JP4402608B2 - 清掃具 - Google Patents

清掃具 Download PDF

Info

Publication number
JP4402608B2
JP4402608B2 JP2005049607A JP2005049607A JP4402608B2 JP 4402608 B2 JP4402608 B2 JP 4402608B2 JP 2005049607 A JP2005049607 A JP 2005049607A JP 2005049607 A JP2005049607 A JP 2005049607A JP 4402608 B2 JP4402608 B2 JP 4402608B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dust
scooping
scraping
cleaning tool
receiving portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005049607A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005312928A (ja
Inventor
宏俊 田原
幸男 野田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP2005049607A priority Critical patent/JP4402608B2/ja
Publication of JP2005312928A publication Critical patent/JP2005312928A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4402608B2 publication Critical patent/JP4402608B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cleaning In General (AREA)

Description

本発明は清掃具に関する。
清掃具として、特許文献1に記載の如く、フレームの清掃方向に沿う前後に掻き上げ体と接触回転体を並置し、掻き上げ体がタイヤと掻き上げ部とを備え、
接触回転体がタイヤと回転子とを備え、掻き上げ体の掻き上げ部と接触回転体の回転子の上に、それらに跨がる粘着ロールを載置し、掻き上げ体の掻き上げ部の後部に塵取部を配置してなるものがある。塵取部はゴミ受け部と、ゴミ受け部の前縁側に設けられて掻き上げ体の掻き上げ部に相対するすくい面部とを備える。
清掃具を床面上で前進させ、掻き上げ体と接触回転体を回転させ、同時に粘着ロールを連れ回り回転させる。掻き上げ体の掻き上げ部が床面上のゴミを掻き上げると、小さなゴミは塵取部のすくい面部により上方にガイドされて粘着ロールの側に送り出され、粘着ロールの粘着シートに粘着されて捕捉される。大粒ゴミは、塵取部のすくい面部の上縁を乗り越えて後方のゴミ受け部に送り込まれて捕捉される。
特開2003-199698
特許文献1の清掃具の塵取部は、ゴミ受け部の前縁側にすくい面部を一体化し、すくい面部の最下端部を床面に隙間なく接し、掻き上げ体の掻き上げ部が掻き上げるゴミを床面に沿う後方に逃がすことなく、その全てのゴミをすくい面部により上方にガイドするようにしている。
また、塵取部は、清掃具の前進時における床面との摺接抵抗、こすれ音を可及的に小とすべく、すくい面部の最下端部だけが床面に接し、ゴミ受け部の底面は床面から浮かすようにしている。
しかしながら、塵取部におけるすくい面部の最下端部だけが床面側に突き出るものであるから、この清掃具を毛足の長いカーペット上で用いる場合には、すくい面部の最下端部がカーペットの毛足に及ぼす接圧力が局部的に大きくなり、結果としてすくい面部の最下端部がカーペットの毛足に深く沈み込む。このため、清掃具の前進時に、塵取部の先端たるすくい面部の最下端部がカーペットの毛足に突っかかり易く、清掃作業性が悪い。
本発明の課題は、清掃具の前進時に、塵取部の先端がカーペットの毛足に突っかかりにくくし、清掃作業性を向上することにある。
請求項1の発明は、フレームの清掃方向の前後に掻き上げ体と塵取部を配置し、塵取部がゴミ受け部と、ゴミ受け部の前縁側に設けられて掻き上げ体に相対するゴミすくい部とを有してなる清掃具であって、ゴミすくい部をゴミ受け部に対し上下方向に変位可能にするとともに、塵取部が、ゴミすくい部の底面をゴミ受け部の底面より被清掃面寄りに突き出す下降位置と、ゴミすくい部の底面をゴミ受け部の底面と概ね面一にする上昇位置との間で、ゴミすくい部を上下方向に変位可能にしたものである。
清掃具10は、床面1等の清掃面上のゴミ、例えば大粒、小粒の粒ゴミ、又はカーペット等の繊維に絡み付いた髪の毛等のゴミを捕集するものであり、図1に示す如く、柄11の先端部に左右揺動軸12を介して支持アーム13を清掃方向に交差する左右方向に揺動自在に結合し、支持アーム13の両側アーム部13Aに前後揺動軸14を介してフレーム15を清掃方向に沿う前後方向に揺動自在に支持している。
フレーム15の清掃方向に沿う前部には可撓掻き上げ体16が回動自在に支持され、フレーム15の清掃方向に沿う後部には接触回転体18が回動自在に支持され、掻き上げ体16と接触回転体18は平行に並べられて配置される。
掻き上げ体16は、回転軸16Aと、回転軸16Aの軸方向の全長に渡って植設されたブラシからなる掻き上げ部16Bと、回転軸16Aの両端部に結合された両側の増速タイヤ17(変速タイヤ)からなる。掻き上げ部16Bは粘着ロール21に接触しても、接触しなくても良い。両側のタイヤ17は該タイヤ17にゴミがかみ込まないようにフレーム15の両外側に配置されるが、フレーム15の内側に設けても良い。
接触回転体18は、粘着ロール21のための駆動手段であり、回転軸18Aと、回転軸18Aの軸方向の両端側2位置(軸方向3位置等の複数位置でも可)に固定される円盤状の回転子18Bと、回転軸18Aの両端部に結合された両側の増速タイヤ19(変速タイヤ)からなる。回転子18Bは粘着ロール21に接触する。両側のタイヤ19はフレーム15の両外側に配置される。
掻き上げ体16の掻き上げ部16Bと接触回転体18の回転子18Bの上には、それらに跨がる粘着ロール21(ゴミ捕集手段)が乗せられて載置され、粘着ロール21は掻き上げ体16と接触回転体18の回転に連れ回る。粘着ロール21は、粘着シートの巻取りロールの構成、又は表面が粘着性のエラストマーからなり、その表面を洗浄して再使用可能とする構成等を含む。本実施例の粘着ロール21は、粘着シート21Aをコア21Bに巻き回し、粘着シート21Aの粘着面を外側に向けて巻出し可能かつ切断可能にした巻取りロールにて構成される。
フレーム15における掻き上げ体16の掻き上げ部16Bの後部には塵取部23(ゴミ捕集手段)が支持されている。塵取部23は、フレーム15に後述する如くに着脱可能にされ、接触回転体18の回転子18Bの下方の前後に渡る範囲に延在されて透明材料からなるトレイ状のゴミ受け部24と、ゴミ受け部24の前縁側に設けられて掻き上げ体16の掻き上げ部16Bの全巾に沿って隙間なく(又は隙間を介して)相対するゴミすくい部25とを備える。
清掃具10による清掃動作は以下の通りなされる。
(1)柄11の軸方向に加える操作力によりフレーム15を介して掻き上げ体16のタイヤ17及び接触回転体18のタイヤ19を床面に加圧しながら清掃具10を前進させ、掻き上げ体16及び接触回転体18を回動させ、同時に粘着ロール21を連れ回り回転させる。
(2)掻き上げ体16の掻き上げ部16Bが床面上のゴミを掻き上げると、このゴミは塵取部23のゴミすくい部25にガイドされて粘着ロール21の側に送り出され、粘着ロール21の粘着面に吸着捕捉される。大きなゴミはゴミすくい部25からゴミ受け部24に送り込まれて捕捉される。
(3)粘着ロール21の粘着面の全周に多量のゴミが捕捉されたことが視認されたら、粘着シート21Aの1周分を剥離切断除去し、新規粘着面を露出せしめる。
(4)塵取部23のゴミ受け部24に多量のゴミがたまったことを視認したら、塵取部23をフレーム15から外し、ゴミ受け部24のゴミを廃棄する。
尚、清掃具10は前進だけでなく、後進もできる。
清掃具10にあっては、前述した如く、接触回転体18が回転軸18Aと回転子18Bとからなるものにしたから、下記(a)、(b)の構成を具備することになる。尚、接触回転体18の回転軸18A及び回転子18Bは、フレーム15と塵取部23に挟まれる空間に配置される。
(a)接触回転体18の回転軸18Aは、回転子18Bが固定されていない部分で、粘着ロール21と大きな隙間を介して離隔する。
(b)接触回転体18の回転軸18Aは、回転子18Bが固定されていない部分で、塵取部23(ゴミ受け部24の底面)と、大きな隙間を介して離隔する。
ここで、接触回転体18の回転子18Bは、シリコンゴム製Oリング等の環状リング18Cを外周に備える。環状リング18Cは回転子18Bに設けた環状溝に装填される。
清掃具10にあっては、(A)掻き上げ体16の掻き上げ部16Bとタイヤ17との偏心構造、及び接触回転体18の回転子18Bとタイヤ19との偏心構造、(B)柄11による操作構造、(C)塵取部23におけるゴミすくい部25の上下変位構造、(D)掻き上げ体16と接触回転体18のタイヤ17、19の構造を以下の如くに有する。
(A)掻き上げ体16の掻き上げ部16Bとタイヤ17との偏心構造、及び接触回転体18の回転子18Bとタイヤ19との偏心構造(図1、図3〜図7)
清掃具10は、図3に示す如く、掻き上げ体16の掻き上げ部16Bをそのタイヤ17に対して上方に偏心させ、接触回転体18の回転子18Bをそのタイヤ19に対して上方に偏心させる。
タイヤ17に対する掻き上げ部16Bの偏心構造は以下の通りである(図3〜図5)。フレーム15の両側壁に設けた軸支部に支持部材30を固定的に支持し、掻き上げ体16の回転軸16Aの両端部に小歯車31を回り止め状態で嵌着し、小歯車31のボス部31Aを両側の支持部材30の偏心孔(中心孔に対して偏心配置される)のそれぞれに挿入して枢着する。他方、両側の支持部材30が備える中心孔のそれぞれにタイヤ17の中心軸17Aを挿入して枢着するとともに、タイヤ17の中心軸17Aに同軸固定化されるカップ状のホイール部17Bにリング状部材17Fを嵌めて支持部材30の外周に抜け止め状態で嵌装して回転可能に摺動支持し、タイヤ17の中心軸17A、ホイール部17Bと同軸的に設けてある内歯歯車32を小歯車31に噛合いさせる。尚、ホイール部17Bの外周にはゴム輪の如くの弾性環状体17Cが被着される。
即ち、掻き上げ体16は、タイヤ17に同軸的に設けた内歯歯車32に、掻き上げ部16Bの回転軸16Aに固定した小歯車31を噛合いさせることにて、掻き上げ部16Bをそのタイヤ17に対して上方(好適には、上方かつ後部寄り)に偏心させる。尚、掻き上げ体16は、タイヤ17の側の内歯歯車32と掻き上げ部16Bの側の小歯車31の噛合いにより、タイヤ17の回転を増速して掻き上げ部16Bに伝える。
タイヤ19に対する回転子18Bの偏心構造は、タイヤ17に対する掻き上げ部16Bの偏心構造と実質的に同じであり、以下の通りである(図3、図6、図7)。フレーム15の両側壁に設けた軸支部に支持部材40を固定的に支持し、接触回転体18の回転軸18Aの両端部に小歯車41を回り止め状態で嵌着し、小歯車41のボス部41Aを両側の支持部材40の偏心孔(中心孔に対して偏心配置される)のそれぞれに挿入して枢着する。他方、両側の支持部材40が備える中心孔のそれぞれにタイヤ19の中心軸19Aを挿入して枢着するとともに、タイヤ19の中心軸19Aに同軸固定化されるカップ状のホイール部19Bにリング状部材19Fを嵌めて支持部材40の外周に抜け止め状態で嵌装して回転可能に摺動支持し、タイヤ17の中心軸19A、ホイール部19Bと同軸的に設けてある内歯歯車42を小歯車41に噛合いさせる。尚、ホイール部19Bの外周にはゴム輪の如くの弾性環状体19Cが被着される。
即ち、接触回転体18は、タイヤ19に同軸的に設けた内歯歯車42に、回転子18Bの回転軸18Aに固定した小歯車41を噛合いさせることにて、回転子18Bをそのタイヤ19に対して上方(好適には、上方かつ前部寄り)に偏心させる。尚、接触回転体18は、タイヤ19の側の内歯歯車42と回転子18Bの側の小歯車41の噛合いにより、タイヤ19の回転を増速して回転子18Bに伝える。
清掃具10にあっては、掻き上げ体16の掻き上げ部16Bをそのタイヤ17に対して上方に偏心させ、接触回転体18の回転子18Bをそのタイヤ19に対して上方に偏心させることにより、粘着ロール21を上方へ持ち上げることを可能にした(図3の粘着ロール21と塵取部23のゴミすくい部25の上縁との間隔Hの拡大)。これにより、フレーム15にゴミ止め部50を設けるに際して、粘着ロール21の最下降端に律則されるゴミ止め部50の配置を可及的に上方に設置し、このゴミ止め部50が塵取部23のゴミすくい部25の上側に設けるゴミの送り間隔(ゴミ送り込み口)51を可及的に大きく設定することを可能にする。掻き上げ体16の掻き上げ部16Bが掻き上げた大粒ゴミを、塵取部23のゴミすくい部25から、粘着ロール21の下方、本実施例ではゴミ止め部50の下方の送り込み間隔51経由で、ゴミ受け部24に送り込みできる。
また、清掃具10は、図8、図9に示す如く、フレーム15の両外側に掻き上げ体16のタイヤ17と、接触回転体18のタイヤ19を並置し、フレーム15の外側における前後方向で前後のタイヤ17、19に挟まれる位置に支持アーム13の前後揺動軸14を揺動可能に支持する。
更に、清掃具10は、掻き上げ体16のタイヤ17の外側面を支持アーム13のアーム部13Aの外側面と概ね面一にし、接触回転体18のタイヤ19の外側面を支持アーム13のアーム部13Aの内側面より内方に配置し、支持アーム13のアーム部13Aを接触回転体18のタイヤ19の外側面に対する側方にまで揺動できるようにした。
本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(a)掻き上げ体16の掻き上げ部16Bはそのタイヤ17に対して上方に偏心させ、及び(又は)接触回転体18の回転子18Bをそのタイヤ19に対して上方に偏心させることにより、粘着ロール21を上方へ持ち上げた。従って、この粘着ロール21が粘着シート21Aを1周分ずつ剥離切断除去し、新規粘着シート21Aを露出させることにて繰り返し使用され、次第に小径化され、掻き上げ体16の掻き上げ部16Bと接触回転体18の回転子18Bに跨った状態での高さ位置を次第に下降するときにも、その最下降端を従来より上方に設定できる。このため、粘着ロール21の最下降端に律則されるゴミ止め部50の配置を可及的に上方に設置し、このゴミ止め部50が塵取部23のゴミすくい部25の上側に設けるゴミ送り間隔51を可及的に大きく設定する。従って、掻き上げ体16の掻き上げ部16Bが掻き上げた大粒ゴミは、塵取部23のゴミすくい部25からゴミ送り込み間隔51を通ってゴミ受け部24に送り込まれて捕捉される。これにより、大粒ゴミがゴミ受け部24に送り込まれず、粘着ロール21の側に送り出されて粘着シート21Aに粘着し、その大粒ゴミが粘着シート21Aのゴミ捕捉力を低下させたり、粘着ロール21とこれを覆うフレーム15等や接触回転体18の回転子18Bとの間に噛み込む等を招くことなく、清掃のスムースを図ることができる。
(b)掻き上げ体16の掻き上げ部16Bをタイヤ17に対して上方に偏心させるものであるから、タイヤ17を小径化しながら、タイヤ17から大きく突き出る掻き上げ部16Bの上部で粘着ロール21を持ち上げでき、清掃具10の小型、軽量を図ることができる。掻き上げ部16Bの床面接地部は、タイヤ17から大きく突き出ることなく、回転トルクを過大にすることがない。
(c)接触回転体18の回転子18Bをタイヤ19に対して上方に偏心させるものであるから、タイヤ19を小径化しながら、回転子18Bを床面に接地させることなく上方に突出させて粘着ロール21を持ち上げでき、清掃具10の小型、軽量を図ることができる。
また、タイヤ17を小径化しながら掻き上げ部16Bの径を大きく、又は/及び、タイヤ19を小径化しながら回転子18Bの径を大きくできるから、タイヤ17とタイヤ19の外周との間に一定距離を設けながら、掻き上げ部16Bの外周と回転子18Bの外周を接近させることができる。
これにより、粘着ロール21の径によらず、高い位置で掻き上げ部16Bと回転子17Bの上に粘着ロール21を跨り載せたり、タイヤ17とタイヤ19の間に支持アーム13の前後揺動軸14を設けることができる。
(d)支持アーム13をフレーム15の外側における両タイヤ17、19に挟まれる位置に揺動可能に支持したから、支持アーム13を両タイヤ17、19に挟まれる範囲より上側位置にて支持するものに比し、支持アーム13に加える操作力により両タイヤ17、19を安定確実に床面に押し当て回転でき、清掃の安定を図ることができる。
(e)掻き上げ体16のタイヤ17の外側面を支持アーム13の外側面と概ね面一にし、接触回転体18のタイヤ19の外側面を支持アーム13の内側面より内方に配置したから、掻き上げ体16を支持アーム13の外側面が規定する清掃具10の概ね全巾に渡って設け、ひいては清掃具10の全巾に占める掻き上げ部16Bの掻き上げ範囲を可及的に大きくとることができる。清掃具10による清掃効率の向上を図ることができる。
(B)柄11による操作構造(図1、図8、図9)
清掃具10は、図1、図8、図9に示す如く、柄11の先端部に左右揺動軸12を介して支持アーム13を左右方向に揺動自在に結合し、支持アーム13に前後揺動軸14を介してフレーム15を前後方向に揺動自在に結合している。これにより、使用者の使用姿勢に応じて、支持アーム13を前後揺動軸14まわりで前後方向に揺動し、柄11及び支持アーム13を適宜の使用傾角、例えば支持アーム13の水平に対する傾角θを0度〜90度の通常使用域内のいずれかに設定し、左右揺動軸11の中心軸Xに沿う押動操作力により清掃具10を前後進させる。また、柄11を左右揺動軸12まわりで左右方向に揺動し、柄11の中心軸Xに沿う押動操作力により清掃具10を左右に旋回させる。
更に、清掃具10の前進時に、掻き上げ体16の左右のタイヤ17、17の一方が大きな異物K(図8、図9)につまずく等により、左右のタイヤ17、17にかかる負荷のアンバランスを生じたとき、フレーム15が左右に振られることを防止するため、以下の構造を備える。即ち、左右揺動軸12と同軸配置され、かつ左右揺動軸12を通って清掃方向に沿う前方に向かう直線Aが、柄11の中心軸Xに平行配置され、かつ前後揺動軸14に交差する直線Bに対してなす角度αを鋭角にした。
また、清掃具10の前後進時に、柄11の中心軸Xまわりに加えるねじり操作力により、フレーム15を左右に軽く旋回可能にするため、以下の構造を備える。即ち、柄11の中心軸Xと同軸配置される直線Cと、左右揺動軸12と同軸配置される直線Aとの交点Pを、柄11の中心軸Xに平行配置され、かつ前後揺動軸14に交差する直線Bよりも清掃方向に沿う前方に配置した。
本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(a)清掃具10の前進時に、掻き上げ体16の左右のタイヤ17、17の一方が大きな異物Kにつまずく等により、左右のタイヤ17、17にかかる負荷がアンバランスになると、このアンバランスな水平外力Fに基づいてフレーム15を左右に振るモーメントM1が左右揺動軸12まわりに作用する。このとき、「左右揺動軸12と同軸配置され、かつ左右揺動軸12を通って清掃方向に沿う前方に向かう直線Aが、柄11の中心軸Xに平行配置され、かつ前後揺動軸14に交差する直線Bに対してなす角度αを鋭角にした」から、左右のタイヤ17、17が左右揺動軸12の左右方向になす距離をL、直線Bの傾角をθとするとき、M1=L・F・cosθ・sinαになる。M1は、直線Aが直線Bに直交する場合に比して、sinα分低減し、結果として左右のタイヤ17、17にかかる負荷のアンバランスによりフレーム15が左右に振られることを防止できる。
(b)清掃具10の前進時に、フレーム15を左右に旋回させるべく、柄11をその中心軸Xまわりにねじると、「柄11の中心軸Xと同軸配置される直線Cと、左右揺動軸12と同軸配置される直線Aとの交点Pを、柄11の中心軸Xに平行配置され、かつ前後揺動軸14に交差する直線Bよりも清掃方向に沿う前方に配置した」から、柄11が、左右揺動軸12を介して、支持アーム13をフレーム15の中心、(図心)近くを旋回中心とする小さな半径で旋回させ、フレーム15の向きを左右に軽くターンさせることができる。
(C)塵取部23におけるゴミすくい部25の上下変位構造(図1、図2、図10〜図14)
清掃具10は、図1、図2、図10に示す如く、塵取部23を前述の如くに、ゴミ受け部24とゴミすくい部25を有してなるものとし、ゴミすくい部25をゴミ受け部24に対し、被清掃面を下面とする上下方向に変位可能にしている。
ゴミ受け部24は、図11に示す如く、有底トレー状をなし、底部61と、底部61の両側に立上がる側壁62、62と、底部61の後端から立上げられて天面の後端側半部を袋状に閉じる後端袋状部63を有し、底部61の前縁に沿う2位置に鋭角をなして斜交するスライド筒64を設け、このスライド筒64にゴミすくい部25をスライド自在に取着可能にする。ゴミ受け部24は、底部61のうち、ゴミすくい部25が取着される側を前縁側底部61Aとし、前縁側底部61Aの後方に連なる側を主底部61Bとし、主底部61Bの下面を前縁側底部61Aの下面よりも被清掃面の側にふくらみ状をなすように、底部61の下面の前後に段差を設けている。
尚、ゴミ受け部24は、両側壁62の外側面に上下方向に延びるガイド溝65を備え、フレーム15の両側壁内側に設けてある不図示のガイドレールにこのガイド溝65を嵌合させつつ上方に持ち上げ、後端袋状部63の上面中央部に設けてある係止ピン66をフレーム15の側に設けてあるロック爪67に係止することにてフレーム15に固定化される。ロック爪67を係止ピン66に対し係止解除することにより、ゴミ受け部24はフレーム15から取外しできる。
ゴミすくい部25は、図12に示す如く、ゴミ受け部24の前縁に沿う長尺状をなし、ゴミ受け部24の前縁側前部に位置付けられて掻き上げ体16の掻き上げ部16Bに相対するすくい面部71と、ゴミ受け部24の前縁側下部に位置付けられて被清掃面に相対する底部72をV字状に交差させている。底部72の上面の長手方向に沿う2位置には、すくい面部71に平行をなすスライドロッド73が設けられ、すくい面部71の裏面とスライドロッド73の間にはつなぎ板73Aが付設され、スライドロッド73の上端側環状溝74には抜け止め用止め輪75が係着可能にされる。
塵取部23は、図10に示す如く、ゴミすくい部25のスライドロッド73をゴミ受け部24のスライド筒64に嵌合するとともに、スライドロッド73に付設されているつなぎ板73Aをゴミ受け部24の底部61及びスライド筒64の前面側に切開されているスライド溝64Aに嵌合し、スライド筒64から突き出たスライドロッド73の上端側環状溝74に止め輪75を係着して抜け止めとする。これにより、塵取部23は、ゴミすくい部25のスライドロッド73をゴミ受け部24のスライド筒64に対してスライド自在にし、ゴミすくい部25をゴミ受け部24に対し、該ゴミ受け部24における前縁側底部61Aの下部にて、上下方向に変位自在にする。ゴミすくい部25の底部72は、ゴミ受け部24の底部61より被清掃面寄りに突き出る下降位置(図1)と、ゴミ受け部24の底部61と概ね面一をなす上昇位置(図2)との間で、上下方向に変位する。ゴミすくい部25は、下降位置にあっても、上昇位置にあっても、平面状(又は曲面状)のすくい面部71を、掻き上げ体16の掻き上げ部16Bの全巾に沿って隙間なく(又は隙間を介して)相対する後方に向けて上り勾配をなし、該すくい面部71の最下端部を被清掃面としての床面に隙間なく接し、掻き上げ体16の掻き上げ部16Bが掻き上げるゴミを床面に沿う後方に逃がすことなく、その全てのゴミを上方にガイドする。
塵取部23は、図10に示す如く、ゴミ受け部24の前縁側底部61Aの下面と、ゴミすくい部25の底部72の上面との間で、スライドロッド73まわりにクッション体(弾性体)81を介装している。クッション体81は、圧縮力に対する弾性的な復元習性を備え、ゴミすくい部25をゴミ受け部24から離す下降側に付勢する。
尚、塵取部23は、図13に示す如く、ゴミすくい部25に覆われるゴミ受け部24における底部61の前縁中央部にねじりばね(弾性体)82の中央ねじり部を固定し、ねじりばね82の両側先端部をゴミすくい部25における底部72の上面に圧接することにより、このねじりばね82を上述のクッション体81に代えることができる。
清掃具10によるフローリング等の清掃時には、図1に示す如く、塵取部23のゴミすくい部25が自重及びクッション体81の付勢力により下降位置に設定され、ゴミすくい部25のすくい面部71の最下端部を床面に隙間なく接し、ゴミ受け部24の底部61(前縁側底部61A、主底部61B)を床面から浮かす。
他方、清掃具10によるカーペット等の清掃時には、図2、図4(A)〜(B)に示す如く、塵取部23のゴミすくい部25がカーペットの毛足の抵抗によりゴミ受け部24に近づく側に上昇せしめられる。このとき、クッション体81は圧縮されて薄板状に弾性変形する。
本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(a)清掃具等をフローリング等の硬い床面上で用いるときには、図1に示す如く、ゴミすくい部25の底部72が自重及びクッション体81の付勢力により、ゴミ受け部24の底部61より床面寄りに突き出され、ゴミすくい部25の最下端部を床面に隙間なく接し、掻き上げ体16の掻き上げ部16Bが掻き上げる全てのゴミを床面に沿う後方に逃がすことなく、上方にガイドする。同時に、ゴミ受け部24の底部61は床面から浮かされており、清掃具10の前進時における床面との摺接抵抗、こすれ音は可及的に小となる。
(b)清掃具10を毛足の長いカーペット等で用いるときには、図2に示す如く、掻き上げ体16や接触回転体18のタイヤ17、19がカーペットの毛足に沈み込み、塵取部23のゴミすくい部25に大きな抵抗を付与する結果、ゴミすくい部25はその抵抗によりゴミ受け部24に近づく側に上昇せしめられ(図14(A)〜(B))、その抵抗を減ずる。
同時に、塵取部23におけるゴミすくい部25の底部72が上述の上昇によりゴミ受け部24の底部61(主底部61B)と概ね面一になり(図14(B))、塵取部23の全体として広い面でカーペットの毛足に接するものになり、ゴミすくい部25の底部72がカーペットの毛足に及ぼす接圧力は小さくなり、カーペットの毛足へのゴミすくい部25の沈み込み量は浅くなる。これらの結果、清掃具10の前進時に、塵取部23の先端たるゴミすくい部25がカーペットの毛足に突っかかりにくくなり、清掃作業性を向上できる。
(c)塵取部23のゴミすくい部25はスライドロッド73を介してゴミ受け部24に対し上下方向に変位可能に支持されるが、ゴミすくい部25の自重による下降動作性がスライドロッド73の摩擦に起因する抵抗等により阻害される場合にも、クッション体81の付勢力によりゴミすくい部25の下降動作性を安定維持できる。これにより、ゴミすくい部25の最下端部を床面の凹凸等に対し、常に隙間なく接するように追従させ、清掃作業性を向上できる。
清掃具10において、塵取部23におけるゴミすくい部25のスライドロッド73をゴミ受け部24のスライド筒64にスライド自在にするに際し、スライド筒64内にゴミが入ってこれがつまることのないように、スライド筒64とスライドロッド73の間に一定の隙間を設ける場合には、図17に示す如く、ゴミすくい部25の先端がゴミ受け部24の前方でガタついて大きく前上がりする。この場合には、掻き上げ体16の掻き上げ部16Bを構成するブラシ毛の先端が、大きく前上がりしたゴミすくい部25の底部72の先端下に入って被清掃面のカーペットにからみ、ゴミすくい部25とカーペットの間に挟まって引き込まれ、結果として掻き上げ体16の回転を阻害する。
そこで、清掃具10にあっては、ゴミ受け部24のスライド筒64内にゴミがつまらないようにスライド筒64とスライドロッド73の間に一定の隙間を設けながら、ゴミすくい部25の底部72の先端下に掻き上げ体16のブラシ毛の先端が引き込まれることを回避するため、以下の構成を具備する。清掃具10は、図15、図16に示す如く、ゴミ受け部24の前縁側底部61Aの最前部の概ね全域に連続(又は不連続でも可)をなす凸条リブ101を設けるとともに、ゴミすくい部25の底部72の後縁部の概ね全域に連続(又は不連続でも可)をなし、上記凸条リブ101と概ね同一高さの上向き立上り部102を設けた。そして、ゴミすくい部25が上方に変位したときに、ゴミすくい部25の底部72の上面をゴミ受け部24の凸条リブ101に当接可能にし、かつゴミすくい部25の上向き立上り部102をゴミ受け部24の前縁側底部61Aの下面に当接可能にするものである。
このような清掃具10によれば以下の作用効果を奏する。
(a)カーペットの清掃時に(特に毛足の長いカーペット等の清掃時に)、ゴミすくい部25の底部72がカーペットの毛足の反発力等により押し上げられて上昇すると、ゴミすくい部25の底部72がゴミ受け部24の凸条リブ101に当り、かつゴミすくい部25の上向き立上り部102がゴミ受け部24の前縁側底部61Aに当り、ゴミすくい部25の底部72は概ね水平になる(図15)。ゴミすくい部25の先端がゴミ受け部24の前方でガタついて大きく前上がりすることがなく、ゴミすくい部25の底部72の先端が掻き上げ体16の外周より内部に入りこむことがなく、ゴミすくい部25の底部72の先端下に掻き上げ体16の一部を引き込んだり、ゴミすくい部25の底部72の先端が下向きになってカーペットの毛に食い込んだりして、掻き上げ体16の回転を阻害することがない。例えば、掻き上げ体16がブラシ毛の場合には、ゴミすくい部25の底部72の先端が掻き上げ体16のブラシ毛に届いたり、ゴミすくい部25の底部72の先端下に掻き上げ体16のブラシ毛の先端を引き込むことがない。
尚、ゴミすくい部25の底部72がゴミ受け部24の凸条リブ101に当り、かつゴミすくい部25の上向き立上り部102がゴミ受け部24の前縁側底部61Aに当るとき、ゴミすくい部25の底部72は概ね水平をなすものであれば良く、ゴミすくい部25がカーペットに対して推進していくときの抵抗を少なくするために、底部72の先端側を若干前上がり気味に設定するものでも良い。但しこの場合にも、底部72の先端が掻き上げ体16のブラシ毛に届くことがないように設定する。
(b)フローリング等の硬い床面の清掃時には、ゴミすくい部25の底部72がゴミ受け部24の前縁側底部61Aから下方へと離隔し、ゴミすくい部25の底部72とゴミ受け部24の凸条リブ101の当接がなく、ゴミすくい部25の上向き立上り部102とゴミ受け部24の前縁側底部61Aとの当接もなく、ゴミすくい部25の底部72は床面の凹凸に追従して移動する。このゴミすくい部25の先端が硬い床面の前方カーペットに乗り上げ始めるときには、ゴミすくい部25の先端がスライド筒64とスライドロッド73の間の隙間の範囲でガタついて大きく前上がりでき、結果としてゴミすくい部25の先端は底部72を全体として床面に沿うように保って床面と底部72の隙間を最小にするため、掻き上げ体16によって掻き上げられたゴミが底部72と床面との隙間から後方に逃げることを防止する。
(D)掻き上げ体16と接触回転体18のタイヤ17、19の構造(図4〜図7)
掻き上げ体16のタイヤ17において、図4、図5に示す如く、ホイール部17Bの外周に被着された弾性環状体17Cが、周方向に直交する横断面をU字状断面とし、この横断面の外周側接地面17Dを、円弧状等のラウンド面とする。弾性環状体17Cの周方向に沿う接地面17Dの各部には、その周方向に交差する凹状グリップ溝の如くを備えない。
タイヤ17は、弾性環状体17Cの横断面の内周に、周方向に連続する環状溝17Eを備える。
タイヤ17は、ホイール部17Bの両側にフランジfを設けており、両側フランジf、fの間の凹部に弾性環状体17Cの内周側を嵌合保持する。
接触回転体18のタイヤ19において、図6、図7に示す如く、ホイール部19Bの外周に被着された弾性環状体19Cが、周方向に直交する横断面をU字状断面とし、この横断面の外周側接地面19Dを、円弧状等のラウンド面とする。弾性環状体19Cの周方向に沿う接地面19Dの各部には、その周方向に交差する凹状グリップ溝の如くを備えない。
タイヤ19は、弾性環状体19Cの横断面の内周に、周方向に連続する環状溝19Eを備える。
タイヤ19は、ホイール部19Bの両側にフランジfを設けており、両側フランジf、fの間の凹部に弾性環状体19Cの内周側を嵌合保持する。
ここで、掻き上げ体16、接触回転体18のタイヤ17、19にあっては、弾性環状体17C、19Cを天然ゴム、NBR、シリコンゴム、エラストマー等の軟質弾性材料にて構成する。そして、弾性環状体17C、19Cの硬度は、好適には、デュロメータタイプA試験機にてA/40/1〜A/70/1(ISO7619の表記、JIS6253ではA40〜A70)とする。
本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(a)掻き上げ体16と接触回転体18のタイヤ17、19の接地面17D、19Dをラウンド面とした。ラウンド面の接地面17A、19Dは床面との接触面積が狭く、床面との接圧力が大きいし、パン粉、埃等のゴミ片を拾いにくく、タイヤ17、19は床面に対してスリップしにくい。
(b)タイヤ18、19の周方向に沿う接地面17D、19Dの各部に、その周方向に交差する凹状グリップ溝の如くを備えないから、タイヤ17、19の耐久性が良いし、タイヤ17、19の回転に伴なう振動も少ない。
(c)タイヤ17、19の接地面17D、19Dのラウンド面を弾性環状体17C、19Cにより構成したから、接地面17D、19Dの接圧力が上述(a)の如くに大きく、接地面17D、19Dに付着したゴミ片は接地面17D、19Dの弾性的へこみ変形により該接地面17D、19D内にとり込むことができる。従って、タイヤ17、19の接地面17D、19Dは、ゴミ片の付着があるにもかかわらず、ゴミ片を介することなく、床面と直に接触し易くなり、タイヤ17、19は床面に対してスリップしにくい。
(d)タイヤ17、19の弾性環状体17C、19Cが内周に環状溝17E、19Eを備えるから、弾性環状体17C、19Cが床面との接圧力により軟質的なクッション性を示し、凹凸床面等におけるタイヤ17、19の転動性を良好にする。また、上述(c)の弾性環状体17C、19Cの接地面17D、19Dの弾性的へこみ変形によるゴミ片のとり込み性を一層促進する。
(e)タイヤ17、19の弾性環状体17C、19Cは、ホイール部17B、19Bの両側フランジf、fの間の凹部に嵌合保持される他、ホイール部17B、19Bの外周の巾方向中央に設けられる環状突部にその内周環状溝17E、19Eを係合保持されることにて、ホイール部17B、19Bに外れ止めされても良い。
(f)タイヤ17、19の弾性環状体17C、19Cをホイール部17B、19Bと別体にしたから、弾性環状体17C、19Cに上述の内周環状溝17E、19Eを備えることができるし、弾性環状体17C、19Cの材質の選択性を向上できる。
図1は清掃具によるフローリングの清掃状態を示す側面図である。 図2は清掃具によるカーペットの清掃状態を示す側面図である。 図3は掻き上げ体と接触回転体の偏心構造を示す模式図である。 図4は掻き上げ体を示す模式的断面図である。 図5は掻き上げ体の歯車列を示す断面図である。 図6は接触回転体を示す模式的断面図である。 図7は接触回転体の歯車列を示す断面図である。 図8は柄による清掃具の操作構造を示す側面図である。 図9は図8の平面図である。 図10は塵取部を示す模式図である。 図11はゴミ受け部を示す模式図である。 図12はゴミすくい部を示す模式図である。 図13は塵取部の変形例を示す模式図である。 図14は塵取部におけるゴミすくい部の上下変位状態を示す断面図である。 図15は塵取部の変形例を示す模式図である。 図16はゴミ受け部を示す模式図である。 図17は塵取部の不良作動例を示す模式図である。
符号の説明
10 清掃具
15 フレーム
16 掻き上げ体
16B 掻き上げ部
17 タイヤ
18 接触回転体
18B 回転子
19 タイヤ
21 粘着ロール
23 塵取部
24 ゴミ受け部
25 ゴミすくい部
81 クッション体(弾性体)
82 ねじりばね(弾性体)
101 凸条リブ
102 上向き立上り部

Claims (5)

  1. フレームの清掃方向の前後に掻き上げ体と塵取部を配置し、
    塵取部がゴミ受け部と、ゴミ受け部の前縁側に設けられて掻き上げ体に相対するゴミすくい部とを有してなる清掃具であって、
    ゴミすくい部をゴミ受け部に対し上下方向に変位可能にするとともに、
    塵取部が、ゴミすくい部の底面をゴミ受け部の底面より被清掃面寄りに突き出す下降位置と、ゴミすくい部の底面をゴミ受け部の底面と概ね面一にする上昇位置との間で、ゴミすくい部を上下方向に変位可能にした清掃具。
  2. フレームの清掃方向に沿う前後に掻き上げ体と接触回転体を並置し、
    掻き上げ体がタイヤと掻き上げ部とを備え、
    接触回転体がタイヤと回転子とを備え、
    掻き上げ体の掻き上げ部と接触回転体の回転子の上に、それらに跨がる粘着ロールを載置し、
    掻き上げ体の掻き上げ部の後部に塵取部を配置し、
    塵取部がゴミ受け部と、ゴミ受け部の前縁側に設けられて掻き上げ体の掻き上げ部に相対するゴミすくい部とを備えてなる清掃具であって、
    ゴミすくい部をゴミ受け部に対し上下方向に変位可能にするとともに、
    塵取部が、ゴミすくい部の底面をゴミ受け部の底面より被清掃面寄りに突き出す下降位置と、ゴミすくい部の底面をゴミ受け部の底面と概ね面一にする上昇位置との間で、ゴミすくい部を上下方向に変位可能にした清掃具。
  3. 前記塵取部が、ゴミ受け部とゴミすくい部の間に、ゴミすくい部を下降側に付勢する弾性体を介装した請求項1又は2に記載の清掃具。
  4. 前記塵取部のゴミすくい部が、ゴミ受け部の前縁側前部に位置付けられて掻き上げ体の掻き上げ部に相対するすくい面部と、ゴミ受け部の前縁側下部に位置付けられて被清掃面に相対する底部とをV字状に交差させてなり、
    前記塵取部のゴミすくい部の上下方向の変位を、前記V字状に交差させた先端が掻き上げ体の外周より塵取部側に位置するように位置規制した請求項1〜のいずれかに記載の清掃具。
  5. 前記ゴミ受け部の前縁側底部の最前部の概ね全域に凸条リブを設けるとともに、ゴミすくい部の底部の後縁部の概ね全域に上記凸条リブと概ね同一の高さの上向き立上り部を設け、ゴミすくい部が上方に変位したときに、ゴミすくい部の底部をゴミ受け部の凸条リブに当接可能にし、ゴミすくい部の上向き立上り部をゴミ受け部の前縁側底部に当接可能にした請求項に記載の清掃具。
JP2005049607A 2004-03-31 2005-02-24 清掃具 Expired - Fee Related JP4402608B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005049607A JP4402608B2 (ja) 2004-03-31 2005-02-24 清掃具

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004107664 2004-03-31
JP2005049607A JP4402608B2 (ja) 2004-03-31 2005-02-24 清掃具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005312928A JP2005312928A (ja) 2005-11-10
JP4402608B2 true JP4402608B2 (ja) 2010-01-20

Family

ID=35440957

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005049607A Expired - Fee Related JP4402608B2 (ja) 2004-03-31 2005-02-24 清掃具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4402608B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102525351A (zh) * 2010-10-25 2012-07-04 三星电子株式会社 自主式清洁装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102525351A (zh) * 2010-10-25 2012-07-04 三星电子株式会社 自主式清洁装置
US9220385B2 (en) 2010-10-25 2015-12-29 Samsung Electronics Co., Ltd. Autonomous cleaning device
CN102525351B (zh) * 2010-10-25 2016-02-17 三星电子株式会社 自主式清洁装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005312928A (ja) 2005-11-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9820626B2 (en) Actuator mechanism for a brushroll cleaner
US6845538B2 (en) Cleaning implement
US7003840B2 (en) Cleaning device
KR101790651B1 (ko) 진공 청소기용 청소기 헤드
JP2013106958A (ja) 掃除機ヘッド
JP2004141536A (ja) 床用吸込具
JP2009207646A (ja) 手動掃除具
WO2016030756A1 (en) Actuator mechanism for a brushroll cleaner
WO2020213653A1 (ja) 掃除機
JP4402608B2 (ja) 清掃具
JP2009504311A (ja) 真空掃除機
JP3661216B2 (ja) 電気掃除機用吸込具並びに電気掃除機
JP4286984B2 (ja) 手押し型ローラー刷毛クリーナー
JP6162485B2 (ja) 清掃具
JP2005287807A (ja) 清掃具
JP3748390B2 (ja) 清掃具
JP2005287805A (ja) 清掃具
JP5380160B2 (ja) 吸込口体および電気掃除機
JP4851743B2 (ja) 柄の継手構造
JP3610328B2 (ja) 清掃具
JP4818327B2 (ja) 床用吸込具
JP2003319898A (ja) 清掃具
JP5219169B2 (ja) 柄の継手構造
JP2007000372A (ja) 清掃具
WO2019065181A1 (ja) 掃除具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090407

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090601

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091027

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091029

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4402608

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121106

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121106

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131106

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees