JP4403379B2 - インクジェットプリンタ用ヘッド清掃装置及び該清掃装置を備えたプリンタ - Google Patents

インクジェットプリンタ用ヘッド清掃装置及び該清掃装置を備えたプリンタ Download PDF

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Description

本発明はインクジェット記録装置に関し、特に高品位な画像を高信頼で記録可能な高速インクジェットプリンタ用の記録ヘッド清掃装置、及び該清掃装置を備えたプリンタに関する。
記録媒体(例えば、連続記録用紙または連続的に搬送される単票紙)に印刷するインクジェットプリンタとして、ライン走査型インクジェットプリンタが提案されている。この装置は、インク滴吐出用のノズル孔を列状に配置した長尺インクジェット記録ヘッドを、連続記録用紙の幅方向(用紙搬送方向に対してほぼ直角方向)に、幅いっぱいに記録用紙面に対向して配置し、前記ノズル孔から吐出するインク滴の記録用紙面への着弾を記録信号に応じて選択的に制御する。同時に、記録用紙を連続記録用紙の長手方向に高速移動させて主走査する。この主走査とインク滴の記録用紙への着弾制御で走査線への記録ドット形成の制御を行い、記録用紙上に記録画像を得る。
このライン走査型インクジェットプリンタとしては、記録ヘッドにコンティニュアスインクジェット方式の記録ヘッドを使用する装置や、オンデマンドインクジェット方式の記録ヘッドを使用する装置が多く提案されている。このうち、オンデマンドインクジェット方式のライン走査型インクジェットプリンタはコンティニュアスインクジェット方式の装置に比べて記録速度では及ばないが、高精細記録性能に優れ、インクシステムも簡単である等のため、普及型の高精細カラー高速プリンタを提供するのに適している。
このオンデマンドインクジェット方式のライン走査型インクジェットプリンタ用の記録ヘッドは、ノズルを列状に多数配置し、ノズル孔を開口とするインク室中のインクに、圧電素子や発熱素子への駆動電圧印加で、圧力を加えてインク滴を吐出するライン型記録ヘッドである(例えば、特許文献1参照)。
ところで、オンデマンドインクジェット方式では、ノズル孔近辺を清掃する記録ヘッド清掃装置が必要である。この清掃装置により、乾燥等より高粘度化したインクや、変質したインク、あるいはノズル孔近辺に付着している紙紛等の異物を除去し、インク吐出の安定性を確保する。
この記録ヘッド清掃装置の従来装置として、例えば、記録ヘッドの全てのノズル孔にキャップを密着してインクを吸引する所謂パージ動作を行い、その後、ノズル孔が形成されたオリフィス表面をゴム製等の払拭部材で拭き取る所謂ワイプ動作を行うノズル清掃装置Aがよく知られている。この清掃装置Aでは、次のような欠点があった。
(1)ノズル孔やその周辺に、塵埃やインクが強固に付着したものを除去するのに何回も清掃動作を繰り返す必要があり、時間がかったり、除去困難な場合もがある。
(2)ワイプ動作の際、異物をノズル孔に押し込んでしまうことがある。払拭部材が汚れるとこの不都合が起きやすい。
(3)多数のノズル孔に同時に負圧を作用させるため、異物で目詰り等のある流路抵抗の大きな障害ノズルに、充分なインクを流すことが出来ない。
(4)パージ動作で多量のインクが消費される。
上記の問題点(1)を改善する清掃装置として、ノズル孔周辺に、塵埃やインクが強固に付着したものを短時間に除去するため、洗浄液スプレーノズルを設け、加圧した洗浄液を吹き付けて清掃する清掃装置Bが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
また、(2)の問題点を改善する清掃装置として、ノズル近辺に付着したインクを拭い取る際、払拭部材が汚れるが、この汚れを清掃するため、洗浄液が貯蔵された洗浄槽でこの払拭部材を洗浄する清掃装置Cがある(例えば、特許文献3参照)。
更に、(3)と(4)の問題点を改善する清掃装置として、ノズル孔列の一部ノズル孔に対向するように吸引口を設置し、この吸引口をノズル孔列に沿い移動させ、ノズル孔には直接接触させずに清掃する個別ノズル清掃装置Dが開示されている(例えば、特許文献4参照)。
特開2001−47622号公報
特開平8−150710号公報 特開2002−19132号公報 特開2001−260392号公報
前記従来の個別ノズル清掃装置Dに、清掃装置Bと清掃装置Cを組み合わせれば、清掃装置の上記課題(1)〜(4)を軽減可能である。
しかしながら、前記清掃装置Bの問題として、
(5)洗浄液の吹き付けにより、ノズル孔から洗浄液や気泡が入り込み、ノズルの吐出不良を引き起こすことがある。また、洗浄液の飛散処理のために装置が複雑化する。
一方、前記清掃装置Cの問題として、
(6)払拭部材を洗浄槽まで移動し、洗浄するのに時間がかかる。特に、ラインヘッドの清掃を行う場合、多数のノズルを清掃するので汚れ易く、従って、パージやワイプ動作の途中で頻繁に洗浄槽まで移動する必要があり、且つ洗浄に時間がかかり、プリンタの実質的な記録速度の低下につながる。
本発明は、上記(1)〜(4)および(5)、(6)の不都合を解決しようとするものである。
上記課題を解決するため、本発明では、負圧発生源に繋がれた吸引口をノズル孔に対向させ、ノズル孔やその近傍に負圧を作用させるインクジェットプリンタ用ヘッド清掃装置において、前記吸引口の周囲に設けた、洗浄液を吐出可能にした洗浄液吐出開口部と、前記負圧発生源で吸引口から吸引することで前記洗浄液吐出開口部から洗浄液を引き出し、引き出した洗浄液をノズル孔周辺に接触させ、接触洗浄液を前記吸引口から吸引回収する手段を備え、前記吸引口はノズル孔面の突き当て方向に対して非対称となるように配されていることを特徴とする。
また、負圧発生源に繋がれた吸引口をノズル孔に対向させ、ノズル孔やその近傍に負圧を作用させるインクジェットプリンタ用ヘッド清掃装置において、前記吸引口の周囲に設けた、洗浄液を吐出可能にした洗浄液吐出開口部と、前記負圧発生源で吸引口から吸引することで前記洗浄液吐出開口部から洗浄液を引き出し、引き出した洗浄液をノズル孔周辺に接触させ、接触洗浄液を前記吸引口から吸引回収する手段を備え、前記吸引口の部材を多孔質樹脂で作成し、洗浄液吐出開口部は、前記多孔質樹脂の表面に形成された複数の気孔部であることを特徴とする。
また、負圧発生源に繋がれた吸引口をノズル孔に対向させ、ノズル孔やその近傍に負圧を作用させるインクジェットプリンタ用ヘッド清掃装置において、前記吸引口の周囲に設けた、洗浄液を吐出可能にした洗浄液吐出開口部と、前記負圧発生源で吸引口から吸引することで前記洗浄液吐出開口部から洗浄液を引き出し、引き出した洗浄液をノズル孔周辺に接触させ、接触洗浄液を前記吸引口から吸引回収する手段を備え、前記吸引口は、多孔質樹脂で作成した吸引管の先端部として形成し、前記吸引管の側面の多孔質樹脂気孔部から洗浄液を供給することを特徴とする。
また、請求項2または3記載のインクジェットプリンタ用ヘッド清掃装置において、前記吸引口はノズル孔面の突き当て方向に対して非対称となるように配されていることを特徴とする。そして、請求項1または4記載のインクジェットプリンタ用ヘッド清掃装置において、ノズル孔列に沿ってオリフィス板上にスペーサ板を設け、当該スペーサ板に前記吸引口を突き当て、ノズルと吸引口の間に隙間を形成する、あるいは前記吸引口に段差を設けることにより、前記非対称を実現することを特徴とする
また、請求項1乃至6の何れか一項に記載のインクジェットプリンタ用ヘッド清掃装置において、前記吸引口はノズル孔に非接触になるように設置されていることを特徴とする。
また、前記吸引口をノズル孔に対向させながら移動させることで、各ノズル孔やその近傍に負圧を順次作用させることを特徴とする。
また、ノズル清掃時間以外の時間において、前記吸引口に作用する負圧を弱めるか止め、洗浄液吐出開口部から洗浄液を滲み出させた後、引き続いて前記吸引口に負圧を作用させて、滲み出させた洗浄液を吸引孔から回収することを特徴とする。
また、前記吸引口から吸引し回収した洗浄液とインクの混合液を、異物除去後、再度洗浄液として使用することを特徴とする。
さらに、インクジェットプリンタ用記録ヘッドの清掃装置を備えてなるインクジェットプリンタであることを特徴とする。
洗浄液が吸引口周辺から引き出され、ノズル孔やその周辺等に吐出接触させた後、即座にノズル孔から吸引されたインクと共に吸引口から回収されるため、洗浄液や気泡のノズル孔内への侵入がなく、洗浄液の飛散もない。
また、払拭部材を兼ねる吸引口から洗浄液が吸引されるため、しみ出した洗浄液が吸引口近辺を洗浄する。このため、吸引口を特定位置の洗浄槽まで頻繁に移動する必要がなく、払拭部材の洗浄所要時間に伴うプリンタ速度低下の問題もない。
吸引口洗浄と、洗浄液を使う個別非接触パージが可能なため、ノズル孔やその周辺を強力に清掃でき、また、ノズル孔周辺に撥インク処理が施されている場合には、撥インク層の汚れも洗浄液で取り除くことができるため、撥インク性も改善でき、インク滴の安定な吐出が可能になり、信頼性の高い高速ライン型インクジェット記録装置が実現可能である。
以下、本発明の実施例に付いて図を参考にしながら説明する。
図1は、本発明による記録ヘッド清掃装置を備えた、オンデマンド方式ライン型インクジェットプリンタの実施例である。(a)は清掃動作を説明する図であり、(b)は記録動作を説明する図である。
図2は、記録ヘッドモジュール10のノズル孔側からの斜視拡大図である。
本実施例の清掃対象になる記録ヘッドは、ライン記録ヘッド1であり、記録ヘッドモジュール10の各々には、スペーサ板11が、ノズル孔12に沿ってオリフィス板13上に取り付けられている。そして、記録ヘッドモジュール10が、記録ヘッドモジュールマウンタ20に複数個搭載され、ライン記録ヘッド1を構成する。記録ヘッドモジュール10のノズル孔12から記録信号入力データに応じて吐出したインク粒子は、矢印Aの方向に移動する記録用紙60上に着弾し、記録ドット70から構成される所望の記録を行うことができる。無論、Aと逆方向への搬送時でも記録可能である。
前記記録ヘッドモジュール10は、オンデマンドインクジェット方式のリニア記録ヘッドモジュールであり、n個のノズル素子から構成され、各ノズル素子は、図2のオリフィス板13に所定ピッチで列状に配置したn個のノズル孔12を開口としている。図には記載されていないが、各ノズル素子はノズル孔12を開口端とするインク加圧室、このインク加圧室にインクを導くインク流入孔、このインク流入孔にインクを供給するマニホールドを備える。また、インク加圧室にはこのインク加圧室の体積を記録信号に応じて変化させるPZT圧電素子等のアクチュエータが取り付けられている。各ノズルの構造は同一構造である。各ノズル素子のPZT圧電素子にはインク粒子吐出制御信号が供給されるようになっており、記録信号に応じて各ノズル孔12からインク粒子が吐出される。
このオンデマンド方式ライン型インクジェットプリンタで良好な記録行うためには、安定なインク粒子の吐出が前提になる。このため、本発明による記録ヘッド清掃装置は、記録ヘッドのノズル孔12やその近傍に付着した変質インクや紙粉等の異物を取り除き、新鮮なインクによるメニスカスをノズル孔12に制定(ノズル孔におけるメニスカスを所望の状態に設定)する。
このような清掃装置は、ライン記録ヘッドを、図1(b)の記録位置から(a)のように清掃位置に移動させる記録ヘッド退避機構40、清掃位置に配置された吸引管50、そして吸引管50の吸引口51をノズル孔列12とオリフィス電極兼インク受け11にかけて対向させ且つ近接させて設置する吸引管位置設定機構41を備える。
記録ヘッド退避機構40は、清掃時に記録ヘッドモジュールマウンタ20を矢印Bの方向に移動させるための直動レール401と、直動レール401に沿って記録ヘッドモジュールマウンタ20を引っ張るタイミングベルト402と、タイミングベルト402に駆動力を与えるための退避駆動モータ404で回転し且つタイミングベルト402にかみ合うプーリ403とを備える。
吸引管位置設定機構41は、2軸移動ステージ411X,411Yと,該ステージに取り付けられ、吸引口51をオリフィス板13に向けて、矢印Zの方向かつ所定位置に移動させる吸引口近接機構412を備える。そして該吸引口近接機構に吸引管取り付け部52により吸引管50が取り付けられている。また吸引管50は、吸引用配管531や回収タンク54を介して負圧発生源55に繋がれており、且つ、洗浄液供給用配管532により、洗浄液供給タンク533に繋がれている。また、吸引用配管531途中には吸引用バルブ534が、洗浄液供給用配管532の途中には洗浄液供給バルブ535が挿入されている。
図3は、本発明による清掃装置の清掃動作を説明するための図であり、図2に示した吸引管50とノズル孔12近辺のSS’断面図である。
この実施例では、吸引管50は樹脂製多孔質材料の外径4mmφ、内径2.5mmφ程度のチューブを使用し、吸引管50が吸引管支持部材501に圧入して固定される。吸引管支持部材501の形状は、吸引管を内側と外側、そして底面から吸引管501を取り囲み、吸引管の先端部が支持部材から露出するようになっており、且つ吸引管50の横側から樹脂多孔質材料に洗浄液を導くように洗浄液供給開口部502を備える。
樹脂多孔質材料としては、例えば、超高分子量ポリエチレンの多孔質体が使用可能であり、孔径数μm〜数十μmの気孔が数十%の割合で形成されたものが使用可能である。具体的な材料としては、サンマップ(日東電工株式会社製)が使用可能である。この構造により、吸引管先端の露出部表面には洗浄液が導かれた孔、即ち洗浄液を供給可能にした洗浄液吐出開口部が吸引口の周囲に存在するようにできる。
そして、吸引用バルブ534を開き、回収開口部503を介して吸引管50を負圧発生装置55で吸引しながら、吸引口51がノズル孔列12とスペーサ板11にかけて覆うように、吸引管位置設定機構41で位置決めされ、吸引口近接機構412でオリフィス板13の方向(Z方向)に突き当てられる。吸引口51のこのような配置により、吸引口隙間511は、スペーサ板11による段差により電極側では狭い隙間511Sを、そしてノズル孔12側では、広い隙間511Lを形成される。これにより、ノズル列12を中心に吸引口隙間511を非対称に形成することができ、吸引口からの吸い込み気流の流量、速度の分布を、ノズル孔列12と直角方向に対し非対称に設定することが可能である。
そして、ノズル孔12に、−10〜−20kPa程度の充分なインク吸引圧力を作用するように、負圧発生源55の吸引を行いながら、2軸移動ステージ411を駆動し、吸引管50をノズル12列に沿ってN方向に移動させる。
これにより、吸引口周囲の吸引管先端部にも負圧が作用するため、多孔質体を介して供給された洗浄液は、該洗浄液吐出開口部から引き出され、洗浄液流561となってノズル孔12やその周辺を強力に洗浄することができる。洗浄後の洗浄液は即座に、吸引口51から回収開口部503を介して吸引回収される。このような洗浄動作によりに、ノズル孔12近辺やスペーサ板11部分に付着した、紙粉やインク凝集物等の異物が強力に剥離され、洗浄液やインクで洗い流され、吸引管50内に吸い込まれる。そして配管534を介してインク回収容器54に回収される。回収タンク54に溜まった異物を含んだ洗浄液とインクの混合回収液体536は廃棄される。
この洗浄動作と同時に、吸引口51に面したノズル孔12にも負圧が作用するため、ノズル孔から乾燥により高粘度化したインクや、気泡、そして新鮮なインクが吸い出され、パージ動作も同時に行なわれる。また、吸引口51のノズル列に沿うN方向への移動に伴い、上記の洗浄動作、パージ動作が各ノズルに対し順次作用する。
一方、洗浄液やインクの吸引と同時に、吸引口隙間511から吸い込み気流56として空気が吸い込まれる。該吸い込み気流は吸引口隙間511L及び511Sの隙間大きさの違いで、それぞれの部分からの吸入空気の流量、流速に差が出来る。これにより吸引口近辺に空気と、インクそして洗浄液が混合した渦流状吸い込み流57が吸引口近辺に形成される。この渦流により、洗浄力は更に高まる。
また、ノズル孔及びその周辺に付着したインクや洗浄液が吸引口51から吸引払拭され、吸引口摺動後の各ノズル孔部には新鮮なインクによるメニスカスが制定され、ワイプ動作も同時に行うことが可能である。
このように、本発明実施例の清掃装置では、ノズル孔及びその近辺の洗浄動作、ノズル孔からのインクパージ動作、そして、余分なインクや洗浄液をノズル孔周辺から除去するワイプ動作を同時に、ノズル列にそって各ノズルに付いて順次実施可能である。
以上の動作から分かるように、洗浄液のノズル孔への接触と、ノズル孔からのインクの引き出しが同時に作用するため、洗浄液や洗浄された異物、気泡等をノズル孔に侵入させることもない。また、洗浄液のミスト等が飛散し、PZT圧電素子部等の濡れると不都合な記録ヘッド部位に洗浄液やインクが付着して濡らしてしまうこともない。
また、前記の洗浄動作において、多孔質吸引口周囲の吸引管先端部から、吸引による負圧の作用で、多孔質吸引管50の気孔部を流路として洗浄液が多孔質吸引口先端部から流れ出し洗浄液流561となる。このとき、多孔質吸引口先端部に付着した増粘インクや異物は、多孔質吸引口先端部からの洗浄液の外向きの流れと、吸い込み気流56の作用で洗い流される。
このような吸引口先端部の洗浄は、洗浄液供給タンク553内の洗浄液の液面を、吸引口先端部位置よりも高くするほど、孔質吸引口先端部からの洗浄液の外向きの流量を増やすことができるので、吸引口先端部の洗浄力を向上させることが可能である。なお、このように洗浄液供給タンク553内の洗浄液の水頭差を増す方法に代えて、洗浄液供給用配管532の途中に洗浄液加圧供給用のポンプを設けても同様の効果が得られる。
さらに、吸引口51が、ライン記録ヘッド1の清掃を終了してから、次の清掃に入るまでの時間中に、次の動作をさせることで、引口先端部の洗浄を更に効果的に行うことができる。各ヘッド清掃の合間の時間内において、所定時間吸引用バルブ534を閉じる。これにより、孔質吸引口先端部から滲み出た洗浄液が吸引回収されなくなり、孔質吸引口先端部に洗浄液が溜まる。この状態で再度、洗浄液供給バルブ535を開く。前記孔質吸引口先端部に溜まった洗浄液が一度に吸引孔から回収される。洗浄液の流量が瞬間的に増え、多孔質吸引口先端部に付着した、増粘インクや異物に大きな剥離力が与えられるため、洗浄力を上げることが可能である。所定時間の吸引用バルブ534の開閉を数回繰り返すと、より洗浄力を上げることができる。
尚、吸引管の樹脂多孔質材料として、例えば、超高分子量ポリエチレンの多孔質体を使用すると、吸引孔摺動に伴う摩擦抵抗が少なく、引口先端部の磨耗も少ない。しかし、多使用で磨耗や汚れが実用上支障を来たすようになる場合には、吸引管を交換する構造としてもよい。
また、本実施例の清掃装置は、ノズル孔周辺に撥インク処理が施されている場合には、撥インク層の汚れを取り除き、撥インク性を復活させるのにも有効である。次に、この作用、効果に付いて説明する。
ノズル孔からのインク滴吐出の直進性を改善したり、ノズル特性バラツキを低減する等のために、ノズル孔周辺をインクに対して濡れにくくする撥インク処理が施される場合がある。具体的には、オリフィス板13の表面に撥インク材が薄く膜状に形成される。しかし、この撥インク膜の表面がインクや異物等の付着で撥インク特性が劣化したり、撥インク膜がインクに触れること事態で撥インク特性が劣化してしまうことがある。
本発明実施例では使用する洗浄液として、このような汚れ除去や、撥インク膜表面の撥インク性復活に有効な液体を使用することが可能である。
これにより、撥インク膜の撥インク性を復活でき、記録の信頼性を向上させることが可能になる。また、長寿命の撥インク膜が形成しにくいインクでも、本発明の清掃装置を実施することで使用可能となる。
図4は、本発明の実施例2を説明するための図である。
図3の実施例1との違いは、吸引管50の構造の違いにある。吸引管壁形成部の内部に吸引管の長手方向に洗浄液吐出用流路504が形成されている。この流路504は、吸引管の周囲に所定間隔で複数個形成され、一端は吸引孔周囲の洗浄液吐出開口部となり、もう一方は吸引管の側面周囲にリング状に形成された凹部に開口する。この凹部には洗浄液供給開口部に繋がる。
このような構造により、洗浄液供給開口部502から供給された洗浄液は、前記吸引管凹部の流路を通り、吸引管周囲の複数の洗浄液吐出用流路504に分配され、負圧の作用する吸引口周囲の洗浄液吐出開口部から吐出する。吐出洗浄液で洗浄液流561が形成できるので、本実施例でも実施例1と同様に清掃作用が実現可能となる。
本実施例では、吸引管の材質として気孔を有しない樹脂等が使用可能なため、材料の選択範囲が広がる。
図5は、本発明による実施例3を説明するための図である。
実施例1との違いは、吸引孔51を、ノズル孔配列方向(N方向)から所定角度傾いたK方向に、連続的に千鳥状に密に複数個並べ、吸引部分がノズル孔配列方向(N方向)に連続で、途切れることのないように構成してある。そして、吸引口51を形成する吸引管50の隣接する少なくとも2個ずつに順次洗浄液を供給しながら吸引する。吸引用バルブ534や洗浄液供給バルブ535は、吸引口個々に対して独立に動作可能になっており、これらバルブを制御することで、吸引及び洗浄液が所望の吸引管に順次供給と吸引が行われるようになっている。そして、吸引口列をライン記録ヘッドの長尺方向(L方向)に移動させながら、ノズル孔を順次清掃する。
本実施例によれば、吸引孔を移動する機構が不要になり、速やかにライン型記録ヘッドを清掃可能である。
図6は、本発明の実施例4を説明するための図である。なお、図示はしないが、図2に示したようにスペーサ板11がヘッドモジュール10のノズル面に設置されている。
実施例1との違いは、吸引管50の吸引口51が記録ヘッドモジュール10の1個分のノズル孔全てを覆うように、横長に形成した構造である点にある。洗浄液が供給された樹脂多孔質材料で形成された吸引管50を、吸引しながら吸引口51をオリフィス板13のノズル孔列に近接設置する。これにより吸引口周囲の洗浄液吐出開口部から洗浄液が引き出され、該洗浄液がノズル孔近辺を洗浄した後、吸引口から吸引回収される。以上の清掃動作をライン型記録ヘッドの各記録ヘッドモジュールに付いて順次行う。
この実施例によれば、記録ヘッドモジュール10の1個分のノズル孔全てを一度に清掃可能なため、速やかにライン型記録ヘッドが清掃可能である。更に、本実施例による吸引管を、ライン型記録ヘッドを構成する記録ヘッドモジュール個数分備えることで、ライン型記録ヘッドのノズル全てを同時に清掃するが可能になる。
なお、スペーサ板11のヘッドモジュール10への設置を省略し、代わりに、吸引管50が段差を有する構成としてもよい。段差のつけ方は様々可能であるが、例えば図8のように、吸引管50のうち、ノズルの列方向と平行な部分2ヶ所の一方(50a)を他の部分と異なる高さとする。
図7は、本発明の他の実施例を説明するための図である。
実施例1との違いは、吸引管50から回収タンク54に回収した、洗浄液とインクの混合回収液体536の処理の違いにある。実施例1では、回収タンク54に溜まった異物を含んだ洗浄液とインクの混合回収液体536は廃棄されるが、本実施例では、再利用できるようになっている。即ち、回収液体536は、汲み出しポンプ537で再利用配管538を介して洗浄液再生装置539に導かれる。洗浄液再生装置539は、フィルタを備えており異物が除去される。そして、再生された洗浄液は、洗浄液供給タンク533に戻され、再度洗浄液として使用される。
ヘッド清掃過程において、洗浄液中へのインクや異物の混入は洗浄液量と比較して少ないので、本実施例でもヘッド清掃に支障はなく、本実施例によれば洗浄液の消費が節約でき、また、混合回収液体536の廃棄量を減らすことが可能である。再利用サイクルが増すにつれて洗浄液の純度が低下する場合には、新規に洗浄液用の供給タンクを別途設け、未使用の洗浄液を補給するようになっていても良い。更に、汚れた洗浄液を純度の高い洗浄液に再生するため、洗浄液再生装置539には、良く知られた遠心分離器や蒸留器等も備えることが可能であり、これにより、再利用率を格段に向上させることが可能である。
なお、本発明の実施例として、記録ヘッドモジュールの並びを図1に示す様に配列した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、様々なモジュール配列のヘッドに対して適用可能である。勿論モジュールは1つでも構わない。
本発明は、ノズル孔周辺を清掃して、吐出用液体を安定に吐出維持することができるので、記録用紙にインクで記録するプリンタに利用を限定することなく、生産物へのマーキング装置や塗膜装置等の工業用液体分配装置にも適用可能である。
本発明の実施例における記録ヘッド清掃装置を備えた、オンデマンド方式ライン型インクジェットプリンタの構成図である。(実施例1) 本発明の実施例における記録ヘッド清掃装置の構造と動作を説明する図である。(実施例1) 図2に示したSS’断面図である。 本発明の他の実施例における記録ヘッド清掃装置の構造と動作を説明する断面図である。(実施例2) 本発明の他の実施例における記録ヘッド清掃装置の構成図である。(実施例3) 本発明の他の実施例における記録ヘッド清掃装置の概略図である。(実施例4) 本発明の他の実施例における記録ヘッド清掃装置の構成図である。(実施例5) 実施例4における記録ヘッド清掃装置の変形例の概略図である。
符号の説明
1はライン記録ヘッド、10は記録ヘッドモジュール、11はスペーサ板、12はノズル孔列、13はオリフィス板、20は記録ヘッドモジュールマウンタ、30は用紙背面電極、40は記録ヘッド退避機構、41は吸引管位置設定機構、401は直動レール、402はタイミングベルト、403はプーリ、404は退避駆動モータ、411は2軸移動ステージ、412は吸引口近接機構、50は吸引管、501は吸引管支持部材、502は洗浄液供給開口部、503は回収開口部、51は吸引口、511は吸引口隙間、52は吸引管取り付け部、531は吸引用配管、532は洗浄液供給用配管、533は洗浄液供給タンク、534は吸引用バルブ、535は洗浄液供給バルブ、536は回収液体、537は汲み出しポンプ、538は再利用配管、539は洗浄液再生装置、54は回収タンク、55は負圧発生源、56は吸い込み気流、561は洗浄液流、57は渦流状吸い込み気流、58は負圧発生源駆動用コンプレッサ、60は記録用紙、70は記録ドット、Aは記録用紙送り方向、Zは吸引口近接移動方向である。

Claims (11)

  1. 負圧発生源に繋がれた吸引口をノズル孔に対向させ、ノズル孔やその近傍に負圧を作用させるインクジェットプリンタ用ヘッド清掃装置において、
    前記吸引口の周囲に設けた、洗浄液を吐出可能にした洗浄液吐出開口部と、
    前記負圧発生源で吸引口から吸引することで前記洗浄液吐出開口部から洗浄液を引き出し、引き出した洗浄液をノズル孔周辺に接触させ、接触洗浄液を前記吸引口から吸引回収する手段を備え
    前記吸引口はノズル孔面の突き当て方向に対して非対称となるように配されていることを特徴とするインクジェットプリンタ用ヘッド清掃装置。
  2. 負圧発生源に繋がれた吸引口をノズル孔に対向させ、ノズル孔やその近傍に負圧を作用させるインクジェットプリンタ用ヘッド清掃装置において、
    前記吸引口の周囲に設けた、洗浄液を吐出可能にした洗浄液吐出開口部と、
    前記負圧発生源で吸引口から吸引することで前記洗浄液吐出開口部から洗浄液を引き出し、引き出した洗浄液をノズル孔周辺に接触させ、接触洗浄液を前記吸引口から吸引回収する手段を備え、
    前記吸引口の部材を多孔質樹脂で作成し、洗浄液吐出開口部は、前記多孔質樹脂の表面に形成された複数の気孔部であることを特徴とするインクジェットプリンタ用ヘッド清掃装置。
  3. 負圧発生源に繋がれた吸引口をノズル孔に対向させ、ノズル孔やその近傍に負圧を作用させるインクジェットプリンタ用ヘッド清掃装置において、
    前記吸引口の周囲に設けた、洗浄液を吐出可能にした洗浄液吐出開口部と、
    前記負圧発生源で吸引口から吸引することで前記洗浄液吐出開口部から洗浄液を引き出し、引き出した洗浄液をノズル孔周辺に接触させ、接触洗浄液を前記吸引口から吸引回収する手段を備え、
    前記吸引口は、多孔質樹脂で作成した吸引管の先端部として形成し、前記吸引管の側面の多孔質樹脂気孔部から洗浄液を供給することを特徴とするインクジェットプリンタ用ヘッド清掃装置。
  4. 前記吸引口は、ノズル孔面の突き当て方向に対して非対称となるように配されていることを特徴とする請求項2または3記載のインクジェットプリンタ用ヘッド清掃装置。
  5. ノズル孔列に沿ってオリフィス板上にスペーサ板を設け、当該スペーサ板に前記吸引口を突き当て、ノズルと吸引口の間に隙間を形成することにより、前記非対称を実現することを特徴とする請求項1または4記載のインクジェットプリンタ用ヘッド清掃装置。
  6. 前記吸引口に段差を設けることにより、前記非対称を実現することを特徴とする請求項1または4記載のインクジェットプリンタ用ヘッド清掃装置。
  7. 前記吸引口はノズル孔に非接触になるように設置されていることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載のインクジェットプリンタ用ヘッド清掃装置。
  8. 前記吸引口をノズル孔に対向させながら移動させることで、各ノズル孔やその近傍に負圧を順次作用させることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載のインクジェットプリンタ用記録ヘッド清掃装置。
  9. ノズル清掃時間以外の時間において、前記吸引口に作用する負圧を弱めるか止め、洗浄液吐出開口部から洗浄液を滲み出させた後、引き続いて前記吸引口に負圧を作用させて、滲み出させた洗浄液を吸引孔から回収することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載のインクジェットプリンタ用記録ヘッド清掃装置。
  10. 前記吸引口から吸引し回収した洗浄液とインクの混合液を、異物除去後、再度洗浄液として使用することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載のインクジェットプリンタ用記録ヘッド清掃装置。
  11. 前記請求項1乃至9のいずれか一項に記載のインクジェットプリンタ用記録ヘッド清掃装置を備えてなるインクジェットプリンタ。
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