JP4408726B2 - 半導体装置および半導体装置検査方法 - Google Patents

半導体装置および半導体装置検査方法 Download PDF

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Description

本発明は、半導体により形成した複数の機能回路を同一チップ内に設けた半導体装置および半導体装置検査方法に関するものである。
従来、半導体により形成された複数の機能回路を1チップ化した半導体装置が広く利用されており、このような従来の半導体装置(特許文献1を参照)は製品化して出荷するまでにチップ内の各機能回路に対して電気的特性などが検査されるが、これらの各機能回路を個々に検査するためには、検査対象となる回路、例えば増幅器を同一チップ内に複数個有する場合は、チップ上に検査対象と同数の検査用電極端子を有する必要がある。また、各回路を個別に検査するため、チップ上に複数個の回路がある場合、複数回の検査を行う必要がある。
特開平6−140486号公報(第1−3頁、第1図)
しかしながら上記のような従来の半導体装置では、検査対象となる回路を同一チップ内に複数個有する場合には、チップ上に回路と同数の検査用電極端子を必要とするため、半導体チップの面積が増大するという問題点を有していた。
また、検査対象となる複数の回路が同一チップ内にある場合でも、検査対象の各回路に対する検査は個別に行う必要があり、1つの半導体チップに対して複数回の検査を行うことになり、結果的に検査時間が長くなってしまうという問題点も有していた。
本発明は、上記従来の問題点を解決するもので、検査対象となる回路が同一チップ内に複数個ある場合でも、チップ上の検査用電極端子を、検査対象の回路数と同数設けることなく必要最小限に抑えて、半導体チップの面積を削減することができるとともに、チップ上の1つの検査用電極端子に入力した検査信号により、複数回路の電気的特性を測定することができ、検査時間を短縮することができる半導体装置および半導体装置検査方法を提供する。
上記の課題を解決するために、本発明の請求項記載の半導体装置は、入力された信号を増幅・演算する増幅器を複数設けて半導体チップ化した半導体装置であって、1つの検査用電極端子と、前記検査用電極端子に入力された信号を前記複数個の増幅器に伝達する伝達回路とを備え、前記伝達回路を差動回路で構成したことを特徴とする。
以上により、検査用電極端子に電圧信号を入力すると、その信号を検査信号として差動回路により複数の増幅器の信号入力を行うことができるため、検査用電極端子の数を削減することができる。
また、本発明の請求項記載の半導体装置検査方法は、請求項に記載の半導体装置を検査するに際し、前記1つの検査用電極端子に電圧信号を入力し、前記電圧信号を基にして前記複数個の増幅器の電気特性を検査する方法としたことを特徴とする。
以上により、1つの検査信号によって差動回路により複数の増幅器に対する信号入力を行うことができる
また、本発明の請求項記載の半導体装置は、請求項1に記載の半導体装置であって、前記検査用電極端子からの信号を任意の増幅器へ切り替えるスイッチ回路を設けた構成としたことを特徴とする。
以上により、1つの検査用電極端子から入力された検査信号を、スイッチ回路の切り替えにより任意の増幅器にのみ入力して、その電気特性を検査することができるため、検査用電極端子の数を削減することができる。
また、本発明の請求項記載の半導体装置検査方法は、請求項に記載の半導体装置を検査するに際し、前記1つの検査用電極端子に検査信号を入力し、前記スイッチ回路の切り替えにより、検査対象とする任意の増幅器を選択し、前記任意の増幅器の電気特性を検査する方法としたことを特徴とする。
以上により、1つの検査用電極端子から入力された検査信号を、スイッチ回路の切り替えにより任意の増幅器にのみ入力して、その電気特性を検査することができる。
また、本発明の請求項記載の半導体装置は、請求項1に記載の半導体装置であって、前記複数の増幅器は異なる複数の信号系統の増幅器群から成り、前記検査用電極端子からの信号を、前記複数の増幅器群から一増幅器群を任意に切り替えて入力するスイッチ回路を設けた構成としたことを特徴とする。
以上により、検査用電極端子から入力された検査信号を、スイッチ回路の切り替えにより任意の系統の増幅器群にのみ入力して、その電気特性を検査することができるため、検査用電極端子の数を削減することができる。
また、本発明の請求項記載の半導体装置検査方法は、請求項に記載の半導体装置を検査するに際し、前記1つの検査用電極端子に検査信号を入力し、前記スイッチ回路の切り替えにより、検査対象とする任意の増幅器群を選択し、前記任意の増幅器群の電気特性を検査する方法としたことを特徴とする。
以上により、検査用電極端子から入力された検査信号を、スイッチ回路の切り替えにより任意の系統の増幅器群にのみ入力して、電気特性を検査することができ、また、1つの検査信号によって複数の増幅器の信号入力を行うことができる。
本発明によれば、検査対象となる回路が同一チップ内に複数個ある場合でも、チップ上の検査用電極端子を、検査対象の回路数と同数設けることなく必要最小限に抑えることができる。
そのため、検査用電極端子の数を削減することができ、半導体チップの面積を削減するとともにコストを低減することができる。
また、チップ上の1つの検査用電極端子に入力した検査信号により、複数回路の電気的特性を測定することができるため、検査時間を短縮することができる。なお、前記検査信号により同時に検査することも可能である。
また、カレントミラー回路のミラー係数の調整によって異なる特性の複数回路の電気特性を測定できるため、検査規格の統一が可能となる。
さらに、スイッチ回路の切り替えによって任意の検査対象の回路の測定ができるため、不具合解析の際に、不具合箇所の断定が容易にできる。
さらにまた、検査用電極端子の数を削減できるため端子と基板の間に発生する寄生容量が減り、増幅器1つあたりに影響する寄生容量を低減できるので、増幅器の高周波特性を向上することができる。
以下、本発明の実施の形態を示す半導体装置および半導体装置検査方法について、図面を参照しながら具体的に説明する。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1の半導体装置および半導体装置検査方法を説明する。
図1は本実施の形態1の半導体装置の構成を示す回路ブロック図である。本実施の形態1の半導体装置は、図1に示すように、増幅器を複数設けて半導体チップ化しており、この半導体チップ1において、検査用電極端子2は伝達回路3に接続し、伝達回路3の各出力を各増幅器4、5、6の入力端子に接続する。なお、図1に示した構成を、1つの半導体チップ内に複数有しても構わない。
次に、半導体チップ1上の複数の増幅器4、5、6の電気特性を検査信号によって測定する検査方法について説明する。
半導体チップ1上の検査用電極端子2に検査信号を入力し、伝達回路3により複数の増幅器4、5、6に信号が各々伝達され、複数の増幅器4、5、6により信号が増幅・演算されて出力される。これらの出力をそれぞれ測定することにより、各増幅器4、5、6の電気特性を評価する。
本実施の形態によれば、検査用電極端子の数の減少により、チップ面積の削減およびコストダウンが可能となる。さらに検査用電極端子と基板の間に発生する寄生容量も低減するため、増幅器1つあたりに影響する寄生容量も低減し、増幅器の高周波特性を向上することができる。また、1つの検査用電極端子2に入力した検査信号を用いて、半導体チップ1上の複数の増幅器4、5、6の電気特性を検査することができ、検査時間の短縮も可能となる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2の半導体装置および半導体装置検査方法を説明する。
図2は本実施の形態2の半導体装置の構成を示す回路ブロック図である。図3は本実施の形態2の半導体装置におけるカレントミラー回路の構成を示す回路図である。
本実施の形態2の半導体装置は、図2に示すように、図1の伝達回路3をカレントミラー回路7で構成して半導体チップ化している。また、図3に示すように、検査用電極端子2はカレントミラー回路7に接続し、カレントミラー回路7の各出力端子8、9、10を各増幅器4、5、6の各入力端子11、12、13に接続する。ただし、図3に示すカレントミラー回路7は一構成例であり、同等の機能を有するカレントミラー回路を用いてもよい。
次に、本実施の形態の半導体装置検査方法について説明する。
図3に示すように、検査用電極端子2に電流信号を入力すると、カレントミラー回路7により、入力された電流はミラーされて端子8、9、10に同一の電流が流れるので、増幅器4、5、6には入力信号に比例した電流が流れる。このようにして検査用電極端子2に入力された電流信号がミラーされて各増幅器4、5、6に入力されるため、1つの検査用電極端子から1つの増幅器に入力した場合と同等の効果が得られる。
本実施の形態によれば、各増幅器4、5、6に入力信号に比例した電流が流れる状態は、1つの検査用電極端子から電流信号を1つの増幅器に入力した場合と同等になり、1つの検査用電極端子2に入力した検査信号を用いて各増幅器4、5、6をそれぞれ検査することができるため、検査用電極端子の数を減少させることができ、チップ面積の削減およびコストダウンが可能となる。さらに検査用電極端子と基板の間に発生する寄生容量も低減するため、増幅器1つあたりに影響する寄生容量も低減し、増幅器の高周波特性を向上することができる。また、1つの検査用電極端子2に入力した検査信号を用いて、半導体チップ1上の複数の増幅器4、5、6の電気特性を検査することができ、検査時間の短縮も可能となる。
なお、本実施の形態において、各増幅器4、5、6の特性、例えばゲインが異なる場合は、各増幅器4、5、6に入力する電流を、カレントミラー回路7のミラー係数を各増幅器4、5、6の検査に最適な任意の電流量に変えることができる。ミラー係数の調整は、抵抗18、19、20の値およびトランジスタの並列数により行うことができる。
この場合は、検査規格を統一することが可能となり、1つの検査用電極端子2に入力した検査信号を用いた場合でも、各増幅器4、5、6のDレンジにそれぞれ個別に対応させることができるため、増幅器4、5、6のDレンジをオーバーしてしまい検査ができなくなるということを防ぐことができる。さらに、検査規格を統一することにより、検査プログラムの作成が容易になり、デバッグが容易になる。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3の半導体装置および半導体装置検査方法を説明する。
図4は本実施の形態3の半導体装置の構成を示す回路ブロック図である。図5は本実施の形態3の半導体装置における差動回路の構成を示す回路図である。
本実施の形態3の半導体装置は、図4に示すように、図1の伝達回路3を差動回路14で構成して半導体チップ化している。また、図5に示すように、検査用電極端子2は差動回路14に接続し、差動回路14の各出力端子15、16、17を各増幅器4、5、6の各入力端子11、12、13に接続する。ただし、図5に示す差動回路14は一構成例であり、同等の機能を有する差動回路を用いてもよい。
次に、本実施の形態の半導体装置検査方法について説明する。
検査用電極端子2に電圧信号を入力し、差動回路14により電流信号に変換され、複数の増幅器4、5、6に電流信号が各々伝達され、複数の増幅器4、5、6により信号が増幅・演算されて出力される。この出力を測定することにより、各増幅器4、5、6の電気特性を評価する。
本実施の形態によれば、1つの検査用電極端子2に入力した検査信号を用いて各増幅器4、5、6をそれぞれ検査することができるため、検査用電極端子の数を減少させることができ、チップ面積の削減およびコストダウンが可能となる。さらに検査用電極端子と基板の間に発生する寄生容量も低減するため、増幅器1つあたりに影響する寄生容量も低減し、増幅器の高周波特性を向上することができる。また、1つの検査用電極端子2に入力した検査信号を用いて、半導体チップ1上の複数の増幅器4、5、6の電気特性を検査することができ、検査時間の短縮も可能となる。
(実施の形態4)
本発明の実施の形態4の半導体装置および半導体装置検査方法を説明する。
図6は本実施の形態4の半導体装置の構成を示す回路ブロック図である。図7は本実施の形態4の半導体装置におけるスイッチ回路とカレントミラー回路の構成を示す回路図である。
本実施の形態4の半導体装置は、図6に示すように、図1の伝達回路3をスイッチ回路21を接続したカレントミラー回路22で構成して半導体チップ化している。図6のスイッチ回路21およびカレントミラー回路22は、図7のスイッチ回路23およびカレントミラー回路24で構成する。図7に示すように、検査用電極端子2はカレントミラー回路24に接続し、カレントミラー回路24の各出力端子25、26を各増幅器4、5の各入力端子11、12に接続する。ただし、図7に示すスイッチ回路23およびカレントミラー回路24は一構成例であり、同等の機能を有するスイッチ回路およびカレントミラー回路を用いてもよい。なお、図7では増幅器が2つの場合について説明したが、増幅器の数が3つ以上の場合は、スイッチ回路23を組み合わせるなどして、スイッチの数を増やすことで実施可能となる。
次に本実施の形態の半導体装置検査方法について説明する。
検査用電極端子2に電流信号を入力すると、スイッチ端子27がHigh(Hレベル)のときは、端子28には電流が流れないため端子25に電流が流れ、端子25に接続された端子11に電流が流れるため、増幅器4に電流信号が伝達される。このとき、端子29には電流が流れるため端子26には電流が流れず、端子26に接続された端子12にも電流が流れないため、増幅器5には電流信号が伝達されない。
逆にスイッチ端子27がLow(Lレベル)のときは、端子29には電流が流れないため端子26に電流が流れ、端子26に接続された端子12に電流が流れるため、増幅器5に電流信号が伝達される。このとき、端子28には電流が流れるため端子25には電流が流れず、端子25に接続された端子11にも電流が流れないため、増幅器4には電流信号が伝達されない。
このようにして、スイッチ端子27の電位レベル(HあるいはL)を切り替えることにより、任意の増幅器4もしくは5に電流信号が伝達され、その任意の増幅器4もしくは5により信号が増幅・演算されて出力される。この出力を測定することにより、任意の増幅器4もしくは5の電気特性を評価する。
本実施の形態によれば、1つの検査用電極端子2に入力した検査信号を用いて各増幅器4、5をそれぞれ検査することができるため、検査用電極端子の数を減少させることができ、チップ面積の削減およびコストダウンが可能となる。さらに検査用電極端子と基板の間に発生する寄生容量も低減するため、増幅器1つあたりに影響する寄生容量も低減し、増幅器の高周波特性を向上することができる。また、任意の増幅器のみの測定ができるため、不具合解析の際の不具合箇所の断定が容易になる。
(実施の形態5)
本発明の実施の形態5の半導体装置および半導体装置検査方法を説明する。
本実施の形態5の半導体装置の構成は図6に示す実施の形態4の回路ブロック図と同一である。図8は本実施の形態5の半導体装置におけるスイッチ回路とカレントミラー回路の構成を示す回路図である。
本実施の形態5の半導体装置は、図6に示すように、実施の形態4の半導体装置と同一であり、図1の伝達回路3をスイッチ回路21を接続したカレントミラー回路22で構成して半導体チップ化している。また、本実施の形態5の半導体装置では、図6のスイッチ回路21およびカレントミラー回路22は、図8のスイッチ回路30およびカレントミラー回路31で構成する。図8に示すように、検査用電極端子2はカレントミラー回路31に接続し、カレントミラー回路31の各出力端子32、33、34、35、36、37を各増幅器4、5、6、38、39、40の各入力端子11、12、13、41、42、43に接続する。
ただし、図8に示すスイッチ回路30およびカレントミラー回路31は一構成例であり、同等の機能を有するスイッチ回路およびカレントミラー回路を用いてもよい。なお、図8では増幅器群が2つの場合について説明したが、増幅器群の数が3つ以上の場合は、スイッチ回路30を組み合わせるなどして、スイッチの数を増やすことで実施可能となる。
次に本実施の形態の半導体装置検査方法について説明する。
検査用電極端子2に電流信号を入力すると、スイッチ端子44がHigh(Hレベル)のときは、端子45、46、47には電流が流れないため端子32、33、34に電流が流れ、端子32、33、34に接続された端子11、12、13に電流が流れるため、増幅器群4、5、6に電流信号が伝達される。このとき、端子48、49、50には電流が流れるため端子35、36、37には電流が流れず、端子35、36、37に接続された端子41、42、43にも電流が流れないため、増幅器群38、39、40には電流信号が伝達されない。
逆に、スイッチ端子44がLow(Lレベル)のときは、端子48、49、50には電流が流れないため端子35、36、37に電流が流れ、端子35、36、37に接続された端子41、42、43に電流が流れるため、増幅器群38、39、40に電流信号が伝達される。このとき、端子45、46、47には電流が流れるため端子32、33、34には電流が流れず、端子32、33、34に接続された端子11、12、13にも電流が流れないため、増幅器群4、5、6には電流信号が伝達されない。
このようにして、スイッチ端子44の電位レベル(HあるいはL)を切り替えることにより、任意の系統の増幅器群4、5、6もしくは38、39、40に電流信号が各々伝達され、それらの任意の系統の増幅器群4、5、6もしくは38、39、40により信号が増幅・演算されて出力される。これらの出力を測定することにより、任意の系統の増幅器群4、5、6もしくは38、39、40の電気特性を評価する。
本実施の形態によれば、1つの検査用電極端子2に入力した検査信号を用いて各増幅器4、5、6および各増幅器38、39、40をそれぞれ検査することができるため、検査用電極端子の数を減少させることができ、チップ面積の削減およびコストダウンが可能となる。さらに検査用電極端子と基板の間に発生する寄生容量も低減するため、増幅器1つあたりに影響する寄生容量も低減し、増幅器の高周波特性を向上することができる。また、任意の増幅器群のみの測定ができるため、不具合解析の際の不具合箇所の断定が容易になる。
本発明の半導体装置および半導体装置検査方法は、検査対象となる回路が同一チップ内に複数個ある場合でも、チップ上の検査用電極端子を、検査対象の回路数と同数設けることなく必要最小限に抑えて、半導体チップの面積を削減することができるとともに、チップ上の1つの検査用電極端子に入力した検査信号により、複数回路の電気的特性を測定することができ、検査時間を短縮することができるものであり、半導体装置として、複数の検査対象の回路などを有する半導体チップなどの検査技術に適用することができる。
本発明の実施の形態1の半導体装置の構成を示す回路ブロック図 本発明の実施の形態2の半導体装置の構成を示す回路ブロック図 同実施の形態2の半導体装置におけるカレントミラー回路の構成回路図 本発明の実施の形態3の半導体装置の構成を示す回路ブロック図 同実施の形態3の半導体装置における差動回路の構成回路図 本発明の実施の形態4の半導体装置の構成を示す回路ブロック図 同実施の形態4の半導体装置におけるスイッチ回路およびカレントミラー回路の構成回路図 本発明の実施の形態5の半導体装置におけるスイッチ回路およびカレントミラー回路の構成回路図
符号の説明
1 半導体チップ
2 検査用電極端子
3 伝達回路
4〜6 増幅器
7 カレントミラー回路
8〜13 端子
14 差動回路
15〜17 端子
18〜20 抵抗
21 スイッチ回路
22 カレントミラー回路
23 スイッチ回路
24 カレントミラー回路
25、26 端子
27 スイッチ端子
28、29 端子
30 スイッチ回路
31 カレントミラー回路
32〜37 端子
38〜40 増幅器
41〜43 端子
44 スイッチ端子
45〜50 端子

Claims (6)

  1. 入力された信号を増幅・演算する増幅器を複数設けて半導体チップ化した半導体装置であって、1つの検査用電極端子と、前記検査用電極端子に入力された信号を前記複数個の増幅器に伝達する伝達回路とを備え、前記伝達回路を差動回路で構成したことを特徴とする半導体装置。
  2. 請求項1に記載の半導体装置を検査するに際し、前記1つの検査用電極端子に電圧信号を入力し、前記電圧信号を基にして前記複数個の増幅器の電気特性を検査することを特徴とする半導体装置検査方法。
  3. 請求項1に記載の半導体装置であって、前記検査用電極端子からの信号を任意の増幅器へ切り替えるスイッチ回路を設けたことを特徴とする半導体装置。
  4. 請求項3に記載の半導体装置を検査するに際し、前記1つの検査用電極端子に検査信号を入力し、前記スイッチ回路の切り替えにより、検査対象とする任意の増幅器を選択し、前記任意の増幅器の電気特性を検査することを特徴とする半導体装置検査方法。
  5. 請求項1に記載の半導体装置であって、前記複数の増幅器は異なる複数の信号系統の増幅器群から成り、前記検査用電極端子からの信号を、前記複数の増幅器群から一増幅器群を任意に切り替えて入力するスイッチ回路を設けたことを特徴とする半導体装置。
  6. 請求項5に記載の半導体装置を検査するに際し、前記1つの検査用電極端子に検査信号を入力し、前記スイッチ回路の切り替えにより、検査対象とする任意の増幅器群を選択し、前記任意の増幅器群の電気特性を検査することを特徴とする半導体装置検査方法。
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