JP4406886B2 - 流体圧機器に用いられるロック機構 - Google Patents

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Description

本発明は、圧力流体によって駆動する流体圧機器に用いられるロック機構に関し、一層詳細には、シリンダボディ内を変位するピストンの変位を規制可能な流体圧機器に用いられるロック機構に関する。
従来から、ワークの搬送及び位置決め、あるいは種々の産業機械を駆動させるための駆動手段として圧力流体を介して駆動する流体圧機器(例えば、シリンダ装置)が用いられている。
例えば、このような流体圧機器として機能するシリンダ装置は、筒状のシリンダボディの内部にピストンが軸線方向に沿って変位自在に設けられ、供給ポートからシリンダボディと前記ピストンとの間に形成されたシリンダ室に圧力流体を供給することにより、該圧力流体の押圧作用下にピストンシリンダボディに沿って変位させている。そして、このようなシリンダ装置には、ピストンの変位を規制することにより、該シリンダ装置によって搬送されるワークを所望の位置に保持させるロック機構が設けられているものがある。
このロック機構は、ピストンの端部に突出した保持部が設けられ、該保持部と対向するシリンダボディの端部に孔部を介して筒状のバファが装着されている。そして、前記ピストンが変位することにより保持部がバファの内部に挿入され、前記保持部とバファとの接触作用下に保持される。これにより、バファによって保持部が保持され、該保持部を備えるピストンの変位が規制されたロック状態となる(例えば、特許文献1参照)。
独国実用新案第29920639号明細書
ところで、特許文献1に係る従来技術においては、ロック機構を構成するバファが、保持部を保持するために拡径自在な弾性材料から形成されているため、前記ロック機構を長期間使用した場合に、前記保持部とバファとの接触作用下に該バファに摩耗やへたり等が発生し、前記バファによる保持部の保持力が低下することが懸念される。これにより、ピストンの変位を確実に規制することが困難になると共に、ロック機構においてバファによる保持部の保持力が安定せずにピストンの変位が規制された保持状態が不安定になるという問題がある。
本発明は、前記の種々の課題を考慮してなされたものであり、ピストンの変位を確実且つ安定的に規制すると共に、その耐久性を向上させることが可能なロック機構を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、供給ポートを通じて圧力流体が供給されるシリンダボディと、前記シリンダボディの内部に変位自在に設けられ、前記圧力流体による押圧作用下に軸線方向に沿って変位するピストンを備える流体圧機器に用いられ、前記ピストンの変位を規制するロック機構において、
前記ピストンに対して一体的に設けられ、該ピストンの変位方向となる前記シリンダボディの一端部側に突出し、且つ、外周面に沿った環状溝を有する係止部と、
前記シリンダボディに設けられ、前記係止部が内部に挿入されると共に、該係止部の軸線に対して略直交方向に変位自在な保持部材を有する保持手段と、
前記シリンダボディの軸線方向に沿った弾発力を有する弾性部材と、前記弾性部材の弾発力によって軸線方向に変位し、且つ、前記弾発力の付勢方向を該軸線と略直交する方向へと変換して前記保持部材へと伝達する変換部材とを有し、前記保持部材を前記係止部側に向かって付勢させる付勢手段と、
を備え、
前記係止部が前記保持手段に挿入され、前記環状溝が前記保持部材と対向した際に、該保持部材が前記変換部材を介して前記弾性部材の弾発力によって前記係止部側に向かって変位し、前記環状溝に係合すると共に、前記係止部を前記変部材から離間させる方向に変位させることによって前記保持部材を半径外方向に押し出し、押し出された前記保持部材によって前記変換部材を押圧して前記弾性部材の弾発力に抗して変位させることを特徴とする。
本発明によれば、シリンダボディの一端部側に保持手段を設け、ピストンの変位作用下に該ピストンと一体的に設けられた係止部を前記保持手段の内部に挿入可能な構成としている。そして、係止部が保持手段の内部に挿入された際、該保持手段の保持部材と係止部の環状溝とが対向し、前記保持部材が付勢手段を構成する弾性部材の付勢作用下に係止部側に向かって変位して前記係止部の環状溝に対して係合されると共に、前記係止部を前記変部材から離間させる方向に変位させることによって前記保持部材を半径外方向に押し出し、押し出された前記保持部材によって前記変換部材を押圧して前記弾性部材の弾発力に抗して変位させている。これにより、前記保持手段によって係止部の軸線方向に沿った変位が規制される。
従って、保持手段によって係止部が係止される付勢手段における弾性部材の弾発力を変換部材を通じて前記保持手段の保持部材に対する該軸線と略直交する押圧力へと変換し、前記保持部材によって前記係止部が設けられたピストンの軸線方向に沿った変位を規制することができる。この際、弾性部材と保持部材との間に変換部材を介在させているため、該弾性部材と保持部材とが直接接触することがなく、前記弾性部材と保持部材との接触作用下に生じる摩耗等の発生が抑制され、保持部材に対する該付勢手段からの付勢力(押圧力)が変化することがない。その結果、保持部材に対して常に略一定の押圧力を付勢することができ、保持手段を介してピストンの変位を確実に規制することができると共に、前記保持手段と係止部との間において常に安定した保持力が得られるため、前記ピストンの変位を常に安定して規制することができる。
また、係止部に対して付勢手段が直接接触することがない構成としているため、ロック機構を長期にわたって使用した場合にも、前記付勢手段に摩耗等が生じることが抑制されるため、ロック機構における耐久性を向上させることができる。
さらに、保持手段に、シリンダボディの一端部に装着されたホルダと、前記ホルダに対して変位自在に設けられた複数のボールとを備えるとよい。これにより、ホルダを介して保持された複数のボールが係止部側に向かって変位し、該係止部の環状溝に係合させることにより前記係止部の軸線方向に沿った変位を規制することができる。
またさらに、変換部材に、該変換部材の軸線に対して所定角度傾斜して前記保持部材と対向し、且つ、前記保持部材に対向して前記保持部材に当接する傾斜部を有することにより、該変換部材に前記傾斜部を設けるという簡素な構成で、前記変換部材に付与される弾性部材の弾発力をシリンダボディの軸線と略直交する方向へと確実に変換することが可能となる。
また、環状溝は、係止部の軸線と略平行に形成される平面部と、
前記平面部と隣接し、前記保持手段側に向かって徐々に拡径するように傾斜した傾斜部とを備え、
前記傾斜部の傾斜角度を、前記係止部の軸線に対して30°〜60°の範囲内に設定するとよい。これにより、傾斜部を介して保持部材が環状溝に係合された際に、該保持部材から係止部側に付勢される押圧力が該係止部に対して好適に付勢されるため、前記押圧力によって前記係止部を確実に把持することができる。
本発明によれば、以下の効果が得られる。
すなわち、シリンダボディに保持手段を設け、ピストンの変位作用下に該ピストンと一体的に設けられた係止部に対して該保持手段の保持部材を係合させる。この際、保持部材を係止部側に向かって付勢させる付勢手段が、該係止部と接触することがないため、前記付勢手段の摩耗が抑制されて常に保持部材から係止部に対して略一定の保持力を付勢することができる。その結果、前記ピストンの変位を確実且つ安定した状態で規制することができる。
また、ロック機構を長期にわたって使用した場合にも、付勢手段における摩耗等が抑制されるため、前記ロック機構の耐久性を向上させることができる。
本発明に係るロック機構について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
図1において、参照符号10は、本発明の実施の形態に係るロック機構が適用されるシリンダ装置を示す。
このシリンダ装置10は、図1に示されるように、筒状のシリンダチューブ(シリンダボディ)12と、前記シリンダチューブ12の一端部側に固着されたヘッドカバー(シリンダボディ)14と、前記シリンダチューブ12の他端部側に固着されたロッドカバー16と、前記シリンダチューブ12の内部に軸線方向に沿って変位自在に設けられるピストン18と、前記ピストン18に連結されるピストンロッド20と、前記ヘッドカバー14の内部に設けられ、該ピストン18及びピストンロッド20の変位を規制するロック機構22とを含む。
シリンダチューブ12の両端面には、それぞれ環状溝を介してシール部材24が装着され、前記シール部材24が前記シリンダチューブ12に固着されたヘッドカバー14及びロッドカバー16の端面に当接することにより、前記シリンダチューブ12内の気密が保持される。
ヘッドカバー14には、図示しない圧力流体供給源から圧力流体が供給される第1ポート(供給ポート)26が形成されている。この第1ポート26は、ヘッドカバー14の軸線を中心として対称となる両側面に一組設けられ、前記第1ポート26の底部からヘッドカバー14の軸線方向(矢印A、B方向)に延在した第1連通路28を介してシリンダチューブ12の内部と連通している。なお、この一組の第1ポート26は、シリンダ装置10の使用環境、使用用途等に応じていずれか一方が選択されて使用され、残りの一方はプラグ26aを介して閉塞される。
また、ヘッドカバー14の略中央部には、シリンダチューブ12側(矢印A方向)に向かって開口した装着穴30が形成され、前記装着穴30の内部にはロック機構22が装着されている。なお、ロック機構22は、ヘッドカバー14の端面より突出することがないように前記装着穴30の内部に収容されている。
このロック機構22は、図1〜図3に示されるように、金属製材料から有底円筒状に形成されるホルダ32と、前記ホルダ32のボール孔34に保持される複数のボール(保持部材)36と、前記ホルダ32の外周側に設けられ、軸線方向に沿って変位自在な変位部材(変換部材)38と、前記変位部材38の外周面と装着穴30の内周面との間に配設される弾性部材40と、前記装着穴30の開口部近傍に係合され、前記ホルダ32の脱着を規制する係止リング42とを含む。
ホルダ32は、図3〜図5に示されるように、ボディ部44と、該ボディ部44の端部に拡径して形成され、装着穴30の開口部側に配置されるフランジ部46と、前記ボディ部44とフランジ部46との境界部位に形成され、該ボディ部44の周面に沿って形成された複数のボール孔34とからなる。ボディ部44の内部には、ピストンロッド20に連結されたロックピン48が挿入されるピン穴50が形成され、前記ピン穴50の内周径は、前記ロックピン48の外周径に対して若干だけ大きく形成されている(図5参照)。
また、フランジ部46は、装着穴30の開口部近傍に形成された段部52(図3参照)に係合され、前記段部52よりさらに開口部側に形成された環状溝に係止リング42が係合される。これにより、前記環状溝から半径内方向に突出した係止リング42によってホルダ32のフランジ部46が係止されるため、前記ホルダ32が装着穴30から外部に脱落することがない。換言すれば、フランジ部46は、段部52及び係止リング42によって装着穴30の内部でその軸線方向に沿った変位が規制される。
さらに、ボディ部44のボール孔34は、該ボディ部44の周面に沿って等間隔離間するように複数(例えば、4個)設けられ(図2参照)、前記ボール孔34の直径は、ホルダ32の内周側(矢印C1方向)がボディ部44の内周側に向かって徐々に縮径するように形成されると共に、前記ホルダ32の外周側(矢印C1方向)となるボール孔34の直径は、該ボール孔34に挿入されるボール36の直径と略同等に形成されている。
すなわち、ボール孔34に装着されたボール36は、ボディ部44における半径内方向(矢印C1方向)に所定量だけ変位可能に設けられ、前記ボール36の一部が、ボール孔34からボディ部44の半径内方向に突出した状態で保持される(図3参照)。反対に、このボール36は、ボール孔34を介してボディ部44に対して半径外方向(矢印C2方向)に変位自在に保持された状態となる。また、ボール36は、互いに対向するようにホルダ32に対して配設されている。
変位部材38は金属製材料から形成され、ホルダ32におけるボディ部44の外周面に当接して摺動自在に設けられる筒部54と、前記筒部54の端部に拡径して形成される拡径部56とを備える。この拡径部56の内周側には、筒部54側(矢印B方向)に向かって徐々に縮径するように傾斜した傾斜面(傾斜部)58が形成され、前記傾斜面58にはボール36が当接している。すなわち、ボール36の外周面と変位部材38の傾斜面58とが常に当接している状態となる。
この傾斜面58の傾斜角度θ1は、図3に示されるように、変位部材38の軸線Lに対して約45°に設定され、これにより、傾斜面58を複数のボール36に対して確実且つ好適に当接させ、該ボール36を半径内方向(矢印C1方向)へと押圧することが可能となる。
弾性部材40は、例えば、ウレタン等の弾性材料から円筒状に形成され、軸線方向(矢印A方向)に沿った弾発力を有している。この弾性部材40の内周面は、変位部材38における筒部54の外周面に当接すると共に、前記弾性部材40の外周面が、装着穴30の内周面に対して所定間隔離間して配置されている。
また、弾性部材40の一端部が、装着穴30の底部に当接し、その他端部が常に変位部材38の拡径部56に当接している。すなわち、変位部材38には、弾性部材40の弾発力が該変位部材38をシリンダチューブ12側(矢印A方向)に向かって変位させる方向に付勢されている。これにより、変位部材38には、シリンダチューブ12側(矢印A方向)に向かって押圧力が付勢され、該押圧力によって変位部材38の傾斜面58を介してボール36が常に半径内方向(矢印C1方向)に向かって付勢される。なお、この弾性部材40としてはウレタン等の代わりに、コイルスプリングを採用するようにしてもよい。すなわち、この弾性部材40は、変位部材38をシリンダチューブ12側(矢印A方向)に向かって押圧可能な弾発力を有するものであればよく、前記変位部材38を軸線方向に沿って付勢する付勢手段として機能している。
ロッドカバー16は、図1に示されるように、シリンダチューブ12を挟んでヘッドカバー14と対向する位置に配設され、その略中央部にはピストンロッド20が挿通されるロッド孔60が形成される。このロッド孔60の内周面には、シリンダチューブ12側(矢印B方向)に環状のブッシュ62が装着され、該ブッシュ62と所定間隔離間してロッドパッキン64が装着されている。このブッシュ62及びロッドパッキン64によってシリンダチューブ12内の気密が保持されると共に、前記ロッドパッキン64に付着した塵埃等が、前記シリンダチューブ12の内部に進入することが防止される。
また、ロッドカバー16は、ヘッドカバー14及びシリンダチューブ12に挿通された複数のボルト66を介して該ロッドカバー16の端面側からナット68を螺合させることにより一体的に締結される。このロッドカバー16には、図示しない圧力流体供給源から圧力流体が供給される第2ポート(供給ポート)70が形成され、前記第2ポート70は、ロッドカバー16の軸線を中心として対称となる両側面に一組設けられている。そして、第2ポート70は、前記第2ポート70の底部からロッドカバー16の軸線方向(矢印B方向)に延在した第2連通路72を介してシリンダチューブ12の内部と連通している。なお、この一組の第2ポート70は、シリンダ装置10の使用環境、使用用途等に応じていずれか一方が選択されて使用され、残りの一方がプラグ70aを介して閉塞される。
ピストン18は、その略中央部に形成された凹部74を介してヘッドカバー14側(矢印B方向)となるピストンロッド20の一端部側に係合され、前記ピストンロッド20に螺合されるロックピン48を介して固定されている。
また、ピストン18の外側面には、環状溝を介してピストンパッキン76が装着され、前記ピストンパッキン76が、シリンダチューブ12の内壁面に当接するように設けられて前記ピストン18の変位に伴って摺動変位する。これにより、ピストン18が変位する際におけるシリンダチューブ12内の気密が保持される。
すなわち、シリンダチューブ12の内部において、ピストン18とヘッドカバー14によって閉塞されて第1シリンダ室78が形成されると共に、前記ピストン18とロッドカバー16によって閉塞されて第2シリンダ室80が形成される。これにより、第1シリンダ室78が、第1連通路28を通じて第1ポート26と連通すると共に、第2シリンダ室80が、第2連通路72を通じて第2ポート70と連通する。
ロックピン48は、例えば、焼入れ処理が施された炭素鋼から形成され、図3〜図5に示されるように、その一端部側に形成されてピストンロッド20のねじ穴82に螺合されるねじ部84と、前記ロックピン48の他端部に形成され、ヘッドカバー14に装着されたホルダ32の内部に挿入される係止部86と、前記ねじ部84と係止部86との間に形成され、ダンパプレート88が装着されるダンパフランジ90とを含む。
そして、ピストン18の略中央部に形成された貫通孔92に前記ねじ部84を挿通させた後に、ピストンロッド20のねじ穴82に螺合することにより、ロックピン48のダンパフランジ90とピストンロッド20の端部との間でピストン18が挟持される。これにより、前記ピストン18が、ロックピン48を介してピストンロッド20に一体的に連結される。
係止部86は、略一定径からなる円柱状に形成され、その軸線方向に沿った略中央部には縮径した環状のボール溝94が形成されている。このボール溝94は、図3に示されるように、断面略平面状に形成される平面部96と、該平面部96と隣接し、該平面部96から徐々に拡径するように所定角度傾斜した一組の傾斜部98a、98bとからなる。前記傾斜部98a、98bは、係止部86において該係止部86の先端部側及びダンパフランジ90側(矢印A方向)に向かってそれぞれ形成されている。
この傾斜部98aの傾斜角度θ2は、図3に示されるように、ロックピン48の軸線Lに対して30°〜60°の範囲内(30°≦θ2≦60°)に設定され、好ましくは、40°〜50°の範囲内(40°≦θ2≦50°)に設定すると最適である。これにより、傾斜部98aを介して複数のボール36がボール溝94に係合された際に、該ボール36から半径内方向(矢印C1方向)に付勢される押圧力によって前記ロックピン48が好適且つ確実に把持される。
また、係止部86の先端部は、ホルダ32のピン穴50側に向かって徐々に縮径するテーパ状に形成されている。そして、ロックピン48がホルダ32のピン穴50に挿入された際に、前記ボール溝94と該ホルダ32に保持されたボール36とが対向した位置となる。
ダンパフランジ90には、半径内方向に窪んだダンパ溝100が形成され、前記ダンパフランジ90にダンパプレート88の孔部88aを挿通させた際に、該ダンパプレート88の凸部102が前記ダンパ溝100に係合される。これにより、ダンパプレート88がロックピン48に対して保持され、その軸線方向に沿った変位が規制される。このダンパプレート88は弾性材料(例えば、ウレタン、ゴム)からプレート状に形成され、その一側面がピストン18の側面に当接するように設けられ、他側面はピストン18がヘッドカバー14側(矢印B方向)に変位した変位終端位置において該ヘッドカバー14の端面に当接する(図1参照)。
これにより、前記変位終端位置においてピストン18がヘッドカバー14に対して直接接触することがなく、弾性材料からなるダンパプレート88によって前記ピストン18に対する衝撃が緩衝される。すなわち、ダンパプレート88は、ピストン18への衝撃を緩衝可能な衝撃緩衝を目的として設けられている。
また、ダンパプレート88には、図2に示されるように、ヘッドカバー14と当接可能な他側面に所定深さだけ窪んだ逃げ溝104が形成されている。この逃げ溝104は、孔部88aを中心として互いに略直交するように略十字状に延在している。このように逃げ溝104を設けることにより、ダンパプレート88がヘッドカバー14に対して当接した際に、該ダンパプレート88における他端面の全体が密着してしまうことがなく、前記逃げ溝104の部位のみがヘッドカバー14より離間した状態となる。そのため、ピストン18をヘッドカバー14から離間させる方向(矢印A方向)に変位させる際に、弾性部材40からなるダンパプレート88をヘッドカバー14から確実且つ好適に離間させることができる。
さらに、ダンパプレート88の外側面は、ピストン18の外側面より小さく形成されているため、前記ダンパプレート88の外側面がシリンダチューブ12の内壁面に接触することがないと共に、前記ダンパプレート88がヘッドカバー14の端面に当接した際に、該端面に開口した一組の第1連通路28を閉塞することがない。
本発明の実施の形態に係るロック機構22が適用されるシリンダ装置10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその動作並びに作用効果について説明する。なお、ここでは、ピストン18がロッドカバー16側(矢印A方向)に変位した状態を初期位置として説明する。この場合には、ピストン18の変位がロック機構22によって規制されていないため、該ピストン18が自在に変位可能である。
先ず、図示しない圧力流体供給源から一組の第2ポート70に圧力流体を供給することにより、該圧力流体が第2ポート70から第2連通路72を通じて第2シリンダ室80へと導入される。この圧力流体による押圧作用下に前記ピストン18がヘッドカバー14側(矢印B方向)に変位すると共に、前記ピストン18に連結されたピストンロッド20及びロックピン48が一体的に変位する。なお、この場合、第1ポート26は大気開放状態としておく。
そして、図3に示されるように、ピストン18の変位作用下にロックピン48がホルダ32のピン穴50に向かって矢印B方向に変位し、該ピン穴50に挿入された前記ロックピン48の先端部が、ボール36に当接しながらさらに変位する(図4参照)。この際、ロックピン48の先端部がテーパ状に形成されているため、該先端部がボール36を半径外方向に徐々に押圧しながら変位し、該ボール36がボール孔34に沿って半径外方向(矢印C2方向)へと変位することとなる。その結果、前記ボール36の外周面に当接した変位部材38が、その傾斜面58を介してシリンダチューブ12から離間する方向(矢印B方向)に押圧され、前記変位部材38が弾性部材40の弾発力に抗して前記シリンダチューブ12から離間する方向(矢印B方向)に向かって変位する。この際、弾性部材40は軸線方向に縮退した状態となり、半径外方向に拡径した弾性部材40の外周部位は、該弾性部材40と装着穴30との間の間隙に収容される(図4参照)。
そして、図5に示されるように、圧力流体の押圧作用下にピストン18を介してロックピン48がさらにヘッドカバー14側(矢印B方向)へと変位し、ダンパプレート88がヘッドカバー14の端面に当接することにより変位終端位置となる。この際、ピストン18とヘッドカバー14とが当接した際の衝撃がダンパプレート88によって緩衝される。
一方、このピストン18が変位終端位置に到達する際に、ホルダ32に挿入されたロックピン48のボール溝94が複数のボール36と対向した位置となり、前記ボール36が、縮退した弾性部材40の弾発作用下にシリンダチューブ12側(矢印A方向)に向かって押圧された変位部材38によって再び半径内方向(矢印C1方向)へと押し戻される。詳細には、前記ボール36は、変位部材38における拡径部56の傾斜面58を介してボール孔34に沿って半径内方向へと押圧され、ボール溝94の傾斜部98aに沿って平面部96側へと変位して前記平面部96と傾斜部98aによって係合される。
これにより、ボール36の一部が、ボール孔34を介してホルダ32の内周側(矢印C1方向)に突出してロックピン48のボール溝94にそれぞれ係合されるため、前記ロックピン48に対する複数のボール36の係合作用下にその軸線方向に沿った変位が規制される。すなわち、このボール36をロックピン48側に向かって押圧する押圧力の大きさは、変位部材38を介して該ボール36に伝達される弾性部材40の弾発力の大きさと略同等であり、前記ボール36による前記ロックピン48の保持力は前記弾性部材40の弾発力と略同等の大きさとなる。その結果、前記ロックピン48と連結されたピストン18及びピストンロッド20が、ロック機構22によってその軸線方向に沿った変位が規制されたロック状態となる(図5参照)。
また、この場合、変位部材38は、弾性部材40による軸線方向(矢印A方向)に沿って付勢される弾発力を、該軸線と略直交した方向へと変換してボール36に対して半径内方向(矢印C1方向)への押圧力として伝達している。換言すれば、変位部材38は、弾性部材40からボール36へとその押圧力の付勢方向を変換して伝達する変換機構として機能している。
次に、ロック機構22によって変位が規制されたピストン18及びピストンロッド20のロック状態を解除する場合について説明する。
最初に、図示しない圧力流体供給源から第2ポート70へと供給されていた圧力流体を、例えば、切換弁(図示せず)による切換作用下に第1ポート26へと供給することにより、前記圧力流体が第1ポート26から第1連通路28を通じて第1シリンダ室78に導入される。なお、この際、第2ポート70は大気開放状態としておく。
この圧力流体による押圧作用下にピストン18に対してヘッドカバー14から離間する方向(矢印A方向)への押圧力が付与され、該ピストン18がロッドカバー16側に向かって変位すると共に、前記ピストン18と連結されたロックピン48が、ボール溝94を介してボール36から付与される半径内方向(矢印C1方向)への押圧力に打ち勝って軸線方向に沿って変位する。この際、前記ボール36は、ロックピン48の変位作用下にボール溝94における平面部96から傾斜部98aを介して半径外方向(矢印C2方向)へと強制的に押圧されるため、前記ロックピン48に対するボール36の係合作用下によるロック状態が解除され、前記ロックピン48が軸線方向に変位自在なロック解除状態となる。
そして、第1シリンダ室78に圧力流体をさらに供給することにより、ロックピン48がホルダ32のピン穴50から離脱し、ピストン18がロックピン48及びピストンロッド20と一体的にロッドカバー16側(矢印B方向)へと変位する。
以上のように、本実施の形態では、ヘッドカバー14の略中央部に装着穴30を介してロック機構22を設け、該ロック機構22でには複数のボール36がホルダ32のボール孔34に対して半径方向に変位自在に設けられている。そして、ホルダ32の外周側に、弾性部材40の弾発力によって軸線方向に沿って変位自在な変位部材38を設けている。
これにより、ホルダ32の内部にピストン18に連結されたロックピン48が挿入された際に、ボール36が弾性部材40の弾発力に打ち勝って半径外方向(矢印C2方向)に変位する。そして、ロックピン48のボール溝94が、前記ボール36と対向した位置に変位した際に、弾性部材40の弾発力によって変位部材38を介してボール36が再び半径内方向(矢印C1方向)に押圧されて変位することによりボール溝94に係合される。その結果、複数のボール36がボール溝94を介してロックピン48に係合させることにより、前記ピストン18の軸線方向(矢印A方向)に沿った変位を規制することができる。この際、ボール36の半径内方向に付勢される押圧力は、弾性部材40の弾発力と略同等の大きさとなる。換言すれば、弾性部材40における弾発力の大きさを変更することにより、前記ボール36によるロックピン48に対する押圧力を増減させることができるため、それに伴って、ロック機構22におけるロックピン48の保持力を調整することができる。
このロック機構22を構成するロックピン48、該ロックピン48に係合されるボール36、該ボール36を保持するホルダ32及び変位部材38は、全て金属製材料から形成されているため、前記ロックピン48をボール36を介して保持する際に、各部材間の接触による摩耗を抑制することができる。そのため、弾性材料からなるバファを介してロックを行っていた従来のロック機構と比較してその耐久性を向上させることができる。
また、ロック機構22における各部材の摩耗を抑制することにより、経年時においても前記摩耗に起因したロックピン48に対する保持力が低下することがなく、長年に渡って安定した略一定の保持力が得られる。
さらに、この摩耗を抑制することにより、各部材のメンテナンスサイクルを長期化することができ、それに伴って、煩雑なメンテナンス作業を低減することが可能となる。
本発明の実施の形態に係るロック機構が適用されたシリンダ装置の全体縦断面図である。 図1のシリンダ装置におけるピストン、ピストンロッド及びロック機構を分解させた一部省略分解斜視図である。 図1のシリンダ装置において、ロック機構によるピストンロッドのロックが解除されたロック解除状態を示す該ロック機構近傍の拡大縦断面図である。 図3のピストンロッドがさらにロック機構側に変位し、ロックピンの先端部がホルダの内部に挿入された状態を示す該ロック機構近傍の拡大縦断面図である。 図4のロック機構によってピストンロッドがロックされたロック状態を示す該ロック機構近傍の拡大縦断面図である。
符号の説明
10…シリンダ装置 12…シリンダチューブ
14…ヘッドカバー 16…ロッドカバー
18…ピストン 20…ピストンロッド
22…ロック機構 24…シール部材
26…第1ポート 28…第1連通路
30…装着穴 32…ホルダ
34…ボール孔 36…ボール
38…変位部材 40…弾性部材
42…係止リング 44…ボディ部
46…フランジ部 48…ロックピン
54…筒部 56…拡径部
58…傾斜面 70…第2ポート
72…第2連通路 78…第1シリンダ室
80…第2シリンダ室 86…係止部
88…ダンパプレート 90…ダンパフランジ
92…貫通孔 94…ボール溝

Claims (4)

  1. 供給ポートを通じて圧力流体が供給されるシリンダボディと、前記シリンダボディの内部に変位自在に設けられ、前記圧力流体による押圧作用下に軸線方向に沿って変位するピストンを備える流体圧機器に用いられ、前記ピストンの変位を規制するロック機構において、
    前記ピストンに対して一体的に設けられ、該ピストンの変位方向となる前記シリンダボディの一端部側に突出し、且つ、外周面に沿った環状溝を有する係止部と、
    前記シリンダボディに設けられ、前記係止部が内部に挿入されると共に、該係止部の軸線に対して略直交方向に変位自在な保持部材を有する保持手段と、
    前記シリンダボディの軸線方向に沿った弾発力を有する弾性部材と、前記弾性部材の弾発力によって軸線方向に変位し、且つ、前記弾発力の付勢方向を該軸線と略直交する方向へと変換して前記保持部材へと伝達する変換部材とを有し、前記保持部材を前記係止部側に向かって付勢させる付勢手段と、
    を備え、
    前記係止部が前記保持手段に挿入され、前記環状溝が前記保持部材と対向した際に、該保持部材が前記変換部材を介して前記弾性部材の弾発力によって前記係止部側に向かって変位し、前記環状溝に係合して該係止部を変位規制状態とする一方、前記係止部を前記保持手段から離間させる方向に変位させた際には、該係止部によって前記保持部材半径外方向に押し出され、該保持部材による前記係止部の変位規制状態が解除されることを特徴とする流体圧機器に用いられるロック機構。
  2. 請求項1記載のロック機構において、
    前記保持手段は、前記シリンダボディの一端部に装着されたホルダと、
    前記ホルダに対して変位自在に設けられた複数のボールと、
    を備えることを特徴とする流体圧機器に用いられるロック機構。
  3. 請求項2記載のロック機構において、
    前記変換部材には、該変換部材の軸線に対して所定角度傾斜し、且つ、前記保持部材に対向して該保持部材に当接する傾斜部を有することを特徴とする流体圧機器に用いられるロック機構。
  4. 請求項1記載のロック機構において、
    前記環状溝は、前記係止部の軸線と略平行に形成される平面部と、
    前記平面部と隣接し、前記保持手段側に向かって徐々に拡径するように傾斜した傾斜部と、
    を備え、
    前記傾斜部の傾斜角度は、前記係止部の軸線に対して30°〜60°の範囲内に設定されることを特徴とする流体圧機器に用いられるロック機構。
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