日の変動とに場合分けする。なお、休日は、土曜日、日曜日及び祝祭日であり、平日はその他の日である。また、例えば、ゴールデンウィーク、夏季休暇、年末年始等の特定の日又は期間におけるリンク旅行時間パターンだけを抽出することもできる。さらに、前記リンク旅行時間パターンから異常値を除去することによって、データのばらつきを低減することもできる。
続いて、前記処理部21は、カレンダに従って場合分けされたリンク旅行時間パターンを天候、イベント、規制等の事象に応じて場合分けする。ここでは、図5(c)及び(d)に示されるように、天候に応じた場合分けでは、天気別の変動として、晴天におけるリンク旅行時間パターン、降雨におけるリンク旅行時間パターン及び降雪におけるリンク旅行時間パターンに場合分けする。これにより、車載装置31が搭載されている車両の状況に応じた予測リンク旅行時間パターンを得ることができる。
なお、リンク旅行時間は各リンクを通過するための所要時間であり、かつ、各リンクの長さはデータ部12に格納されているので、各リンクにおけるリンク旅行時間から各リンクにおける旅行速度を算出することができる。したがって、前記予測リンク旅行時間パターンに基づいて、予測速度パターンを得ることができる。また、VICS(R)情報における渋滞情報としての渋滞度は、道路種別及び旅行速度に応じて、「渋滞」、「混雑」及び「渋滞なし」と定義されているので、各リンクにおけるリンク旅行時間から各リンクにおける渋滞情報を得ることができる。したがって、前記予測リンク旅行時間パターンに基づいて、渋滞予測情報を得ることができる。
次に、立ち寄るべき休憩施設を選択する基本的な動作について説明する。なお、ここでは、説明の都合上、目的地までの経路が高速道路であり、目的地までの経路沿いにある休憩施設がパーキングエリア及びサービスエリアであるものとして説明する。
図1は本発明の実施の形態における渋滞の増減傾向を考慮して立ち寄るべき休憩施設を選択する基本的な概念を説明する図、図6は本発明の実施の形態における渋滞の増減傾向を考慮して立ち寄るべき休憩施設を選択する例を示す第1の図、図7は本発明の実施の形態における渋滞の増減傾向を考慮して立ち寄るべき休憩施設を選択する例を示す第2の図、図8は本発明の実施の形態における渋滞の増減傾向を考慮して立ち寄るべき休憩施設を選択する例を示す第3の図、図9は本発明の実施の形態における渋滞の増減傾向を考慮して立ち寄るべき休憩施設を選択する例を示す第4の図である。
図1(a)は、高速道路上を走行する車両の経路を模式的に表示した経路案内図であり、車両は左から右方向に進行するものとする。そして、41は高速道路、42は車両の現在位置、43は高速道路41における休憩施設としてのパーキングエリア、44は高速道路41への出入口となるインターチェンジ、45は高速道路41における休憩施設としてのサービスエリアである。なお、前記パーキングエリア43及びサービスエリア45は、駐車場、トイレ等を備え、車両を駐停車させて、車両の運転者、同乗者等が休憩することができる休憩施設であるが、ここでは、レストラン等の飲食店が配設されている休憩施設をサービスエリア45と称し、レストラン等の飲食店が配設されていない休憩施設をパーキングエリア43と称するものとする。また、本実施の形態において、施設には、休憩施設であるパーキングエリア43及びサービスエリア45の他に、インターチェンジ44も含まれるものとする。なお、図1において、46は施設間における高速道路41上の渋滞を示している。
本実施の形態において、情報提供サーバ11は、車載装置31から受信した休憩施設のデータの配信要求に含まれる現在位置、目的地までの経路、車速等に関する情報に基づいて、前記現在位置から目的地までの経路に含まれる高速道路41上における渋滞予測情報を作成する。そして、該渋滞予測情報に基づいて立ち寄るべき休憩施設、すなわち、推奨休憩施設を選択し、該推奨休憩施設の情報を前記車載装置31に配信するようになっている。これにより、前記車載装置31は推奨休憩施設を表示装置に表示して案内したり、音声案内したりすることができる。なお、前記情報提供サーバ11は、推奨休憩施設を選択せずに渋滞予測情報を車載装置31に配信することもできる。この場合、前記車載装置31が、渋滞予測情報に基づいて推奨休憩施設を選択し、該推奨休憩施設を表示装置に表示して案内したり、音声案内したりする。なお、本実施の形態においては、説明の都合上、情報提供サーバ11が推奨休憩施設を選択し、該推奨休憩施設の情報を前記車載装置31に配信するものとして説明する。
この場合、前記情報提供サーバ11は、タイムスライスと称される演算方法によって、高速道路41における各リンクを通過する予測通過時刻を算出する。そして、予測リンク旅行時間パターンに基づいて、各リンクの予測通過時刻における渋滞度を算出し、渋滞の増減傾向を考慮して、推奨休憩施設を選択する。ここで、前記渋滞度は、渋滞区間の通過時間として算出され、該通過時間があらかじめ設定された規定値、例えば、40分以上となった場合に、渋滞を考慮して推奨休憩施設を選択するものとする。
また、渋滞の増減傾向は、図1(b)に示されるようにして判断される。図1(b)において、縦軸は渋滞度、横軸は時間を示し、曲線Aはあるリンクにおける予測される渋滞度の時間に関する変化を示している。そして、時刻t1 は前記リンクの予測通過時刻を示し、時刻t2 は、前記時刻t1 から休憩時間、例えば、30分が経過した時刻を示している。図1(b)に示される例において、時刻t1 では渋滞度が規定値以上であるが、減少傾向にあることが分かる。この場合、情報提供サーバ11は、前記リンクより手前に存在するパーキングエリア43又はサービスエリア45を推奨休憩施設として選択する。
本実施の形態においては、主として、図6〜9に示されるように、推奨休憩施設が選択されるようになっている。まず、図6に示されるように、目的地までの経路となる高速道路41上に渋滞の発生が予測されない場合、現在位置42が出発地又は途中の休憩施設を出発して走行を開始してからの時間又は距離が所定の値以上となって最初の休憩施設を推奨休憩施設として選択する。前記所定の値は、時間の場合にはあらかじめ設定された最大走行時間、例えば、120分であり、距離の場合にはあらかじめ設定された最大走行距離、例えば、200〔km〕である。
また、図7に示されるように、目的地までの経路となる高速道路41上に渋滞度が規定値以上の渋滞46の発生が予測されるリンクがある場合、現在位置42が出発地又は途中の休憩施設を出発して走行を開始してからの時間が最小走行時間以上又は距離が最小走行距離以上であれば、原則として、渋滞46の手前、すなわち、前記リンクの手前の休憩施設を推奨休憩施設として選択する。なお、図7に示される例においては、現在時刻があらかじめ規定されたサービスエリア推奨時間帯にあるものとし、パーキングエリア43ではなく、サービスエリア45が推奨休憩施設として優先的に選択されている。前記サービスエリア推奨時間帯は、例えば、昼食時間帯であり、11:00〜14:00等の時間帯である。また、現在時刻があらかじめ規定されたパーキングエリア推奨時間帯にある場合には、パーキングエリア43が優先的に選択される。前記パーキングエリア推奨時間帯は、例えば、6:00〜9:00等の時間帯である。
さらに、図8に示されるように、目的地までの経路となる高速道路41上に渋滞度が規定値以上の渋滞46の発生が予測されるリンクがある場合、現在位置42が出発地又は途中の休憩施設を出発して走行を開始してからの時間が最小走行時間以上又は距離が最小走行距離以上であり、かつ、渋滞が減少傾向にあるとき、すなわち、図1(b)に示されるように、休憩時間が経過した後では渋滞度が減少するときには、渋滞46の手前、すなわち、前記リンクの手前の休憩施設を推奨休憩施設として選択する。なお、図8に示されるように、渋滞度が規定値未満、例えば、10分の渋滞46は考慮されないようになっている。
さらに、図9に示されるように、目的地までの経路となる高速道路41上に渋滞度が規定値以上の渋滞46の発生が予測されるリンクがある場合、現在位置42が出発地又は途中の休憩施設を出発して走行を開始してからの時間が最小走行時間以上又は距離が最小走行距離以上であり、かつ、渋滞が増加傾向にあるとき、すなわち、休憩時間が経過した後では渋滞度が増加するときには、渋滞46の向こう、すなわち、前記リンクを通り越した箇所の休憩施設を推奨休憩施設として選択する。
次に、本実施の形態におけるナビゲーションシステムの動作を詳細に説明する。
図10は本発明の実施の形態における車載装置の表示画面の例を示す図、図11は本発明の実施の形態における情報提供サーバの動作を示す第1のフローチャート、図12は本発明の実施の形態における情報提供サーバの動作を示す第2のフローチャートである。
まず、操作者は、車載装置31の入力装置を操作して休憩施設のデータ配信要求を行う。ここで、前記車載装置31の表示装置が入力装置としても機能するタッチパネルである場合、例えば、図10(a)に示されるように、前記車載装置31の表示画面に表示されたデータ配信要求入力手段としての「休憩施設」ボタンを指等によって押下する。すると、前記車載装置31は、休憩施設のデータ配信要求として現在位置、目的地までの経路、車速等を含む情報を情報提供サーバ11に送信する。なお、前記経路には高速道路が含まれるものとする。また、前記休憩施設のデータが配信されるまでの間、車載装置31の表示画面には、図10(b)に示されるように、待機中であることを示す「予測データの取得中」という説明が表示される。
続いて、前記情報提供サーバ11は、前記車載装置31から休憩施設のデータ配信要求を受信すると、前記経路に含まれる高速道路上において立ち寄るべき休憩施設、すなわち、推奨休憩施設を選択するための処理を開始する。まず、前記情報提供サーバ11は、高速道路を走行している車両の現在位置を含むリンクから、高速道路から退出する地点までのリンクについてのループを開始し、タイムスライスと称される演算方法によって、当該リンクを通過する予測通過時刻を算出して取得する。
続いて、前記情報提供サーバ11は、出発地又は途中の休憩施設を出発して走行を開始してから前記予測通過時刻までの時間、すなわち、走行時間を最小走行時間及び最大走行時間と比較する。なお、最小走行時間及び最大走行時間は、任意に設定することができるが、例えば、それぞれ、20分及び120分である。また、出発地又は途中の休憩施設を出発して走行を開始してから当該リンクまでの距離、すなわち、走行距離を最小走行距離及び最大走行距離と比較する。なお、最小走行距離及び最大走行距離は、任意に設定することができるが、例えば、それぞれ、20〔km〕及び200〔km〕である。
そして、走行時間が最小走行時間以下であるか、又は、走行距離が最小走行距離以下である場合、前記情報提供サーバ11は、次のリンクについてループを行い、タイムスライスと称される演算方法によって、次のリンクを通過する予測通過時刻を算出して取得する。なお、当該リンクが高速道路から退出する地点を端点として含むリンクである場合には、ループを終了して処理を終了する。また、走行時間が最大走行時間以上であるか、又は、走行距離が最大走行距離以上である場合、前記情報提供サーバ11は、現在時刻をサービスエリア推奨時間帯及びパーキングエリア推奨時間帯と比較する。なお、該サービスエリア推奨時間帯及びパーキングエリア推奨時間帯は、任意に設定することができるが、例えば、サービスエリア推奨時間帯は11:00〜14:00であり、パーキングエリア推奨時間帯は6:00〜9:00である。
ここで、現在時刻がサービスエリア推奨時間帯にある場合、前記情報提供サーバ11は、車両の進行方向前方において当該リンクに直近のサービスエリアを推奨休憩施設として選択して、処理を終了する。また、現在時刻がパーキングエリア推奨時間帯にある場合、前記情報提供サーバ11は、車両の進行方向前方において当該リンクに直近のパーキングエリアを推奨休憩施設として選択して、処理を終了する。さらに、現在時刻がサービスエリア推奨時間帯及びパーキングエリア推奨時間帯のいずれにもない場合、前記情報提供サーバ11は、車両の進行方向前方において当該リンクに直近のサービスエリア又はパーキングエリアを推奨休憩施設として選択して、処理を終了する。
一方、走行時間が最小走行時間より大きく最大走行時間より小さい場合であって、かつ、走行距離が最小走行距離より大きく最大走行距離より小さい場合、前記情報提供サーバ11は、当該リンクの予測通過時刻における渋滞度を算出する。該渋滞度は、予測リンク旅行時間パターンに基づいて、渋滞予測情報として取得することができる。なお、前記渋滞度は、渋滞区間の通過時間として算出される。そして、前記情報提供サーバ11は、渋滞が発生しているか否かを判断する。この場合、VICS(R)情報における渋滞度の定義である「渋滞」、「混雑」及び「渋滞なし」を利用し、算出された渋滞度が「渋滞」及び「混雑」に該当する場合に、渋滞が発生していると判断することが望ましい。そして、渋滞が発生していない場合には、次のリンクについてループを行い、タイムスライスと称される演算方法によって、次のリンクを通過する予測通過時刻を算出して取得する。なお、当該リンクが高速道路から退出する地点を端点として含むリンクである場合には、ループを終了して処理を終了する。
また、渋滞が発生している場合、前記情報提供サーバ11は、車両の現在位置が施設としてのインターチェンジ、パーキングエリア及びサービスエリアを通過したか否かを判断する。そして、施設を通過していない場合には、算出された渋滞度を既に算出されて加算された渋滞度の合計値に加算し、施設を通過した場合には、算出された渋滞度を既に算出されて加算された渋滞度の合計値とともにクリアする。
続いて、前記情報提供サーバ11は、前記渋滞度の合計値が規定値以上であるか否かを判断する。なお、該規定値は、任意に設定することができるが、例えば、40分である。そして、規定値以上でない場合、前記情報提供サーバ11は、次のリンクについてループを行い、タイムスライスと称される演算方法によって、次のリンクを通過する予測通過時刻を算出して取得する。なお、当該リンクが高速道路から退出する地点を端点として含むリンクである場合には、ループを終了して処理を終了する。また、規定値以上である場合、前記情報提供サーバ11は、休憩後の渋滞傾向を判断する。すなわち、当該リンクの予測通過時刻における渋滞度と、前記予測通過時刻から休憩時間が経過した後の時刻における渋滞度とを比較して、渋滞度がどのように変化するかを判断する。なお、前記休憩時間は、任意に設定することができるが、例えば、30分〜1時間である。
そして、休憩後の渋滞傾向が減少又は変化なしである場合、前記情報提供サーバ11は、現在時刻をサービスエリア推奨時間帯及びパーキングエリア推奨時間帯と比較する。ここで、現在時刻がサービスエリア推奨時間帯にある場合、前記情報提供サーバ11は、車両の進行方向に関して渋滞の手前にあるサービスエリアを推奨休憩施設として選択して、処理を終了する。また、現在時刻がパーキングエリア推奨時間帯にある場合、前記情報提供サーバ11は、車両の進行方向に関して渋滞の手前にあるパーキングエリアを推奨休憩施設として選択して、処理を終了する。さらに、現在時刻がサービスエリア推奨時間帯及びパーキングエリア推奨時間帯のいずれにもない場合、前記情報提供サーバ11は、車両の進行方向に関して渋滞の手前にあるサービスエリア又はパーキングエリアを推奨休憩施設として選択して、処理を終了する。
また、休憩後の渋滞傾向が増加である場合、前記情報提供サーバ11は、現在時刻をサービスエリア推奨時間帯及びパーキングエリア推奨時間帯と比較する。ここで、現在時刻がサービスエリア推奨時間帯にある場合、前記情報提供サーバ11は、車両の進行方向に関して渋滞の向こう、すなわち、渋滞を通り越した箇所にあるサービスエリアを推奨休憩施設として選択して、処理を終了する。また、現在時刻がパーキングエリア推奨時間帯にある場合、前記情報提供サーバ11は、車両の進行方向に関して渋滞の向こう、すなわち、渋滞を通り越した箇所にあるパーキングエリアを推奨休憩施設として選択して、処理を終了する。さらに、現在時刻がサービスエリア推奨時間帯及びパーキングエリア推奨時間帯のいずれにもない場合、前記情報提供サーバ11は、車両の進行方向に関して渋滞の向こう、すなわち、渋滞を通り越した箇所にあるサービスエリア又はパーキングエリアを推奨休憩施設として選択して、処理を終了する。
そして、前記情報提供サーバ11は、選択した推奨休憩施設の情報を前記車載装置31に配信する。続いて、前記推奨休憩施設の情報を受信した車載装置31は、図10(c)に示されるように、推奨休憩施設の案内を表示画面に表示して案内する。なお、該表示画面には、推奨休憩施設の他に、渋滞に関する情報を表示することもできる。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS1 タイムスライスと称される演算方法によって、当該リンクを通過する予測通過時刻を算出して取得する。
ステップS2 走行時間を最小走行時間及び最大走行時間と比較する。走行時間が最小走行時間より大きく最大走行時間より小さい場合はステップS3に進み、走行時間が最小走行時間以下である場合はステップS10に進み、走行時間が最大走行時間以上である場合はステップS11に進む。
ステップS3 走行距離を最小走行距離及び最大走行距離と比較する。走行距離が最小走行距離より大きく最大走行距離より小さい場合はステップS4に進み、走行距離が最小走行距離以下である場合はステップS10に進み、走行距離が最大走行距離以上である場合はステップS11に進む。
ステップS4 当該リンクの予測通過時刻における渋滞度を算出する。
ステップS5 渋滞が発生しているか否かを判断する。渋滞が発生している場合はステップS6に進み、渋滞が発生していない場合はステップS10に進む。
ステップS6 車両の現在位置が施設を通過したか否かを判断する。施設を通過していない場合はステップS7に進み、施設を通過した場合はステップS8に進む。
ステップS7 算出された渋滞度を既に算出されて加算された渋滞度の合計値に加算する。
ステップS8 算出された渋滞度を既に算出されて加算された渋滞度の合計値とともにクリアする。
ステップS9 渋滞度の合計値が規定値以上であるか否かを判断する。渋滞度の合計値が規定値以上でない場合はステップS10に進み、渋滞度の合計値が規定値以上である場合はステップS15に進む。
ステップS10 次のリンクについてループを行い、タイムスライスと称される演算方法によって、次のリンクを通過する予測通過時刻を算出して取得する。なお、当該リンクが高速道路から退出する地点を端点として含むリンクである場合には、ループを終了して処理を終了する。
ステップS11 現在時刻をサービスエリア推奨時間帯及びパーキングエリア推奨時間帯と比較する。現在時刻がサービスエリア推奨時間帯にある場合はステップS12に進み、現在時刻がサービスエリア推奨時間帯及びパーキングエリア推奨時間帯のいずれにもない場合はステップS13に進み、現在時刻がパーキングエリア推奨時間帯にある場合はステップS14に進む。
ステップS12 車両の進行方向前方において当該リンクに直近のサービスエリアを推奨休憩施設として選択して、処理を終了する。
ステップS13 車両の進行方向前方において当該リンクに直近のサービスエリア又はパーキングエリアを推奨休憩施設として選択して、処理を終了する。
ステップS14 車両の進行方向前方において当該リンクに直近のパーキングエリアを推奨休憩施設として選択して、処理を終了する。
ステップS15 休憩後の渋滞傾向を判断する。休憩後の渋滞傾向が減少又は変化なしである場合はステップS16に進み、休憩後の渋滞傾向が増加である場合はステップS20に進む。
ステップS16 現在時刻をサービスエリア推奨時間帯及びパーキングエリア推奨時間帯と比較する。現在時刻がサービスエリア推奨時間帯にある場合はステップS17に進み、現在時刻がサービスエリア推奨時間帯及びパーキングエリア推奨時間帯のいずれにもない場合はステップS18に進み、現在時刻がパーキングエリア推奨時間帯にある場合はステップS19に進む。
ステップS17 車両の進行方向に関して渋滞の手前にあるサービスエリアを推奨休憩施設として選択して、処理を終了する。
ステップS18 車両の進行方向に関して渋滞の手前にあるサービスエリア又はパーキングエリアを推奨休憩施設として選択して、処理を終了する。
ステップS19 車両の進行方向に関して渋滞の手前にあるパーキングエリアを推奨休憩施設として選択して、処理を終了する。
ステップS20 現在時刻をサービスエリア推奨時間帯及びパーキングエリア推奨時間帯と比較する。現在時刻がサービスエリア推奨時間帯にある場合はステップS21に進み、現在時刻がサービスエリア推奨時間帯及びパーキングエリア推奨時間帯のいずれにもない場合はステップS22に進み、現在時刻がパーキングエリア推奨時間帯にある場合はステップS23に進む。
ステップS21 車両の進行方向に関して渋滞の向こうにあるサービスエリアを推奨休憩施設として選択して、処理を終了する。
ステップS22 車両の進行方向に関して渋滞の向こうにあるサービスエリア又はパーキングエリアを推奨休憩施設として選択して、処理を終了する。
ステップS23 車両の進行方向に関して渋滞の向こうにあるパーキングエリアを推奨休憩施設として選択して、処理を終了する。
このように、本実施の形態において、情報提供サーバ11は、高速道路上で予測される渋滞の渋滞度が規定値以上である場合、渋滞傾向を考慮してサービスエリア又はパーキングエリアを推奨休憩施設として選択し、該推奨休憩施設の情報を車載装置31に配信するようになっている。この場合、渋滞度が減少したり変化しないときには渋滞の手前にあるサービスエリア又はパーキングエリアを推奨休憩施設として選択し、渋滞度が増加するときには渋滞の向こうにあるサービスエリア又はパーキングエリアを推奨休憩施設として選択する。
そのため、車載装置31は、目的地までの走行時間が短くなり、車両の運転者や同乗者の疲労を低減する適切なサービスエリア又はパーキングエリアを推奨休憩施設として案内することができる。
また、現在時刻がサービスエリア推奨時間帯にある場合にはサービスエリアを推奨休憩施設として選択し、現在時刻がパーキングエリア推奨時間帯にある場合にはパーキングエリアを推奨休憩施設として選択するようになっている。そのため、例えば、昼食時間帯等に飲食店が配設されていないパーキングエリアを推奨休憩施設として選択することがなく、時間帯に応じて適切な施設を備える休憩施設を案内することができる。
さらに、走行時間を最小走行時間及び最大走行時間と比較し、走行距離を最小走行距離及び最大走行距離と比較して、サービスエリア又はパーキングエリアを推奨休憩施設として選択するようになっている。そのため、車両の運転者や同乗者の疲労を考慮して、適切なサービスエリア又はパーキングエリアを推奨休憩施設として案内することができる。
なお、本実施の形態においては、情報提供サーバ11が推奨休憩施設を選択し、該推奨休憩施設の情報を前記車載装置31に配信する場合について説明したが、前記情報提供サーバ11は、推奨休憩施設を選択せずに渋滞予測情報を車載装置31に配信することもできる。この場合、前記車載装置31が、渋滞予測情報に基づいて推奨休憩施設を選択し、該推奨休憩施設を表示装置に表示して案内したり、音声案内したりする。
また、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の実施の形態における渋滞の増減傾向を考慮して立ち寄るべき休憩施設を選択する基本的な概念を説明する図である。 本発明の実施の形態におけるナビゲーションシステムの構成を示す図である。 本発明の実施の形態における短期の予測リンク旅行時間パターンを作成する動作を示す第1の図である。 本発明の実施の形態における短期の予測リンク旅行時間パターンを作成する動作を示す第2の図である。 本発明の実施の形態における長期の予測リンク旅行時間パターンを作成する動作を示す図である。 本発明の実施の形態における渋滞の増減傾向を考慮して立ち寄るべき休憩施設を選択する例を示す第1の図である。 本発明の実施の形態における渋滞の増減傾向を考慮して立ち寄るべき休憩施設を選択する例を示す第2の図である。 本発明の実施の形態における渋滞の増減傾向を考慮して立ち寄るべき休憩施設を選択する例を示す第3の図である。 本発明の実施の形態における渋滞の増減傾向を考慮して立ち寄るべき休憩施設を選択する例を示す第4の図である。 本発明の実施の形態における車載装置の表示画面の例を示す図である。 本発明の実施の形態における情報提供サーバの動作を示す第1のフローチャートである。 本発明の実施の形態における情報提供サーバの動作を示す第2のフローチャートである。
符号の説明
11 情報提供サーバ
31 車載装置
41 高速道路
43 パーキングエリア
45 サービスエリア
46 渋滞

Claims (6)

  1. 交通情報を格納する交通情報データベースと、
    該交通情報データベースに格納された交通情報に基づいて目的地までの経路に含まれる道路の渋滞予測情報を作成する予測処理部と、
    前記渋滞予測情報に基づいて前記目的地までの経路沿いにある推奨休憩施設を選択する推奨休憩施設選択部とを有するナビゲーションシステムであって、
    前記予測処理部は、作成した前記渋滞予測情報に基づいて、前記道路上の渋滞の増減傾向を予測し、
    前記推奨休憩施設選択部は、前記予測処理部が前記渋滞が増加傾向にあると予測した場合、該渋滞を通り越した箇所にある休憩施設を前記推奨休憩施設として選択し、前記予測処理部が前記渋滞が増加傾向にないと予測した場合、該渋滞の手前の箇所にある休憩施設を前記推奨休憩施設として選択することを特徴とするナビゲーションシステム。
  2. 前記推奨休憩施設選択部は、時間帯に応じた種類の休憩施設を前記推奨休憩施設として選択する請求項1に記載のナビゲーションシステム。
  3. 前記推奨休憩施設選択部は、走行時間及び走行距離に応じて前記推奨休憩施設を選択する請求項1又は2に記載のナビゲーションシステム。
  4. 前記推奨休憩施設選択部は、前記渋滞の渋滞度が規定値以上である場合、前記推奨休憩施設を選択する請求項1〜のいずれか1項に記載のナビゲーションシステム。
  5. 交通情報を格納する交通情報データベース、
    該交通情報データベースに格納された交通情報に基づいて目的地までの経路に含まれる道路の渋滞予測情報を作成する予測処理部、及び、
    前記渋滞予測情報に基づいて前記目的地までの経路沿いにある推奨休憩施設を選択する推奨休憩施設選択部を備えるサーバと、
    前記推奨休憩施設を案内する車載装置とを有するナビゲーションシステムであって、
    前記予測処理部は、作成した前記渋滞予測情報に基づいて、前記道路上の渋滞の増減傾向を予測し、
    前記推奨休憩施設選択部は、前記予測処理部が前記渋滞が増加傾向にあると予測した場合、該渋滞を通り越した箇所にある休憩施設を前記推奨休憩施設として選択し、前記予測処理部が前記渋滞が増加傾向にないと予測した場合、該渋滞の手前の箇所にある休憩施設を前記推奨休憩施設として選択することを特徴とするナビゲーションシステム。
  6. 交通情報を格納する交通情報データベース、及び、
    該交通情報データベースに格納された交通情報に基づいて目的地までの経路に含まれる道路の渋滞予測情報を作成する予測処理部を備えるサーバと、
    前記渋滞予測情報に基づいて前記目的地までの経路沿いにある推奨休憩施設を選択する推奨休憩施設選択部を備え、前記推奨休憩施設を案内する車載装置とを有するナビゲーションシステムであって、
    前記予測処理部は、作成した前記渋滞予測情報に基づいて、前記道路上の渋滞の増減傾向を予測し、
    前記推奨休憩施設選択部は、前記予測処理部が前記渋滞が増加傾向にあると予測した場合、該渋滞を通り越した箇所にある休憩施設を前記推奨休憩施設として選択し、前記予測処理部が前記渋滞が増加傾向にないと予測した場合、該渋滞の手前の箇所にある休憩施設を前記推奨休憩施設として選択することを特徴とするナビゲーションシステム。
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