JP4402563B2 - 橋構築方法 - Google Patents

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Description

本発明は、簡易に架設可能であって、長期間にわたって使用可能な橋及び該橋の構築方法に関する。
現在我が国において、道路整備のできていない急峻な山河口や、水量変化の大きい河川等の土木工事を行う際には、前処理付帯工事として建設機械の搬入路の確保は必要不可欠となっており、仮桟橋工事等により搬入路を確保した後に本格的な土木工事を行っているのが一般的である。
仮桟橋の構築は、工事の前処理付帯工事にて行われるので、短期間且つ低労力で構築されることが要求される。このような要求に応えるため、例えば特許文献1に開示されるような仮桟橋の構築方法が提案されている。
特開平10−46523号公報
従来の仮桟橋は、本工事の間の搬入路として機能することを目的としているため、上述の如く、短期間且つ低労力での構築を要求され、その耐久性はあまり要求されていなかった。したがって、このような仮桟橋は本工事終了後において、長期にわたって使用される永久橋として使用することはできず、本工事終了後は撤去されるものであった。
したがって、仮桟橋の撤去作業等の労力及び撤去後の廃材を生ずるものであり、工事の効率を低減させるばかりでなく、廃材の投棄に起因する環境への影響という問題をも生じせしめるものであった。
更には、経済事情等により、工事計画が変更され、仮桟橋として構築された橋をそのまま永久橋として本工事終了後に使用せざるを得ないような場合において、従来の仮桟橋は対応できないものであった。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、本工事の前処理付帯工事にて仮桟橋として構築された橋であっても、本工事終了後において永久橋として使用可能な橋の構築方法を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、複数の支柱を地面に立設させる支柱立設工程と、前記支柱上部にパネル材を配置するパネル配置工程と、隣合う前記支柱の間において、所定高さ位置にて梁を配設する梁配設工程とからなり、前記支柱立設工程において立設される支柱は、該支柱を外嵌する筒状接続体が溶接若しくはボルト止めされており、前記梁配設工程において、前記梁が備える互いに平行に上下に間隔をおいて配設される複数本の一定長さの繋ぎ材が前記筒状接続体と接続されることを特徴とする橋構築方法である。
請求項1記載の発明によれば、支柱に溶接若しくはボルト止めされた筒状接続体に、所定位置に降下された梁を接続するのみで、高い下部構造強度を備える簡易橋を構築可能となる。
以下、本発明に係る橋構築方法により構築される橋(以下、簡易橋という場合がある)の実施形態及び参考形態について、図を参照しつつ説明する。図1は本発明に係る橋構築方法により構築された橋を側方から見た外観概略図である。図2は図1のA−A線断面図である。
本発明に係る橋構築方法により構築される橋(1)は複数本の支柱(2)と支柱(2)上端に配設される平板状のパネル材(3)と、隣合う支柱(2)の間に配設される梁(4)からなる。
図1に示すように支柱(2)は左方へ下る斜面上に整列して複数本立設している。支柱(2)下部は地中に埋設され、支柱(2)の下端は地面支持層(S)内所定深さまで達している。支柱(2)上部は地表(G)から突出し、上端部においてパネル材(3)を支持している。
図2に示す如く、支柱(2)は簡易橋(1)幅方向にも整列している。
パネル材(3)は受桁(31)と主桁(32)と覆工板(33)からなる。受桁(31)は支柱(2)上端部と嵌着している。主桁(32)は受桁(31)上面に配設され、受桁(31)と接合している。覆工板(33)は主桁(32)上面に配設され、主桁(32)と接続している。
覆工板(33)上には、上部構造が適宜構築可能である。尚、図2に示す例においては、手すり構造(5)が示されている。
梁(4)は、地表(G)からの露出長さが所定長さ以上の支柱(2)の間に配設される。梁(4)が配設されることにより、支柱(2)の坐屈や湾曲といった変形を防止する。図1及び図2に示す如く、梁(4)は簡易橋(1)長手方向(図1参照)及び簡易橋(1)幅方向(図2参照)の支柱(2)間に配設されている。
図3は梁(4)の実施形態を示す詳細図である。図3(a)は、梁(4)を上方から見た図であり、図3(b)は梁(4)を正面から見た図である。
図3に示す梁(4)は、互いに平行に上下に間隔をおいて配設される複数本の一定長さの繋ぎ材(41)を備える。上下に隣合う2本の繋ぎ材(41)の間において、上方の繋ぎ材(41)右端部から下方の繋ぎ材(41)左端部へ向かう部材と、上方の繋ぎ材(41)左端部から下方の繋ぎ材(41)右端部へ向かう部材が交差して形成されたブレス材(42)が配設される。
繋ぎ材(4)両端には固定板(43)が配設される。固定板(43)には貫通孔(431)が形成され、貫通孔(431)を介して繋ぎ材(4)及びブレス材(42)の各端部をボルトで固定することによって、繋ぎ材(4)及びブレス材(42)はそれぞれ固定される。
上記梁(4)は予め工場等で組み立てられることが好ましい。これにより、簡易橋構築現場での作業工数を低減できるとともに、精度よく梁(4)を形成可能となる。
図4は図3に示す梁(4)と接続する筒状接続体を示す図である。図4(a)は平面図、図4(b)は正面図及び図4(c)はB方向矢視図である。
筒状接続体(6)は、筒状部(61)と、筒状部(61)外周面から延出する延出部(62)と、筒状部(61)及び延出部(62)を挟持するように上下にそれぞれ配置された平板状のフランジ(63)から構成されている。
筒状部(61)の形状は支柱(2)の断面形状に合わせて形成される。例えば、支柱(2)断面形状が円形(例えば、鋼管)である場合には、図4に示す如く円筒状とすることができる。或いは、支柱(2)断面形状がH形(例えば、H形鋼)である場合には四角筒状とすることができる。
筒状部(61)は割構造とされ、軸方向に分割線が入るように2分割される。分割面において、接合板(64)が筒状部(61)外周面から外方に延出する。接合板(64)同士を合わせて、接合板(64)に形成された貫通孔(641)にボルトを挿通して固定することにより、割構造の筒状部(61)は合体される。尚、分割位置は特に限定されず、図4に示す如く、延出部(62)の延出方向に対して45°の位置で2分割してもよいし、他の位置、例えば、延出部(62)の延出方向に沿って(図示の位置から更に45°ずれた位置で)2分割してもよい。
延出部(62)は、筒状部(61)の高さと略等しい高さを有する板状部材である。延出部(62)は筒状部(61)の外周面に対して直角且つ周方向に90°間隔で4つ設けられている。尚、延出部(62)の数及び延出方向は、筒状接続体(6)に接続される梁(4)の数及び取り付け方向によって適宜定められる。
延出部(62)は、当初は穴のない状態としておき、簡易橋構築現場において図4(b)破線で示す如く円形穴(621)を形成してもよいし、予め長穴を形成してもよい。
図5は、図3に示す梁(4)を図4に示す筒状接続体(6)で支柱(2)間に接続した状態を示す図である。図5(a)は上方から見た断面図であり、図5(b)は正面図である。
図5(b)に示す如く、梁(4)は隣合う支柱(2)間に配置される。筒状接続体(6)は支柱(2)を外嵌する。
筒状接続体(6)の延出部(62)は、梁(4)の固定板(43)にボルトで接合される。
筒状接続体(6)の筒状部(61)と支柱(2)とは、溶接によって固定される。筒状部(61)が支柱(2)に溶接されることで、筒状部(61)に永久的に固定されることとなり、簡易橋(1)の下部構造の経時的な強度の低下がほとんど生じない。或いは、筒状部(61)に、例えば、長穴を形成し、支柱(2)周面にねじ穴を設け、筒状部(61)と支柱(2)とをボルトによって固定してもよい。割構造とされる筒状部(61)の支柱(2)への挟持に加えて、ボルトによって支柱(2)に筒状部(61)が固定されるので、筒状部(61)に永久的に固定されることとなり、簡易橋(1)の下部構造の経時的な強度の低下がほとんど生じない。
またフランジ(63)には貫通孔(631)が形成され、該貫通孔(631)を利用して上下に筒状接続体(6)を連接・固定可能である。
図6は、図1及び図2に示す簡易橋(1)の構築方法を示すフローチャートであり、図7乃至図10は簡易橋(1)の構築方法の一工程を示す。
本発明の簡易橋(1)構築方法は、支柱立設工程と、パネル材配置工程と、梁配設工程からなる。
支柱立設工程において、支柱(2)を立設する。支柱(2)の下端が地面支持層(S)所定深さまで達するように支柱(2)は埋め込まれる。
パネル材配置工程において、支柱(2)上にパネル材(3)を配置する。パネル材(3(3a))上にクレーン(C)を設置し、図7に示す如く、クレーン(C)にて次のパネル(3b)を吊下げて既設のパネルに並べて、PC鋼線(W)により両パネル(3a、3b)を連結する。
それから、図8に示す如く、クレーン(C)を利用して、パネル材(3b)上にテーブルマシン(T)を据付けて地面を削孔した後、図9に示す如く、削孔によりできた孔に支柱(2c)を打ち込んで柱頭とパネル材(3b)を固定する。
上記の如く立設された支柱(2a乃至2c)には、その外周面に高さ方向所定間隔(梁(4)の繋ぎ材(41)同士の間隔)で筒状接続体(6)が接続される。この固定は、支柱(2)を立設した後に行ってもよいし、予め筒状接続体(6)が固定された支柱(2)を地面上に立設してもよい。
尚、例えば、工場において筒状接続体(6)を支柱(2)に予め溶接にて固定すれば、現場溶接ではないので、確実な溶接施工を保証することができ、構築される簡易橋(1)の強度の低下を確実に防ぐことができる。
筒状接続体(6)の筒状部(61)軸方向に延びる長穴を筒状部(61)に形成し、支柱(2)周面にねじ穴を形成すれば、該長穴が支柱(2)の打ち込み誤差を吸収することができ、筒状接続体(6)の高さ位置の微調整が可能となる。筒状接続体(6)の高さ位置を最適化した後、該長穴を介して支柱(2)と筒状接続体(6)とを接続することによっても、構築される簡易橋(1)の強度の低下を防ぐことが可能となる。
ついで梁配設工程において、図10に示す如く、梁(4)を、繋ぎ材(41)と支柱(2b、2c)とが直角方向となるようにクレーン(C)にて吊下げ、隣合う支柱(2b、2c)の間の所定高さ位置まで降下させ、固定板(43)と延出部(62)とが重なるようにする。ここで、支柱(2)の打ち込み位置の誤差を吸収できるように、延出部(62)の面積を広く形成しておくことが好ましい。
また、クレーン(C)のフックと梁(4)との間に、図10に示すような断面コの字形状のガイド部材(L)を介装すると、ガイド部材(L)の開口部にパネル(3)を入れることによって、梁(4)の位置決めを容易に且つ確実に行うことが可能となるために好ましい。
固定板(43)と延出部(62)とが重なった状態で、両者を万力等で仮固定し、固定板(43)に設けられた貫通孔(431)にボルトを挿通して、固定板(43)と延出部(62)とをボルト締めにより固定する。このとき、延出部(52)に穴がない場合には、簡易橋構築現場にて、ドリル、パンチ、ガス等を用いて穴を空けて、この穴と貫通孔(431)とを合わせてボルトを挿通すればよく、延出部(52)に長穴が設けられている場合には、この長穴と貫通孔(43)を合わせてボルトを挿通すればよい。この作業は、例えば、上から吊るされたゴンドラに乗って行うことが可能である。
このように、予め繋ぎ材(41)とブレス材(42)とが一体に形成された梁(4)を使用するとともに、予め延出部(62)を備える筒状接続体(6)を支柱(2)に所定高さ間隔で溶接或いはボルト止めによって固定し、梁(4)の左右両端部に設けられた固定部(43)を筒状接続体(6)の延出部(62)に固定する方法を採ることによって、極めて作業性よく、支柱(2)に梁(4)を固定することが可能となるとともに、長期にわたって高い構造強度を備える簡易橋(1)を構築することが可能となる。
このようにして、複数の支柱(2)を順次立設し、立設された支柱(2)の上部にパネル(3)を順次設置し、各支柱の間に梁(4)の固定作業を順次繰り返すことにより、図1に示されるような簡易橋(1)を構築可能である。
本発明の第1の参考形態を以下に示す。第1の参考形態の簡易橋(1)は梁(4)の構造が上記実施形態の簡易橋(1)の梁(4)と異なるのみで、他の構成は同様である。
図11は第1の参考形態の簡易橋(1)を構成する梁(4)の正面図であり、図12はその上面図である。
第1の参考形態に係る梁(4)は、互いに平行に上下に間隔をおいて配設されるとともに長さ方向に伸縮可能な複数本(図11及び図12に示す例においては、3本)の繋ぎ材(41)と、互いに隣合う2本の繋ぎ材(41)の間に設けられて、これら繋ぎ材(41)同士を連結するブレス材(42)から構成される。
繋ぎ材(41)は、長さ方向に伸縮可能であって、且つ伸長状態にてその長さを維持することができるように構成される。図11及び図12には、繋ぎ材(41)を油圧シリンダで構成した例が示されている。油圧シリンダ(41)に用いられる油は、チューブ(411)から供給可能とされ、チューブ(411)から供給される油の油圧によって、油圧シリンダ(41)は全体の長さを伸縮可能とされる。
繋ぎ材(41)は、図11及び図12では3本示されているが、2本或いは4本以上としてもよく、支柱(2)の長さ等に応じて本数を適宜設定することができる。
繋ぎ材(41)の両端部には、支柱(2)側面形状に合致する取付部材(44)が配設される。
取付部材(44)の形状は特に限定されるものではなく、支柱(2)の形状に応じて適宜定められる。例えば、支柱(2)が鋼管からなる場合には、図12に示されるように、取付部材(44)を円弧状の湾曲板に形成することができる。
また、取付部材(44)を繋ぎ材(41)に対して着脱可能にすると、該梁(4)が適用される支柱(2)形状に応じて取付部材(44)を変更可能となり、梁(4)自体の汎用性が高まる。
ブレス材(42)は、互いに隣合う2本の繋ぎ材(41)の間において、一方の繋ぎ材(41)の一端部と他方の繋ぎ材(41)の他端部、及び他方の繋ぎ材(41)の一端部と一方の繋ぎ材(41)の他端部をそれぞれ連結するようにして交差して取付けられる。
この交差する2本のブレス材(42)同士は互いに接合されておらず、繋ぎ材(41)の伸縮に伴って、その交差角度が変化する。
図13は第1の参考形態に係る梁(4)の伸長前後の状態を示す図であり、図13に示す如く、繋ぎ材(41)の長さを伸長させると、交差する2本のブレス材(42)の交差角度が直角に近くなるように変化し、これにより梁(4)全体が長さ方向に伸長し、同時に繋ぎ材(41)同士の間隔が低減する。
図14は第1の参考形態に係る梁(4)を支柱(2)の間に取り付けた状態を示す正面図であり、図15はその上面図である。
第1の参考形態に係る梁(4)は、図14及び図15に示す如く、繋ぎ材(41)を伸長させて取付部材(44)を支柱(2)周面に密接させることにより、隣合う2本の支柱(2)の間を連結するように設置される。
設置後、取付部材(44)と支柱(2)は溶接され、梁(4)が支柱(2)に固定される。或いは取付部材(44)に形成された貫通孔を介して、支柱(2)に形成されたねじ穴を用いて梁(4)を支柱(2)に固定してもよい。
このように取付部材(44)を溶接或いはボルト止めすることで梁(4)を支柱(2)に固定すると、簡易橋(1)の経時的な構造強度の低下が防がれ、簡易橋(1)を永久橋として使用可能である。
第1の参考形態に係る梁(4)を用いて、簡易橋(1)を構築する方法は、上記実施形態で述べた梁配設工程が異なるのみで、他の工程は同様である。
パネル設置工程の後、梁(4)は繋ぎ材(41)と支柱(2)とが直角方向となるようにクレーン(C)にて吊下げられて、隣合う支柱(2)間の所定の高さ位置まで降下される。
梁(4)を所定の高さ位置まで降下させた後、繋ぎ材(41)を伸長して、繋ぎ材(41)両端部に設けられた取付部材(44)を支柱(2)周面に密着させる。そして、取付部材(44)と支柱(2)とを溶接或いはボルト止めで接合する。
第1の参考形態において、繋ぎ材(41)はシリンダで構成されるので、支柱間距離の誤差をシリンダロッドの伸長範囲で吸収可能である。
図16及び図17に第2の参考形態の簡易橋(1)に用いられる梁(4)の構造を示す。図16は第2の参考形態の簡易橋(1)に用いられる梁(4)の正面図であり、図17はその要部を抽出して作用を示す図である。第2の参考形態の簡易橋(1)は第1の参考形態に係る梁(4)の繋ぎ材(41)の構造が異なるのみで、他の構造は同様である。
第2の参考形態の簡易橋(1)に用いられる梁(4)の繋ぎ材(41)は、以下のように構成される。
断面コ字状の8つの単位部材(a)(b)(c)(d)(e)(f)(g)(h)を八角形状に組み合わせて、隣合う単位部材同士をピンにより回動可能に連結することにより8節リンクを形成し、このリンクを構成する上部の単位部材(a)の上面及び下部の単位部材(e)の下面にねじ穴を形成して、これら2つのねじ穴に螺合するように螺杆(412)を挿通し、この螺杆(412)に歯車(413)を取付ける。
そして、歯車(413)の上部と下部の単位部材(e)の下方を繋ぐようにコ字状の間隔保持部材(414)を螺杆(412)に固定し、この間隔保持部材(414)と歯車(413)の上面の間、及び間隔保持部材(414)と単位部材(e)の下面の間にそれぞれスペーサ(415(415a、415b))を介装し、歯車(413)と単位部材(e)の距離が一定となるようにする。
さらに、右の単位部材(c)の右面から右方に、左の単位部材(g)の左面から左方に、それぞれ連結部材(416、417)を延出し、これらの連結部材(416、417)の延出方向先端に取付部材(4)を取付ける。
そして、回転可能な操作棒(418)を螺杆(412)と平行に設けて、この操作棒(418)に歯車(413)と噛合う歯車(419)を取付ける。
尚、作図の都合上、操作棒(418)は螺杆(412)の右側に描かれているが、実際は螺杆(412)の前方に設けられる。また、間隔保持部材(414)は、開口部が前方を向くように単位部材の後方に設けられる。また、操作棒(418)は間隔保持部材(414)と連結するなどの方法により、所定の位置に保持される。
上記構成からなる繋ぎ材(41)において、操作棒(418)と共に歯車(419)を回転させると、歯車(419)と噛合う歯車(413)が回転し、これに伴って歯車(413)と固着された螺杆(412)が回転する。
このとき、間隔保持部材(414)によって、歯車(413)と単位部材(e)の間の距離が一定とされているので、螺杆(412)の回転によって螺杆(412)と螺合されている単位部材(a)(e)の間隔が拡大(縮小)し、これに伴って単位部材(a)(e)と連結されてリンク機構を形成している単位部材(c)(g)の間隔が縮小(拡大)する。
図17は操作棒(418)の回転によって、単位部材(c)(g)の間隔が縮小された様子を示しており、このように単位部材(c)(g)の間隔が縮小されると、単位部材(c)(g)に接合されている連結部材(416,417)が螺杆(412)に向けて内方向に引っ張られ、これによって繋ぎ材(41)は長さ方向に縮小し、取付部材(44)の間隔が狭まる。
繋ぎ材(41)を長さ方向に伸長させる場合には、操作棒(418)を逆回転させればよい。
第2の参考形態の簡易橋(1)の構築方法は、第1の参考形態の梁(4)を伸長させる工程が異なるだけで、他の工程は同様である。
即ち、第1の参考形態に係る梁(4)の油圧シリンダを操作する代わりに、第2の参考形態に係る梁(4)の操作棒(418)の回転によって、取付部材(44)を支柱(2)に密着させ、取付部材(4)を支柱(2)周面に溶接或いはボルト止めの手段によって固着させる。これにより、第1の参考形態と同様の構造的強度を得ることが可能である。
図18乃至図21に第3の参考形態の簡易橋(1)に用いられる梁(4)の構造を示す。図18は第3の参考形態の簡易橋(1)に用いられる梁(4)の正面図であり、梁(4)の繋ぎ材(41)を真っ直ぐに伸ばした状態を示している。図19は図18に示す梁(4)の繋ぎ材(41)を屈曲させた状態を示す図である。図20は、図18に示す梁(4)を上方から見た図であり、図21は図19に示す梁(4)を上方から見た図である。
第3の参考形態の簡易橋(1)は梁(4)の構造が上記実施形態の簡易橋(1)の梁(4)と異なるのみで、他の構成は同様である。
第3の参考形態の簡易橋(1)に用いられる梁(4)は、互いに平行であり、それぞれが略水平方向に延びるとともに上下方向に並設される複数本の繋ぎ材(41)と、互いに隣合う2本の繋ぎ材(41)の間において、一方の繋ぎ材(41)の一端部と他方の繋ぎ材(41)の他端部、及び他方の繋ぎ材(41)の一端部と一方の繋ぎ材(41)の他端部をそれぞれ連結するように互いを接合されることなく交差して設けられたブレス材(42)からなる。
繋ぎ材(41)の数は、特に限定されるものではなく、例えば2本、3本或いは4本以上としてもよく、支柱(2)の長さ等に応じて本数を適宜設定することが可能である。
繋ぎ材(41)の両端部には、支柱(2)の側面形状に合致する取付部材(44)が設けられている。
取付部材(44)の形状は特に限定されるものではなく、支柱(2)周面形状に応じて適宜変更することが可能であり、例えば支柱が鋼管からなる場合には、円弧状の湾曲板に形成すればよい。
また取付部材(44)を繋ぎ材(41)に対して脱着可能とすると、支柱(2)周面形状に応じて取付部材(44)を変更することができ、汎用性が向上する。
各繋ぎ材(41)は、中途部が直線状態から逆V字状に上向きに屈曲可能とされる。これにより、梁(4)は長さ方向に伸縮可能とされる。
図18乃至図21に示す例においては、繋ぎ材(41)は、その中央部分にヒンジ部(71)が設けられている。このヒンジ部(71)は、繋ぎ材(41)の右側略半分を構成する右側部材(72)と、繋ぎ材(41)の左側略半分を構成する左側部材(73)とを回動可能に連結するピン接合とされる。右側部材(72)と左側部材(73)は、互いに向き合う側の端部にそれぞれ底板(70)或いはフランジ(図示せず)が設けられている。この底板(70)の下端部同士或いはフランジの下端部同士が回動可能にピン接合されている。底板(70)同士或いはフランジが向かい合って真正面で接触すると、繋ぎ材(41)は真っ直ぐ伸びた直線状となる。右側部材(72)と左側部材(73)はヒンジ部(71)周りに相互に回動し、繋ぎ材(41)は逆V字状に上向きに屈曲可能である(図19参照)。尚、繋ぎ材(41)はV字状即ち下向きには屈曲しない。
図示例では、左側部材(73)は、後述の筒状体(74)と、この筒状体(74)の外端に設けられた長さ調節機構(80)とを備え、右側部材(72)は筒状体(74)を備えている。尚、図示例とは逆に、右側部材(72)が筒状体(74)と、この筒状体(74)の外端に設けられた長さ調節機構(80)を備え、左側部材(73)が筒状体(74)を備える形態であってもよい。また、左側部材(73)と右側部材(72)とがともに長さ調節機構(80)を備えていてもよい。
繋ぎ材(41)の両端部及びヒンジ部(70)(屈曲可能点)近傍部分がワイヤ(75)で吊下げ可能に構成されている。例えば、それらの位置にはワイヤ係止孔(751)が設けられている。尚、繋ぎ材(41)の両端部をワイヤ(75)で吊るのは、最上段の繋ぎ材(41)だけでよい。ヒンジ部(71)(屈曲可能点)近傍部分を吊るワイヤ(75)と、繋ぎ材(41)の両端部を吊るワイヤ(75)とは個別に昇降可能としておく。この場合、繋ぎ材(41)を屈曲した状態で吊り降ろし、所定高さまで降ろしたらヒンジ部(71)近傍部分のワイヤ(75)のみを更に下げることで、繋ぎ材(41)は自重によって真っ直ぐに伸びる。
真っ直ぐに伸びた状態の繋ぎ材(41)の長さが、隣合う支柱(2)の対向面間の距離と一致するようにしておけば、ワイヤ(75)で吊り降ろす動作のみで、梁(4)の両端部を支柱(2)に当接させ、該梁(4)を所定高さに配置することができる。
尚、梁(4)はその長さを調整できるように構成することが好ましい。本実施例においては、繋ぎ材(41)が長さ調整機構(80)を備えている。
長さ調整機構(80)の一例としては、繋ぎ材(41)の長さ方向に延びる雄ねじ部材(81)と、該雄ねじ部材(81)と螺合する雌ねじ部材(82)と、該雌ねじ部材(82)を回転させて該雌ねじ部材(82)を雄ねじ部材(81)上で進退させる雌ねじ回転手段(83)とからなるものを挙げることができる。
この場合、雌ねじ部材(82)を回転させることにより、雄ねじ部材(81)上で雌ねじ部材(82)の位置を変化させる。
雌ねじ回転手段(83)の構成は特に限定されるものではないが、例えば、雌ねじ部材(82)の周面に巻回され一端側を牽引可能な伸長側調節用ワイヤ(84)と逆向きに巻回され一端側を牽引可能な短縮側調節用ワイヤ(85)とからなるものを挙げることができる。
この構成によれば、梁(4)を所定高さまで吊り降ろしてこれを伸長させた後、梁(4)が長すぎる或いは短すぎる場合に、伸長側調節用ワイヤ(84)或いは短縮側調節用ワイヤ(85)を上方から牽引して、雌ねじ部材(82)を回転させ、梁(4)の長さを調節することができる。尚、吊り降ろす前に予め雌ねじ部材(82)を回転させ、梁(4)の長さを調節しておくことも可能である。
取付部材(44)には、支柱(2)の周面を掴むクランプ機構(90)が設けられていることが好ましい。クランプ機構(90)を設けることにより、梁(4)の支柱(2)に対する位置決めを確実に行うことができる。尚、このクランプ機構(90)は第1及び第2の参考形態に係る簡易橋(1)の梁(4)にも採用可能である。
クランプ機構(90)の構成は特に限定されるものではないが、例えば以下の構成を採用可能である。
右側部材(72)右端部及び左側部材(73)左端部にそれぞれ取付部材(44)及びクランプ機構(90)を配設する。
クランプ機構(90)は、支柱(2)周面を抑えるために一端を中心として揺動可能なアーム部材(91)と、このアーム部材(91)を揺動させるための揺動機構(92)からなる。
この揺動機構(92)の構成は特に限定されるものではなく、例えばその一例として図20及び図21に示されるような構造が採用可能である。
図20及び図21に示される揺動機構(92)は、取付部材(44)背面に形成される基端部(921)と、該基端部にシリンダ外筒端部を回転可能に取り付けられ、アーム部(91)端部にロッド端が回転可能に接続するシリンダ(922)からなる。この揺動機構(92)によれば、シリンダ(922)のロッドを伸長するとアーム部(91)が閉じ(図20参照)、シリンダ(922)のロッドがシリンダ外筒に収容されるとアーム部(91)が開く。このようにして、クランプ機構(90)は確実に支柱(2)を掴むものとなる。
他の揺動機構(92)を採用することも可能である。図22乃至図24は他の揺動機構(92)の形態を示す。図22は、他の揺動機構(92)を採用した梁(4)の透視正面図であり、梁(4)が伸長した状態を示す。図23は、図22に示す梁(4)が閉じた状態を示す。図24は左側部材(73)或いは右側部材(72)の底板(70)近傍の拡大図である。図24(a)は梁(4)の繋ぎ材(41)が屈曲した状態を示し、図24(b)は梁(4)の繋ぎ材(41)が真っ直ぐにされた状態を示す。
図22乃至図24に示す揺動機構(92)は、右側部材(72)及び左側部材(73)内(図示例では筒状体(74)内)にそれぞれ設けられるとともに前端部が該右側部材(72)及び左側部材(73)の底板(70)の通孔(701)から出没可能とされ相対する左側部材(73)或いは右側部材(72)に向けて付勢された棒材(702)と、一端が棒材(702)の後端部に接続され他端がアーム部材(91)に接続されたリンク機構(1000)からなる。
前記付勢力は、ばね(例えば圧縮コイルばね)(703)により与えることができる。図22乃至図24に示す例においては、ばね(703)の底板(70)側の端部(前端部)は、棒材(702)に固定されている。ばね(703)の端部(後端部)は、筒状体(74)の内周面に配設されたストッパ(704)により位置が定められている。
棒材(702)は、右側部材(72)のなす内角(α)(図23参照)が180°に近づき(図22参照)、互いの底板(70)の間隔が狭まるにつれ、相対する筒状体(74)の底板(70)に押され、リンク機構(1000)を介してアーム部材(91)を閉じる向きに動かし、逆に2つの筒状体(74)のなす内角(α)が180°から小さくなり(図22参照)、互いの底板(70)の間隔が広がるにつれ、前記付勢力によりリンク機構(1000)を介してアーム部材(91)を開く向きに動かす。
この構成によれば、繋ぎ材(41)が屈曲した状態から真っ直ぐに伸びていくにつれ、アーム部材(91)が閉じる向きに動く。そしてクランプ機構(90)が確実に支柱(2)を掴むこととなる。
ブレス材(42)の構成は、第1或いは第2の参考形態に示すものと同様の構成である。
第3の参考形態に係る梁(4)を用いて、簡易橋(1)を構築する方法は、上記実施形態で述べた梁配設工程が異なるのみで、他の工程は同様である。
パネル設置工程の後、梁(4)は繋ぎ材(41)と支柱(2)とが直角方向となるようにクレーン(C)にて吊下げられて、隣合う支柱(2)間の所定の高さ位置まで降下される。尚、この段階では、繋ぎ材(41)は屈曲された状態である。
梁(4)を所定の高さ位置まで降下させた後、ワイヤ(75)を緩めて、繋ぎ材(41)の自重により繋ぎ材(41)を直線状にする。このとき、必要ならば長さ調節機構(80)を操作して繋ぎ材(41)の長さを調整してもよい。或いは梁(4)を降下させる前に繋ぎ材(41)の長さを調整してもよい。
そして揺動機構(92)を用いて、クランプ機構(90)を作動させ、クランプ機構(90)で支柱(2)周面を掴む。或いは図22乃至図24を用いて説明した揺動機構(92)を用いるならば、屈曲した繋ぎ材(41)を真っ直ぐにする段階でクランプ機構(90)が支柱(2)を掴むものとなる。
クランプ機構(90)により支柱(2)に梁(4)が固定された後、取付部材(44)並びにアーム部材(91)が支柱(2)に溶接或いはボルト止めで固定される。このようにして、梁(4)は永久的に支柱(2)に固定されるものとなり、簡易橋(1)の経時的な構造強度の低下が防がれるものとなる。
本発明は、簡便に構築可能であり、構築後も高い構造強度を長期間備える簡易橋に好適に適用される。
本発明に係る橋構築方法により構築される橋を側方から見た外観概略図である。 図1のA−A線断面図である。 梁の実施形態を示す詳細図である。(a)は、梁を上方から見た図であり、(b)は梁を正面から見た図である。 図3に示す梁と接続する筒状接続体を示す図である。(a)は平面図、(b)は正面図及び(c)はB方向矢視図である。 図3に示す梁を図4に示す筒状接続体で支柱(2)間に接続した状態を示す図である。(a)は上方から見た断面図であり、(b)は正面図である。 図1及び図2に示す簡易橋の構築方法を示すフローチャートである。 簡易橋の構築方法の一工程を示す図である。 簡易橋の構築方法の一工程を示す図である。 簡易橋の構築方法の一工程を示す図である。 簡易橋の構築方法の一工程を示す図である。 第1の参考形態の簡易橋を構成する梁の正面図である。 図11で示す図の上面図である。 第1の参考形態に係る梁の伸長前後の状態を示す図である。 第1の参考形態に係る梁を支柱の間に取り付けた状態を示す正面図である。 図14の上面図である。 第2の参考形態の簡易橋に用いられる梁の構造を示す図である。 第2の参考形態の簡易橋に用いられる梁の構造を示す図である。 第3の参考形態の簡易橋に用いられる梁の構造を示す図である。 第3の参考形態の簡易橋に用いられる梁の構造を示す図である。 第3の参考形態の簡易橋に用いられる梁の構造を示す図である。 第3の参考形態の簡易橋に用いられる梁の構造を示す図である。 他の揺動機構の形態を示す図である。 他の揺動機構の形態を示す図である。 他の揺動機構の形態を示す図である。
符号の説明
1・・・・・簡易橋
2・・・・・支柱
3・・・・・パネル材
4・・・・・梁
41・・・・繋ぎ材
42・・・・ブレス材
43・・・・固定板
44・・・・取付部材
6・・・・・筒状接続体
75・・・・ワイヤ
81・・・・雄ねじ部材
82・・・・雌ねじ部材
83・・・・雌ねじ回転手段
84、85・ワイヤ
90・・・・クランプ機構
91・・・・アーム部材
92・・・・揺動機構

Claims (1)

  1. 複数の支柱を地面に立設させる支柱立設工程と、
    前記支柱上部にパネル材を配置するパネル配置工程と、
    隣合う前記支柱の間において、所定高さ位置にて梁を配設する梁配設工程とからなり、
    前記支柱立設工程において立設される支柱は、該支柱を外嵌する筒状接続体が溶接若しくはボルト止めされており、
    前記梁配設工程において、前記梁が備える互いに平行に上下に間隔をおいて配設される複数本の一定長さの繋ぎ材が前記筒状接続体と接続されることを特徴とする橋構築方法。
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