JP4408063B2 - ネットワークファクシミリ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ネットワークファクシミリ装置に関し、詳細には、利用可能な複数の通信サービスを探して利用する通信サービスを自動選択するとともに公衆回線を選択して通信するネットワークファクシミリ装置に関する。
ファクシミリ装置は、従来、それ自体単独で動作するいわゆるスタンドアロンで使用されており、従来のファクシミリ通信手順(伝送手順)は、ITU(International Telecommunication Union:国際電気通信連合)−T勧告T.30に従って実行される。
近年、通信網の整備によりインターネットが普及しており、ファクシミリ装置においてもインターネットを使用してファクシミリ通信を行うインターネットファクシミリ装置が出現している(特許文献1等参照)。
そして、今日、インターネットの急速な発展により、電話番号とインターネットの各種アドレスを変換する仕組みであるENUM(IETF RFC2916)が注目されている。このENUMを利用して、電話番号とネットワーク上の種々のアドレスを対応付けることで、電話番号からメールアドレスやURL(Uniform Resource Locator)等を検索することができ、ユーザがサービス毎に複雑なアドレスを覚える必要がないという利点がある。
具体的には、例えば、図7に示すように、電話番号を、E.164で勧告されるE.164番号に変換し、E.164番号をさらにENUM用ドメイン名に変換して、DNS(Domain Name System)へ問い合わせることで、DNSに登録されている資源コード(NAPTRレコード)からサービス情報を受け取ることができる。このDNSの資源コードには、サービスプロトコルとそのURI(Uniform Resource Identifiers)を登録することができ、また、優先度を指定して、複数登録することができる。
そして、従来、ユーザから使用可能なメディアについてメディアリストに登録しておき、論理番号を用いた発信が行われると、論理番号に基づいて、着信ユーザのメディアリストと、その属性情報を論理番号に対応付けて格納する論理番号管理データベースを参照し、優先度が付与された着信先のメディアリストを取得し、着信先のメディアリストの使用可能なメディアから通信を行うメディアを決定し、決定されたメディアが起動されていなければ、起動し、該アプリケーションに対して着信先のメディアのアドレスを発信ユーザ端末に送信する技術が提案されている(特許文献2参照)。
この従来技術によれば、各メディアアプリケーションで共通の論理番号を使用し、メディアアプリケーションの状態を自動的に監視し、あるメディアで通信ができない場合には、別のメディアのアプリケーションを自動的に起動することで、ユーザがアプリケーションを起動したり、論理番号を入力したりといった煩わしい操作を行うことなく、確実に通信を行うことができる。
特開平11−234343号公報 特開2004−70750号公報
しかしながら、上記従来技術にあっては、ネットワークファクシミリ装置に適用した場合に、利用性をさらに向上させる上で、改良の必要があった。
すなわち、例えば、予めワンタッチキー等に電話番号を登録して、そのキーを指定して送信する場合、公衆網へその電話番号を使って直接発呼するべきなのか、ネットワーク上のサーバに問い合わせて、サーバから取得した通信サービスの中から1つのサービスを選択して送信するべきなのかを、ネットワークファクシミリ装置自体では判断することができず、従来技術をそのまま適用しても、利用することができず、改良の必要があった。
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、登録された宛先の番号が指定された場合に、ネットワークファクシミリ装置が、公衆回線網を使用してその番号の宛先に送信するのか、その番号を用いてサーバに問合わせを行うのかを判断できるようにしたネットワークファクシミリ装置を提供することを目的としている。
本発明のネットワークファクシミリ装置は、各種通信サービスを提供する通信サーバの接続されているネットワークと公衆回線網とに接続され、上記公衆回線網と上記通信サーバの提供する通信サービスのいずれをも利用した通信を行うネットワークファクシミリ装置であって、送信宛先の番号と、該番号に対応した通信種別選択基準情報とを記憶した記憶手段と、上記公衆回線網と上記通信サーバの提供する通信サービスのいずれを利用して送信するかを選択する選択手段とを備え、送信宛先として番号が指定されると、その指定された番号に対応して上記記憶手段に記憶された通信種別選択基準情報に基づき、上記選択手段が上記公衆回線網または上記通信サービスを選択し、上記選択手段が上記公衆回線網を選択した場合は、上記指定された番号を上記公衆回線網の電話番号として直接送信する一方、上記選択手段が上記通信サービス選択した場合は、上記指定された番号に基づいて上記通信サーバから利用可能な上記通信サービスの情報を取得し、該通信サービスの1つを自動選択して送信するようにしたものである。
前記ネットワークファクシミリ装置は、前記通信サーバから取得した通信サービスのうち利用する通信サービスを選択するサービス選択手段と、前記利用する通信サービスを前記サービス選択手段を使用して手動選択するか前記自動選択するかの選択方法を設定する選択方法設定手段と、所定の表示手段と、を備え、当該選択方法設定手段で前記通信サービスの選択方法として手動選択が選択されると、前記通信サーバから取得した前記通信サービスの一覧を前記表示手段に表示し、当該表示に基づいて、前記サービス選択手段で利用する前記通信サービスが選択されると、当該選択された通信サービスを利用して送信するものであってもよい。
前記ネットワークファクシミリ装置は、前記通信サーバから取得した通信サービスの1つを選択して所定の宛先に送信を行い、当該送信において通信エラーが発生して、当該宛先に再送信を行う場合、当該通信エラーの発生した送信において送信済みページがあるときには、当該通信エラーの発生した通信サービスと同じ通信サービスを利用して当該再送信を行うものであってもよい。
以上のような本発明のネットワークファクシミリ装置によれば、登録された宛先の番号が指定された場合に、ネットワークファクシミリ装置が、公衆回線網を使用してその番号の宛先に送信するのか、その番号を用いてサーバに問合わせを行うのかを判断できるという効果を得る。
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、本発明の好適な実施例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1〜図4は、本発明のネットワークファクシミリ装置の第1実施例を示す図であり、図1は、本発明のネットワークファクシミリ装置の第1実施例を適用したネットワークファクシミリ装置1のブロック構成図である。
図1において、ネットワークファクシミリ装置1は、システム制御部2、ユーザI/F部3、スキャナ部4、プロッタ部5、メモリ部6、ネットワークI/F部7、公衆網I/F部8、プロトコル作成/解析部9、画像変換制御部10及びアドレス管理部11等を備えており、各部は、バス12により接続されていて、通常のファクシミリ機能、メール型インターネットファクシミリ機能(T.37)及びリアルタイム型インターネットファクシミリ機能(T.38)を備えている。
システム制御部2は、CPU(Central Processing Unit )、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備え、CPUが、ROM内のプログラムに基づいてRAMをワークメモリとして利用しつつネットワークファクシミリ装置1の各部を制御して、ネットワークファクシミリ装置1としての処理を実行するとともに、後述する通信方式選択処理を実行する。
ユーザI/F部(選択手段、サービス選択手段、選択方法設定手段)3は、テンキーやスタートキー等の各種操作キーを備えるとともに、表示手段としてのディスプレイ(例えば、液晶ディスプレイ)等を備え、操作キーからは、送信操作等の各種命令が入力され、ディスプレイには、操作キーから入力された命令内容やネットワークファクシミリ装置1からオペレータに通知する各種情報が表示される。
スキャナ部4は、例えば、CCD(Charge Coupled Device )を利用したイメージスキャナ等が利用されており、一般に、ADF(自動原稿送り装置)を備えている。ADFには、複数枚の原稿がセットされ、ADFは、セットされた原稿を1枚ずつスキャナ部4の原稿読取位置に送給する。スキャナ部4は、ADFから搬送されてきた原稿を走査し、原稿の画像を所定の解像度で読み取る。
プロッタ部5としては、例えば、電子写真式記録装置等が使用されており、プロッタ部5は、受信した画像データやスキャナ部4で読み取った画像データに基づいて画像を用紙に記録出力する。
メモリ部6は、RAMあるいはハードディスク等で構成され、受信画情報や送信画情報等を主に記憶し、また、システム設定情報も記憶する。
ネットワークI/F部7は、図2に示すLAN(Local Area Network)またはインターネット等のネットワークNWとのインタフェースであり、ネットワークNWを介して種々のデータをやり取りする機能を有している。
公衆網I/F部8は、図2に示す公衆回線網(PSTN(Public Swiched Telephone Network))PTとの接続インターフェースであり、ファクシミリ送受信の制御を行う。
プロトコル作成/解析部9は、ファクシミリ及びT.38で送信する場合に、プロトコルを作成/解析する。
画像変換制御部10は、画情報(画像データ)のメモリ部6への蓄積の効率化及び伝送時間の短縮化を図るために画像を圧縮し、また、圧縮された画像を伸張し、また、画像変倍や線密度変換を行う。
アドレス管理部11は、ワンタッチやグループ等に対応させて通信相手先の電話番号や論理的なアドレスデータ等を記憶・管理する。
そして、ネットワークファクシミリ装置1は、選択手段としてのユーザI/F部3から予めワンタッチキーやグループキーに対応させて通信先のデータが入力され、入力された通信先データをアドレス管理部11に記憶して、当該通信先データを使用して通信方法と通信回線を自動選択して通信するか、公衆回線網PTを使用して通信するかの通信種別選択基準情報として識別情報をも登録する。すなわち、ユーザI/F部3からは、例えば、ワンタッチまたはグループキーに対する登録アドレスが論理アドレスかどうかの識別情報(通信種別選択基準情報)を予め設定入力して登録する場合、オペレータまたはネットワークファクシミリ装置1の管理者は、ネットワークファクシミリ装置1のユーザI/F部3の備えているワンタッチキーやグループキーに対応付けてアドレスを登録する際に、予めそのアドレスの電話番号が実際の公衆網PTのアドレスであるのか、あるいは、電話番号による名前空間を利用した論理的なアドレスであるのかを指定して入力し、アドレス管理部11に識別情報として記憶する。
なお、本実施例では、論理アドレスから実アドレスへの変換メカニズムは、ENUMを用いるものとする。
そして、ネットワークファクシミリ装置1は、図2に示すように、LANやインターネット等のネットワークNWを介して通信先の他のネットワークファクシミリ装置30やDNSサーバ40等と接続されており、DNSサーバ(通信サーバ)40は、データベース41を備え、データベース41には、DNSサーバ40が提供する各種サービス(通信サービス)で必要とする各種データが格納されている。DNSサーバ40は、ネットワークNWを介したネットワークファクシミリ装置1等の各端末からの指示に応じて提供可能な各種サービスの一覧を回答し、当該一覧に基づいたサービスの要求に応じて当該要求されたサービスを提供する。
また、上記説明では、アドレスとアドレス管理部11に登録する際に論理アドレスであるか実際の公衆能PTのアドレスであるかを指定しているが、登録時ではなく、送信等の宛先を指定する際に、論理アドレスか否かの指定を行ってもよい。
次に、本実施例の作用を説明する。本実施例のネットワークファクシミリ装置1は、予めワンタッチキーやグループキーに対応して送信先のアドレスがアドレス管理部11に登録されており、当該登録されているアドレスが論理アドレスか否かを予めの指定または通信時の指定に応じて判断して、通信方式を選択して、適切に通信する。なお、以下の説明では、説明を簡単にするために、ワンタッチキーに対してアドレス登録されている場合についてのみ説明するが、他の登録キー、例えば、グループキー等についても同様に適用することができる。
すなわち、ネットワークファクシミリ装置1は、ワンタッチキーやグループキーに対応付けて送信先アドレスが登録されている状態で、送信時、図3に示すように、オペレータが送信時に予め登録されたワンタッチキーを指定して送信指示を行うと(ステップS101)、当該ワンタッチキーで指定された宛先が論理アドレスかどうか判断する(ステップS102)。
なお、このワンタッチキーで指定された宛先アドレスが論理アドレスか実際のアドレスかは、上述のように、当該ワンタッチキーで指定されたアドレスの登録時または当該ワンタッチキーでの宛先の指定時に指定され、ネットワークファクシミリ装置1は、当該指定に応じて、ワンタッチキーで指定された宛先アドレスが論理アドレスか実際のアドレスかを判定する。
ステップS102で、上記ワンタッチキーで指定された宛先が論理アドレスの場合には、ネットワークファクシミリ装置1は、当該ワンタッチキーに対応してアドレス管理部11に登録されている番号を一旦E.164番号に変換し(ステップS103)、さらに、ENUM用ドメイン名に変換して(ステップS104)、ネットワークNWを介してDNSサーバ40に問い合わせを行う(ステップS105)。
DNSサーバ40は、ネットワークファクシミリ装置1から問い合わせがあると、データベース41の情報から利用可能なサービス一覧を取り出して、依頼のあったネットワークファクシミリ装置1に回答する。このサービス一覧は、例えば、図4に示すようなものであり、優先度、サービス名及びURIからなる。
ネットワークファクシミリ装置1は、DNSサーバ40から回答があると、当該サービス一覧を取得し(ステップS106)、当該サービス一覧に利用可能なサービスがあるか、すなわち、自機でサポートしている送信サービスがあるかチェックする(ステップS107)。
ステップS107で、ネットワークファクシミリ装置1は、利用可能なサービスがあると、当該利用可能なサービスを今回の送信に使用するサービスとして選択・決定して(ステップS108)、当該選択したサービス(URI)を指定して接続を行い(ステップS109)、送信を行って、処理を終了する(ステップS110)。
ステップS107で、利用可能なサービスがないときには、ネットワークファクシミリ装置1は、送信を行うサービスがないため、エラー処理を行って、処理を終了する(ステップS111)。
また、上記ステップS102で、論理アドレスでないときには、実際の公衆網PTのアドレス(電話番号)であるので、ネットワークファクシミリ装置1は、公衆網PTに接続して(ステップS112)、通常のプログラム送信処理を行って送信する(ステップS110)。
このように、本実施例のネットワークファクシミリ装置1は、各種通信サービスを提供するDNSサーバ40の接続されているネットワークNWと公衆回線網PTとに接続され、公衆回線網PTとDNSサーバ40の提供するサービスのいずれかを利用して通信を行うに際して、送信宛先として番号が指定され、ユーザI/F部3で公衆回線網PTが選択されていると、当該番号を公衆回線網PTの電話番号として直接送信し、ユーザI/F部3で通信サービスが選択されていると、DNSサーバ40から当該番号に基づいて利用可能な通信サービスの情報を取得して当該通信サービスの1つを自動選択して送信している。
したがって、番号が送信相手先として指定された場合、当該宛先として指定された番号が、公衆回線網のアドレス(電話番号)である場合に、実際の公衆回線網PTのアドレスかどうかをネットワークNW上のDNSサーバ40に問い合わせるという無駄なアクセスを行わなうことなく、公衆網PTに接続して送信することができ、また、通信サービスを利用する場合には、論理アドレスによるネットワーク接続を適切に行うことができ、利用性を向上させることができる。
図5は、本発明のネットワークファクシミリ装置の第2実施例を適用したネットワークファクシミリ装置による送信処理を示すフローチャートある。
なお、本実施例は、上記第1実施例のネットワークファクシミリ装置1と同様のネットワークファクシミリ装置に適用したものであり、本実施例の説明においては、必要に応じて、上記第1実施例の説明で用いた符号をそのまま用いて説明する。
本実施例のネットワークファクシミリ装置1は、DNSサーバ40の提供するサービスのうち送信に利用するサービスをオペレータが手動で選択するものである。
すなわち、図5に示すように、ネットワークファクシミリ装置1は、ワンタッチキー等で論理アドレスの指定のある宛先が選択されるととともに、ユーザI/F部3で手動接続の要求が指示操作されると(ステップS201)、当該論理アドレスを一旦E.164番号に変換し(ステップS202)、さらに、ENUM用ドメイン名に変換して(ステップS203)、ネットワークNWを介してDNSサーバ40に問い合わせを行う(ステップS204)。
DNSサーバ40は、ネットワークファクシミリ装置1から問い合わせがあると、データベース41の情報から利用可能なサービス一覧を取り出して、依頼のあったネットワークファクシミリ装置1に回答する。
ネットワークファクシミリ装置1は、DNSサーバ40から回答があると、当該サービス一覧を取得し(ステップS205)、当該サービス一覧に利用可能なサービスがあるか、すなわち、自機でサポートしている送信サービスがあるかチェックする(ステップS206)。
ステップS206で、ネットワークファクシミリ装置1は、利用可能なサービスがあると、手動送信が指定されているかチェックし(ステップS207)、手動接続が選択されていると、DNSサーバ40から取得したサービス一覧(URI一覧)を、ユーザI/F部3のディスプレイに表示して、オペレータにサービスの選択要求を行う(ステップS208)。
オペレータは、ユーザI/F部3を使用して、当該ディスプレイに表示されたサービス一覧の中から、送信に使用するサービス(URI)を指定し、ネットワークファクシミリ装置1に処理の継続を促す。
ネットワークファクシミリ装置1は、オペレータによって使用するサービスが指定・決定されると(ステップS209)、当該指示されたサービス(URI)をDNSサーバ40に問い合わせ、IPアドレスを用いて指定されたサービスを指定して宛先と接続し(ステップS210)、送信処理を行う(ステップS211)。
また、ステップS207で、送信指示時にオペレータから手動接続要求が行われなかった場合には、サービス一覧の表示を行うことなく、DNSサーバ40から通知されたサービス一覧の中から自動的に利用するサービスを選択し(ステップS209)、当該URIを指定して相手先に接続して(ステップS210)、送信処理を行う(ステップS211)。
さらに、ステップS206で、利用可能なサービスがないときには、ネットワークファクシミリ装置1は、送信を行うサービスがないため、エラー処理を行って、処理を終了する(ステップS212)。
このように、本実施例のネットワークファクシミリ装置1は、利用する通信サービスを手動選択するか自動選択するかの選択方法を設定するユーザI/F部3で、手動選択が選択されると、DNSサーバ40から取得した通信サービスの一覧をユーザI/F部3のディスプレイに表示し、当該表示に基づいて、ユーザI/F部3で利用する通信サービスが選択されると、当該選択された通信サービスを利用して送信している。
したがって、論理的な番号に対する通信サービスが複数ある場合に、オペレータが手動で通信サービスを選択することで、オペレータの意に反した宛先に送信されることを確実に防止することができ、例えば、通常は、自動送信で通信サービスを選択して送信し、重要な情報を送信する場合に手動選択で通信サービスを選択して送信することができ、利用性をより一層向上させることができるとともに、安全性を向上させることができる。
図6は、本発明のネットワークファクシミリ装置の第3実施例を適用したネットワークファクシミリ装置による送信処理を示すフローチャートある。
なお、本実施例は、上記第1実施例のネットワークファクシミリ装置1と同様のネットワークファクシミリ装置に適用したものであり、本実施例の説明においては、必要に応じて、上記第1実施例の説明で用いた符号をそのまま用いて説明する。
本実施例のネットワークファクシミリ装置1は、DNSサーバ40の提供するサービスのうち送信に利用するサービスを自動または手動選択して行った送信の途中でエラーが発生して、再送信する場合は、既に送信済みのページがあると、当該エラーの発生したサービスを使用して再送信する。
すなわち、ネットワークファクシミリ装置1は、ワンタッチキーやグループキーに対応付けて送信先アドレスが登録されている状態で、送信時、図6に示すように、オペレータが送信時に予め登録されたワンタッチキーを指定して送信指示を行うと、当該ワンタッチキーで指定された宛先が論理アドレスかどうか判断し(ステップS301)、宛先が論理アドレスの場合には、再送信かどうかチェックする(ステップS302)。
なお、この再送信かどうかのチェックでは、ネットワークファクシミリ装置1は、当該送信先への送信が再送信であるか否かだけでなく、再送信であっても、当該再送信が、既に送信済みページ数が1ページ以上ある場合の再送信であって、その送信に対して記憶しているURIがあるかを含めて再送信であるか否かチェックする。
ステップS302で、再送信でないときには、ネットワークファクシミリ装置1は、上記ワンタッチキーに対応してアドレス管理部11に登録されている番号を一旦E.164番号に変換し(ステップS303)、さらに、ENUM用ドメイン名に変換して(ステップS304)、ネットワークNWを介してDNSサーバ40に問い合わせを行う(ステップS305)。
DNSサーバ40は、ネットワークファクシミリ装置1から問い合わせがあると、データベース41の情報から利用可能なサービス一覧(図4参照)を取り出して、依頼のあったネットワークファクシミリ装置1に回答する。
ネットワークファクシミリ装置1は、DNSサーバ40から回答があると、当該サービス一覧を取得し(ステップS306)、当該サービス一覧に利用可能なサービスがあるか、すなわち、自機でサポートしている送信サービスがあるかチェックする(ステップS307)。
ステップS307で、ネットワークファクシミリ装置1は、利用可能なサービスがあると、当該利用可能なサービスを今回の送信に使用するサービスとして選択・決定して(ステップS308)、当該選択したサービス(URI)を指定して接続を行い(ステップS309)、送信を行って、処理を終了する(ステップS310)。
ステップS307で、利用可能なサービスがないときには、ネットワークファクシミリ装置1は、送信を行うサービスがないため、エラー処理を行って、処理を終了する(ステップS311)。
ステップS302で、再送信のとき、すなわち、当該再送信であって、かつ、既に送信済みページ数が1ページ以上ある場合の再送信であり、その送信に対して記憶しているURIがあるときには、ネットワークファクシミリ装置1は、当該記憶しているURI、すなわち、エラーの発生したURIを読み出して(ステップS312)、当該読み出したサービス(URI)を指定して接続を行い(ステップS313)、送信を行って、処理を終了する(ステップS310)。
例えば、論理アドレスが指定され、DNSサーバ40から取得したサービスの中からSIP URIを選択してリアルタイム型のインターネットFAX(T.38)の送信を行っている途中に、途中で通信エラーが発生した場合、ネットワークファクシミリ装置1は、当該送信において、送信済みページ数が1ページ以上あると、そのときのURIをエラー終了時に記憶する。
そして、再送処理時に、ネットワークファクシミリ装置1は、まず、送信アドレスが公衆網PTの電話番号であるのか、それとも論理アドレスであるのかをチェックし、番号が論理アドレスの場合には、既に1ページ以上を送信して2ページ目以降からの再送信であるのか、また、その送信に対して記憶しているURIがあるかどうかをチェックする(ステップS302)。
ネットワークファクシミリ装置1は、2ページ目以降からの再送信であり記憶してるURIがあるときの再送信時には、ネットワークNW上のDNSサーバ40へ通信サービスを問い合わせることなく、記憶しておいたURIへ再送信を行う。
また、ネットワークファクシミリ装置1は、当該再送信が先頭ページからの再送である場合には、ネットワークNW上のDNSサーバ40へ通信サービスの取得を行い、利用可能なサービスを使って送信処理を行う。
そして、ステップS301で、論理アドレスでないときには、実際の公衆網PTのアドレスであるので、ネットワークファクシミリ装置1は、公衆網PTに接続して(ステップS314)、通常のプログラム送信処理を行って送信する(ステップS310)。
このように、本実施例のネットワークファクシミリ装置1は、DNSサーバ40から取得した通信サービスの1つを選択して所定の宛先に送信を行い、当該送信において通信エラーが発生して、当該宛先に再送信を行う場合、当該通信エラーの発生した送信において送信済みページがあるときには、当該通信エラーの発生した通信サービスと同じ通信サービスを利用して当該再送信を行っている。
したがって、1つのドキュメントが分割されて異なる端末へ出力されてしまうことを確実に防止することができ、通信の安全性と利用性を向上させることができる。
また、上述したようなネットワークファクシミリ装置によれば、各種通信サービスを提供する通信サーバの接続されているネットワークと公衆回線網とに接続され、公衆回線網と通信サーバの提供するサービスのいずれかを利用して通信を行うに際して、送信宛先として番号が指定され、選択手段で公衆回線網が選択されていると、当該番号を公衆回線網の電話番号として直接送信し、選択手段で通信サービスが選択されていると、通信サーバから当該番号に基づいて利用可能な通信サービスの情報を取得して当該通信サービスの1つを自動選択して送信するので、番号が送信相手先として指定された場合、当該宛先として指定された番号が、公衆回線網のアドレス(電話番号)である場合に、実際の公衆回線網のアドレスかどうかをネットワーク上の通信サーバに問い合わせるという無駄なアクセスを行わなうことなく、公衆網に接続して送信することができ、また、通信サービスを利用する場合には、論理アドレスによるネットワーク接続を適切に行うことができ、利用性を向上させることができる。
また、利用する通信サービスを手動選択するか自動選択するかの選択方法を設定する選択方法設定手段で、手動選択が選択されると、通信サーバから取得した通信サービスの一覧を表示手段に表示し、当該表示に基づいて、サービス選択手段で利用する通信サービスが選択されると、当該選択された通信サービスを利用して送信するようにすれば、論理的な番号に対する通信サービスが複数ある場合に、オペレータが手動で通信サービスを選択することで、オペレータの意に反した宛先に送信されることを確実に防止することができ、例えば、通常は、自動送信で通信サービスを選択して送信し、重要な情報を送信する場合に手動選択で通信サービスを選択して送信することができ、利用性をより一層向上させることができるとともに、安全性を向上させることができる。
また、通信サーバから取得した通信サービスの1つを選択して所定の宛先に送信を行い、当該送信において通信エラーが発生して、当該宛先に再送信を行う場合、当該通信エラーの発生した送信において送信済みページがあるときには、当該通信エラーの発生した通信サービスと同じ通信サービスを利用して当該再送信を行うようにすれば、1つのドキュメントが分割されて異なる端末へ出力されてしまうことを確実に防止することができ、通信の安全性と利用性を向上させることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
通常の電話回線だけでなく、複数の通信サービスを利用してファクシミリ送信可能な場合の通信サービスの選択を簡単かつ適切に行って利用性を向上させるネットワークファクシミリ装置に適用することができる。
本発明のネットワークファクシミリ装置の第1実施例を適用したネットワークファクシミリ装置のブロック構成図。 図1のネットワークファクシミリ装置の接続されるネットワークシステムを示す図。 図1のネットワークファクシミリ装置によるサービス自動選択送信処理を示すフローチャート。 図2のDNSサーバから通知されるサービス一覧の一例を示す図。 本発明のネットワークファクシミリ装置の第2実施例を適用したネットワークファクシミリ装置によるサービス自動選択送信処理を示すフローチャート。 本発明のネットワークファクシミリ装置の第3実施例を適用したネットワークファクシミリ装置によるサービス自動選択送信処理を示すフローチャート。 電話番号とネットワーク上の種々のアドレスとの対応付けを示す図。
符号の説明
1 ネットワークファクシミリ装置
2 システム制御部
3 ユーザI/F部
4 スキャナ部
5 プロッタ部
6 メモリ部
7 ネットワークI/F部
8 公衆網I/F部
9 プロトコル作成/解析部
10 画像変換制御部
11 アドレス管理部
12 バス
30 ネットワークファクシミリ装置
40 DNSサーバ
41 データベース
PT 公衆回線網
NW ネットワーク

Claims (3)

  1. 各種通信サービスを提供する通信サーバの接続されているネットワークと公衆回線網とに接続され、前記公衆回線網と前記通信サーバの提供する通信サービスのいずれをも利用した通信を行うネットワークファクシミリ装置であって
    送信宛先の番号と、該番号に対応した通信種別選択基準情報とを記憶した記憶手段と、
    前記公衆回線網と前記通信サーバの提供する通信サービスのいずれを利用して送信するかを選択する選択手段とを備え、
    送信宛先として番号が指定されると、その指定された番号に対応して前記記憶手段に記憶された通信種別選択基準情報に基づき、前記選択手段が前記公衆回線網または前記通信サービスを選択し、前記選択手段前記公衆回線網を選択した場合は、前記指定された番号を前記公衆回線網の電話番号として直接送信する一方、前記選択手段が前記通信サービス選択した場合は、前記指定された番号に基づいて前記通信サーバから利用可能な前記通信サービスの情報を取得し、該通信サービスの1つを自動選択して送信することを特徴とするネットワークファクシミリ装置。
  2. 前記ネットワークファクシミリ装置は、前記通信サーバから取得した通信サービスのうち利用する通信サービスを選択するサービス選択手段と、前記利用する通信サービスを前記サービス選択手段を使用して手動選択するか前記自動選択するかの選択方法を設定する選択方法設定手段と、所定の表示手段と、を備え、当該選択方法設定手段で前記通信サービスの選択方法として手動選択が選択されると、前記通信サーバから取得した前記通信サービスの一覧を前記表示手段に表示し、当該表示に基づいて、前記サービス選択手段で利用する前記通信サービスが選択されると、当該選択された通信サービスを利用して送信することを特徴とする請求項1記載のネットワークファクシミリ装置。
  3. 前記ネットワークファクシミリ装置は、前記通信サーバから取得した通信サービスの1つを選択して所定の宛先に送信を行い、当該送信において通信エラーが発生して、当該宛先に再送信を行う場合、当該通信エラーの発生した送信において送信済みページがあるときには、当該通信エラーの発生した通信サービスと同じ通信サービスを利用して当該再送信を行うことを特徴とする請求項1または請求項2記載のネットワークファクシミリ装置。
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